JP2011063576A - 害虫、ダニ防除方法 - Google Patents

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【課題】特定の処方のエアゾールを屋内で一定量空間噴霧処理し、匍匐害虫、屋内塵性ダニ類並びに飛翔害虫に対して防除可能な雰囲気とする害虫、ダニ防除方法の提供。
【課題の解決手段】害虫、ダニ防除成分として、(a)30℃における蒸気圧が2×10−4〜1×10−2mmHgである常温揮散性ピレスロイド化合物から選ばれた1種又は2種以上、(b)30℃における蒸気圧が1×10−4mmHg未満である難揮散性化合物から選ばれた1種又は2種以上、並びに溶剤として(c)炭素数が2〜3の低級アルコールを含むエアゾール原液と(d)噴射剤とからなり、(a)/(b)の配合比率が0.008/1〜0.2/1で、且つ、エアゾール原液/噴射剤比率が20〜50/50〜80(容量比)であり、しかも定量噴霧用エアゾールバルブを備えた害虫、ダニ防除用エアゾールを用いて、屋内で一定量空間噴霧処理する害虫、ダニ防除方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、害虫、ダニ防除方法に関するものである。
壁や床面を徘徊するゴキブリ等の匍匐害虫や屋内塵性ダニ類を対象とし、害虫やダニ類が生息する場所や通り道に施用するタイプの殺虫剤としては、(1)燻煙剤、(2)全量噴射型エアゾール、(3)塗布型エアゾール、及び(4)ベイト剤が代表的で、それぞれ剤型上の特長を有している。
(1)燻煙剤や(2)全量噴射型エアゾールは、薬剤を一気に室内の隅々まで放散し、所定時間室内を密閉して薬剤濃度を高め、その間、人が入室できないことから、医薬品の範疇に該当する。これらの製剤は、一度施用すれば2〜4週間、匍匐害虫や屋内塵性ダニ類に対する駆除効果が持続する反面、使用前の手順に手間がかかること、薬剤の安全性に格別留意する必要があること等から、手軽に頻繁に採用される剤型とは言えない。
一方、局所的に面処理する(3)塗布型エアゾールや、点処理の(4)ベイト剤は、(1)燻煙剤や(2)全量噴射型エアゾールのような空間処理でないため、薬剤と害虫やダニ類の接触効率が(1)や(2)に較べて劣るものの、人体に対する作用が緩和な医薬部外品に該当し、使い易いメリットが評価されている。
このように、従来、空間処理でありながら医薬部外品に該当する匍匐害虫や屋内塵性ダニ類用防除剤の開発は困難と考えられ、未だ実用化されたものはない。
ところで、特許文献1(特開2009−143868)は、殺虫成分および溶剤を含む殺虫液を室内空間、収納空間等の空間内に蒸散させて匍匐害虫を駆除する方法であって、前記溶剤として特定の構造を有する化合物を用い、前記空間に粒子径の小さい殺虫液微粒子が浮遊し続けるべく、ピエゾ式噴霧器により前記殺虫液を少量ずつ時間をかけて蒸散させる匍匐害虫駆除方法を開示する。この特許文献1の方法は、液体電気蚊取りのように、微量の薬剤を継続して長時間にわたり空間に放散し、ゴキブリを駆除することを提案したものであるが、蚊に較べて数十倍薬剤に強いゴキブリを対象とする以上、強力な殺虫成分を使用せざるを得ず、人体に対する安全性の懸念が避けられない。
本発明者らは、かかる状況を鑑み、空間処理剤であって、医薬部外品に該当する匍匐害虫や屋内塵性ダニ類用防除剤を開発するにあたり、(1)燻煙剤や(2)全量噴射型エアゾールのような2〜4週間に一度の頻度で使用される製剤ではなく、1回処理すれば実用条件下で数日間駆除効果が持続する、即ち基本的に1〜2日に1回使用する製剤であって、人が居る状況下でも使用可能な安全性の高い製剤を目指すことを基本とした。そのうえで鋭意種々検討を行い、特定の処方のエアゾールを採用することによって、匍匐害虫や屋内塵性ダニ類のみならず、噴霧当日は飛翔害虫にも有効な本発明を完成するに至ったものである。
特開2009−143868
