JP2011058911A - 電磁流量計 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電磁流量計は、測定管1と、電極2a,2bと、平面PLNに対して非対称かつ時間変化する磁場を流体に印加する励磁コイル3と、流体の流速とは無関係で磁場の時間変化に起因する∂A/∂t成分の起電力と流体の流速に起因するv×B成分の起電力との合成起電力から、∂A/∂t成分を抽出する信号変換部5と、∂A/∂t成分に基づいて合成起電力中のv×B成分の流速の大きさVにかかる係数であるスパンの変動要因を除去し、変動要因を除去した結果から流体の流量を算出する流量出力部6と、平面PLNと平行な磁場の方向に対して傾きを持ち磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設された信号線7a,7bとを備える。
【選択図】 図5
Description
従来技術と本発明を理解するために必要な両者に共通する理論的前提部分について説明する。
まず、従来技術の説明に必要な物理現象について説明しておく。時間変化する磁場中を物体が移動する場合、電磁誘導によって2種類の電界、(a)磁場の時間変化によって発生する電界E(i)=−∂A/∂t、(b)磁場中を物体が動くことにより発生する電界E(v)=v×Bが発生する。v×BはvとBの外積を示し、∂A/∂tはAの時間による偏微分を示す。v、B、Aはそれぞれ下記に対応しており、3次元(x、y、z)に方向をもつベクトルである(v:流速、B:磁束密度、A:ベクトルポテンシャル(磁束密度とはB=rotAの関係がある))。ただし、ここでの3次元ベクトルは複素平面上のベクトルとは意味が異なる。この2種類の電界によって電位分布が流体中に発生し、この電位は電極によって検出することができる。
P・cos(ω・t)+Q・sin(ω・t)
=(P2+Q2)1/2 ・cos(ω・t−ε)
ただし、ε=tan-1(Q/P) ・・・(1)
L・exp(j・ε)=L・cos(ε)+j・L・sin(ε) ・・・(2)
式(2)は複素ベクトルに関する表記であり、jは虚数単位である。Lは複素ベクトルの長さを与え、εは複素ベクトルの方向を与える。したがって、複素座標平面上の幾何学的関係を分析するには、複素ベクトルへの変換を活用すると都合がよい。
発明者が提案した電磁流量計(特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)におけるコイル1組、電極1対の場合に発生する電極間起電力の複素ベクトル配置について説明する。図32は特許文献1〜特許文献3に開示された電磁流量計の構成を示すブロック図である。この電磁流量計は、被測定流体が流れる測定管1と、被測定流体に印加される磁場および測定管1の軸PAXの双方と直交し、かつ被測定流体と接触するように測定管1に対向配置され、前記磁場と被測定流体の流れとによって生じた起電力を検出する一対の電極2a,2bと、測定管軸PAXの方向と直交する、電極2a,2bを含む平面PLNを測定管1の境としたとき、この平面PLNを境とする測定管1の前後で非対称かつ時間変化する磁場を被測定流体に印加する励磁コイル3と、この励磁コイル3に励磁電流を供給して磁場を発生させる電源4と、電極2a,2b間の起電力を検出する信号変換部5と、信号変換部5によって検出された電極間起電力から被測定流体の流量を算出する流量出力部6と、電極2a,2bと信号変換部5との間を接続する信号線7a,7bとを有する。
Va=B・rω・exp(j・θω)・ω ・・・(3)
Vb=B・rv・exp(j・θv)・V ・・・(4)
また、本発明の電磁流量計の1構成例において、前記信号線の配設方向は、前記測定管の軸と同じ方向成分を持つことを特徴とするものである。
また、本発明の電磁流量計の1構成例(第2の実施の形態)において、前記電極は、前記測定管の軸に直交する軸上に前記測定管の軸を挟んで対向するように1対配設され、前記信号線は、各々の電極に1本ずつ接続された2本の信号線からなり、この2本の信号線が前記第1の平面から互いに逆方向に向かうように配設されることを特徴とするものである。
また、本発明の電磁流量計の1構成例(第3の実施の形態)は、さらに、前記励磁コイルの外側を覆うアウターコアを備え、前記信号線は、前記アウターコアの内側に、前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設されることを特徴とするものである。
また、本発明の電磁流量計の1構成例(第1、第3、第4の実施の形態)において、前記電極は、前記測定管の軸に直交する軸上に前記測定管の軸を挟んで対向するように1対配設され、前記信号線は、各々の電極に1本ずつ接続された2本の信号線からなり、この2本の信号線のうち少なくとも1本の信号線が前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設されることを特徴とするものである。
