JP2011049587A - 発光ダイオードチップ - Google Patents

発光ダイオードチップ Download PDF

Info

Publication number
JP2011049587A
JP2011049587A JP2010247175A JP2010247175A JP2011049587A JP 2011049587 A JP2011049587 A JP 2011049587A JP 2010247175 A JP2010247175 A JP 2010247175A JP 2010247175 A JP2010247175 A JP 2010247175A JP 2011049587 A JP2011049587 A JP 2011049587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor layer
chip
substrate
led chip
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010247175A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Koike
正好 小池
Bum Joon Kim
キム,ブンジュン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung LED Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung LED Co Ltd filed Critical Samsung LED Co Ltd
Publication of JP2011049587A publication Critical patent/JP2011049587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L33/00Semiconductor devices with at least one potential-jump barrier or surface barrier specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof
    • H01L33/02Semiconductor devices with at least one potential-jump barrier or surface barrier specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the semiconductor bodies
    • H01L33/20Semiconductor devices with at least one potential-jump barrier or surface barrier specially adapted for light emission; Processes or apparatus specially adapted for the manufacture or treatment thereof or of parts thereof; Details thereof characterised by the semiconductor bodies with a particular shape, e.g. curved or truncated substrate
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors

Abstract

【課題】改善された発光効率を有する発光ダイオードチップを提供する。
【解決手段】発光ダイオード(LED)チップ100は、基板101と、上記基板上に順次積層された第1導電型半導体層(n型半導体層)103、活性層105及び第2導電型半導体層(p型半導体層)107を備える発光構造物とを含み、上記基板の長さをLとし上記基板の幅をWとする場合、L/W>10である。さらに、p型半導体層上にp側電極108を含み、n型半導体層上にはn側電極110を含む。第1導電型半導体層(n型半導体層)103、活性層105及び第2導電型半導体層(p型半導体層)107は発光構造物150を構成している。n側電極110はLEDチップの長さL方向に延長された直線状の2つのライン部111とこれらを連結するパッド部112で構成することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、発光ダイオード(以下、LED:Light Emitting Diode)チップに関するものであって、特に、高い発光効率を有するLEDチップに関する。
最近、III−V族またはII−VI族化合物半導体材料を用いたLEDが可視光領域の光を得るための発光装置に多く使われており、電光板、照明装置、LCDバックライトなど各種製品の光源として応用されている。このような半導体LEDを製造するため、基板上にn型半導体層、活性層及びp型半導体層を順次に成長させて発光構造物を形成する。
通常使用されるLEDチップの平面形状は、0.3mm×0.3mmまたは1mm×1mmなど、正方形に近い。また、光の抽出効率を考慮した際、LEDチップの基板側面から出される光の量は比較的大きい割合を占める。即ち、LEDチップの上面(または基板の底面)から相当の光を抽出するLEDチップの場合にも(即ち、断面発光型LEDチップでない場合にも)、LEDチップの基板の側面から出される(抽出される)光の量は、チップ全体面から抽出される光の総量中比較的大きい割合を占める。正方形LEDチップでは、チップサイズが大きくなるにつれ発光面積に対する側面面積の割合が小さくなるため、光の抽出効率も低くなる問題点が発生する。
図1は、従来の正方形LEDチップを示した図面である。図1の(a)は正方形LEDチップ10の斜視図で、図1の(b)は該チップ10をサブマウント20に搭載した状態を示した図面である。図1を参照すると、LEDチップ10は、基板11上に順次積層されたn型半導体層13、活性層15及びp型半導体層17を含む。p型半導体層17の上面と基板11の底面には、各々p側電極18とn側電極19が形成されている。基板11はGaNなどの伝導性基板で、LEDチップ10は全体的に垂直型構造を有する。図1は、このような構成のLEDチップをひっくり返して図示したものである。即ち、基板11の底面は出射面として上方を向き、p側電極18は下方に向いてサブマウント20にボンディングされる。図1の(b)のように、サブマウント20に実装された状態において、LEDチップ10は上面(即ち、基板11の底面)及び側面から光が出射される。この場合、側面から抽出される光の量は、全体抽出量(チップの上面及び側面から抽出される光の総量)に対して相当の割合を占める。
