JP2011049801A - 携帯電話システムおよび腕装着型端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 携帯電話を取り出して確認しなくても、未読メール数或いは未確認の不在着信数を容易に把握することのできる携帯電話システムならびに腕装着型端末を提供する。
【解決手段】 携帯電話に、着信があった場合に、未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信する第1の送信制御手段と、当該携帯電話にて未読メール或いは未確認の不在着信情報の表示動作が行われた際に、この表示動作後の未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信する第2の送信制御手段とを備える。また、腕装着型端末(40)には、前記第1の送信制御手段および前記第2の送信制御手段により送信された前記未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を受信して、受信した未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を表示する表示手段(463,464)を備える。
【選択図】 図3

Description

この発明は、携帯電話と腕装着型端末とからなる携帯電話システム、ならびに、腕装着型端末に関する。
一般的な携帯電話では、メール着信や音声着信があると音、振動、発光等により着信が報知されるとともに、発信者の情報などが画面に表示される。また、メイン画面が閉じられた状態でもサブ画面の表示によって着信件数や発信者などの情報をユーザが確認できるものもある。
また、従来、携帯電話と腕装着型のデータ処理端末とを組み合わせて、携帯電話に着信があった場合に携帯電話からデータ処理端末に発信者の番号や氏名などの情報を送信して、データ処理端末でこれらの情報を表示出力するようにしたシステムが提案されている(例えば特許文献1)。
特開平11−112617号公報
一般的な携帯電話では、例えば携帯電話をカバンの中に入れておいたり、振動が伝わり難い服のポケットに入れておいたりすると、着信があってもユーザがその報知に気付かず、長い期間着信があったことを認識できないままになるということがある。また、携帯電話の着信時に携帯電話からデータ処理端末へ情報を伝送して報知を行う上記従来のシステムにおいても、忙しいときに着信があってその情報を見逃した場合に、その後の長い期間、着信のことを忘れてしまう場合があるという課題がある。
また、ユーザの中には、音声着信やメール着信が頻繁にあって、或る程度の着信が溜まってから着信情報を確認したいという要望を有するものもいる。
この発明の目的は、携帯電話を取り出して確認しなくても、未読メール数或いは未確認の不在着信数を容易に把握することのできる携帯電話システムならびに腕装着型端末を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
無線により通話が可能な携帯電話と、ユーザの腕に装着される腕装着型端末とからなり、前記携帯電話に着信があった場合に短距離無線通信により前記携帯電話から前記腕装着型端末へ着信情報を送信し、この着信情報に基づき前記腕装着型端末で着信に関する動作を行うように構成された携帯電話システムにおいて、
前記携帯電話には、
着信があった場合に、未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信する第1の送信制御手段と、
当該携帯電話にて未読メール或いは未確認の不在着信情報の表示動作が行われた際に、この表示動作後の未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信する第2の送信制御手段と、
が設けられ、
前記腕装着型端末には、
前記第1の送信制御手段および前記第2の送信制御手段により送信された前記未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を表示する表示手段と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の携帯電話システムにおいて、
前記表示手段は、
未読メール数或いは未確認の不在着信件数を、複数のセグメントを連ねた状態に点灯又は消灯することで数量の大小をグラフ状に表わすグラフ表示部を有し、
前記第1の送信制御手段および前記第2の送信制御手段によりゼロでない未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を受信した場合に、少なくとも所定期間、前記グラフ表示部の数量を表わす一連のセグメントのうち先頭のセグメントを点滅させることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の携帯電話システムにおいて、
前記第2の送信制御手段は、
前記携帯電話にて未読メール或いは未確認の不在着信情報の表示動作が行われた後、この表示動作を終了する操作が行われたことに基づき、前記表示動作の後の未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信することを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1記載の携帯電話システムにおいて、
前記携帯電話には、
操作キーを外側に露出した状態から内側に隠した状態に開閉する開閉機構およびこの開閉を検知する開閉検出手段が設けられ、
前記第2の送信制御手段は、
前記携帯電話にて未読メール或いは未確認の不在着信情報の表示動作が行われた後、前記開閉検出手段により開閉機構が閉じられたことが検知されたことに基づき、前記表示動作の後の未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1記載の携帯電話システムにおいて、
前記第2の送信制御手段は、
前記携帯電話にて未読メール或いは未確認の不在着信情報の表示動作が行われた後、所定時間の操作入力が行われなかったことに基づき、前記表示動作の後の未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、
携帯電話と短距離無線通信により情報の送受信を行う通信手段と、
この通信手段を介して前記携帯電話から未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を受信する受信手段と、
該受信手段により未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報が受信された場合に当該未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を記憶する記憶制御手段と、
該記憶制御手段により記憶された未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を表示する表示手段と、
を備えていることを特徴とする腕装着型端末である。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の腕装着型端末において、
前記表示手段は、
未読メール数或いは未確認の不在着信件数を、複数のセグメントを連ねた状態に点灯又は消灯することで数量の大小をグラフ状に表わすグラフ表示部を有し、
前記第1の送信制御手段および前記第2の送信制御手段によりゼロでない未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を受信した場合に、少なくとも所定期間、前記グラフ表示部の数量を表わす一連のセグメントのうち先頭のセグメントを点滅させることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項6記載の腕装着型端末において、
前記表示手段により未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報が常に表示される動作モードを有していることを特徴としている。
本発明に従うと、携帯電話から腕装着型端末に適宜なタイミングに未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報が送られて、腕装着型端末でこれらの情報が表示されることになる。従って、ユーザはこれらの表示情報から未読メール数或いは未確認の不在着信件数を把握することができるという効果がある。
本発明の実施形態の携帯電話システムの構成図である。 実施形態の腕時計の内部構成を示すブロック図である。 腕時計の液晶表示部の構成を示す平面図である。 実施形態の携帯電話の内部構成を示すブロック図である。 携帯電話のCPUにより実行される電話着信時処理の制御手順を示すフローチャートである。 携帯電話のCPUにより実行されるメール着信時処理の制御手順を示すフローチャートである。 携帯電話のCPUにより実行される電話着信確認処理の制御手順を示すフローチャートである。 携帯電話のCPUにより実行されるメール確認処理の制御手順を示すフローチャートである。 腕時計のCPUにより実行される制御処理の手順を示すフローチャートである。 腕時計で行われる未読メール数と不在着信数の表示態様を示すもので、(a)は携帯電話で確認処理される前の表示態様の一例、(b)は携帯電話で確認処理された後の表示態様の一例である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の携帯電話システムの構成図である。
この実施形態の携帯電話システム1は、腕装着型端末としての腕時計40と、携帯電話10とから構成されるものである。携帯電話10は、基地局との無線通信機能に加えて、ブルートゥース(Bluetooth:登録商標)などの近距離無線通信機能を有している。腕時計40は、時計本体とバンドとを有する腕時計であり、標準電波の受信機能に加えて、ブルートゥースなどの近距離無線通信機能を有し、携帯電話10とデータ通信を行うことが可能になっている。
図2は、本発明の実施形態の腕時計40の内部構成を示したブロック図である。また、図3は、腕時計40の液晶表示部46の構成を示す平面図である。
腕時計40は、図2に示すように、機器の全体的な制御を行うCPU(中央演算処理装置)41と、CPU41が実行する制御プログラムや制御データを格納したROM(Read Only Memory)42と、CPU41に作業用のメモリ空間を提供するRAM(Random Access Memory)43と、複数の操作ボタンを有し外部から指令を入力する操作用のスイッチ44と、現在時刻データを計数する計時回路45と、本体正面に設けられ時刻表示や種々の機能表示を行う表示手段としての液晶表示部(LCD)46と、液晶表示部46を駆動する液晶ドライバ47と、アンテナAN41を介して近距離無線通信を行う通信手段および受信手段としてのブルートゥースモジュール48と、ブルートゥースモジュール48を介して送受信されるデータに対してシリアル/パラレル変換等のデータ処理を行うUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)49と、振動によりユーザに通知を行う振動モータ50およびそのドライバ51と、発光点滅等によりユーザに通知を行ったり文字盤を照らしたりする発光ダイオード52およびそのドライバ53と、ブザー音によりユーザに通知を行うピエゾ素子54およびそのドライバ55と、CPU41と各部との間で信号をやり取りするバス56等を備えている。
液晶表示部46は、図3に示すように、曜日・年月日・時刻を表示する第1表示部461と、各種機能の作動状態を表示する第2表示部462と、携帯電話10の未読メール数を専用に表示する第3表示部463と、携帯電話10の不在着信数を専用に表示する第4表示部464とを備えている。
