JP2011059230A - マイクロレンズアレイおよびマイクロレンズアレイの製造方法 - Google Patents

マイクロレンズアレイおよびマイクロレンズアレイの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】常時高温の使用環境下にあっても、近年の高密度画像の表示を実現させるために集光性能に優れたマイクロレンズアレイを提供する。
【解決手段】基板の一方の面側に複数のマイクロレンズに対応する複数の凹部を有する凹部付き基板と、前記凹部付き基板の前記凹部に充填されるレンズ基材と、前記凹部付き基板の少なくとも前記凹部形成面を覆う表層とを含み、前記凹部付き基板は、前記マイクロレンズに囲まれ形成される突起部を有しているマイクロレンズアレイ。
【選択図】図1

Description

本発明はマイクロレンズアレイおよびマイクロレンズアレイの製造方法に関する。
スクリーン上に、画像を投影する投射型表示装置が知られている。このような投射型表示装置では、その画像形成に主として液晶パネル(液晶光シャッター)が用いられている。この液晶パネルは、例えば、各画素を制御する薄膜トランジスター(TFT)と画素電極とを有する液晶駆動基板(TFT基板)と、ブラックマトリックスや共通電極等を有する液晶パネル用対向基板とが、液晶層を介して接合された構成となっている。このような構成の液晶パネル(TFT液晶パネル)では、液晶パネル用対向基板の画素となる部分以外のところにブラックマトリックスが形成されているため、液晶パネルを透過する光の領域は制限される。このため、光の透過率が下がる。
かかる光の透過率を高めるべく、液晶パネル用対向基板には、各画素に対応する位置に多数の微小なマイクロレンズが設けられたものが知られている。これにより、液晶パネル用対向基板を透過する光は、ブラックマトリックスに形成された開口に集光され、光の透過率が高まる。このようなマイクロレンズを形成する方法として、例えば、複数のマイクロレンズ形成用凹部を有する凹部付き基板に、未硬化の光硬化性樹脂を供給し、平滑な透明基板(カバーガラス)を接合し、押圧・密着させ、その後、樹脂を硬化させる方法、いわゆる2P法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、特許文献1にかかる方法では、マイクロレンズ基板の形成に樹脂材料を用いるため、十分な耐久性を有するマイクロレンズ基板を得るのが困難であった。特に、2P法で用いられる光硬化性樹脂は、短波長の光による樹脂材料の劣化等が生じやすいため、十分な耐光性が得られない場合がある。また、光硬化性樹脂で構成された樹脂層と、カバーガラスと、凹部付き基板との3つの部材を用いてマイクロレンズ基板を形成することから、熱膨張率の違いによって歪み等が生じやすく、その結果、光学特性等の特性の低下が生じる可能性がある。例えば、カバーガラスの位置合わせ等の工程が必要であり、製造工程が煩雑であった。また、最適な光路長を出すためにカバーガラスの研磨を行った場合、研磨による汚れ等が生じるため、過度の洗浄工程も必要となるが、このような洗浄を行うことによって、樹脂層を構成する樹脂材料の劣化等が生じる可能性があった。その結果、品質が低下し、歩留り低下が生じる可能性があった。
また、マイクロレンズの光学特性と耐久性に優れるガラス材料をマイクロレンズ材料として使用するマイクロレンズアレイの製造方法も知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかし、特許文献2にかかる方法であっても、選択できるレンズに用いられるガラス材料にはレンズ基板との線膨張係数の差を所定の値より縮めることが求められる。この要件を満たすために、より高屈折率を求められるレンズ材料であるにも拘わらず、レンズ機能を果たすための最低限の屈折率しか実現できないものであった。
特開2001−92365号公報 特開2006−313279号公報