このような従来の正方形のLEDチップ10では、チップの長さ(基板の長さL)と幅Wが同じかほぼ同一である。従って、チップサイズ(L×W)または発光面積はL2となり、発光面積(L2)に対する側面面積(4tL)の割合は4t/Lとなる(ここで、tはチップの厚さである)。従って、正方形LEDチップのチップサイズが大きくなるにつれ(または、Lが大きくなるにつれ)、発光面積に対する側面面積(側面から抽出される光の量は全体抽出量に対して相当の割合を占める)の割合は小さくなる。従って、チップ面積(または発光面積)が大きくなるほど光抽出効率は減少する問題が生じる。このような問題点は、後に説明される図6のグラフを通じても確認できる。今後さらに大きい光速を得るため、または高出力LED応用のためチップサイズをさらに大きくする場合、上記の光抽出効率の低下問題はさらに悪化する恐れがある。
一方、AlGaInN系LEDでは、発光波長が450nm以上であれば、電流密度が高くなるほど外部量子効率(EQE;external quantum efficiency)は著しく低くなる。図2は、0.9mm×0.9mmサイズのInGaN系LEDチップにおいて、電流密度に伴う外部量子効率の変化を示したグラフである(発光波長は450nmである)。図2に示された通り、より低い電流密度でより高い外部量子効率を示す。従って、低電流密度で駆動される大面積LEDが量子効率の観点から有利である。しかし、前述の通りLEDチップの面積(サイズ)が増加するほど光抽出効率が低くなるため、大面積化に伴う外部量子効率の向上効果(低電流密度による効果)は、光抽出減少(チップ側面の面積比減少による効果)によって低減され得る。
本発明は、上記の問題点を解決するためのものであって、その目的は、高効率大面積LEDの具現に有利で、さらに改善された光抽出効率を有するLEDチップを提供することである。
上述の技術的課題を達成すべく、本発明による発光ダイオード(LED)チップは、基板と、上記基板上に順次積層された第1導電型半導体層、活性層及び第2導電型半導体層を備える発光構造物とを含み、上記基板の長さをLとし上記基板の幅をWとする場合、L/W>10である。好ましくは、L/W>20である。
本発明の一実施形態によると、上記基板の底面と上記LEDチップの側面とが主な光出射面となる。本発明の好ましい実施形態によると、Lは5mm以上で、Wは500μm以下であることができる。
好ましくは、上記第1導電型半導体層はn型半導体で、上記第2導電型半導体層はp型半導体である。しかし、本発明がこれに限定されるのではなく、逆の導電型も可能である。上記基板はGaN、SiC、GaAs、GaP、ZnO及びサファイアからなるグループから選択された材料から成ることができる。上記第1導電型半導体層、活性層及び第2導電型半導体層は、3族窒化物半導体からなることができる。
本発明の実施形態によると、上記LEDチップは、垂直型LEDチップであることができる。この場合、上記LEDチップは、上記基板の底面に形成された第1電極と、上記第1電極と対向するよう上記第2導電型半導体層上に形成された第2電極をさらに含む。好ましい一例によると、上記第1電極はパッド部と、上記LEDチップの長さ方向に延長された少なくとも一つのライン部と、を含むことができる。特に、上記第1電極は上記チップの長さ方向に延長された2つのライン部と、上記2つのライン部の間に配置されライン部を連結する一つのパッド部とを含むことができる。この場合、上記基板の底面は光出射面となる。
本発明の他の実施形態によると、上記LEDチップは、水平型LEDチップであることができる。この場合、上記LEDチップは、上記第1導電型半導体層の一部領域上に形成された第1電極と、上記第2導電型半導体層上に形成された第2電極をさらに含み、上記第1電極と第2電極はLEDチップの同一側上に配置される。また、上記LEDチップはフリップ-チップ(flip−chip)であることができる。この場合、上記基板の底面は光出射面となる。
本明細書において、‘III族窒化物半導体’とは、AlxGayIn(1-x-y)N(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)と表現される2成分系(bianary)、3成分系(ternary)または4成分系(quaternary)化合物半導体を意味する。本明細書において、‘LEDチップの長さ’は‘基板の長さ’と同意語であって、LEDチップの基板の側面のうち最も長い側面の長さを称する。‘LEDチップの幅’は‘基板の幅’と同意語であって、LEDチップの基板の側面のうち最も短い側面の長さを称する。
本発明によると、L/W>10を満足することにより、従来の正方形LEDチップに比べて光抽出効率が著しく改善されるだけでなく、高効率大面積の応用に有利な高品質高効率LEDチップを具現することが可能となる。
以下、添付の図面を参照に本発明の実施形態を説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲が以下に説明する実施形態に限定されない。本発明の実施形態は当業界において平均的知識を有している者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。
図3は、本発明の一実施形態によるLEDチップを示した斜視図である。図3を参照すると、LEDチップ100は、GaN基板101上に順次積層されたn型半導体層103、活性層105及びp型半導体層107を含む。この半導体層103、105、107は、GaN基板101上に成長された3族窒化物半導体として発光構造物150を構成する。GaN基板101の底面にはn側電極110が形成され、p型半導体層107上にはp側電極108が形成されている。n側電極110とp側電極108が発光構造物150を介して相互対向するよう配置されることにより、LEDチップ100は垂直型LED構造を成している。
図3に図示された通り、LEDチップの長さ(即ち、基板101の長さL)はLEDチップの幅(即ち、基板の幅W)より大きく、特に上記長さLは幅Wの10倍より大きい(L>10WまたはL/W>10)。このようにLEDチップの長さLを幅Wより大きくすることにより、LEDチップ100は全体的に細長い形状を有することになる。LEDチップ100の細長い形状は、後述の通り、LEDチップ100の側面からの光抽出量を大きく増大させLEDチップ100の光抽出効率の向上に寄与する。
上記LEDチップ100は、サブマウントに実装され動作される際に、基板101の底面Aとチップの側面とが主な光出射面として作用する。
即ち、大体の光は、基板101の底面Aと基板の側面(またはチップの側面)を通じて抽出される(図3の矢印参照)。基板の底面Aが光出射面となるため、LEDチップ100がサブマウントに実装される場合、基板の底面Aが上を向くよう配置される。従って、基板101から抽出された光が、n側電極110により吸収されたり遮られたりすることを抑制するため、n側電極110の面積は十分に小さくするべきである。反面、p型半導体層107の上面Bはパッケージ基板(サブマウント)の実装面を向くため、p型半導体層107の上面Bは実質的な光出射面の役割をしない。p側電極108はサブマウントの実装面に取り付けられるため、p側電極108は十分大きい面積を有しても構わない。p側電極108による光反射効果を得るため、p側電極108は高反射率を有することが好ましい。
図4aおよび図4bは、それぞれ図3のLEDチップの平面図と背面図を示す。図4aに図示された通り、p側電極108はp型半導体層107の上面の殆どを塗布している。しかし、図4bに図示された通り、n側電極110は、GaN基板101の底面を十分露出させるよう小さい面積のみを占めている。具体的には、n側電極110はLEDチップ100の長さL方向に延長された直線状の2つのライン部111とこれらを連結するパッド部112で構成されている。このようなライン部111とパッド部112を有することにより、n側電極110による光抽出遮断を最小化することができる。また、長く延長されたライン部111を左右側に配置することにより、GaN基板101全体に亘って電圧を印加することができ、これによって電流をできる限り広く分布させることができる(電流集中抑制)。
図5は、図3のLEDチップをサブマウント60上に実装した状態を示した断面図である。図5に図示された通り、出射面であるGaN基板101の底面が上を向くよう配置した状態でp側電極108をサブマウント60の実装面上にボンディングさせる。チップボンディングは、例えば、クリームソルダを使用するか共融接合を用いて行われることができる。サブマウント60の周囲には反射コップ50を設置して側方向の光を上方へ反射させることができる。
図3乃至図5を参照して説明した上記LEDチップ100によると、チップサイズ増加による光抽出効率の減少問題を抑制することができる。これは、同一のチップサイズ(基板面積または発光面積)では正方形のチップよりは細長いチップが光抽出効率の側面でさらに有利であるからである。即ち、LEDチップ100の長さLと幅Wが同一の場合より、上記長さLが幅Wより大きい場合が有利であるが、特に、L/W>10の場合に優れた光抽出効率を得ることができる。これは、LEDチップの側面(または基板の側面)を通じて相当量の光が抽出されるという事実に起因する。具体的に説明すると、下記の通りである。
活性層から発生した光子は、光出射面の面積が大きいほど外部へ上手く抽出されると言える。従って、LEDチップの光抽出効率を決める一つの因子(k)として下記のように発光面積(活性層の面積)に対する全体面積(光出射面の全体面積)の比を考慮することができる。
Figure 2011049587
ここで、tはLEDチップの厚さで、LはLEDチップの長さで、WはLEDチップの幅である(図1または図3参照)。発光面積は基板底面の面積と同じであるためLWとなる。また、光出射面は、サブマウントに実装されたLEDチップの上面及び側面を含むため(サブマウントに取り付けられるLEDチップの下面は除く)、光出射面の全体面積は2tL+2tW+LWとなる。
従来の正方形LEDチップ(図1参照)のように、LとWが同じかほぼ同一の場合には(L=W)、光抽出効率の因子(k)は下記のように表現できる。
Figure 2011049587
従って、従来の正方形LEDチップでは、チップサイズが増加する場合(即ち、Lが増加する場合)、光抽出効率の因子(k)は小さくなる。特に、厚さtが殆ど変わらない状態で、チップの長さLが無限大(∞)に大きくなるにつれ、光抽出効率の因子(k)は1に収斂しながら減少することになる。実際に低電流密度で駆動される大面積LEDチップでは、チップの長さLは厚さtに比べて非常に大きい値を有する。
しかし、本発明のようにチップの長さLがチップの幅Wより大きい場合(特に、LがWの10倍以上の場合)には、上記光抽出効率の因子(k)は下記のように表現される。
Figure 2011049587
従って、大面積LEDチップのようにLが大きい値を有しても、2番目の項(2t/W)により上記光抽出効率因子(k)は1に収斂しない。特に、同一の発光面積(LW)において、L/Wが大きいほどWは小さくなる。従って、チップサイズ(LW)が同一でも、チップの幅Wに対するチップの長さLの比(L/W)が大きいほど光抽出効率はさらに良くなる。本発明のLEDチップが奏する光抽出効率の向上効果は、今後説明される図7乃至図9のグラフを通じても確認できる。L/W>10の条件を十分満足できるよう、チップの長さLは5mm以上で、チップの幅Wは500μm以下であることが好ましい。
上記実施形態では、基板101としてGaN基板を使用しているが、本発明はこれに限定されない。垂直型LEDを具現することのできる他の導電性基板も利用可能である。例えば、基板101はSiC、GaAs、GaP及びZnOからなるグループから選択された材料から成ることができる。ほかにも、基板101の材料として金属(メッキ層)を用いることもできる。
図6は、本発明の他の実施形態によるLEDチップを示した斜視図である。この実施形態のLEDチップは、図3の実施形態とは異なって、水平型LEDチップに該当する。即ち、n側電極とp側電極はLEDチップの同一側に配置される。図6を参照すると、LEDチップ200は、サファイア基板201上に順次積層されたn型半導体層203、活性層205及びp型半導体層207を含む。この半導体層203、205、207は、LEDチップ200の発光構造物250を構成する。メサ蝕刻により露出されたn型半導体層203の一部領域上にはn側電極210が形成され、p型半導体層207上にはp側電極208が形成されている。
このLEDチップ200も、前述のLEDチップ100と同様に、基板201の側面と共に底面を出射面とする。従って、図6のようにチップ200がひっくり返された状態でサブマウント(未図示)に実装される。即ち、n側電極210とp側電極208は、適切なバンプを通じてサブマウントにフリップ−チップボンディングされる。(従って、図6のLEDチップ200は一種のフリップ−チップ(flip−chip)に該当する)。
図6に図示された通り、チップの長さLは、チップの幅Wより大きく、特に、幅に対する長さの比(L/W)は10より大きい。従って、チップ全体の模様は細長い形状を有することになる。水平型LEDチップにおいても上記比(L/W)が10より大きい値を有することにより、チップ側面からの光抽出量が増大される。従って、全体的な光抽出効率は従来の正方形LEDチップより大きくなる。
チップサイズ(LW)が増加する場合、チップの幅Wに対するチップの長さLの比(L/W)が外部量子効率に及ぼす影響を確認するため、従来の正方形LEDチップサンプルと本発明のLEDチップサンプルとに対する外部量子効率を測定した。その結果が図7に図示されている。
図7は、比較例及び実施例サンプルにおいて、チップサイズによる正規化された(normalized)外部量子効率を示したグラフである。図7に図示された外部量子効率は、35A/cm2の電流密度で測定された(または算出された)値である。図7に図示された比較例及び実施例のLEDチップは、下記のように用意されたものである。
図7において、比較例のLEDチップは、相互異なる3種類のチップサイズを有するよう用意された。3種類の比較例LEDチップは、各々0.3mm×0.3mm(0.09mm2)、1mm×1mm(1mm2)、1.5mm×1.5mm(2.25mm2)のチップ規格を有する正方形LEDチップである(図1参照)。各規格において括弧の中は、チップサイズ(発光面積)を示す。
一方、実施例のLEDチップは0.4mm×5mm(2.0mm2)である。即ち、実施例のLEDチップの長さLは5mmで、チップの幅Wは0.4mmであって、L/W=12.5に該当する。p側電極のサイズは0.36mm×4.96mmで、n側電極は各々0.05mm×3.96mmからなる2つのラインを有するよう形成された(図4b参照)。比較例及び実施例のLEDチップは何れもGaN基板を使用し、基板の厚さは0.2mmであった。また、比較例及び実施例の何れもAlGaInN系の3族窒化物半導体で製造された垂直型LEDチップである。
図7に図示された通り、正方形LEDチップサンプル(比較例)の正規化された外部量子効率(normalized external quantum efficiency)は、チップサイズが大きくなるほど減少される。しかし、細長いLEDチップサンプル(実施例)の正規化された外部量子効率は、比較例の正方形LEDチップサンプルから予想される量子効率より高い量子効率を示す。これは、前述の通り、側面での光抽出が強化されたためである。
このように、チップサイズが大面積化されるほど、本発明によるチップ形状は、光抽出効率の側面でさらに有利となる。結局、本発明のようにチップの長さをチップの幅より10倍以上大きくすると、チップサイズの増加にも係わらず光抽出効率(これによって外部量子効率)の減少現象が効果的に抑制される。従って、本発明のLEDチップは低電流密度の大面積応用に特に有利である。
図8は、また異なる実験(模擬実験)の結果を示したグラフであって、比較例及び実施例のLEDチップサイズによる外部量子効率を示す。この模擬実験では、吸収係数(absorption coefficient:α)をα=11.0cm-1と仮定して外部量子効率を算出した。具体的に、比較例のサンプルは、従来の正方形LEDチップ(即ち、L=W)であって、11.0cm-1の吸収係数(チップ全体の平均吸収係数)を有する。その反面、実施例のサンプルは0.1mm×10mmのLEDチップとして11.0cm-1の吸収係数を有する。
図8に示された通り、正方形LEDチップ(比較例)のチップサイズが増加するほど外部量子効率は減少する。しかし、L/W>10の場合(L=10mm、W=0.1mm:実施例)には、L/W=1の場合(L=1mm、W=1mm:従来例)より大きい外部量子効率を示す。即ち、同一のチップサイズ(発光面積)であっても、L/W>10であるチップから著しく向上された外部量子効率を得ることができる。図8の矢印は、このような外部量子効率の改善効果を視覚的に表している。
図9は、LEDチップ側面の長さの和(2L+2W)による外部量子効率を示したグラフである。図9において、各点(point)が表すLEDチップサンプルの規格及び各サンプルの外部量子効率は下記の表1の通りである。チップの厚さは約0.2mmである。
Figure 2011049587
図9及び表1に示された通り、チップサイズが同一の場合(W×L=1mm2)、チップの側面(4つの側面)の全体長さ(2L+2W)が大きいほど外部量子効率がさらに大きくなることが分かる。即ち、W×Lの値が同一の場合、Lが大きいほど(L/Wが大きいほど)外部量子効率はさらに良くなる。これは、前述の通り、L/Wが大きいほどチップ側面における光抽出量(チップの側面における光抽出量は全体光抽出量に対して比較的大きい割合を占める)をさらに多く確保できるからである。
本発明は、上述の実施形態及び添付の図面により限定されず、添付の請求範囲により限定される。また、本発明は請求範囲に記載された本発明の技術的思想を外れない範囲内で様々な形態の置換、変形及び変更ができるということは当技術分野の通常の知識を有している者には自明である。
従来の発光ダイオード(LED)チップを示した斜視図である。 従来のLEDチップにおいて、電流密度に伴う外部量子効率の変化を示したグラフである。 本発明の一実施形態によるLEDチップを示した斜視図である。 図3のLEDチップの平面図である。 図3のLEDチップの背面図である。 本発明の一実施形態によるLEDチップをパッケージの反射コップに実装した状態を示した断面図である。 本発明の他の実施形態によるLEDチップを示した斜視図である。 比較例及び実施例のLEDチップサイズによる正規化された(normalized)外部量子効率を示したグラフである。 比較例及び実施例のLEDチップサイズによる外部量子効率を示したグラフである。 LEDチップ側面の長さの和(2L+2W)による外部量子効率を示したグラフである。
50 反射コップ
60 サブマウント
100、200 LEDチップ
101、201 基板
103、203 n型半導体層
105、205 活性層
107、207 p型半導体層
108、208 p側電極
110、210 n側電極
111 ライン部
112 パッド部
150、250 発光構造物
L 長さ
W 幅
t 厚さ

Claims (9)

  1. 基板と、
    前記基板上に順次積層された第1導電型半導体層、活性層及び第2導電型半導体層を備える発光構造物と
    を含み、
    前記基板の長さをLとし前記基板の幅をWとする場合、L/W>10であり、
    前記基板の底面に形成された第1電極と、
    前記第1電極と対向するよう前記第2導電型半導体層上に形成された第2電極とをさらに含み、
    前記第1電極は、
    前記チップの長さ方向に延長された2つのライン部と、
    前記2つのライン部の間に配置され2つのライン部を連結する一つのパッド部と、
    を含むことを特徴とする発光ダイオードチップ。
  2. L/W>20であることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードチップ。
  3. 前記基板の底面と前記LEDチップの側面とが主な光出射面であることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードチップ。
  4. Lは5mm以上で、Wは500μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードチップ。
  5. 前記第1導電型半導体層はn型半導体で、前記第2導電型半導体層はp型半導体であることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードチップ。
  6. 前記基板は、GaN、SiC、GaAs、GaP、ZnO及びサファイアからなるグループから選択された材料からなることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードチップ。
  7. 前記第1導電型半導体層、活性層及び第2導電型半導体層は、3族窒化物半導体からなることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードチップ。
  8. 前記第1導電型半導体層の一部領域上に形成された第1電極と、
    前記第2導電型半導体層上に形成された第2電極と
    をさらに含み、
    前記第1電極及び第2電極は、前記発光ダイオードチップの同一側上に配置されることを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードチップ。
  9. 前記発光ダイオードチップは、フリップ-チップであることを特徴とする請求項8に記載の発光ダイオードチップ。
JP2010247175A 2006-04-21 2010-11-04 発光ダイオードチップ Pending JP2011049587A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020060036372A KR100735311B1 (ko) 2006-04-21 2006-04-21 발광 다이오드 칩

