JP2011056513A - 曲り部材の製造方法および曲げ加工装置 - Google Patents

曲り部材の製造方法および曲げ加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011056513A
JP2011056513A JP2009205692A JP2009205692A JP2011056513A JP 2011056513 A JP2011056513 A JP 2011056513A JP 2009205692 A JP2009205692 A JP 2009205692A JP 2009205692 A JP2009205692 A JP 2009205692A JP 2011056513 A JP2011056513 A JP 2011056513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bending
hollow shape
rotation
hollow
center line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009205692A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5281521B2 (ja
Inventor
Eitoku Saito
栄徳 斎藤
Hirotoshi Shimano
裕年 島野
Hiroshi Kobayashi
寛 小林
Yoshifumi Mochizuki
祥史 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Light Metal Co Ltd
Nikkeikin Aluminum Core Technology Co Ltd
Original Assignee
Nippon Light Metal Co Ltd
Nikkeikin Aluminum Core Technology Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Light Metal Co Ltd, Nikkeikin Aluminum Core Technology Co Ltd filed Critical Nippon Light Metal Co Ltd
Priority to JP2009205692A priority Critical patent/JP5281521B2/ja
Publication of JP2011056513A publication Critical patent/JP2011056513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5281521B2 publication Critical patent/JP5281521B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

【課題】複雑な加工制御を行わずとも皺や凹凸が発生し難い曲り部材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】中空形材Kの両端部のそれぞれを、回転可能に支持された回転受台1,1に拘束し、かかる状態で中空形材Kに対して押圧力を付与することで湾曲部を有する曲り部材を製造する方法であって、中空形材Kの内側縁Kaと回転受台1の回転中心線Pとの最小離隔距離eが次式を満たすように中空形材Kを回転受台1に拘束し、回転受台1,1の回転中心線P,Pの離隔距離Lを一定に保ちつつ、回転中心線Pを法線とする平面に沿う方向の押圧力を中空形材Kに付与する。
{S−(1+a)×L/2+h×θ}/tanθ<e≦{S−(1−a/5)×L/2}/tanθ
S:基準長さ=r×θ+(L/2−rsinθ)/cosθ
r:曲げ半径(mm)
2θ:曲げ中心角(rad)
h:中空形材の桁高(mm)
a:中空形材を構成する材料の引張破断ひずみ
【選択図】図1

Description

本発明は、湾曲部を有する曲り部材の製造方法および曲げ加工装置に関する。
直線状の中空形材を湾曲させて曲り部材を製造する曲り部材の製造方法が特許文献1などに開示されている。特許文献1の曲り部材の製造方法は、水平軸を中心に回転する一対の保持手段(チャック)で中空形材の両端部を保持し、一方の保持手段の水平軸と他方の保持手段の水平軸との離隔距離を狭めつつ、押圧手段(プレス装置)によって中空形材に押圧力を付与するものである。
特開平6−142805号公報
特許文献1の曲り部材の製造方法によれば、曲げ内側における中空形材の外皮に凹凸や皺が発生し難くなるが、押出形材を保持する一対の保持手段の間隔を狭めつつ押出形材に対して押圧力を付与する必要があるので、曲げ加工装置の構成が複雑になるとともに、曲げ加工装置に対する制御も複雑なものになる。
このような観点から、本発明は、複雑な加工制御を行わずとも皺や凹凸が発生し難い曲り部材の製造方法を提供するとともに、この曲り部材の製造方法に適した簡易な構成の曲げ加工装置を提供することを課題とする。