また、本発明の電磁流量計の1構成例(第5の実施の形態)において、前記電極は、前記測定管の軸に直交する軸上に前記測定管の軸を挟んで対向するように1対配設され、前記信号線は、各々の電極に1本ずつ接続された2本の信号線からなり、この2本の信号線が前記第1の平面から互いに逆方向に向かうように配設されることを特徴とするものである。
また、本発明の電磁流量計の1構成例(第6の実施の形態)は、さらに、前記第1の励磁コイルの外側を覆う第1のアウターコアと、前記第2の励磁コイルの外側を覆う第2のアウターコアとを備え、前記信号線は、前記第1、第2のアウターコアの内側に、前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設されることを特徴とするものである。
また、本発明の電磁流量計の1構成例(第8の実施の形態)において、前記信号線は、前記第1の電極に接続された第1の信号線と、前記第2の電極に接続された第2の信号線とからなり、この第1、第2の信号線が前記第2の平面を挟んで対向するように配設されることを特徴とするものである。
また、本発明の電磁流量計の1構成例(第9の実施の形態)は、さらに、前記励磁コイルの外側を覆うアウターコアを備え、前記信号線は、前記アウターコアの内側に、前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設されることを特徴とするものである。
また、本発明の電磁流量計の1構成例(第10の実施の形態〜第16の実施の形態)は、さらに、前記信号線の他端と接続され、前記電極および信号線で検出される、前記流体の流速とは無関係で前記磁場の時間変化に起因する∂A/∂t成分の起電力と前記流体の流速に起因するv×B成分の起電力との合成起電力から、前記∂A/∂t成分を抽出する信号変換部と、前記抽出された∂A/∂t成分に基づいて、前記合成起電力の中のv×B成分の流速の大きさVにかかる係数であるスパンの変動要因を除去し、この変動要因を除去した結果から前記流体の流量を算出する流量出力部とを備えることを特徴とするものである。
本発明は、電磁流量計の電極で検出される電極間起電力を信号処理部まで取り出すとき、信号処理部において検出される、∂A/∂t成分のベクトルVaとv×B成分のベクトルVbとの合成ベクトルVa+Vbにおいて、ベクトルVaは流体に発生する成分と電極および信号線に発生する成分とが合成されたベクトルであるのに対して、ベクトルVbは流体で発生するベクトルであることに着目している。
そこで、発明者は、v×B成分のベクトルVbや流量計としての性能に影響を与えることなく∂A/∂t成分のベクトルVaの大きさを調整できることを重視し、その調整のパラメータとして信号線の配置に着目した。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図5は本発明の第1の実施の形態に係る電磁流量計の構成を示すブロック図である。本実施の形態の電磁流量計は、被測定流体が流れる測定管1と、被測定流体に印加される磁場Bおよび測定管軸PAXの双方と直交し、かつ被測定流体と接触するように測定管1に対向配置された一対の電極2a,2bと、測定管軸PAXの方向と直交する、電極2a,2bを含む平面PLNを測定管1の境としたとき、この平面PLNを境とする測定管1の前後で非対称かつ時間変化する磁場Bを被測定流体に印加する励磁コイル3と、励磁コイル3に励磁電流を供給して磁場Bを発生させる電源4と、後述する信号線の他端と接続され、信号線から得られる起電力から∂A/∂t成分を抽出する信号変換部5と、抽出された∂A/∂t成分に基づいて、起電力中のv×B成分の流速の大きさVにかかる係数であるスパンの変動要因を除去し、この変動要因を除去した結果から被測定流体の流量を算出する流量出力部6と、電極2a,2bと信号変換部5との間を接続する信号線7a,7bとを有する。
励磁コイル3は、平面PLNから測定管軸方向にオフセット距離だけ離れた位置に配設されている。これにより、本実施の形態では、平面PLNを境とする測定管1の前後で非対称な磁場Bが被測定流体に印加される。
信号変換部5によって検出された起電力から∂A/∂t成分を抽出し、この∂A/∂t成分を用いて被測定流体の流量を求める導出方法については、特許文献1〜特許文献3も含めて各種の方式が提案されているが、本実施の形態は、このような導出方法に関係なく適用できる。電源4、信号変換部5および流量出力部6の動作例については後述する。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図9は本発明の第2の実施の形態に係る電磁流量計の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の電磁流量計は、1個の励磁コイル3と1対の電極2a,2bとを有し、電極2a,2bを含む平面PLNに対して信号線7aと信号線7bとを異なる側に配置したものである。第1の実施の形態と同様に、励磁コイル3は、平面PLNから測定管軸方向にオフセット距離だけ離れた位置に配設されている。
電源4、信号変換部5および流量出力部6については第1の実施の形態と同じなので、図9では電源4、信号変換部5および流量出力部6の記載を省略している。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図10は本発明の第3の実施の形態に係る電磁流量計の構成を示すブロック図である。
一般の電磁流量計においては励磁コイルから発生する磁気を効率的に励磁コイルに戻すために、アウターコアと呼ばれる磁性体で電磁流量計を覆うことが多い。本実施の形態は、第1、第2の実施の形態において信号線7a,7bをアウターコア8の内側に配置したものである。
本実施の形態のようにアウターコア8が存在する場合、アウターコア8の内側に磁場が集中するため、信号線7a,7bをアウターコア8の内側に配置することにより、第1、第2の実施の形態に比べて信号線7a,7bから得られる∂A/∂t成分の起電力(ベクトルVa)の設定可能な範囲を拡大することができる。
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。図11は本発明の第4の実施の形態に係る電磁流量計の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の電磁流量計は、測定管1と、電極2a,2bと、測定管軸PAXの方向と直交する、電極2a,2bを含む平面PLNを測定管1の境としたとき、この平面PLNを境とする測定管1の前後で非対称かつ時間変化する磁場を被測定流体に印加する第1、第2の励磁コイル3a,3bと、第1、第2の励磁コイル3a,3bに励磁電流を供給して磁場を発生させる電源4aと、後述する信号線の他端と接続され、信号線から得られる起電力から∂A/∂t成分を抽出する信号変換部5aと、抽出された∂A/∂t成分に基づいて、起電力中のv×B成分の流速の大きさVにかかる係数であるスパンの変動要因を除去し、この変動要因を除去した結果から被測定流体の流量を算出する流量出力部6aと、電極2a,2bと信号変換部5aとの間を接続する信号線7a,7bとを有する。
電源4a、信号変換部5aおよび流量出力部6aの動作例については後述する。
以上の性質を考慮して信号線7a,7bの配置を決定すればよい。
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。図12は本発明の第5の実施の形態に係る電磁流量計の構成を示すブロック図である。
本実施の形態は、第4の実施の形態の電磁流量計における信号線7a,7bの他の配置例を示すものであり、電極2a,2bを含む平面PLNに対して信号線7aと信号線7bとを異なる側に配置したものである。第1、第2の励磁コイル3a,3bの配置は、第4の実施の形態と同じである。
電源4a、信号変換部5aおよび流量出力部6aについては第4の実施の形態と同じなので、図12では電源4a、信号変換部5aおよび流量出力部6aの記載を省略している。
次に、本発明の第6の実施の形態について説明する。図13は本発明の第6の実施の形態に係る電磁流量計の構成を示すブロック図である。
本実施の形態は、第4、第5の実施の形態において信号線7bを第1のアウターコア8aの内側に配置し、信号線7aを第2のアウターコア8bの内側に配置したものである。
本実施の形態のように第1、第2のアウターコア8a,8bが存在する場合、第1、第2のアウターコア8a,8bの内側に磁場が集中するため、信号線7a,7bを第1、第2のアウターコア8a,8bの内側に配置することにより、第4、第5の実施の形態に比べて信号線7a,7bから得られる∂A/∂t成分の起電力(ベクトルVa)の設定可能な範囲を拡大することができる。
次に、本発明の第7の実施の形態について説明する。図14は本発明の第7の実施の形態に係る電磁流量計の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の電磁流量計は、測定管1と、被測定流体に印加される磁場および測定管軸PAXの双方と直交し、かつ被測定流体と接触するように測定管1に対向配置され、前記磁場と被測定流体の流れとによって生じた起電力を検出する第1の電極2a,2bおよび第2の電極2c,2dと、測定管軸PAXと直交する、第1の電極2a,2bを含む平面をPLN1、測定管軸PAXと直交する、第2の電極2c,2dを含む平面をPLN2としたとき、平面PLN1を境とする測定管1の前後で非対称かつ時間変化する磁場を被測定流体に印加すると同時に、平面PLN2を境とする測定管1の前後で非対称かつ時間変化する磁場を被測定流体に印加する励磁コイル3と、励磁コイル3に励磁電流を供給して磁場を発生させる電源4bと、後述する信号線の他端と接続され、信号線から得られる起電力から∂A/∂t成分を抽出する信号変換部5bと、抽出された∂A/∂t成分に基づいて、起電力中のv×B成分の流速の大きさVにかかる係数であるスパンの変動要因を除去し、この変動要因を除去した結果から被測定流体の流量を算出する流量出力部6bと、第1の電極2a,2bと信号変換部5bとの間を接続する第1の信号線7a,7bと、第2の電極2c,2dと信号変換部5bとの間を接続する第2の信号線7c,7dとを有する。
電源4b、信号変換部5bおよび流量出力部6bの動作例については後述する。
次に、本発明の第8の実施の形態について説明する。図15は本発明の第8の実施の形態に係る電磁流量計の構成を示すブロック図である。
本実施の形態の電磁流量計は、1個の励磁コイル3と2対の電極2a,2b,2c,2dとを有し、励磁コイル3の軸を含む平面PLN3に対して第1の信号線7a,7bと第2の信号線7c,7dとを異なる側に配置したものである。電極2a,2b,2c,2dの配置は、第7の実施の形態と同じである。
電源4b、信号変換部5bおよび流量出力部6bについては第7の実施の形態と同じなので、図15では電源4b、信号変換部5bおよび流量出力部6bの記載を省略している。
次に、本発明の第9の実施の形態について説明する。図18は本発明の第9の実施の形態に係る電磁流量計の構成を示すブロック図である。
本実施の形態は、第7、第8の実施の形態において信号線7a,7b,7c,7dをアウターコア8cの内側に配置したものである。
電源4b、信号変換部5bおよび流量出力部6bについては第7の実施の形態と同じなので、図18では、電源4b、信号変換部5bおよび流量出力部6bの記載を省略している。
次に、本発明の第10の実施の形態について説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態〜第3の実施の形態で用いる電源4、信号変換部5および流量出力部6について説明する。
電源4は、励磁コイル3に励磁周波数を切り替えながら励磁電流を供給する。信号変換部5は、励磁周波数が異なる第1の励磁状態と第2の励磁状態の各々において信号線7a,7bから得られる合成起電力の振幅と位相を求め、これらの合成起電力の振幅と位相に基づいて第1の励磁状態の合成起電力と第2の励磁状態の合成起電力との起電力差を∂A/∂t成分として抽出する。流量出力部6は、抽出された∂A/∂t成分に基づいて、第1の励磁状態の合成起電力中のv×B成分に含まれるスパンの変動要因を除去し、この変動要因を除去した結果から被測定流体の流量を算出する。
続いて、信号変換部5は、励磁角周波数がω1の第2の励磁状態において、信号線間起電力差E11の振幅r11を求めると共に、実軸と信号線間起電力差E11との位相差φ11を位相検波器により求める(ステップS102)。
E10x=r10・cos(φ10) ・・・(5)
E10y=r10・sin(φ10) ・・・(6)
E11x=r11・cos(φ11) ・・・(7)
E11y=r11・sin(φ11) ・・・(8)
|EdA1|={(E10x−E11x)2+(E10y−E11y)2}1/2
・ω0/(ω0−ω1) ・・・(9)
∠EdA1=tan-1{(E10y−E11y)/(E10x−E11x)}
・・・(10)
これで、ステップS104の処理が終了する。
|En1|=(r10/|EdA1|)・ω0 ・・・(11)
∠En1=φ10−∠EdA1 ・・・(12)
これで、ステップS105の処理が終了する。
En1x=|En1|cos(∠En1)−ω0 ・・・(13)
En1y=|En1|sin(∠En1) ・・・(14)
V=(En1x2+En1y2)1/2/γ ・・・(15)
これで、ステップS106の処理が終了する。
次に、本発明の第11の実施の形態について説明する。本実施の形態では、第4の実施の形態〜第6の実施の形態で用いる電源4a、信号変換部5aおよび流量出力部6aについて説明する。
電源4aは、第1の励磁コイル3aに供給する励磁電流と第2の励磁コイル3bに供給する励磁電流の位相差および励磁周波数を切り替えながら、第1の励磁コイル3aと第2の励磁コイル3bに励磁電流を供給する。
E20x=r20・cos(φ20) ・・・(16)
E20y=r20・sin(φ20) ・・・(17)
E2π0x=r2π0・cos(φ2π0) ・・・(18)
E2π0y=r2π0・sin(φ2π0) ・・・(19)
E2π1x=r2π1・cos(φ2π1) ・・・(20)
E2π1y=r2π1・sin(φ2π1) ・・・(21)
|EdA2|={(E2π0x−E2π1x)2+(E2π0y−E2π1y)2}1/2
・ω0/(ω0−ω1) ・・・(22)
∠EdA2=tan-1{(E2π0y−E2π1y)/(E2π0x−E2π1x)}
・・・(23)
これで、ステップS205の処理が終了する。
|En2|=(r20/|EdA2|)・ω0 ・・・(24)
∠En2=φ20−∠EdA2 ・・・(25)
これで、ステップS206の処理が終了する。
V=|En2/[γ・exp{j・(−π/2+Δθ01)}]|
=|En2|/γ ・・・(26)
係数γおよび角度Δθ01は校正等により予め求めることができる定数である。
次に、本発明の第12の実施の形態について説明する。本実施の形態では、第7の実施の形態〜第9の実施の形態で用いる電源4b、信号変換部5bおよび流量出力部6bについて説明する。
電源4bは、励磁コイル3に励磁周波数を切り替えながら励磁電流を供給する。
続いて、信号変換部5bは、励磁角周波数がω1の第2の励磁状態において、第1の信号線間起電力差E31と第2の信号線間起電力差E32との差Ed31の振幅rd31を求めると共に、実軸と起電力差Ed31との位相差φd31を位相検波器により求める(ステップS303)。
Es30x=rs30・cos(φs30) ・・・(27)
Es30y=rs30・sin(φs30) ・・・(28)
Ed30x=rd30・cos(φd30) ・・・(29)
Ed30y=rd30・sin(φd30) ・・・(30)
Ed31x=rd31・cos(φd31) ・・・(31)
Ed31y=rd31・sin(φd31) ・・・(32)
|EdA3|={(Ed30x−Ed31x)2+(Ed30y−Ed31y)2}1/2
・ω0/(ω0−ω1) ・・・(33)
∠EdA3=tan-1{(Ed30y−Ed31y)/(Ed30x−Ed31x)}
・・・(34)
これで、ステップS305の処理が終了する。
|En3|=(rs30/|EdA3|)・ω0 ・・・(35)
∠En3=φs30−∠EdA3 ・・・(36)
これで、ステップS306の処理が終了する。
V=|En3/[γ・exp{j・(−π/2+Δθ01)}]|
=|En3|/γ ・・・(37)
係数γおよび角度Δθ01は校正等により予め求めることができる定数である。
次に、本発明の第13の実施の形態について説明する。本実施の形態では、第4の実施の形態〜第6の実施の形態で用いる電源4a、信号変換部5aおよび流量出力部6aについて説明する。
電源4aは、第1の励磁コイル3aに供給する励磁電流と第2の励磁コイル3bに供給する励磁電流の位相差を切り替えながら、第1の励磁コイル3aと第2の励磁コイル3bに同一周波数の励磁電流を供給する。
E20x=r20・cos(φ20) ・・・(38)
E20y=r20・sin(φ20) ・・・(39)
E2π0x=r2π0・cos(φ2π0) ・・・(40)
E2π0y=r2π0・sin(φ2π0) ・・・(41)
|EdA4|=(E2π0x2+E2π0y2)1/2 ・・・(42)
∠EdA4=tan-1(E2π0y/E2π0x) ・・・(43)
これで、ステップS404の処理が終了する。
|En4|=(r20/|EdA4|)・ω0 ・・・(44)
∠En4=φ20−∠EdA4 ・・・(45)
これで、ステップS405の処理が終了する。
V=|En4/[γ・exp{j・(−π/2+Δθ01)}]|
=|En4|/γ ・・・(46)
係数γおよび角度Δθ01は校正等により予め求めることができる定数である。
なお、以上の第10の実施の形態〜第13の実施の形態は、特許文献2に開示された電磁流量計に基づくものである。
次に、本発明の第14の実施の形態について説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態〜第3の実施の形態で用いる電源4、信号変換部5および流量出力部6について説明する。
電源4は、第1の周波数と第2の周波数の異なる2つの周波数成分を含む励磁電流を励磁コイル3に供給する。
E50x=r50・cos(φ50) ・・・(47)
E50y=r50・sin(φ50) ・・・(48)
E51x=r51・cos(φ51) ・・・(49)
E51y=r51・sin(φ51) ・・・(50)
|EdA5|={(E50x−E51x)2+(E50y−E51y)2}1/2
・ω0/(ω0−ω1) ・・・(51)
∠EdA5=tan-1{(E50y−E51y)/(E50x−E51x)}
・・・(52)
これで、ステップS503の処理が終了する。
|En5|=(r50/|EdA5|)・ω0 ・・・(53)
∠En5=φ50−∠EdA5 ・・・(54)
これで、ステップS504の処理が終了する。
En5x=|En5|cos(∠En5)−ω0 ・・・(55)
En5y=|En5|sin(∠En5) ・・・(56)
V=(En5x2+En5y2)1/2/γ ・・・(57)
これで、ステップS505の処理が終了する。
次に、本発明の第15の実施の形態について説明する。本実施の形態では、第4の実施の形態〜第6の実施の形態で用いる電源4a、信号変換部5aおよび流量出力部6aについて説明する。
電源4aは、第1の周波数の励磁電流を第1の励磁コイル3aに供給すると同時に、第1の周波数と異なる第2の周波数の励磁電流を第2の励磁コイル3bに供給する。
Es6x=rs6・cos(φs6) ・・・(58)
Es6y=rs6・sin(φs6) ・・・(59)
Ed6x=rd6・cos(φd6) ・・・(60)
Ed6y=rd6・sin(φd6) ・・・(61)
|EdA6|=(Ed6x2+Ed6y2)1/2 ・・・(62)
∠EdA6=tan-1(Ed6y/Ed6x) ・・・(63)
これで、ステップS603の処理が終了する。
|En6|=(rs6/|EdA6|)・ω0 ・・・(64)
∠En6=φs6−∠EdA6 ・・・(65)
これで、ステップS604の処理が終了する。
En6x=|En6|cos(∠En6)+Δω ・・・(66)
En6y=|En6|sin(∠En6) ・・・(67)
V=(En6x2+En6y2)1/2/γ ・・・(68)
係数γは校正等により予め求めることができる定数である。これで、ステップS605の処理が終了する。
次に、本発明の第16の実施の形態について説明する。本実施の形態では、第7の実施の形態〜第9の実施の形態で用いる電源4b、信号変換部5bおよび流量出力部6bについて説明する。
電源4bは、励磁コイル3に励磁電流を供給する。
電源4bは、角周波数ω0の正弦波励磁電流を励磁コイル3に供給する。
Es7x=rs7・cos(φs7) ・・・(69)
Es7y=rs7・sin(φs7) ・・・(70)
Ed7x=rd7・cos(φd7) ・・・(71)
Ed7y=rd7・sin(φd7) ・・・(72)
|EdA7|=(Ed7x2+Ed7y2)1/2 ・・・(73)
∠EdA7=tan-1(Ed7y/Ed7x) ・・・(74)
これで、ステップS603の処理が終了する。
|En7|=(rs7/|EdA7|)・ω0 ・・・(75)
∠En7=φs7−∠EdA7 ・・・(76)
これで、ステップS604の処理が終了する。
V=|En7/[γ・exp{j・(−π/2+Δθ01)}]|
=|En7|/γ ・・・(77)
係数γおよび角度Δθ01は校正等により予め求めることができる定数である。
以上の第14の実施の形態〜第16の実施の形態は、特許文献3に開示された電磁流量計に基づくものである。
Claims (14)
- 被測定流体が流れる測定管と、
この測定管に配設され、前記流体に印加される磁場と前記流体の流れとによって生じた起電力を検出する電極と、
この電極を含む、前記測定管の軸方向と垂直な第1の平面に対して非対称かつ時間変化する磁場を前記流体に印加する励磁部と、
一端が前記電極と接続されると共に、前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設された信号線とを備えることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項1記載の電磁流量計において、
前記信号線の配設方向は、前記測定管の軸と同じ方向成分を持つことを特徴とする電磁流量計。 - 請求項1または2記載の電磁流量計において、
前記励磁部は、前記第1の平面からオフセット距離だけ離れた位置に配設された励磁コイルと、この励磁コイルに励磁電流を供給する電源とからなることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項3記載の電磁流量計において、
前記電極は、前記測定管の軸に直交する軸上に前記測定管の軸を挟んで対向するように1対配設され、
前記信号線は、各々の電極に1本ずつ接続された2本の信号線からなり、この2本の信号線が前記第1の平面から互いに逆方向に向かうように配設されることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項3または4記載の電磁流量計において、
さらに、前記励磁コイルの外側を覆うアウターコアを備え、
前記信号線は、前記アウターコアの内側に、前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設されることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項1または2記載の電磁流量計において、
前記励磁部は、前記第1の平面から第1のオフセット距離だけ離れた位置に配設された第1の励磁コイルと、前記第1の平面から第2のオフセット距離だけ離れた位置に、前記第1の平面を挟んで前記第1の励磁コイルと対向するように配設された第2の励磁コイルと、前記第1の励磁コイルと前記第2の励磁コイルに励磁電流を供給する電源とからなることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項3、5、6のいずれか1項に記載の電磁流量計において、
前記電極は、前記測定管の軸に直交する軸上に前記測定管の軸を挟んで対向するように1対配設され、
前記信号線は、各々の電極に1本ずつ接続された2本の信号線からなり、この2本の信号線のうち少なくとも1本の信号線が前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設されることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項6記載の電磁流量計において、
前記電極は、前記測定管の軸に直交する軸上に前記測定管の軸を挟んで対向するように1対配設され、
前記信号線は、各々の電極に1本ずつ接続された2本の信号線からなり、この2本の信号線が前記第1の平面から互いに逆方向に向かうように配設されることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項6または8記載の電磁流量計において、
さらに、前記第1の励磁コイルの外側を覆う第1のアウターコアと、
前記第2の励磁コイルの外側を覆う第2のアウターコアとを備え、
前記信号線は、前記第1、第2のアウターコアの内側に、前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設されることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項1または2記載の電磁流量計において、
前記励磁部は、前記流体に磁場を印加する励磁コイルと、この励磁コイルに励磁電流を供給する電源とからなり、
前記電極は、前記励磁コイルの軸を含む、前記測定管の軸方向と垂直な第2の平面から第1のオフセット距離だけ離れた位置に配設された第1の電極と、前記第2の平面から第2のオフセット距離だけ離れた位置に、前記第2の平面を挟んで前記第1の電極と対向するように配設された第2の電極とからなることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項10記載の電磁流量計において、
前記信号線は、前記第1の電極に接続された第1の信号線と、前記第2の電極に接続された第2の信号線とからなり、この第1、第2の信号線が前記第2の平面を挟んで対向するように配設されることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項10または11記載の電磁流量計において、
さらに、前記励磁コイルの外側を覆うアウターコアを備え、
前記信号線は、前記アウターコアの内側に、前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設されることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項10乃至12のいずれか1項に記載の電磁流量計において、
前記第1、第2の電極は、それぞれ前記測定管の軸に直交する軸上に前記測定管の軸を挟んで対向するように1対ずつ配設され、
前記信号線は、1対の前記第1の電極に1本ずつ接続された2本の第1の信号線と、1対の前記第2の電極に1本ずつ接続された2本第2の信号線とからなり、2本の第1の信号線のうち少なくとも1本の第1の信号線が前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設され、2本の第2の信号線のうち少なくとも1本の第2の信号線が前記第1の平面と平行な磁場の方向に対して傾きを持ち前記磁場の時間変化によって起電力が生じるように配設されることを特徴とする電磁流量計。 - 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の電磁流量計において、
さらに、前記信号線の他端と接続され、前記電極および信号線で検出される、前記流体の流速とは無関係で前記磁場の時間変化に起因する∂A/∂t成分の起電力と前記流体の流速に起因するv×B成分の起電力との合成起電力から、前記∂A/∂t成分を抽出する信号変換部と、
前記抽出された∂A/∂t成分に基づいて、前記合成起電力の中のv×B成分の流速の大きさVにかかる係数であるスパンの変動要因を除去し、この変動要因を除去した結果から前記流体の流量を算出する流量出力部とを備えることを特徴とする電磁流量計。
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