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007105084A Division JP2007294957A (ja) 2006-04-21 2007-04-12 発光ダイオードチップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011049587A true JP2011049587A (ja) 2011-03-10

Family

ID=38503146

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007105084A Pending JP2007294957A (ja) 2006-04-21 2007-04-12 発光ダイオードチップ
JP2010247175A Pending JP2011049587A (ja) 2006-04-21 2010-11-04 発光ダイオードチップ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007105084A Pending JP2007294957A (ja) 2006-04-21 2007-04-12 発光ダイオードチップ

Country Status (5)

Country Link
US (2) US20070284594A1 (ja)
JP (2) JP2007294957A (ja)
KR (1) KR100735311B1 (ja)
CN (1) CN101060156A (ja)
TW (1) TWI363433B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101630371B1 (ko) * 2014-07-11 2016-06-16 주식회사 세미콘라이트 반도체 발광소자
WO2016006849A1 (ko) * 2014-07-11 2016-01-14 주식회사 세미콘라이트 반도체 발광소자
KR102546307B1 (ko) * 2015-12-02 2023-06-21 삼성전자주식회사 발광 소자 및 이를 포함하는 표시 장치
CN110556458B (zh) * 2019-08-21 2020-09-11 华南师范大学 一种半导体微米线及其制备方法和光纤应力传感器及其制备方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003282945A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Sanyo Electric Co Ltd 半導体発光素子
JP2004507095A (ja) * 2000-08-11 2004-03-04 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 発光半導体チップ
WO2004102632A2 (en) * 2003-05-13 2004-11-25 Elite Optoelectronics, Inc. High power allngan based mulit-chip light emitting diode