前記した課題を解決する本発明に係る曲り部材の製造方法は、曲げ加工を施すべき中空形材の両端部のそれぞれを、回転可能に支持された回転受台に拘束し、かかる状態で前記中空形材に対して押圧力を付与することで湾曲部を有する曲り部材を製造する方法であって、前記中空形材の曲げ内側縁と前記回転受台の回転中心線との最小離隔距離eが次式を満たすように前記中空形材を前記回転受台に拘束し、一方の前記回転受台の前記回転中心線と他方の前記回転受台の前記回転中心線との離隔距離Lを一定に保ちつつ、前記回転中心線を法線とする平面に沿う方向の押圧力を前記中空形材に付与することを特徴とする。
{S−(1+a)×L/2+h×θ}/tanθ<e≦{S−(1−a/5)×L/2}/tanθ
S :基準長さ(mm)=r×θ+(L/2−r×sinθ)/cosθ
r :曲げ半径(mm)
2θ:曲げ中心角(rad)
h :中空形材の桁高(mm)
a :中空形材を構成する材料の引張破断ひずみ
本発明においては、押圧力を付与するにあたり、一対の回転受台の回転中心線間の離隔距離Lを変動させる必要がないので、曲げ加工装置に対する複雑な制御が不要となる。すなわち、本発明によれば、中空形材の曲げ内側縁と回転受台の回転中心線との最小離隔距離eを上式で規定された範囲に納まるように調整するだけで、曲り部材(曲げ加工後の中空形材)の外皮に発生する皺や凹凸を抑制することできるので、その製造効率が向上し、製造コストの削減を図ることが可能となる。
前記した課題を解決する本発明に係る曲げ加工装置は、回転可能に支持された一対の回転受台と、曲げ加工を施すべき中空形材に押し付けられる曲げ型とを備え、前記中空形材の端部を前記回転受台に拘束した状態で前記中空形材を前記曲げ型に押し付けることで、前記回転受台の回転中心線を法線とする平面に沿う方向の押圧力を前記中空形材に付与する曲げ加工装置であって、前記回転受台は、前記中空形材の曲げ内側縁と前記回転中心線との離隔距離を調節可能な調節機構を有することを特徴とする。
本発明によれば、前記した本発明に係る曲り部材の製造方法を簡単に実現することが可能となる。
調節機構の構成に制限はないが、例えば、前記回転受台が、前記中空形材に付与された押圧力を受け止める受座と、前記中空形材と前記受座との間に介設されるスペーサとを備えており、かつ、前記スペーサが、前記回転受台に対して着脱可能である場合には、前記スペーサを着脱または交換することで、前記中空形材の拘束位置を調節すればよい。このようにすると、中空形材の曲げ内側縁と回転受台の回転中心線との最小離隔距離を簡易迅速に調節することができる。
前記中空形材の端部を前記回転受台に拘束する拘束治具を具備し、かつ、前記回転受台が、前記中空形材を挿入可能な挿入空間を有している場合には、前記回転受台の前記挿入空間を通って前記回転受台の側方に突出した前記中空形材に前記拘束治具を取り付けるとよい。本発明に係る曲げ加工装置を用いる曲げ加工は、中空形材の軸方向に引張力が発生する所謂引張曲げ加工となる場合があるが、回転受台から突出した中空形材の端部に拘束治具を取り付ければ、回転受台からの中空形材の抜け出しを防止することができるので、加工精度を向上させることが可能となる。
本発明に係る曲り部材の製造方法によると、複雑な加工制御を行わずとも、曲り部材の外皮に皺や凹凸が発生し難くなる。
また、本発明に係る曲げ加工装置によると、本発明に係る曲り部材の製造方法を簡単に実現することが可能となる。
本発明の実施形態に係る曲り部材の製造方法および曲げ加工装置を説明するための断面図であって、(a)は曲げ加工前の状態を示す図、(b)は曲げ加工後の状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る曲り部材の製造方法を説明するための模式図であって、(a)は曲げ加工前の状態を示す図、(b)は曲げ加工後の状態を示す図である。 本発明の実施形態に係る曲げ加工装置を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態に係る曲げ加工装置を説明するための分解斜視図である。 回転受台および台座の構成を説明するための断面図である。 拘束治具の構成を説明するための断面図である。 (a)はスペーサを取り付けた状態を示す側面図、(b)は(a)のII−II線断面図、(c)はスペーサを取り外した状態を示す側面図、(d)は(c)のIII−III線断面図である。 (a)および(b)は、本発明の他の実施形態に係る曲げ加工装置を説明するための模式的な平面図である。
本実施形態に係る曲り部材の製造方法は、図1の(a)および(b)に示すように、曲げ加工を施すべき中空形材Kの両端部のそれぞれを、回転可能に支持された回転受台1に拘束し、かかる状態で中空形材Kに対して押圧力を付与することで湾曲部を有する曲り部材K´を製造する方法である。なお、図1は、図5のI−I線断面図である。
以下では、中空形材Kの曲げ内側縁(以下、単に「内側縁」と称する。)Kaに曲げ型5の当接面5aを押し付けることで曲げ加工を行う場合を例示する。曲げ型5の当接面5aは、円弧面(円筒面)を呈している。ちなみに、本実施形態の中空形材Kは、断面「日」字状を呈するアルミニウム合金製の押出形材である。
本実施形態に係る曲り部材の製造方法は、要するに、曲り部材K´の素となる直線状の中空形材Kの内側縁Kaと回転受台1の回転中心線Pとの最小離隔距離eが次式(1)を満たすように中空形材Kを回転受台1,1に拘束し、一方の回転受台1の回転中心線Pと他方の回転受台1の回転中心線Pとの離隔距離Lを一定に保ちつつ、回転中心線Pを法線とする平面(図1においては紙面と平行な面)に沿う方向の押圧力Fを中空形材Kに付与するものである。

{S−(1+a)×L/2+h×θ}/tanθ<e≦{S−(1−a/5)×L/2}/tanθ
