JP2011055613A - 電力変換装置 - Google Patents

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康弘 山本
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Abstract

【課題】複数のインバータを相間リアクトルで並列接続した電力変換装置において、装置をコストアップおよび大型化させることなく、インバータを1台で単独運転した時の相間リアクトルによる電圧降下を抑制し所望の電圧を出力する。
【解決手段】複数台のインバータINV1,INV2各相の出力端が、それぞれ同一相同士で相間リアクトルにより接続された電力変換装置に、各インバータINV1,INV2と相間リアクトルLとを切り離す第1スイッチSW1,SW2と、相間リアクトルLの全入力端子間を短絡する第2スイッチSW5と、を設ける。そして、インバータ1台(INV1)での単独運転時に、第1スイッチSW2を開放して運転していないインバータINV2を切り離すとともに、第2スイッチSW5を投入して相間リアクトルLの入力端子L1,L2間を短絡し、相間リアクトルLにおけるインダクタンス成分を低減させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、PWM変調方式を用いたインバータに係り、とくに、容量を増大するために2台以上の複数台のインバータを相間リアクトルで接続した電力変換装置に関する。
複数台のインバータを相間リアクトルで接続し、出力容量を増大する技術が従来から知られている(特許文献1,2)。
図8は、2台のインバータを相間リアクトルで接続した電力変換装置の一例を示す構成図である。実際に3相交流を出力する場合には、インバータINV1,INV2はスイッチング素子をブリッジ接続した6アーム構成とすることが多いが、図8では簡素化した1つのブロックで表し、インバータINV1,INV2の出力側も3相交流配線を単線図で表している。以下、本明細書では同様に図示する。直流電源1は2台のインバータINV1,INV2に直流電力を供給しており、各インバータINV1,INV2ではそれぞれPWM変調方式等を用いて交流電力に変換し、交流電圧を出力する。
2台のインバータINV1,INV2の出力側は、相間リアクトルLの入力端子L1,L2にそれぞれ接続され、相間リアクトルLの出力端子L0には負荷2が接続されている。この構成は、2台のインバータINV1,INV2から出力される電流が同一であれば、2つの電流成分により相間リアクトルLに発生する鎖交磁束が互いに打ち消し合うため、インダクタンス成分が等価的にゼロとなる。つまり、インバータINV1,INV2からの入力電流が同一であれば相間リアクトルLにおいて電圧降下が生じないことが特徴である。
また、複数台のインバータを接続する相間リアクトルには、通常2入力1出力のものが使用されるが、2台以上の複数のインバータを相間リアクトルで接続し、出力容量をさらに増大させたインバータ装置が知られている(特許文献3)。
特開平03−49560号公報(第1図) 特開平05−30661号公報(段落[0026]〜段落[0034],第1図) 特開平09−331682号公報(段落[0021]〜段落[0059],第1図〜第3図)
上記のような電力変換装置においては、複数台のインバータ(インバータINV,INV2)を並列運転することにより出力容量を増大することができるが、さらにインバータ1台での単独運転を可能とすることが要求される。
例えば、出力容量増大のために2台のインバータINV1,INV2を相間リアクトルLで接続した電力変換装置(図9)において、1台のインバータINV2が故障等により使用できない時には、電力変換装置の出力容量が低下した状態でも良いから、緊急対策としてもう1台のインバータINV1のみで負荷2を稼動させたい場合がある。これは、負荷2の能力が低下した状態でも生産を継続したい場合等に要望されている。
このような場合には、故障した一方のインバータINV2を相間リアクトルLから切り離し、正常なインバータINV1のみで運転することになる。そこで、通常、電力変換装置には、図9に示すようにインバータINV1,INV2と相間リアクトルLとの間にスイッチSW1,SW2が設けられ、故障したインバータを相間リアクトルLから切り離しできるように構成すればよい。
しかし、スイッチSW1を投入,スイッチSW2を開放とした場合には、相間リアクトルLの入力端子L1側の巻線(以下、第1巻線と称する)にのみ電流が流れるため、相間リアクトルLはインダクタンス成分を有することになる。その結果、このインダクタンス成分に起因する電圧降下によって、所望の出力電圧を負荷2に供給することができなくなる。
そこで、図9に示すように、相間リアクトルLを短絡するスイッチSW3,S4を設け、相間リアクトルLの入出力間を短絡することにより電圧降下を抑制する等の対策が必要になる。インバータINV1,INV2のどちらも運転側や停止側になる可能性があるため、相間リアクトルLを短絡するスイッチSW3,SW4は、入力端子L1側の第1巻線,入力端子L2側の巻線(以下、第2巻線と称する)の両方にそれぞれ設けなくてはならない。なお、運転する側のスイッチ(インバータINV1を運転させる場合スイッチSW3)のみを投入しても、スイッチSW3,SW4を両方とも投入しても、相間リアクトルLによる電圧降下を抑制することができる。
しかしながら、上記のような構成の場合、相間リアクトルLによる電圧降下を抑制するためには、相間リアクトルLの入出力間を短絡するスイッチが2点(スイッチSW3,SW4)必要なため、部品コストによりコストアップに繋がるとともに、部品スペースにより装置が大型化してしまう。
以上示したようなことから、複数のインバータを相間リアクトルで並列接続した電力変換装置において、装置のコストアップおよび大型化を抑制して、インバータを1台で単独運転した時の相間リアクトルによる電圧降下を低減し、所望の電圧を出力することが課題となる。
本発明は、前記従来の問題に鑑み案出されたもので、少ないスイッチ数で相間リアクトルのインダクタンスを低減することにより、課題を解決している。
具体的に、本発明の電力変換装置は、複数台のインバータ各相の出力端が、それぞれ同一相同士で相間リアクトルにより接続され、その相間リアクトルの巻線中間点から各相出力電圧が得られる電力変換装置であって、各インバータと相間リアクトルとを切り離す第1スイッチと、相間リアクトルの全入力端子間を短絡する第2スイッチと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る電力変換装置の別の態様は、複数台のインバータ各相の出力端が、それぞれ同一相同士で相間リアクトルにより接続され、その相間リアクトルの巻線中間点から各相出力電圧が得られる電力変換装置であって、各インバータと相間リアクトルとを切り離す第1スイッチと、相間リアクトルから発生する磁束と鎖交する巻線と、この巻線の両端子間を短絡する第3スイッチと、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る電力変換装置の別の態様は、複数台のインバータ各相の出力端が、それぞれ同一相同士で相間リアクトルにより接続され、その相間リアクトルの巻線中間点から各相出力電圧が得られる電力変換装置であって、各インバータと相間リアクトルとを切り離す第1スイッチと、相間リアクトルの1つの入力端子と出力端子間を短絡する第4スイッチを備えたことを特徴とする。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、短絡機能を有するスイッチを1回路または短絡機能を有するスイッチと巻線を一回路のみ追加するだけで、インバータを1台で単独運転した時の相間リアクトルにおけるインダクタンスを低減させることができ、相間リアクトルによる電圧降下を抑制し、所望の電圧を出力することが可能となる。その結果、従来のように入力端子L1側,入力端子L2側の両方に相間リアクトルLの入出力間を短絡するスイッチを設けた場合と比較して、装置が大型化することや、コストアップとなることを抑制することができる。
実施形態1の電力変換装置の一例を示す構成図。 実施形態2の電力変換装置の一例を示す構成図。 相間リアクトルLの等価回路。 相間リアクトルLと第3巻線L´との等価回路。 相間リアクトルLの第1巻線と第3巻線L´とをトランスとみなした場合の等価回路。 図5の等価回路において定常交流成分のみを想定した等価回路。 実施形態3の電力変換装置の一例を示す構成図。 2台のインバータを相間リアクトルLで接続した電力変換装置の一例を示す構成図。 インバータ1台での単独運転可能な電力変換装置の一例を示す構成図。
[実施形態1]
本実施形態1の電力変換装置の構成図を図1に示す。図8,図9と同様の構成の部分には同一符号を付して説明を省略する。符号1は直流電源を示し、通常この直流電源1には、商用電源等を整流し電解コンデンサ等を用いて平滑する直流電源回路等を使用することが多いが、本発明はこの部分に直接関係ないため直流電源1として簡素化して示す。この直流電源1は、2台のインバータINV1,INV2に直流電力を供給しており、各インバータINV1,INV2においてPWM変調方式等により交流電力に変換される。
また、符号SW1,SW2は、図9と同様にインバータINV1,INV2と相間リアクトルLとを切り離すためのスイッチ(以下、第1スイッチと称する)を示す。なお、実際の回路の場合には、インバータINV1,INV2の直流電源1側にもスイッチを設けて切り離し可能としたほうが良いが、本発明には直接関係ないため省略する。
本実施形態1の電力変換装置は、インバータINV1,INV2の切り離し用の第1スイッチSW1,SW2の他に、相間リアクトルLの入力端子L1,L2間を短絡するスイッチ(以下、第2スイッチSW5と称する)が設けられる。そして、一方のインバータ(例えば、INV2)が故障等により使用できず、もう一方のインバータ(例えば、INV1)のみで負荷2を運転させる時には、第1スイッチSW2を開放し、第2スイッチSW5および第1スイッチSW1を投入する。この第2スイッチSW5を投入することにより、相間リアクトルLの入力端子L1,L2間が短絡される。
このように、相間リアクトルLの入力端子L1,L2間を短絡すると、相間リアクトルLの2つの巻線(第1巻線と第2巻線)が並列に接続された回路となり、インバータ(例えば、INV1)から電流が出力されると、その分割された巻線にそれぞれ電流が流れる。その際、鎖交磁束が大きい方の巻線は、電圧降下が大きくなって電流が流れにくくなり、電圧降下が等しくなるように電流がバランスする。その結果、相間リアクトルLの入力端子L1,L2への入力電流が等しくなり、鎖交磁束が相殺される。よって、インダクタンス成分が等価的にゼロとして動作し、相間リアクトルLによる電圧降下を抑制することができる。
以上示したように、電力変換装置に相間リアクトルLの入力端子L1,L2間を短絡する第2スイッチSW5を設け、インバータを1台で単独運転した時にその第2スイッチSW5を投入することにより、相間リアクトルLのインダクタンスを低減して、相間リアクトルLによる電圧降下を抑制し、所望の電圧を出力することが可能となる。
そのため、従来の回路にスイッチを1回路追加するだけで、インバータを1台で単独運転した時の相間リアクトルLによる電圧降下を抑制することができる。その結果、従来のように入力端子L1側,入力端子L2側の両方に相間リアクトルLを短絡するスイッチを設けた場合と比較して、装置が大型化することや、コストアップとなることを抑制することができる。
[実施形態2]
本実施形態2の電力変換装置の構成図を図2に示す。本実施形態2と実施形態1との相違点は、相間リアクトルLの入力端子L1,L2間を短絡する第2スイッチSW5の代わりに、相間リアクトルLから発生する磁束と鎖交する巻線(例えば、相間リアクトルLと共通の鉄心に設けられた巻線(以下、第3巻線と称する))L´と、その第3巻線L´の両端子間を短絡するスイッチ(以下、第3スイッチSW6と称する)を設けた点である。
本実施形態2のように第3巻線L´と第3スイッチSW6を追加した場合には、回路の動作が少し複雑になる。そこで、本実施形態2の動作原理を説明するために、変圧器のT型等価回路を使って説明する。
実施形態1で述べたように、相間リアクトルLは2つの巻線を有していることから、トランスの一種であるとみなすことができる。そのため、相間リアクトルLは、定常交流成分でみると、図3のような等価回路で表すことができる。図3の等価回路に示すように、相間リアクトルLは、入力端子L1側の第1巻線における漏れインダクタンスl1,入力端子L2側の第2巻線における漏れインダクタンスl2,2つの巻線における相互(励磁)インダクタンスMにより構成される。なお、厳密には相間リアクトルLには抵抗成分が存在するが、ここでは無視する。また、通常、相間リアクトルLは第1巻線,第2巻線における漏れインダクタンスl1,l2が相互インダクタンスMより大幅に小さくなるように設計される。
ここで、相間リアクトルLに対して、その相間リアクトルLから発生する磁束と鎖交する第3巻線L´を設けた回路について説明する。相間リアクトルLと第3の巻線L´は、図4に示す等価回路で表すことができる。図4に示すように、図3の等価回路に対して、第3巻線L´における漏れインダクタンスl3と結合インダクタンスMが追加される。
そして、インバータINV2が故障し切り離されていると仮定して、入力端子L2側の第2巻線を無視し、相間リアクトルLの第1巻線と第3巻線L´によるトランスを想定する。図5に、相間リアクトルLの第1巻線と第3巻線L´をトランスと見なした場合の等価回路を示す。そして、図5に示すように、第3巻線L´側にはこのトランスの端子L3,L30間を短絡する第3スイッチSW6が設けられる。
この等価回路において、相間リアクトルLの入力端子L1,出力端子L0間に電流が流れると、相互インダクタンスMに発生する鎖交磁束Φの変化により第3巻線L´(第3スイッチSW6の短絡回路)側に電圧が発生する。そして、第3スイッチSW6の短絡回路のインピーダンス成分は、漏れインダクタンスl3だけであり小さいため、小さい電圧で大電流が流れる。このように短絡回路に電流が発生することにより、磁束Φは大きな磁束になることができず、相間リアクトルLの第1巻線に鎖交する磁束Φの大きさが大きくならないため、相互インダクタンスMが存在しないように動作する。すなわち、第3巻線L´を短絡すれば、相間リアクトルLの第1巻線も短絡したような効果が得られる。
同じことをもっと分かり易くするため、図5の等価回路における定常電流成分のみを想定したT型等価回路(図6)を用いて本実施形態2の電力変換装置を説明する。
図6の等価回路では、第3スイッチSW6を投入して、第3巻線L´の端子L3,L30間を短絡すると、入力端子L1から出力端子L0に流れる電流は、相互インダクタンスMの経路よりもインピーダンスの小さい矢印Aの経路が支配的になる。つまり、入力端子L1と出力端子L0間のインダクタンスは、ほぼ漏れインダクタンスl1+l3にまで減少する。また、相互インダクタンスMの鎖交磁束Φはほとんど発生しない。これにより、相間リアクトルL部分の電圧降下を大幅に抑制することができる。この第3巻線L´の短絡の効果は、巻線の極性は異なるが第1スイッチSW1を開放してインバータINV1を相間リアクトルLから切り離し、インバータINV2から相間リアクトルLに電流を流した場合についても同様である。
以上示したように、本実施形態2のように電力変換装置を構成し、インバータを1台で単独運転した時に第3スイッチSW6を投入することにより、相間リアクトルLのインダクタンスを低減して、相間リアクトルLによる電圧降下を抑制し、所望の電圧を出力することができる。
そのため、従来の回路に巻線とスイッチを1回路追加するだけでインバータを1台で単独運転した時の相間リアクトルによる電圧降下を抑制させることができる。その結果、従来のように入力端子L1側,入力端子L2側の両方に相間リアクトルLを短絡するスイッチを設けた場合と比較して、装置が大型化することや、コストアップとなることを抑制することができる。
[実施形態3]
本実施形態3のインバータ装置の構成を図7に示す。本実施形態3と実施形態2との相違点は、第3巻線L´と第3スイッチSW6の代わりに、入力端子L1と出力端子L0とを短絡するスイッチ(以下、第4スイッチSW7と称する)を設けた点である。
本実施形態3は、実施形態2の原理をさらに応用して、実施形態2における第3巻線L´を既存の相間リアクトルLの第1巻線で代用するものである。第3巻線L´を追加しなくとも相間リアクトルLの片側の巻線を短絡することにより、短絡した側の巻線についてはインダクタンス成分がゼロとなり、もう一方の短絡されていない側の巻線についてはインダクタンス成分が漏れインダクタンスl2の2倍となる。
このような構成において、インバータINV2が故障等により使用できず、インバータINV1のみで負荷2を稼動させる場合には、第4スイッチSW7を短絡することにより、従来技術と同様にインバータINV1から出力された電流は第4スイッチSW7を介して負荷2に出力されるため、相間リアクトルLでの電圧降下を抑制することができる。
一方、インバータINV1が故障等により使用できず、インバータINV2のみで負荷2を稼動させる場合でも、第4スイッチSW7を投入することにより、実施形態2と同様に、相間リアクトルLの第2巻線に電流が流れると第1巻線に発生する磁束Φにより電圧が発生し、第1巻線と第4スイッチSW7の短絡回路に大きな電流が流れる。このように短絡回路に大きな電流が流れることにより、相間リアクトルLの第1巻線,第2巻線における磁束Φは大きくならないため相互インダクタンスMが存在しないように動作する。すなわち、相間リアクトルLの第1巻線を短絡すれば相間リアクトルLの第2巻線も短絡したような効果が得られる。その結果、相間リアクトルLを、第1巻線,第2巻線における漏れインダクタンスl1,l2が小さくなるように設計すれば、相間リアクトルLでの電圧降下を抑制することができる。
また、相間リアクトルLの入力端子L1側の第1巻線ではなく、相間リアクトルLの入力端子L2側の巻線を短絡しても同様の効果が得られる。
以上示したように、本実施形態3のように電力変換装置を構成し、インバータを1台で単独運転した時に第4スイッチSW7を投入することにより、相間リアクトルLのインダクタンスを低減して、相間リアクトルLによる電圧降下を抑制し、所望の電圧を出力することができる。
そのため、従来の回路にスイッチを1回路追加するだけでインバータを1台で単独運転した時の相間リアクトルによる電圧降下を抑制させることができる。その結果、従来のように入力端子L1側,入力端子L2側の両方に相間リアクトルLを短絡するスイッチを設けた場合と比較して、装置が大型化することや、コストアップとなることを抑制することができる。
以上、本発明において、記載された具体例に対してのみ詳細に説明したが、本発明の技術思想の範囲で多彩な変形および修正が可能であることは、当業者にとって明白なことであり、このような変形および修正が特許請求の範囲に属することは当然のことである。
例えば、スイッチSW1〜SW7には、遠隔操作可能な電磁接触器や手動によるナイフスイッチ,および端子台を短絡する配線等の様々な方法で構成できることは自明である。
INV1,INV2…インバータ
L…相間リアクトル
L0…相間リアクトルの出力端子
L1,L2…相間リアクトルの入力端子
L´…第3巻線
SW1,SW2…第1スイッチ
SW5…第2スイッチ
SW6…第3スイッチ
SW7…第4スイッチ

Claims (3)

  1. 複数台のインバータ各相の出力端が、それぞれ同一相同士で相間リアクトルにより接続され、その相間リアクトルの巻線中間点から各相出力電圧が得られる電力変換装置であって、
    各インバータと相間リアクトルとを切り離す第1スイッチと、
    相間リアクトルの全入力端子間を短絡する第2スイッチと、を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 複数台のインバータ各相の出力端が、それぞれ同一相同士で相間リアクトルにより接続され、その相間リアクトルの巻線中間点から各相出力電圧が得られる電力変換装置であって、
    各インバータと相間リアクトルとを切り離す第1スイッチと、
    相間リアクトルから発生する磁束と鎖交する巻線と、
    この巻線の両端子間を短絡する第3スイッチと、を備えたことを特徴とする電力変換装置。
  3. 複数台のインバータ各相の出力端が、それぞれ同一相同士で相間リアクトルにより接続され、その相間リアクトルの巻線中間点から各相出力電圧が得られる電力変換装置であって、
    各インバータと相間リアクトルとを切り離す第1スイッチと、
    相間リアクトルの1つの入力端子と出力端子間を短絡する第4スイッチを備えたことを特徴とする電力変換装置。
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