JP2011061387A - 高周波モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】VSWRを広帯域に改善可能な高周波モジュールを提供すること。
【解決手段】高周波パッケージ12、入力用基板13および出力用基板14がそれぞれ筐体11−1内部に配置された高周波モジュールにおいて、高周波パッケージ12の側面から突出した部分に形成された第1の入力用ライン19および第1の出力用ライン20と、入力用基板13および出力用基板14にそれぞれ設けられた第2の入力用ライン27および第2の出力用ライン30とは、それぞれ入力RFリード22、出力RFリード23によって接続される。また、高周波パッケージ12の側面から突出した部分に形成された第1の接地導体21と、入力用基板13および出力用基板14にそれぞれ設けられた第2の接地導体28および第3の接地導体31とは、それぞれ第1、第2の接地リード24、25によって接続される。入力RFリード22と第1の接地リード24、出力RFリード23と第2の接地リード25とは、それぞれ実質的に平行になるように設けられる。
【選択図】図3
【解決手段】高周波パッケージ12、入力用基板13および出力用基板14がそれぞれ筐体11−1内部に配置された高周波モジュールにおいて、高周波パッケージ12の側面から突出した部分に形成された第1の入力用ライン19および第1の出力用ライン20と、入力用基板13および出力用基板14にそれぞれ設けられた第2の入力用ライン27および第2の出力用ライン30とは、それぞれ入力RFリード22、出力RFリード23によって接続される。また、高周波パッケージ12の側面から突出した部分に形成された第1の接地導体21と、入力用基板13および出力用基板14にそれぞれ設けられた第2の接地導体28および第3の接地導体31とは、それぞれ第1、第2の接地リード24、25によって接続される。入力RFリード22と第1の接地リード24、出力RFリード23と第2の接地リード25とは、それぞれ実質的に平行になるように設けられる。
【選択図】図3
Description
本発明は、高周波パッケージおよび入出力ラインが金属製の筐体内部に配置されて構成された高周波モジュールに関する。
従来の高周波モジュールは、高周波用のデバイスを有する高周波パッケージおよび、入出力ラインが表面に設けられた基板が、それぞれアルミ等の金属製の筐体内に配置されて構成される。
金属製の筐体は、金属ブロックを凹状にくりぬくことにより形成されたものであり、この金属製の筐体の底部に、上述の高周波パッケージおよび基板がそれぞれ配置されている。
ここで、高周波パッケージの外部に突出された入出力ラインと、基板上に設けられた入出力ラインとは、RFリードによって互いに接続されている。基板上に設けられた入出力ラインは、それぞれ高周波モジュールの外部に接続されるラインであり、この高周波モジュールの外部から入力されるRF信号は、基板上の入力ラインを通り、RFリードを介して高周波パッケージ内に伝搬される。高周波パッケージから出力されるRF信号も同様にして高周波モジュールの外部に伝搬される。
また、基板の裏面には一様に接地導体が形成されている。一方で、高周波パッケージの接地は、このパッケージの裏面においてなされる。そして、両者の接地は、金属製の筐体において接続される。
このような従来の高周波モジュールにおいて、高周波パッケージの外部に突出された入出力ラインと基板上に設けられた入出力ラインとの高さを揃えた状態でこれらの間をRFリードで接続するために、通常は、金属製の筐体の底部の一部には、凹部が形成されている。すなわち、この凹部に高周波パッケージを配置し、凹部以外の箇所に基板を配置することにより、両者の入出力ラインの高さを揃えている。さらに、筐体の底部の凹部は、高周波パッケージを筐体の底部に配置する際のクリアランスを確保するために、通常は、高周波パッケージの底部の面積よりも大きな面積で形成されている。これらにより、高周波パッケージと基板とは、互いに離間した状態で配置されている。
しかし、基板に設けられた入出力ラインの特性インピーダンスは、ライン幅、基板厚および基板の比誘電率によって決定される。一方で、RFリードのインピーダンスは、RFリード幅や、このRFリードと、金属製の筐体の底部との距離等に依存する。従って、両者のインピーダンスの不連続によってRF信号は反射されるため、入出力ラインにおいて電圧定在波比(VSWR:Voltage Standing Wave Ratio)が劣化するという問題がある。
このような問題に対して、RFリードを下方に湾曲して形成し、RFリードと筐体の底部との距離を短くすることにより、基板上の入出力ラインとRFリードとのインピーダンスの不連続を抑制する構造が知られている(特許文献1参照)。これによれば、インピーダンスの不連続を抑制することができるため、VSWRを改善することができる。
しかし、上述の特許文献1に記載された構造であっても、VSWR改善と広帯域化を両立することは困難である。上述の構造の場合、RFリードを下方に湾曲させるためのスペースが必ず必要であるため、高周波パッケージと基板との距離を一定間隔以上離す必要がある。従って、インピーダンスの不連続部分が長くなるため、広帯域化が困難となる。すなわち、特許文献1に記載された構造によれば、VSWRを改善することは可能であるが、広帯域化することは困難である。
そこで、本発明の課題は、VSWRを広帯域に改善可能な高周波モジュールを提供することにある。
本発明による送受信モジュールは、底部に凹部が設けられた金属性の筐体と、この筐体の前記凹部の一部上に配置され、表面に第1の入力用マイクロストリップラインおよび第1の出力用マイクロストリップラインがそれぞれ設けられ、裏面に一様に第1の接地導体が設けられた基板を内部に有する高周波パッケージと、この高周波パッケージと離間するように、前記筐体内に配置され、表面に第2の入力用マイクロストリップラインが設けられ、裏面に一様に第2の接地導体が設けられた、誘電体からなる第1の基板と、前記高周波パッケージと離間するように、前記筐体内に配置され、表面に第2の出力用マイクロストリップラインが設けられ、裏面に一様に第3の接地導体が設けられた誘電体からなる第2の基板と、前記第1の入力用マイクロストリップラインと前記第2の入力用マイクロストリップラインとの間および、前記第1の出力用マイクロストリップラインと前記第2の出力用マイクロストリップラインとの間を、それぞれ電気的に接続する複数の接続用導体と、これらの接続用導体に対して実質的に平行に設けられ、前記第1の接地導体と前記第2の接地導体との間および、前記第1の接地導体と前記第3の接地導体との間をそれぞれ電気的に接続する複数の接地用導体と、を具備することを特徴とするものである。
本発明の高周波モジュールによれば、高周波パッケージの接地導体をRFリードと実質的に平行になるように設け、RFリードと高周波パッケージの接地導体との間に、基板を挿入するように配置されるため、基板上の入出力ラインとRFリードとのインピーダンスの不連続を広帯域に改善することができる。このとき、従来のように高周波パッケージと基板との距離を長くする必要はないため、RF信号の反射量を広帯域に低減することができる。従って、VSWRを広帯域に改善可能な高周波モジュールを提供することができる。
以下に、本実施形態の高周波モジュールについて詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る高周波モジュールの要部を示す上面図である。図1に示すように、本実施形態の高周波モジュールにおいて、例えばアルミ等の金属製の筐体11−1の内部には、高周波パッケージ12、入力用基板13および出力用基板14がそれぞれ配置されている。そして、これらは、それぞれねじ15によって筐体11−1に固定されている。
図2は、図1に示される筐体11−1の全体を示す断面図である。図2に示すように、筐体11−1は、金属ブロックを凹状にくりぬくことにより形成されたものである。また、凹状にくりぬかれて形成された筐体11−1の一部には、凹部16が形成されている。この凹部16は、後述する高周波パッケージ12を配置するために設けられた箇所であり、配置される高周波パッケージ12の底部の面積よりも大きな面積で形成されている。これは、高周波パッケージ12を配置する際のクリアランスをとるためである。
このように大きな面積で凹部16が形成されているため、この筐体11−1にそれぞれ配置される高周波パッケージ12、後述する入力用基板13および出力用基板14は、互いに離間した状態で配置される。
なお、この筐体11−1の上部には、例えば筐体11−1と同一金属で形成された蓋部11が配置される。これにより、筐体11−1の内部は密閉される。
図3は、図1の一点鎖線A−A´に沿って示す断面図である。図3に示すように、筐体11−1の凹部16に配置された高周波パッケージ12は、高周波デバイス(図示せず)が実装された基板18を内部に有する構造である。基板18の表面には、それぞれ高周波デバイス(図示せず)に接続された第1の入力用マイクロストリップライン19(以下、マイクロストリップラインを単にラインと称す)および、第1の出力用ライン20がそれぞれ形成されている。また、基板18の裏面には、一様に第1の接地導体21が設けられており、上述の高周波デバイス(図示せず)は、この第1の接地導体21を介して接地されている。
このような基板18の一部は、高周波パッケージ12の対向する側面の一部からそれぞれ外部に突出している。ここで、突出された基板18上には、それぞれ上述した第1の入力用ライン19若しくは第1の出力用ライン20が形成されている。すなわち、基板18において、パッケージ12の側面から突出する箇所は、第1の入力用ライン19若しくは第1の出力用ライン20が形成された箇所である。
また、基板18の裏面には、上述したように一様に第1の接地導体21が設けられており、パッケージ12側面から突出した基板18の裏面にも、この第1の接地導体21が設けられている。
パッケージ12の両側面からそれぞれ突出した基板18の表面の第1の入力用ライン19には、帯状の入力RFリード22の一端が接続されている。同様に、基板18の表面の第1の出力用ライン20には、帯状の出力RFリード23の一端が接続されている。
さらに、第1の入力用ライン19とともにパッケージ12から突出した基板18の裏面には、第1の入力用ライン19に平行に設けられた帯状の第1の接地リード24が接続されている。同様に、第1の出力用ライン20とともにパッケージ12から突出した基板18の裏面には、第1の出力用ライン20に平行に設けられた帯状の第2の接地リード25が接続されている。
筐体11−1に配置された入力用基板13は、誘電体からなる。この入力用基板13の表面には、第2の入力用ライン27が形成されている。また、入力用基板13の裏面全体には、一様に第2の接地導体28が形成されている。なお、第2の入力用ライン27は、高周波モジュールの外部から、図2に示す筐体11−1のコネクタ38を介して高周波パッケージ12に所望の高周波信号を伝送させるためのラインである。
これと同様に、筐体11−1に配置された出力用基板14は、誘電体からなる。この出力用基板14の表面には、第2の出力用ライン30が形成されている。また、出力用基板14の裏面全体には、一様に第3の接地導体31が形成されている。なお、第2の出力用ライン30は、高周波パッケージ12から図2に示す筐体11−1のコネクタ38を介して高周波モジュールの外部に所望の高周波信号を伝送させるためのラインである。
上述の入力用基板13は、高周波パッケージ12に設けられた入力RFリード22と第1の接地リード24との間に挿入するようにして、筐体11−1に配置される。この際、入力用基板13の表面の第2の入力用ライン27が入力RFリード22に接し、入力用基板13の裏面の第2の接地導体28が第1の接地リード24に接するように配置される。
同様に、上述の出力用基板14は、高周波パッケージ12に設けられた出力RFリード23と第2の接地リード25との間に挿入するようにして、筐体11−1に配置される。この際、出力用基板14の表面の第2の出力用ライン30が出力RFリード23に接し、出力用基板14の裏面の第3の接地導体31が第2の接地リード25に接するように配置される。
ここで、入力RFリード22は、入力用基板13の表面の第2の入力用ライン27上に半田(図示せず)により固定される。同様に、出力RFリード23は、出力用基板14の表面の第2の出力用ライン30上に半田(図示せず)により固定される。しかし、図3に示されるように、第1、第2の接地リード24、25は、それぞれ空間上において、第2の接地導体28、第3の接地導体31にそれぞれ接している。従って、これらが離間するおそれがある。この場合、入力RFリード22と第2の入力用ライン27とのインピーダンス、出力RFリード23と第2の出力用ライン30とのインピーダンスは、それぞれ不連続になり、VSWRは劣化する。従って、これを抑制するために、筐体11−1には、第1、第2の接地リード24、25をそれぞれ下方から圧力をかけることにより、第2の接地導体28、第3の接地導体31にそれぞれ接触させる押さえ32が設けられている。
この押さえ32は、例えば、筒体33の内部に、ばね等の弾性体により支持された軸部34を有する構成であり、軸部34を上方から押圧した場合には軸部34が筒体33の内部に移動し、押圧しない場合には、弾性体によって軸部34が筒体33の上部に突出するものである。このような押さえ32を、予め筐体11−1に設けられた凹部16の一部に形成しておくことにより、第1、第2の接地リード24、25を、第2の接地導体28、第3の接地導体31に対してそれぞれ確実に接触させることが可能となる。
以上に説明した本実施形態に係る高周波モジュールによれば、高周波パッケージ12の第1の接地リード24を入力RFリード22と実質的に平行になるように設け、これらの間に入力用基板13を挿入するように配置される。さらに、第2の接地リード25を出力RFリード23と実質的に平行になるように設け、これらの間に出力用基板14を挿入するように配置される。これにより、入力用基板13に設けられた第2の入力用ライン27と第2の接地導体28との間の距離と、入力RFリード22と第1の接地リード24との距離とを、実質的に等しくすることができる。さらに、出力用基板14に設けられた第2の出力用ライン30と第3の接地導体31との間の距離と、出力RFリード23と第2の接地リード25との距離とを、実質的に等しくすることができる。従って、第2の入力用ライン27と入力RFリード22とのインピーダンスの不連続および、第2の出力用ライン30と出力RFリード23とのインピーダンスの不連続を改善することができる。このとき、入力RFリード22および出力RFリード23を、従来のように下方に湾曲させる必要はないため、高周波パッケージ12と入出力用基板13、14との距離を長くする必要はない。これらにより、RF信号の反射量を広帯域に低減することができる。従って、高周波モジュールのVSWRを広帯域に改善することができる。
次に、本実施形態の高周波モジュールの変形例について説明する。図4は、上述の高周波モジュールの変形例に係る高周波モジュールの要部を拡大して示す上面図である。また、図5は、図4の一点鎖線B−B´に沿った断面図である。なお、この変形例については、上述の実施形態と異なる箇所のみについて説明する。
図4に示すように、変形例に係る高周波モジュールにおいて、高周波パッケージ35は、このパッケージ35の対向する両側面の一部に、筒状の外導体36が設けられた構造である。この外導体36は、パッケージ35の内部において、基板18の裏面に設けられた第1の接地導体(図4においては図示せず)に接続されている。
外導体36の内部には、この外導体36の軸方向に沿って外部方向まで延長形成されるように、中心導体37が設けられている。この中心導体37と外導体36との隙間には、例えばテフロン(登録商標)等の誘電体が設けられている。この中心導体37は、パッケージ35の内部において、基板18の表面に設けられた第1の入力用ライン(図4においては図示せず)に接続されている。
また、図5に示すように、外導体36の外周面上には、中心導体37の軸方向に対して平行に設けられた帯状の第1の接地リード24が接続されている。
上述の実施形態において説明した入力用基板13は、高周波パッケージ35に設けられた中心導体37と帯状の第1の接地リード24との間に挿入するようにして、筐体11−1に配置される。この際、第1の入力用基板13の表面の第2の入力用ライン27が中心導体37に接し、第1の入力用基板13の裏面の第2の接地導体28が第1の接地リード24に接するように配置される。
なお、上述の実施形態において説明した出力用基板14も、これと同様にして、筐体11−1に配置される。
このような変形例に係る高周波モジュールであっても、上述の高周波モジュールと同様に、中心導体37と第2の入力用ライン27とのインピーダンスの不連続を改善することができ、また、高周波パッケージ12と入出力用基板13、14との距離を長くする必要はないため、RF信号の反射量を広帯域に低減することができ、高周波モジュールのVSWRを広帯域に改善することができる。
以上に、本実施形態に係る高周波モジュールについて説明した。しかし、本発明の高周波モジュールは、上述の実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々に変形可能である。
例えば、上述の実施形態において、モジュール内には、入力用基板13および出力用基板14が、それぞれ別基板として配置されたが、筐体11−1には、これらの基板13、14と同一の機能を有する一枚の基板が配置されてもよい。すなわち、筐体11−1の凹部16と等しい面積で開口され、表面に第1の入力用ライン19、第1の出力用ライン20が設けられ、裏面に接地導体が設けられた一枚の基板が、筐体11−1に配置された高周波モジュールにおいても、適用可能である。
11・・・蓋部