・・・(1)
ここで、
S :基準長さ(mm)=r×θ+(L/2−r×sinθ)/cosθ
r :曲げ半径(=当接面5aの半径)(mm)
2θ:曲げ中心角(=当接面5aの円弧に対応する中心角)(rad)
h :中空形材の桁高(mm)
a :中空形材を構成する材料の引張破断ひずみ
である。
なお、曲げ半径rおよび曲げ中心角2θ(図2参照)は、押圧力Fを付与した状態における曲がり部材K´(図1の(b)参照)の湾曲部の半径および中心角であり、本実施形態では、当接面5aの半径および中心角と等しい。ちなみに、押圧力Fを除荷すると、曲り部材K´にスプリングバックが発生するため、押圧力Fを除荷した後の曲り部材K´の湾曲部の半径および中心角は、曲げ半径rおよび曲げ中心角2θと異なる場合がある。
図2の模式図を参照して、本実施形態に係る曲り部材の製造方法をより詳細に説明する。ここで、図2の(a)は、曲げ加工前の中空形材Kを示す平面図であって、曲げ型5の当接面5aの頂点(先端)を内側縁Kaに当接させた状態を示す図であり、図2の(b)は、曲げ型5を図2の(a)の状態から距離yだけストロークさせた状態を示す図である。なお、図2に示した曲げ半径rおよび曲げ中心角2θの大きさは、作図の関係上、図1のものと異ならせている。
ここで、図2中の点Aは、回転中心線Pとの距離が最短になる中空形材K(若しくは曲り部材K´)の内側縁Ka上の点であり、以下では、「内側基準点A」と称する。また、点Cは、内側基準点A,Aの丁度真ん中に位置する内側縁Ka上の点であり、以下では、「内側中心点C」と称する。同様に、図2中の点A´は、回転中心線Pとの距離が最短になる中空形材Kの曲げ外側縁(以下、単に「外側縁」と称する。)Kb上の点であり、以下では、「外側基準点A´」と称する。また、点C´は、外側基準点A´,A´の丁度真ん中に位置する外側縁Kb上の点であり、以下では、「外側中心点C´」と称する。
回転受台1の回転中心線Pの位置を固定した状態で、中空形材Kの内側中心点Cに当接させた曲げ型5を外側縁Kbに向かって移動させると、中空形材Kの内側縁Kaの中央部が曲げ型5の当接面5aの形状に倣って曲げ半径r(すなわち、曲げ型5の当接面5aの半径)で湾曲するとともに、外側縁Kbの中央部が曲げ半径rに中空形材Kの桁高hを加えた半径(=r+h)で湾曲し、さらには、回転受台1(図1参照)が回転中心線Pを中心に回転するのに伴って、中空形材Kの端部が回転受台1の回転角と等しい角度で傾斜する。
そして、曲げ加工前の中空形材Kの長手方向に直交する方向に向かって曲げ型5を距離yだけ移動させると、中空形材Kの内側縁Kaのうち、曲げ型5の当接面5aに当接した部分が半径r、中心角2θの円弧に変形し、さらに、中空形材Kの外側縁Kbの中央部が半径r+h、中心角2θの円弧に変形する(図2の(b)参照)。
なお、曲げ型5のストローク量(=距離y)は、曲り部材K´の湾曲部の端点Bから内側基準点Aに至る直線が、曲げ型5の当接面5aの端縁5b,5b(図2の(a)参照)における接線と一致するように設定する。ストローク量yの算出方法は、後述する。
ところで、中空形材Kを曲げ加工してなる曲り部材K´の外皮に皺や凹凸等が発生するか否かは、曲り部材K´の内側縁Kaに発生するひずみ(以下、「内縁ひずみ」という。)εcの大きさと相関している。
内縁ひずみεcは、曲り部材K´の線分ACの長さをxとすると、曲げ加工前の中空形材Kの線分ACの長さがL/2であるから、次式(3)により求めることができる。
εc=x/(L/2)−1 ・・・(3)
曲り部材K´における線分BCの長さS1、線分BDの長さS2および線分ADの長さS3は、それぞれ、
1=r×θ ・・・(4)
2={L/2−r×sinθ}/cosθ ・・・(5)
3=e×tanθ ・・・(6)
であるから、曲り部材K´の線分ACの長さxは、
x=S1+S2−S3
=r×θ+{L/2−r×sinθ}/cosθ−e×tanθ
=S−e×tanθ ・・・(7)
となる。式(7)中の「S」は、式(1)で定義した基準長さSである。すなわち、押圧力Fを除荷する前の曲り部材K´における線分CDの長さ(=S1+S2)が式(1)における「基準長さ」である。
ところで、一般的な乗用自動車に用いられるバンパーリインフォースメントには、JIS規格の6000系または7000系のアルミニウム合金からなる中空押出形材であって板厚を1.5mmから4mmの範囲に設定した中空押出形材が使用されるが、この中空押出形材の場合にあっては、経験的に、内縁ひずみεcを−0.03以上(引張を「正」とする。)にすれば、曲り部材K´の曲げ内側の外皮に皺や凹凸等が発生せず、曲り部材K´の外側縁Kbに発生するひずみ(以下、「外縁ひずみ」という。)εtを0.15以下にすれば、曲り部材K´の曲げ外側の外皮に引張破断や地荒れ等が発生しないことが知られている。
上記知見を考慮しつつ検討した結果、曲げ内側において曲り部材K´の外皮に皺や凹凸等を発生させないための一般的な条件を、次式(8)のように設定することとした。
ε≧−a/5 ・・・(8)
a:中空形材Kを構成する材料の引張破断ひずみ
式(8)に式(3),(7)を代入し、最小離隔距離eについて解くと、曲り部材K´に皺や凹凸等を発生させないための条件式(9)が導かれる。
e≦{a/5×(L/2)−1+S}/tanθ ・・・(9)
また、前記したように、曲り部材K´の外皮に引張破断や地荒れ等が発生するか否かは、外縁ひずみεtの大きさと相関している。
