JPH05223089A - 壁掛扇風機の取付装置 - Google Patents

壁掛扇風機の取付装置

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JPH05223089A
JPH05223089A JP2768192A JP2768192A JPH05223089A JP H05223089 A JPH05223089 A JP H05223089A JP 2768192 A JP2768192 A JP 2768192A JP 2768192 A JP2768192 A JP 2768192A JP H05223089 A JPH05223089 A JP H05223089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixture
wall surface
stand
fan
wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP2768192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Kojima
和幸 児島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP2768192A priority Critical patent/JPH05223089A/ja
Publication of JPH05223089A publication Critical patent/JPH05223089A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁掛扇風機の運転により発生する振動を吸収
して壁面に伝わる振動を低減することのできる壁掛扇風
機の取付装置を提供することを目的とする。 【構成】 取付具27を弾性を備えた薄板板金で形成
し、取付具の中央に略S字形に曲折した緩衝部33を設
け、U字形のフッグ部28を先端に設けて、このフック
部28を底蓋26の係合穴25に係合させ、モータや羽
根のバランス不良によって発生する振動を取付具により
吸収し、壁面が中空で共振しやすい構造のときでも壁面
に伝達される振動を抑え共振騒音の発生を防ぎ、取付具
27の固定ねじ穴31が底蓋26の穴25より高い位置
にて固定されるため、支点となる基台22のゴム足35
からの距離が大きくなり、従来に比べてねじ34にかか
る力を小さくして、薄い壁面構造でも安全確実に取付け
ることができるという効果のある扇風機の取付装置が得
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は壁面に取付けて使用する
壁掛扇風機の取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に壁掛扇風機は居住空間を有効に活
用できるというメリットがあり、壁面に固定して使用さ
れている。
【0003】従来の壁掛扇風機の取付装置は図3および
図4に示すような構成を有していた。すなわち、スタン
ド1は基台2とネック3からなり、ネック3の頂上には
モータと羽根を枢支し、基台2の底面4には穴5を設け
た底蓋6が取付けられている。壁面には取付具7が平面
部8にてねじ止め固定され、斜め上方に舌部9を延設し
ている。前記底蓋6の穴5には舌部9が嵌入され、穴5
の開口端面5aが舌部9の根元に設けた曲折部10に係
止されている。
【0004】以上のように構成された壁掛扇風機の壁面
取付装置について、以下その動作について説明する。ま
ず、壁面にねじ止め固定された取付具7に壁掛扇風機を
固定するときはスタンド1の底面4に取付けた底蓋6の
穴5に取付具7の舌部9を挿入し、さらに穴5の開口端
面5aを曲折部10に係止させて壁掛扇風機の荷重が取
付具7にて支持される。このようにスタンド1の底蓋6
の穴5に取付具7の舌部9が嵌入されているため、扇風
機のスタンド1は取付具7に確実に支持されて使用する
ことができるものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、モータや羽根のバランス不良によって発
生する振動は枢支するネック3や基台2を介して底蓋6
に伝達される。取付具7は扇風機の荷重を支えるために
高い剛性を必要とし、発生した振動を吸収する緩衝作用
がなく、さらに取付具7の固定された壁面が中空で共振
しやすい構造のときは、振動が底蓋6から取付具7を伝
わり、さらに壁面へと伝達されて大きな共振騒音を生じ
るという課題を有していた。さらに扇風機を壁面に掛け
た状態では送風部分の荷重や振動により基台2のゴム足
2aを支点としたモーメント力が働き、取付具7を締め
付ける固定ねじと壁面には前記モーメント力を支えるだ
けの保持力が必要となるが、近年の薄い壁面構造では充
分な保持力が得られれないという問題を有していた。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、壁掛扇風機の振動により発生する壁面の共振音を低
減し、薄肉の壁面でも安全に支持することのできる壁掛
扇風機の取付装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために羽根を取付けたモータを支持するスタンド
と、このスタンドの裏面に固定される底蓋と、この底蓋
に開孔する係合穴と、この係合穴より下方で前記スタン
ドの裏面に突設したゴム足と、壁面に固定される薄板状
の取付具を有し、この取付具は下端にU字形のフック部
と、中間に屈曲した緩衝部と、上部に壁面固定用の固定
ねじ穴を備え、前記取付具のフック部に前記底板の係合
穴を係合させてなる構成としたものである。
【0008】
【作用】この構成によって、取付具のU字形フック部が
スタンドの底蓋の穴に嵌入して扇風機を支え、取付具の
屈曲した緩衝部がモータや羽根のバランス不良によって
発生する振動を吸収して壁面への振動伝達量を低減する
ことができる。また取付具の固定穴が底蓋の穴より高い
位置にて固定されるので、基台のゴム足からの距離が従
来より大となり、扇風機の送風部を保持するために必要
なモーメント力に対して、距離が長くなる分だけゴム足
を支点とした固定ねじにかかる力を小さくすることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図1および
図2を参照しながら説明する。
【0010】図示のように、スタンド21は基台22と
ネック23からなり、ネック23の頂上にはモータと羽
根を枢支し、基台22の底面24には穴25を設けた底
蓋26が取付けられている。弾性を持つ金属薄板を加工
した取付具27は下端をU字形に折り曲げてフック部2
8を形成し、前記底蓋26の穴25に穴開口上端面29
がフック部28のU形曲折部30に嵌入して引っ掛けら
れる。取付具27の上部には壁面への固定ねじ穴31を
有する平面部32を有し、この固定ねじ穴31とフック
部28の間に略S字形状に屈曲した緩衝部33が設けら
れている。扇風機の壁面への取付け時には前記固定ねじ
穴31が前記底蓋26の穴25より壁面の高い位置にて
固定され、かつ壁面と前記フック部28の間に緩衝とな
る空隙を形成するよう緩衝部33をはさんで前記フック
部28の解放端と前記固定ねじ穴31が対向する構成と
なっている。前記取付具27の平面部32は壁面と接触
し、ねじ34を用いて壁面に固定されている。またスタ
ンド21の下部には裏面にゴム足35を突設している。
【0011】以上のように構成された壁掛扇風機の取付
装置についてその動作を説明する。まず、扇風機を取付
具27に掛けるときはフック部28の曲折部30にスタ
ンド21に取付けた底蓋26の穴25の穴開口上端面2
9を係合することにより扇風機本体を壁面に取付けるこ
とができる。このときスタンド21のゴム足35は壁面
に当接している。したがって取付具27自体が弾性を備
えた薄肉の金属板で形成され、屈曲した緩衝部33が制
振機能を有しているので、モータや羽根のバランス不良
によって発生する振動を抑制し、取付具27の平面部3
2と接する壁面が中空で共振しやすい構造のときでも、
壁面に伝達される振動量は少なくなり、共振騒音を小さ
くすることができる。また扇風機の壁面への取付け時に
は取付具27の固定ねじ穴31が底蓋26の穴25より
高い位置にて固定されるので、支点となる基台22のゴ
ム足35からの距離が大きくなり、扇風機の荷重による
モーメントが一定なので距離が大きくなっただけ固定ね
じ34にかかる力が小さくなり、保持力の弱い壁面への
ねじ固定も可能とすることができる。
【0012】以上のように本実施例によれば、取付具2
7自体を弾性体の薄肉金属板で形成し、屈曲した緩衝部
33がフック部28で受ける振動を減衰することができ
るためモータや羽根のバランス不良によって発生する振
動を吸収し、壁面が中空で共振しやすい構造のときでも
振動が減衰されて共振騒音を低減することができる。ま
た取付具27の固定ねじ穴31が底蓋26の穴25より
高い位置にて固定されるため、支点となる基台22のゴ
ム足35からの距離が大きくなり、送風部を支えるモー
メント力に対して固定ねじ34にかかる力を小さくする
ことができ、薄い壁面構造でも安全確実に取付けること
ができる。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明によれば弾性を備えた金属製の取付具の上部
を固定ねじで壁面に固定し、取付具先端のU字形フック
部にスタンド底蓋の穴を係合させ、取付具の中間部に設
けた屈曲した緩衝部により、モータや羽根のバランス不
良によって発生する振動を吸収し、壁面が中空で共振し
やすい構造でも壁面に振動が伝達されず共振騒音の発生
を防ぐとともに、固定ねじの位置を支点となる基台のゴ
ム足から離すことにより、ねじにかかる力を小さくし
て、薄い板厚の壁面にも安全確実に取付けることができ
る優れた扇風機の取付装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における扇風機の取付装置の
要部破断側面図
【図2】同斜視図
【図3】従来の扇風機の要部破断側面図
【図4】同斜視図
【符号の説明】
21 スタンド 25 係合穴 26 底蓋 27 取付具 28 フック部 31 固定ねじ穴 33 緩衝部 35 ゴム足

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根を取付けたモータを支持するスタン
    ドと、このスタンドの裏面に固定される底蓋と、この底
    蓋に開孔する係合穴と、この係合穴より下方で前記スタ
    ンドの裏面に突設したゴム足と、壁面に固定される薄板
    状の取付具を有し、この取付具は下端にU字形のフック
    部と、中間に屈曲した緩衝部と、上部に壁面固定用の固
    定ねじ穴を備え、前記取付具のフック部に前記底板の係
    合穴を係合させてなる壁掛扇風機の取付装置。
JP2768192A 1992-02-14 1992-02-14 壁掛扇風機の取付装置 Pending JPH05223089A (ja)

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JP2768192A JPH05223089A (ja) 1992-02-14 1992-02-14 壁掛扇風機の取付装置

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JP (1) JPH05223089A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997047928A3 (en) * 1996-06-11 1998-04-16 Amway Corp Air treatment system
US5800583A (en) * 1996-06-11 1998-09-01 Amway Corporation Air treatment system
JP2015104293A (ja) * 2013-11-28 2015-06-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 インバータ装置

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WO1997047928A3 (en) * 1996-06-11 1998-04-16 Amway Corp Air treatment system
US5800583A (en) * 1996-06-11 1998-09-01 Amway Corporation Air treatment system
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