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5523591A (en) * 1995-01-25 1996-06-04 Eastman Kodak Company Assembly of led array and lens with engineered light output profile and method for making the assembly
US5684309A (en) * 1996-07-11 1997-11-04 North Carolina State University Stacked quantum well aluminum indium gallium nitride light emitting diodes
JP3785820B2 (ja) 1998-08-03 2006-06-14 豊田合成株式会社 発光装置
US6307218B1 (en) * 1998-11-20 2001-10-23 Lumileds Lighting, U.S., Llc Electrode structures for light emitting devices
KR100672553B1 (ko) * 2000-05-04 2007-01-23 엘지전자 주식회사 질화물 발광소자 및 그 제조방법
JP2002064224A (ja) * 2000-08-18 2002-02-28 Agilent Technologies Japan Ltd 発光ダイオード及びその製造方法
KR100407773B1 (ko) * 2001-01-05 2003-12-01 럭스피아 주식회사 GaN 발광 소자 및 그 패키지
WO2002089221A1 (en) * 2001-04-23 2002-11-07 Matsushita Electric Works, Ltd. Light emitting device comprising led chip
US6562127B1 (en) * 2002-01-16 2003-05-13 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Method of making mosaic array of thin semiconductor material of large substrates
US6791116B2 (en) * 2002-04-30 2004-09-14 Toyoda Gosei Co., Ltd. Light emitting diode
US7009215B2 (en) * 2003-10-24 2006-03-07 General Electric Company Group III-nitride based resonant cavity light emitting devices fabricated on single crystal gallium nitride substrates
JP4600641B2 (ja) * 2004-01-27 2010-12-15 日立電線株式会社 窒化物半導体自立基板及びそれを用いた窒化物半導体発光素子
TWI241036B (en) * 2004-08-18 2005-10-01 Formosa Epitaxy Inc GaN LED structure with enhanced light emitting luminance

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004507095A (ja) * 2000-08-11 2004-03-04 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 発光半導体チップ
JP2003282945A (ja) * 2002-03-26 2003-10-03 Sanyo Electric Co Ltd 半導体発光素子
WO2004102632A2 (en) * 2003-05-13 2004-11-25 Elite Optoelectronics, Inc. High power allngan based mulit-chip light emitting diode

Also Published As

Publication number Publication date
TW200802979A (en) 2008-01-01
CN101060156A (zh) 2007-10-24
US20130037801A1 (en) 2013-02-14
US20070284594A1 (en) 2007-12-13
TWI363433B (en) 2012-05-01
KR100735311B1 (ko) 2007-07-04
JP2007294957A (ja) 2007-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5223102B2 (ja) フリップチップ型発光素子
KR102122358B1 (ko) 반도체 발광 소자
KR100993085B1 (ko) 발광 소자, 발광 소자 패키지 및 라이트 유닛
JP4899825B2 (ja) 半導体発光素子、発光装置
US7880181B2 (en) Light emitting diode with improved current spreading performance
US7259447B2 (en) Flip-chip type nitride semiconductor light emitting diode
US7791100B2 (en) Vertical gallium nitride based light emitting diode with multiple electrode branches
JP2008235894A (ja) 交流駆動型の発光ダイオード
JP2007116153A (ja) 窒化物系半導体発光素子
JP5211996B2 (ja) 発光装置
JP2005116794A (ja) 窒化物半導体発光素子
JP2010541218A (ja) ミラー層を有する薄膜ledおよびその製造方法
KR20220012215A (ko) 발광 다이오드 칩들을 위한 상호접속부들
JP2012099700A (ja) 半導体発光装置
KR101259482B1 (ko) 고효율 발광다이오드
JP5737096B2 (ja) Iii族窒化物半導体発光素子
JP5266349B2 (ja) 発光装置
KR101354981B1 (ko) 질화물 반도체 발광 다이오드
JP2011049587A (ja) 発光ダイオードチップ
KR100723249B1 (ko) 수직구조 질화물 반도체 발광다이오드
JP5586371B2 (ja) 発光ダイオード、発光ダイオードランプ及び照明装置
KR20130087767A (ko) 발광 소자
JP5557648B2 (ja) 発光ダイオード、発光ダイオードランプ及び照明装置
JP2012227289A (ja) 半導体発光装置
US20070096120A1 (en) Lateral current GaN flip chip LED with shaped transparent substrate

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120814

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121114

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20121120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130618