本発明の目的は、特定の処方のエアゾールを屋内で一定量空間噴霧処理し、その処理区域において匍匐害虫や屋内塵性ダニ類に対する駆除効果を数日間持続させる一方、噴霧当日はその処理空間を飛翔害虫に対して防除可能な雰囲気とする害虫、ダニ防除方法を提供することにある。
本発明は、以下の構成が上記目的を達成するために優れた効果を奏することを見出したものである。
(1)害虫、ダニ防除成分として、(a)30℃における蒸気圧が2×10−4〜1×10−2mmHgである常温揮散性ピレスロイド化合物から選ばれた1種又は2種以上、(b)30℃における蒸気圧が1×10−4mmHg未満である難揮散性化合物から選ばれた1種又は2種以上、並びに溶剤として(c)炭素数が2〜3の低級アルコールを含むエアゾール原液と(d)噴射剤とからなり、(a)/(b)の配合比率が0.008/1〜0.2/1で、且つ、エアゾール原液/噴射剤比率が20〜50/50〜80(容量比)であり、しかも定量噴霧用エアゾールバルブを備えた害虫、ダニ防除用エアゾールを用いて、屋内で一定量空間噴霧処理する害虫、ダニ防除方法。
(2)前記常温揮散性ピレスロイド化合物が、メトフルトリン、プロフルトリン及びトランスフルトリンから選ばれた1種又は2種以上である(1)記載の害虫、ダニ防除方法。
(3)前記難揮散性化合物が、フェノトリン、シフェノトリン、シフルトリン、ジノテフラン、アミドフルメト、セバシン酸ジブチル、安息香酸ベンジル及びサリチル酸フェニルから選ばれた1種又は2種以上である(1)又は(2)記載の害虫、ダニ防除方法。
(4)前記害虫、ダニ防除用エアゾールの噴霧粒子の粒子径分布において、10〜50μmの噴霧粒子が全体の60%以上を占め、かつ全体の噴霧粒子のうちの30〜80%が噴霧処理1時間後までに床面に沈降するか、もしくは壁面に付着するようになした(1)ないし(3)のいずれかに記載の害虫、ダニ防除方法。
(5)前記定量噴霧用エアゾールバルブの一回当たりの噴霧容量が、0.2〜0.9mLである(1)ないし(4)のいずれかに記載の害虫、ダニ防除方法。
本発明の害虫、ダニ防除方法によれば、常温揮散性ピレスロイド化合物と難揮散性化合物を含む特定の害虫、ダニ防除用エアゾールを屋内で一定量空間噴霧処理することによって、その処理区域において匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する防除効果を数日間持続させる一方、噴霧当日は飛翔害虫に対してその処理空間を防除可能な雰囲気とすることができるので極めて実用的である。
本発明では、2つのタイプの害虫、ダニ防除成分を組み合わせて用いるが、一方のタイプは、(a)30℃における蒸気圧が2×10−4〜1×10−2mmHgであるピレスロイド化合物から選ばれた1種又は2種以上である。このような化合物は、常温揮散性を有する害虫防除成分で、空間噴霧処理後、噴霧粒子のある程度が気中に浮遊残存し、噴霧当日は飛翔害虫に対し防除効果を発揮する作用に加え、(b)30℃における蒸気圧が1×10−4mmHg未満である難揮散性化合物と共に床や壁に付着して、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する防除効果を相乗的に高め得ることが認められた。即ち、かかる予期し得ない協働作用によって、(b)難揮散性化合物の使用量が低減される結果、人が居る状況下でも使用可能な安全性の高い製剤で、かつ、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する防除効果を数日間持続させることが可能となったのである。
なお、本発明では、ノックダウン効果や致死効果に基づく駆除効果に加え、忌避効果を合わせて防除効果と呼ぶ。駆除効果が低くても十分な忌避効果があれば、実用上、防除が達せられる場面も多い。
