JP2011057060A - 車両用内装構造 - Google Patents
車両用内装構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011057060A JP2011057060A JP2009208153A JP2009208153A JP2011057060A JP 2011057060 A JP2011057060 A JP 2011057060A JP 2009208153 A JP2009208153 A JP 2009208153A JP 2009208153 A JP2009208153 A JP 2009208153A JP 2011057060 A JP2011057060 A JP 2011057060A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- lining
- vehicle
- rotation shaft
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
【解決手段】車室内に配置される第2リヤシート4を回転可能に支持する回転軸が、車体の車室内側面を覆うリヤホイールハウスライニング93を貫通して第2リヤシート4の車体側側部と車体との間に設けられている車両用内装構造において、リヤホイールハウスライニング93には前記回転軸を貫通させる開口部220が設けられ、この開口部220に前記回転軸を跨ぐように配置されるアームカバー200が取り付けられ、このアームカバー200には、前記回転軸を跨ぐ部分であって前記回転軸の挿通領域を除く部分を目隠しする刷毛206A,206Bが設けられている。
【選択図】図10
Description
この収納型シートでは、シートを回転可能に支持する支持装置が車体フレームに設置されているため、支持装置の回転軸を、車体パネルの車室内側面を覆うライニングに貫通させている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、例えば、低床の車両において前記収納型シートの着座面を所定高さに維持しようとすると、フロアから前記回転軸までの高さが高くなり、そのため前記カバーの回転軸挿通孔の上端高さも高くなり、カバー取り付後の状態は、回転軸挿通孔において回転軸よりも下方が開口してしまい、該開口から内部が見えて見栄えが悪いという課題がある。
請求項1に係る発明は、車室内に配置されるシート(例えば、後述する実施例における第2リヤシート4)を回転可能に支持する回転軸(例えば、後述する実施例における回転軸16)が、車体の車室内側面を覆うライニング(例えば、後述する実施例におけるリヤホイールハウスライニング93)を貫通して前記シートの車体側側部と前記車体との間に設けられている車両用内装構造において、前記ライニングには前記回転軸を貫通させる開口部(例えば、後述する実施例における開口部220)が設けられ、この開口部に前記回転軸を跨ぐように配置されるカバー(例えば、後述する実施例におけるアームカバー200)が取り付けられ、このカバーには、前記回転軸を跨ぐ部分であって前記回転軸の挿通領域を除く部分を目隠しする目隠し部(例えば、後述する実施例における刷毛206A,206B)が設けられていることを特徴とする車両用内装構造である。
請求項2および請求項3に係る発明によれば、目隠し部を容易に構成することができる。
シートバック6は、左側に着座する一人の乗員に対応した左シートバック部6Lと、右側に着座する二人の乗員に対応した右シートバック部6Rとに分割して構成されており、いずれのシートバック部6L,6Rも、リクライニング機構(図示略)を介して、軸8(図4参照)を支点としてシートクッション5に対して前後方向へ各々独立して傾転可能で、シートクッション5に重ね合わせて折り畳み可能となっている。
リヤホイールハウスライニング93には、後述するストライカ24を挿通させるためのストライカリッド100と、後述する支持装置14のアーム17を挿通させるためのアームカバー200が取り付けられている。ストライカリッド100については後で後述する。
なお、折り畳み形態の第2リヤシート4を後方へ回転するときにシートバック6とリヤホイールハウスライニング93とが干渉しないように、左シートバック部6Lの左端下部と右シートバック部6Rの右端下部には、それぞれ切欠部6aが形成されている。
以下、折り畳み形態の第2リヤシート4を上下反転させた状態で収納凹部92aに収納したときの第2リヤシート4の姿勢を収納姿勢と称す。
支持装置14の回転軸16は、開口部220を通ってリヤホイールハウスライニング93を貫通しており、第2リヤシート4の車体側側部と車体(リヤフレーム)との間に配置されている。
図10は、ライニング材および第2リヤシート4取り付け後の状態を示し、図11は第2リヤシート4を収納姿勢にした状態をアームカバー200を取り外して示した図である。なお、図8から図11において、符号17aは、支持装置14のアーム17を覆う化粧カバーである。リヤホイールハウスライニング93の後部側には、リヤホイールハウスライニング93の下端から上方に延びる開口部220が設けられている。この開口部220は、支持装置14を容易に挿通させることができるように、比較的に大きく形成されている。
詳述すると、図12に示すように、アームカバー200は、アームカバー200を開口部220に装着した状態においてリヤホイールハウスライニング93の表面に連なる周壁部201と、周壁部201の内側に形成され平面視L字状に凹んだ凹部202とを有している。凹部202はアームカバー200の上下方向全長に亘って平面視L字状をなしている。
刷毛206A,206Bは、アームカバー200の装着状態において支持装置14が実際に回転軸挿通穴204を挿通している領域よりも下側の領域に設けられている。換言すると、刷毛206A,206Bは、アームカバー200の装着状態において支持装置14と干渉しないように配置されている。
なお、アームカバー200と開口部220との間には図示しない係合手段が設けられており、アームカバー200はリヤホイールハウスライニング93に対して脱着可能とされている。
まず、予め、車体に支持装置14を固定しておく。この時点では支持装置14に第2リヤシート4は固定しない。
次に、リヤホイールハウスライニング93等のライニング材を車体に対して取り付ける。リヤホイールハウスライニング93には開口部220が形成されているので、車室内側からリヤホイールハウスライニング93を車幅方向外側へ平行移動するようにしても、開口部220に支持装置14を容易に挿通させることができる。
また、回転軸挿通穴204は、支持装置14の回転軸16周りが挿通されている領域を除く部分が、刷毛206A,206Bによって塞がれ、目隠しされるので、アームカバー200の内部が覗かれることがなく、見栄えがよい。
この後、支持装置14のアーム17に第2リヤシート4を取り付ける。なお、メンテナンスの際には、第2リヤシート4を支持装置14から取り外さなくても、アームカバー200をリヤホイールハウスライニング93から外すことが可能である。
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。例えば、前述した実施例では、目隠し部を刷毛によって構成したが、刷毛に代えて、ゴムシートなどの弾性部材で構成することも可能である。
また、前述した実施例では、シートを後方回転して、シート後方のフロアに設けられた収納凹部に収納する回転シートの形態で説明したが、必ずしもこのような収納凹部に収納されなくても構わない。例えば、回転したシートの最終的な形態が起立姿勢である回転シートや、回転したシートの最終的な形態がシート後方のフロア上に重なるシートにも、この発明を適用することができる。
16 回転軸
93 リヤホイールハウスライニング(ライニング)
200 アームカバー(カバー)
204 回転軸挿通穴
206A,206B 刷毛(目隠し部)
220 開口部
Claims (3)
- 車室内に配置されるシートを回転可能に支持する回転軸が、車体の車室内側面を覆うライニングを貫通して前記シートの車体側側部と前記車体との間に設けられている車両用内装構造において、
前記ライニングには前記回転軸を貫通させる開口部が設けられ、この開口部に前記回転軸を跨ぐように配置されるカバーが取り付けられ、このカバーには、前記回転軸を跨ぐ部分であって前記回転軸の挿通領域を除く部分を目隠しする目隠し部が設けられていることを特徴とする車両用内装構造。 - 前記目隠し部は刷毛で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装構造。
- 前記目隠し部は弾性部材で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009208153A JP5358361B2 (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | 車両用内装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009208153A JP5358361B2 (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | 車両用内装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011057060A true JP2011057060A (ja) | 2011-03-24 |
JP5358361B2 JP5358361B2 (ja) | 2013-12-04 |
Family
ID=43945219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009208153A Expired - Fee Related JP5358361B2 (ja) | 2009-09-09 | 2009-09-09 | 車両用内装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5358361B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0622119U (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-22 | 日野自動車工業株式会社 | シートベルトのガイド装置 |
JPH10119613A (ja) * | 1996-10-17 | 1998-05-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両用シートの収納構造 |
JPH11240390A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-09-07 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車のトランクフロントトリム構造 |
JP2002036901A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-06 | Mitsuboshi Belting Ltd | シフトレバー取り付け構造及びその製造方法 |
JP2005022484A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Honda Motor Co Ltd | 車両用シート電動収納構造の組付け方法 |
-
2009
- 2009-09-09 JP JP2009208153A patent/JP5358361B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0622119U (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-22 | 日野自動車工業株式会社 | シートベルトのガイド装置 |
JPH10119613A (ja) * | 1996-10-17 | 1998-05-12 | Honda Motor Co Ltd | 車両用シートの収納構造 |
JPH11240390A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-09-07 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車のトランクフロントトリム構造 |
JP2002036901A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-06 | Mitsuboshi Belting Ltd | シフトレバー取り付け構造及びその製造方法 |
JP2005022484A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Honda Motor Co Ltd | 車両用シート電動収納構造の組付け方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5358361B2 (ja) | 2013-12-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7819468B2 (en) | Seat for vehicle | |
JP4216147B2 (ja) | 車両用シート | |
JP4791330B2 (ja) | 車両用シート | |
JP5298580B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2012240609A (ja) | 車両用シート | |
JP5387390B2 (ja) | 車両用シート | |
JP5358361B2 (ja) | 車両用内装構造 | |
JP2021079894A (ja) | 乗物用シートのアームレスト | |
JP4180398B2 (ja) | 車両用シート収納構造 | |
JP2008137469A (ja) | 子供用座席および自転車 | |
JP5364516B2 (ja) | 車両の内装構造 | |
JP6016194B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2009269546A (ja) | 自動車 | |
JP2009179300A (ja) | 車両用収納ボックスの配設構造 | |
KR100587838B1 (ko) | 차량용 시트의 리클라이닝 장치 | |
JP2004359159A (ja) | 車両用シート格納構造 | |
FR3008044A1 (fr) | Dispositif d'appui d'une tete et/ou d'un cou adapte a de nombreuses tailles, pour un dossier de siege | |
JP6646237B2 (ja) | 車両用シート | |
JP6550953B2 (ja) | ホルダ部材及び乗り物用の座席 | |
JP4118195B2 (ja) | 車両用シート下部シールド構造 | |
JP7095315B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP5335246B2 (ja) | 車両内装用のカップホルダ | |
JP2006103494A (ja) | 車両用シート構造 | |
JP2004237923A (ja) | 車両の補助シート装置 | |
JP2004268897A (ja) | 車両用シート装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120522 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130402 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130508 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130806 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130902 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |