JP2011062872A - インクジェット記録方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】酸性pHで濃色、塩基性pHで淡色となるpH感応染料を着色剤に用いた第一インクをインクジェットヘッドに充填して酸性pHの状態で検査用印字した後に、当該第一インクが残存するインクジェットヘッドに、塩基性である第二インクを充填し、塩基性pHの状態で印字すること。第一インクをインクジェットヘッドに充填し、酸性pH状態で印字してインクジェットヘッドの検査を行なった後に、当該インクジェットヘッドに塩基性の第二インクを充填することによって、第一インクと第二インクの混色の影響を低減する効果を有する。
【選択図】図2
Description
(1)実使用インクと検査インクの色を同一にする。
(2)検査後に影響のない液に置き換えておく。
(3)可視光で着色しない検査インクを用いる。
(4)検査後に発色しないようにする。
(5)使用前に実使用インクへの液置換処理を十分に行う。
前記第一インクの着色剤として、ニュートラルレッドを用いることを特徴とする。
前記第二インクは無色であることを特徴とする。
前記第二インクと共に、塩基性である有色の第三インクを前記インクジェットヘッドに充填して塩基性pHの状態で印字することを特徴とする。
前記第三インクが、当該第三インクのpH値をpH9からpH7に変化させたときに、pH7のときの当該第三インクの粘度がpH9のときの粘度に対して10倍以上の粘度に増粘するインクである場合に、当該第三インクと、前記第一インクと、第二インクとの混合物のpH値が、充填時における前記第三インクのpH値以下に低下しないように前記第二インクと前記第三インクを前記インクジェットヘッドに充填することを特徴とする。
前記第三インクは、カラー顔料を含有するインクであることを特徴とする。
前記第三インクは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのカラーインクの組み合わせからなるインクセットを構成し、当該各色のカラーインクに前記第一および第二インクの同一インクを混合して前記インクジェットに充填されて印字することを特徴とする。
水溶性有機溶剤としては、水素結合しやすく、単独では粘度が高いもので、かつ、平衡水分量が高く、水分の存在下では粘度が低下するようなものを含有させることで、本発明のようなインクを得ることができる。そのような多価アルコールとしては、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、テトラエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、ポリエチレングリコール、1,2,4−ブタントリオール、1,2,6−ヘキサントリオールなどが挙げられるが、特にグリセリンは保水力、保湿力に優れる点で、インクに含まれることに望ましい。
界面活性剤としては、アニオン系界面活性剤またはノニオン系界面活性剤、両性界面活性剤が用いられる。色材の種類や湿潤剤、水溶性有機溶剤の組合せによって、分散安定性を損なわない界面活性剤を選択する。
消泡剤としては、一般的に利用されている消泡剤も使用可能である。これらにはシリコーン消泡剤、ポリエーテル消泡剤、脂肪酸エステル消泡剤などが挙げられ、1種と併用しても、2種以上と併用してもよい。これらの中でも、破泡効果に優れる点でシリコーン消泡剤との併用が好ましい。前記シリコーン消泡剤としては、例えば、オイル型シリコーン消泡剤、コンパウンド型シリコーン消泡剤、自己乳化型シリコーン消泡剤、エマルジョン型シリコーン消泡剤、変性シリコーン消泡剤、などが挙げられる。該変性シリコーン消泡剤としては、例えば、アミノ変性シリコーン消泡剤、カルビノール変性シリコーン消泡剤、メタクリル変性シリコーン消泡剤、ポリエーテル変性シリコーン消泡剤、アルキル変性シリコーン消泡剤、高級脂肪酸エステル変性シリコーン消泡剤、アルキレンオキサイド変性シリコーン消泡剤、などが挙げられる。これらの中でも、水系媒体である前記記録用インクへの使用を考慮すると、前記自己乳化型シリコーン消泡剤、前記エマルジョン型シリコーン消泡剤などが好ましい。
防腐防黴剤としてはデヒドロ酢酸ナトリウム、ソルビン酸ナトリウム、2−ピリジンチオール1−オキサイドナトリウム、安息香酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム等が本発明に使用できる。