外縁ひずみεtは、曲り部材K´の線分A´C´の長さをx´とすると、曲げ加工前の中空形材Kの線分A´C´の長さがL/2であるから、次式(10)により求めることができる。
εt=x´/(L/2)−1 ・・・(10)
曲り部材K´における線分B´C´の長さS1´、線分B´D´の長さS2´および線分A´D´の長さS3´は、それぞれ、
1´=(r+h)×θ ・・・(11)
2´={L/2−(r+h)×sinθ}/cosθ ・・・(12)
3´=(e−h)×tanθ ・・・(13)
であるから、曲り部材K´の線分A´C´の長さx´は、
x´=S1´+S2´−S3´
=(r+h)×θ+{L/2−(r+h)×sinθ}/cosθ
−(e−h)×tanθ
=r×θ+{L/2−r×sinθ}/cosθ+h×θ−e×tanθ
=S+h×θ−e×tanθ ・・・(14)
となる。
前記したバンパーリインフォースメントの場合における知見を考慮しつつ検討した結果、曲げ外側において曲り部材K´の外皮に引張破断や地荒れ等を発生させないための一般的な条件を、次式(15)のように設定することとした。
ε<a ・・・(15)
なお、JIS規格の6000系または7000系のアルミニウム合金の場合であれば、ε<0.15とすることが望ましい。
式(15)に式(10),(14)を代入し、最小離隔距離eについて解くと、曲り部材K´の外皮に引張破断や地荒れ等を発生させないための条件式(16)が導かれる。
e>{S−(1+a)×L/2+h×θ}/tanθ ・・・(16)
そして、式(9)と式(16)とを合わせたものが式(1)であるから、式(1)は、回転受台1,1の回転中心線P,Pの離隔距離Lを一定に保ちつつ曲げ加工を行う際に皺、凹凸、引張破断、地荒れ等を発生させないための一般的な条件であるということができる。
ちなみに、JIS規格の6000系または7000系のアルミニウム合金の場合は、式(1)において、a=0.15とすればよいので、次式(1´)のようになる。
{S−1.15×L/2+h×θ}/tanθ<e≦{S−0.97×L/2}/tanθ
・・・(1´)
なお、曲げ型5のストローク量yは、次式(17)により算出される。
y=(1−cosθ)×r+(S2−S3)×sinθ+(1−cosθ)×e
=(1−cosθ)×(r+e)+{L/2−(r+e)×sinθ}×tanθ
・・・(17)
このように、本実施形態に係る曲り部材の製造方法によれば、回転中心線P,Pの離隔距離Lを変化させる必要がないので、曲げ加工装置に対する複雑な制御が不要となる。すなわち、本実施形態に係る曲り部材の製造方法によれば、中空形材Kの内側縁Kaと回転受台1の回転中心線Pとの最小離隔距離eを式(1)で規定された範囲に納まるように調整するだけで、曲げ内側の外皮に皺や凹凸がなく、かつ、曲げ外側の外皮に地割れ等がない曲り部材K´を得ることができるので、製造効率が向上し、ひいては、製造コストの削減を図ることが可能となる。
次に、図3乃至図7を参照して、前記した曲り部材の製造方法を実施可能な曲げ加工装置100の構成を詳細に説明する。
図3に示すように、曲げ加工装置100は、回転可能に支持された一対の回転受台1,1と、曲げ加工を施すべき中空形材Kに押し付けられる曲げ型5とを備えている。なお、本実施形態の曲げ加工装置100は、回転受台1および曲げ型5に加えて、台座2,2と、スペーサ3,3と、拘束治具4,4とを備えている。
回転受台1は、中空形材Kの端部を支持するものであり、中空形材Kを挿入可能な挿入空間1a(図4参照)を備えている。また、回転受台1は、回転中心線Pを中心に回転可能に支持されている。左右の回転受台1,1は、中空形材Kが回転中心線Pを法線とする平面(本実施形態では水平面)と平行になるように、本実施形態では、同じ高さに配置されている。なお、左右の回転中心線P,Pは、互いに平行である。
回転受台1の構成に制限はないが、図4に示すように、本実施形態のものは、中空形材Kに付与された押圧力を受け止める受座11と、この受座11の下端部から曲げ型5側に向かって張り出す下支持部12と、受座11の上端部から曲げ型5側に向かって張り出す上支持部13とを備えていて、側面視コ字状を呈している。
下支持部12は、回転中心線Pを法線とする平面に沿って配置されており、その幅方向の中央部には、平面視円形を呈するピン挿通孔12aが形成されている。ピン挿通孔12aには、後記するピン24の軸部24aが挿入される。上支持部13は、回転中心線Pを法線とする平面に沿って配置されており、下支持部12のピン挿通孔12aに対応する位置には、平面視円形を呈するピン挿通孔13aが形成されている。ピン挿通孔13aには、後記するピン25の軸部25aが挿入される。また、下支持部12および上支持部13は、中空形材Kを挿入可能な間隔をもって対向している。つまり、下支持部12と上支持部13との間に、中空形材Kを挿入可能な挿入空間1aが確保されている。
台座2は、回転受台1を回転可能に支持するものであり、並進不能な状態で図示せぬ架台に固定されるベース2Aと、このベース2Aの上面に固定された台座本体2Bとを備えている。
ベース2Aは、図5に示すように、回転中心線Pを法線とする平面に沿って配置されるものであり、ベース2Aの適所には、ザグリ付きの透孔20aが形成されている。透孔20aのザグリ部分には、後記するピン24のフランジ部が収容される。