(a)常温揮散性害虫防除成分としては、例えば、メトフルトリン、プロフルトリン、トランスフルトリン、エムペントリン、テラレスリン、フラメトリン等があげられるが、蒸気圧や安定性、基礎殺虫効力等を考慮すると、メトフルトリン、プロフルトリン及びトランスフルトリンが好ましい。なお、ピレスロイド化合物の酸成分やアルコール部分において、不斉炭素に基づく光学異性体や幾何異性体が存在する場合、それらの各々や任意の混合物も本発明に包含されることはもちろんである。
30℃における蒸気圧が10−2mmHgを超える害虫防除成分を用いると揮散性が高すぎ、一方、2×10−4mmHg未満の場合は、害虫防除成分の噴霧粒子を長時間気中に残留させることができず飛翔害虫に対する防除効果は一過性に留まるので不適当である。
本発明では、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する効率的な防除方法の提供を重視して、(a)常温揮散性害虫防除成分と共に、(b)30℃における蒸気圧が1×10−4mmHg未満である難揮散性化合物から選ばれた1種又は2種以上の害虫防除成分及び/又はダニ防除成分を併用する。
ゴキブリに代表される匍匐害虫駆除用の害虫防除成分としては、フェノトリン、シフェノトリン、ぺルメトリン、シペルメトリン、シフルトリン、ビフェントリン、トラロメトリン、イミプロトリン、エトフェンプロックス等のピレスロイド系化合物、シラフルオフェン等のケイ素系化合物、ジクロルボス、フェニトロチオン等の有機リン系化合物、プロポクスル等のカーバメート系化合物、ジノテフラン、イミダクロプリド、クロチアニジン等のネオニコチノイド系化合物、その他にフィプロニル、インドキサカルブ等があげられるが、これらの中では、フェノトリン、シフェノトリン、シフルトリン、ジノテフランが好ましい。
一方、屋内塵性ダニ類駆除用のダニ防除成分としては、アミドフルメト、セバシン酸ジブチル、安息香酸ベンジル、サリチル酸フェニル、3−ヨード−2−プロピニルブチルカーバメート等があるが、アミドフルメト、セバシン酸ジブチル、安息香酸ベンジル、サリチル酸フェニルが好適である。
本発明の害虫、ダニ防除方法は、害虫、ダニ防除成分が高濃度の害虫、ダニ防除用エアゾールを少量一定量空間噴霧するので、エアゾール原液中の害虫、ダニ防除成分含有量も、1.0〜70w/v%程度と高濃度となる。
そのうえで、本発明は、害虫、ダニ防除成分として、(a)常温揮散性害虫防除成分と(b)難揮散性害虫防除成分及び/又はダニ防除成分を、(a)/(b)=0.008/1〜0.2/1、好ましくは、0.01/1〜0.2/1の比率で配合したことに特徴を有する。
即ち、(a)常温揮散性害虫防除成分と(b)難揮散性化合物を、特定の比率で組み合せて配合することによって、人が居る状況下でも使用可能な安全性の高い製剤となし、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する駆除効果を数日間持続させることが可能となったものである。
(a)/(b)の配合比率が0.008/1より小さいと、(a)常温揮散性害虫防除成分の配合効果が得られないし、一方、(a)常温揮散性害虫防除成分の配合を相対的に高め、0.2/1より大きくすると、エアゾール内容液の液性安定化の点から、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する駆除効果を謳うために必要な量の(b)難揮散性化合物を配合することが難しくなり、本発明の目的に合致しない。
本発明で用いる害虫、ダニ防除用エアゾールの調製用の溶剤としては、(a)常温揮散性害虫防除成分の蒸気圧を考慮して炭素数が2〜3の低級アルコールに特定され、エタノールやイソプロパノール(IPA)が一般的である。かかる低級アルコールは、速乾性で噴霧後速やかに揮発するので噴霧粒子を微細にし、(a)常温揮散性害虫防除成分が空間で浮遊残留しやすくする。
なお、エアゾール原液中の害虫、ダニ防除成分含有量が1.0w/v%未満であると所望の効果が得られないし、一方、70w/v%を超えるとエアゾール内容液の液性安定化の点で困難を伴う。
