JP2011055954A - 電動車椅子 - Google Patents

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Abstract

【課題】さまざまな生活動作をサポート可能な電動車椅子を提供する。
【解決手段】ベース部2と、ベース部2の上方に設けられ、使用者が着座する着座シート3と、ベース部2と着座シート3との間に設けられ、着座シート3を支持する駆動アーム部とを備え、駆動アーム部の一端を着座シート3に回動可能に連結すると共に、駆動アーム部の他端をベース部2に固定した電動車椅子1であって、駆動アーム部は、少なくとも3つのリンク部13,14,15と、これらリンク部13,14,15、および着座シート3を互いに回動可能に連結する減速機付モータ26とを有している。
【選択図】図1

Description

この発明は、電動車椅子に関するものである。
例えば、高齢者などの移動手段として用いられる電動車椅子は、この使用時に使用者がシートに着座したままの状態を採ることが多い。このため、例えば、健常者が立位で作業する台所等の場所においては電動車椅子の使用者の作業が困難である。このような使用者の生活動作をサポートするために、シートを昇降可能に構成したさまざまな電動車椅子が提案されている。
例えば、シートの後部を持ち上げることが可能な姿勢制御アームを備えた電動車椅子が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1によれば、姿勢制御アームによりシートの後部を持ち上げた分、使用者の着座位置が高くなるので、健常者が立位で作業する台所等であっても使用者の作業が容易になる。
特開2008−154903号公報
ところで、健常者が立位で作業する場所は、台所に限らずさまざまな場所が考えられる。例えば、路上に設置された自動販売機、公衆電話、駅の改札などが挙げられる。このように、さまざまな場所で電動車椅子の使用者の生活動作をサポートしようとすると、シートの昇降動作だけでは限界があるという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、さまざまな生活動作をサポート可能な電動車椅子を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、架台と、前記架台の上方に設けられ、使用者が着座するシートと、前記架台と前記シートとの間に設けられ、前記シートを支持する駆動アーム部とを備え、前記駆動アーム部の一端を前記シートに回動可能に連結すると共に、前記駆動アーム部の他端を前記架台に固定した電動車椅子であって、前記駆動アーム部は、少なくとも3つのリンク部と、これらリンク部、および前記シートを互いに回動可能に連結する駆動部とを有していることを特徴とする。
このように構成することで、シートの昇降動作に加え、シートを傾動させたり、せり出したりすることが可能になる。このため、生活状況に応じてシートの姿勢を種々変更することができ、さまざまな生活動作をサポート可能な電動車椅子を提供することができる。
請求項2に記載した発明は、前記駆動部は、電動モータと、この電動モータの回転が伝達され、前記リンク部、および前記シートを回動させるハイポサイクロイド減速機構とを有し、前記ハイポサイクロイド減速機構は、ケースと、このケースに固定された内歯歯車と、この内歯歯車の中心軸に対して所定量だけ偏心した状態で前記内歯歯車と噛合う外歯歯車と、前記電動モータからの回転が入力され、この回転に基づいて前記外歯歯車を所定量だけ偏心させた状態で触れ回す偏心シャフトと、前記外歯歯車と係合し、この外歯歯車の回転を出力する出力部とを有することを特徴とする。
このように構成することで、大きい減速比を得て駆動部の出力を高めることができる。また、減速比が大きい分、電動モータを小型化することが可能になる。
さらに、ハイポサイクロイド減速機構のセルフロック機能を用いて電動モータの外力による逆転を防止することができるので、別途電磁ブレーキ等を用いる必要がなく、駆動部の小型化、低コスト化を図ることが可能になる。
請求項3に記載した発明は、前記電動モータと前記ハイポサイクロイド減速機構との間に、ウォーム減速機構を設け、前記ウォーム減速機構は、前記電動モータの回転軸に連結されるウォーム軸と、このウォーム軸に噛合う1対のウォームホイールと、前記1対のウォームホイールにそれぞれ噛合うと共に、前記偏心シャフトに連結され、前記1対のウォームホイールの回転を前記偏心シャフトに伝達する出力歯車とを有し、前記ウォーム軸は、長さ方向略中央を境にして一端側と他端側とが逆ネジに形成されており、各ウォームホイールは、それぞれ前記ウォーム軸を挟んで両側に配置され、一方のウォームホイールが前記ウォーム軸の一端側に噛合うと共に、他方のウォームホイールが前記ウォーム軸の他端側に噛合うことを特徴とする。
このように構成することで、さらに大きい減速比を得て駆動部の出力を高めることができる。また、さらに減速比を大きくする分、電動モータの小型化を図ることができる。
そして、ハイポサイクロイド減速機構のセルフロック機能に加え、ウォーム減速機構のセルフロック機能を用いることにより、さらに確実に電動モータの外力による逆転を防止することが可能になる。
また、ウォーム軸の一端側と他端側とを逆ネジに形成すると共に、ウォーム軸を挟んで1対のウォームホイールを配置し、これらウォームホイールとウォーム軸の一端側、および他端側を噛合わせているので、各ウォームホイールとウォーム軸との噛合いによってウォーム軸にかかるスラスト力が相殺される。このため、駆動部の駆動効率や伝達効率を高めることが可能になる。
請求項4に記載した発明は、各リンク部にそれぞれ前記駆動部を配置し、各リンク部のうち、前記駆動アーム部の他端を構成するリンク部に、このリンク部の長手方向に交差するように前記電動モータを配置する一方、各リンク部のうち、前記駆動アーム部の他端を構成するリンク部以外の他のリンク部に、この他のリンク部の長手方向に沿って前記電動モータを配置したことを特徴とする。
このように構成することで、駆動アーム部の省スペース化を図ることが可能になる。
また、電動モータとリンク部、シート、および架台との干渉を回避することができるので、リンク部、およびシートの回動範囲を大きく設定することが可能になる。
請求項5に記載した発明は、前記駆動アーム部は、前記シート側から順に第1リンク部、第2リンク部、および第3リンク部の3つの前記リンク部を有し、前記シートと前記第1リンク部との連結部の回動中心と、前記第1リンク部と前記第2リンク部との連結部の回動中心との間の長さを、前記第1リンク部と前記第2リンク部との連結部の回動中心と、前記第2リンク部と前記第3リンク部との連結部の回動中心との間の長さと略同一長さに設定したことを特徴とする。
このように構成することで、簡素な構造でシートの昇降動作、傾動動作、およびせり出し動作を行うことができる。また、架台の設置方向に対し、シートを直角方向に沿って昇降させることが可能になるので、限られたスペースで電動車椅子を利用する場合であってもスムーズにシートの位置を変位させることができる。
本発明によれば、シートの昇降動作に加え、シートを傾動させたり、せり出したりすることが可能になる。このため、生活状況に応じてシートの姿勢を種々変更することができ、さまざまな生活動作をサポート可能な電動車椅子を提供することができる。
本発明の実施形態における電動車椅子の側面図である。 本発明の実施形態における電動車椅子の正面図であって、一部切り欠き断面図である。 本発明の実施形態における減速機付モータの一部切り欠き断面図である。 図3のB−B線に沿う断面図である。 図3のC−C線に沿う断面図である。 本発明の実施形態における電動車椅子の状態説明図である。 本発明の実施形態における電動車椅子の状態説明図である。
(電動車椅子)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動車椅子1の側面図、図2は、電動車椅子1の正面図であって、一部切り欠き断面図である。なお、以下の説明において、図1における紙面上側を単に上側、紙面下側を端に下側として説明する場合がある。
図1、図2に示すように、電動車椅子1は、足載せ台となるベース部2と、ベース部2の上方に設けられた着座シート3と、ベース部2と着座シート3との間に設けられ、着座シート3を支持する駆動アーム部4とで構成されている。
ベース部2は略円板状に形成されたものであって、下面側に電動キャスタ5が周方向に等間隔で4箇所設けられている。各電動キャスタ5は、ベース部2から下方に向かって立設されたブラケット6に、車輪7と、この車輪7を回転駆動させるための減速機付モータ8とが設けられたものである。
ブラケット6は平板状に形成されたものであって、ベース部2に対して回動自在に支持されている。車輪7は、ブラケット6の一端面、つまり、図1、図2における外側の面に取り付けられている。車輪7には回転軸9がブラケット6側に向かって突設され、このブラケット6に回転軸9が回転自在に支持されている。
一方、減速機付モータ8は、ブラケット6の他端面、つまり、図1、図2における内側の面に取り付けられている。減速機付モータ8は、電動モータ8aと、この電動モータ8aの回転軸(不図示)に連結され、かつ電動モータ8aよりもブラケット6側に配置された減速機構8bとにより構成されたものである。
減速機構8bとしては、例えば、遊星歯車機構等が挙げられる。減速機構8bの出力部(不図示)は、車輪7の回転軸9に連結されている。これにより、減速機付モータ8の駆動力が車輪7に伝達され、車輪7が回転駆動する。
また、ベース部2の上面側には、外周部側にバッテリ10、および制御ボックス11が搭載されている。バッテリ10は、制御ボックス11、電動キャスタ5、および駆動アーム部4に電力を供給するための駆動源となるものである。バッテリ10としては、高容量の充電式のリチウムイオンバッテリや有機ラジカル電池等が用いられる。
制御ボックス11は、着座シート3に設けられている後述のコントローラ12からの出力信号に基づいて、電動キャスタ5や駆動アーム部4の駆動制御を行うためのものであって、不図示のCPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)などを有している。
着座シート3は、使用者の臀部が乗るシートクッション3aと、シートクッション3aの後部に支持されている背もたれ部3bとを有している。
シートクッション3aの一側には、電動車椅子1を操作するためのコントローラ12が設けられている。コントローラ12には、操作レバー12aや不図示の釦が設けられている。そして、操作レバー12aを傾けたり、釦を押下したりすると、制御ボックス11に信号が出力される。この出力信号に基づいて、電動キャスタ5が駆動して電動車椅子1が走行したり、駆動アーム部4が駆動して着座シート3の姿勢が変化したりする(詳細述する)。
また、着座シート3の下面には、この着座シート3と駆動アーム部4の一端とを回動可能に連結するためのブラケット16が下方に向かって立設されている。
(駆動アーム)
駆動アーム部4は、第1リンク部13、第2リンク部14、および第3リンク部15の3つのリンク部13,14,15を有しており、これらリンク部13,14,15が着座シート3側からベース部2に至る間に、順番に配置されている。
第1リンク部13は、平面視略長円形の板状に形成されている。第1リンク部13の一端側(図1、図2における上端側)には、ブラケット16の一面に立設されている支軸17を回転自在に支持するための軸受け18が設けられている。すなわち、ブラケット16、および駆動アーム部4の一端側を構成する第1リンク部13の一端側は、この第1リンク部13と着座シート3とを回動可能に連結するための第1連結部19として機能している。
一方、第1リンク部13の他端側(図1、図2における下端側)には、第2リンク部14を回動可能に連結するための支軸20がブラケット16とは反対側(図2における右側)に向かって立設されている。
第2リンク部14は、平面視略長円形の板状に形成されている。第2リンク部14の一端側には、第1リンク部13に立設されている支軸20を回動自在に支持するための軸受け21が設けられている。すなわち、第1リンク部13の他端側、および第2リンク部14の一端側は、第1リンク部13と第2リンク部14とを回動可能に連結するための第2連結部22として機能している。
また、第2リンク部14の他端側には、第3リンク部15を回動可能に連結するための支軸23が第1リンク部13とは反対側に向かって立設されている。
第3リンク部15は断面略L字状に形成されたものであって、ベース部2に固定されているベースプレート15aと、ベースプレート15aから略垂直方向に沿って立ち上がり形成された支持プレート15bとが一体成形されている。
支持プレート15bの先端側には、第2リンク部14に立設されている支軸23を回動自在に支持するための軸受け24が設けられている。すなわち、第2リンク部14の他端側、および第3リンク部15の先端側は、第2リンク部14と第3リンク部15とを回動可能に連結するための第3連結部25として機能している。
ここで、第1連結部19の回動中心、つまり、支軸17の軸心と、第2連結部22の回動中心、つまり、支軸20の軸心との間の距離をL1は、支軸20の軸心と、第3連結部25の回動中心、つまり、支軸23の軸心との間の距離L2と略同一に設定されている。
また、各リンク部13,14,15に設けられている軸受け18,21,24としては、例えば、含浸メタル等を用いることが可能である。
さらに、各リンク部13,14,15には、各々連結部19,22,25の近傍に減速機付モータ26が設けられ、これら減速機付モータ26の出力軸27がそれぞれ歯車機構28を介して対応する支軸17,20,23に連係されている。
歯車機構28は、2つの外歯平歯車28a,28bからなるものであって、それぞれ各リンク部13,14,15の長手方向に沿って並設されている。そして、一方の外歯平歯車28aが各支軸17,20,23に外嵌固定され、他方の外歯平歯車28bが各減速機付モータ26の出力軸27に外嵌固定されている。
より詳しくは、着座シート3のブラケット16に突設されている支軸17は、この先端が軸受け18を介して第1リンク部13から突出し、この突出した部位に一方の外歯平歯車28aが外嵌固定されている。
第1リンク部13の支軸17よりも長手方向他端側には、ブラケット16側の面に減速機付モータ26が設けられている。第1リンク部13には、減速機付モータ26の出力軸27に対応する箇所に、出力軸27を回転自在に支持する滑り軸受け29が設けられている。この滑り軸受け29に支持されている出力軸27の先端は、第1リンク部13から突出しており、この突出した部位に他方の外歯平歯車28bが外嵌固定されている。
また、第1リンク部13の他端側に立設されている支軸20には、第1リンク部13と第2リンク部14との間に、一方の外歯平歯車28aが外嵌固定されている。すなわち、支軸20に外嵌固定されている一方の外歯平歯車28aと、第1リンク部13とは、互いに一体となって回動する。
第2リンク部14の支軸20よりも長手方向他端側には、第1リンク部13とは反対側の面に、減速機付モータ26が設けられている。第2リンク部14には、減速機付モータ26の出力軸27に対応する箇所に、出力軸27を回転自在に支持する滑り軸受け30が設けられている。この滑り軸受け30に支持されている出力軸27の先端は、第2リンク部14から突出しており、この突出した部位に他方の外歯平歯車28bが外嵌固定されている。
さらに、第2リンク部14の他端側に立設されている支軸23には、第2リンク部14と第3リンク部15の支持プレート15bとの間に、一方の外歯平歯車28aが外嵌固定されている。すなわち、支軸23に外嵌固定されている一方の外歯平歯車28aと、第2リンク部14とは、互いに一体となって回動する。
支持プレート15bの支軸23よりも長手方向他端側には、第2リンク部14とは反対側の面に、減速機付モータ26が設けられている。支持プレート15bには、減速機付モータ26の出力軸27に対応する箇所に、出力軸27を回転自在に支持する滑り軸受け31が設けられている。この滑り軸受け31に支持されている出力軸27の先端は、支持プレート15bから突出しており、この突出した部位に他方の外歯平歯車28bが外嵌固定されている。
(減速機付モータ)
次に、図3〜図5に基づいて、減速機付モータ26について詳述する。なお、各連結部19,22,25の近傍に設けられた減速機付モータ26は、全て同一構造に構成されているので、以下の説明においては、1つの減速機付モータ26についてのみ説明する。
図3は、減速機付モータ26の一部切り欠き断面図、図4は、図3のB−B線に沿う断面図、図5は、図3のC−C線に沿う断面図である。
図3〜図5に示すように、減速機付モータ26は、電動モータ32と、電動モータ32の回転軸33に連結されたウォーム減速機構34と、ウォーム減速機構34に連結されたハイポサイクロイド減速機構35とにより構成されている。電動モータ32としては、例えば、ブラシ付きの直流モータが使用される。
(ウォーム減速機構)
ウォーム減速機構34は、電動モータ32のモータハウジング36に固定されているギヤケーシング37を有している。ギヤケーシング37は、開口部37aを有する箱状に形成されたものであって、略中央部に電動モータ32の回転軸33と一体化されたウォーム軸38が回転自在に支持されている。
ウォーム軸38には、長さ方向略中央を境にして先端側に第1ネジ部39aが刻設され、基端側に第2ネジ部39bが刻設されている。これら第1ネジ部39a、および第2ネジ部39bは、互いに逆ネジに形成されている。
また、ギヤケーシング37には、1対のウォームホイール40,40がウォーム軸38を挟んで両側に配置されている。これらウォームホイール40,40は、ギヤケーシング37に設けられている支軸41,41にそれぞれ回転自在に軸支されている。
各ウォームホイール40は段付歯車状に形成されたものであって、大径歯車部40aと小径歯車部40bとを有している。これら大径歯車部40aと小径歯車部40bは、互いに軸方向に重ね合わされた状態で一体成形されている。
そして、ウォーム軸38の第1ネジ部39aには、1対のウォームホイール40,40のうちの一方のウォームホイール40の大径歯車部40aが噛合され、ウォーム軸38の第2ネジ部39bには、他方のウォームホイール40の大径歯車部40aが噛合されている。
すなわち、1対のウォームホイール40,40は、ウォーム軸38を挟んで両側に配置されているが、逆ネジに形成されているウォーム軸38の第1ネジ部39aと第2ネジ部39bとにそれぞれ噛合されているので、ウォーム軸38の回転に伴って同方向に回転する。
1対のウォームホイール40,40の小径歯車部40b,40bの間には、1対の小径歯車部40b,40bに噛合う出力歯車42が設けられている。出力歯車42には、この出力歯車42の回転をハイポサイクロイド減速機構35に伝達するための出力軸43が内嵌固定されている。
(ハイポサイクロイド減速機構)
ハイポサイクロイド減速機構35は、ウォーム減速機構34を構成するギヤケーシング37の開口部37aを閉塞するギヤケーシング44を有している。
ギヤケーシング44は、下部ケース45と、上部ケース46とを有し、下部ケース45により、ギヤケーシング37の開口部37aを閉塞するように固定されている。
下部ケース45は略円板状に形成されたものであって、ウォーム減速機構34側の面に、1対のウォームホイール40,40を軸支する支軸41,41の一端が圧入固定されている。また、下部ケース45には、出力軸43を回転自在に支持可能な軸受け部48が設けられている。出力軸43の一端は、軸受け部48を介して上部ケース46側に突出している。
ここで、出力軸43は偏心シャフトであって、一端側に、出力軸43の軸心から所定量だけ偏心した偏心部43aが一体成形されている。偏心部43aには、円板状の外歯平歯車49が回転自在に支持されている。外歯平歯車49の径方向中央には、偏心部43aを回転自在に支持するための軸受け部50が設けられている。
外歯平歯車49の外周には、外歯平歯車49よりも大径に形成され、かつ外歯平歯車49よりも多歯数差で形成された内歯歯車47が設けられている。この内歯歯車47は、出力軸43の軸心と同心円上に配置され、下部ケース45、および上部ケース46に挟持された状態で固定されている。
外歯平歯車49は、出力軸43の偏心部43aにより所定量だけ偏心した状態で振り回されながら内歯歯車47に噛合う。これにより、出力軸43の回転数に対し、所定量だけ減速して外歯平歯車49が回転する。
外歯平歯車49の上部ケース46側には、外歯平歯車49に係合する出力プレート51が内歯歯車47と同軸上に配置されている。出力プレート51は略円板状に形成されたものであって、外周部側に複数の係合ピン52が周方向に沿って等間隔に外歯平歯車49側に向かって突設されている。各係合ピン52の出力プレート51から突出している部位には、それぞれスリーブ53が装着されている。
ここで、外歯平歯車49には、係合ピン52に対応する部位に、外歯平歯車49の厚さ方向に沿って貫通する貫通孔54が形成されている。貫通孔54の直径は、係合ピン52(スリーブ53)に対して、出力軸43に一体形成さている偏心部43aの偏心量だけ外歯平歯車49が触れ回り可能な大きさに設定されている。これにより、出力軸43から減速された状態で回転する外歯平歯車49の回転が出力プレート51に伝達される。そして、出力プレート51が出力軸43と同軸上で回転する。
出力プレート51の径方向中央には、上部ケース46の軸方向外側に向かって突出し、歯車機構28の他方の外歯平歯車28b(図2参照)が外嵌固定される出力軸27が一体成形されている。上部ケース46の径方向中央には、出力軸27を回転自在に支持するための軸受け部55が設けられている。
すなわち、減速機付モータ26は、ハイポサイクロイド減速機構35を各リンク部13,14,15側に向けた状態で固定されている。内歯歯車47には、外周縁に減速機付モータ26を各リンク部13,14,15に締結固定するためのボルト座56が複数形成されている(図5参照)。
このような構成のもと、各減速機付モータ26は、制御ボックス11を介してバッテリ10に接続されている。そして、制御ボックス11からの出力信号に基づいて、それぞれの減速機付モータ26が独立して駆動し、これに伴って、着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14がそれぞれ独立して駆動する。
すなわち、図2に示すように、第3リンク部15に固定されている減速機付モータ26を駆動させると、第2リンク部14が支軸23を中心にして回動する。また、第2リンク部14に固定されている減速機付モータ26を駆動させると、第1リンク部13が支軸20を中心にして回動する。さらに、第1リンク部13に固定されている減速機付モータ26を駆動させると、着座シート3が支軸17を中心にして回動する。
ここで、図1に示すように、第1リンク部13、および第2リンク部14に取り付けられている減速機付モータ26は、それぞれこの減速機付モータ26の電動モータ32が取り付けられているリンク部13,14の長手方向に沿うように配置されている。
一方、第3リンク部15に取り付けられている減速機付モータ26は、この減速機付モータ26の電動モータ32が支持プレート15bの長手方向に略直交する方向に沿うように配置されている。
すなわち、駆動アーム部4の他端側を構成している第3リンク部15に取り付けられている減速機付モータ26は、電動モータ32が第3リンク部15の長手方向に略直交する方向に沿うように配置されていることになる。そして、第3リンク部15以外のリンク部13,14に取り付けられている減速機付モータ26は、電動モータ32が対応するリンク部13,14の長手方向に沿うように配置されていることになる。
このように、各減速機付モータ26を配置することにより、着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14が回動した際、これら着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14と、電動モータ32との干渉を回避できるようになっている。
(作用)
次に、図2〜図7に基づいて、電動車椅子1の動作について説明する。
図6、および図7は、電動車椅子1の状態説明図であって、図6は、着座シート3を降下させた状態を示し、図7は、着座シート3を前方にせり出した状態を示す。
まず、減速機付モータ8の動作について説明する。
図3〜図5に示すように、使用者のコントローラ12の操作に基づいて、制御ボックス11から減速機付モータ26に制御信号が出力されると、この制御信号に基づいて電動モータ32の回転軸33が回転する。そして、この回転軸33と共にウォーム減速機構34のウォーム軸38が回転する。すると、ウォーム軸38の第1ネジ部39a、および第2ネジ部39bにそれぞれ噛合う1対ウォームホイール40,40が同方向に回転する。これらウォームホイール40,40の回転が出力歯車42に伝達され、出力歯車42が回転する。
ここで、ウォーム減速機構34は、互いに逆ネジの第1ネジ部39a、および第2ネジ部39bによって1対のウォームホイール40,40を同方向に回転させ、出力歯車42にウォーム軸38の回転を伝達させる機構(所謂マーシャル機構)になっているので、各ウォームホイール40,40によりウォーム軸38にかかるスラスト力を相殺できる。
出力歯車42が回転することにより出力軸43が回転し、この出力軸43の偏心部43aに軸支されている外歯平歯車49が、偏心部43aの偏心量に基づいて触れ回る。外歯平歯車49が触れ回ることにより、出力プレート51が所定の速度に減速された状態で回転する。そして、出力プレート51に一体成形されている出力軸27が回転し、歯車機構28を介してそれぞれ着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14が回動する。
ここで、図2、図6に示すように、着座シート3を降下させる場合、第1リンク部13、および第2リンク部14を互いに支軸20を中心にして折り畳むように回動させる。すなわち、第2リンク部14を前方(図6における左方)に向かって傾動させ、第1リンク部13を後方(図6における右方)に向かって傾動させる。このとき、第1リンク部13の減速機付モータ26を着座シート3のシートクッション3aが水平方向に沿うように駆動させる。
一方、着座シート3を上昇させる場合は、第2リンク部14を後方に向かって起こすと共に、第1リンク部13を前方に向かって起こせばよい。
ここで、第1連結部19の支軸17の軸心と、第2連結部22の支軸20の軸心との間の距離をL1は、支軸20の軸心と、第3連結部25の支軸23の軸心との間の距離L2と略同一に設定されている。このため、着座シート3を鉛直方向に沿って昇降動作させることが可能である。
また、図2、図7に示すように、着座シート3をせり出させる場合、第1リンク部13を前方に向かって傾動させると共に、第2リンク部14を前方に向かって傾動させる。
この他に、図6、図7に示す姿勢から第1リンク部13に設けられている減速機付モータ8を駆動させることにより、着座シート3を前のめり状態にしたり、後のめり状態にしたりすることも可能である。