台座本体2Bは、回転受台1を包持するものであり、立上部21と、この立上部21の下端部から回転中心軸P側に張り出す下受部22と、立上部21の上端部から回転中心軸P側に張り出す上受部23と、同軸に配置される上下一対のピン24,25とを備えている。
立上部21および下受部22は、ベース2Aの上面に載置されており、溶接等の手段によってベース2Aに固着されている。下受部22には、ベース2Aの透孔20aに対応するピン挿通孔22aが形成されている。上受部23は、回転受台1の高さ寸法よりもやや大きな間隔をあけて下受部22と対向している。
下側のピン24は、ベース2Aの下面側から透孔20aおよびピン挿通孔22aに挿通され、そのフランジ部に挿通した図示せぬボルトによってベース2Aに固定される。ピン24の軸部24aは、下受部22の上方に突出し、回転受台1のピン挿通孔12aに挿入される。
上側のピン25は、上受部23の上面側からピン挿通孔23aに挿通され、そのフランジ部に挿通した図示せぬボルトによって上受部23の上面に固定される。ピン25の軸部25aは、上受部23の下方に突出し、回転受台1のピン挿通孔13aに挿入される。
ピン24,25の先端面同士は、回転受台1の挿入空間1aを挟んで対向している。すなわち、下側のピン24の先端面(上端面)は、回転受台1の下支持部12の上面に敷設された高さ調整板14の上面と略面一になっており、上側のピン25の先端面(下端面)は、上支持部13の下面と略面一になっている。また、本実施形態では、ピン24,25の中心線が、回転受台1の回転中心線Pになるが、並進不能な台座2にピン24,25を固定しているので、回転中心線Pも、並進不能(不動)である。なお、ピン24,25は、下受部22と上受部23との間に回転受台1を配置した後に台座2に取り付ける。
スペーサ3は、中空形材Kの内側縁Kaと回転中心線Pとの最短離隔距離eを調節する調節機構として機能する部材であり、回転受台1の挿入空間1a内において中空形材Kと受座11との間に介設される。スペーサ3は、下支持部12の上面に敷設された高さ調整板14上に載置されているだけであり、回転受台1に対して着脱可能である。ちなみに、ボルトや万力等を用いてスペーサ3を回転受台1に固定することは、着脱可能という取付状態を妨げるものではない。なお、スペーサ3の構成に制限はないが、曲げ加工中に最短離隔距離eが変化しないような剛性を備えたものであることが望ましい。
図4に示す拘束治具4は、回転受台1の挿入空間1aから突出した中空形材Kの端部を回転受台1に拘束するものであって、本実施形態では、中空形材Kの端部が曲げ型5側に抜け出すことを防止する。拘束治具4の構成に制限はないが、本実施形態では、中空形材Kを挟持する挟持手段4Aと、中空形材Kの潰れを防止する中子4Bとを備えて構成されている。
挟持手段4Aは、図6に示すように、中空形材Kを挟む一対のブロック41,41と、これらブロック41,41を連結する連結部材42とを備えている。
一対のブロック41,41は、回転受台1の外側の側面(曲げ型5側の側面とは反対側の側面)に当接した状態で中空形材Kの端部を挟んで対向しており、中空形材Kを滑動不能に挟持する。つまり、ブロック41,41は、中空形材Kとの間に発生する摩擦力を利用して、摺動不能な状態で中空形材Kに装着され、かかる状態で、回転受台1の下支持部12および上支持部13の側面に係止される(図3参照)。なお、ブロック41のうち、中空形材Kに対峙する部分には、摩擦係数を増大させるための刃状突起が複数条形成されている。
連結部材42は、一対のブロック41,41に中空形材Kを挟持する力を付与するものであり、本実施形態では、中空形材Kの上方および下方に配置されている(図3参照)。連結手段42の構成に制限はないが、本実施形態では、ブロック41,41に挿通されたボルトと、当該ボルトの軸部に螺合されたナットとからなる。
中子4Bは、中空形材Kの内部空間に挿入される当接部材43,43と、これら当接部材43,43の間に挿入される楔部材44と、当接部材43,43を中空形材Kの端面に押し付ける押え部材45と、楔部材44を押え部材45側に引き寄せる引寄せ手段46とを備えて構成されている。
当接部材43は、中空形材Kの内面に当接する支持面43aと、この支持面43aに対して傾斜する傾斜面43bとを備えている。また、当接部材43の端部には、中空形材Kの端面に係止される係止片43cが形成されている。一対の当接部材43,43は、間隔をあけて配置されていて、傾斜面43b,43bの離隔距離は、中空形材Kの長手方向の中央部(図6において上側)に向かうにしたがって大きくなる。
楔部材44は、当接部材43,43を中空形材Kの内面に押し付けるための部材であり、当接部材43,43の傾斜面43b,43bに当接する一対のテーパ面44a,44aを備えている。
押え部材45は、中空形材Kからの当接部材43,43の抜け出しを防止するための部材であり、中空形材Kの開口端面に露出した当接部材43,43の端面に押し付けられている。
引寄せ手段46は、楔部材44に形成された挿通孔および押え部材45に形成された挿通孔に挿通されるボルト46aと、楔部材44と押え部材45との間においてボルト46aの軸部に螺合される押えナット46bと、押え部材45から突出したボルト46aの軸部に螺合される締付用ナット46cと、ボルト46aの軸部の突端に螺合される把持用ナット46dとを備えている。締結用ナット46cを締め付けると、楔部材44が押え部材45側に移動し、当接部材43,43の支持面43a,43aが中空形材Kの内面に当接する。なお、中子4Bを中空形材Kから取り外す場合には、締結用ナット46cを緩めたうえで、ボルト46aを中空形材K側に押し込み、当接部材43,43と楔部材44との係合状態を解除すればよい。