しかしながら、上述の従来技術であっても、投射型表示装置に装備される液晶パネルなどでは、常時高温の環境下で高密度画像の表示を実現させる、集光性能に優れたマイクロレンズアレイが望まれていた。
本発明は、少なくとも上述の課題の一つを解決するように、下記の形態または適用例として実現され得る。
〔適用例1〕本適用例のマイクロレンズアレイは、基板の一方の面側に複数のマイクロレンズに対応する複数の凹部を有する凹部付き基板と、前記凹部付き基板の前記凹部に充填されるレンズ基材と、前記凹部付き基板の少なくとも前記凹部形成面を覆う表層とを含むマイクロレンズアレイであって、前記凹部付き基板は、前記マイクロレンズに囲まれ形成される突起部を有していることを特徴とする。
本適用例のマイクロレンズアレイによれば、マイクロレンズ部分の表層側表面部では、マイクロレンズに囲まれる凹部付き基板の突起部にはマイクロレンズ基材は充填されず、凹部付き基板が現出している。すなわち、マイクロレンズ部分の表層側表面部が網目状に形成されている。このことにより、凹部付き基板に対してマイクロレンズの線膨張係数が大きくなっても、熱膨張による凹部付き基板とマイクロレンズの変形量の差分を網目状部分で吸収し、マイクロレンズ部分の凹部付き基板からの剥離や、レンズ亀裂の発生を抑制することが可能となる。
〔適用例2〕上述の適用例におけるマイクロレンズアレイにおいて、前記突起部の前記表層に対向する端部に平坦部を有し、前記平坦部は、前記凹部付き基板の前記表層を載置し固着させる表層載置部との段差が、前記表層から前記凹部に向かって0以上0.1μm以下であることを特徴とする。
〔適用例3〕上述の適用例におけるマイクロレンズアレイにおいて、前記凹部付き基板の前記突起部の前記平坦部の面積の総和が、複数の前記凹部形成範囲の投影面積の2%以上であることを特徴とする。
〔適用例4〕上述の適用例におけるマイクロレンズアレイおいて、前記表層の線膨張係数と、前記凹部付き基板の線膨張係数との絶対値の差が、40×10-7/℃以下であることを特徴とする。
上述の適用例によれば、凹部付き基板と表層との接着固定面積を多く確保することができ、かつ複数のマイクロレンズ配置範囲内に表層接着部が設けられることなり、表層と凹部付き基板との中間に配置されるマイクロレンズの熱膨張を、表層と凹部付き基板との両側から矯正することができる。このことにより、マイクロレンズアレイの熱による反りなどの変形を抑制することができる。
〔適用例5〕本適用例のマイクロレンズアレイの製造方法は、複数のマイクロレンズを有するマイクロレンズ基板の製造方法であって、基板の一方の面側に複数のマイクロレンズに対応する複数の凹部と、前記凹部に囲まれた突起部とを形成し凹部付き基板とする凹部付き基板製造工程と、前記凹部にレンズ基材を導入する、レンズ基材導入工程と、前記レンズ基材を前記凹部へ固着しレンズ体を形成するレンズ形成工程と、前記レンズ体の前記レンズ基材側の面を、前記突起部の頂部が出現するまで研磨する研磨工程と、前記レンズ体の前記マイクロレンズ形成範囲を覆う表層を前記レンズ体に固着する表層固定工程とを含む、ことを特徴とする。
本適用例によれば、マイクロレンズ部分の表層側表面部が網目状に形成される。このことにより、凹部付き基板に対してマイクロレンズの線膨張係数が大きくなっても、熱膨張による凹部付き基板とマイクロレンズの変形量の差分を網目状部分で吸収し、マイクロレンズ部分の凹部付き基板からの剥離や、レンズ亀裂の発生を抑制することが可能となるマイクロレンズアレイを好適に製造できる。