本発明の害虫、ダニ防除方法は、常温揮散性ピレスロイド化合物を含む害虫、ダニ防除用エアゾールを屋内で一定量、好ましくは一回当たり空中に向けて0.2〜0.9mLで噴霧し、その処理区域において匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する防除効果を数日間持続させる一方、噴霧当日は飛翔害虫に対してその処理空間を、例えば5〜15時間程度にわたり防除可能な雰囲気とする。
このために、本発明で用いる害虫、ダニ防除用エアゾールは、エアゾール原液/噴射剤比率が20〜50/50〜80(容量比)であることを必須とする。
エアゾール原液/噴射剤比率が20/80より小さく噴射剤が多すぎると、噴霧粒子が必要以上に微細となり床や壁への付着量が不足する。一方、50/50を超えると、逆に噴霧粒子が速やかに沈降し害虫防除成分の気中濃度が不十分となる。
また、害虫、ダニ防除用エアゾールの噴射力については、床や壁に付着する噴霧粒子が十分量となるように、噴射距離20cmにおける噴射力を3.0〜8.0g・fに設計するのが好ましい。
本発明では、発明の趣旨に支障を来たさない限りにおいて、炭素数が2〜3の低級アルコールの溶剤に加え、例えば、n−パラフィン、イソパラフィンなどの炭化水素系溶剤、炭素数3〜10のグリコールエーテル類、ケトン系溶剤、エステル系溶剤等を適宜添加可能である。
本発明で用いる害虫、ダニ防除用エアゾールは少量噴霧で十分なので、敢えて火気に対する危険性に留意する必要はないが、できる限り低減させる観点から水性化処方を採用することもできる。この場合、水の量は20〜70v/v%程度が適当であり、噴霧粒子の噴霧パターンに影響を与えない範囲で、可溶化助剤として若干量の非イオン系界面活性剤を添加してもよい。
非イオン系界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンアルキルアミノエーテル類などのエーテル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル類などの脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレンスチレン化フェノール、脂肪酸のポリアルカロールアミドなどがあげられ、なかでも、エーテル類が適している。
本発明では、前記各成分に加え、カビ類、菌類等を対象とした防カビ剤、抗菌剤や殺菌剤、あるいは、芳香剤、消臭剤、安定化剤、帯電防止剤、消泡剤、賦形剤等を適宜配合してももちろん構わない。防カビ剤、抗菌剤や殺菌剤としては、ヒノキチオール、2−メルカプトベンゾチアゾール、2−(4−チアゾリル)ベンツイミダゾール、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、トリホリン、3−メチル−4−イソプロピルフェノール、オルト−フェニルフェノール等を例示できる。
また、芳香剤としては、オレンジ油、レモン油、ラベンダー油、ペパーミント油、ユーカリ油、シトロネラ油、ライム油、ユズ油、ジャスミン油、檜油、緑茶精油、リモネン、α−ピネン、リナロール、ゲラニオール、フェニルエチルアルコール、アミルシンナミックアルデヒド、クミンアルデヒド、ベンジルアセテート等の芳香成分、「緑の香り」と呼ばれる青葉アルコールや青葉アルデヒド配合の香料成分などがあげられるがこれらに限定されない。
本発明で用いられる噴射剤としては、液化石油ガス(LPG)やジメチルエーテル、及び窒素ガス、炭酸ガス、亜酸化窒素、圧縮空気等の圧縮ガスがあげられ、そのうちの一種または二種以上を適宜採用することができるが、通常LPGを主体としたものが使いやすい。
本発明では、噴霧粒子の気中残存率と床面や壁への付着率を考慮して、エアゾール原液/噴射剤比率を20〜50/50〜80(容量比)とする。そのうえで、噴霧粒子の粒子径分布において、10〜50μmの噴霧粒子が全体の60%以上を占め、かつ全体の噴霧粒子のうちの30〜80%が噴霧処理1時間後までに床面に沈降するか、もしくは壁面に付着するように設計するのが好ましい。
上記害虫、ダニ防除用エアゾールは、屋内で一定量噴霧処理するための定量噴霧用エアゾールバルブを備え、その他噴口、ノズル、容器等の形状については、その用途、使用目的等に応じて適宜選択すればよい。
例えば、上から押して噴霧するボタンと斜め上方向きのノズルを備えた卓上タイプとしたり、小型容器の携帯用として設計することができる。
本発明は、こうして得られた害虫、ダニ防除用エアゾールを、屋内で一定量、好ましくは一回当たり空中に向けて0.2〜0.9mLで噴霧させるが、気中に噴霧される害虫、ダニ防除成分量は、0.5〜50mg/m程度が適当である。
本害虫、ダニ防除用エアゾールの使用頻度としては、基本的に1〜2日に1回施用すれば、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対して数日間防除効果を確保できるものであるが、飛翔害虫に対してはその防除効果がほぼ噴霧当日に限られることを考慮し、使用者が適宜決定すればよい。
本発明の害虫、ダニ防除方法が有効な害虫としては、室内で飛翔して人に被害や不快感を与える害虫、例えば、アカイエカ、ヒトスジシマカ等の蚊類、ユスリカ類、イエバエ、チョウバエ、ブユ類、アブ類、ハチ類、ヨコバイ類などの各種飛翔害虫のほか、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリ、クロゴキブリ等のゴキブリ類、アリ類、コクヌストモドキ、コクゾウムシ、シバンムシ、ダンゴムシ、ワラジムシなどの匍匐害虫、及びケナガコナダニ、コナヒョウヒダニ、ヤケヒョウヒダニ、ツメダニ等の屋内塵性ダニ類があげられるが、これらの害虫、ダニ類に限定されないことはもちろんである。
つぎに具体的実施例ならびに試験例に基づいて、本発明の害虫、ダニ防除方法を更に詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
メトフルトリン1.1w/v%とフェノトリン44.4w/v%をエタノールに溶解してエアゾール原液を調製した。このエアゾール原液9mLと液化石油ガス21mL[エアゾール原液/噴射剤比率:30/70(容量比)]を定量噴霧用エアゾールバルブ付きエアゾール容器に加圧充填して、本発明で用いる害虫、ダニ防除用エアゾールを得た。
このエアゾール原液におけるメトフルトリン/フェノトリンの配合比率は0.025/1であり、また、このエアゾールの噴射距離20cmにおける噴射力は6.4g・fで、10〜50μmの噴霧粒子が全体の80%を占めた。
ほぼ密閉した6畳の部屋中央で、前記エアゾールを1ショット当り0.4mLずつ、やや斜め上方4隅に向けて4ショット噴霧した。このエアゾールは、全体の噴霧粒子のうちの65%が噴霧処理1時間後までに床面に沈降するか、もしくは壁面に付着し、数日間、ゴキブリ類、アリ類やシバンムシ等の匍匐害虫に対して優れた防除効果を発揮するとともに、屋内塵性ダニ類を寄せ付けなかった。また、噴霧当日は7時間以上にわたり蚊等の飛翔害虫を防除することができ、非常に実用性の高いものであった。なお、このエアゾールは、一度に1.6mL(0.4mL×4)使用するとして、約20回分有効であった。
実施例1に準じて表1に示す各種害虫、ダニ防除用エアゾールを調製し、噴射距離20cmにおける噴射力を6.1g・fとして下記に示す試験を行った。屋内塵性ダニ類に対しては、まず駆除効果を調べ、駆除効果が乏しい場合、忌避効果を評価した。試験結果を纏めて表2に示す。
(1)匍匐害虫に対する駆除効果