図3に示す曲げ型5は、回転中心線Pを法線とする平面に沿って中空形材Kの長手方向に直交する方向に並進移動し、回転中心線Pを法線とする平面に沿う方向の押圧力を中空形材Kに付与する。曲げ型5の構成に制限はないが、本実施形態では、図示せぬ押圧手段(ジャッキなど)に接続されるアーム51と、このアーム51の先端に着脱可能に取り付けられたヘッド52と、このヘッド52の先端に固定された押圧板53とを備えて構成されている。なお、押圧板53は、その中空形材K側の面が前記した当接面5aとなるように成形されている。
以上のように構成された曲げ加工装置を用いて曲り部材K´を製造するには、まず、中空形材Kの内側縁Kaと回転中心線Pとの最小離隔距離eが式(1)を満たすように中空形材Kを回転受台1,1間に架設するとともに、中空形材Kの長手方向の中心が回転中心線P,Pの中央に位置するように、中空形材Kの長手方向の位置を調整する。なお、図7の(a)および(b)に示すように、適宜な寸法のスペーサ3を回転受台1に取り付けることで、最小離隔距離eの大きさを調整することができるが、図7の(c)および(d)に示すように、中空形材Kを回転受台1の受座11に当接させた状態で式(1)を満足する場合には、スペーサ3は不要である。ちなみに、図7の(c)および(d)では、中空形材Kの内側縁Kaと回転中心線Pとが一致している(つまり、e=0である。)。
続いて、中空形材Kの両端部のそれぞれに拘束治具4を取り付け、中空形材Kの端部を回転受台1に拘束する。
その後、曲げ型5を中空形材Kに向かって移動させ、当接面5aの頂点が中空形材Kの内側縁Kaに当接したら(図2の(a)参照)、そこから式(17)で定まるストローク量yだけ曲げ型5を移動させると、各回転受台1が回転中心線Pを中心に回転しながら、中空形材Kに曲げ加工が施され、曲げ内側の外皮に皺や凹凸がなく、かつ、曲げ外側の外皮に地割れ等がない曲り部材K´が形成される。
このように、本実施形態に係る曲げ加工装置100によれば、本実施形態に係る曲り部材の製造方法を簡単に実現することが可能となる。
なお、最小離隔距離eの大きさによっては、引張曲げとなる場合があるが、回転受台1から突出した中空形材Kの端部に拘束治具4を取り付けているので、中空形材Kの端部が回転受台1から抜け出すことはなく、したがって、曲げ加工の精度を向上させることが可能となる。
また、スペーサ3が回転受台1に対して着脱可能であるので、スペーサ3を着脱、あるいは異なる寸法のスペーサ3に交換するだけで、中空形材Kの内側縁Kaと回転受台1の回転中心線Pとの最小離隔距離eを容易に調節することができる。
また、ピン24,25が、回転受台1の挿入空間1aを貫通せず、回転受台1の挿入空間1aを挟んで対向しているので、ピン24,25の間にスペーサ3を配置することができるし(図7の(a)参照)、スペーサ3を省略した場合には、ピン24,25の間に中空形材Kを配置することができる(図7の(c)参照)。つまり、本実施形態に係る曲げ加工装置100によれば、回転受台1の回転中心線Pを、中空形材Kの後方(外側縁Kb側)に位置させることが可能であり、さらには、中空形材Kと交差させることや、中空形材Kの前方(内側縁Ka側)に位置させることも可能となる。
なお、本実施形態では、曲げ型5を中空形材Kに向かって並進移動させることで、中空形材Kを曲げ型5に押し付ける場合を例示したが、回転中心線P,Pの離隔距離Lを一定に保ちつつ回転受台1,1を曲げ型5に向かって並進移動させることで、中空形材Kを曲げ型5に押し付けてもよい。
また、本実施形態では、水平面に沿う方向の押圧力Fを中空形材Kに付与する曲り部材の製造方法を例示したが、本発明の適用範囲を限定する趣旨ではない。図示は省略するが、鉛直面に沿う方向の押圧力を中空形材に付与する曲り部材の製造方法にも、本発明を適用することができる。
また、本実施形態では、中空形材Kの断面形状が「日」の字状を呈している場合を例示したが(図5参照)、中空形材Kの断面形状を限定する趣旨ではない。図示は省略するが、断面ロ字状の中空形材や断面円形の中空形材などに対しても前記した曲り部材の製造方法および曲げ加工装置を適用することができる。
また、本実施形態の曲げ加工装置では、単一の円弧面を有する一つの曲げ型5を具備させた場合を例示したが、図8の(a)に示す他の実施形態に係る曲げ加工装置のように、二つの曲げ型5A,5Bを具備させてもよい。二つの曲げ型5A,5Bは,互いに連結されており、中空形材Kに向かって一緒に並進移動し、中空形材Kに対して同時に押し付けられる(図8の(b)参照)。なお、回転受台は前記した実施態様のものと同様である。このような曲げ加工装置によれば、中空形材Kの左右にR曲げ加工を行なうことができ、その結果、図8の(b)に示すように、左右に湾曲部を有する曲り部材K´を形成することができる。
表1のケース1〜3に示す諸元を式(1)に代入すると、最小離隔距離eは、表2のようになる。
Figure 2011056513
Figure 2011056513
上記表2の範囲でJIS規格の7000系アルミニウム合金(A7003−T5)および6000系アルミニウム合金(A6N01−T6)からなる中空形材を使用し、各ケースについてeの最小値、0、最大値(例えば、No.1であれば「−72.9」、「0」、「62.6」)にて曲げ加工を行なったが、外皮に発生する皺の深さは1ミリメートル以内に抑制することでき、破断、座屈も生じることなく曲げ加工ができることが確認された。