pH調整剤としては、調合される記録液に悪影響をおよぼさずにpHを所望の値に調整できるものであれば、任意の物質を使用することができる。その例として、塩基性に調整するときにはアミン類、アルカリ金属水酸化物、第四級化合物水酸化物、アルカリ金属炭酸塩、酸性に調整するときは無機酸、有機酸が挙げられる。具体的には、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアミン、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属元素の水酸化物、水酸化アンモニウム、第4級アンモニウム水酸化物、第4級ホスホニウム水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸塩等が挙げられる。
キレート剤としては、例えば、エチレンジアミン四酢酸ナトリウム、ニトリロ三酢酸ナトリウム、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム、ジエチレントリアミン五酢酸ナトリウム、ウラミル二酢酸ナトリウム等がある。
防錆剤としては、例えば、酸性亜硫酸塩、チオ硫酸ナトリウム、チオジグリコール酸アンモン、ジイソプロピルアンモニウムニトライト、四硝酸ペンタエリスリトール、ジシクロヘキシルアンモニウムニトライト、ベンゾトリアゾール等がある。
C.I.アシッド・イエロー 17、23、42、44、79、142
C.I.アシッド・レッド 1、8、13、14、18、26、27、35、37、42、52、82、87、89、92、97、106、111、114、115、134、186、249、254、289
C.I.アシッド・ブルー 9、29、45、92、249
C.I.アシッド・ブラック 1、2、7、24、26、94
C.I.フード・イエロー 2、3、4
C.I.フード・レッド 7、9、14
C.I.フード・ブラック 1、2
C.I.ダイレクト・イエロー 1、12、24、26、33、44、50、120、132、142、144、86
C.I.ダイレクト・レッド 1、4、9、13、17、20、28、31、39、80、81、83、89、225、227
C.I.ダイレクト・オレンジ 26、29、62、102
C.I.ダイレクト・ブルー 1、2、6、15、22、25、71、76、79、86、87、90、98、163、165、199、202
C.I.ダイレクト・ブラック 19、22、32、38、51、56、71、74、75、77、154、168、171
C.I.ベーシック・イエロー 1、2、11、13、14、15、19、21、23、24、25、28、29、32、36、40、41、45、49、51、53、63、465、67、70、73、77、87、91
C.I.ベーシック・レッド 2、12、13、14、15、18、22、23、24、27、29、35、36、38、39、46、49、51、52、54、59、68、69、70、73、78、82、102、104、109、112
C.I.ベーシック・ブルー 1、3、5、7、9、21、22、26、35、41、45、47、54、62、65、66、67、69、75、77、78、89、92、93、105、117、120、122、124、129、137、141、147、155
C.I.ベーシック・ブラック 2、8
C.I.リアクティブ・ブラック 3、4、7、11、12、17
C.I.リアクテイブ・イエロー 1、5、11、13、14、20、21、22、25、40、47、51、55、65、67
C.I.リアクティブ・レッド 1、14、17、25、26、32、37、44、46、55、60、66、74、79、96、97
C.I.リアクティブ・ブルー 1、2、7、14、15、23、32、35、38、41、63、80、95
浸透剤としては、20℃の水に対する溶解度が0.2重量%以上5.0重量%未満のポリオールの少なくとも1種を含有することが望ましい。このようなポリオールのうち、脂肪族ジオールとしては、2−エチル−2−メチル−1,3−プロパンジオール、3,3−ジメチル−1,2−ブタンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−2−プロピル−1,3−プロパンジオール、2,4−ジメチル−2,4−ペンタンジオール、2,5−ジメチル−2,5−ヘキサンジオール、5−ヘキセン−1,2−ジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオールなどが、具体例として挙げられる。これらのなかで最も望ましいものは2−エチル−1,3−ヘキサンジオール及びまたは2、2、4−トリメチル−1、3−ペンタンジオールである。