第1実施形態におけるマイクロレンズアレイ。(a)は表層側からの概略平面図、(b)は(a)におけるL−L’部の概略断面図、(c)は(a)におけるM−M’部の概略断面図を示す。 第1実施形態における表層側からの概略平面図。 第1実施形態におけるM−M’断面における突起部詳細図。 第2実施形態における凹部付き基板の製造工程を示す概略断面図。 第2実施形態におけるマイクロレンズアレイ製造工程を示す概略断面図。 本発明が応用される投射型表示装置の光学系を示す模式図。 本発明が応用される液晶パネルを示す模式的な断面図。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1に示すように、マイクロレンズアレイ10は、複数のマイクロレンズ11と、マイクロレンズ11に対応した複数の凹部13を有する凹部付き基板12と、凹部付き基板12に接着固定される表層14によって構成されている。
凹部付き基板12は板状の、例えばガラス等の透明基材に、図1(a)に示す通り、複数の格子状に配置されたマイクロレンズ11に対応する複数の凹部13を備えている。この凹部13の曲率は、マイクロレンズ11が形成されるとマイクロレンズ11の焦点距離が所定の値となる曲率で成形されている。
マイクロレンズ11が隣り合う方向となる、図1(a)のL−L’方向の断面を示す図1(b)のように、マイクロレンズ11が隣接していることにより、表層14側では、マイクロレンズ11は連結部11aを形成する。しかし、隣接しない方向、いわゆる対角線上の図1(a)のM−M’方向の断面を示す図1(c)のように、凹部13に囲まれた突起部15が形成される。この突起部15によって、マイクロレンズアレイ10のM−M’断面方向において、表層14側では連結部11aは形成されずに各々のマイクロレンズ11が形成されている。図2は表層14側から表層14を除いて見た平面図であり、ハッチング部がマイクロレンズ11である。この図2が示す通り、マイクロレンズ11に囲まれた突起部15にはマイクロレンズ11の素材が充填されず、隣接するマイクロレンズ11は連結部11aが形成され、マイクロレンズ11の表層14に近接する部位ではいわゆる網目状に形成されている。
この網目状形状によって、マイクロレンズアレイ10が高温域で使用されることがあっても、マイクロレンズ11の線膨張量と凹部付き基板12の線膨張量との差から生じる変形に対して、この変形を分散させる作用を有し、マイクロレンズアレイ10の変形を抑制することが可能となる。
凹部付き基板12の突起部15は、表層14に対向する端部に平坦部15aを備えている。この平坦部15aは、凹部付き基板12の表層14が載置され接着固定される表層載置部12aとほぼ同一平面上に形成されている。
さらに表層14は、凹部付き基板12と同一材料もしくは凹部付き基板12と線膨張係数の絶対値の差が小さい材料を使用することが好ましい。しかし、表層14が表層載置部12aで接着固定されることに加えて、凹部付き基板12の突起部15の平坦部15aにおいても同時に接着固定することが可能となり、凹部付き基板12とマイクロレンズ11の線膨張係数の違いによるマイクロレンズアレイ10の変形を確実に抑制できる構成となる。このことで、従来は変形が発生しやすい線膨張量の差があっても、マイクロレンズアレイ10の変形を抑制することが可能となる。
なお、マイクロレンズ11の形成範囲の投影面積に対して、平坦部15aの面積の総和が2%以上であることが好ましい。これにより、凹部付き基板12と表層14との接合において、マイクロレンズ11が配置される凹部付き基板12の中央部分での接合面積を確保し、変形が発現し易い中央部分の変形の抑制を確実に行うことができる。
凹部付き基板12の材料としては、例えば、ソーダガラス、結晶性ガラス、石英ガラス、鉛ガラス、カリウムガラス、ホウケイ酸ガラス、無アルカリガラスなどが挙げられる。中でも機械的強度、耐熱性が高く、また線膨張係数が非常に小さく熱による形状の変化の少ない石英ガラスが好適である。
また、マイクロレンズ11の材料としては、凹部付き基板12に対して屈折率が高い材料であれば、限定されない。後述する製造方法の一例においては、ガラス軟化点SPが凹部付き基板12の材料より低いことが、なお好ましい。例えば、ソーダガラス、結晶性ガラス、石英ガラス、鉛ガラス、カリウムガラス、ホウケイ酸ガラス、無アルカリガラスなどから選択される。
表層14の材質は上述した通り、凹部付き基板12と同一の材料であることが最も好ましいが、線膨張係数の絶対値の差が40×10-7/℃以下であることが好ましい。例えばソーダガラス、結晶性ガラス、石英ガラス、鉛ガラス、カリウムガラス、ホウケイ酸ガラス、無アルカリガラスなどから選択されることが好ましい。
また表層14と凹部付き基板12との接着強度の確保という観点から、図3に示す通り、前記突起部15の平坦部15aは凹部付き基板12の表層14を載置する表層載置部12aに対して、凹部13形成側に向かって段差δが0.1μm以下の段差であることが好ましい。より好ましくは、段差δが0、すなわち同一平面状に形成されることである。
(第2実施形態)
次に上述のマイクロレンズアレイ10の製造方法の一形態について図4および図5に基づいて説明する。
〔凹部付き基板の製造〕
<マスク形成用膜形成工程>
まず凹部付き基板12を製造する。図4に凹部付き基板12の製造方法の一例を示す。図4(a)に示すように、まず均一な厚さで傷が無く、表面を清浄化したガラス基板20を用意し、ガラス基板20の表面にマスク形成用膜21を形成する。このマスク形成用膜21は、後の工程において開口部(初期孔)が形成されることにより、マスクとして機能するものである。後述するが、マスク形成用膜21はレーザー照射により初期孔22が形成され、続いてエッチングにより初期孔22よりガラス基板20へ凹部を形成する。従って、マスク形成用膜21は、エッチングに対する耐性を有するものであることが好ましい。すなわち、マスク形成用膜21のエッチングレートはガラス基板20に比べて小さくなるように構成されることが好ましい。
このことから、マスク形成用膜21の材料は、例えばCr、Au、Ni、Pt等の金属、もしくはこれらから選択される2種以上を含む合金、Cr、Au、Ni、Pt等の酸化物(金属酸化物)、シリコン、樹脂等が挙げられる。また、CuとAu、あるいは酸化CrとCrのように異なる材料からなる複数の積層構造としてもよい。マスク形成用膜21の形成方法は特に限定されないが、例えば蒸着法、スパッタリング法、CVD法などから、膜材料に対して最適なものが選択される。また膜厚に関しても0.01〜0.2μm程度に設定され、初期孔の形成条件ならびにエッチング条件によって好適な厚みが設定されるものである。
<初期孔形成工程>
マスク形成用膜21がガラス基板20の表面に形成された後、図4(b)に示すように、マスク形成用膜21に、後述するエッチングの際のマスク開口となる初期孔22を、対応するマイクロレンズ形成位置に形成する。これにより、所定の開口パターンを有するマスク23が得られる。初期孔22の形成方法としては、レーザー光照射、エッチング処理、サンドブラストなどのブラスト処理などが適用される。本実施形態では位置精度が高く維持でき、隣接する初期孔22同士の間隔を正確に制御することが可能となるため、レーザー光照射を初期孔22の形成に適用した。
<エッチング工程>
次に図4(c)に示すように、マスク23に形成された初期孔22を通じてエッチングによりガラス基板20に食刻部24を形成する。エッチング方法は特に限定はされないが、例えばウエットエッチング、ドライエッチングなどが挙げられる。本実施形態ではウエットエッチングにより食刻部24を形成した。エッチング液として限定されるものではないが、本実施形態ではフッ酸(フッ化水素)を含むフッ酸系エッチング液を用いた。フッ酸系エッチング液を用いることで、ガラス基板20をより選択的に食刻(エッチング)することができ、食刻部24を好適に形成することができる。
