JP2013083409A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013083409A JP2013083409A JP2011224652A JP2011224652A JP2013083409A JP 2013083409 A JP2013083409 A JP 2013083409A JP 2011224652 A JP2011224652 A JP 2011224652A JP 2011224652 A JP2011224652 A JP 2011224652A JP 2013083409 A JP2013083409 A JP 2013083409A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leg
- refrigerator
- main body
- film
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Compressor (AREA)
Abstract
【課題】圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動を吸収して貯蔵物による振動音を低減し信頼性の高い冷蔵庫を提供する。
【解決手段】内部に貯蔵室を有する冷蔵庫本体1と、この冷蔵庫本体の底部に設けた脚支持体3と、この脚支持体3に脚本体7のボルト8をねじ込んで取り付けた高さ調節脚6とを備え、上記高さ調節脚6はその脚本体をゴム製樹脂で形成するとともに当該脚本体7の床接触面側を摺動性良好なフィルムで覆った構成としてある。これによって、圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動は脚本体7によって吸収されるとともに、脚本体7の床接触面側に設けてある摺動性良好なフィルム10によってゴム材料特有の移行による脚本体7の床面9への固着が防止でき、信頼性の高い冷蔵庫となる。
【選択図】図2
【解決手段】内部に貯蔵室を有する冷蔵庫本体1と、この冷蔵庫本体の底部に設けた脚支持体3と、この脚支持体3に脚本体7のボルト8をねじ込んで取り付けた高さ調節脚6とを備え、上記高さ調節脚6はその脚本体をゴム製樹脂で形成するとともに当該脚本体7の床接触面側を摺動性良好なフィルムで覆った構成としてある。これによって、圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動は脚本体7によって吸収されるとともに、脚本体7の床接触面側に設けてある摺動性良好なフィルム10によってゴム材料特有の移行による脚本体7の床面9への固着が防止でき、信頼性の高い冷蔵庫となる。
【選択図】図2
Description
本発明は冷蔵庫に関するもので、特にその高さ調節脚の改良に関するものである。
一般に、冷蔵庫はその底部に移動用のローラと高さ調節脚を備えており、冷蔵庫搬入時等には冷蔵庫本体を傾け、ローラを利用して所定の設置位置まで移動させ、その位置で高さ調節脚の高さを調節して冷蔵庫本体を左右水平に調節し、その位置で設置固定するように構成してある。(例えば、特許文献1参照)。
図4は上記特許文献1に記載された冷蔵庫を示し、101は冷蔵庫本体、102は冷蔵庫本体101の底部に設けたローラ、103は同高さ調節脚である。この高さ調節脚103は冷蔵庫本体101の底部に設けてある支持板104にねじ込んで取り付けてあり、図5に示す様に脚本体105の略中央部より突出させたボルト106を前記冷蔵庫本体底部の支持板104にねじ込み、そのねじ込み量によって高さを変えるようになっていた。
しかしながら、前記従来の高さ調節脚103の脚本体105は金属もしくは樹脂で形成してあり、冷蔵庫本体101が冷蔵庫本体101に積載してある圧縮機(図示せず)が運転ON、OFFした時に発生する振動を吸収することができず、場合によっては冷蔵庫本体101内の貯蔵物が振動して音が発生する、という課題があった。特に、冷蔵庫本体101の上後部に圧縮機を積載して下、部貯蔵室内の容積を増加させたタイプの冷蔵庫で発生しやすい傾向にあった。
本発明はこのような従来の課題を解決するもので、特に圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動を吸収して貯蔵物による振動音を低減し信頼性の高い冷蔵庫を提供することを目的としたものである。
前記従来の課題を解決するために本発明は、冷蔵庫本体底部の脚支持体に脚本体のボルトをねじ込んで取り付けた高さ調節脚を備え、上記高さ調節脚はその脚本体をゴム製樹脂で形成するとともに当該脚本体の床接触面側を摺動性良好なフィルムで覆った構成としてある。