インクに添加される樹脂微粒子としては、水を水分散性樹脂を用いることが望ましい。
水分散性樹脂としては、縮合系合成樹脂(ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエーテル樹脂、珪素樹脂など)や付加系合成樹脂(ポリオレフィン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニルエステル系樹脂、ポリアクリル酸系樹脂、不飽和カルボン酸系樹脂など)、天然高分子(セルロース類、ロジン類、天然ゴムなど)を用いることができ、樹脂はホモポリマーとして使用されても良く、またコポリマーして使用して複合系樹脂として用いても良く、単相構造型及びコアシェル型、パワーフィード型エマルジョンの何れのものも使用できる。
水分散性樹脂としては、樹脂自身に親水基を持ち自己分散性を持つもの、樹脂自身は分散性を持たず界面活性剤や親水基をもつ樹脂にて分散性を付与したものが使用できる。
アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フマール酸、マレイン酸等。
メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、n−ブチルメタクリレート、イソブチルメタクリレート、n−アミルメタクリレート、イソアミルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、オクチルメタクリレート、デシルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、オクタデシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、グリシジルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、メタクリロキシエチルトリメチルアンモニウム塩、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソプロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、イソブチルアクリレート、n−アミルアクリレート、イソアミルアクリレート、n−へキシルアクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、オクチルアクリレート、デシルアクリレート、ドデシルアクリレート、オクタデシルアクリレート、シクロへキシルアクリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアクリレート、グリシジルアクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、ジメチルアミノエチルアクリレート、アクリロキシエチルトリメチルアンモニウム塩等。
エチレングリコールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタクリレート、トリエチレングリコールジメタクリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、1,3−ブチレングリコールジメタクリレート、1,4−ブチレングリコールジメタクリレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート、ジプロピレングリコールジメタクリレート、ポリプロピレングリコールジメタクリレート、ポリブチレングリコールジメタクリレート、2,2’−ビス(4−メタクリロキシジエトキシフェニル)プロパン、トリメチロールプロパントリメタクリレート、トリメチロールエタントリメタクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリコールジアクリレート、1,3−ブチレングリコールジアクリレート、1,4−ブチレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジアクリレート、2,2’−ビス(4−アクリロキシプロピロキシフェニル)プロパン、2,2’−ビス(4−アクリロキシジエトキシフェニル)プロパントリメチロールプロパントリアクリレート、トリメチロールエタントリアクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレート、ジトリメチロールテトラアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等。
