JP2011052756A - 防滑防振具 - Google Patents

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Katsuki Nagao
勝喜 長尾
Hirobumi Takada
博文 高田
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Abstract

【課題】 従来の防振ゴムでは、保護する機械の脚の裏(脚の下)に防振ゴムを置くだけのものである。これでは、ほとんど振動を吸収できない。また、防滑(滑り防止)においては、壁に固定するという手間の掛かることはほとんど行なわれていない。そこで、簡単に防滑防振ができる器具を提供する。
【解決手段】表面摩擦の大きい防滑体、硬質材で構成される下部基材、弾性を有する防振体、硬質材で構成される上部基材からなるものであって、該防滑体は該下部基材の下方に突出してはめ込まれ、該防振体は上部基材と下部基材に挟持され、該防振体が変形して突出できるよう上部基材と下部基材との間は連結されておらず、且つ上部基材の上側に凹部が設けられている点にある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、移送時や地震時の急激な移動や振動による精密機械の損傷やくるい等を防止する防滑防振具に関するものである。
コピー機やコンピューター等の精密機械は、急激な移動や振動に弱い。例えば、コピー機であってもトラック輸送する場合、荷台での振動を放置すると、搬送先で所定の性能が出ないことがある。また、現場で据え付けたとしても、地震で滑ることがある。
このようなことを防止するため、従来防振ゴム等が用いられていた。これは、保護する機械の脚の裏(脚の下)に防振ゴムを置くだけのものである。これである程度の振動は吸収する。
また、地震時の滑り防止は、通常は壁に紐等で固定することぐらいしか行われていない。
従来の単なる防振ゴムでは、ほとんど振動を吸収できない。また、防滑(滑り防止)においては、壁に固定するという手間の掛かることはほとんど行なわれていない。そこで、簡単に防滑防振ができる器具を提供する。
以上のような現状に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明防滑防振具を完成したものであり、その特徴とするところは、表面摩擦の大きい防滑体、硬質材で構成される下部基材、弾性を有する防振体、硬質材で構成される上部基材からなるものであって、該防滑体は該下部基材の下方に突出してはめ込まれ、該防振体は上部基材と下部基材に挟持され、該防振体が変形して突出できるよう上部基材と下部基材との間は連結されておらず、且つ上部基材の上側に凹部が設けられている点にある。
ここで上部と下部の基材とは、硬質部材で構成されるもので、本発明の防滑体と防振体を支持固定するものである。材質としては、金属が優れているが硬質プラスチックでもよい。上部と下部は同じものでなくてもよい。
下部基材は、その下方に防滑体が嵌り、上方には防振体が嵌るものである。形状的には、上下にそれらが嵌る凹部があればよい。即ち、周囲が高くなっていればよい。平面視平常は、円形でも矩形でもその他の形状でもよい。円形が強度的にも製造的にも最も優れている。
大きさは特に限定しないが、平面視の径や一辺の長さが数cmから10cm程度が好適である。高さも限定するものではないが、0.5〜5cm程度が好適である。
上部基材は、その下方に防振体が嵌り、上方は凹部が設けられている。この上方の凹部は、防滑体を収納しても、そのようなものはなく直接支持するもの(コピー機の脚等)を入れてもよい。
形状的には平面視は下部基材と同じものがよいが、限定するものではない。下部が円形で上部が矩形等のように異なっていてもよい。
高さは下部基材と同様、0.5〜5cm程度が好適である。
上部基材の上方の凹部は、支持する物品の形状に適合した形状にしてもよい。例えば、キャスターのコマが嵌るような形状等である。
防滑体とは、表面構造的、材質的に滑りにくい(滑り抵抗値の大きい)ものであり、ゴムや軟質プラスチック製である。これは、特別なものである必要はなく、防滑性ゴム等として市販されているものでよい。
下部基材に入れるもののサイズとしては、その基材に入るものであり、厚みはその基材の凹部から少し(数mm〜1cm程度)出る程度でよい。上部基材に入れるものは、上記基材の凹部の深さより薄いものがよい。
この防滑体の表面には多数の溝を設けてもよい。これも摩擦係数を大きくするためのものである。
防振体とは、下方の振動を上方にそのまま伝えず減衰させるものである。自身が変形し力を吸収するものである。柔軟性の高いゴムやプラスチックが好適である。特に、柔軟なポリウレタンが優れている。
サイズは、上下の基材の間の厚みとして、2〜8cm程度が好適であり、3〜5cmが最もよかった。
本発明には、次のような大きな利点がある。
(1) 精密機械の下部に置けば、トラックの荷台での移動、地震等でも滑りが大きく軽減される。
(2) 中心部に防振体があるため、下部の振動が上部の機械にそのまま伝わることがない。大きく軽減されている。実際の実験では、下方(床や荷台その他)が細かい振動をした場合でも、上部はあまり振動しなかった。
(3) 防滑と防振の両方を兼ねるものが従来なかったので、非常に結うようである。
本発明防滑防振具の1例を示す断面図である。
以下好適な実施例に基づいて本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明防滑防振具1の1例を示す断面図である。
下部基材2は、ステンレス製で平面視直径8cmの円形である。形状としては円盤の周囲に上下に立ち上がった縁があるものである。円盤の厚みが2mm、立ち上がりが2mmで、全体として6mmの高さである。
この下部基材2の下方には、防滑体3がはめ込まれている。接着してもしなくてもよい。この防滑体3は、厚みが4mmで、2mmが突出している。下面には全体に細い溝が存在する。
上部基材4は、この例では下部基材と同様のものである。このように上下の基材は同じものでも、また異なるものでもよい。接着してもしなくてもよい。
上下の基材の間に防振体5が挟持されている。この防振体5は、柔軟なゲル状のもので、荷重を受けて少し上下に扁平する程度のものである。これの扁平程度や材質は荷重を考慮して決めればよい。
上部基材の上部にも防滑体3がはめ込まれている。これは材質は下部基材のはめ込まれたものと同じである。こちらは、基材から突出せず、基材の凹部内に収まっている。これも接着してもしなくてもよい。この例では、上部の防滑体6は平らであり、その上に支持物品の脚が乗るものである。
1 防滑防振具
2 下部基材
3 防滑体
4 上部基材
5 防振体
6 防振体

Claims (1)

  1. 表面摩擦の大きい防滑体、硬質材で構成される下部基材、弾性を有する防振体、硬質材で構成される上部基材からなるものであって、該防滑体は該下部基材の下方に突出してはめ込まれ、該防振体は上部基材と下部基材に挟持され、該防振体が変形して突出できるよう上部基材と下部基材との間は連結されておらず、且つ上部基材の上側に凹部が設けられている点にある。

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