初期孔22が形成されたマスク23で被覆されたガラス基板20に対して、エッチングを施すことにより、図4(c)に示すように、ガラス基板20は、マスク23に形成された初期孔22、すなわちマスク材が存在しない部分でエッチング液にガラス基板20が食刻され、食刻部24が形成される。エッチングの時間などを制御し徐々にガラス基板20を食刻し、図4(d)に示す所定深さの食刻部24、すなわち凹部13を備える凹部付き基板12が形成される。このとき図1(a)の対角方向のM−M’断面においては、エッチングされずに突起状に残ったガラス基材20が非食刻部25として形成されるよう、エッチング量を制御する。さらに、非食刻部25のマスク23側端部にはガラス基板20の平面部の一部が残り部分平面25aが形成されるようにエッチング量が制御される。
<マスク除去工程>
次にマスク23をエッチング等により除去し、図4(e)に示すように、凹部付き基板12が得られる。すなわち多数の食刻部24が凹部13に、および非食刻部25が突起部15として形成された凹部付き基板12が得られる。また突起部15の頂部にはガラス基板20の部分平面25a、すなわち突起部15の平坦部15aを有する。なお、平坦部15aは後述するマイクロレンズ形成における研磨工程において同時研磨、いわゆる共磨きによって平坦部15aを成形することも可能であるため、上述のエッチング工程においてエッチング過多によってガラス基板20の部分平面25aが形成されなくても、不良品として廃棄するする必要は無い。しかし、エッチング工程でガラス基板20の部分平面25aが形成されることが好ましい。
〔マイクロレンズの製造〕
上述の方法によって製造された凹部付き基板12にレンズ基材を導入する製造方法について、図5に基づいて説明する。
<加熱工程>
本実施形態において、レンズ基材30は圧接法により凹部付き基板12に接合される。まず板状のレンズ基材30が準備される。レンズ基材30は凹部付き基板12に対して軟化点SPが低い材料が選択される。また、レンズとしての機能を確保するために、凹部付き基板12に対して高屈折率を有する材料が選択されることは言うまでもない。例えばソーダガラス、結晶性ガラス、鉛ガラス、カリウムガラス、ホウケイ酸ガラス、無アルカリガラスが好適に使用される。
このレンズ基材30は図示しない加熱手段によって加熱され、凹部付き基板12の凹部13が形成された面側に載置される。この時、凹部付き基板12も加熱されていることが好ましい。すなわち、後述するが、過熱されたレンズ基材30は凹部付き基板12の凹部13に充填される方向に押圧される。その際、大きな押圧力がレンズ基材30を通して凹部付き基板12に掛かるため、応力が集中し易い角部、特に突起部15周辺などに割れや欠けといった不具合が生じ易くなる。この割れ、欠けを防止するために、凹部付き基板12においても軟化点以下の温度に加熱することで、脆性を緩和し欠けにくくすることが好ましい。
したがって加熱温度T[℃]は、レンズ基材30の軟化点をTSP1[℃]、凹部付き基板12の軟化点をTSP2[℃]としたとき、
SP1≦T≦TSP2
の関係を満足するのが好ましい。さらに、レンズ基材30の流動性(成形性)を高め凹部付き基板12の損傷をより軽減させるには、
SP1+200[℃]≦T≦TSP2−100[℃]
の関係を満足するのがより好ましい。
<圧接工程>
上述の加熱工程により所定の温度に加熱された凹部付き基板12とレンズ基材30は、図示しないプレス装置により図5(b)に図示した矢印方向に均一に加圧され、図5(c)のように凹部13にレンズ基材30が導入され、凹部付き基板12と接合される。
<研磨工程>
次に図5(d)に示すように、圧接工程において接合されたレンズ基材30には、確実に凹部13にレンズ基材30を充填させるため、余剰部分30aが生ずるようにレンズ基材30の量を設定している。この余剰部分30aが図示しない研磨装置により除去研磨される。研磨方法としては、例えばラップ盤を使って平面度も同時に作り上げる方法が一般的であるが、エッチング法による研磨であっても同様の製品を得ることは可能である。
研磨工程では、凹部付き基板12の突起部15の端面の平坦部15aが表出するまで、余剰部分30aを除去する。この時、平坦部15aにガラス基材30が僅かでも残存していると、残存部分からの破損が発生しやすく、マイクロレンズ全体に破損が進行するおそれがある。従って、突起部15の平坦部15aからレンズ基材30が完全に除去されるようにするため、凹部付き基板12の凹部13形成側の面全体を研磨してもよい。いわゆる、レンズ基材30と凹部付き基板12の共磨きを行ってもよい。その場合に、研磨量αは極力少なくするため、平坦部15aにおけるレンズ基材30の残存状態を確認しながら研磨することが好ましい。
<表層固着工程>
上述の研磨工程を経て、図5(e)に示すようなマイクロレンズ基板31が完成する。完成したマイクロレンズ基板31に、図5(f)に示すように予め所定の厚さ、大きさに成形されたガラス平板の表層14を接着固定し、マイクロレンズアレイ10が完成する。表層14の材料は、凹部付き基板12と線膨張係数の絶対値の差が40×10-7/℃以下であることが好ましい。すなわち、マイクロレンズアレイ10に温度変化が負荷されても、凹部付き基板12と異なる線膨張係数を有するレンズ基材30が凹部付き基板12と表層14とにより挟み込まれ、レンズ基材30と凹部付き基板12および表層14との線膨張量の差を矯正する作用を発揮し、マイクロレンズアレイ10の変形を抑制することが可能となる。したがって、凹部付き基板12と表層14とに同一材料を使用することが最も好ましい。
また、凹部付き基板12に突起部15が形成されていることにより、凹部付き基板12と表層14との接着部位は、表層14の外周部に加えて突起部15の平坦部15aにおいても接着される。従って、上述のマイクロレンズアレイ10の変形をマイクロレンズ11が形成される中央部分においても効果的に矯正することが可能とる。
以下のように、複数の凹部を備えたマイクロレンズ用凹部付き基板を製造し、このマイクロレンズ用凹部付き基板を用いてマイクロレンズ基板を製造した。
〔凹部付き基板の形成工程〕
まず、ガラス基板として、厚さ2mmの石英ガラス基板(軟化点:1650℃、屈折率:1.46、線膨張係数:5.7×10-7/℃)を用意した。この石英ガラス基板を、85℃に加熱した洗浄液(80%硫酸+20%過酸化水素水)に浸漬して洗浄を行い、その表面を清浄化した。
次に、この石英ガラス基板上に、スパッタリング法にて、厚さ0.03μmのCr膜を形成した。すなわち、石英ガラス基板の表面に、Cr膜のマスクおよび裏面保護膜を形成した。次に、マスクに対してレーザー加工を行い、多数の初期孔を形成した。
なお、レーザー加工は、YAGレーザーを用いて、エネルギー強度1mW、ビーム径3μm、照射時間60×10-9秒という条件で行った。形成された初期孔の平均径は、5μmであった。次に、石英ガラス基板にウエットエッチングを施し、石英ガラス基板上に多数の凹部を形成した。このウエットエッチングのエッチング時間は72分に設定し、エッチング液には、フッ酸系のエッチング液を用いた。
次に、CFガスによるドライエッチングを行い、マスクおよび裏面保護層を除去した。これにより、石英ガラス基板上に、多数の凹部が規則的に配列した凹部付き基板を得た。なお、形成された凹部の平均径は15μm、曲率半径は7.5μmであった。また、隣接するマイクロレンズ用凹部同士の間隔(凹部同士の中心間平均距離)は15μmであった。この時、凹部の対角線上に形成された突起部の平坦部分の総面積は、凹部形範囲の投影面積に対して、5%であった。
〔レンズ基材加熱、圧接〕
次にレンズ材料には上述の凹部付き基板材料の石英ガラスに対して高屈折率の酸化ケイ素と酸化ビスマスと参加ホウ素を主成分とした、いわゆるホウケイ酸ガラス(軟化点:700℃、線膨張係数:40×10-7/℃)を700℃に加熱し、圧力5KNにて凹部付き基板の凹部に圧接した。この際、凹部付き基板も700℃に加熱した。レンズ基材圧接後、凹部つき基板の上面からレンズ基材が20μmから30μmの厚さで余剰分としてのはみ出し分をラップ研磨により、凹部つき基板の突起部の平坦部が出てくるまで研磨した。
〔表層固着〕
研磨後の、レンズ基材が圧接された凹部付き基板のレンズ基材側の面に表層を固着した。表層には凹部付き基板とおなじ石英ガラスの基板を使用し、研磨後のレンズ基材が圧接された凹部付き基板と表層を、レンズ基材の軟化点700℃に加熱し、表層をレンズ基材に圧着し固着しマイクロレンズアレイを完成した。
実施例2は実施例1に対して、表層の材料と表層の固着方法のみ異なり、その他は実施例1と同じである。表層に酸化ケイ素を70重量%とするホウケイ酸ガラスを使用し、その線膨張係数は40×10-7/℃であった。また、表層の固着方法としてはUV接着剤を使用し、レンズ基材側の面と表層の固着面全域にUV接着剤を塗布し、UV硬化させマイクロレンズアレイを完成させた。
〔比較例1〕
比較例1は表層材料に誘電体ドライフィルムを使用し、その他は実施例2と同じである。使用した誘電体ドライフィルムは線膨張係数が70×10-7/℃であった。
〔比較例2〕
比較例2は表層材料にビスマス系ガラスを使用し、その他は実施例2と同じである。使用したビスマス系ガラスは線膨張係数が45×10-7/℃であった。
〔結果1〕
上述の実施例1、2と比較例1、2によって得られたマイクロレンズアレイを、300℃に加熱し、常温まで冷却後観察した。その結果、実施例1と2にはクラックや割れ等の発生は無かった。比較例1と2には、表層にクッラクが発生しマイクロレンズアレイとして機能しないものとなった。このことから、表層の線膨張係数は40×10-7/℃以下とすることが分かった。
〔比較例3〕
実施例2に対して、凹部付き基板の突起部端部の平面部の面積の総和を、凹部形成範囲の投影面積に対して2%未満となるように、凹部付き基板を製作しマイクロレンズアレイを製作した。その他は実施例2と同じである。
〔結果2〕
上述の実施例2と比較例3によって得られたマイクロレンズアレイを、300℃に加熱し、常温まで冷却後観察した。その結果、実施例2にはクラックや割れ等の発生は無かった。比較例3には、表層にクラックが発生しマイクロレンズアレイとして機能しないものとなった。このことから、凹部付き基板の突起部端部の平面部の面積の総和が、凹部形成範囲の投影面積に対して5%以上必要であることが分った。また、隣接するマイクロレンズ形成部である凹部の距離は、レンズ機能としてのレンズ中心を確保する点から、凹部付き基板の突起部端部の平面部の面積の総和が、凹部形成範囲の投影面積に対して2%を超えなければならない。
上述の実施形態により得られるマイクロレンズアレイは、投射型表示装置における液晶ライトバルブとして、使用される液晶パネルの対向基板として好適に使用される。図6に投射型表示装置概念図を示す。本例の投射型表示装置40は一般的に「液晶プロジェクター」と呼ばれ、光源41から出射された白色光(白色光束)は、インテグレーターレンズ42、43を通過し、白色光の光強度(輝度分布)が均一化される。
インテグレーターレンズ42、43を通過した白色光は、ミラー44により反射されダイクロイックミラー45によって、青色光(B)と緑色光(G)とは反射されダイクロイックミラー49に向かう。赤色光(R)はダイクロイックミラー45を通過し、ミラー46で反射され集光レンズ47により整形され赤色用の液晶ライトバルブ48へ向かう。
ダイクロイックミラー49に向かった青色光(B)と緑色光(G)のうち、緑色光(G)はダイクロイックミラー49で反射され集光レンズ50により整形され、緑色用の液晶ライトバルブ51に入射する。また、青色光(B)はダイクロイックミラー49を通過し、集光レンズ52、ミラー53、集光レンズ54、ミラー55、集光レンズ56を通過、整形され青色用の液晶ライトバルブ57に入射される。
液晶ライトバルブ48、51、57は、それぞれの色の画像信号に基づいて作動する駆動回路によりスイッチング制御し、それぞれの色の画像を形成させる。この形成されたそれぞれの色の画像をダイクロイックプリズム58に入射し、ダイクロイックプリズム58で合成され、投射レンズ59を通してスクリーン60へ画像が投射される。
上述の液晶ライトバルブ48、51、57は、図7に示すTFT液晶パネル70が用いられている。TFT液晶パネル70は、TFT基板(液晶駆動基板)71と、TFT基板71に接合された液晶パネル用対向基板72と、TFT基板71と液晶パネル用対向基板72との空隙に封入された液晶よりなる液晶層73とを有している。
TFT基板71は、液晶層73の液晶を駆動するための基板であり、ガラス基板71aと、ガラス基板71aに設けられた多数の画素電極71bと、画素電極71bの近傍に設けられ、各画素電極71bに対応する多数の薄膜トランジスター(TFT)71cとを有している。この液晶パネル70では、液晶パネル用対向基板72の透明電極膜(共通電極)72aと、TFT基板71の画素電極71bとが対向するように、TFT基板71と液晶パネル用対向基板72とが、一定距離離間して接合されている。
この液晶パネル用対向基板72に上述の実施形態により得られるマイクロレンズアレイ72bが適用されている。マイクロレンズアレイ72b側から入射した入射光Pは、マイクロレンズ72cを通過する際に集光され、マイクロレンズアレイ72b上に形成されたブラックマトリックス72dの開口部72eより液晶層73を通過しTFT基板71より出射される。この時、マイクロレンズアレイ72bは入射光の光量を極力減衰させることなく出射させる作用を有しており、わずかな変形でも、所定の焦点距離あるいは焦点位置を維持することが困難となってしまう。しかし、図6における光源41の光を受け非常に高温環境に置かれ、線膨張により変形が発生しやすいデバイスでありながら、上述の実施形態により得られるマイクロレンズアレイを適用することで安定した品質を維持できるものである。
10…マイクロレンズアレイ、11…マイクロレンズ、12…凹部付き基板、13…凹部、14…表層、15…突起部。

Claims (5)

  1. 基板の一方の面側に複数のマイクロレンズに対応する複数の凹部を有する凹部付き基板と、
    前記凹部付き基板の前記凹部に充填されるレンズ基材と、
    前記凹部付き基板の少なくとも前記凹部の形成面を覆う表層とを含むマイクロレンズアレイであって、
    前記凹部付き基板は、前記マイクロレンズに囲まれ形成される突起部を有している
    ことを特徴とするマイクロレンズアレイ。
  2. 前記突起部の前記表層に対向する端部に平坦部を有し、
    前記平坦部は、前記凹部付き基板の前記表層を載置し固着させる表層載置部との段差が、前記表層から前記凹部に向かって0以上0.1μm以下である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマイクロレンズアレイ。
  3. 前記凹部付き基板の前記突起部の前記平坦部の面積の総和が、複数の前記凹部形成範囲の投影面積の2%以上である、
    ことを特徴とする請求項1および2に記載のマイクロレンズアレイ。
  4. 前記表層の線膨張係数と、前記凹部付き基板の線膨張係数との絶対値の差が、
    40×10-7/℃以下である、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のマイクロレンズアレイ。
  5. 複数のマイクロレンズを有するマイクロレンズ基板の製造方法であって、
    基板の一方の面側に複数のマイクロレンズに対応する複数の凹部と、前記凹部に囲まれた突起部とを形成し凹部付き基板とする凹部付き基板製造工程と、
    前記凹部にレンズ基材を導入する、レンズ基材導入工程と、
    前記レンズ基材を前記凹部へ固着しレンズ体を形成するレンズ形成工程と、
    前記レンズ体の前記レンズ基材側の面を、前記突起部の頂部が出現するまで研磨する研磨工程と、
    前記レンズ体の前記マイクロレンズ形成範囲を覆う表層を前記レンズ体に固着する表層固定工程と、を含む、
    ことを特徴とするマイクロレンズアレイの製造方法。
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