アクリルアミド、メタクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、メチレンビスアクリルアミド、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸等。
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン、4−t−ブチルスチレン、クロルスチレン、ビニルアニソール、ビニルナフタレン、ジビニルベンゼン等。
アクリロニトリル、メタクリロニトリル等。
アリルスルホン酸その塩、アリルアミン、アリルクロライド、ジアリルアミン、ジアリルジメチルアンモニウム塩等。
エチレン、プロピレン等。
ブタジエン、クロロプレン等。
酢酸ビニル、塩化ビニリデン、塩化ビニル、ビニルエーテル、ビニルケトン、ビニルピロリドン、ビニルスルホン酸およびその塩、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン等。
メタクリロイル基を持つスチレンオリゴマー、メタクリロイル基を持つスチレン−アクリロニトリルオリゴマー、メタクリロイル基を持つメチルメタクリレートオリゴマー、メタクリロイル基を持つジメチルシロキサンオリゴマー、アクリロイル基を持つポリエステルオリゴマー等。
本発明のインクジェットヘッドとして、インク流路内のインクを加圧する圧力発生手段として圧電素子を用いてインク流路の壁面を形成する振動板を変形させてインク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させるいわゆるピエゾ型のもの(特開平2−51734号公報参照)、あるいは、発熱抵抗体を用いてインク流路内でインクを加熱して気泡を発生させるいわゆるサーマル型のもの(特開昭61−59911号公報参照)、インク流路の壁面を形成する振動板と電極とを対向配置し、振動板と電極との間に発生させる静電力によって振動板を変形させることで、インク流路内容積を変化させてインク滴を吐出させる静電型のもの(特開平6−71882号公報参照)などいずれのインクジェットヘッドに良好に使用できる。
インクジェットヘッドの検査は、外観検査、通電検査、吐出検査に分かれ、外観検査で傷やノズル形状の異常を、通電検査でデバイスの電気的な欠陥を、吐出検査でヘッドの総合的な性能異常を検査することが出来る。特に、吐出検査はヘッドに液を充填させ、実際に吐出させることで、ヘッドの吐出特性を確認することができ、確実に不良品を選別することが可能となる。
吐出性をレーザやストロボカメラ、超高速度カメラで観察することも可能だが、レーザなら吐出の有無だけ、ストロボカメラだと吐出の平均的な特性のみ、超高速度カメラでは単発的な特性のみを捕らえてしまう。被記録体上に形成された画像を評価すると、吐出状況は把握できないが、ヘッドとしての問題点が画像に現れるため、画像を判断するだけで容易に良品を選別することが出来る。画像を判断するには被記録体上で滴の有無を判断できる必要がある。滴が無色の場合、被記録体が滴に反応して発色もしくは消色する必要がある。本発明では、第一のインクは染料を含んでおり酸性pHで濃色に発色しているため、被記録体上に着弾した滴を容易に判別することが出来る。また第一のインクが可視領域に吸収を有していると、一般的な画像センサ(CCDセンサやCMOSセンサ)を用いて画像を判断することができ、特殊なセンサを用いずに検査の自動化も可能となる。
染料インクの調整は以下の手順で行った。まず、粉体染料の場合、染料に対し水を適量加えて一時間攪拌し、染料水溶液を作成する。またpH調整剤、界面活性剤、水溶性有機溶剤を混合し一時間攪拌を行い均一に混合し、さらに、前記染料水溶液を添加し一時間撹拌する。この混合液を0.8μmセルロースアセテートメンブランフィルターにて加圧濾過し、粗大粒子やごみを除去して評価に用いるインク(表1に記載される「N0.2」、「N0.5」のインク。なお「N0.2」は比較インク例である)を得た。
着色剤なしインクの調整は以下の手順で行った。まず、pH調整剤、界面活性剤、水溶性有機溶剤を混合し、一時間撹拌する。この混合液を0.8μセルロースアセテートメンブランフィルターにて加圧濾過し、粗大粒子やごみを除去して評価に用いるインク(表1に記載される「N0.6」、「N0.7」のインク)を得た。
(ポリマー溶液の調整)
