JP2011055378A - コンテンツ挿入管理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】番組の再生中断を伴う態様に限らず多様なパターンの広告を配信すること。
【解決手段】挿入指定画面において、動画コンテンツ記憶手段に記憶されている動画(例えばX1)を選択のうえ、その動画コンテンツの再生開始から再生終了までのどの時間位置に、挿入コンテンツ記憶手段に記憶されているどの挿入コンテンツ(例えばB2)を挿入するかの指定を受け付け、受け付けられた指定の内容を表す指定データをデータ生成手段が生成し動画に対応付けて所定の指定データ記憶手段に記憶させる。動画中の所望の時間位置について広告などの挿入コンテンツとして、動画再生領域自体で動画広告等を表示することに代え、動画の周囲に配置された第2表示領域に画像などの挿入コンテンツ(上記の例ではB2)を表示する指定を受け付けることにより、動画番組の再生中断無しでの広告配信が可能になる。
【選択図】図9

Description

本発明は、動画を含むコンテンツの配信制御に関する。
近年、ADSLや光ファイバなど高速、大容量のインターネット接続環境すなわちブロードバンドの普及に伴い、パーソナルコンピュータに代表されるユーザ端末に動画コンテンツをストリーミング配信し、ブラウザで表示するウェブページ内の表示領域において再生させることで、地上波など既存のテレビ放送にも遜色ない様々な番組を、個々のユーザが所望のタイミングで視聴できるという新たな価値のサービスが展開されつつある。
この種のサービスでも、テレビ放送のようにスポンサーから広告収入を得るべく、番組本編の途中に広告動画を挿入する技術が提案され、その一例として、番組に挿入しようとする広告動画の登録と共に、その広告を挿入したい番組内の時間の設定を予め受け付け、番組の再生中にその時間に達すると番組の再生を一時停止し、登録された広告を挿入する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−244677号公報
しかし、上記のように番組再生を一時停止して広告を挿入する従来技術では、ユーザの番組視聴の中断を伴う態様の広告に限定されるという課題があった。特に、インターネット上のストリーミング番組視聴は、好きなときに視聴が開始できるというユーザ自由度が利点である分、ユーザの意思を無視したタイミングでの再生中断は視聴体験の質に影響を与える可能性がある。この点、視聴意欲を維持して番組配信サービスの利用を促進するためにも、番組の再生中断を伴う態様に限らない広告配信の態様を本出願人は潜在的に模索、希求してきた。
すなわち、本発明は、上記のような従来技術の課題を解決するもので、その目的は、番組の再生中断を伴う態様に限らず多様なパターンの広告を配信することである。
上記の目的をふまえ、本発明の一態様(1)は、ユーザ端末に配信するウェブページであって、第1表示領域で動画コンテンツを再生表示し、前記第1表示領域内外の周辺部に設けられる第2表示領域では前記動画コンテンツの再生表示に関連して挿入コンテンツを表示するウェブページについて各表示のタイミングを編集するコンテンツ挿入管理装置であって、一以上の前記動画コンテンツを記憶する動画コンテンツ記憶手段と、一以上の前記挿入コンテンツを記憶する挿入コンテンツ記憶手段と、前記動画コンテンツ記憶手段に記憶されている前記動画コンテンツの再生開始から再生終了までのどの時間位置に、前記挿入コンテンツ記憶手段に記憶されているどの前記挿入コンテンツを挿入するかの指定を受け付ける指定受付手段と、前記指定受付手段により受け付けられた前記指定の内容を表す指定データを生成し前記動画コンテンツに対応付けて所定の指定データ記憶手段に記憶させるデータ生成手段と、を備えたことを特徴とする。
上記態様を方法という見方から捉えた本発明の一態様(8)は、ユーザ端末に配信するウェブページであって、第1表示領域で動画コンテンツを再生表示し、前記第1表示領域内外の周辺部に設けられる第2表示領域では前記動画コンテンツの再生表示に関連して挿入コンテンツを表示するウェブページについて各表示のタイミングをコンピュータにより編集するコンテンツ挿入管理方法であって、一以上の前記動画コンテンツを所定の動画コンテンツ記憶手段に予め記憶し、一以上の前記挿入コンテンツを所定の挿入コンテンツ記憶手段に予め記憶し、前記動画コンテンツ記憶手段に記憶されている前記動画コンテンツの再生開始から再生終了までのどの時間位置に、前記挿入コンテンツ記憶手段に記憶されているどの前記挿入コンテンツを挿入するかの指定を受け付ける指定受付処理と、前記指定受付処理により受け付けられた前記指定の内容を表す指定データを生成し前記動画コンテンツに対応付けて所定の指定データ記憶手段に記憶させるデータ生成処理と、を有することを特徴とする。
