JP2011063062A - 航空機用ドアハンドル - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドアハンドルのグリップ部に設けたロック解除レバーで操作されるロックピンの作動の信頼性を高める。
【解決手段】 ハンドル軸17に結合されたドアハンドル16のグリップ部16bとロック解除レバー27とを同時に把持すると、ロック解除レバー27によりスプリング25の弾発力に抗してロックピン24が後退し、このロックピン24がドア本体15のピン孔15bから離脱することで、ドアハンドル16が回転可能にアンロックされてドア11が開放可能になる。このとき、スプリング25はロックピン24を直接付勢するので、スプリング25の付勢力がロックピン24に伝達される過程で引っ掛かりが発生する可能性を減らすことができ、ロックピン24をドア本体15のピン孔15bに確実に嵌合させることで、予期せぬアンロック状態になり難くして信頼性を高めることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、航空機のドアを開閉するためのドアハンドルに関し、特に閉じたドアが不用意に開放しないようにドアハンドルをロックピンによりロック可能にした航空機用ドアハンドルに関する。
下記特許文献1には、ドア1のハンドル3に枢支したレバー4をばね5で前方に付勢し、レバー4にピン4cを介して連結した連結片6を、往復運動を回転運動に変換する機構を介してラッチ錠19に連結したドア用把手が記載されている。このドア用把手によれば、ドア1のハンドル3およびレバー4を同時に握ると、レバー4が連結片6と共にばね5を圧縮しながら後方に移動し、連結片6の後方への移動が往復運動を回転運動に変換する機構で回転運動に変換されることで、ラッチ錠19がアンロックされてドア1が開放可能になる。
特公昭59−21073号公報
ところで上記従来のものは、ラッチ錠19をアンロックする部材である連結片6がばね5で前方(ロック方向)に付勢されるが、前記ばね5は連結片6を直接付勢せずにレバー4を直接付勢しており、その付勢力がレバー4およびピン4cを介して連結片6に伝達される。従って、ばね5の付勢力が連結片6にスムーズに伝達されず、付勢力の伝達経路に引っ掛かり等が発生してラッチ錠19がロックしなくなる可能性があり、その信頼性が充分でないという問題があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ドアハンドルのグリップ部に設けたロック解除レバーで操作されるロックピンの作動の信頼性を高めることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、航空機のドアを開閉すべくハンドル軸に結合されたドアハンドルと、前記ドアハンドルのボス部に進退自在に支持したロックピンと、前記ロックピンをドア本体に設けたピン孔に嵌合する方向に付勢するスプリングと、前記ドアハンドルのグリップ部に沿うように設けたロック解除レバーとを備え、前記グリップ部と共に前記ロック解除レバーを把持したとき、前記ロック解除レバーで前記スプリングの弾発力に抗して前記ロックピンを後退させることで、前記ロックピンを前記ピン孔から離脱させてロック解除を行う航空機用ドアハンドルであって、前記スプリングは前記ロックピンを直接付勢することを特徴とする航空機用ドアハンドルが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記ロック解除レバーは前記ロックピンに非結合状態で接触することを特徴とする航空機用ドアハンドルが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記ドアハンドルは前記ハンドル軸の軸端に螺合する1本のボルトで該ハンドル軸に結合されることを特徴とする航空機用ドアハンドルが提案される。
尚、実施の形態のベースプレート15は本発明のドア本体に対応し、実施の形態の内側ドアハンドル16は本発明のドアハンドルに対応し、実施の形態の内側ハンドル軸17は本発明のハンドル軸に対応し、実施の形態のハンドルロックピン24は本発明のロックピンに対応し、実施の形態のコイルスプリング25は本発明のスプリングに対応する。