機械式攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、還流管及び滴下ロートを備えた1Lのフラスコ内を充分に窒素ガス置換した後、スチレン 11.2g、アクリル酸 2.8g、ラウリルメタクリレート 12.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート 4.0g、スチレンマクロマー 4.0g及びメルカプトエタノール 0.4g、メチルエチルケトン 40gを混合し、65℃に昇温した。次に、スチレン 100.8g、アクリル酸 25.2g、ラウリルメタクリレート 108.0g、ポリエチレングリコールメタクリレート 36.0g、ヒドロキシルエチルメタクリレート 60.0g、スチレンマクロマー 36.0g、メルカプトエタノール 3.6g、アゾビスメチルバレロニトリル 2.4g及びメチルエチルケトン 342gの混合溶液を2.5時間かけて、フラスコ内に滴下した。滴下後、アゾビスメチルバレロニトリル 0.8g及びメチルエチルケトン 18gの混合溶液を0.5時間かけて、フラスコ内に滴下した。65℃で1時間熟成した後、アゾビスメチルバレロニトリル 0.8gを添加し、更に1時間熟成した。反応終了後、濃度が50重量%のポリマー溶液800gを得た。
上記ポリマー溶液 28gとC.I.ピグメントブルー15:3を26g、1mol/Lの水酸化カリウム水溶液 13.6g、メチルエチルケトン20g及びイオン交換水 13.6gを十分に攪拌した後、ロールミルを用いて混練した。得られたペーストを純水 200gに投入し、充分に攪拌した後、エバポレータ用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、顔料15%含有、固形分20%のシアンポリマー微粒子の水分散体を得た。
上記ポリマー溶液 28gとC.I.ピグメントイエロー74を26g、1mol/Lの水酸化カリウム水溶液 13.6g、メチルエチルケトン 20g及びイオン交換水 13.6gを十分に攪拌した後、ロールミルを用いて混練した。得られたペーストを純水 200gに投入し、充分に攪拌した後、エバポレータ用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、顔料15重量%含有、固形分20%のイエローポリマー微粒子の水分散体を得た。
上記ポリマー溶液 17.5gとC.I.ピグメントレッド122を32.5g、1mol/Lの水酸化カリウム水溶液 8.5g、メチルエチルケトン 13g及びイオン交換水 13.6gを十分に攪拌した後、ロールミルを用いて混練した。得られたペーストを純水 200gに投入し、充分に攪拌した後、エバポレータ用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、顔料15%含有、固形分20%のマゼンタポリマー微粒子の水分散体を得た。
上記ポリマー溶液 16.1gとCTAB比表面積が150m2/g、DBP吸油量100ml/100gのカーボンブラックを33.4g、1mol/Lの水酸化カリウム水溶液 13.6g、メチルエチルケトン 20g及びイオン交換水 7.8gを十分に攪拌した後、ロールミルを用いて混練した。得られたペーストを純水 200gに投入し、充分に攪拌した後、エバポレータ用いてメチルエチルケトン及び水を留去し、顔料15%含有、固形分20%のブラックポリマー微粒子の水分散体を得た。
C.I.ピグメントブルー15:3 100g、ノイゲンEA177(第一工業製薬社製、ポリエチレングリコールスチレン化フェニルエーテル) 24.8g、純水 175.2gを混合した後、湿式サンドミルにて分散を行い、純水405.2g加え混合し、遠心処理にかけて粗大粒子を取り除き、シアン顔料分散液を得た。
C.I.ピグメントイエロー74 100g、ノイゲンEA177 24.8g、純水 175.2gを混合した後、湿式サンドミルにて分散を行い、純水 428.8g加え混合し、遠心処理にかけて粗大粒子を取り除き、イエロー顔料分散液を得た。
C.I.ピグメントレッド122 100g、ノイゲンEA177 24.8g、純水 175.2gを混合した後、湿式サンドミルにて分散を行い、純水 430.5g加え混合し、遠心処理にかけて粗大粒子を取り除き、イエロー顔料分散液を得た。
CTAB比表面積が150m2/g、DBP吸油量100ml/100gのカーボンブラック90gを、2.5N規定の過硫酸ナトリウム溶液3000mlに添加し、温度60℃、速度300rpmで攪拌し、10時間反応させ酸化処理を行った。この反応液を濾過し、濾別したカーボンブラックを水酸化ナトリウム水溶液で中和し、限外濾過を行った。得られたカーボンブラックを水洗いし乾燥させ、固形分20%となるよう純水中に分散させブラック顔料分散液を得た。