上記態様をコンピュータ・プログラムという見方から捉えた本発明の一態様(9)は、コンピュータを制御することにより、ユーザ端末に配信するウェブページであって、第1表示領域で動画コンテンツを再生表示し、前記第1表示領域内外の周辺部に設けられる第2表示領域では前記動画コンテンツの再生表示に関連して挿入コンテンツを表示するウェブページについて、各表示のタイミングを編集させるコンテンツ挿入管理プログラムであって、一以上の前記動画コンテンツを所定の動画コンテンツ記憶手段に予め記憶させ、一以上の前記挿入コンテンツを所定の挿入コンテンツ記憶手段に予め記憶させ、前記動画コンテンツ記憶手段に記憶されている前記動画コンテンツの再生開始から再生終了までのどの時間位置に、前記挿入コンテンツ記憶手段に記憶されているどの前記挿入コンテンツを挿入するかの指定を受け付けさせ、受け付けられた前記指定の内容を表す指定データを生成し前記動画コンテンツに対応付けて所定の指定データ記憶手段に記憶させることを特徴とする。
本発明では、動画中の所望の時間位置について広告などの挿入コンテンツとして、動画再生領域自体で動画広告等を表示することに代え、動画の周囲に配置された第2表示領域に画像などの挿入コンテンツを表示する指定を受け付けることにより、動画番組の再生中断無しでの広告配信が可能になる。また、動画再生領域の動画広告との組合せや使い分けも妨げないので、動画内容のシーンや登場物に合った商品の広告を周囲に表示するなど多様なパターンの広告も配信可能になる。
本発明の他の態様(2)は、上記いずれかの態様において、前記指定にかかる前記動画コンテンツを再生すると共に、その動画コンテンツに対応付けて前記指定データ記憶手段に記憶されている前記指定データに基づいて、前記指定された時間位置において前記指定された挿入コンテンツを挿入する表示を再生する表示再生手段を有することを特徴とする。
このように、指定している動画コンテンツと挿入コンテンツの各表示を表示再生してみることにより、ユーザ端末における実際の表示状態や見た目の印象を確認しながら指定内容を見直すなど、高精度で効果的な指定の内容を実現することが可能となる。
本発明の他の態様(3)は、上記いずれかの態様において、前記挿入コンテンツは、前記第1表示領域に表示させる第1コンテンツと前記第2表示領域に表示させる第2コンテンツであり、前記第1コンテンツの指定及び前記第2コンテンツの指定を受け付けてそれら指定された第1コンテンツ及び第2コンテンツを相互に関連付ける関連付け手段と、関連付けられた前記第1コンテンツと前記第2コンテンツについて、前記指定を前記指定受付手段が受け付ける際に表示タイミングを同期させる制御又はずらす制御の少なくとも一方を行うタイミング制御手段と、を有することを特徴とする。
このように、動画広告等の第1コンテンツと、動画周囲の画像など第2コンテンツの組を指定に応じて関連付け、両者の表示タイミングを同期させる制御や、同時に表示されないようにずらす制御を行うことにより、第1と第2のコンテンツ間の関係や組合せ目的などの事情に合った最適な広告訴求が実現できる。
本発明の他の態様(4)は、上記いずれかの態様において、前記第2表示領域について、前記第1表示領域内外の周辺部のうちどの範囲に表示するか及びどのような現れ方で表示するかの一方又は両方について、前記指定受付手段が指定を受け付け、その指定内容を前記データ生成手段が前記指定データに含めることを特徴とする。
このように、画像広告等の第2表示領域について動画領域の周囲のうちどのあたりにどのような現れ方をするかの指定を受け付けることにより、挿入コンテンツの内容や位置付けなどの事情に応じた最適な視覚表現が実現できる。
本発明の他の態様(5)は、上記いずれかの態様において、前記時間位置ごとに、その時間位置に挿入する前記挿入コンテンツを複数候補から選択する基準について、前記指定受付手段が指定を受け付け、その指定内容を前記データ生成手段が前記指定データに含めることを特徴とする。
このように、挿入しようとする時間位置ごとに、予め特定の具体的な広告の指定ではなく動画内容に合ったキーワードなどを指定しそれを基準として、再生時に発注されている広告の候補から実際に表示する広告を選択することにより、広告の入稿や変更取消等の状況変化への迅速対応や入札方式の広告入稿への対応など柔軟多様な運用が容易になる。
本発明の他の態様(6)は、上記いずれかの態様において、個別の前記動画コンテンツについて及び各動画コンテンツが分類される一以上のジャンルについて、前記挿入コンテンツのために予め設定された挿入推奨位置の情報を記憶している挿入推奨位置記憶手段を有し、前記指定受付手段は、個別の前記動画コンテンツについて設定されている前記挿入推奨位置及び前記動画コンテンツが分類される前記ジャンルについて予め設定された前記挿入推奨位置を、前記挿入コンテンツを挿入する前記時間位置の候補として表示することを特徴とする。
このように、動画コンテンツに挿入コンテンツを挿入する時間位置の候補として、その動画コンテンツやその動画が該当するジャンルに設定されている挿入推奨位置を表示することにより、個別の動画に設定された挿入推奨位置があればそれを活用しつつ、そのような挿入推奨位置が無い場合でも該当ジャンルの挿入推奨位置を活用できるので、個々の指定者が動画ごとに各挿入位置をいちいち判断する負担を軽減しつつ、適切な挿入位置を容易に得ることができる。