第3表示部463は、複数(例えば12個)の扇形の表示セグメントが円形状に配置された円グラフ表示部であり、1個又は複数個の表示セグメントが連なって点灯することで、点灯した一連の表示セグメントにより未読メール数の大小が表示されるようになっている。詳細は後述するが、この第3表示部463では、1個の表示セグメントにつき10個単位で未読メールが残っていることが示されるようになっている。また、未読メールがあって1個又は複数の表示セグメントが点灯する場合には、所定期間に目立ってユーザに認識されやすいように、一連の点灯する表示セグメントのうち終端側にある1個の表示セグメントが点滅駆動されるようになっている。
第4表示部464は、複数(例えば10個)の扇形の表示セグメントが円形状に配置された円グラフ表示部であり、1個又は複数個の表示セグメントが連なって点灯することで、点灯した一連の表示セグメントにより不在着信数の大小が表示されるものである。この第4表示部464では、1個の表示セグメントにつき1個の不在着信があることが示されるようになっている。また、不在着信があって1個又は複数の表示セグメントが点灯する場合には、所定期間に目立ってユーザに認識されやすいように、一連の点灯する表示セグメントのうち終端側にある1個の表示セグメントが点滅駆動されるようになっている。
腕時計40のRAM43には、携帯電話10の未読メール数のデータが記憶される未読メール数データ記憶部43aと、携帯電話10の不在着信のデータが記憶される不在着信数データ記憶部43bとが設けられている。
図4には、実施形態の携帯電話10の内部構成を表わしたブロック図を示す。
携帯電話10は、図4に示すように、機器の全体的な制御を行うCPU11と、CPU11が実行する制御プログラムや制御データを格納したROM12と、CPU11に作業用のメモリ空間を提供するRAM13と、複数の操作キーを有する操作部14と、種々の機能表示を行う液晶表示部(LCD)15およびその表示ドライバ16と、通話時の音声入出力を行うスピーカ17およびマイク18と、入出力される音声信号とデジタルデータとの相互変換を行うコーデック19と、アンテナAN11を介して基地局との間で無線信号の送受信を行うRF送受信回路20と、コーデック19から入出力される通話音声のデジタルデータや種々の送受信データの変調および復調処理を行う通信処理回路21と、アンテナAN12を介して近距離無線通信を行うブルートゥースモジュール22と、ブルートゥースモジュール22を介して送受信されるデータに対してシリアル/パラレル変換等のデータ処理を行うUART23と、振動により着信を知らせる振動モータ24およびそのドライバ25と、本体の開閉状態を検出する開閉検出手段としての本体開閉センサ26と、現在時刻を計数する内蔵時計27と、CPU11と各部との間で信号をやりとりするバス28等を備えている。
この携帯電話10は、図1に示すように、ヒンジ10aの箇所で本体を折り曲げることで、操作部14や液晶表示部15を内側に畳むことのできる開閉機構を備えている。上記の本体開閉センサ26は、例えば磁気を検知するホール素子からなり、本体が閉じられたときに磁石26aが本体開閉センサ26に近接する一方、本体が開けられたときに磁石26aが本体開閉センサ26から離れることで、本体の開閉状態が検知されるようになっている。
携帯電話10のROM12には、基地局との無線信号の送受信によって電話着信があった場合に実行される電話着信時処理のプログラム、基地局との無線信号の送受信によってメール着信があった場合に実行されるメール着信時処理のプログラム、操作部14を介したユーザからの所定の操作入力により未確認の不在着信を液晶表示部15に表示して確認させる電話着信確認処理のプログラム、操作部14を介したユーザからの所定の操作入力により未読メールを液晶表示部15に表示して確認させるメール確認処理のプログラムなどが格納されている。
携帯電話10のRAM13には、電話着信があって呼び出しに応じなかった場合やメール着信があってその読み出しの操作が行われなかった場合に、これら不在着信や未読メールの情報が記憶される未読メール・不在着信情報記憶部13aが設けられている。
腕時計40と携帯電話10においては、予めペアリング処理を行っておくことで鍵データが生成されてメモリに登録され、腕時計40と携帯電話10が近くにある状態で両者のブルートゥースモジュール48,22を作動させることで、自動的に通信リンクが確立して相互のデータ通信が可能な状態へ移行される。
次に、上記構成の腕時計40と携帯電話10の動作について説明する。
携帯電話10では、電源オンされることでRF送受信回路20を介した基地局との通信が常に行われ、基地局からの着信情報が受信されることで図5の電話着信時処理または図6のメール着信時処理に移行するようになっている。また、携帯電話10のCPU11は操作部14からの操作入力を常に受けつけており、操作入力が行われた場合にこの操作入力に応じて例えば図7の電話着信確認処理または図8のメール確認処理などの各種の機能処理に移行するようになっている。
図5には、携帯電話10のCPU11により実行される電話着信時処理のフローチャートを示す。
この電話着信時処理は、基地局から電話着信(音声着信とも言う)の情報を受信したことに基づきCPU11により開始される。この処理が開始されると、先ず、CPU11はブルートゥースモジュール22に問い合わせを行って腕時計40のブルートゥースモジュール48と通信リンク中か判別する(ステップS1)。そして、通信リンク中でなければ一般的な電話着信の処理を実行する(ステップS2)。すなわち、音や振動により着信を報知して応答の操作入力を待機し、応答の操作入力があれば、音声通話の処理を行い、応答の操作入力が所定時間なければ基地局へ応答なしの返信を行って報知動作を終了する。そして、未読メール・不在着信情報記憶部13aに不在着信の情報を追加する。そして、この電話着信時処理を終了する。
一方、通信リンクがあれば、ブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に着信情報として電話着信有りのデータを送信する(ステップS3)。そして、一定時間のうちに応答の操作入力がなされるか待機して不在着信か否かを判別する(ステップS4)。その結果、応答の操作入力があれば通話処理を行うが(ステップS7)、応答の操作入力がなくて不在着信と判別されたら未読メール・不在着信情報記憶部13aに不在着信の情報を追加する(ステップS5)。続いて、未確認の不在着信の総数を表わす不在着信数データをブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に送信し(ステップS6:第1の送信制御手段)、この電話着信時処理を終了する。
このように、携帯電話10と腕時計40とが通信リンクされている状態で電話着信があった場合には、電話着信有りのデータが腕時計40に送られて、腕時計40で着信報知を行うことが可能にされている。また、電話着信があって応答しなかった場合には、不在着信数データが更新されてこれが腕時計40に送信されるようになっている。
図6には、携帯電話10のCPU11により実行されるメール着信時処理のフローチャートを示す。
このメール着信時処理は、基地局からメール着信と電子メールデータとを受信したことに基づきCPU11により開始される。この処理が開始されると、先ずCPU11はブルートゥースモジュール22に問い合わせを行って腕時計40のブルートゥースモジュール48と通信リンク中か判別する(ステップS11)。そして、通信リンク中でなければ一般的なメール着信の処理を実行する(ステップS12)。すなわち、音や振動によりメール着信を報知した後、受信した電子メールデータをRAM13や図示略の不揮発性メモリに格納するとともに、未読メール・不在着信情報記憶部13aに未読メールの情報を追加する。
一方、通信リンクがあれば、ブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に着信情報としてメール着信有りのデータを送信する(ステップS13)。そして、受信した電子メールデータをRAM13や図示略の不揮発性メモリに格納するとともに、未読メール・不在着信情報記憶部13aに未読メールの情報を追加して(ステップS14)、未読メールの総数を表わす未読メール数データをブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に送信する(ステップS15:第1の送信制御手段)。そして、このメール着信時処理を終了する。
このように、携帯電話10と腕時計40とが通信リンクされている状態でメール着信があった場合には、メール着信有りのデータが腕時計40に送られて、腕時計40で着信報知を行うことが可能にされている。また、メール着信があった場合には、未読メール数データが更新されてこれが腕時計40に送信されるようになっている。
図7には、携帯電話10のCPU11により実行される電話着信確認処理のフローチャートを示す。
この電話着信確認処理は、操作部14を介してユーザが不在着信を確認するための所定の操作入力を行うことで開始される。この処理が開始されると、CPU11は、先ず未読メール・不在着信情報記憶部13aから未確認の不在着信数データを読み出して、この値がゼロでないか否かを判別する(ステップS21)。そして、不在着信数データがゼロを示していれば、液晶表示部15にデータ無しの表示を行い(ステップS22)、続いて、着信の待ち受けを行う通常モードに移行して(ステップS33)、この電話着信確認処理を終了する。
一方、不在着信数がゼロでなければ、先ず、未読メール・不在着信情報記憶部13aから最新の不在着信情報を読み出して液晶表示部15に表示出力し(ステップS23)、未読メール・不在着信情報記憶部13aからこの不在着信情報を削除するとともに、未確認の不在着信数の総数が示される不在着信数データから“1”を減算する(ステップS24)。そして、次のステップS25に移行する。
ステップS25に移行すると、CPU11は、何れかの分岐条件を満たすまで次の判別処理を繰り返す。すなわち、先ず、次の不在着信の情報を読み出す次データ読出スイッチの入力が操作部14を介して行われたか判別し(ステップS25)、行われなければ不在着信の確認終了のスイッチ入力が操作部14を介して行われたか判別し(ステップS26)、このスイッチ入力も無ければ本体開閉センサ26から本体が閉じられた検出信号が得られるか判別し(ステップS27)、この検出信号もなければ操作部14を介して何も入力がなされずに所定時間(例えば1分)が経過したか判別する(ステップS28)。そして、所定時間の経過もなければステップS25に移行してこれらの判別処理を繰り返す。
これらの判別処理の結果、ステップS25で次データ読出スイッチのオン操作があってステップS29に移行したら、未読メール・不在着信情報記憶部13aから不在着信数データを読み出して不在着信数がゼロであるか否かを判別する(ステップS29)。その結果、ゼロであれば上述のステップS22に戻る一方、ゼロでなければ、未読メール・不在着信情報記憶部13aから一つ前の不在着信の情報を読み出してこれを液晶表示部15に表示する(ステップS30)。続いて、未読メール・不在着信情報記憶部13aからこの不在着信情報を削除するとともに、不在着信数データから“1”を減算し(ステップS31)、再び、ステップS25に戻る。
また、ステップS25〜S28の判別処理中、ステップS26でユーザにより確認終了のスイッチ入力が行われたと判別されたら、先ず、現在の更新された未確認の不在着信の総数を表わす不在着信数データをブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に送信する(ステップS32:第2の送信制御手段)。続いて、着信待ち受けを行う通常モードに移行して(ステップS33)、この電話着信確認処理を終了する。
また、ステップS25〜S28の判別処理中、ステップS27で本体が閉じられたと判別されたら、現在の不在着信数データをブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に送信し(ステップS34:第2の送信制御手段)、液晶表示部15の表示駆動をオフして(ステップS35)、この電話着信確認処理を終了する。
また、ステップS25〜S28の判別処理中、ステップS28で一定時間の操作入力なしと判別されたら、現在の不在着信数データをブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に送信し(ステップS36:第2の送信制御手段)、液晶表示部15の表示駆動をオフして(ステップS37)、この電話着信確認処理を終了する。
このように、ユーザが携帯電話10の操作部14を操作することで、未確認の不在着信情報が液晶表示部15に表示出力されて、1件ずつユーザが確認できるようになっている。また、未確認の不在着信情報をユーザが確認する際には、1件の確認が行われるごとに不在着信数データが携帯電話10から腕時計40に送信されるのではなく、確認処理が終了したと考えられる時点(例えば、確認終了のスイッチ入力、本体が閉じられる、一定時間入力なし等)で、更新された不在着信数データが携帯電話10から腕時計40に送信されるようになっている。
図8には、携帯電話10のCPU11により実行されるメール確認処理のフローチャートを示す。
このメール確認処理は、操作部14を介してユーザが所定の操作入力を行うことで開始される。この処理が開始されると、CPU11は、先ずRAM13中の未読メール・不在着信情報記憶部13aから未読メール数データを読み出して、この値がゼロでないか否かを判別する(ステップS41)。そして、未読メール数データがゼロを示していれば、液晶表示部15にデータ無しの表示を行い(ステップS42)、続いて、着信の待ち受けを行う通常モードに移行して(ステップS53)、このメール確認処理を終了する。
一方、未読メール数がゼロでなければ、先ず、未読メール・不在着信情報記憶部13aから最新の未読メールのデータを読み出して液晶表示部15に表示出力し(ステップS43)、未読メール・不在着信情報記憶部13aからこの未読メールのデータを削除するとともに、未読メール数の総数が示される未読メール数データから“1”を減算する(ステップS44)。そして、次のステップS45に移行する。
ステップS45に移行すると、CPU11は、何れかの分岐条件を満たすまで次の判別処理を繰り返す。すなわち、先ず、次の未読メールのデータを読み出す次データ読出スイッチの操作入力が行われたか判別し(ステップS45)、行われなければ未読メール確認終了のスイッチ入力が行われたか判別し(ステップS46)、スイッチ入力も無ければ本体開閉センサ26から本体が閉じられた検出信号が得られるか判別し(ステップS47)、この検出信号もなければ操作部14を介して何も入力されずに所定時間(例えば1分)が経過したか判別する(ステップS48)。そして、所定時間の経過もなければステップS45に移行してこれらの判別処理を繰り返す。
これらの判別処理の結果、次データ読出スイッチのオン操作があってステップS49に移行したら、RAM13の未読メール・不在着信情報記憶部13aから未読メール数データを読み出して未読メール数がゼロであるか否かを判別する(ステップS49)。その結果、ゼロであれば上述のステップS42に戻る一方、ゼロでなければ、未読メール・不在着信情報記憶部13aから一つ前の未読メールのデータを読み出してこれを液晶表示部15に表示する(ステップS50)。続いて、未読メール・不在着信情報記憶部13aからこの未読メールのデータを削除するとともに、未読メール数データから“1”を減算し(ステップS51)、再び、ステップS45に戻る。
また、ステップS45〜S48の判別処理中、ステップS46でユーザにより確認終了のスイッチ入力が行われたと判別されたら、先ず、現在の更新された未読メールの総数を表わす未読メール数データをブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に送信する(ステップS52)。続いて、着信待ち受けを行う通常モードに移行して(ステップS53)、このメール確認処理を終了する。
また、ステップS45〜S48の判別処理中、ステップS47で本体が閉じられたと判別されたら、現在の未読メール数データをブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に送信し(ステップS54)、液晶表示部15の表示駆動をオフして(ステップS55)、このメール確認処理を終了する。
また、ステップS45〜S48の判別処理中、ステップS48で一定時間の操作入力なしと判別されたら、現在の未読メール数データをブルートゥースモジュール22を介して腕時計40に送信し(ステップS56)、液晶表示部15の表示駆動をオフして(ステップS57)、このメール確認処理を終了する。
また、ステップS45〜S48の判別処理中、何れの判別結果も“NO”であれば、再びステップS45に戻って、これらの判別処理を繰り返す。
このように、ユーザが携帯電話10の操作部14を操作することで、未読メールの内容が液晶表示部15に表示出力されて、1件ずつ未読メールをユーザが確認できるようになっている。また、未読メールをユーザが確認する際には、1件の確認が行われるごとに未読メール数データが携帯電話10から腕時計40に送信されるのではなく、確認処理が終了したと考えられる時点(例えば、確認終了のスイッチ入力、本体が閉じられる、一定時間入力なし等)で、更新された未読メール数データが携帯電話10から腕時計40に送信されるようになっている。
図9には、腕時計40のCPU41が実行する制御処理のフローチャートを、図10には、腕時計40の第3および第4表示部463,464で行われる未読メール数と不在着信数の表示態様を示すもので、同図(a)は携帯電話で確認処理される前の表示態様の一例、(b)は携帯電話で確認処理された後の表示態様の一例である。図10において、黒の表示セグメントにより点灯を、網掛けの表示セグメントにより点滅を表わしている。
この制御処理は、腕時計40が通常動作モードに設定されている際にCPU41によって継続的に実行される処理である。この制御処理が開始されると、先ずCPU41はブルートゥースモジュール48に問合せを行って携帯電話10と通信リンク中であるか判別する(ステップS61)。そして、通信リンク中でなければ、ステップS76にジャンプして、液晶表示部46に現在時刻や日時を表示する処理を行い(ステップS76)、その後、再びステップS61に戻る。つまり、携帯電話10と通信リンクがなければ、ステップS76の処理が繰り返されて、この繰返し処理により液晶表示部46の第1表示部461に現在時刻や日付の表示が継続的に実行されるようになっている。
一方、ステップS61の判別処理の結果、携帯電話10との通信リンクがあって次に進んだ場合には、先ず、ブルートゥースモジュール48によってデータ受信がなされたか判別する(ステップS62)。その結果、データ受信がなければステップS72にジャンプするが、データ受信があればステップS63〜S66で受信データの判別を行う。すなわち、ステップS63で電話着信有りのデータか否かを判別し、ステップS64でメール着信有りのデータか否かを判別し、ステップS65で不在着信数データか否かを判別し、ステップS66で未読メール数データか否かを判別する。
その結果、ステップS63で電話着信有りのデータと判別されたら、振動モータ50を駆動して電話着信の報知処理を行って(ステップS67)、ステップS72にジャンプする。また、ステップS64でメール着信有りのデータと判別されたら、振動モータ50を駆動してメール着信の報知処理を行って(ステップS68)、ステップS72にジャンプする。
一方、ステップS65で不在着信数データであると判別されたら、RAM43中の不在着信数データ記憶部43bのデータ値を受信データに基づき更新して(ステップS69:記憶制御手段)、更新された不在着信数データに基づき必要があれば第4表示部464で点灯させる表示セグメントを変更する表示処理を行う(ステップS71)。すなわち、図10(a)の第4表示部464に示すように、更新された不在着信数データが5個を示していれば、上端右から右回りに5個の表示セグメントf1〜f5を点灯させる。また、更新された不在着信数データが0個を示していれば第4表示部464の表示セグメントは全て消灯させ、1個の不在着信数を示していれば1個の表示セグメントを点灯させ、2個〜10個以上の不在着信数を示していれば一連の2個〜10個の表示セグメントを点灯させる。その後、ステップS72に移行する。
また、ステップS66で未読メール数データであると判別されたら、RAM43中の未読メール数データ記憶部43aのデータ値を受信データに基づき更新して(ステップS70:記憶制御手段)、更新された未読メール数データに基づき必要があれば第3表示部463で点灯させる表示セグメントを変更する表示処理を行う(ステップS71)。すなわち、図10(a)の第3表示部463に示すように、更新された未読メール数が21個〜30個を示していれば3個の表示セグメントh1〜h3を点灯させる。また、更新された未読メール数データが0個を示していれば第3表示部463の表示セグメントは全て消灯させ、1個〜10個の未読メール数を示していれば1個の表示セグメントを点灯させ、11個〜120個以上の未読メール数を示していれば10個単位で点灯する表示セグメントが増えていくように一連の2個〜12個の表示セグメントを点灯させる。その後、ステップS72に移行する。
また、ステップS63〜S66の処理で何れも“NO”と判別された場合には、その他の受信データに応じた処理を行って(ステップS77)、ステップS72に移行する。
上記の各受信データに応じた処理を行ってステップS72に移行したら、先ず、CPU41は、電話着信有りのデータを受信してから予め設定された一定時間(例えば3分〜1時間など)以内であるか否かを判別する(ステップS72)。その結果、一定時間以内であれば、第4表示部464で点灯されている一連の表示セグメントのうち、右回りを進行方向とした先頭の1個の表示セグメントを点滅させる表示処理を行う(ステップS73)。図10(a)の例では、点灯されている一連の表示セグメントf1〜f5のうち先頭の1個の表示セグメントf5が点滅制御されている。そして、次のステップS74に移行する。一方、ステップS72の判別処理の結果、一定時間を経過していれば、ステップS73の点滅表示処理を実行せずに、そのままステップS74に移行する。
従って、不在着信がある状態では、最後の電話着信から一定時間は第4表示部464の点灯中の表示セグメントの先頭の1個が点滅表示され、最後の電話着信から一定時間が経過したらこの点滅表示が点灯表示に変更されるようになっている。
また、ステップS74に移行したら、CPU41は、メール着信有りのデータを受信してから予め設定された一定時間(例えば3分〜1時間)以内であるか否かを判別する(ステップS74)。その結果、一定時間以内であれば、第3表示部463で点灯されている一連の表示セグメントh1〜h3のうち、右回りを進行方向とした先頭の1個の表示セグメントを点滅させる表示処理を行う(ステップS75)。図10(a)の例では、点灯されている一連の表示セグメントh1〜h3のうち先頭の1個の表示セグメントh3を点滅させる。そして、次のステップS76に移行する。一方、ステップS74の判別処理の結果、一定時間を経過していれば、ステップS75の点滅表示処理を実行せずに、そのままステップS76に移行する。
従って、未読メールがある状態では、最後のメール着信から一定時間は第3表示部463の点灯中の表示セグメントの先頭の1個が点滅表示され、最後のメール着信から一定時間が経過したらこの点滅表示が点灯表示に変更されるようになっている。
なお、図9のフローチャートでは、携帯電話10で不在着信や未読メールの確認処理が行われても、最後の着信から一定時間は点滅表示が継続されるようにしているが、携帯電話10で確認処理が行われたら点滅表示が停止されるように構成しても良い。例えば、腕時計40で不在着信数データや未読メール数データを受信して、以前の数より減っている場合に、確認処理がなされたと判断して、一定時間を計数する変数値を時間経過を表わす値に更新するなどして、点滅表示を点灯表示に変更することができる。
続いて、ステップS76に移行したら、CPU41は、液晶表示部46の第1表示部461に時刻日時の表示処理を行ってステップS61に戻る。そして、ステップS61からの処理を繰り返し実行する。
上記の制御処理により、例えば、携帯電話10で電話着信やメール着信があった場合には、携帯電話10から送られる着信情報を腕時計40が受信して振動等の報知動作が行われるし、携帯電話10で不在着信があった場合やメール受信で未読メール数が増えた場合には、携帯電話10から送られる不在着信数データや未読メール数データを腕時計40が受信して液晶表示部46の第3表示部463や第4表示部464にその数の大小が表示されるようになっている。
また、携帯電話10で未確認の不在着信の確認が行われた場合や、未読メールの確認が行われた場合には、その確認処理が終了したと判断できる時点で、携帯電話10から送られる更新された不在着信数データや未読メール数データを腕時計40が受信して、液晶表示部46の第3表示部463や第4表示部464の表示が更新されるようになっている。例えば、図10(a)→(b)の例では、不在着信数が5件から2件に減少し、未読メール数が三十数件〜数件に減少している。
以上のように、この実施形態の携帯電話システム1および腕時計40によれば、腕時計40の第3表示部463と第4表示部464に、未確認の不在着信件数と未読メールの件数とが表示されるので、携帯電話10の着信時にユーザが忙しくて着信に対応できなかった場合でも、その後に、腕時計40の表示を確認することで、未確認の不在着信や未読メールがあることが認識でき、ユーザにこれらの確認を促すことができる。従って、ユーザが不注意で長い期間着信を放置してしまうといった事態を回避することができる。
また、不在着信や未読メールが或る程度溜まってから確認処理を行いたいと望むユーザにおいては、腕時計40の不在着信数と未読メール数の表示により、所望のタイミングで確認処理を行うことが可能となる。
また、この実施形態の携帯電話システム1および腕時計40によれば、電話着信やメール着信を示す着信有りデータと、不在着信数データおよび未読メール数データのみをブルートゥース通信によって腕時計40に伝送し、その他、電子メールの内容を示すデータなどは伝送しないようになっている。従って、腕時計40におけるデータ通信処理や表示処理の内容が単純化されて、これらの処理に必要な消費電力やメモリ容量などを少なくすることができ、延いては、腕時計40の大型化を回避できるようになっている。
また、この実施形態の携帯電話システム1および腕時計40によれば、腕時計40の不在着信数の表示や未読メール数の表示が、円グラフ状に数量の大小を表示する第3表示部463と第4表示部464により行われるので、不在着信数や未読メール数を直感的に認識することができる。また、着信があってから一定時間は不在着信数や未読メール数を表わす円グラフ状の表示の先頭部分が点滅表示するので、この点滅表示によって新たな不在着信或いは未読メールが追加されたことをユーザに容易に認識させることができる。
また、上記の腕時計40によれば、第3表示部463と第4表示部464によって不在着信数や未読メール数の表示が専用に行われ、腕時計40と携帯電話10とが通信リンクされた状態で、第3表示部463と第4表示部464とに不在着信数と未読メール数が常に表示されるので、ユーザは何らの操作を行うことなく簡単に不在着信数や未読メール数の確認を行うことができる。
また、ユーザにより携帯電話10で未確認の不在着信情報や未読メールの確認が行われた際には、1件の確認ごとに更新された不在着信数データや未読メール数データが送られるのではなく、確認処理の終了と判断できる状態(例えば、確認終了のスイッチ入力、本体が閉じられる、一定時間入力なし等)になった場合に、更新された不在着信数データや未読メール数データが送られるので、携帯電話10での不在着信情報と未読メールの確認時における携帯電話10と腕時計40のデータ通信量の軽減、腕時計40の処理負荷の軽減を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、上記実施形態では、腕時計40で常に不在着信数の表示と未読メール数の表示とが行われる構成を示したが、腕時計40の動作モードの設定により、常にこれらの情報が表示される状態と、第3と第4の表示部463,464に別の情報が表示される状態とを切り換え可能な構成としても良い。
また、上記実施形態では、不在着信数データ或いは未読メール数データを携帯電話10から腕時計40へ送信するトリガー条件として、着信ありの場合、不在着信や未読メールの確認処理が終了した場合を例示しているが、その他、携帯電話10の内蔵時計27の計時値で時または分の値が繰り上がった場合、ユーザ操作によって携帯電話10の画面が切り換えられた場合、携帯電話10の電波状況が圏外から圏内に変化した場合、携帯電話10の電源がオフからオンに切り替わった場合など、種々のトリガー条件を採用することが可能である。
また、上記実施形態では、不在着信件数や未読メール件数を腕装着型端末で表示する形態として、数量の大小を円グラフ状に表示する構成を示したが、バーグラフ状の表示構成、数字を表示する表示構成、回転指針を用いた表示構成などを適用することもできる。また、携帯電話と腕時計との間でデータ通信を行う短距離無線通信手段もブルートゥース通信に制限されるものではない。また、腕装着型端末として時計機能を有さないものを適用しても良い。その他、実施形態で示した細部は発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 携帯電話システム
10 携帯電話
11 CPU
12 ROM
13 RAM
13a 未読メール・不在着信情報記憶部
14 操作部
15 液晶表示部
20 RF送受信回路
22 ブルートゥースモジュール
24 振動モータ
26 本体開閉センサ
27 内蔵時計
40 腕時計
41 CPU
42 ROM
43 RAM
43a 未読メール数データ記憶部
43b 不在着信数データ記憶部
44 スイッチ
46 液晶表示部
48 ブルートゥースモジュール
50 振動モータ
52 発光ダイオード
54 ピエゾ素子
463 第3表示部
464 第4表示部

Claims (8)

  1. 無線により通話が可能な携帯電話と、ユーザの腕に装着される腕装着型端末とからなり、前記携帯電話に着信があった場合に短距離無線通信により前記携帯電話から前記腕装着型端末へ着信情報を送信し、この着信情報に基づき前記腕装着型端末で着信に関する動作を行うように構成された携帯電話システムにおいて、
    前記携帯電話には、
    着信があった場合に、未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信する第1の送信制御手段と、
    当該携帯電話にて未読メール或いは未確認の不在着信情報の表示動作が行われた際に、この表示動作後の未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信する第2の送信制御手段と、
    が設けられ、
    前記腕装着型端末には、
    前記第1の送信制御手段および前記第2の送信制御手段により送信された前記未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話システム。
  2. 前記表示手段は、
    未読メール数或いは未確認の不在着信件数を、複数のセグメントを連ねた状態に点灯又は消灯することで数量の大小をグラフ状に表わすグラフ表示部を有し、
    前記第1の送信制御手段および前記第2の送信制御手段によりゼロでない未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を受信した場合に、少なくとも所定期間、前記グラフ表示部の数量を表わす一連のセグメントのうち先頭のセグメントを点滅させることを特徴とする請求項1記載の携帯電話システム。
  3. 前記第2の送信制御手段は、
    前記携帯電話にて未読メール或いは未確認の不在着信情報の表示動作が行われた後、この表示動作を終了する操作が行われたことに基づき、前記表示動作の後の未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信することを特徴とする請求項1記載の携帯電話システム。
  4. 前記携帯電話には、
    操作キーを外側に露出した状態から内側に隠した状態に開閉する開閉機構およびこの開閉を検知する開閉検出手段が設けられ、
    前記第2の送信制御手段は、
    前記携帯電話にて未読メール或いは未確認の不在着信情報の表示動作が行われた後、前記開閉検出手段により開閉機構が閉じられたことが検知されたことに基づき、前記表示動作の後の未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信することを特徴とする請求項1記載の携帯電話システム。
  5. 前記第2の送信制御手段は、
    前記携帯電話にて未読メール或いは未確認の不在着信情報の表示動作が行われた後、所定時間の操作入力が行われなかったことに基づき、前記表示動作の後の未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を送信することを特徴とする請求項1記載の携帯電話システム。
  6. 携帯電話と短距離無線通信により情報の送受信を行う通信手段と、
    この通信手段を介して前記携帯電話から未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を受信する受信手段と、
    該受信手段により未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報が受信された場合に当該未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を記憶する記憶制御手段と、
    該記憶制御手段により記憶された未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を表示する表示手段と、
    を備えていることを特徴とする腕装着型端末。
  7. 前記表示手段は、
    未読メール数或いは未確認の不在着信件数を、複数のセグメントを連ねた状態に点灯又は消灯することで数量の大小をグラフ状に表わすグラフ表示部を有し、
    前記第1の送信制御手段および前記第2の送信制御手段によりゼロでない未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報を受信した場合に、少なくとも所定期間、前記グラフ表示部の数量を表わす一連のセグメントのうち先頭のセグメントを点滅させることを特徴とする請求項6記載の腕装着型端末。
  8. 前記表示手段により未読メール数或いは未確認の不在着信件数の情報が常に表示される動作モードを有していることを特徴とする請求項6記載の腕装着型端末。
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