1 回転受台
11 受座
2 台座
3 スペーサ
4 拘束治具
5 曲げ型
5a 当接面
K 中空形材
K´ 曲り部材
Ka 曲げ内側縁
P 回転中心線

Claims (4)

  1. 曲げ加工を施すべき中空形材の両端部のそれぞれを、回転可能に支持された回転受台に拘束し、かかる状態で前記中空形材に対して押圧力を付与することで湾曲部を有する曲り部材を製造する方法であって、
    前記中空形材の曲げ内側縁と前記回転受台の回転中心線との最小離隔距離eが次式を満たすように前記中空形材を前記回転受台に拘束し、一方の前記回転受台の前記回転中心線と他方の前記回転受台の前記回転中心線との離隔距離Lを一定に保ちつつ、前記回転中心線を法線とする平面に沿う方向の押圧力を前記中空形材に付与することを特徴とする曲り部材の製造方法。
    {S−(1+a)×L/2+h×θ}/tanθ<e≦{S−(1−a/5)×L/2}/tanθ
    ここで、
    S :基準長さ(mm)=r×θ+(L/2−rsinθ)/cosθ
    r :曲げ半径(mm)
    2θ:曲げ中心角(rad)
    h :中空形材の桁高(mm)
    a :中空形材を構成する材料の引張破断ひずみ
  2. 回転可能に支持された一対の回転受台と、
    曲げ加工を施すべき中空形材に押し付けられる曲げ型とを具備し、
    前記中空形材の端部を前記回転受台に拘束した状態で前記中空形材を前記曲げ型に押し付けることで、前記回転受台の回転中心線を法線とする平面に沿う方向の押圧力を前記中空形材に付与する曲げ加工装置であって、
    前記回転受台は、前記中空形材の曲げ内側縁と前記回転中心線との離隔距離を調節可能な調節機構を有することを特徴とする曲げ加工装置。
  3. 前記回転受台は、前記中空形材に付与された押圧力を受け止める受座と、前記中空形材と前記受座との間に介設されるスペーサとを備えており、
    前記スペーサは、前記回転受台に対して着脱可能であり、
    前記スペーサを着脱または交換することで、前記中空形材の拘束位置が調節されることを特徴とする請求項2に記載の曲げ加工装置。
  4. 前記中空形材の端部を前記回転受台に拘束する拘束治具をさらに具備し、
    前記回転受台は、前記中空形材を挿入可能な挿入空間を有し、
    前記拘束治具は、前記回転受台の前記挿入空間を通って前記回転受台の側方に突出した前記中空形材に取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の曲げ加工装置。
JP2009205692A 2009-09-07 2009-09-07 曲り部材の製造方法および曲げ加工装置 Expired - Fee Related JP5281521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009205692A JP5281521B2 (ja) 2009-09-07 2009-09-07 曲り部材の製造方法および曲げ加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009205692A JP5281521B2 (ja) 2009-09-07 2009-09-07 曲り部材の製造方法および曲げ加工装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011056513A true JP2011056513A (ja) 2011-03-24
JP5281521B2 JP5281521B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=43944776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009205692A Expired - Fee Related JP5281521B2 (ja) 2009-09-07 2009-09-07 曲り部材の製造方法および曲げ加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5281521B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104162602A (zh) * 2014-08-28 2014-11-26 合力叉车有限公司 外架上弯梁压模
CN107199259A (zh) * 2017-07-20 2017-09-26 苏州晓炎自动化设备有限公司 一种汽车天窗导轨弯曲装置
CN110860591A (zh) * 2019-11-26 2020-03-06 南通莱特伟特汽配科技有限公司 一种型材折弯结构
CN112845731A (zh) * 2021-04-09 2021-05-28 马鞍山钢铁股份有限公司 H型钢的拱弯加工设备及加工方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2332078A1 (fr) * 1975-11-24 1977-06-17 Arbel Industrie Procede et dispositif de cintrage de profiles