本発明の他の態様(7)は、上記いずれかの態様において、前記挿入コンテンツを表示した第2表示領域に対する操作の有無又は内容の一方又は両方に応じて、その後挿入する挿入コンテンツ又はその挿入する前記時間位置の一方又は両方を変化させる内容について、前記指定受付手段が指定を受け付け、その指定内容を前記データ生成手段が前記指定データに含めることを特徴とする。
このように、動画周囲の第2表示領域に表示した画像広告などへのクリック操作やその内容などに応じた条件分岐でその後の展開を切り替えることにより、広告を見た人には次の時間位置からストーリー性に基づいたシリーズ広告の続編を表示したり、所定数の広告を見ると本編に関する特典映像を後で表示するなど、個別ユーザの関心や反応に応じた最適なコンテンツ展開を臨機応変に実現可能となる。
なお、上記の各態様に対応する方法又はコンピュータ・プログラムといった他のカテゴリや、以下に説明するさらに具体的な各態様も、本発明に含まれる。他のカテゴリでは、各「手段」は「処理」に読み替えるものとし、コンピュータ・プログラムはそれら処理をコンピュータに実行させるものとする。
以上のように、本発明によれば、番組の再生中断を伴う態様に限らず多様なパターンの広告を配信することが可能となる。
本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。 本発明の実施形態における各情報(データ)を例示する図。 本発明の実施形態における処理手順を示すフローチャート。 本発明の実施形態における動画配信ページの一例を示す図。 本発明の実施形態において、動画配信ページの第2表示領域に広告である第2コンテンツを表示している状態を例示する図。 本発明の実施形態において、動画配信ページの第2表示領域に広告である第2コンテンツを表示している他の状態を例示する図。 本発明の実施形態における挿入指定画面の一例を示す図。 本発明の実施形態における挿入指定画面の一例について他の状態を示す図。 本発明の実施形態における挿入指定画面の一例による基本的な指定を例示する図。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」と呼ぶ)について、図に沿って説明する。なお、背景技術や課題などで既に述べた内容と共通の前提事項については適宜省略する。
〔1.構成〕
本実施形態は、ユーザ端末に配信するウェブページについて各表示のタイミングを編集するコンテンツ挿入管理装置(以下「本装置」とも呼ぶ)に関するものである。また、前記ウェブページ(以下「配信ページ」や「動画配信ページ」と呼ぶ)は、図4から図6に例示するように、第1表示領域R1で動画コンテンツ(以下、単に「動画」とも呼ぶ)を再生表示し、第1表示領域R1内外の周辺部に設けられる第2表示領域R2では前記動画の再生表示に関連して広告などの挿入コンテンツを表示するものである。このような配信ページを実現する具体的な手法は自由であるが、典型例としては、Silverlight、Flashなどに代表されるリッチコンテンツ用インタラクティブ動画ファイルプラットフォームによって実現することが考えられる。
そして、図1は、本発明の特徴に特にかかわる編集部1Bを有する本装置1に、コンテンツの入稿を受け付ける入稿部1Aと、コンテンツの配信を行う配信部1Cを設けた場合の構成図である。この図に示す本装置1は、一般的なコンピュータの構成として、少なくとも、CPUなどの演算制御部5と、外部記憶装置(HDD等)や主メモリ等の記憶装置6と、通信ネットワーク(インターネットや携帯電話網など)Nとの通信手段7(LANアダプタなど)と、を有する。また、本装置1は、通信ネットワークN経由で接続される各端末T(T1〜T4)をユーザインタフェースとする。
ここで、端末Tは、パーソナルコンピュータや携帯電話端末装置などであり、本装置1は端末TのウェブブラウザにHTMLや画像などのウェブページデータを送信して、ページ表示や操作受付などの情報授受を行うもので、特に端末T4は視聴者数に応じて不特定多数を想定する。なお、図中の「通信ネットワークN」を通る太い実線は、本装置1と各端末(T4のみならずT1,T2,T3)との各通信(図中、破線矢印で示す)が実際は通信ネットワークNを経由して行われることを意味している。
本装置1では、記憶装置6に予め記憶(インストール)した図示しない所定のコンピュータ・プログラムが演算制御部5を制御することで、図1に示す各手段などの要素(10,20…など)を実現する。これら各要素のうち、情報の記憶手段は、記憶装置6において各種データベース(「DB」とも表す)やファイル、配列等の変数、システム設定値など任意の形式で実現できる。
これら記憶手段のうち、動画コンテンツ記憶手段15は、一以上の前記動画を記憶する手段であり、その記憶内容の一例としては、図2(1)に示すように、動画コンテンツを識別する動画IDごとに、ジャンル、題名、ファイル名やディレクトリパスなどファイルの情報、再生時間の全長、挿入推奨位置、対応する指定データのIDなどが挙げられる。
また、挿入コンテンツ記憶手段17は、一以上の前記挿入コンテンツを記憶する手段であり、その記憶内容の一例としては、図2(3)に示すように、挿入コンテンツを識別する挿入IDごとに、第1コンテンツ又は第2コンテンツの種別と、内容、ファイル名やディレクトリパスなどファイルの情報、再生時間の全長、標準出現態様などが挙げられる。なお、記憶手段以外の各手段は、以下に説明する情報処理の機能・作用を実現・実行する処理手段である。
〔2.作用効果〕
上記のように構成した本装置1において、動画の任意の箇所に挿入コンテンツを指定する処理手順を、図3のフローチャートに示す。なお、そのような挿入の指定に先立って、本装置1の入稿部1Aでは、動画入稿受付手段14が、動画入稿者の用いる端末(動画入稿用端末)T1から通信ネットワークN経由で、映画、音楽、スポーツ、ニュース、ドラマ、お笑いなど任意のジャンルの動画について動画ファイルのアップロードや説明文の入力など入稿を受け付け、入稿された動画を動画コンテンツ記憶手段15に記憶させる。
また、挿入入稿受付手段16が、挿入コンテンツ入稿者の用いる端末(挿入入稿用端末)T2から通信ネットワークN経由で、広告など任意の内容の挿入コンテンツについてファイルのアップロードなど入稿を受け付け、入稿された挿入コンテンツを挿入コンテンツ記憶手段17に記憶させる。
〔2−1.作用の概要〕
そして、図3のフローチャートに示す動作の概要について、図7及び図9の画面例で説明すると、図7に例示するような挿入指定画面において、動画コンテンツ記憶手段15に記憶されている動画(例えばX1)の指定を受け付けたうえ(ステップS1)、指定受付手段20が、その動画コンテンツの再生開始から再生終了までのどの時間位置に(ステップS3)、挿入コンテンツ記憶手段17に記憶されているどの挿入コンテンツを挿入するかの指定を受け付ける(ステップS5,S6)。
指定の操作としては、図9に例示するように、例えば図中矩形で示す所望の挿入コンテンツB2を、マウスポインタMPで選択しいわゆるドラッグ・アンド・ドロップ操作により任意の時間位置に配置するなど、具体的には自由に定めてよい。そして、データ生成手段30は、指定受付手段20により受け付けられた前記指定の内容を表す指定データを生成し前記動画に対応付けて所定の指定データ記憶手段35に記憶させる(ステップS17)。
ここで、挿入コンテンツには、第1表示領域R1(図4)に表示させる第1コンテンツと第2表示領域R2に表示させる第2コンテンツ(例えば図5)がある。第1コンテンツの例は、広告映像のほか、サービスロゴや各種告知や公報類、特典映像などが考えられる。第2コンテンツの例は、静止画の広告画像のほか、Silverlight、Flashなどリッチコンテンツ用インタラクティブ動画ファイルなどが挙げられる。また、これら挿入コンテンツを挿入する時間位置としては、再生途中でも再生の前や後でも、自由に指定することができる。
上記のように、動画中の所望の時間位置について広告などの挿入コンテンツとして、動画再生領域自体で動画広告等を表示することに代え、動画の周囲に配置された第2表示領域R2に画像などの挿入コンテンツ(図9の例ではB2)を表示する指定を受け付けることにより、動画番組の再生中断無しでの広告配信が可能になる。
以下、図3のフローチャートに沿って、さらに多様な指定の例(図8)を挙げながら、より具体的な処理内容について説明する。図8の例は、第1コンテンツと第2コンテンツをそれぞれ複数指定するもので、図2(2)は、上記のような指定に基づく指定データの例である。この例は、図2(1)で動画X1に関連付けられている指定データ「X1−1」について記憶内容の一例を示すもので、対象とする動画IDに対する指定の番号(01,02…)ごとに、時間軸上の挿入位置、挿入動画(第1コンテンツ)、挿入画像(第2コンテンツ)、関連制御、指定出現態様などを記憶している。具体的には、動画ID「X1」に対し、第1コンテンツ(挿入動画)としてA1やA2が、また、第2コンテンツ(挿入画像)としてB1やB2などが指定されている。
なお、図3のフローチャートは、新たな時間位置と挿入コンテンツを一つ指定する場合を示しているが、これに準じて、既に指定済の挿入コンテンツについて変更や削除を行う処理も可能であることは言うまでもない。
〔2−2.挿入推奨位置の表示〕
挿入コンテンツに関する挿入の指定(以下「挿入編集」のようにも呼ぶこととする)に際し、指定受付手段20は、挿入編集を行うユーザが用いる端末(挿入編集用端末)T3から、図7に例示するような挿入指定画面(以下「編集画面」とも呼ぶ)において、対象とする動画(例えばX1)の指定を受け付けると(ステップS1)、まず、予め設定された挿入推奨位置を、挿入コンテンツを挿入する前記時間位置の候補として表示する(ステップS2)。
ここで、挿入推奨位置としては、個別の動画について挿入コンテンツのために予め設定されたものと、各動画が分類される一以上のジャンルについて挿入コンテンツのために予め設定されたものがあり、これら挿入推奨位置の情報を記憶している挿入推奨位置記憶手段が存在するが、本実施形態では、動画コンテンツ記憶手段15が、図2(1)に示すように、動画ごとに一又は二以上の挿入推奨位置の情報を記憶することにより、挿入推奨位置記憶手段を兼ねるものとする。
そして、動画入稿受付手段14が、個別の動画ごとの挿入推奨位置についてはコンテンツ提供事業者など動画入稿者から動画入稿用端末T1を通じて指定を受け付け、ジャンルに対応する挿入推奨位置については、動画入稿者が選択するジャンルに対応して本装置1において予め設定されている位置(例えば、冒頭の開始点及び末尾の終了点など)を、個別の動画ごとの前記挿入推奨位置に加えて、動画コンテンツ記憶手段15に挿入推奨位置として記憶させる。
そして、指定受付手段20は、図7に例示するように編集画面などに、所定の図形(M1,M2)などで上記の各挿入推奨位置として、個別の動画について設定されている挿入推奨位置(例えばM1)及びその動画が分類されるジャンルについて予め設定された挿入推奨位置(例えばM2)を表示する。
このように、動画コンテンツに挿入コンテンツを挿入する時間位置の候補として、その動画コンテンツやその動画が該当するジャンルに設定されている挿入推奨位置を表示することにより、個別の動画に設定された挿入推奨位置があればそれを活用しつつ、そのような挿入推奨位置が無い場合でも該当ジャンルの挿入推奨位置を活用できるので、個々の指定者が動画ごとに各挿入位置をいちいち判断する負担を軽減しつつ、適切な挿入位置を容易に得ることができる。
〔2−3.選択基準での指定〕
そして、指定受付手段20はユーザから、上記のように予め設定されている挿入推奨位置又は他の任意の時間位置の指定を受け付ける(ステップS3)。また、このように指定した各時間位置ごとに挿入対象とする挿入コンテンツについては、図8に例示するように個別具体的に指定してもよいが(ステップS6)、挿入コンテンツを配信時に複数候補から選択するキーワードなどの基準で指定しておくこともでき(ステップS4,S5)、この場合、指定受付手段20が受け付けた指定内容であるキーワード等の基準を、データ生成手段30が指定データに含める。
例えば、動画中において夏の砂浜の映像が登場する部分には、予め「○○ビール」のような個別具体的な挿入コンテンツを指定してもよいが(ステップS6)、キーワード「夏」「砂浜」「海」のようなキーワードを指定しておけば(ステップS5)、配信時に入稿されている多数の挿入コンテンツの中から、「夏」「海」など同じ関連キーワードが指定されている日焼止めローションや旅行商品などの広告も動的に表示することができる。なお、「基準」はキーワードに限らず、広告など挿入コンテンツを表示したい対象のユーザの情報(性別、年齢区分などの属性、ウェブ閲覧履歴の内容など)など、任意に定めることができる。
このように、挿入しようとする時間位置ごとに、予め特定の具体的な広告の指定ではなく動画内容に合ったキーワードなどを指定しそれを基準として、再生時に発注されている広告の候補から実際に表示する広告を選択することにより、広告の入稿や変更取消等の状況変化への迅速対応や入札方式の広告入稿への対応など柔軟多様な運用が容易になるうえ、個々の視聴者に最適なターゲティング広告も実現できる。
〔2−4.コンテンツの条件分岐〕
また、挿入コンテンツへのアクションに応じてその後の挿入コンテンツの出し方を動的に変えるように条件を指定することも可能である。この場合は(ステップS7)、挿入コンテンツを表示した第2表示領域に対する操作の有無又は内容の一方又は両方に応じて、その後挿入する挿入コンテンツ又はその挿入する前記時間位置の一方又は両方を変化させる内容について、指定受付手段20が指定を受け付け、その指定内容をデータ生成手段30が前記指定データに含める(ステップS8)。
ここで、操作の「内容」としては、広告等のどの部分をクリックしたか、クリック後にジャンプしたハイパーリンク先のウェブサイト(いわゆるランディングページなど)での挙動などが考えられる。また、それに応じて「その後挿入する挿入コンテンツ」を変化させる態様としては、例えば、広告を見た人には次の時間位置からストーリー性に基づいたシリーズ広告の続編を表示したり、所定数の広告を見ると本編に関する特典映像を後で表示するなどが考えられる。また、「時間位置」を変化させる態様としては、挿入する時間位置を増やしたりキャンセルしたり、別の時間位置へ変更するなど、自由に定めてよい。
このように、動画周囲の第2表示領域に表示した画像広告などへのクリック操作やその内容などに応じた条件分岐でその後の展開を切り替えることにより、個別ユーザの関心や反応に応じた最適なコンテンツ展開を臨機応変に実現可能となる。
〔2−5.出現態様の指定〕
また、挿入コンテンツごと又は一律の指定として、挿入コンテンツの出現範囲など出現態様を指定することもできる。このような指定をする場合(ステップS9)、第2表示領域について、第1表示領域内外の周辺部のうちどの出現範囲に表示するか及びどのような現れ方で表示するかの一方又は両方(「出現態様」と総称する)について、指定受付手段20が指定を受け付け、その指定内容をデータ生成手段30が前記指定データに含める(ステップS10)。
第1表示領域内外の周辺部のうちどの範囲に表示するか(出現範囲)の例としては、例えば、上下左右などの位置やサイズの指定、動画表示用の第1表示領域へのオーバーラップの可否、オーバーラップさせる面積の割合などが挙げられ、また、どのような現れ方で表示するかについては、例えば、フェードイン、ワイプやその方向、該当範囲の下辺や上辺から横断幕が垂れ下げられたり引き上げられたりするように徐々に上昇又は下降する形で登場するといった複数種類の現れ方のうち、どれを適用するかの種別などが考えられる。
このような出現態様は、挿入コンテンツごとに予め指定しておいてもよいし(例えば、図2(3)の「標準出現態様」)、動画への指定時に個別に指定してもよい(図2(2)の「指定出現態様」)。例えば、図2(2)の挿入位置「18:12」に係る番号05の指定では、挿入画像B2について「指定出現態様」として「下辺より上昇」(例えば図6)が指定されている。
このように、画像広告等の第2表示領域について動画領域の周囲のうちどのあたりにどのような現れ方をするかの指定を受け付けることにより、挿入コンテンツの内容や位置付けなどの事情に応じた最適な視覚表現が実現できる。
〔2−6.同期等の制御〕
また、第1コンテンツと第2コンテンツの組を関連付けして表示を同期し又はずらす制御を行わせることもできる(ステップS11)。この場合、関連付け手段51は、第1コンテンツの指定及び第2コンテンツの指定を受け付けてそれら指定された第1コンテンツ及び第2コンテンツを相互に関連付ける(ステップS12)。関連付けは、挿入していく作業時に意味を持つ情報であり、所定の関連記憶手段45(図1)に記憶しておけばよく、指定データ記憶手段35に記憶させることは必須ではないが、本実施形態では便宜上、指定データ記憶手段35に情報項目「関連制御」を設けることで(図2(2)に一点鎖線の矩形で示す)関連記憶手段45を兼ねるものとする。
そして、その後の挿入の指定作業において、タイミング制御手段52は、上記のように関連付けられた第1コンテンツと第2コンテンツについて、それらコンテンツ自体の変更や新しい挿入コンテンツの追加指定など何らかの指定(ステップS3,S5,S6,S8,S10,S12)を指定受付手段20が受け付けた際に、表示タイミングを同期させる制御又はずらす制御の少なくとも一方を行う(ステップS13)。
制御の種類としては、関連付けされたコンテンツ間について、再生表示の開始時点を同期させる制御、再生表示のタイミングをずらして重複を回避する制御が考えられ、重複を回避する態様の変形として一方を他方の終了直後に開始するなどが考えられる。これら制御の類型については、一つだけに予め固定してもよいし、切替可能としてもよいし、関連付けごとに画面操作などで指定できるようにしてもよい。
図2(2)の例は、関連付けごとに指定できる場合のもので、情報項目「関連制御」として、例えば、それぞれ破線(楕円等)で示すように、番号02における挿入コンテンツA2とB1については「相互に同期」が指定してあり、番号05の挿入画像B2については、番号「04(挿入動画A4)の直後」に開始すべき制御内容を指定している。
関連付けされたコンテンツ間の上記のような制御は、挿入指定操作完了後の実際の視聴時には、各挿入コンテンツの時間位置を指定している指定データが結果的に実現するが、指定受付時に制御を実現する処理としては(ステップS13)、例えば、挿入コンテンツの新たな指定や変更の操作について、既存の挿入コンテンツに係る制御内容と照合し矛盾する場合は、操作の完了を阻止して警告を表示したり、警告のうえ操作のキャンセル又は関連付けの取り消しを選択させるなどが考えられる。
このように、動画広告等の第1コンテンツと、動画周囲の画像など第2コンテンツの組を指定に応じて関連付け、両者の表示タイミングを同期させる制御や、同時に表示されないようにずらす制御を行うことにより、第1と第2のコンテンツ間の関係や組合せ目的などの事情に合った最適な広告訴求が実現できる。
〔2−7.表示のテスト再生〕
以上のような各指定の結果をユーザが確認したい場合は、表示の再生を指示する所定の操作を行えば(ステップS14)、表示再生手段40が、現在の指定にかかる動画コンテンツを再生すると共に、その動画コンテンツに対応付けて指定データ記憶手段35に記憶されている指定データに基づいて、指定された時間位置において指定された挿入コンテンツを挿入する表示を再生する(ステップS15)。
このように、指定している動画コンテンツと挿入コンテンツの各表示を表示再生してみることにより、ユーザ端末における実際の表示状態や見た目の印象を確認しながら指定内容を見直すなど、高精度で効果的な指定の内容を実現することが可能となる。
〔2−8.操作の終了と配信〕
上記のようなテスト再生の結果、今回行った各指定をやめたければ、操作単位の取消や各変更の一括放棄などを選択すればよいが、この点は一般的であるため省略する。テスト再生の結果、今回の一連の指定に納得できれば、所定の終了操作を待って(ステップS16)現在の指定データを確定的なものとして保存し(ステップS17)、その後は別途、配信部1Cが、以上のような指定に基づいて動画コンテンツと挿入コンテンツの配信を行う。具体的には(図1)、視聴者の用いる端末(「視聴者端末」と呼ぶこととする)T4からの選択操作など配信要求を配信要求受付手段60が受け付けると、配信ページ生成手段65が配信ページ(例えば図4)を生成して視聴者端末T4に表示させる。
視聴者端末T4では、リッチコンテンツ用インタラクティブ動画ファイルプラットフォームなどで実現される配信ページの機能が、配信要求に係る動画コンテンツをコンテンツ配信手段70に要求してストリーミング配信を受け第1表示領域R1で再生表示を行う(図4)。また、前記配信ページの機能は、動画コンテンツ再生開始時にその動画コンテンツに対応付けられた指定データを本装置1の指定データ記憶手段35から取得し、取得した指定データの指定している時間位置に動画コンテンツの再生表示が到達するたび、指定されている挿入コンテンツについてコンテンツ配信手段70に要求して配信を受け、第2表示領域R2で再生表示を行う。挿入コンテンツの取得はその種類に応じ、動画の場合はストリーミング配信を用い、挿入コンテンツが静止画やインタラクティブ動画ファイルなどウェブデータの場合はhttpを用いて行うことができる。
挿入コンテンツの例として、図5の例では、第1表示領域R1の動画が、ある風景の場面に差し掛かった時点で、動画の再生を中断することなく、その風景に合う商品、ここでは「○○ビール」の静止画広告を第2表示領域R2に表示している。また、種類が同じ静止画である挿入コンテンツであっても、図2(2)に例示したように出現態様として「下辺より上昇」のような指定がある場合は、図6に例示するように、バナー広告を表示する第2表示領域R2が、第1表示領域R1の下辺付近から徐々に上昇して第1表示領域R1に下部にオーバーラップするように表示させることにより、広告内容を視聴者に強く印象付けることができる。なお、動画である挿入コンテンツについて、再生回数統計や広告料課金などの基準となる再生回数はバッファ終了時点を基準にカウントする。
〔3.効果〕
以上のように、本実施形態では、動画中の所望の時間位置について広告などの挿入コンテンツとして、動画再生領域自体で動画広告等を表示することに代え、動画の周囲に配置された第2表示領域に画像などの挿入コンテンツを表示する指定を受け付けることにより、動画番組の再生中断無しでの広告配信が可能になる。また、動画再生領域の動画広告との組合せや使い分けも妨げないので、動画内容のシーンや登場物に合った商品の広告を周囲に表示するなど多様なパターンの広告も配信可能になる。
〔4.他の実施形態〕
なお、上記各実施形態は例示に過ぎず、本発明は、以下に例示するものやそれ以外の他の実施態様も含むものである。例えば、各手段などの要素は、コンピュータの演算制御部に限らず、ワイヤードロジック等に基づく電子回路や、今後登場する非ノイマン型等の情報処理機構で実現してもよい。また、各構成図、データの図、フローチャートの図などは例示に過ぎず、各要素の有無、その順序や具体的内容などは適宜変更可能である。
また、本発明の装置は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、大規模な実施はそのほうが一般的と考えられる。例えば、入稿部1A、配信部1Cは編集部1Bとは別途の装置やシステムとして実現され、実際の配信部1Cで配信対象とする動画コンテンツや挿入コンテンツは、多くの配信要求に応じる配信専用の多数台からなるサーバ群にコピーして配信に供するなどが想定される。
また、編集部1Bなどの機能であっても、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(アプリケーション・プログラム・インタフェース)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。また、各端末T(T1,T2,T3,T4など)を含むクライアント・サーバ・システム全体や、そのようなシステム又は本装置に対応するものとしてコンピュータが実行する情報処理の方法やコンピュータ・プログラムとして本発明を把握することも可能である。
N 通信ネットワーク
T(T1,T2,T3,T4) 端末
1 コンテンツ挿入管理装置
5 演算制御部
6 記憶装置
7 通信手段
1A 入稿部
14 動画入稿受付手段
15 動画コンテンツ記憶手段
16 挿入入稿受付手段
17 挿入コンテンツ記憶手段
1B 編集部
20 指定受付手段
30 データ生成手段
35 指定データ記憶手段
40 表示再生手段
45 関連記憶手段
51 関連付け手段
52 タイミング制御手段
1C 配信部
60 配信要求受付手段
65 配信ページ生成手段
70 コンテンツ配信手段

Claims (9)

  1. ユーザ端末に配信するウェブページであって、第1表示領域で動画コンテンツを再生表示し、前記第1表示領域内外の周辺部に設けられる第2表示領域では前記動画コンテンツの再生表示に関連して挿入コンテンツを表示するウェブページについて各表示のタイミングを編集するコンテンツ挿入管理装置であって、
    一以上の前記動画コンテンツを記憶する動画コンテンツ記憶手段と、
    一以上の前記挿入コンテンツを記憶する挿入コンテンツ記憶手段と、
    前記動画コンテンツ記憶手段に記憶されている前記動画コンテンツの再生開始から再生終了までのどの時間位置に、前記挿入コンテンツ記憶手段に記憶されているどの前記挿入コンテンツを挿入するかの指定を受け付ける指定受付手段と、
    前記指定受付手段により受け付けられた前記指定の内容を表す指定データを生成し前記動画コンテンツに対応付けて所定の指定データ記憶手段に記憶させるデータ生成手段と、
    を備えたことを特徴とするコンテンツ挿入管理装置。
  2. 前記指定にかかる前記動画コンテンツを再生すると共に、その動画コンテンツに対応付けて前記指定データ記憶手段に記憶されている前記指定データに基づいて、前記指定された時間位置において前記指定された挿入コンテンツを挿入する表示を再生する表示再生手段
    を有することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ挿入管理装置。
  3. 前記挿入コンテンツは、前記第1表示領域に表示させる第1コンテンツと前記第2表示領域に表示させる第2コンテンツであり、
    前記第1コンテンツの指定及び前記第2コンテンツの指定を受け付けてそれら指定された第1コンテンツ及び第2コンテンツを相互に関連付ける関連付け手段と、
    関連付けられた前記第1コンテンツと前記第2コンテンツについて、前記指定を前記指定受付手段が受け付ける際に表示タイミングを同期させる制御又はずらす制御の少なくとも一方を行うタイミング制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載のコンテンツ挿入管理装置。
  4. 前記第2表示領域について、前記第1表示領域内外の周辺部のうちどの範囲に表示するか及びどのような現れ方で表示するかの一方又は両方について、
    前記指定受付手段が指定を受け付け、その指定内容を前記データ生成手段が前記指定データに含める
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のコンテンツ挿入管理装置。
  5. 前記時間位置ごとに、その時間位置に挿入する前記挿入コンテンツを複数候補から選択する基準について、
    前記指定受付手段が指定を受け付け、その指定内容を前記データ生成手段が前記指定データに含める
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のコンテンツ挿入管理装置。
  6. 個別の前記動画コンテンツについて及び各動画コンテンツが分類される一以上のジャンルについて、前記挿入コンテンツのために予め設定された挿入推奨位置の情報を記憶している挿入推奨位置記憶手段を有し、
    前記指定受付手段は、個別の前記動画コンテンツについて設定されている前記挿入推奨位置及び前記動画コンテンツが分類される前記ジャンルについて予め設定された前記挿入推奨位置を、前記挿入コンテンツを挿入する前記時間位置の候補として表示する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のコンテンツ挿入管理装置。
  7. 前記挿入コンテンツを表示した第2表示領域に対する操作の有無又は内容の一方又は両方に応じて、その後挿入する挿入コンテンツ又はその挿入する前記時間位置の一方又は両方を変化させる内容について、
    前記指定受付手段が指定を受け付け、その指定内容を前記データ生成手段が前記指定データに含める
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のコンテンツ挿入管理装置。
  8. ユーザ端末に配信するウェブページであって、第1表示領域で動画コンテンツを再生表示し、前記第1表示領域内外の周辺部に設けられる第2表示領域では前記動画コンテンツの再生表示に関連して挿入コンテンツを表示するウェブページについて各表示のタイミングをコンピュータにより編集するコンテンツ挿入管理方法であって、
    一以上の前記動画コンテンツを所定の動画コンテンツ記憶手段に予め記憶し、
    一以上の前記挿入コンテンツを所定の挿入コンテンツ記憶手段に予め記憶し、
    前記動画コンテンツ記憶手段に記憶されている前記動画コンテンツの再生開始から再生終了までのどの時間位置に、前記挿入コンテンツ記憶手段に記憶されているどの前記挿入コンテンツを挿入するかの指定を受け付ける指定受付処理と、
    前記指定受付処理により受け付けられた前記指定の内容を表す指定データを生成し前記動画コンテンツに対応付けて所定の指定データ記憶手段に記憶させるデータ生成処理と、
    を有することを特徴とするコンテンツ挿入管理方法。
  9. コンピュータを制御することにより、ユーザ端末に配信するウェブページであって、第1表示領域で動画コンテンツを再生表示し、前記第1表示領域内外の周辺部に設けられる第2表示領域では前記動画コンテンツの再生表示に関連して挿入コンテンツを表示するウェブページについて、各表示のタイミングを編集させるコンテンツ挿入管理プログラムであって、
    一以上の前記動画コンテンツを所定の動画コンテンツ記憶手段に予め記憶させ、
    一以上の前記挿入コンテンツを所定の挿入コンテンツ記憶手段に予め記憶させ、
    前記動画コンテンツ記憶手段に記憶されている前記動画コンテンツの再生開始から再生終了までのどの時間位置に、前記挿入コンテンツ記憶手段に記憶されているどの前記挿入コンテンツを挿入するかの指定を受け付けさせ、
    受け付けられた前記指定の内容を表す指定データを生成し前記動画コンテンツに対応付けて所定の指定データ記憶手段に記憶させる
    ことを特徴とするコンテンツ挿入管理プログラム。
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