これによって、圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動は脚本体の弾性力によって吸収されるとともに、脚本体の床接触面側に設けてある摺動性良好なフィルムによってゴム材料特有の移行による脚本体の床面への固着が防止でき、かつ、脚本体の滑り性も良好なものに維持できる。
本発明は、圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動が防止されるとともに、脚本体のゴム材料移行による脚本体の床面への固着が防止でき、かつ、脚本体の滑り性も良好なものに維持できて冷蔵庫本体をわずかに移動させたいときの移動はそのまま行えるようにな
り、信頼性および使い勝手も高い冷蔵庫となる。
り、信頼性および使い勝手も高い冷蔵庫となる。
第1の発明は、内部に貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、この冷蔵庫本体の底部に設けた脚支持体と、この脚支持体に脚本体のボルトをねじ込んで取り付けた高さ調節脚とを備え、上記高さ調節脚はその脚本体をゴム製樹脂で形成するとともに当該脚本体の床接触面側を摺動性良好なフィルムで覆った構成としてある。
これによって、圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動は脚本体の弾性力によって吸収されるとともに、脚本体の床接触面側に設けてある摺動性良好なフィルムによってゴム材料特有の移行による脚本体の床面への固着が防止できると同時に床面との滑り性を良好なものに維持できる。
第2の発明は、脚本体のゴム製樹脂はEPDM、摺動性良好なフィルムはPETまたはナイロンで形成してあり、いずれも安価に入手できるところからコストアップを抑制することができる。
第3の発明は、脚本体のEPDMはその硬度を65°〜75°に設定してあり、振動吸収と冷蔵庫本体の荷重を受けとめる強度とを両立することができる。
第4の発明は、脚本体のフィルムは脚本体成形時に同時に一体化してあり、不用意に剥がれるようなことがないので長期間に亘ってその効果を発揮することができる。
第5の発明は、冷蔵庫本体がその上後部に圧縮機を積載して圧縮機上後部積載型となっており、圧縮機が冷蔵庫本体上部に積載されていて振動しやすくなっている冷蔵庫であっても、圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動を効果的に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1において、1は内部に貯蔵室2を有する冷蔵庫本体で、その底部に脚支持体3を設け、この脚支持体3に取り付けてあるカバー4で覆う本体両側部に冷蔵庫本体移動用のローラ5と高さ調節脚6が取り付けてある。なお、前記冷蔵庫本体1は図示しないものの、冷蔵庫本体1の下部貯蔵室内の容積を増加すべく圧縮機を冷蔵庫本体1の上後部に積載した圧縮機上後部積載型としてある。
図1において、1は内部に貯蔵室2を有する冷蔵庫本体で、その底部に脚支持体3を設け、この脚支持体3に取り付けてあるカバー4で覆う本体両側部に冷蔵庫本体移動用のローラ5と高さ調節脚6が取り付けてある。なお、前記冷蔵庫本体1は図示しないものの、冷蔵庫本体1の下部貯蔵室内の容積を増加すべく圧縮機を冷蔵庫本体1の上後部に積載した圧縮機上後部積載型としてある。
図2は上記ローラ5と高さ調節脚6の取り付け構成を示し、脚支持体3の後部寄り部分にローラ5が枢支してあり、その手前部分に高さ調節脚6が取り付けてある。この高さ調節脚6は脚本体7と脚本体7の略中央部に下端を埋設して上向きに突設したボルト8を有し、脚支持体3にねじ込んで取り付けてある。
ここで、上記高さ調節脚6はその脚本体7をエチレンープロピレンージエンゴム(以下
、EPDMと略称する)のような安価なゴム製樹脂材料で形成してあり、その硬度は65°〜75°好ましくは70°としてある。そして、この脚本体7の床面9と接する面、すなわち床接触面側は、摺動性良好なフィルム、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)またはナイロン等の安価に入手できるフィルム10が一体に設けてある。このフィルム10は脚本体1成形時に同時に一体化するようになっており、不用意に剥がれるようなことがないようにしてある。
、EPDMと略称する)のような安価なゴム製樹脂材料で形成してあり、その硬度は65°〜75°好ましくは70°としてある。そして、この脚本体7の床面9と接する面、すなわち床接触面側は、摺動性良好なフィルム、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)またはナイロン等の安価に入手できるフィルム10が一体に設けてある。このフィルム10は脚本体1成形時に同時に一体化するようになっており、不用意に剥がれるようなことがないようにしてある。
上記構成において、この冷蔵庫は冷蔵庫本体1の底部に設けたローラ5により冷蔵庫本体1を所定位置まで移動させ、その後高さ調節脚6を回転させてボルト8のねじ込み量を減少させることによって、脚本体7の床接触面側を床面に接触させ、ローラ5に変わって高さ調節脚6で冷蔵庫本体1を支持することになる。
その際、上記脚本体7はゴム製樹脂材料で形成してあるから、圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動をこの脚本体7の弾性力で吸収することになる。したがって、圧縮機運転ON、OFF時に振動が発生しても冷蔵庫本体1の貯蔵室2内に設けた貯蔵物がビビリ振動するようなことがなくなる。特に圧縮機が冷蔵庫本体1の上後部に積載してあるタイプであっても確実に振動を抑制することができ、効果的である。
また、冷蔵庫本体1を長期間移動せずそのままの位置で保持していても、脚本体7の床接触側面はフィルム10で覆っているため、脚本体7を構成するゴム材料が床面に移行して固着してしまうようなこともなく、長期経過後であっても脚本体7をねじり回転させて床面から浮かせ冷蔵庫本体1を移動させることができるし、床面を移行ゴム材料で汚すようなこともなくなる。
また、上記フィルム10は摺動性が良好なものであるから、冷蔵庫本体1をわずかに移動させたいような場合は、そのまま高さ調節脚6を回転させて床面から浮かせるようなことをせずそのまま冷蔵庫本体1に力を加えれば移動させることができ、使い勝手が向上する。また、フィルム10の滑り性がよいことによって脚本体7の床面接触近くでの回転、すなわちボルト8のねじ込み作業がより軽くでき、脚本体7の床面への圧接力を強くして冷蔵庫本体1を強固に固定することが可能となる。
すなわち、上記EPDMはエチレン−プロピレンゴム(EPM)に比べ加硫しやすく、容易に高強度の製品を得ることができる、耐候性や耐熱性が優れている、などの利点があるものの、耐屈曲げ裂性が悪いなどの欠点があるが、床面9との接触面に滑り性のよいフィルム10を設けてあるところから、脚本体7を床面9に接したまま移動させても、この脚本体7が裂けるようなことを防止してEPDMの良さを如何なく発揮させ冷蔵庫本体1を低振動状態で安定的に固定することができる。また、脚本体7は振動吸収と冷蔵庫本体1の荷重受けとめ実験を種々行った結果、その材料となるEPDMの硬度を65°〜75°に設定するのがよく、この範囲にすることによって振動吸収と冷蔵庫本体1の荷重を受けとめる強度とを最も効率よく両立することができる。
以上のように本発明の冷蔵庫は、圧縮機運転ON、OFF時に発生する振動が防止されるとともに、脚本体のゴム材料移行による脚本体の床面への固着が防止でき、かつ、脚本体の滑り性も良好なものに維持できて冷蔵庫本体をわずかに移動させたいときの移動はそのまま行えるようになり、信頼性および使い勝手の高い冷蔵庫となる。
1 冷蔵庫本体
2 貯蔵室
3 脚支持体
4 カバー
5 ローラ
6 高さ調節脚
7 脚本体
8 ボルト
9 床面
10 フィルム
2 貯蔵室
3 脚支持体
4 カバー
5 ローラ
6 高さ調節脚
7 脚本体
8 ボルト
9 床面
10 フィルム
Claims (5)
- 内部に貯蔵室を有する冷蔵庫本体と、この冷蔵庫本体の底部に設けた脚支持体と、この脚支持体に脚本体のボルトをねじ込んで取り付けた高さ調節脚とを備え、上記高さ調節脚はその脚本体をゴム製樹脂で形成するとともに当該脚本体の床接触面側を摺動性良好なフィルムで覆った構成としてある冷蔵庫。
- 脚本体のゴム製樹脂はEPDM、摺動性良好なフィルムはPETまたはナイロンで形成した請求項1記載の冷蔵庫。
- 脚本体のEPDMはその硬度を65°〜75°に設定した請求項2記載の冷蔵庫。
- 脚本体のフィルムは脚本体成形時に同時に一体化した請求項1〜3のいずれか1項記載の冷蔵庫。
- 冷蔵庫本体はその上後部に圧縮機を積載して圧縮機上後部積載型とした請求項1〜4のいずれか1項記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011224652A JP2013083409A (ja) | 2011-10-12 | 2011-10-12 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011224652A JP2013083409A (ja) | 2011-10-12 | 2011-10-12 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013083409A true JP2013083409A (ja) | 2013-05-09 |
Family
ID=48528779
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011224652A Pending JP2013083409A (ja) | 2011-10-12 | 2011-10-12 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2013083409A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106679267A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-05-17 | 海信(山东)冰箱有限公司 | 一种制冷设备 |
CN108195117A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-06-22 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 压缩机安装结构和冰箱 |
-
2011
- 2011-10-12 JP JP2011224652A patent/JP2013083409A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106679267A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-05-17 | 海信(山东)冰箱有限公司 | 一种制冷设备 |
CN108195117A (zh) * | 2018-01-04 | 2018-06-22 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 压缩机安装结构和冰箱 |
CN108195117B (zh) * | 2018-01-04 | 2020-06-23 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 压缩机安装结构和冰箱 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8141548B2 (en) | Oscillation transfer plate for dampening noise and vibration | |
US20080251663A1 (en) | Anti-skid foot assembly | |
MX2007006490A (es) | Anaquel, particularmente para unidades de refrigeracion, el cual esta disenado para soportar al menos un accesorio y accesorios correspondientes. | |
JP2013083409A (ja) | 冷蔵庫 | |
US9380368B2 (en) | Microphone fixing device | |
CN104176132A (zh) | 一种汽车搁脚板及其安装结构 | |
US20140014434A1 (en) | Speaker device with vibration absorbing function and audio display device therewith | |
US10529647B2 (en) | Retainer | |
JP2009050573A (ja) | 後付け棚 | |
CN210518796U (zh) | 一种家用式带防震底座的智能音响 | |
JP2004031501A (ja) | 電子機器の取付け構造 | |
KR101831988B1 (ko) | 도어 스토퍼 | |
JP2017215360A (ja) | 三角停止表示板 | |
US8495772B2 (en) | Shower door extension apparatus | |
JP2004180907A (ja) | 積重ね可能とした椅子 | |
JP5249664B2 (ja) | 事務用ワゴン | |
JPH08233445A (ja) | 冷蔵庫 | |
CN201242864Y (zh) | 硬盘减振器 | |
JP6851591B2 (ja) | 扇風機の転倒防止のための保持具及び保持方法 | |
KR101601322B1 (ko) | 차량의 스피커의 진동 흡수 구조 | |
CN111749871B (zh) | 一种具有防振动结构的装置、除湿装置 | |
CN209479571U (zh) | 汽车尾箱垫 | |
JP2011080728A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP3152610U (ja) | 振動防止具 | |
JPH05223089A (ja) | 壁掛扇風機の取付装置 |