請求項1の構成によれば、ハンドル軸に結合されたドアハンドルのグリップ部とロック解除レバーとを同時に把持すると、ロック解除レバーによりスプリングの弾発力に抗してロックピンが後退し、このロックピンがドア本体のピン孔から離脱することで、ドアハンドルが回転可能にアンロックされてドアが開放可能になる。このとき、スプリングはロックピンを直接付勢するので、スプリングの付勢力がロックピンに伝達される過程で引っ掛かりが発生する可能性を減らすことができ、ロックピンをドア本体のピン孔に確実に嵌合させることで、予期せぬアンロック状態になり難くして信頼性を高めることができる。
また請求項2の構成によれば、ロック解除レバーはロックピンに非結合状態で接触するので、ロックピンおよびロック解除レバーの自由な相対移動が最大限に許容され、ロック解除レバーとの間にコジリが発生してロックピンのスムーズな移動が阻害されるのを防止することができる。
また請求項3の構成によれば、ドアハンドルはハンドル軸の軸端に螺合する1本のボルトで該ハンドル軸に結合されるので、ハンドル軸に対するドアハンドルの着脱を簡単に行うことができる。
インナーパネルの取り除いたドア内面の斜視図。 図1の2−2線断面図。 図2の3−3線断面図。 ドアハンドルの分解斜視図。 図2の5−5線断面図 図5に対応する作用説明図(内側ドアハンドルによるアンロックの説明図)。 図5に対応する作用説明図(外側ドアハンドルによるアンロックの説明図)。
以下、図1〜図7に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1〜図4に示すように、飛行機の乗員・乗客の乗降用のドア11は、機外側に位置するアウターパネル12と機内側に位置するインナーパネル13とを備えており、アウターパネル12の内面に結合した2本のチャンネル状のフレーム部材14,14間を接続するベースプレート15に、ドア11を機内側から開閉するための内側ドアハンドル16が内側ハンドル軸17を介して回転自在に支持される。内側ハンドル軸17は機外側の小径部17aと機内側の大径部17bとを備えており、小径部17aがベースプレート15に形成した貫通孔15aに圧入された軸受けブッシュ18に回転自在に嵌合し、ワッシャ19およびクリップ20を介して抜け止めされる。
内側ドアハンドル16はボス部16aおよびグリップ部16bを備えており、グリップ部16bの中央に形成した凹部16cに圧入したスリーブ21の内周面が、内側ハンドル軸17の大径部16の外周面に嵌合する。内側ドアハンドル16のボス部16aには前記凹部16cと同軸のボルト孔16dが形成されており、前記ボルト孔16dを貫通する段付きのボルト22を内側ハンドル軸17の雌ねじ17cに螺合することで、内側ドアハンドル16が内側ハンドル軸17に取り付けられる。従って、内側ドアハンドル16は1本のボルト22を緩めるだけで着脱することが可能となり、組付性やメンテナンス性が向上する。
段付きのボルト22の作用で内側ドアハンドル16は内側ハンドル軸17に相対回転不能に締結されることはなく、スリーブ21の内周面および内側ハンドル軸17の大径部16の外周面が滑ることで、内側ドアハンドル16は内側ハンドル軸17のまわりに相対回転することができる。内側ハンドル軸17の軸端と内側ドアハンドル16のボス部16aとの間には後述する空送り機構23が設けられており、内側ドアハンドル16は内側ハンドル軸17に対して所定角度範囲で空動することができる。
内側ドアハンドル16のボス部16aに形成したガイド孔16eにハンドルロックピン24が摺動自在に嵌合しており、ハンドルロックピン24の機内側の端部を貫通する小さいピンよりなるスプリングシート部24aとボス部16aの内面との間に、圧縮されたコイルスプリング25が装着される。一方、ベースプレート15にはピン孔15bが形成されており、コイルスプリング25で付勢されたハンドルロックピン24の先端がベースプレート15のピン孔15bに嵌合すると、内側ドアハンドル16は回転不能にロックされる。
内側ドアハンドル16のグリップ部16bは機外側の側面が開放する断面U字状に形成されており、そのグリップ部16bの先端に支軸26を介してロック解除レバー27の先端が枢支される。ロック解除レバー27は機内側の側面が開放する断面U字状に形成されており、内側ドアハンドル16のグリップ部16bの内部に収納された状態で、その機外側の側面が前記グリップ部16bから露出する。ロック解除レバー27の基端には二股のフォーク部27a,27aが形成されており、フォーク部27a,27aの間に前記ハンドルロックピン24が嵌合するとともに、フォーク部27a,27aがハンドルロックピン24のスプリングシート部24aの機外側の側面に接触する。
内側ハンドル軸17の機外側の軸端に開口する角孔17dに角軸よりなる外側ハンドル軸28が嵌合する。外側ハンドル軸28にはハンドルクランク29の中央部が固定されており、ハンドルクランク29の両端に2本の支点ピン30,30を介して2本のロッド31,31の一端が枢支される。ドア11の前後縁に設けたブラケット(不図示)に2本の支点ピン32,32を介して2個のベルクランク33,33が枢支されており、このベルクランク33,33に前記ロッド31,31の他端が支点ピン34,34を介して枢支される。
ベルクランク33,33に2本の支点ピン35,35を介して2本のドアロックピン36,36が枢支される。ドアロックピン36,36はドア11の前後縁に設けた円筒状のガイド部材12b,12bに前後方向に摺動自在にガイドされ、機体のドア開口に設けた2個の係合部材37,37に係合可能である。
各ベルクランク33には2本の支点ピン38,38を介して2本のロッド39,39の一端が枢支されており、それらのロッド39,39の他端に連結されたドアロックピン(不図示)が機体のドア開口に設けた係合部材(不図示)に係合可能である。
ドア11のアウターパネル12に形成した凹部12aの底壁に軸受けブッシュ40が固定されており、この軸受けブッシュ40に外側ハンドル軸28のジャーナル部28aが回転自在に嵌合してクリップ41で抜け止めされる。アウターパネル12の凹部12aに外側ドアハンドル42が収納されており、この外側ドアハンドル42の基端と外側ハンドル軸28の外端とが連結機構43で連結される。連結機構43は、外側ドアハンドル42を、凹部12aに収納されて空気抵抗を低減する収納位置と、凹部12aから突出して回転操作可能な使用位置との間で移動可能に支持するものであり、外側ドアハンドル42は、前記収納位置にあるときに外側ハンドル軸28との連結が解除され、前記使用位置にあるときに外側ハンドル軸28と連結される。外側ドアハンドル42にはキーでロックおよびアンロックが可能なロック錠44が設けられており、防犯のために外側ドアハンドル42を収納位置に固定することができる。
次に、図2、図4および図5に基づいて前記空送り機構23の構造を説明する。
空送り機構23は、内側ドアハンドル16のボス部16aの底壁から機外側に突出する2個の第1突起16f,16fと、内側ハンドル軸17の軸端から機内側に突出する2個の第2突起17e,17eとで構成される。第1突起16f,16fおよび第2突起17e,17eは内側ハンドル軸17の軸線Lを中心とする扇形であり、第1突起16f,16fおよび第2突起17e,17eの間に2個の第1空間45,45および2個の第2空間46,46が形成される。2個の第1空間45,45は軸線Lを挟んで相互に対向する位置にあり、2個の第2空間46,46は軸線Lを挟んで相互に対向する位置にある。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用を説明する。
ドア11が閉じているとき、図2に示すように、内側ドアハンドル16に設けられたハンドルロックピン24がコイルスプリング25の付勢力でガイド孔16eに沿って前進し、その先端がドア11のベースプレート15のピン孔15bに嵌合することで内側ドアハンドル16が回転不能にロックされる。また図1に示すように、内側ドアハンドル16に内側ハンドル軸17、ハンドルクランク29、ロッド31,31およびベルクランク33,33を介して接続されたドアロックピン36,36が機体のドア開口側の係合部材37,37に係合し、かつ前記ベルクランク33,33にロッド39…を介して接続されたドアロックピン(不図示)が機体のドア開口側の係合部材(不図示)に係合することで、ドア11は開放不能にロックされる。
よって、乗員の身体や物品が内側ドアハンドル16に接触しても、ハンドルロックピン24をベースプレート15のピン孔15bに嵌合させた内側ドアハンドル16は回転することができず、ドア11が不用意に開放することが防止される。
この状態から、機内側の乗員がドア11を開放すべく内側ドアハンドル16のグリップ部16bを把持すると、グリップ部16bに沿うように設けられたロック解除レバー27が同時に把持されることで、ロック解除レバー27が支軸26を中心に揺動し、その先端のフォーク部27a,27aがハンドルロックピン24のスプリングシート部24aを機内側に押圧する。その結果、図2に想像線で示すように、ハンドルロックピン24がコイルスプリング25を圧縮しながら機内側に移動し、その先端がベースプレート15のピン孔15bから離脱することで、内側ドアハンドル16はアンロックされて回転可能になる。
この状態から、図1において内側ドアハンドル16を矢印方向(反時計方向)に回転させると、内側ハンドル軸17、外側ハンドル軸28、ハンドルクランク29、ロッド31,31、ベルクランク33,33およびドアロックピン36,36が矢印方向に移動し、ドアロックピン36,36が係合部材37,37から離脱し、同時に他のドアロックピンも他の係合部材から離脱することで、ドア11はアンロックされて開放可能になる。
内側ドアハンドル16を反時計方向に回転させる前の段階では、空送り機構23は図5に示す状態にあり、内側ドアハンドル16の第1突起16f,16fと、その反時計方向回転側に位置する内側ハンドル軸17の第2突起17e,17eとの間には、第1空間45,45が存在する。従って、内側ドアハンドル16を図5の位置から反時計方向に回転させても、内側ドアハンドル16の第1突起16f,16fが第1空間45,45を空動する間は、内側ドアハンドル16の回転は内側ハンドル軸17には伝達されない。
内側ドアハンドル16が角度θ1だけ反時計方向に回転して図6に示す位置に達すると、内側ドアハンドル16の第1突起16f,16fが内側ハンドル軸17の第2突起17e,17eに係合し、内側ドアハンドル16の回転は内側ハンドル軸17および外側ハンドル軸28に伝達されるようになり、ドア11のロックが解除される。
このとき、外側ドアハンドル42はアウターパネル12の凹部12aに嵌合していて回転することができないが、外側ハンドル軸28と外側ドアハンドル42とが連結機構43によって連結を遮断されているため、外側ドアハンドル42によって内側ドアハンドル16の回転が阻害されることはない。
機内に乗員が搭乗していないときには、機外側から外側ドアハンドル42を操作してドア11を開放する。そのために、先ずロック錠44をアンロックすると、外側ドアハンドル42がアウターパネル12の凹部12aから機外側に起立し、同時に連結機構43によって外側ドアハンドル42と外側ハンドル軸28とが連結されることで、外側ドアハンドル42を操作して外側ハンドル軸28を回転させることが可能となる。
このとき、内側ドアハンドル16はハンドルロックピン24とベースプレート15のピン孔15bとの係合により回転不能であるため、仮に空送り機構23が存在しないとすると、内側ドアハンドル16に外側ハンドル軸28および内側ハンドル軸17を介して連結されている外側ハンドル軸28が回転不能になり、外側ドアハンドル42も回転不能になってドア11のアンロックができないことになる。
しかしながら、図5において、外側ドアハンドル42に接続された内側ハンドル軸17の第2突起17e,17eと、その反時計方向回転側に位置する内側ドアハンドル16の第1突起16f,16fとの間には第2空間46,46が存在するため、外側ドアハンドル42を図5の位置から反時計方向に回転させると、内側ハンドル軸17の第2突起17e,17eが第2空間46,46を空動するため、内側ドアハンドル16がハンドルロックピン24によりロックされていても、図7に示すように、外側ドアハンドル42で外側ハンドル軸28および内側ハンドル軸17を反時計方向に角度θ2だけ支障なく回転させてドア11をアンロックすることができる。
尚、内側ドアハンドル16に設けたハンドルロックピン24を機外側からアンロックできる機構を設ければ、空送り機構23は不要となる。
以上のように、内側ドアハンドル16に設けたハンドルロックピン24をコイルスプリング25が直接付勢するので、コイルスプリング25の付勢力がハンドルロックピン24に伝達される過程で引っ掛かりが発生する可能性を減らすことができる。これにより、ハンドルロックピン24をベースプレート15のピン孔15bに確実に嵌合させ、内側ドアハンドル16が予期せぬアンロック状態になり難くして信頼性を高めることができる。またロック解除レバー27はハンドルロックピン24に結合されておらず、単に接触するだけなので、ハンドルロックピン24およびロック解除レバー27の自由な相対移動が最大限に許容され、ロック解除レバー27との間にコジリが発生してハンドルロックピン24のスムーズな移動が阻害されるのを防止することができる。
また内側ドアハンドル16がアンロック状態にあってハンドルロックピン24がピン孔15bに係合していないとき、内側ドアハンドル16を取り外すことなく、支軸26を抜き取るだけでロック解除レバー27、ハンドルロックピン24およびコイルスプリング25を取り外すことができ、それらのメンテナンスや交換を容易に行うことができる。
しかも、内側ドアハンドル16にはロック解除レバー27、ハンドルロックピン24およびコイルスプリング25が一体に組み付けられているので、軽量およびコンパクトであるだけでなく、各種機体のドア11に対して容易に適用することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、本発明のスプリングは実施の形態のコイルスプリング25に限定されず、任意の種類のスプリングを採用することができる。
また内側ドアハンドル16のロック機構の信頼性の更なる向上が要求される場合でも、本発明の構造は極めて単純で部品点数が少ないため、その構成部品の一部を二重化して信頼性を高めることが容易である。
11 ドア
15 ベースプレート(ドア本体)
15b ピン孔
16 内側ドアハンドル(ドアハンドル)
16a ボス部
16b グリップ部
17 内側ハンドル軸(ハンドル軸)
22 ボルト
24 ハンドルロックピン(ロックピン)
25 コイルスプリング(スプリング)
27 ロック解除レバー

Claims (3)

  1. 航空機のドア(11)を開閉すべくハンドル軸(17)に結合されたドアハンドル(16)と、前記ドアハンドル(16)のボス部(16a)に進退自在に支持したロックピン(24)と、前記ロックピン(24)をドア本体(15)に設けたピン孔(15b)に嵌合する方向に付勢するスプリング(25)と、前記ドアハンドル(16)のグリップ部(16b)に沿うように設けたロック解除レバー(27)とを備え、前記グリップ部(16b)と共に前記ロック解除レバー(27)を把持したとき、前記ロック解除レバー(27)で前記スプリング(25)の弾発力に抗して前記ロックピン(24)を後退させることで、前記ロックピン(24)を前記ピン孔(15b)から離脱させてロック解除を行う航空機用ドアハンドルであって、
    前記スプリング(25)は前記ロックピン(24)を直接付勢することを特徴とする航空機用ドアハンドル。
  2. 前記ロック解除レバー(27)は前記ロックピン(24)に非結合状態で接触することを特徴とする、請求項1に記載の航空機用ドアハンドル。
  3. 前記ドアハンドル(16)は前記ハンドル軸(17)の軸端に螺合する1本のボルト(22)で該ハンドル軸(17)に結合されることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の航空機用ドアハンドル。
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