着座シート3を所望の位置まで移動させた後、各減速機付モータ8を停止する。ここで、各減速機付モータ8には、例えば、電磁ブレーキ等のブレーキ構造が設けられていない。しかしながら、ウォーム減速機構34、およびハイポサイクロイド減速機構35のセルフロック機能がそれぞれ作用するので、減速機付モータ8を停止させただけで着座シート3の姿勢が維持される。
(効果)
したがって、上述の実施形態によれば、ベース部2と着座シート3との間に、3つのリンク部13,14,15を有する駆動アーム部4を設け、着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14をそれぞれ独立して減速機付モータ8により回動させているので、簡素な構造で着座シート3の昇降動作に加え、着座シート3を傾動させたり、せり出したりすることが可能になる。このため、生活状況に応じて着座シート3の姿勢を種々変更することができ、さまざまな生活動作をサポート可能な電動車椅子1を提供することができる。
また、減速機付モータ8を電動モータ32と、電動モータ32の回転軸33に連結されたウォーム減速機構34と、ウォーム減速機構34に連結されたハイポサイクロイド減速機構35とにより構成しているので、高い減速比を得てモータ出力を高めることができる。このため、減速比が大きい分電動モータ32の小型化を図ることが可能になる。
さらに、ウォーム減速機構34とハイポサイクロイド減速機構35のセルフロック機能を利用することにより、別途電磁ブレーキ等を設けることなく、着座シート3を所望の姿勢で維持できる。このため、減速機付モータ8の小型化、低コスト化を図ることが可能になる。
そして、ウォーム減速機構34が所謂マーシャル機構により構成されているので、各ウォームホイール40,40によって生じるウォーム軸38にかかるスラスト力を相殺できる。このため、減速機付モータ26全体として駆動効率や伝達効率を高めることが可能になる。
また、第1リンク部13、および第2リンク部14に取り付けられている減速機付モータ26の電動モータ32を、それぞれ取り付けられているリンク部13,14の長手方向に沿うように配置すると共に、第3リンク部15に取り付けられている減速機付モータ26の電動モータ32を支持プレート15bの長手方向に略直交する方向に沿うように配置している。このため、着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14を回動させた際、これら着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14と、電動モータ32との干渉を回避できる(図6、図7参照)。このため、着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14の回動範囲を大きく設定することができる。
さらに、電動モータ32を長手方向に沿って配置する分、駆動アーム部4全体として省スペース化を図ることが可能になる。
そして、第1連結部19の支軸17の軸心と、第2連結部22の支軸20の軸心との間の距離をL1は、支軸20の軸心と、第3連結部25の支軸23の軸心との間の距離L2と略同一に設定されている。このため、着座シート3を鉛直方向に沿って昇降動作させることができ、限られたスペースで電動車椅子1を利用する場合であってもスムーズに着座シート3の位置を変位させることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
例えば、上述の実施形態では、駆動アーム部4の各リンク部13,14,15にそれぞれ減速機付モータ8を設け、これら減速機付モータ8により着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14を回動駆動させる場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、減速機付モータ8に代わって、例えば、油圧ロータリアクチュエータやサーボモータを用いてもよい。
さらに、それぞれ着座シート3、第1リンク部13、および第2リンク部14を独立して回動駆動可能に構成されていれば、各リンク部13,14,15に減速機付モータ8を設ける必要はない。例えば、ベース部2に纏めて各減速機付モータ8を設け、これら減速機付モータ8と対応するリンク部13,14,15とを別途リンク機構を用いて連結するように構成してもよい。
そして、上述の実施形態では、駆動アーム部4は、3つのリンク部13,14,15を有している場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、少なくともリンク部を3つ有していればよい。
また、上述の実施形態では、足載せ台となる略円板状のベース部2に駆動アーム部4を介して着座シート3を支持する場合について説明した。しかしながら、ベース部2の形状はこれに限られるものではなく、駆動アーム部4の他端側を取り付け可能な構造であればよい。
1 電動車椅子
2 ベース部(架台)
3 着座シート(シート)
4 駆動アーム部
13 第1リンク部(リンク部)
14 第2リンク部(リンク部)
15 第3リンク部(リンク部)
17,20,23 支軸
19 第1連結部(連結部)
22 第2連結部(連結部)
25 第3連結部(連結部)
26 減速機付モータ(駆動部)
27 出力軸
28 歯車機構
32 電動モータ
34 ウォーム減速機構
35 ハイポサイクロイド減速機構
38 ウォーム軸
39a 第1ネジ部
39b 第2ネジ部
40 ウォームホイール
43 出力軸(偏心シャフト)
43a 偏心部
44 ギヤケーシング(ケース)
45 下部ケース
46 上部ケース
47 内歯歯車
48 外歯平歯車(外歯歯車)
51 出力プレート(出力部)
L1,L2 距離

Claims (5)

  1. 架台と、
    前記架台の上方に設けられ、使用者が着座するシートと、
    前記架台と前記シートとの間に設けられ、前記シートを支持する駆動アーム部とを備え、
    前記駆動アーム部の一端を前記シートに回動可能に連結すると共に、
    前記駆動アーム部の他端を前記架台に固定した電動車椅子であって、
    前記駆動アーム部は、
    少なくとも3つのリンク部と、
    これらリンク部、および前記シートを互いに回動可能に連結する駆動部とを有していることを特徴とする電動車椅子。
  2. 前記駆動部は、
    電動モータと、
    この電動モータの回転が伝達され、前記リンク部、および前記シートを回動させるハイポサイクロイド減速機構とを有し、
    前記ハイポサイクロイド減速機構は、
    ケースと、
    このケースに固定された内歯歯車と、
    この内歯歯車の中心軸に対して所定量だけ偏心した状態で前記内歯歯車と噛合う外歯歯車と、
    前記電動モータからの回転が入力され、この回転に基づいて前記外歯歯車を所定量だけ偏心させた状態で触れ回す偏心シャフトと、
    前記外歯歯車と係合し、この外歯歯車の回転を出力する出力部とを有することを特徴とする請求項1に記載の電動車椅子。
  3. 前記電動モータと前記ハイポサイクロイド減速機構との間に、ウォーム減速機構を設け、
    前記ウォーム減速機構は、
    前記電動モータの回転軸に連結されるウォーム軸と、
    このウォーム軸に噛合う1対のウォームホイールと、
    前記1対のウォームホイールにそれぞれ噛合うと共に、前記偏心シャフトに連結され、前記1対のウォームホイールの回転を前記偏心シャフトに伝達する出力歯車とを有し、
    前記ウォーム軸は、
    長さ方向略中央を境にして一端側と他端側とが逆ネジに形成されており、
    各ウォームホイールは、
    それぞれ前記ウォーム軸を挟んで両側に配置され、
    一方のウォームホイールが前記ウォーム軸の一端側に噛合うと共に、他方のウォームホイールが前記ウォーム軸の他端側に噛合うことを特徴とする請求項2に記載の電動車椅子。
  4. 各リンク部にそれぞれ前記駆動部を配置し、
    各リンク部のうち、前記駆動アーム部の他端を構成するリンク部に、このリンク部の長手方向に交差するように前記電動モータを配置する一方、
    各リンク部のうち、前記駆動アーム部の他端を構成するリンク部以外の他のリンク部に、この他のリンク部の長手方向に沿って前記電動モータを配置したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電動車椅子。
  5. 前記駆動アーム部は、前記シート側から順に第1リンク部、第2リンク部、および第3リンク部の3つの前記リンク部を有し、
    前記シートと前記第1リンク部との連結部の回動中心と、前記第1リンク部と前記第2リンク部との連結部の回動中心との間の長さを、
    前記第1リンク部と前記第2リンク部との連結部の回動中心と、前記第2リンク部と前記第3リンク部との連結部の回動中心との間の長さと略同一長さに設定したことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の電動車椅子。
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