JPS56156419U (ja) * 1980-04-22 1981-11-21
JPS5749016U (ja) * 1980-09-04 1982-03-19
FR2594726A1 (fr) * 1986-02-25 1987-08-28 Virax Sa Cintreuse a vis
JP2001246419A (ja) * 2000-03-01 2001-09-11 Kyoho Mach Works Ltd バンパリインフォースメント、湾曲成形方法および湾曲成形装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2332078A1 (fr) * 1975-11-24 1977-06-17 Arbel Industrie Procede et dispositif de cintrage de profiles
JPS56156419U (ja) * 1980-04-22 1981-11-21
JPS5749016U (ja) * 1980-09-04 1982-03-19
FR2594726A1 (fr) * 1986-02-25 1987-08-28 Virax Sa Cintreuse a vis
JP2001246419A (ja) * 2000-03-01 2001-09-11 Kyoho Mach Works Ltd バンパリインフォースメント、湾曲成形方法および湾曲成形装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104162602A (zh) * 2014-08-28 2014-11-26 合力叉车有限公司 外架上弯梁压模
CN107199259A (zh) * 2017-07-20 2017-09-26 苏州晓炎自动化设备有限公司 一种汽车天窗导轨弯曲装置
CN110860591A (zh) * 2019-11-26 2020-03-06 南通莱特伟特汽配科技有限公司 一种型材折弯结构
CN112845731A (zh) * 2021-04-09 2021-05-28 马鞍山钢铁股份有限公司 H型钢的拱弯加工设备及加工方法
CN112845731B (zh) * 2021-04-09 2022-04-19 马鞍山钢铁股份有限公司 H型钢的拱弯加工设备及加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5281521B2 (ja) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5281521B2 (ja) 曲り部材の製造方法および曲げ加工装置
JP5431553B2 (ja) 摩擦攪拌形成工具で所望の非平面の構成に形成する方法、ならびに工作物を所望の非平面の構成に形成するための方法および装置
EP2203266B1 (en) Pipe bending machine with bending mandrel having a load bearing structure which is particularly resistant to working stresses
JP4513930B1 (ja) Uoe金属管の管端形状矯正装置
KR101767345B1 (ko) 다양한 반지름을 갖는 곡선 금속판 제작용 용접 지그 및 이를 이용한 용접 방법
FR2620956A1 (fr) Procede de formage d'un element de tole de surface reglee en titane ou alliage de titane
KR101545603B1 (ko) 성형 온도 보정형 온간 드로우 벤딩 장치
JP5701623B2 (ja) 形鋼用曲がり矯正装置
JP2017164830A (ja) チェーン分解機
JP5393580B2 (ja) 円弧状レールの製造方法
JP6452157B2 (ja) 骨格材の製造方法及び骨格材の製造装置
JP5286506B2 (ja) パイプの曲げ加工装置
JP2008238250A (ja) 長尺形材の曲げ加工装置
CN210936604U (zh) 型材弯曲装置中的定位组件
JPH11222621A (ja) 円筒状ワークの焼入れ用治具
KR101246346B1 (ko) 기판 이송용 롤러 조립장치 및 이 롤러의 조립방법
JP2017075502A5 (ja)
CN219870673U (zh) 一种钢筋试样夹持装置
JP6560880B2 (ja) 肥大加工用の金型及び肥大加工方法
JP2005052851A (ja) スクリュー羽根の成形方法及びスクリュー羽根成形装置
JP7493200B2 (ja) 面内曲げ加工方法および面内曲げ加工装置
JP2005279745A (ja) 太径鋼管の曲げ加工方法
KR20140006117U (ko) 론지 복원 지그용 서포트
JP2001347319A (ja) 板材のプレス成形装置
CN210847796U (zh) 型材弯曲装置中的弯曲组件

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130430

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5281521

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees