JP2011055298A - 復調装置及び復調方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない演算処理でオフセットレベルを求めて、それを補正することである。
【解決手段】アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換部(3)と、該アナログ・ディジタル変換部の出力信号を復調する復調部(4〜24)と、該復調部により求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整部(2)とを有する復調装置(100)である。
【選択図】図2
【解決手段】アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換部(3)と、該アナログ・ディジタル変換部の出力信号を復調する復調部(4〜24)と、該復調部により求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整部(2)とを有する復調装置(100)である。
【選択図】図2
Description
本発明は、ディジタル無線通信システムにおける復調装置及び復調方法に関する。
無線通信では、中間周波数(IF)信号を高速なA/DコンバータでA/D変換し、DSP(Digital Signal Processor)で信号処理するディジタルIF受信機が普及しつつある。ディジタルIF受信機には、中間周波数の2倍以上の周波数でサンプリングしてA-D変換するナイキスト・サンプリング方式のほか、アンダー・サンプリングの手法でIF信号から変調信号成分を抽出するサンプリングIF方式がある。サンプリングIF方式では、IF信号を中間周波数よりわずかに低いサンプリング周波数でサンプリングして、中間周波数とサンプリング周波数の差の周波数に変換し、DSPによりIQ復調を行う。
変調方式としては、直交位相変調だけでなく、直交位相変調と振幅変調とを組み合わせた多値直交振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)方式などが利用されている。多値数としては、16値、64値、256値などがある。
なお、16QAM復調等の多値QAM復調において、IFアンダー・サンプリングで生じるDCオフセット誤差をI(同相)成分、Q(直交)成分のそれぞれの最大値、最小値の平均値から求め、これに基づきそのDCオフセット誤差を補正することにより、チャネル切替時等においても高速な引き込みが行われるようにした多値QAM復調方法が知られている。
しかし、従来の技術では、オフセット算出の為にI成分、Q成分の最大値、最小値の平均値を求めるため、多くの演算処理が必要である。
本発明は、多値QAM復調などにおいて少ない演算処理でオフセットレベルを求めて、それを補正することを目的とする。
一実施形態による復調装置は、アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換部と、該アナログ・ディジタル変換部の出力信号を復調する復調部と、該復調部により求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整部とを有する。
他の実施形態による復調方法は、アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換する変換段階と、該変換段階において生成された出力信号を復調する復調段階と、該復調段階において求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整段階とを含む。
少ない演算処理で高速にオフセットレベルを求めることができる。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
図1は、フレームフォーマットの一例とコンスタレーションを示す図である。
図1(A)は、変調方式として16QAMを用いた場合のフレームフォーマットの一例を示す。図1(A)のフレームフォーマットは、先頭のプリアンブルに相当するRampに続き、既知信号の同期ワード(SW)を含む。また、既知信号の同期ワード(SW)に続き、情報フィールド(Information Field)を含む。情報フィールドには、所定の間隔で既知のパイロット信号(上向き矢印で示す)が挿入される。
図1(B)は、変調方式として16QAMを用いた場合のコンスタレーションを示し、直交したI,Q軸と、16個の信号点の配置関係とを示す。図1(B)には、振幅閾値レベルと最大振幅値を示す包絡線も示した。図1(A)に示した既知信号の同期ワード及びパイロット信号としては、図1(B)に示した最大振幅値の信号点(0,8,A,2)が用いられる。
図1(C)は、変調方式として16QAMを用いた10シンボル構成の場合に、既知信号の同期ワード(SW)の一例を示す。SWを構成する各シンボルSW1〜SW10に対応して、最大振幅値の信号点0,8,A,2が割当てられている。この最大振幅値の信号点は、図1の(B)のI,Q軸上の±3の交点に位置し、最大振幅包絡線上の信号点である。また、パイロット信号にも、振幅値が最大となる信号点0,8,A,2の何れかが割当てられる。
従って、既知の同期ワード及びパイロット信号を検出することにより、受信レベルを推定することができる。この推定した受信レベルに基づき、I,Q軸上の0レベルと±2レベルとの振幅閾値レベルを設定し、この振幅閾値レベルと受信した信号の信号レベルとを比較して、信号点位置対応の復号データを得ることができる。
図2は、一実施形態による受信装置の構成を示すブロック図である。受信装置100は、バンドパスフィルタ(BPF)1、A/Dオフセット調整器2、AD変換器(ADC)3、直交検波器4、フィルタ(FIR;Finite Impulse Response Filter)5,6、複素相関器7、フレーム検出器8、AFC回転補正器9、位相誤差補正器10、位相誤差算出器11、周波数誤差算出器12、デマッピング部13、フレーム同期監視部14、動作イネーブル信号生成器15、フィルタテーブル17、タイミング補正器18、ゼロクロス検出器19、パイロット検出器20、閾値&レベル算出器21、クロック再生器22、出力用バッファメモリ(FIFO)23,24を含む。
参照符号4〜21で示した機能ブロックは、ファームウェア処理で実現できるブロックを示す。
前段に設けられた無線受信部50は、無線周波数RFの受信信号を中間周波信号IFに変換してバンドパスフィルタ1に入力する。バンドパスフィルタ1は、中間周波信号IFから不要帯域信号を除去し、A/Dオフセット調整器2に入力する。A/Dオフセット調整器2は、不要帯域信号を除去した中間周波信号IFにオフセット調整をして、A/D変換器3に入力する。このA/Dオフセット調整器2は、図3〜5を参照してさらに詳しく説明する。
A/D変換器3は、オフセット調整された中間周波信号IFをディジタル信号に変換する。このディジタル信号は、例えばDSP(Digital Signal Processor)によるファームウェア処理で実現する機能ブロック4〜21により処理することができる。また、機能ブロック4〜21は、ディジタル回路等のハードウェアにより実現してもよい。
A/D変換器3から出力されたディジタル信号は、直交検波器4に入力される。直交検波器4は、直交検波出力信号であるI,Q信号を出力し、フィルタ5,6を介して複素相関器7に入力する。フィルタ5,6は、フィルタテーブル17からのフィルタ係数に従った特性に制御されている。複素相関器7は、受信した信号が同期ワード(SW)の場合I,Q信号に基づき、同期ワード(SW)を検出するための相関演算を行い、演算結果をフレーム検出器8に入力する。フレーム検出器8は、同期ワード検出に従ってフレームの先頭を検出し、その検出信号をA/Dオフセット調整器2と動作イネーブル信号生成器15とクロック再生器22とに入力する。
また、直交検波部4は、I,Q信号を、フィルタ5,6を介してAFC回転補正器9に入力する。AFC回転補正器9は、周波数誤差算出器12からの定常周波数誤差を示す信号により位相回転の補正処理を行って、補正処理後のI,Q信号を位相誤差補正器10と位相誤差算出器11とに入力する。位相誤差補正器10は、位相誤差算出器11からの位相誤差を示す信号に基づき、I,Q信号の位相誤差を補正して、補正した信号をデマッピング部13とパイロット検出器20と閾値&レベル算出器21とに入力する。また、位相誤差補正器10は、I,Q信号の一方(図2の場合、I信号)をゼロクロス検出器19に入力する。
デマッピング部13は、位相誤差補正器10が位相誤差を補正したI,Q信号を、閾値&レベル算出器21が算出した振幅閾値レベルを用いて符号判定を行い、復号データとしてバッファメモリ(FIFO)24に入力する。この入力は、デマッピング部13が出力するライトイネーブル信号WEにより、バッファメモリ24に書き込まれる。バッファメモリ24は、クロック発生器22からのリードイネーブル信号REに応じて、復号データを復号出力として読出し、後段に設けられた受信信号処理部60へ転送する。
ゼロクロス検出器19は、同相信号を取り込んで正→負の変化点、負→正の変化点をゼロクロス点として検出する。ゼロクロス検出器19は、検出結果をタイミング補正器18に入力する。タイミング補正器18は、ゼロクロス検出器19が検出したゼロクロス点の極性符号(正→負、負→正)が1シンボル前の符号と同じか、現シンボルの符号と同じかを検出してランダムウォークフィルタ処理を行い、タイミング同期をとる。このランダムウォークフィルタでは、フレーム同期前は小さい閾値で引き込みを早め、フレーム同期後は大きな閾値で安定化を図るよう閾値を切り換えている。フィルタテーブル17は、ゼロクロス検出器19が検出したゼロクロス点に対応するフィルタ係数を読み出し、このフィルタ係数により前述のフィルタ5,6の特性を制御する。
パイロット検出器20は、情報フィールド内に所定の周期で挿入された、既知信号であるパイロット信号を検出し、その検出信号をフレーム検出器8と閾値&レベル算出器21とに入力する。閾値&レベル算出器21は、入力されたI,Q信号に基づき、既知信号であるパイロット信号とこのパイロット信号以外の信号とについて、それぞれの受信レベルの平均化処理を行って、閾値と受信信号のレベルとを算出する。また、算出した閾値を信号点判定用としてデマッピング部13に入力する。また、受信信号のレベルを示すRSSI(Received Signal Strength Indicator)信号をバッファ(FIFO)23に入力する。この入力は、閾値&レベル算出部21が出力するライトイネーブル信号WEにより、バッファメモリ23に書き込まれる。バッファメモリ23は、クロック発生器22からのリードイネーブル信号REに応じて、RSSI信号を読出し、後段に設けられた受信信号処理部60へ転送する。
また、閾値&レベル算出器21は、無線チャネルを切替える場合のチャネル切替信号に基づき次の処理を行う。すなわち、閾値&レベル算出器21は、電源投入時と、このチャネル切替時との初期の期間において、既知のパイロット信号の受信電力算出を行って受信レベルを推定し、所定期間経過後または所定の受信状態判定により、パイロット信号とそれ以外の信号とを用いて受信レベルを推定するように切替える。
フレーム同期監視部14は、デマッピング部13からの復号データとフレーム検出器8からのフレーム検出信号とに基づき、フレーム同期監視を行う。そして、フレーム同期外れを検出すると、フレーム検出器8にリセット信号RESを入力して、フレーム検出処理を再開させる。動作イネーブル信号生成部15は、フレーム検出器8からのフレーム検出信号に基づき、イネーブル信号16を生成して、複素相関器7と、位相誤差算出器11と周波数誤差算出器12とデマッピング部13とに入力する。
図3は、図2に示したA/Dオフセット調整器2の構成例を示すブロック図である。A/Dオフセット調整器2は、オフセット算出部31とD/A変換器32と加算回路33とを含む。図3に示すようにA/Dオフセット調整器2には、バンドパスフィルタ1を通った中間周波信号IFと、タイミング補正器18からの出力と、フレーム検出器8からの出力との3つの信号が入力される。
オフセット算出部31は、フレーム検出器8からのフレーム検出信号をイネーブル信号として受け取ると、既知信号である同期ワード(SW)の区間において動作する。オフセット算出部31は、タイミング補正器18から出力される、タイミング補正されたI信号のゼロクロス点レベルが入力され、このゼロクロス点レベルの平均演算値からオフセット値を求め、D/A変換器32に出力する。D/A変換器32は、このオフセット値をD/A変換して、アナログオフセット値として加算回路33に入力する。加算回路33は、このアナログオフセット値を中間周波信号IFに加算する。
図4は、図3に示したオフセット算出部31の構成例を示すブロック図である。図4のオフセット算出部31は、動作区間算出部41とメモリ42と比較演算部43と平均演算部44と補正値演算部45とを含む。
動作区間算出部41は、フレーム検出器8の出力を受けると、オフセット算出部31の動作区間を算出し、オフセット算出部31の各機能ブロック42〜45にイネーブル信号を出力する。
メモリ42は、常に、タイミング補正器18の出力信号の前回の値を記憶している。
比較演算部43は、タイミング補正器18の出力の現在の値と、メモリ42に記憶されている前回の値とを比較し、その誤差が所定値以下であれば、タイミング補正器18の出力(ゼロクロス点レベル)を平均演算部44に入力する。しかし、誤差が所定値より大きい場合には、タイミング補正器18の出力(ゼロクロス点レベル)の値を平均演算部44に入力しない。これは、前回の値との誤差が大き過ぎる値は、突発的な雑音等の事由に起因するものであり、平均演算部44による平均演算に含めない方がよいからである。
平均演算部44は、図5(A)に示したように、同期ワード(SW)部のI信号側の信号遷移時のゼロクロス点のレベルを平均演算し、その結果Vを補正値演算部45に入力する。すなわち、平均演算部44は、図5(B)に示したように、ゼロクロス点レベルを記憶するためのメモリ(ゼロクロス平均演算メモリ)を有する。そのメモリはタイミング補正器18の出力(ゼロクロス値)を順次記憶している。平均演算部44は、このメモリに記憶されたゼロクロス点レベルを平均して、その平均値を補正値演算部45に入力する。
補正値演算部45は、平均演算部44からのゼロクロス点レベルの平均値の補数を求め、D/A変換器32に入力する。すなわち、補正値演算部45は、Vの符号を反転して求めた補正値−VをD/A変換器32に入力する。補正値−Vは、D/A変換器32によりD/A変換され、加算回路33により補正信号として中間周波信号IF加算される。
このように、一実施形態による復調装置は、アンダー・サンプリングにより中間周波信号IFをディジタル信号に変換するA/D変換器3を有する。また、A/D変換器3の出力信号を復調する復調部(機能ブロック4〜21)を有する。そして、この復調部(機能ブロック4〜21)のタイミング補正器18により求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去(または相殺)する補正信号を中間周波信号IFに加えるA/Dオフセット調整器2を有している。
このように、フレーム検出器8の出力によりA/Dオフセット調整器2の動作区間を決定することにより、図1を参照して説明した情報フィールドにおける同期ワードにより、中間周波信号のオフセットを補正することができる。
図6は、図2の受信装置の変形例を示すブロック図である。図6の受信装置200は、フレーム検出器8の出力の替わりにパイロット検出器20の出力が、A/Dオフセット調整器2に入力されている点で、図2の受信装置100と異なる。
パイロット検出器20の出力によりA/Dオフセット調整器2の動作区間を決定することにより、図1を参照して説明した情報フィールドにおけるパイロット信号により、中間周波信号のオフセットを補正することができる。
なお、変調方式として16QAMの場合を説明したが、本発明はこの他の多値数の直交振幅変調にも適用できる。さらに、直交位相変調に適用してもよい。
また、本発明は、マルチバンドアンテナ、周波数可変なマルチバンドRF回路、プログラム可能な信号処理デバイスを用いて構成され、ソフトウェアを書き換えることにより多様なサービスに対応できるソフトウェア無線器にも適用することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は特有の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
なお、上記実施形態に関して以下の付記を記載する。
(付記1)
アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換部と、
該アナログ・ディジタル変換部の出力信号を復調する復調部と、
該復調部により求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整部とを有する復調装置。
(付記2)
前記オフセット調整部は、複数のゼロクロス点における信号レベルを平均演算し、求めた平均値の符号を反転して前記補正信号を生成する、付記1に記載の復調装置。
(付記3)
前記オフセット調整部は、前記復調部による既知信号の検出に基づき決定した動作区間に、前記復調部により求めたゼロクロス点における信号レベルを取り込む、付記2に記載の復調装置。
(付記4)
前記オフセット調整部は、ゼロクロス点における信号レベルが前のゼロクロス点における信号レベルに対して所定値以上変化したとき、当該ゼロクロス点における信号レベルを前記平均演算に含めない、付記2または3に記載の復調装置。
(付記5)
前記既知信号は、前記中間周波信号に含まれるフレームの同期ワードまたはパイロット信号である、付記1ないし4いずれか一項に記載の復調装置。
(付記6)
アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換する変換段階と、
該変換段階において生成された出力信号を復調する復調段階と、
該復調段階において求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整段階とを含む復調方法。
(付記1)
アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換部と、
該アナログ・ディジタル変換部の出力信号を復調する復調部と、
該復調部により求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整部とを有する復調装置。
(付記2)
前記オフセット調整部は、複数のゼロクロス点における信号レベルを平均演算し、求めた平均値の符号を反転して前記補正信号を生成する、付記1に記載の復調装置。
(付記3)
前記オフセット調整部は、前記復調部による既知信号の検出に基づき決定した動作区間に、前記復調部により求めたゼロクロス点における信号レベルを取り込む、付記2に記載の復調装置。
(付記4)
前記オフセット調整部は、ゼロクロス点における信号レベルが前のゼロクロス点における信号レベルに対して所定値以上変化したとき、当該ゼロクロス点における信号レベルを前記平均演算に含めない、付記2または3に記載の復調装置。
(付記5)
前記既知信号は、前記中間周波信号に含まれるフレームの同期ワードまたはパイロット信号である、付記1ないし4いずれか一項に記載の復調装置。
(付記6)
アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換する変換段階と、
該変換段階において生成された出力信号を復調する復調段階と、
該復調段階において求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整段階とを含む復調方法。
1 バンドパスフィルタ(BPF)
2 A/Dオフセット調整器
3 A/D変換器
4 直交検波部
5、6 フィルタ(FIR)
7 複素相関器
8 フレーム検出器
9 AFC回転補正器
10 位相誤差補正器
11 位相誤差算出器
12 周波数誤差算出器
13 デマッピング部
14 フレーム同期監視部
15 動作イネーブル信号生成器
16 動作イネーブル信号
17 フィルタテーブル
18 タイミング補正器
19 ゼロクロス検出器
20 パイロット検出器
21 閾値&レベル算出器
22 クロック再生器
23、24 FIFO
31 オフセット算出部
32 D/A変換器
33 加算回路
41 動作区間算出部
42 メモリ
43 比較演算部
44 平均演算部
45 補正値演算部
100 復調装置
2 A/Dオフセット調整器
3 A/D変換器
4 直交検波部
5、6 フィルタ(FIR)
7 複素相関器
8 フレーム検出器
9 AFC回転補正器
10 位相誤差補正器
11 位相誤差算出器
12 周波数誤差算出器
13 デマッピング部
14 フレーム同期監視部
15 動作イネーブル信号生成器
16 動作イネーブル信号
17 フィルタテーブル
18 タイミング補正器
19 ゼロクロス検出器
20 パイロット検出器
21 閾値&レベル算出器
22 クロック再生器
23、24 FIFO
31 オフセット算出部
32 D/A変換器
33 加算回路
41 動作区間算出部
42 メモリ
43 比較演算部
44 平均演算部
45 補正値演算部
100 復調装置
Claims (5)
- アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換するアナログ・ディジタル変換部と、
該アナログ・ディジタル変換部の出力信号を復調する復調部と、
該復調部により求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整部とを有する復調装置。 - 前記オフセット調整部は、複数のゼロクロス点における信号レベルを平均演算し、求めた平均値の符号を反転して前記補正信号を生成する、請求項1に記載の復調装置。
- 前記オフセット調整部は、前記復調部による既知信号の検出に基づき決定した動作区間に、前記復調部により求めたゼロクロス点における信号レベルを取り込む、請求項2に記載の復調装置。
- 前記オフセット調整部は、ゼロクロス点における信号レベルが前のゼロクロス点における信号レベルに対して所定値以上変化したとき、当該ゼロクロス点における信号レベルを前記平均演算に含めない、請求項2または3に記載の復調装置。
- アンダー・サンプリングにより中間周波信号をディジタル信号に変換する変換段階と、
該変換段階において生成された出力信号を復調する復調段階と、
該復調段階において求めたシンボル間の符号が反転するゼロクロス点における信号レベルを除去する補正信号を前記中間周波信号に加えるオフセット調整段階とを含む復調方法。
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---|---|---|---|
JP2009202978A JP2011055298A (ja) | 2009-09-02 | 2009-09-02 | 復調装置及び復調方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013123105A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Lapis Semiconductor Co Ltd | 周波数オフセット除去回路及び方法並びに通信機器 |
JP2013145187A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Denso Corp | 液面レベル検出装置 |
JP2015213348A (ja) * | 2015-06-24 | 2015-11-26 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 周波数オフセット除去回路及び方法並びに通信機器 |
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2009
- 2009-09-02 JP JP2009202978A patent/JP2011055298A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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