顔料インクの調整は以下の手順で行った。まずpH調整剤、界面活性剤、水を混合攪拌し溶解させたところに水溶性溶剤を混合し一時間攪拌を行い均一にする。さらに分散体液を添加し一時間撹拌する。この混合液を0.8μmセルロースアセテートメンブランフィルターにて加圧濾過し、粗大粒子やごみを除去して評価に用いるインク(表1に記載される「N0.3」、「N0.4」、「N0.8」〜「N0.14」のインク)を得た。
評価に用いるインクを用紙:マイリサイクルペーパーGP(NBS、リコー社製)上に0.3ml程度置き、金属ヘラでインクを用紙から掻き取るように擦りつけることで、用紙上にインクを塗布した。この塗布部を乾燥させ、初期にインクを置いた部位を避けてX−Rite938(X−Rite社)にてCIELAB均等色空間で測色し、5点を測定してそれらの平均値をインクの画像測定値とした。
レッドインクとイエロー顔料インクの混合について図1に基づいて説明する。図1は、レッドインクとして、上記表1で示すニュートラルレッドを用いた検査インク(No5)とC.I.Acid Red52.5重量%水溶液を用いた検査インク(No2)に、塩基性イエロー顔料界面活性剤分散液を含むインク(No3)と酸性イエロー顔料界面活性剤分散液を含むインク(No4)を混合した際の検査インクの混合比率と明度値(L*)との関係を示すグラフ図である。図中、曲線1は、No2インクとNo3インクを混合した場合を示し、曲線2は、No5インクとNo4インクを混合した場合を示し、曲線3は、No5インクとNo3インクを混合した場合を示す。
レッドインク(検査インク)とイエロー顔料インクの混合による影響について、図1、図2に基づいて説明する。図2は、ニュートラルレッドを用いた検査インク(No5)とC.I.Acid Red52.5重量%水溶液を用いた検査インク(No2)に、塩基性イエロー顔料界面活性剤分散液を含むインク(No3)と酸性イエロー顔料界面活性剤分散液を含むインク(No4)を混合した際の検査インクの混合比率と色差(ΔE)との関係を示すグラフ図である。図中、曲線4は、No5インクとNo3インクを混合した場合を示し、曲線5は、No2インクとNo3インクを混合した場合を示し、曲線6は、No5インクとNo4インクを混合した場合を示す。
pH感応性検査インクに、塩基性及び酸性の透明インクを混合した場合の影響について図3に基づいて説明する。図3は、ニュートラルレッドを用いた検査インク(No5)に、塩基性の透明インク(No6)と酸性の透明インク(No7)を混合した際の検査インクの混合比率と色差(ΔE)との関係を示すグラフ図である。図中、曲線8は、No5インクとNo7インクを混合した場合を示し、曲線9は、No5インクとNo6インクを混合した場合を示す。
pH感応性検査インクと、塩基性及び酸性の透明インクに、イエロー顔料を含むインクを混合した場合の影響について図4に基づいて説明する。図4は、ニュートラルレッドを用いた検査インク(No5)と、塩基性の透明インク(No6)及び酸性の透明インク(No7)にイエロー顔料界面活性剤分散液を含むイエローインク(No3、No4)並びにイエロー顔料含有ポリマー微粒子水分散体(No8)を混合した際の検査インクの混合比率と色差(ΔE)との関係を示すグラフ図である。図中、曲線10は、No5インクとNo6インクにNo8インクを混合した場合を示し、曲線11は、No5インクとNo6インクにNo3インクを混合した場合を示し、曲線12は、No5インクとNo6インクにNo4インクを混合した場合を示し、曲線13は、No5インクとNo7インクにNo8インクを混合した場合を示す。
検査インクにイエローインク及びマゼンタインクを混合した場合の影響について図5に基づいて説明する。図5は、No5(pH感応性)及びNo2(pH非感応性)の検査インクに、イエロー(No3)とマゼンタ(No9)の顔料インクをそれぞれ混合した際の各種検査インクにイエロー及びマゼンタインクを混合した際の色差(ΔE)との関係を示す棒グラフ図である。図中、棒グラフ1は、No5インクとNo3インクとを混合した場合を示し、棒グラフ2は、No5インクとNo9インクとを混合した場合を示し、棒グラフ3は、No2インクとNo3インクとを混合した場合を示し、棒グラフ4は、No2インクとNo9インクとを混合した場合を示す。
透明インクで検査インクを置換する場合を想定し、検査インクを5倍の透明インクと混合し、混合液の5倍のインクと混合することで混合時の顔料インク分散破壊を確認した。この確認をするために、Particl Sizing Systems製粒度分布測定装置AccuSizer 780Aにて粒径分布を測定し、インクジェットの吐出性に大きく影響を及ぼす粗大粒子の個数にて評価を行い、次の基準に基づいて、最終的な評価を行なった。表3に、その結果を示す。
○:10μ以上の粒子数の増加なし。
×:10μ以上の粒子数が増加あり
検査インクとして、pH感応性検査インクNo5と非感応性検査インクNo2を用い、置換用の液としてアルカリ性透明インクNo6を用い、印字用インクとしてNo8、No12〜No14からなるインクセットを用いて評価を行った。
曲線2 No5インクとNo4インクを混合した場合
曲線3 No5インクとNo3インクを混合した場合
曲線4 No5インクとNo3インクを混合した場合
曲線5 No2インクとNo3インクを混合した場合
曲線6 No5インクとNo4インクを混合した場合
曲線8 No5インクとNo7インクを混合した場合
曲線9 No5インクとNo6インクを混合した場合
曲線10 No5インクとNo6インクにNo8インクを混合した場合
曲線11 No5インクとNo6インクにNo3インクを混合した場合
曲線12 No5インクとNo6インクにNo4インクを混合した場合
曲線13 No5インクとNo7インクにNo8インクを混合した場合
棒グラフ1 No5インクとNo3インクとを混合した場合
棒グラフ2 No5インクとNo9インクとを混合した場合
棒グラフ3 No2インクとNo3インクとを混合した場合
棒グラフ4 No2インクとNo9インクとを混合した場合
棒グラフ5〜8 No5インクとNo6インク混合したものにイエローインク(No8)、マゼンタインク(No12)、シアンインク(No13)及びブラックインク(No14)をそれぞれ混合した場合
棒グラフ9〜12 No5インクとNo7インクと混合したものに、イエローインク(No8)、マゼンタインク(No12)、シアンインク(No13)及びブラックインク(No14)をそれぞれ混合した場合
棒グラフ13〜15 No2インクとNo6インクとを混合したものに、イエローインク(No8)、マゼンタインク(No12)、シアンインク(No13)及びブラックインク(No14)をそれぞれ混合した場合
Claims (7)
- 酸性pHで濃色、塩基性pHで淡色となるpH感応染料を着色剤に用いた第一インクをインクジェットヘッドに充填して酸性pHの状態で検査用印字した後に、
当該第一インクが残存するインクジェットヘッドに、塩基性である第二インクを充填し、塩基性pHの状態で印字することを特徴とするインクジェット記録方法。 - 請求項1記載のインクジェット記録方法において、
前記第一インクの着色剤として、ニュートラルレッドを用いることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 請求項1又は2記載のインクジェット記録方法において、
前記第二インクは無色であることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 請求項3記載のインクジェット記録方法において、
前記第二インクと共に、塩基性である有色の第三インクを前記インクジェットヘッドに充填して塩基性pHの状態で印字することを特徴とするインクジェット記録方法。 - 請求項4記載のインクジェット記録方法において、
前記第三インクが、当該第三インクのpH値をpH9からpH7に変化させたときに、pH7のときの当該第三インクの粘度がpH9のときの粘度に対して10倍以上の粘度に増粘するインクである場合に、当該第三インクと、前記第一インクと、第二インクとの混合物のpH値が、充填時における前記第三インクのpH値以下に低下しないように前記第二インクと前記第三インクを前記インクジェットヘッドに充填することを特徴とするインクジェット記録方法。 - 請求項4又は5記載のインクジェット記録方法において、
前記第三インクは、カラー顔料を含有するインクであることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 請求項4乃至6のいずれか1項記載のインクジェット記録方法において、
前記第三インクは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローのカラーインクの組み合わせからなるインクセットを構成し、当該各色のカラーインクに前記第一および第二インクの同一インクを混合して前記インクジェットに充填されて印字することを特徴とするインクジェット記録方法。
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