11−1・・・筐体
12、35・・・高周波パッケージ
13・・・入力用基板
14・・・出力用基板
15・・・ねじ
16・・・凹部
17・・・蓋部
18・・・基板
19・・・第1の入力用マイクロストリップライン(第1の入力用ライン)
20・・・第1の出力用マイクロストリップライン(第1の出力用ライン)
21・・・第1の接地導体
22・・・入力RFリード
23・・・出力RFリード
24・・・第1の接地リード
25・・・第2の接地リード
27・・・第2の入力用マイクロストリップライン(第2の入力用ライン)
28・・・第2の接地導体
30・・・第2の出力用マイクロストリップライン(第2の出力用ライン)
31・・・第3の接地導体
32・・・押さえ
33・・・筒体
34・・・軸部
36・・・外導体
37・・・中心導体
38・・・コネクタ
11−1・・・筐体
12、35・・・高周波パッケージ
13・・・入力用基板
14・・・出力用基板
15・・・ねじ
16・・・凹部
17・・・蓋部
18・・・基板
19・・・第1の入力用マイクロストリップライン(第1の入力用ライン)
20・・・第1の出力用マイクロストリップライン(第1の出力用ライン)
21・・・第1の接地導体
22・・・入力RFリード
23・・・出力RFリード
24・・・第1の接地リード
25・・・第2の接地リード
27・・・第2の入力用マイクロストリップライン(第2の入力用ライン)
28・・・第2の接地導体
30・・・第2の出力用マイクロストリップライン(第2の出力用ライン)
31・・・第3の接地導体
32・・・押さえ
33・・・筒体
34・・・軸部
36・・・外導体
37・・・中心導体
38・・・コネクタ
Claims (5)
- 底部に凹部が設けられた金属性の筐体と、
この筐体の前記凹部の一部上に配置され、表面に第1の入力用マイクロストリップラインおよび第1の出力用マイクロストリップラインがそれぞれ設けられ、裏面に一様に第1の接地導体が設けられた基板を内部に有する高周波パッケージと、
この高周波パッケージと離間するように前記筐体内に配置され、表面に第2の入力用マイクロストリップラインが設けられ、裏面に一様に第2の接地導体が設けられた、誘電体からなる第1の基板と、
前記高周波パッケージと離間するように前記筐体内に配置され、表面に第2の出力用マイクロストリップラインが設けられ、裏面に一様に第3の接地導体が設けられた誘電体からなる第2の基板と、
前記第1の入力用マイクロストリップラインと前記第2の入力用マイクロストリップラインとの間および、前記第1の出力用マイクロストリップラインと前記第2の出力用マイクロストリップラインとの間を、それぞれ電気的に接続する複数の接続用導体と、
これらの接続用導体に対して実質的に平行に設けられ、前記第1の接地導体と前記第2の接地導体との間および、前記第1の接地導体と前記第3の接地導体との間をそれぞれ電気的に接続する複数の接地用導体と、
を具備することを特徴とする高周波モジュール。 - 前記複数の接続用導体は、前記第1の入力用マイクロストリップラインおよび、前記第1の出力用マイクロストリップラインのうち、前記高周波パッケージの側面から突出した箇所にそれぞれ接続されるとともに、
前記複数の接地用導体は、前記第1の接地導体のうち、前記高周波パッケージの側面から突出した箇所にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項1に記載の高周波モジュール。 - 前記複数の接続導体は、前記高周波パッケージの側面の筒状の外導体の軸方向に沿って設けられた中心導体を介して前記第1の入力用マイクロストリップラインおよび前記第1の出力用マイクロストリップラインにそれぞれ接続されるとともに、
前記複数の接地用導体は、前記高周波パッケージの側面の前記外導体を介して前記第1の接地導体にそれぞれ接続されることを特徴とする請求項1に記載の高周波モジュール。 - 前記複数の接地用導体は、それぞれ、前記筐体の前記凹部に設けられた押さえによって、下方から支持されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の高周波モジュール。
- 前記第1の基板と前記第2の基板とは、一体的に形成された一枚の基板であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の高周波モジュール。
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