JP2002125039A - 通信システム、および、身体装着型無線通信端末。 - Google Patents

通信システム、および、身体装着型無線通信端末。

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JP2002125039A
JP2002125039A JP2000315142A JP2000315142A JP2002125039A JP 2002125039 A JP2002125039 A JP 2002125039A JP 2000315142 A JP2000315142 A JP 2000315142A JP 2000315142 A JP2000315142 A JP 2000315142A JP 2002125039 A JP2002125039 A JP 2002125039A
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Kazunori Kita
一記 喜多
Takaomi Yonekura
孝臣 米倉
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手に関する基本的な機能を低下させる
ことなく、携帯性を向上させることのできる通信端末シ
ステム、および、身体装着型無線通信端末を提供する。 【解決手段】 親端末A及びこの親端末Aと通信可能な
子端末B−1、B−2、B−3とを備えている。親端末
Aは、無線デジタル送受機能付携帯電話端末であって、
無線基地局1、移動体通信網2、及びネットワーク(有
線電話網)3を介して、有線電話4やPC5に接続可能
であるとともに、ネットワーク(インターネット等)6
を介してサーバ7やPC8に接続可能であり、さらには
基地局1を介して、他の携帯電話端末A−1や携帯情報
機器9に接続可能である。一方、子端末B−1はリモー
トダイアル装置であり、子端末B−2はリモート表示装
置であり、子端末B−3はリモート送受話装置である。
また、各子端末B−1〜B−3は腕時計型である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム外部と通
信可能な親端末と、この親端末無線通信可能な子端末と
で構成される通信システム、および、身体装着型無線通
信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】今日においては、デジタル化の進展やイ
ンターネットの普及により、携帯電話やPHS等の移動
体通信でも、高速データ通信やパケット通信サービスが
始まり、音声以外のデータ通信利用も急増している。ま
た、PDA(Personal DigitalAssistant)やノートPC
(Personal Computer)を携帯電話やPHSに接続し、移
動体通信網と公衆網やインターネットを介して、オフィ
スあるいは家庭のサーバーやPCとリモート接続し、外
出先からファイル転送や電子メール、WWW(World Wid
e Web)に利用するモバイルコンピューティングも普及す
るに至っている。
【0003】一方、携帯電話(セルラー)やPHS(Pe
rsonal Handyhpone System)等の移動体通信端末は、
近年急速に小型軽量化が進んでおり、数グラム程度の携
帯電話端末、腕時計型のPHS端末やセルラー端末が開
発されるに至っている。さらには、携帯電話端末への着
信を振動報知する腕時計型の着信報知装置や、呼出メッ
セージを受信する腕時計型ページャー端末も市販される
に至っている。また、有線電話端末においては、親機と
子機とが無線通信可能な親子電話やコードレス電話の携
帯型子機等も出現するに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、かかる現
状においては、各種通信端末等を例えば腕時計型とする
ことにより、携帯性を向上させたり置き忘れを防止する
ことも技術的に可能であろう。しかしながら、単一の装
置に携帯電話機能を全て内蔵させると、その体積は必然
的に大きくなり、腕時計としての装着性や装飾性が損な
われてしまう。また、限られた容積内に多数の部品が集
約的に配置されることから、個々の部品は可及的に小型
化されることが強く要求される。このため、充分な面積
の表示部を実装したり、操作し易い大きさのキーを設け
たり、あるいは容量的に充分な電池を搭載すること等が
困難となり、表示性や操作性、電池容量等の使い勝手に
関する基本的な機能を低下させざるを得なくなってしま
う。
【0005】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、使い勝手に関する基本的な機能を低下さ
せることなく、携帯性を向上させることのできる通信シ
ステム、および、身体装着型通信端末を提供することを
目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明にかかる通信システムにあって
は、システム外部と通信可能な親端末と、この親端末と
無線通信可能な子端末とで構成される通信システムであ
って、前記親端末において実現すべき前記システム外部
との通信機能の一部を前記子端末が備え、前記無線通信
により前記親端末を介して前記子端末と前記システム外
部との通信を実現する実現手段を備えている。したがっ
て、親端末と子端末とを携帯することにより、子端末に
て親端末を介してシステム外部との通信を実現し得る。
ここで、親端末において実現すべきシステム外部との通
信機能の一部は子端末が備えていることから、親端末を
小型化できるのみならず、充分な面積の表示部を実装し
たり、操作し易い大きさのキーを設けたり、あるいは容
量的に充分な電池を搭載すること等が可能となり、表示
性や操作性、電池容量等の使い勝手に関する基本的な機
能を確保することができる。また、子端末は親端末にお
いて実現すべきシステム外部との通信機能の一部を備え
ているに過ぎないことから、大型化することはない。
【0007】また、請求項2記載の発明にかかる通信シ
ステムにあっては、前記子端末は、前記外部システムと
の通信機能の一部として、前記親端末が発呼動作を行う
に必要な発呼データを入力するための入力手段と、この
入力手段により入力された発呼データを前記親端末に送
信する送信手段とを備える。したがって、親端末と子端
末とを携帯することにより、親端末を取り出すことな
く、子端末での入力操作により、親端末を発呼動作させ
ることができる。
【0008】また、請求項3記載の発明にかかる通信シ
ステムにあっては、前記子端末は、前記外部システムと
の通信機能の一部として、前記親端末から送信される着
信信号と表示データとを受信する受信手段と、この受信
手段が受信した信号及び表示データに基づき表示動作す
る表示手段とを備える。したがって、親端末と子端末と
を携帯することにより、親端末を取り出すことなく、親
端末が受信した信号やデータの視認を子端末で行うこと
ができる。
【0009】また、請求項4記載の発明にかかる通信シ
ステムにあっては、前記表示手段は、前記受信手段が受
信した信号及び表示データに基づき画像を表示する。し
たがって、親端末と子端末とを携帯することにより、親
端末を取り出すことなく、子端末で画像を視認すること
ができる。
【0010】また、請求項5記載の発明にかかる通信シ
ステムにあっては、前記子端末は、撮像手段と、前記外
部システムとの通信機能の一部として、前記撮像手段に
よって撮像された画像データを、親端末を介して前記外
部システムへ送信する送信手段とを備える。したがっ
て、この撮像手段を備える子端末を携帯することによ
り、親端末が有していない撮像機能を付加することがで
きるとともに、撮像した画像の親端末への送信、さらに
は親端末からシステム外部への送信も行うことが可能と
なる。
【0011】また、請求項6記載の発明にかかる通信シ
ステムにあっては、前記子端末は、前記外部システムと
の通信機能の一部として、前記親端末から送信される音
声信号を受信する受信手段と、この受信手段が受信した
音声信号に基づき音声を再生する再生手段と、音声を検
出して音声信号を生成する音声信号生成手段と、この音
声信号を前記親端末に送信する送信手段とを備える。し
たがって、この親端末と子端末とを携帯することによ
り、親端末を取り出すことなくハンズフリーの状態で、
子端末からの音声出力と子端末への音声入力とにより、
通話を行うことができる。
【0012】また、請求項7記載の発明にかかる通信シ
ステムにあっては、前記親端末は、第1の無線電波によ
りシステム外部と通信を行い、前記子端末とは第2の無
線電波により通信を行う。つまり、システム外との通信
は第1の無線電波により行い、システム内の通信は第1
の無線電波とは異なる第2の無線電波により行う。
【0013】また、請求項8記載の発明にかかる通信シ
ステムにあっては、前記子端末は、使用者が腕に装着し
て好適な形状を模す。したがって、親端末をポケットや
鞄等に入れて携帯し、子端末を腕に装着して携帯するこ
とができ、これにより携帯時の利便性が発生する。
【0014】また、請求項9記載の発明にかかる身体装
着型無線通信端末にあっては、第1の無線電波により外
部システムと通信可能な親端末と、この第1の無線電波
とは異なる第2の無線電波により無線通信する通信手段
と、この通信手段によって得られるデータに基づいて、
前記外部システムと前記親端末との間で実現されるべき
機能の一部を実行する実行手段とを備える。したがっ
て、この身体装着型無線通信端末を携帯することによ
り、外部システムと前記親端末との間で実現されるべき
機能の一部を実現し得る。しかも、この身体装着型無線
通信端末は、親端末において実現すべきシステム外部と
の通信機能の一部を備えているに過ぎないことから、大
型化することはない。
【0015】また、請求項10記載の発明にかかる身体
装着型無線通信端末にあっては、前記実行手段として前
記親端末が発呼動作を行うに必要な発呼データを入力す
るための入力手段を備え、前記通信手段は、この入力手
段により入力された発呼データを前記親端末に送信す
る。したがって、この身体装着型無線通信端末を携帯す
ることにより、該身体装着型無線通信端末での入力操作
により、親端末を発呼動作させることができる。
【0016】また、請求項11記載の発明にかかる身体
装着型無線通信端末にあっては、前記通信手段は前記親
端末から送信される着信信号と表示データとを受信し、
前記実行手段としてこの受信した信号及び表示データに
基づき表示動作する表示手段を備える。したがって、こ
の身体装着型無線通信端末を携帯することにより、親端
末が受信した信号やデータの視認を身体装着型無線通信
端末で行うことができる。
【0017】また、請求項12記載の発明にかかる身体
装着型無線通信端末にあっては、前記表示手段は、前記
受信した信号及び表示データに基づき画像を表示する。
したがって、この身体装着型無線通信端末を携帯するこ
とにより、親端末を取り出すことなく、身体装着型無線
通信端末で画像を視認することができる。
【0018】また、請求項13記載の発明にかかる身体
装着型無線通信端末にあっては、撮像手段を更に備え、
前記実行手段として、前記通信手段に対し前記撮像手段
によって撮像された画像データを、親端末を介して前記
外部システムへ送信させるよう制御する第1の通信制御
手段を備える。したがって、この撮像手段を備える身体
装着型無線通信端末を携帯することにより、親端末が有
していない撮像機能を付加することができるとともに、
撮像した画像の親端末への送信、さらには親端末からシ
ステム外部への送信も行うことが可能となる。
【0019】また、請求項14記載の発明にかかる身体
装着型無線通信端末にあっては、前記通信手段は前記親
端末から送信される音声信号を受信し、前記実行手段と
してこの受信した音声信号に基づき音声を再生する再生
手段と、音声を検出して音声信号を生成する音声信号生
成手段と、この音声信号を前記親端末に送信すべく前記
通信手段を制御する第2の通信制御手段とを備える。し
たがって、この身体装着型無線通信端末を携帯すること
により、親端末を取り出すことなくハンズフリーの状態
で、身体装着型無線通信端末からの音声出力と子端末へ
の音声入力とにより、通話を行うことができる。
【0020】また、請求項15記載の発明にかかる身体
装着型無線通信端末にあっては、使用者が腕に装着して
好適な形状を模す。したがって、親端末をポケットや鞄