20×20cmのガラス板合計12枚(チャバネゴキブリ用、ワモンゴキブリ用、及びクロヤマアリ用各4枚)を閉めきった25m3の部屋の4隅に設置し、各ガラス板の上に直径約20cmのプラスチックリングを置き、各リング内に所定の供試昆虫(チャバネゴキブリ:♀成虫5匹、ワモンゴキブリ:幼虫5匹、クロヤマアリ:5匹)を放って自由に徘徊させた。部屋の中央で、供試エアゾールを0.4mLずつ、やや斜め上方4隅に向けて4ショット噴霧した。
24時間放置して薬剤に暴露させた後、ガラス板と供試昆虫を含むリングごと別部屋に移し、餌を与え、更に24時間後に致死率を観察した。
(2)屋内塵性ダニ類に対する駆除効果
直径9cm、高さ6cmの腰高シャーレ8個(コナヒョウヒダニ用、及びケナガコナダニ用各4個)を閉めきった25m3の部屋の4隅に設置し、腰高シャーレ内に所定の供試ダニ各約200匹ずつ入れて供試した。部屋の中央で、供試エアゾールを0.4mLずつ、やや斜め上方4隅に向けて4ショット噴霧した。
24時間放置して薬剤に暴露させた後、致死率を観察した。
(3)屋内塵性ダニ類に対する忌避効果
上記「(2)屋内塵性ダニ類に対する駆除効果」試験において、供試ダニの替わりに直径約4cmの綿布を置き、供試エアゾール噴霧24時間後にこの綿布を取り出した。これを直径4cmのシャーレにはめ込み、その中央部に誘引用培地50mgを置いた。別に、直径9cmのシャーレに供試コナヒョウヒダニ、又はケナガコナダニを培地とともに約10000匹放ち、この中央部に先に用意した直径4cmのシャーレを置いた。同様に、処理しない綿布を用いて無処理区とした。24時間後に綿布上に侵入したダニ数を計数し、次式に従って忌避率を算出した。

忌避率(%)=[無処理区の侵入ダニ数−処理区の侵入ダニ数]/無処理区の侵入ダニ数
×100

(4)飛翔害虫に対する駆除効果
閉めきった25m3の部屋の中央で、供試エアゾールを0.4mLずつ、やや斜め上方4隅に向けて4ショット噴霧した。直ちに、アカイエカ雌成虫50匹を放ち2時間暴露させた後、全ての供試蚊を回収した。その間、時間経過に伴い落下仰転したアカイエカ雌成虫を数え、KT50値を求めた。同じ部屋で引き続き、噴霧7時間後についても同様な操作を行った。
(5)噴霧粒子の床面及び壁面付着量
25m3の部屋の床面及び壁面の数ケ所に20×20cmのガラス板を置き、噴霧処理1時間後に全てのガラス板を取り出し、付着した害虫防除成分をアセトンで洗い出してガスクロマトグラフィーにより分析した。得られた分析値を基に、噴霧処理1時間後までに床面に沈降するか、もしくは壁面に付着した害虫防除成分の、理論上の噴霧全体量に対する比率を求めた。





試験の結果、害虫、ダニ防除成分として、(a)30℃における蒸気圧が2×10−4〜1×10−2mmHgである常温揮散性ピレスロイド化合物、好ましくは、メトフルトリン、プロフルトリン及びトランスフルトリンから選ばれた1種又は2種以上、(b)30℃における蒸気圧が1×10−4mmHg未満である難揮散性の匍匐害虫防除成分もしくはダニ防除成分から選ばれた1種又は2種以上、並びに溶剤として(c)炭素数が2〜3の低級アルコールを含むエアゾール原液と(d)噴射剤とからなり、(a)/(b)の配合比率が0.008/1〜0.2/1で、且つ、エアゾール原液/噴射剤比率が20〜50/50〜80(容量比)であり、しかも定量噴霧用エアゾールバルブを備えた害虫、ダニ防除用エアゾールを用い、屋内で一定量空間噴霧処理することによって、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する防除効果を数日間持続させる一方、飛翔害虫に対しては優れた害虫防除効果を7時間以上にわたり保持した。
これに対し、比較例1のように、害虫、ダニ防除成分として、(a)常温揮散性ピレスロイド化合物のみを用いると、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する防除効果が得られず、逆に、(b)難揮散性の匍匐害虫防除成分もしくはダニ防除成分単独の場合(比較例2、比較例3)、飛翔害虫に対する防除効果が低いうえに、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する防除効果も本発明エアゾールに劣った。即ち、(a)常温揮散性ピレスロイド化合物と(b)難揮散性の匍匐害虫防除成分もしくはダニ防除成分を組み合わせることによる相乗効果が認められた。