等に入れて携帯し、身体装着型無線通信端末を腕に装着
して携帯することができ、これにより携帯時の利便性が
発生する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
従って説明する。 (第1の実施の形態)図1に示すように、第1の実施の
形態にかかるシステムは、親端末A及びこの親端末Aと
通信可能な子端末B−1、B−2、B−3とを備えてい
る。親端末Aは、無線デジタル送受機能付携帯電話端末
であって、無線基地局1、移動体通信網2、及びネット
ワーク(有線電話網)3を介して、有線電話4やPC5
に接続可能であるとともに、ネットワーク(インターネ
ット等)6を介してサーバ7やPC8に接続可能であ
り、さらには基地局1を介して、他の携帯電話端末A−
1や携帯情報機器9に接続可能である。一方、子端末B
−1はリモートダイアル装置であり、子端末B−2はリ
モート表示装置であり、子端末B−3はリモート送受話
装置である。また、各子端末B−1〜B−3は腕時計型
であって、装置本体101、201、301と、この装
置本体101、201、301の両端部に係止されたリ
ストバンド102、202、302で構成されている。
【0022】(親端末A)図2は、無線デジタル送受機
能付携帯電話端末である親端末Aの回路構成を示すブロ
ック図である。同図に示すように、この回路は携帯電話
として機能を発生する携帯電話機能部401と、子端末
B−1〜B−3との無線によるデータリンクを確立する
ためのリンクソフト部402及びリンクハード部403
に大別される。携帯電話機能部401は、周知の携帯電
話端末が備える回路と同様であって、バス404に接続
されたCPU405を有している。さらにバス404に
は、送受信部406、通信処理部407、プログラムメ
モリ408、時計部409、表示I/F410、ドライ
バ411、SIMカード412、データメモリ413、
入出力I/F414、操作入力部415、音声復号符号
処理部416が接続されている。
【0023】送受信部406は、前記無線基地局1との
間で音声信号が重畳された電波を送受信するアンテナ4
17を有し、受信された音声信号は送受信共用器418
を介して低雑音増幅器451に与えられ、シンセサイザ
ー421から信号を与えられて動作する復調部419に
より復調され、等化器420により等化処理されてチャ
ンネル符号/復号処理を行う通信処理部407に与えら
れる。また、通信処理部407で符号化されたされた送
信音声信号は、シンセサイザー421から信号を与えら
れて動作する変調部422により変調されて、電力増幅
部423により増幅され、送受信共用器418を介して
アンテナ417から放射される。
【0024】プログラムメモリ408は、ROMからな
り、アプリケーション・ソフトウェア、上位レイヤプロ
トコル、ドライバソフトウェアを格納しているエリアを
有し、CPU405は、このプログラムメモリ408に
格納されている各種プログラムに基づき、各回路部を制
御する。また、時計部409は、現在時刻等を計時する
ものである。表示I/F410は、表示ドライバ424
を介してLCDからなる表示部425に接続されてお
り、表示部425は親端末Aの本体前面に配置されてい
る。そして、CPU405の制御下で表示ドライバ42
4が表示部425を駆動することにより、表示部425
に各種情報やメールを構成する文字等が表示される。C
PU405の制御下でドライバ411は、LED426
を駆動するものであり、LED426は親端末Aの本体
所定箇所に配置されている。
【0025】SIMカード412は、当該親端末Aの端
末ID等の加入者情報を記憶している。データメモリ4
13はRAMであって、複数の発呼先氏名と電話番号と
で構成されるメモリダイアル情報や受信データ等の各種
データを格納するとともに、CPU405のワークエリ
アとしても使用される。入出力I/F414は、後述す
るリンクソフト部402の入出力I/F430とデータ
の入出力を行うものであり、操作入力部415は親端末
Aの本体前面に配置されているキーで構成される。音声
復号符号処理部416は、音声コーデックであって、バ
イブレータモータ427、スピーカ428、マイク42
9が接続されている。バイブレータモータ427は、ス
ピーカ428がオフ状態にある場合において音声復号符
号処理部416により復号された呼出音に同期して回転
して振動を発生するものである。スピーカ428は音声
復号符号処理部416が復号した呼出音及び受話音声を
再生し、マイクは入力音声を検出して音声復号符号処理
部416に入力し、この入力音声信号は音声復号符号処
理部416により符号化される。
【0026】前記リンクソフト部402は、バス431
に接続されたCPU432を有している。さらにバス4
31には、ROM433、SRAM434、ソフトウェ
ア格納部435、前記入出力I/F430、パケット出
力部436、接続制御部417、パケット入力部48
8、無線デバイスID部439が接続されている。CP
U432は、ROM433に格納されているシステムプ
ログラムに基づき、ソフトウェア格納部435に格納さ
れている「リンク管理ソフトウェア」「ハード制御ソフ
トウェア」及び「その他ソフトウェア」に従って、この
リンクソフト部402の各部のみならず、リンクハード
部403の各部を制御するものである。
【0027】パケット出力部436は、接続制御部41
7により制御されてパケットデータを、リンクハード部
403のRF制御部440に供給し、パケット入力部4
88は、RF制御部440からのパケットデータを取り
込む。無線デバイスID部439は、このリンクソフト
部402に固有のIDを記憶ししている。
【0028】リンクハード部403は、前記子端末B1
〜B3と電波の授受を行うアンテナ441を備えてい
る。この電波は近接無線通信を行うための、例えば、B
luetoothに準拠する2.4GHz帯のISMバ
ンド周波数帯であり、本実施の形態において、この周波
数帯において周波数ホッピング方式の拡散通信を行うこ
とにより子端末B−1〜3とのデータリンクを行う。そ
して、このアンテナ441により受信された電波は、ア
ンテナスイッチを切換制御するスイッチ制御部442を
介して、受信部443により受信され、OSC446が
接続された周波数シンセサイザー447からの信号を受
けて動作する拡散復調部444により復調される。この
拡散復調部444により拡散復調された受信信号は、情
報復調部445によりパケット情報として復調され、R
F制御部440からリンクソフト部402のパケット入
力部438に入力される。
【0029】また、リンクソフト部402のパケット出
力部436からRF制御部440に入力された送信信号
は、情報変調部448により情報変調され、拡散変調部
449により拡散変調される。この拡散変調部449に
より拡散変調された送信信号は、送信部450及びスイ
ッチ制御部442を介してアンテナ411から放射され
るように構成されている。
【0030】図3は、親端末Aが携帯電話端末として機
能するときの動作を示すフローチャートである。すなわ
ち、着呼制御チャンネル(P−CH)をサーチし(ステ
ップS401)、サーチした着呼制御チャンネル(P−
CH)受信強度が最大のチャンネルであるか否かを判断
する(ステップS402)。受信強度最大のチャンネル
であるならば、現時点の受信チャンネルが前回の受信チ
ャンネルと同一であるか否かを判断し、同一でない場合
には位置登録を行う(ステップS404)。同一である
場合には、既に位置登録はなされていることから、ステ
ップS404の処理を行うことなく、現在呼出制御チャ
ンネル(P−CH)を選択設定する。しかる後に、待ち
受け処理(ステップS405)を実行して待ち受け状態
に移行する。
【0031】この待ち受け状態においては、選択チャン
ネルで通信可能か否かを監視し(ステップS407)、
通信不可能となった場合には、ステップS401からの
処理を再実行する。通信可能な状態にあるならば、発呼
又は着呼があったか否かを判断し(ステップS408、
S409)、発呼があったならば発呼処理を実行し(ス
テップS411)、着呼があったならば着呼処理を実行
する(ステップS410)。引き続き、通話又はデータ
通信を行い(ステップS412)、このとき通話/デー
タ通信中での移動に伴って通信する基地局が変化した場
合には、チャンネル切り替えを実行する(ステップS4
13)。また、通話又はデータの通信が終了するまで
(ステップS414)、通話/データ通信処理を実行し
(ステップS412)、通話又はデータの通信が終了し
たならば(ステップS414がYES)、終話処理を実
行した後(ステップS415)、待ち受け状態に移行す
る(ステップS406)。
【0032】(子端末B−1)図4は、前記子端末B−
1の外観構造等を示すものである。この子端末B−1
は、前述のように腕時計型であって、装置本体101と
その両端部に係止されたリストバンド102、102と
で構成されている。装置本体101の上面略中央部に
は、ダイアル入力表示部103と通信先選択表示部10
4とが設けられており、一端部にはオンフックスイッチ
105とオフフックスイッチ106が設けられていると
ともに、両フックスイッチ105、106間に表示選択
操作部107が設けられている。また、装置本体101
の一端部に延設された延設部108には、内部にアンテ
ナ109が配置され、表面部に複数のキーで構成される
ダイアル操作入力部110が設けられている。
【0033】なお、同図に示すように、この子端末B−
1と無線リンク関係を形成する親端末は、携帯電話機型
の親端末Aに限らず、ペン型の親端末A−2や電子手帳
型のの親端末A−3であってもよい。
【0034】図5は、子端末B−1の回路構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、この回路は腕時計
として基本的な機能を発生する時計機能部111と、親
端末Aとのリンクを確立するためのリンクソフト部11
2及びリンクハード部113に大別される。時計機能部
111は、周知のデジタル式腕時計が備える回路を具備
しており、バス114に接続されたCPU115を有し
ている。さらにバス114には、プログラムメモリ11
6、時計部117、表示I/F118、キー入力部11
9、データメモリ120、入出力I/F121、外部I
/Oインターフェース122、及びアンプ123が接続
されている。
【0035】プログラムメモリ116は、ROMからな
り、時計機能等を発生させるためのシステムプログラム
を記憶しており、CPU115は、このプログラムメモ
リ116に格納されている各種プログラムに基づき、各
部を制御する。また、時計部117は、現在時刻を計時
するものである。表示I/F118は、表示ドライバ1
24を介してLCDからなる表示部125に接続されて
おり、表示部125は前記ダイアル入力表示部103と
通信先選択表示部104とを有している。そして、CP
U115の制御下で表示ドライバ124が表示部125
を駆動することにより、ダイアル入力表示部103にダ
イアル操作入力部110で入力された相手先電話番号が
表示され、通信先選択表示部104に相手氏名が表示さ
れるように構成されている(図4参照)。
【0036】キー入力部119は、前記オンフックスイ
ッチ105、オフフックスイッチ106、表示選択操作
部107、ダイアル操作入力部110を有している。デ
ータメモリ120はRAMであって、複数の発呼先氏名
と電話番号とで構成されるメモリダイアル情報が記憶さ
れるとともに、CPU115のワークエリアとしても使
用される。入出力I/F121は、後述するリンクソフ
ト部112の入出力I/F130とデータの入出力を行
うものである。外部I/Oインターフェース122は、
接続される他の電子機器とのデータ入出力を行うもので
あり、アンプ123には、バイブレータモータ126、
スピーカ127とが接続されている。バイブレータモー
タ126は、スピーカ127がオフ状態にある場合にお
いてアラーム音に代えて振動を発生するものであり、ス
ピーカ127はアラーム音を発生させるためのもであ
る。
【0037】この子端末B−1のリンクソフト部112
とリンクハード部113の回路構成は、前述した親端末
Aのリンクソフト部402とリンクハード部403の回
路構成と同様であり、これにより両者が無線リンクされ
るように構成されている。すなわち、リンクソフト部1
12は、バス129に接続されたCPU132を有して
いる。さらにバス129には、ROM133、SRAM
134、ソフトウェア格納部135、前記入出力I/F
130、パケット出力部136、接続制御部117、パ
ケット入力部188、無線デバイスID部139が接続
されている。CPU132は、ROM133に格納され
ているシステムプログラムに基づき、ソフトウェア格納
部135に格納されている「リンク管理ソフトウェア」
「ハード制御ソフトウェア」及び「その他ソフトウェ
ア」に従って、このリンクソフト部112の各部みなら
ず、リンクハード部113の各部を制御するものであ
る。
【0038】パケット出力部136は、接続制御部11
7により制御されてパケットデータを、リンクハード部
113のRF制御部140に供給し、パケット入力部1
88は、RF制御部140からのパケットデータを取り
込む。無線デバイスID部139は、このリンクソフト
部112に固有のIDを記憶ししている。
【0039】リンクハード部113は、親端末Aと電波
の授受を行う前記アンテナ109を備えている。この電
波は近接無線通信を行うための、例えば、Blueto
othに準拠する2.4GHz帯のISMバンド周波数
帯であり、本実施の形態において、この周波数帯におい
て周波数ホッピング方式の拡散通信を行うことにより親
端末Aとのデータリンクを行う。そして、このアンテナ
109により受信された電波は、アンテナスイッチを切
換制御するスイッチ制御部142を介して、受信部14
3により受信され、OSC146が接続された周波数シ
ンセサイザー147からの信号を受けて動作する拡散復
調部144により復調される。この拡散復調部144に
より拡散復調された受信信号は、情報復調部145によ
りパケット情報として復調され、RF制御部140から
リンクソフト部112のパケット入力部138に入力さ
れる。
【0040】また、リンクソフト部112のパケット出
力部136からRF制御部140に入力された送信信号
は、情報変調部148により情報変調され、拡散変調部
149により拡散変調される。この拡散変調部149に
より拡散変調された送信信号は、送信部150及びスイ
ッチ制御部142を介してアンテナ109から放射され
るように構成されている。
【0041】図6は、親端末Aと子端末B−1との無線
リンクの動作シーケンスを示すものである。同図に示す
ように、親端末Aのオンフック状態において、子端末B
−1のオフフックスイッチ106を操作すると(ステッ
プS101)、子端末B−1から開始(オフフック)信
号が送信されるとともに(ステップS102)、発番号
表示を可能とするか不可能とするかを示す信号が送信さ
れ(ステップS103)、これに応じて、親端末Aから
はトーン種別を示す発信音データが送信される(ステッ
プS104)。子端末B−1は、この発信音データに基
づき、スピーカ127から発信音を発生させる(ステッ
プS105)。
【0042】次に、子端末B−1のダイアル操作入力部
110にてダイアル操作を行うと(ステップS10
6)、入力されたダイアル番号が送信され(ステップS
107)、ダイアルが完了するか、所定時間が経過する
と(ステップS108)、親端末Aは網側の基地局1に
対して、呼設定(SET UP)と発信状態報告とを送信する
(ステップS109)。これを受信した基地局1は、呼
設定受付(CALL PROC)を親端末Aに返信し(ステップ
S110)、親端末Aと基地局1間で認証手順等を実行
する(ステップS111)。認証等が完了すると、基地
局1は親端末Aに対し無線チャンネル指定を行うととも
に(ステップS112)、呼出し中(ALART)であるこ
とを示す信号を送信する(ステップS113)。
【0043】これを受信した親端末Aは、通話中表示O
N信号を子端末B−1に送信し(ステップS114)、
これにより子端末B−1は表示部125において、通話
中表示を行う(ステップS115)。この通話中表示に
おいては、図7に示すように、ダイアル入力表示部10
3に通信先電話番を表示するとともに、通信先選択表示
部104に通信先氏名を表示する。引き続き、親端末A
は子端末B−1にトーン種別を示して呼出し音信号を送
信し(ステップS116)、これを受信した子端末B−
1はスピーカ127より呼出音を発生させる(ステップ
S117)。また、被呼側が応答するとこれを示す信号
(CONNECT)が基地局1から送信され(ステップS11
8)、しかる後に基地局1と親端末Aとの間で通話中の
状態に移行する(ステップS119)。
【0044】また、通話終了に伴って、子端末B−1で
オンフックスイッチ105の操作を行うと(ステップS
120)、子端末B−1から親端末Aに終了(オンフッ
ク)信号が送信され(ステップS121)、これを受信
した親端末Aは基地局1との通信接続を切断(DISC)す
る(ステップS122)。これに応じて、基地局1から
は開放(REL)信号が親端末Aに送信され(ステップS
123)、親端末Aは子端末B−1に通話中表示をOF
Fにするコマンドを送信する(ステップS124)。さ
らに、親端末Aは、基地局1に対しては解放完了(REL
COMP)を送信し(ステップS125)、子端末B−1に
対しては料金通知とダイアル完了(さらには、ダイアル
ナンバー)を送信し(ステップS126)、これを受信
した子端末B−1は、表示部125にて料金表示等を行
う(ステップS127)。一方、基地局1は親端末Aに
対して無線チャンネル切断信号を送信し(ステップS1
28)、これを受信した親端末Aが基地局1に無線チャ
ンネル切断確認信号を送信することにより(ステップS
129)、終話動作が完了する。
【0045】したがって、図7に示すように、ユーザU
が胸ポケット等にて親端末Aを携帯し、子端末B−1を
腕に装着しておけば、親端末Aを取り出すことなく発呼
及び終話を行うことができる。また、ダイアル入力表示
部103及び通信先選択表示部104を視認することに
より、通信先電話番号及び通信先氏名を確認することも
できる。
【0046】(子端末B−1変形例)図8は、親端末A
と子端末B−1との無線リンクの動作シーケンスにおけ
る変形例であって、データ通信の場合を示すものであ
る。親端末Aのオンフック状態において、同図に示すよ
うに、子端末B−1のダイアル操作入力部110にてデ
ータ通信を行うためのダイアル操作しあるいは自動発信
を行うと(ステップS151)、子端末B−1から親端
末AにモデムをONにするコマンドである非通話サービ
ス要求が送信され(ステップS152)、さらに開始コ
マンドが送信される(ステップS153)。これに応じ
て、親端末Aからはトーン種別を示す発信音データが送
信される(ステップS154)。子端末B−1は、この
発信音データに基づき、スピーカ127から発信音を発
生させる(ステップS155)。
【0047】引き続き、子端末B−1からはステップS
151で入力されたダイアル番号が送信され(ステップ
S156)、ダイアルが完了するか、所定時間が経過す
ると(ステップS157)、親端末Aは網側の基地局1
に対して、データ及びモデムのSET UPを通知する(ステ
ップS158)。これを受信した基地局1は、設定を受
付けて(PROC)を親端末Aに返信し(ステップS15
9)、これを受信した親端末Aは、通話中表示ON信号
を子端末B−1に送信する(ステップS160)。これ
により子端末B−1は表示部125において、通話中表
示を行う(ステップS161)。一方、基地局1はモデ
ムを活性にするためのINFO信号を送信し(ステップ
S162)、親端末Aはこれを受信して子端末B−1
に、データ/モデムをONにしたことを示す非通話サー
ビス確認信号を送信する(ステップS163)。
【0048】一方、基地局1と親端末A間においては、
無線区間同期確立動作を行い(ステップS164)、基
地局1からは、呼出し中(ALART)であることを示す信
号を送信するとともに(ステップS165)、被呼側が
応答するとこれを示す信号(CONNECT)が基地局1から
送信される(ステップS166)。しかる後に基地局1
と親端末Aとの間でデータ通信中の状態に移行する(ス
テップS167)。また、データ送信の終了に伴って、
子端末B−1でオンフックスイッチ105を操作してデ
ータ通信終了を入力すると(ステップS168)、子端
末B−1から親端末Aに非通話サービス要求(データ/
モデム)のOFF信号が送信され(ステップS16
9)、さらに親端末Aから基地局1にこれを示す信号
(INFO)が送信される(ステップS170)。これに応
答して、基地局1から親端末Aにモデム非活性コマンド
が送信され(ステップS171)、これを受信した親端
末Aが子端末B−1に、データ送信及びモデムをOFF
にしたことを示す非通話サービス確認情報を送信し(ス
テップS172)、これを子端末B−1が受信すること
により、一連の処理が終了する。
【0049】(子端末B−2)図8は、前記子端末B−
2の外観構造等を示すものである。この子端末B−2
は、前述のように腕時計型であって、装置本体201と
その両端部に係止されたリストバンド202、202と
で構成されている。装置本体201の上面略中央部に
は、通信内容表示部203が設けられており、一端部に
はオンフックスイッチ205とオフフックスイッチ20
6が設けられているとともに、両フックスイッチ20
5、206間に表示選択操作部207が設けられてい
る。また、装置本体201の一端には表面部にLED2
04が配置され、内部にアンテナ209が配置されてい
る。
【0050】なお、同図に示すように、この子端末B−
2と無線リンク関係を形成する親端末は、携帯電話機型
の親端末Aに限らず、ペン型の親端末A−2や電子手帳
型のの親端末A−3であってもよい。
【0051】図10は、子端末B−2の回路構成を示す
ブロック図である。同図に示すように、この回路は腕時
計として基本的な機能を発生する時計機能部211と、
親端末Aとのリンクを確立するためのリンクソフト部2
12及びリンクハード部213に大別される。時計機能
部211は、周知のデジタル式腕時計が備える回路を具
備しており、バス214に接続されたCPU215を有
している。さらにバス214には、プログラムメモリ2
16、時計部217、表示I/F218、ドライバ20
8、キー入力部219、データメモリ220、入出力I
/F221、外部I/Oインターフェース222、及び
アンプ223が接続されている。
【0052】プログラムメモリ216は、ROMからな
り、時計機能等を発生させるためのシステムプログラム
を記憶しており、CPU215は、このプログラムメモ
リ216に格納されている各種プログラムに基づき、各
部を制御する。また、時計部217は、現在時刻を計時
するものである。表示I/F218は、表示ドライバ2
24を介してLCDからなる表示部225に接続されて
おり、表示部225は前記通信内容表示部203を有
し、ドライバ208は前記LED204に接続されてい
る。そして、CPU215の制御下で表示ドライバ22
4が表示部225を駆動することにより、通信内容表示
部203に親端末Aが受信して該親端末Aから送信され
た通信データが表示され(図9参照)、ドライバ208
がLED204を駆動することにより該LED204が
点灯するように構成されている。
【0053】キー入力部219は、前記オンフックスイ
ッチ205、オフフックスイッチ206、表示選択操作
部207、を有している。データメモリ220はRAM
であって、複数の発呼先氏名と電話番号とで構成される
メモリダイアル情報が記憶されているとともに、CPU
215のワークエリアとしても使用される。入出力I/
F221は、後述するリンクソフト部212の入出力I
/F230とデータの入出力を行うものである。外部I
/Oインターフェース222は、接続される他の電子機
器とのデータ入出力を行うものであり、アンプ223に
は、バイブレータモータ226、スピーカ227とが接
続されている。バイブレータモータ226は、スピーカ
227がオフ状態にある場合においてアラーム音に代え
て振動を発生するものであり、スピーカ227はアラー
ム音を発生させるためのもである。
【0054】この子端末B−2のリンクソフト部212
とリンクハード部213の回路構成は、前述した親端末
Aのリンクソフト部402とリンクハード部403の回
路構成と同様であり、これにより両者が無線リンクされ
るように構成されている。すなわち、リンクソフト部2
12は、バス229に接続されたCPU232を有して
いる。さらにバス229には、ROM233、SRAM
234、ソフトウェア格納部235、前記入出力I/F
230、パケット出力部236、接続制御部217、パ
ケット入力部288、無線デバイスID部239が接続
されている。CPU232は、ROM233に格納され
ているシステムプログラムに基づき、ソフトウェア格納
部235に格納されている「リンク管理ソフトウェア」
「ハード制御ソフトウェア」及び「その他ソフトウェ
ア」に従って、このリンクソフト部212の各部のみな
らず、リンクハード部213の各部を制御するものであ
る。
【0055】パケット出力部236は、接続制御部21
7により制御されてパケットデータを、リンクハード部
213のRF制御部240に供給し、パケット入力部2
88は、RF制御部240からのパケットデータを取り
込む。無線デバイスID部239は、このリンクソフト
部212に固有のIDを記憶ししている。
【0056】リンクハード部213は、親端末Aと電波
の授受を行う前記アンテナ209を備えている。この電
波は近接無線通信を行うための、例えば、Blueto
othに準拠する2.4GHz帯のISMバンド周波数
帯であり、本実施の形態において、この周波数帯におい
て周波数ホッピング方式の拡散通信を行うことにより親
端末Aとのデータリンクを行う。そして、このアンテナ
209により受信された電波は、アンテナスイッチを切
換制御するスイッチ制御部242を介して、受信部24
3により受信され、OSC246が接続された周波数シ
ンセサイザー247からの信号を受けて動作する拡散復
調部244により復調される。この拡散復調部244に
より拡散復調された受信信号は、情報復調部245によ
りパケット情報として復調され、RF制御部240から
リンクソフト部212のパケット入力部238に入力さ
れる。
【0057】また、リンクソフト部212のパケット出
力部236からRF制御部240に入力された送信信号
は、情報変調部248により情報変調され、拡散変調部
249により拡散変調される。この拡散変調部249に
より拡散変調された送信信号は、送信部250及びスイ
ッチ制御部242を介してアンテナ209から放射され
るように構成されている。
【0058】図11は、親端末Aと子端末B−2との無
線リンクの動作シーケンスを示すものである。同図に示
すように、親端末Aのオンフック状態において、基地局
1から呼出信号が送信されると(ステップS201)、
親端末Aから着信無線状態報告を行った後(ステップS
202)、基地局1と親端末A間で応答と認証手順等を
実行する(ステップS203)。しかる後に、基地局1
から親端末Aに対し、無線チャンネルの指定がなされる
とともに(ステップS204)、呼設定(SETUP)がな
されると(ステップS205)、親端末Aは子端末B−
2に表示ONコマンドを送信する(ステップS20
6)。これを受信した子端末B−2は、スピーカ227
から着信音を発生させ、あるいはバイブレータモータ2
26を動作させて振動を発生させ、さらには通信内容表
示部203に着信表示を行うとともに、LED204を
点灯させる(ステップS207)。
【0059】また、親端末Aは基地局1に対し、呼出し
中(ALART)であることを示す信号を送信した後(ステ
ップS213)、子端末B−2に対し発番号通知とダイ
アル完了(さらには、ダイアルナンバー)を送信し(ス
テップS209)、これを受信した子端末B−2は、表
示部225にて発番号表示を行うとともに、LED20
4を点灯させる(ステップS210)。また、親端末A
は、子端末B−2に対し着番号通知とダイアル完了(さ
らには、ダイアルナンバー)を送信し(ステップS21
1)、これを受信した子端末B−2は、表示部225に
て着番号表示を行うとともに、LED204を点灯させ
る(ステップS212)。この時、端末Aより受信した
着番号と、データメモリ220の電話番号とを照合し、
一致する発呼先氏名があれば、これを読み出して図12
(a)に図示するように表示する。また、親端末Aから
はトーン種別を示す発信音データが送信され(ステップ
S213)、子端末B−2でオフフックスイッチ205
に対する操作がなされると(ステップS214)、子端
末B−2から親端末Aに開始(オフフック)コマンドが
送信される(ステップS215)。親端末Aは、これを
受信すると基地局1に応答(CONNECT)を送信し(ステ
ップS216)、基地局1からは応答確認(CONN ACK)が
送信される。これを受信した親端末Aは、子端末B−2
に対し通話中表示ONコマンドと、着番号に基づいてデ
ータメモリ413から読み出された関連するデータ、例
えば過去に受信したメールデータ、スケジュールデータ
等とを送信し(ステップS219)、これを受信した子
端末B−2は表示部225にて通話中である旨の表示
と、例えば図12(c)に図示されるような表示を行う
(ステップS220)。しかる後に基地局1と親端末A
との間で通話中の状態に移行する(ステップS22
1)。
【0060】また、通話終了に伴って、子端末B−2で
オンフックスイッチ205の操作を行うと(ステップS
222)、子端末B−2から親端末Aに終了(オンフッ
ク)信号が送信され(ステップS223)、これを受信
した親端末Aは基地局1との通信接続を切断(DISC)す
る(ステップS224)。これに応じて、基地局1から
は開放(REL)信号が親端末Aに送信され(ステップS
227)、親端末Aは子端末B−2に通話中表示をOF
Fにするコマンドを送信する(ステップS226)。さ
らに、親端末Aは、基地局1に対しては解放完了(REL
COMP)を送信し(ステップS227)、子端末B−2に
対しては料金通知とダイアル完了(さらには、ダイアル
ナンバー)を送信し(ステップS228)、これを受信
した子端末B−2はステップSにおいて、表示部225
にて料金表示等を行う(ステップS229)。一方、基
地局1は親端末Aに対して無線チャンネル切断信号を送
信し(ステップS230)、これを受信した親端末Aが
基地局1に無線チャンネル切断確認信号を送信すること
により(ステップS229)、終話動作が完了する。
【0061】したがって、図12に示すように、ユーザ
Uが胸ポケット等にて親端末Aを携帯し、子端末B−2
を腕に装着しておけば、LED204により着信を認識
し、かつ同図(a)に示すように、親端末Aでの通話開
始操作を行いつつ、子端末B−2の表示部225より音
声通話に関連する各種情報の表示を行うことができる。
【0062】(子端末B−2変形例)図13は、親端末
Aと子端末B−2との無線リンクの動作シーケンスにお
ける変形例であって、データ通信の場合を示すものであ
る。親端末Aのオンフック状態において、同図に示すよ
うに、基地局1から呼出信号(SET UP)が送信されると
(ステップS251)、親端末Aは子端末B−2に表示
ONコマンドを送信する(ステップS252)。これを
受信した子端末B−2は、スピーカ227から着信音を
発生させ、あるいはバイブレータモータ226を動作さ
せて振動を発生させ、さらには通信内容表示部203に
着信表示を行うとともに、LED204を点灯させる
(ステップS253)。
【0063】また、親端末Aは基地局1に対し、呼出し
中(ALART)であることを示す信号を送信した後(ステ
ップS254)、子端末B−2に対し発番号通知とダイ
アル完了(さらには、ダイアルナンバー)を送信し(ス
テップS255)、これを受信した子端末B−2は、表
示部225にて発番号表示を行うとともに、LED20
4を点灯させる(ステップS256)。また、親端末A
は、子端末B−2に対し着番号通知とダイアル完了(さ
らには、ダイアルナンバー)を送信し(ステップS25
7)、これを受信した子端末B−2は、表示部225に
て着番号表示を行う(ステップS258)。また、親端
末Aからはトーン種別を示す発信音データが送信され
(ステップS259)、子端末B−2でATA入力又は
自動応答がなされると(ステップS260)、子端末B
−2から親端末Aに開始(オフフック)コマンドが送信
される(ステップS261)。親端末Aは、これを受信
すると子端末B−2に着信表示OFFコマンドを送信す
るとともに(ステップS262)、通話中表示ONコマ
ンドを送信し(ステップS263)、これを受信した子
端末B−2は表示部225にて通話中表示を行う(ステ
ップS264)。さらに、子端末B−2から親端末Aに
モデムをONにするコマンドである非通話サービス要求
が送信される(ステップS265)。
【0064】一方、基地局1はモデムを活性にするため
のINFO信号を送信し(ステップS267)、親端末
Aはこれを受信して子端末B−1に、データ/モデムを
ONにしたことを示す非通話サービス確認信号を送信す
る(ステップS268)。他方、基地局1と親端末A間
においては、無線区間同期確立動作を行う(ステップS
264)。このとき、親端末Aが子端末B−2に対して
通知XID(CONNECT)を送信した場合(ステップS27
0)には、これを受信した子端末B−2が表示部203
にデータ通信中表示や受信したデータの内容表示を行う
(ステップS271)。しかし、親端末Aが子端末B−
2に対して通知XID(CONNECT) を送信しない場合(ス
テップS270の処理を行わない場合)には、子端末B
−2は表示部203にてのデータ通信中表示や受信した
データの内容表示を行わない(ステップS271の処理
を行わない。)。
【0065】したがって、親端末Aが子端末B−2に対
して通知XID(CONNECT) を送信した場合(ステップS
270)には、基地局1と親端末Aとの間でデータ通信
中の状態(ステップS272)が形成されるのみなら
ず、親端末Aと子端末B−2との間でもデータ通信中の
状態(ステップS273)が形成される。
【0066】また、データ送信の終了に伴って、子端末
B−2でオンフックスイッチ205を操作してデータ通
信終了を入力すると(ステップS274)、子端末B−
1から親端末Aに非通話サービス要求(データ/モデ
ム)のOFF信号が送信され(ステップS275)、さ
らに親端末Aから基地局1にこれを示す信号(INFO)が
送信される(ステップS276)。これに応答して、基
地局1から親端末Aにモデム非活性コマンドが送信され
(ステップS277)、これを受信した親端末Aが子端
末B−2に、データ送信及びモデムをOFFにしたこと
を示す非通話サービス確認情報を送信し(ステップS2
78)、これを子端末B−1が受信することにより、一
連の処理が終了する。
【0067】したがって、図12に示すように、ユーザ
Uが胸ポケット等にて親端末Aを携帯し、子端末B−2
を腕に装着しておけば、同図(b)に示すように、メッ
セージやメールの着信表示や、同図(c)に示すよう
に、メールやファイルの読み出し表示を行うことができ
る。
【0068】(子端末B−3)図14は、前記子端末B
−3の外観構造等を示すものである。この子端末B−3
は、前述のように腕時計型であって、装置本体301と
その両端部に係止されたリストバンド302、302と
で構成されている。装置本体301の上面略中央部に
は、通話状態表示部303が設けられており、一端部に
はオンフックスイッチ305とオフフックスイッチ30
6が設けられ、両フックスイッチ305、306間に表
示選択操作部307が設けられているとともに、周部に
ハンズフリー用スイッチ304が設けられている。ま
た、装置本体301の両端部には、受話器であるスピー
カ327と送話器であるマイク328とが設けられてお
り、一方のリストバンド309にはアンテナ309埋設
されている。
【0069】なお、同図に示すように、この子端末B−
3と無線リンク関係を形成する親端末は、携帯電話機型
の親端末Aに限らず、ペン型の親端末A−2や電子手帳
型の親端末A−3であってもよい。
【0070】図15は、子端末B−3の回路構成を示す
ブロック図である。同図に示すように、この回路は腕時
計として基本的な機能を発生する時計機能部311と、
親端末Aとのリンクを確立するためのリンクソフト部3
12及びリンクハード部313に大別される。時計機能
部311は、周知のデジタル式腕時計が備える回路を具
備しており、バス314に接続されたCPU315を有
している。さらにバス314には、プログラムメモリ3
16、時計部317、表示I/F318、キー入力部3
19、データメモリ320、入出力I/F321、外部
I/Oインターフェース322、及び音声信号処理部
(音声コーデック)323が接続されている。
【0071】プログラムメモリ316は、ROMからな
り、時計機能等を発生させるためのシステムプログラム
を記憶しており、CPU315は、このプログラムメモ
リ316に格納されている各種プログラムに基づき、各
部を制御する。また、時計部317は、現在時刻を計時
するものである。表示I/F318は、表示ドライバ3
24を介してLCDからなる表示部325に接続されて
おり、表示部325は前記通話状態表示部303を有し
ている。そして、CPU315の制御下で表示ドライバ
324が表示部325を駆動することにより、通話状態
表示部303に通話状態が表示されるように構成されて
いる(図14参照)。
【0072】キー入力部319は、前記オンフックスイ
ッチ305、オフフックスイッチ306、表示選択操作
部307、ハンズフリー用スイッチ304を有してい
る。データメモリ320はRAMであって、複数の発呼
先氏名と電話番号とで構成されるメモリダイアル情報が
記憶されるとともに、CPU315のワークエリアとし
ても使用される。入出力I/F321は、後述するリン
クソフト部312の入出力I/F330とデータの入出
力を行うものである。外部I/Oインターフェース32
2は、接続される他の電子機器とのデータ入出力を行う
ものであり、音声信号処理部(音声コーデック)323
には、バイブレータモータ326、スピーカ327及び
マイク328が接続されている。バイブレータモータ3
26は、スピーカ327がオフ状態にある場合において
着信音に代えて振動を発生するものであり、スピーカ3
27は通話音声及び着信音を発生させるためのものであ
り、マイク328は通話音声を入力するためのものであ
る。
【0073】この子端末B−3のリンクソフト部312
とリンクハード部313の回路構成は、前述した親端末
Aのリンクソフト部402とリンクハード部403の回
路構成と同様であり、これにより両者が無線リンクされ
るように構成されている。すなわち、リンクソフト部3
12は、バス329に接続されたCPU332を有して
いる。さらにバス329には、ROM333、SRAM
334、ソフトウェア格納部335、前記入出力I/F
330、パケット出力部336、接続制御部317、パ
ケット入力部388、無線デバイスID部339が接続
されている。CPU332は、ROM333に格納され
ているシステムプログラムに基づき、ソフトウェア格納
部335に格納されている「リンク管理ソフトウェア」
「ハード制御ソフトウェア」及び「その他ソフトウェ
ア」に従って、このリンクソフト部312の各部みなら
ず、リンクハード部313の各部を制御するものであ
る。
【0074】パケット出力部336は、接続制御部31
7により制御されてパケットデータを、リンクハード部
313のRF制御部340に供給し、パケット入力部3
88は、RF制御部340からのパケットデータを取り
込む。無線デバイスID部339は、このリンクソフト
部312に固有のIDを記憶ししている。
【0075】リンクハード部313は、親端末Aと電波
の授受を行う前記アンテナ309を備えている。この電
波は近接無線通信を行うための、例えば、Blueto
othに準拠する2.4GHz帯のISMバンド周波数
帯であり、本実施の形態において、この周波数帯におい
て周波数ホッピング方式の拡散通信を行うことにより親
端末Aとのデータリンクを行う。そして、このアンテナ
309により受信された電波は、アンテナスイッチを切
換制御するスイッチ制御部342を介して、受信部34
3により受信され、OSC346が接続された周波数シ
ンセサイザー347からの信号を受けて動作する拡散復
調部344により復調される。この拡散復調部344に
より拡散復調された受信信号は、情報復調部345によ
りパケット情報として復調され、RF制御部340から
リンクソフト部312のパケット入力部338に入力さ
れる。
【0076】また、リンクソフト部312のパケット出
力部336からRF制御部340に入力された送信信号
は、情報変調部348により情報変調され、拡散変調部
349により拡散変調される。この拡散変調部349に
より拡散変調された送信信号は、送信部350及びスイ
ッチ制御部342を介してアンテナ309から放射され
るように構成されている。
【0077】図16は、親端末Aと子端末B−3との無
線リンクの動作シーケンスを示すものである。同図に示
すように、基地局1と親端末Aとが通話中の状態におい
て(ステップS301)、子端末B−3のハンズフリー
用スイッチ304を操作すると(ステップS302)、
子端末B−3から親端末Aにハンズフリー通知(ON)
信号が送信される(ステップS303)。すると、親端
末Aは子端末B−3にハンズフリー確認(ON)信号を
送信し(ステップS304)、これを受信した子端末B
−3は、表示部303にハンズフリー通話中表示を行う
(ステップS305)。
【0078】一方、親端末Aは、ハンズフリーモード
(ON)に設定して(ステップS306)、基地局1と
の間で通話中状態を形成するとともに(ステップS23
07)、子端末B−3との間でハンズフリー通話中の状
態を形成する(ステップS308)。これにより、親端
末Aで受信された通話音声信号が子端末B−3に送信さ
れて、該子端末B−3のスピーカ327から通話音声が
発生するとともに、マイク328により検出された通話
音声信号が親端末Aに送信された後、親端末Aから基地
局1に送信されるハンズフリー状態が形成される。
【0079】そして、必要に応じてハンズフリー用スイ
ッチ304を再度操作してOFFにすると(ステップS
309)、子端末B−3から親端末Aにハンズフリー通
知(OFF)信号が送信される(ステップS310)。
すると、親端末Aは子端末B−3にハンズフリー確認
(OFF)信号を送信した後(ステップS311)、ハ
ンズフリーモード(OFF)に設定し(ステップS31
2)、これによりハンズフリーモードが解除されて、親
端末Aでの受送話が可能となる。
【0080】したがって、図17に示すように、ユーザ
Uが胸ポケット等にて親端末Aを携帯し、子端末B−3
を腕に装着しておけば、親端末Aを取り出すことなく送
受話が可能となるとともに、子端末B−3の表示部30
3で通話状態を確認しつつ通話を行うことができる。
【0081】(無線リンク動作シーケンス)図18〜図
21は、親端末Aと子端末B−1、B−2、B−3(以
下、子端末B−1、B−2、B−3を総称して「子端末
B」と表記する)に共通する無線リンクの動作シーケン
スを示すものである。すなわち、図18は、親端末Aの
データメモリ120に記憶されている発呼先氏名と電話
番号とで構成されるメモリダイアル情報を子端末Aへ読
み出しための、メモリダイアルの読み出し要求動作シー
ケンスである。先ず、子端末Bから親端末Aに、メモリ
ダイアル情報読み出し要求を送信し(ステップS50
1)、読み出しを要求するとともに(ステップS50
2)、シークレット送信を要求する(ステップS50
3)。さらに、レコードバンクを要求した後(ステップ
S504)、レコードアドレス(1桁目)、及びレコー
ドアドレス(2桁目)を要求する(ステップS505、
S506)。)
【0082】図19は、子端末Bの各データメモリ12
0、220、320に記憶されているメモリダイヤルを
親端末Aのデータメモリ413へ書き込むための、メモ
リダイアル書き込み要求動作シーケンスを示すものであ
る。子端末Bから親端末Aにメモリダイアル情報書込要
求を行うとともに(ステップS511)、さらに書き込
み要求を行う(ステップS512)。さらに、シークレ
ット送信を行うことを示し(ステップS513)。さら
に、レコードバンクを送信した後(ステップS51
4)、レコードアドレス(1桁目)及びレコードアドレ
ス(2桁目)を送信する(ステップS515、S51
6)。また、インデックス登録コード(1桁目)及びイ
ンデックス登録コード(2桁目)を送信し(ステップS
517、S518)、インデックスデータ長(1桁目)
及びインデックスデータ長(2桁目)を送信した後(ス
テップS519、S520)、インデックスデータ(1
桁目上位)、インデックスデータ(1桁目下位)、イン
デックスデータ(n桁目)を順次送信する(ステップS
521〜S523)。
【0083】さらに、番号内容長(1桁目)及び番号内
容長(2桁目)を送信し(ステップS524、S52
5)、種別(1桁目)及び種別(2桁目)を送信した後
(ステップS526、S527)、電話番号(1桁目上
位)、電話番号(1桁目下位)、電話番号(n桁目上
位)、電話番号(n桁目下位)を順次送信する(ステッ
プS528〜S531)。しかる後に、グループ番号
(1桁目)及びグループ番号(2桁目)を送信すること
により(ステップS532、S533)、メモリダイヤ
ル書き込み要求動作を終了する。
【0084】図20は、メモリダイアル読み出し/書き
込み異常終了動作シーケンスを示すものである。親端末
Aから子端末Bにメモリダイアル情報を通知した後(ス
テップS541)、異常終了を示す信号を送信する(ス
テップS542)。
【0085】図21は、メモリダイアル読出し/書込み
の正常終了動作シーケンスを示すものである。親端末A
から子端末Bにメモリダイアル情報通知を行うとともに
(ステップS551)、正常終了を通知する(ステップ
S552)。さらに、シークレット送信を行うことを示
し(ステップS553)、レコードバンクを送信した後
(ステップS554)、レコードアドレス(1桁目)及
びレコードアドレス(2桁目)を送信する(ステップS
555、S556)。また、インデックス登録コード
(1桁目)及びインデックス登録コード(2桁目)を送
信し(ステップS557、S558)、インデックスデ
ータ長(1桁目)及びインデックスデータ長(2桁目)
を送信した後(ステップS559、S560)、インデ
ックスデータ(1桁目上位)、インデックスデータ(1
桁目下位)、インデックスデータ(n桁目)を順次送信
する(ステップS561〜S563)。
【0086】さらに、番号内容長(1桁目)及び番号内
容長(2桁目)を送信し(ステップS564、S56
5)、種別(1桁目)及び種別(2桁目)を送信した後
(ステップS566、S567)、電話番号(1桁目上
位)、電話番号(1桁目下位)、電話番号(n桁目上
位)、電話番号(n桁目下位)を順次送信する(ステッ
プS568〜S571)。しかる後に、グループ番号
(1桁目)及びグループ番号(2桁目)を送信すること
により(ステップS572、S573)、メモリダイヤ
ル読出し/書込み要求動作を終了する。
【0087】図22は、子端末B−1から親端末Aに対
するメモリダイアル発信時の暗証番号照合シーケンスを
示すものである。子端末B−1から親端末Aに対して、
メモリダイアルNo.の指定発信要求を行うとともに
(ステップS581)、暗証番号照合要求を行う(ステ
ップS582)。引き続き、ダイアル(1桁目)〜ダイ
アル(4桁目)を順次送信した後(ステップS583〜
S586)、ダイアル完了信号を送信する(ステップS
587)。すると、親端末Aから子端末B−1に、暗証
番号受付又は暗証番号拒否のいずれかを示す信号が送信
される(ステップS588)。
【0088】図23は、メモリダイアル発信時の発信要
求動作シーケンスを示すものである。子端末B(B−1
〜B−3)からオンフック(開始)スイッチの操作信号
が送信され(ステップS591)、親端末Aからダイア
ルトーンが送信される(ステップS592)。引き続
き、子端末Bから親端末Aに対し、メモリダイアルN
o.指定発信要求が送信された後(ステップS59
3)、送信要求(ステップS594)、予約(ステップ
S595)が送信される(ステップS595)。さら
に、子端末Bからレコードバンクが送信されるとともに
(ステップS596)、レコードアドレス(1桁目)及
びレコードバンク(2桁目)が送信される(ステップS
597、S598)。
【0089】図24は、メモリダイアル発信の異常終了
動作シーケンスを示すものであり、親端末Aから子端末
B(B−1〜B−3)に、ビジー・トーンが送信される
(ステップS601)。
【0090】図25は、本実施の形態における無線リン
クの一例として、通信方式としてBluetoothを
採用した場合における、親端末Aと各子端末B(B−1
〜B−3)に各々内蔵される無線リンク内蔵機器のソフ
トウェア・スタックの構成例を示すものである。図に示
すように、アプリケーション・ソフト部501には、音
声送受話器(HeadSet)502、ダイアル(Dialing)5
03、ファイル交換(File Exchange)504、ブラウ
ザ/メールインターネット無線LAN505、電話アプ
リ(Telephony)506の各ソフトウェアが格納されて
いる。このアプリケーション・ソフト部501とL2C
AP(Logical Link Control&Adaptation Protocol)
515間には、UPnP/SLP507、SDP(Serv
ice Discovery)508、IrMC/OBEX509、
RFCOMM510、WAO511、TCP/UDP5
12,IP513、TCS(Telephone Control)51
4が介挿されている。また、パケット組立/パケット分
解ブロック516とベースバンド、LC(リンク・コン
トローラ)520間には、HIC(Host ControllerI/
F)517、UART/シリアルIF/SB518、L
MP(Link Manager Protocol)519が介挿されてい
る。ベースバンド、LC(リンク・コントローラ)52
0は、RF部521に接続され、RF部521にはアン
テナ522が接続されている。
【0091】つまり、RF部521の物理層と、ベース
バンド、LC(リンク・コントローラ)520等のベー
スバンド信号処理部の上に、LMP519やL2CAP
515(理論リンク制御プロトコル:理論チャンネル設
定やパケットの分解や組立、上位の各プロトコルへのデ
ータ割振り等を制御する)を配し、オーディオ信号S1
はベースバンド、LC(リンク・コントローラ)520
から、制御信号S2はLMP519を解してアプリ層と
やり取りし、データ信号はL2CAP515を介して、
上位のSDP(サービス発見プロトコル)508や、R
FCOMM(仮想COMポート)510、TCP/UD
P512、IP(インターネット用プロトコル)51
3、TCS(電話制御プロトコル)514など、各対応
する制御プロトコルを介して、ダイアリングやFAX用
アプリ、電話やコードレス電話のアプリなどの上位のア
プリケーションプログラムに渡される。
【0092】図26〜図31は、各アプリケーション毎
のスタック構成例を示すものである。図26は、L2C
APによる無線リンク制御の場合であって、親端末Aに
は、本体アプリ531、上位レィヤー・プロトコル53
2、L2CAP533、下位レィヤー(Link Manager)
534、RF536及びアンテナ536が設けられる。
一方、子端末B(B−1〜B−3)にも、本体アプリ5
37、上位レィヤー・プロトコル538、L2CAP5
39、下位レィヤー(Link Manager)540、RF54
1及びアンテナ542が設けられる。
【0093】そして、親端末Aの上位レィヤー・プロト
コル532→L2CAP533→下位レィヤー534に
より、要求(Request)が生成されて送信されると、子
端末Bにおいて、下位レィヤー540→L2CAP53
9→上位レィヤー・プロトコル538により、要求に対
する指示(Indication)が生成される。さらに、子端末
Bにおいて、上位レィヤー・プロトコル538→L2C
AP539→下位レィヤー540により、応答(Respon
se)が生成されて送信されると、親端末Aにおいて、下
位レィヤー534→L2CAP533→上位レィヤー・
プロトコル532により、応答の確認(Confirm)が行
われる。
【0094】図27は、無線ヘッドセットのプロトコル
・スタック構成例を示すものである。親端末Aには、基
地局1と通信を行うためのアンテナ551が設けられ、
このアンテナ511は本体機能部552に接続される。
本体機能部552には、アプリ(オーディオ出力)55
3が接続され、アプリ553とRF部560間には、He
adset Control554、SDP555、RECOMM5
56、L2CAP557、LMP558、ベースバンド
/LC559が介挿され、RF部560にアンテナ56
1が接続される。
【0095】子端末B−2には、スピーカ582及びマ
イク583が接続されたオーディオ入出力回路572が
設けられ、オーディオ入出力回路572には、アプリ
(オーディオ・ドライバ)573が接続される。アプリ
573とRF部580間には、親端末Aと同様に、Head
set Control574、SDP575、RECOMM57
6、L2CAP577、LMP578、ベースバンド/
LC579が介挿され、RF部580にアンテナ581
が接続される。
【0096】図28は、親子電話/コードレス電話のプ
ロトコル・スタック構成例を示すものである。親端末A
には、基地局1と通信を行うためのアンテナ601が設
けられ、このアンテナ511は親機機能部602に接続
される。親機機能部602には、電話アプリ603が接
続され、電話アプリ603とRF部609間には、SD
P604、TCS Binary605、L2CAP606、LM
P607、ベースバンド/LC608が介挿され、RF
部609にアンテナ610が接続される。
【0097】子端末B−1には、スピーカ631、マイ
ク632、表示部633、操作部643が接続された子
機端末制御部622が設けられ、子機端末制御部622
には、電話アプリ623が接続され、電話アプリ623
とRF部629間には、親端末Aと同様に、SDP62
4、TCS Binary625、L2CAP626、LMP62
7、ベースバンド/LC628が介挿され、RF部62
9にアンテナ630が接続される。
【0098】図29は、ダイヤルアップ(ネット接続)
・プロトコル構成例を示すものである。親端末Aには、
基地局1と通信を行うためのアンテナ551が設けら
れ、このアンテナ511は無線モデム装置642に接続
される。無線モデム装置642には、アプリ(モデム)
643が接続され、アプリ643とRF部651間に
は、Dialing&Control645、SDP646、RECO
MM647、L2CAP648、LMP649、ベース
バンド/LC650が介挿され、RF部651にアンテ
ナ652が接続される。
【0099】子端末B−1には、表示部661、操作部
664が接続されたデータ端末機能部662が設けら
れ、データ端末機能部662には、アプリ(モデム・ド
ライバ)663が接続される。アプリ363とRF部6
71間には、親端末Aと同様に、Dialing&Control66
5、SDP666、RECOMM667、L2CAP6
68、LMP669、ベースバンド/LC670が介挿
され、RF部671にアンテナ672が接続される。
【0100】図30は、ファイル転送/シンクロ・プロ
トコル構成例を示すものである。親端末Aには、本体機
能部682が設けられ、本体機能部682には、アプリ
<サーバー>(ファイル転送/シンクロ)682が接続
される。このアプリ682とRF部690間には、OB
EX/IrMC684、SDP685、RECOMM6
86、L2CAP687、LMP688、ベースバンド
/LC689が介挿され、RF部690にアンテナ69
1が接続される。
【0101】子端末B(B−1〜B−3)には、表示部
802、操作部803が接続された本体機能部702が
設けられ、本体機能部702には、アプリ<クライアン
ト>(ファイル転送/シンクロ)702が接続される。
このアプリ702とRF部800間には、親端末Aと同
様に、OBEX/IrMC704、SDP705、RE
COMM706、L2CAP707、LMP708、ベ
ースバンド/LC709が介挿され、RF部800にア
ンテナ801が接続される。
【0102】図31及び図32は、無線リンクの制御
を、コマンド送信と応答コード受信により行う例を示す
ものである。図31に示すように、親端末Aには、基地
局1と通信するアンテナ811を有する無線電話本体部
812を備えている。無線電話本体部812は、無線リ
ンク制御部813を介して無線モデム部814に接続さ
れ、無線モデム部814は子端末B−1との通信に使用
されるアンテナ815を有している。
【0103】子端末B(B−1〜B−3)は、アンテナ
821を有する無線リンク(無線モデム)部822を備
え、無線リンク部622は、無線リンク制御部823を
介して端末本体制御部824に接続されている。端末本
体制御部824には、操作部825、音声入出力部82
6、表示部827が接続されている。前記無線リンク制
御部823は、コマンド認識部823、コマンド解読部
829、メモリ部830、コマンド実行部831、応答
コード生成部832を備えている。
【0104】かかる構成において、親端末Aと子端末B
−1とは図31に示すフローチャートに従って動作す
る。すなわち、コマンド入力があると、それがコマンド
開始コードであるか否かを判断し(ステップS60
1)、コマンド開始コードである場合には、入力データ
があるか否かを判断する(ステップS602)。入力デ
ータがあるならば、コマンド終了コードであるか否かを
判断し(ステップS603)、コマンド終了コードでな
い場合には、入力データをコマンド・バッファへ格納す
る(ステップS604)。さらに、コマンド・バッファ
がオーバーフローしたか否かを検出し(ステップS60
5)、オーバーフローしていない場合には、ステップS
602に戻る。また、オーバーフローした場合には、エ
ラーメッセージを出力した後(ステップS606)、ス
テップS601に戻る。
【0105】また、ステップS603での判断の結果、
コマンド終了コードである場合には、コマンド・バッフ
ァはエンプティであるか否かを検出し(ステップS60
7)、エンプティでない場合には、コマンドを解読する
(ステップS608)。そして、この解読したコマンド
のフォーマットは適正(OK)であるか否かを判断し
(ステップS609)、適正でない場合にはエラーメッ
セージを出力する(ステップS606)。また、フォー
マットが適正であるならば、コマンドを実行し(ステッ
プS610)、当該コマンドに応じて、各種設定、ダイ
アル発信、自動着信、データ通信、その他のコマンド対
応する処理を実行する。
【0106】他方、ステップS607での判断の結果、
コマンド・バッファがエンプティであった場合には、コ
マンド実行終了、鳴音中、通信中、キャリア/トーン非
検出、ビジー、エラー、その他の応答コードを出力する
(ステップS611)。しかる後に、コマンド入力モー
ドが解除されたか否かを判断し、解除されるまでステッ
プS601からの処理を繰り返し、解除された時点でコ
マンド入力処理を終了する。
【0107】(変復調回路の構成例)図33〜図38
は、親端末A及び子端末B(B−1〜B−3)に内蔵さ
れる変復調回路の変形例を示すものである。
【0108】図33は、直接拡散の変調回路の構成を示
すものである。すなわち、送信データが入力される情報
変調部814には、拡散変調部842、周波数変換部8
43、電力増幅部844、アンテナ845が順次接続さ
れており、拡散符号発生部846が発生した拡散符号が
拡散変調部842に与えられるように構成されている。
図34は、直接拡散の復調回路の構成を示すものであ
る。すなわち、電波を受信するアンテナ851には、高
周波増幅部852、周波数変換部853、拡散復調部8
54、情報復調部855が順次接続されている。周波数
変換部854で周波数変換された受信データは、符号同
期部856に分岐入力されようになっており、拡散符号
発生部857で発生した拡散符号が、符号同期部856
と拡散復調部854とに与えられるように構成されてい
る。
【0109】図35は、QPSK変調器の構成例を示す
ものである。すなわち、送信データ(0,1)が入力さ
れる直列/並列変換器861は、データ変換部862、
863、乗算器864、865、及び合成器866を介
して、QPSK変調波を出力する送信フィルタ869に
接続されている。両乗算器864、865間には、発振
器868、及びπ/2移相器867が接続されている。
図36は、QPSK変調器の構成例を示すものである。
すなわち、QPSK変調波が入力される直列/並列変換
器861は、データ変換部862、863、乗算器86
4、865、及び合成器866を介して、受信データ
(0,1)を出力する送信フィルタ869に接続されて
いる。両乗算器864、865間には、発振器868、
及びπ/2移相器867が接続されている。
【0110】図37は、周波数ホッピング方式の変調回
路を示すものである。すなわち、送信データが入力され
る情報変調部881は、周波数変換部882、電力増幅
部883を介してアンテナ884に接続されている。ま
た、拡散符号発生部885は、周波数シンセサイザ88
6を介して周波数変換部882に接続されている。図3
8は、周波数ホッピング方式の復調回路の構成を示すも
のである。すなわち、電波を受信するアンテナ891に
は周波数増幅部892、情報復調部894が順次接続さ
れている。高周波増幅部892で増幅された受信信号
は、符号同期部895に分岐入力されようになってお
り、拡散符号発生部896で発生した拡散符号が、符号
同期部895と周波数シンセサイザ897とに与えら
れ、周波数シンセサイザ897の出力が周波数変換部8
93に与えられるように構成されている。
【0111】(無線リンクのRF・送受信部の構成例
(Bluetooth用))図39及び図40は、親端末A及び
子端末B(B−1〜B−3)に内蔵される無線リンクの
RF・送受信部の構成例(Bluetooth用)の変形例を示
すものである。図39は、一般的な構成例を示すもので
ある。制御部901の送信側には、TX-Data端子に情報
変調器(FSK、PSK等)902が接続され、Power Contro
l端子に電力制御部903が接続されているとともに、R
X/TX端子にアンテナスイッチ913が接続されている。
電力制御部903は、D/A変換器904、905、L
PF906、907、FH拡散変調部926を構成する
除算器908、909、移相器910、合成器911を
介してPA912に接続されている。PA912には、
前記電力制御部903が接続されているとともに、アン
テナスイッチ913、及びBPF914を介してアンテ
ナ915に接続されている。
【0112】また、送信側には、アンテナスイッチ91
3に接続されたLNA916が設けられている。LNA
916は、FH拡散復調部927を構成する乗算器91
7、918、移相器928、LPF919、920、A
/D変換器921、922、情報復調器(FSK、PSK等)
923を介して、制御部901のRX-Data端子に接続さ
れている。また、LNA916は、RSSI受信信号強
度ブロック924を介して制御部901のRSSI端子に接
続されている。制御部901のClock端子及びFH-Contro
l端子は、PLL/VCO925に接続され、PLL/
VCO925の出力は、FH拡散変調部926の乗算器
908と移相器910との間、及びFH拡散復調部92
7の移相器928と乗算器917との間に与えられるよ
うに構成されている。
【0113】図40は、送/受信の時分割によりPLL
やVCOを兼用する簡易な構成例を示すものである。制
御部931のTX-Data端子に送信部932が接続され、R
X/TX端子にアンテナスイッチ938が接続されている。
送信部932は、D/A変換器933、LPF934、
FM変調器935、PA936、バースト変調器937
で構成され、PA936はアンテナスイッチ938に接
続されている。また、アンテナスイッチ938は、BP
F939を介してアンテナ940に接続されている。一
方、制御部931のRX-Data端子とFH-Control端子に受
信部948が接続されている。受信部948は、前記ア
ンテナスイッチ938に順次接続されたLNA941、
BPF942、乗算器943、BPF944、FM復調
器945、閾値検出/クロック再生部946を有してい
るとともに、PLL/VCO949、スイッチ947を
有している。
【0114】(第2の実施の形態)図41に示すよう
に、第2の実施の形態にかかるシステムは、親端末A及
びこの親端末Aと通信可能な子端末B−11、B−1
2、B−13とを備えている。親端末Aは、前述した第
1の実施の形態と同一の構成であって、無線デジタル送
受機能付携帯電話端末であって、無線基地局1、移動体
通信網2、及びネットワーク(有線電話網)3を介し
て、有線電話4やPC5に接続可能であるとともに、ネ
ットワーク(インターネット等)6を介してサーバ7や
PC8に接続可能であり、さらには基地局1を介して、
他の携帯電話端末A−1や携帯情報機器9に接続可能で
ある。一方、子端末B−11は撮像機能を備えたリモー
トダイアル装置であり、子端末B−12は撮像機能を備
えたリモート表示装置であり、子端末B−13は撮像機
能を備えたリモート送受話装置である。また、各子端末
B−11〜B−13は腕時計型であって、装置本体10
1、201、301と、この装置本体101、201、
301の両端部に係止されたリストバンド102、20
2、302を有している。
【0115】(親端末A)親端末Aの回路構成は、図2
に示した第1の実施の形態と同様であるので、説明を省
略する。
【0116】(子端末B−11)子端末B−11は、前
述した第1の実施の形態における子端末B−1が有する
構成を全て具備した上で、さらに装置本体101の端部
に撮像装置161が設けられている。
【0117】図42は、子端末B−11の回路構成を示
すブロック図である。このブロック図において、前述し
た図5に示した第1の実施の形態における子端末B−1
と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。つまり、本実施の形態にかかる子端末B−11は、
撮像装置161を備えるとともに、表示部125に画像
表示部170をさらに具備する点においてのみ、第1の
実施の形態の子端末B−1とは異なっている。撮像装置
161は、レンズユニット162、イメージセンサ16
3、A/Dコンバータ164、画像処理部165、及び
画像データメモリ166を有して構成され、画像処理部
165と画像データメモリ166とは、バス114に接
続されている。
【0118】したがって、本実施の形態にかかる子端末
B−11によれば、前記子端末B−1と同様の機能を発
生することができるのならず、レンズユニット162に
よりイメージセンサ163上に結像させた被写体画像を
画像表示部170に表示させ、あるいは画像データメモ
リ166に記憶させ、さらには画像データを親端末Aに
送信することも可能となる。
【0119】(子端末B−12)子端末B−12は、前
述した第1の実施の形態における子端末B−2が有する
構成を全て具備した上で、さらに装置本体201の端部
に撮像装置261が設けられている。
【0120】図43は、子端末B−12の回路構成を示
すブロック図である。このブロック図において、前述し
た図10に示した第1の実施の形態における子端末B−
2と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。つまり、本実施の形態にかかる子端末B−12は、
撮像装置261を備えるとともに、表示部225に画像
表示部270をさらに具備する点においてのみ、第1の
実施の形態の子端末B−2とは異なっている。撮像装置
261は、レンズユニット262、イメージセンサ26
3、A/Dコンバータ264、画像処理部265、及び
画像データメモリ266を有して構成され、画像処理部
265と画像データメモリ266とは、バス214に接
続されている。
【0121】したがって、本実施の形態にかかる子端末
B−12によれば、前記子端末B−2と同様の機能を発
生することができるのならず、レンズユニット262に
よりイメージセンサ263上に結像させた被写体画像を
画像表示部270に表示させ、あるいは画像データメモ
リ266に記憶させ、さらには画像データを親端末Aに
送信することも可能となる。
【0122】(子端末B−13)子端末B−13は、前
述した第1の実施の形態における子端末B−3が有する
構成を全て具備した上で、さらに装置本体301の端部
に撮像装置361が設けられている。
【0123】図44は、子端末B−13の回路構成を示
すブロック図である。このブロック図において、前述し
た図15に示した第1の実施の形態における子端末B−
3と同一部分については同一符号を付して説明を省略す
る。つまり、本実施の形態にかかる子端末B−13は、
撮像装置361を備えるとともに、表示部325に画像
表示部370をさらに具備する点においてのみ、第1の
実施の形態の子端末B−3とは異なっている。撮像装置
361は、レンズユニット362、イメージセンサ36
3、A/Dコンバータ364、画像処理部365、及び
画像データメモリ366を有して構成され、画像処理部
365と画像データメモリ366とは、バス314に接
続されている。
【0124】したがって、本実施の形態にかかる子端末
B−13によれば、前記子端末B−3と同様の機能を発
生することができるのならず、レンズユニット362に
よりイメージセンサ363上に結像させた被写体画像を
画像表示部370に表示させ、あるいは画像データメモ
リ366に記憶させ、さらには画像データを親端末Aに
送信することも可能となる。
【0125】図45は、各実施の形態において親端末A
と子端末B(B−1〜3、B−11〜13)の送受信に
用いられる送受信データのデータフォーマットを示すも
のである。この送受信データは、アクセスコードAC、
ヘッダH及びペイロード(パケット内容)PAからな
り、アクセスコードACは、プリアンブルPr、同期ワ
ードSW、トレーラTrで構成される。無論、これに限
らず、適宜のデータフォーマットを用いるようにしても
よい。
【0126】なお、親端末Aと子端末B(B−1〜3、
B−11〜13)の通信に、Bluetoothを用いる場合、
コマンドとその機能とは下記の関係にある。
【0127】(通信制御コマンド) Create_Connection:他の機器との通信リンクを確立す
る。 Link_Control:Create_Connectionの指示を元にベースバ
ンド信号処理を制御する。 Link_Policy:ピコネットの管理や制御など、通信リンク
状態を決める。 (モジュール制御状態) Hold_Mode:モジュールの状態をホールドモードへ移行す
る。 Host_controller_&_Baseband:ベースバンド処理信号
回路などのパラメータ を設定する。 Write_Page_Timeout:ページ動作(接続要求の処理)を
終了するまでの時間 を設定する。 Information: ベースバンド信号処理に関する情報を取
得する。 Read_BD_ADDR:無線リンク部(Bluetoothモジュール)
のデバイス・アドレスを取得する。 Status:ベースバンド信号処理回路の状態を読み込む。 Read_RSSI:受信信号強度を示す情報を読み出す。 Terting:ベースバンド信号処理回路をテストモードに移
行する。 また、パケットと機能とは下記の関係にある。
【0128】(パケット) イベント・パケット:無線リンク部(Bluetoothモジュ
ール)から、機器本体制御部へ、コマンド処理の終了や
処理結果などを応答送信するパケット。 ACLデータ・パケット(非同期、コネクションレス型
通信):非同期データを送受信するためのパケット。 SOCデータ・パケット(同期、コネクション型通
信):同期データを送受信するためのパケット。
【0129】また、以上に示したBluetoothのコマンド
等に限らず、例えば米国Hayes社モデムATコマン
ドを用いるようにしてもよい。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、システム
外部と通信可能な親端末と、この親端末と無線通信可能
な子端末とで構成される通信システムであって、親端末
において実現すべきシステム外部との通信機能の一部を
子端末が備え、無線通信により親端末を介して子端末と
システム外部との通信を実現する実現手段を備えるよう
にしたことから、親端末と子端末とを携帯することによ
り、子端末にて親端末を介してシステム外部との通信を
実現することができる。したがって、親端末において実
現すべきシステム外部との通信機能の一部は子端末が備
えていることから、親端末を小型化できるのみならず、
充分な面積の表示部を実装したり、操作し易い大きさの
キーを設けたり、あるいは容量的に充分な電池を搭載す
ること等が可能となり、表示性や操作性、電池容量等の
使い勝手に関する基本的な機能を確保することができ
る。また、子端末は親端末において実現すべきシステム
外部との通信機能の一部を備えているに過ぎないことか
ら、子端末の体積が大きくなったり装飾性が損なわれる
ことがない。よって、使い勝手に関する基本的な機能を
低下させることなく、携帯性を向上させることのでき
る。
【0131】また、子端末あるいは身体装着型無線通信
端末に、親端末が発呼動作を行うに必要な発呼データを
入力するための手段と、入力された発呼データを親端末
に送信する手段とを設け、あるいは、親端末から送信さ
れる着信信号と表示データとを受信する手段と、この受
信した信号及びデータに基づき表示する手段とを設け、
あるいは、音声信号の送受信及びその受信した音声信号
の再生機能を設けるようにしたことから、これら子端末
を選択して携帯することにより子端末側で、発呼、受信
データの視認、ハンズフリーによる通話を行うことがで
き、目的に応じた利便性の向上を図ることができる。
【0132】また、子端末あるいは身体装着型無線通信
端末が、撮像手段を更に備え、撮像された画像データ
を、親端末を介して前記外部システムへ送信させるよう
制御する通信制御手段を備えることにより、親端末が有
していない撮像機能を付加することができるとともに、
撮像した画像の親端末への送信、さらには親端末からシ
ステム外部への送信も行うことが可能となる。
【0133】また、子端末あるいは身体装着型無線通信
端末を使用者が腕に装着して好適な形状を模すようにし
たことから、親端末をポケットや鞄等に入れて携帯し、
子端末のいずれかを目的に応じて選択して腕に装着して
携帯することができ、これにより携帯時の利便性を一層
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すシステム構成
図である。
【図2】親端末Aの回路構成を示すブロック構成図であ
る。
【図3】親端末Aの基本動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】子端末B−1の外観構成及びリンク関係を示す
図である。
【図5】子端末B−1の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図6】親端末Aと子端末B−1との動作シーケンスを
示す図である。
【図7】親端末Aと子端末B−1の使用例を示す図であ
る。
【図8】親端末Aと子端末B−1との動作シーケンス変
形例を示す図である。
【図9】子端末B−2の外観構成及びリンク関係を示す
図である。
【図10】子端末B−2の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図11】親端末Aと子端末B−2との動作シーケンス
を示す図である。
【図12】親端末Aと子端末B−2の使用例を示す図で
ある。
【図13】親端末Aと子端末B−2との動作シーケンス
変形例を示す図である。
【図14】子端末B−3の外観構成及びリンク関係を示
す図である。
【図15】子端末B−3の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図16】親端末Aと子端末B−3との動作シーケンス
を示す図である。
【図17】親端末Aと子端末B−3の使用例を示す図で
ある。
【図18】メモリダイアルの読み出し要求動作シーケン
スを示す図である。
【図19】メモリダイアルの書き込み要求動作シーケン
スを示す図である。
【図20】メモリダイアルの読み出し/書き込み異常終
了動作シーケンスを示す図である。
【図21】メモリダイアルの読み出し/書き込みの正常
終了動作シーケンスを示す図である。
【図22】メモリダイアル発信時の暗証番号照合動作シ
ーケンスを示す図である。
【図23】メモリダイアル発信時の発信要求動作シーケ
ンスを示す図である。
【図24】メモリダイアル発信の異常終了動作シーケン
スを示す図である。
【図25】無線リンク内蔵機器のソフトウェア・スタッ
クの構成例を示すブロック図である。
【図26】L2CAPによる無線リンク制御構成を示す
ブロック図である。
【図27】無線ヘッドセットのプロトコル・スタックの
構成例を示すブロック図である。
【図28】親子電話/コードレス電話のプロトコル・ス
タック構成例を示すブロック図である。
【図29】ダイアルアップ(ネット接続)・プロトコル
の構成例を示すブロック図である。
【図30】ファイル転送/シンクロ・プロトコルの構成
例を示すブロック図である。
【図31】無線モデム制御の構成例を示すブロック図で
ある。
【図32】無線モデム制御の制御手順を示すフローチャ
ートである。
【図33】直接拡散の変調回路の構成例を示すブロック
図である。
【図34】直接拡散の復調回路の構成例を示すブロック
図である。
【図35】QPSK変調器の構成例を示すブロック図で
ある。
【図36】QPSK復調器の構成例を示すブロック図で
ある。
【図37】周波数ホッピング方式の変調回路の構成例を
示すブロック図である。
【図38】周波数ホッピング方式の復調回路の構成例を
示すブロック図である。
【図39】無線リンクRF・送受信部の一般的な構成例
を示すブロック図である。
【図40】無線リンクRF・送受信部の簡易な構成例を
示すブロック図である。
【図41】本発明の第2の実施の形態を示すシステム構
成図である。
【図42】子端末B−11の回路構成を示すブロック図
である。
【図43】子端末B−12の回路構成を示すブロック図
である。
【図44】子端末B−13の回路構成を示すブロック図
である。
【図45】親端末と子端末間での送受信に用いられるデ
ータのフォーマット図である。
【符号の説明】
A 親端末 B−1 子端末 B−2 子端末 B−3 子端末 1 無線基地局1 2 移動体通信網 101 装置本体 103 ダイアル入力表示部 104 通信先選択表示部 110 ダイアル操作入力部 116 プログラムメモリ 201 装置本体 301 装置本体 401 携帯電話機能部 402 リンクソフト部 403 リンクハード部 406 送受信部 B−11 子端末 B−12 子端末 B−13 子端末 161 撮像装置 261 撮像装置 361 撮像装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/00 H04M 11/00 302 5K101 11/00 302 H04N 5/64 511Z H04N 5/64 511 7/14 7/14 H04B 7/26 109F 109B Fターム(参考) 5C064 AA01 AB03 AC02 AC13 AC16 AD08 AD09 AD14 5K023 AA07 BB11 GG05 GG06 HH07 HH08 HH12 LL05 MM00 5K027 AA11 BB02 CC08 FF22 HH03 HH26 MM03 MM13 MM16 MM17 5K051 AA08 BB01 BB02 CC01 CC07 DD01 DD12 DD13 DD15 EE01 EE02 HH01 HH12 HH13 HH14 5K067 AA34 AA42 BB04 DD23 DD52 EE03 EE10 EE16 HH05 5K101 KK02 KK16 LL01 LL03 LL05 LL11 NN03 NN17 NN25 NN34 NN36 NN37 RR11 SS07 TT06 UU16

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム外部と通信可能な親端末と、こ
    の親端末と無線通信可能な子端末とで構成される通信シ
    ステムであって、 前記親端末において実現すべき前記システム外部との通
    信機能の一部を前記子端末が備え、 前記無線通信により前記親端末を介して前記子端末と前
    記システム外部との通信を実現する実現手段を備えたこ
    とを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 前記子端末は、前記外部システムとの通
    信機能の一部として、 前記親端末が発呼動作を行うに必要な発呼データを入力
    するための入力手段と、 この入力手段により入力された発呼データを前記親端末
    に送信する送信手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記子端末は、前記外部システムとの通
    信機能の一部として、 前記親端末から送信される着信信号と表示データとを受
    信する受信手段と、 この受信手段が受信した信号及び表示データに基づき表
    示動作する表示手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記表示手段は、前記受信手段が受信し
    た信号及び表示データに基づき画像を表示することを特
    徴とする請求項3に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記子端末は、撮像手段と、 前記外部システムとの通信機能の一部として、前記撮像
    手段によって撮像された画像データを、親端末を介して
    前記外部システムへ送信する送信手段とを備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記子端末は、前記外部システムとの通
    信機能の一部として、 前記親端末から送信される音声信号を受信する受信手段
    と、 この受信手段が受信した音声信号に基づき音声を再生す
    る再生手段と、 音声を検出して音声信号を生成する音声信号生成手段
    と、 この音声信号を前記親端末に送信する送信手段とを備え
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記親端末は、第1の無線電波によりシ
    ステム外部と通信を行い、前記子端末とは第2の無線電
    波により通信を行うことを特徴とする請求項1から6の
    何れかに記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記子端末は、使用者が腕に装着して好
    適な形状を模すことを特徴とする請求項1から7の何れ
    かに記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 第1の無線電波により外部システムと通
    信可能な親端末と、 この第1の無線電波とは異なる第2の無線電波により無
    線通信する通信手段と、 この通信手段によって得られるデータに基づいて、前記
    外部システムと前記親端末との間で実現されるべき機能
    の一部を実行する実行手段とを備えたことを特徴とする
    身体装着型無線通信端末。
  10. 【請求項10】 前記実行手段として前記親端末が発呼
    動作を行うに必要な発呼データを入力するための入力手
    段を備え、前記通信手段は、この入力手段により入力さ
    れた発呼データを前記親端末に送信することを特徴とす
    る請求項9に記載の身体装着型無線通信端末。
  11. 【請求項11】 前記通信手段は前記親端末から送信さ
    れる着信信号と表示データとを受信し、前記実行手段と
    してこの受信した信号及び表示データに基づき表示動作
    する表示手段を備えたことを特徴とする請求項9に記載
    の身体装着型無線通信端末。
  12. 【請求項12】 前記表示手段は、前記受信した信号及
    び表示データに基づき画像を表示することを特徴とする
    請求項11に記載の身体装着型無線通信端末。
  13. 【請求項13】 撮像手段を更に備え、前記実行手段と
    して、前記通信手段に対し前記撮像手段によって撮像さ
    れた画像データを、親端末を介して前記外部システムへ
    送信させるよう制御する第1の通信制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項9に記載の身体装着型無線通信端
    末。
  14. 【請求項14】 前記通信手段は前記親端末から送信さ
    れる音声信号を受信し、前記実行手段としてこの受信し
    た音声信号に基づき音声を再生する再生手段と、 音声を検出して音声信号を生成する音声信号生成手段
    と、 この音声信号を前記親端末に送信すべく前記通信手段を
    制御する第2の通信制御手段とを備えることを特徴とす
    る請求項9に記載の身体装着型無線通信端末。
  15. 【請求項15】 使用者が腕に装着して好適な形状を模
    すことを特徴とする請求項9から14の何れかに記載の
    身体装着型無線通信端末。
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