この相乗効果は、比較例4や比較例5で示されるように、(a)/(b)の配合比率が0.008/1〜0.2/1の範囲から外れた場合や、(a)常温揮散性ピレスロイド化合物の替わりにd,d−T80−プラレトリンを用いた場合(比較例6)、観察されなかった。
また、噴射剤の比率が所定より高い比較例7は、害虫、ダニ防除成分の噴霧粒子が気中に長く残存するため、飛翔害虫に対して高い防除効果を示したものの、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する防除効果は低かった。一方、エアゾール原液の比率が所定より高い比較例8は、噴霧粒子が速やかに床面や壁面に沈降するため、匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対しては相応の防除効果を奏するものの、飛翔害虫に対する害虫防除効果は速やかに低下した。この傾向は、溶剤として2〜3の低級アルコールではなくケロシンを用いた比較9においても認められた。
このように、その処理区域において匍匐害虫及び/又は屋内塵性ダニ類に対する防除効果を数日間持続させる一方、噴霧当日は飛翔害虫に対してその処理空間を防除可能な雰囲気とすることができるのは、本発明の害虫、ダニ防除方法のみであることが明らかとなった。
本発明の害虫、ダニ防除方法は、屋内だけでなく広範な害虫、ダニ防除を目的として利用することが可能である。

Claims (5)

  1. 害虫、ダニ防除成分として、(a)30℃における蒸気圧が2×10−4〜1×10−2mmHgである常温揮散性ピレスロイド化合物から選ばれた1種又は2種以上、(b)30℃における蒸気圧が1×10−4mmHg未満である難揮散性化合物から選ばれた1種又は2種以上、並びに溶剤として(c)炭素数が2〜3の低級アルコールを含むエアゾール原液と(d)噴射剤とからなり、(a)/(b)の配合比率が0.008/1〜0.2/1で、且つ、エアゾール原液/噴射剤比率が20〜50/50〜80(容量比)であり、しかも定量噴霧用エアゾールバルブを備えた害虫、ダニ防除用エアゾールを用いて、屋内で一定量空間噴霧処理することを特徴とする害虫、ダニ防除方法。
  2. 前記常温揮散性ピレスロイド化合物が、メトフルトリン、プロフルトリン及びトランスフルトリンから選ばれた1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1記載の害虫、ダニ防除方法。
  3. 前記難揮散性化合物が、フェノトリン、シフェノトリン、シフルトリン、ジノテフラン、アミドフルメト、セバシン酸ジブチル、安息香酸ベンジル及びサリチル酸フェニルから選ばれた1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の害虫、ダニ防除方法。
  4. 前記害虫、ダニ防除用エアゾールの噴霧粒子の粒子径分布において、10〜50μmの噴霧粒子が全体の60%以上を占め、かつ全体の噴霧粒子のうちの30〜80%が噴霧処理1時間後までに床面に沈降するか、もしくは壁面に付着するようになしたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の害虫、ダニ防除方法。
  5. 前記定量噴霧用エアゾールバルブの一回当たりの噴霧容量が、0.2〜0.9mLであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の害虫、ダニ防除方法。
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