JP2011048907A - 回路遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スタッドの材質(熱伝導率)が変化した場合にも、ケースなどの構造変更点をできるだけ少なくできる回路遮断器を提供する。
【解決手段】 スタッド20は、ケース2内に収容される基部21と、ケース2から突出する突出部22とを有し、突出部22の断面積は、基部21の断面積よりも大きい。スタッド20の突出部22の断面積を基部21の断面積よりも大きくすると、突出部22の熱伝導率が上がり、突出部22から同部に接続される外部導体への熱伝導性を高めることができる。また、突出部22の表面積が増えるので、突出部22からの放熱量も増える。この場合、ケース2のスタッド挿入孔2bに挿入される基部21の寸法は変わらないので、ケース2の挿入孔2bの寸法を変更する必要がない。したがって、スタッドの材質の変更に伴う部品の構造変更を最小限に抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配線用遮断器や漏電遮断器などの回路遮断器に関する。特には、スタッドの材質が変更されても、ケースなどの構造の変更点を少なくできるように改良した回路遮断器に関する。
回路遮断器とは、過負荷や短絡などにより所定以上の電流が流れたときに、回路を遮断して電線や装置の損傷を防止する装置である。このような回路遮断器は、所定以上の電流が流れた場合にバイメタルによって回路の遮断を行う遮断機構部と、遮断機構部の電源側又は負荷側に接続される端子とを有する。これらはケースに収容されている。電源側端子と負荷側端子には、各々、電源側配線が接続されるスタッドと負荷側配線が接続されるスタッドが当接して固定される。
図6は、回路遮断器のスタッドと端子との接触部の構造の一例を示す図である。
スタッド20が、回路遮断器の裏面(同遮断器の取り付け面)から端子に当接するタイプ(裏面接続型)の場合、スタッド20の形状は柱状であり、端面20aが端子40に当接する。スタッド20には、端面20aから軸上に延びるネジ孔23が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
端子40は、帯状の導電性部材を折り曲げ加工した部材であり、一端に、スタッド20が当接する当接部41が形成されており、同部の一面41aがスタッド20の端面20aと当接する。端子40の当接部41には、ネジの切られていない貫通孔42が開けられている。
ケース2の裏面(回路遮断器の取り付面)には、スタッド20の端部が挿入される挿入孔2bが開けられている。この挿入孔2bの径は、スタッド20の径に合わせて設計されている。端子40は、この挿入孔2bに当接面41aが向かうようにケース2内に配置されている。スタッド20を挿入孔2bに挿入して、端面20aを端子40の当接面41aに当接させ、端子40の貫通孔42とスタッド20のネジ孔23にネジ27をねじ込むことにより、端子40とスタッド20とが締め付け固定される。ネジ27のヘッドと端子40との間には、スプリングワッシャ28とワッシャ29が介される。
このようなスタッド20は、熱伝導率が良好な銅で作製される場合が多い。しかし、近年では、スタッド20の材質が、銅よりも熱伝導率の低いアルミニウムに変更される場合がある。回路遮断器においては、バイメタルに伝わる熱量は一定である必要があるため、スタッドの熱伝導率が変わった場合、バイメタルの調整基準を設計し直す必要がある。しかし、バイメタルの調整にも限界があり、一定以上の熱が発生する場合は、スタッドの直径を大きくして熱を逃がす必要がある。
しかし、前述のように、ケース2の裏面に形成された孔2bは、スタッド20の径に合わせて設計されているため、スタッド20の径が大きくなると、この孔2bに挿通できなくなり、別途ケースを用意する必要がある。
特開平5−67424号公報
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであって、スタッドの材質(熱伝導率)が変化した場合にも、ケースなどの構造変更点をできるだけ少なくできる回路遮断器を提供することを目的とする。
本発明の回路遮断器は、所定以上の電流が流れた場合にバイメタルによって回路の遮断を行う遮断機構部と、前記遮断機構部の電源側又は負荷側に接続される端子と、柱状に形成されるとともに端面が前記端子に当接した状態で固定され、電源側配線又は負荷側配線が接続されるスタッドと、前記遮断機構部、前記端子及び前記スタッドの一部が収容されるケースと、を有する。前記スタッドは、前記ケース内に収容される基部と、前記ケースから突出する突出部とを有する。そして、前記突出部の断面積は、前記基部の断面積よりも大きい。
本発明によれば、スタッドの突出部の断面積を大きくしたので、突出部の熱伝導が増え、突出部から同部に接続される外部導体への熱伝導性を高めることができる。また、突出部の表面積が増えるので、突出部からの放熱量も増える。このように、スタッドの材質の変更時などにおいて熱伝導性を高める際に、ケースに設けたスタッド挿入孔に挿入される基部の寸法は変更せずに、スタッド挿入孔に挿入されない部分(突出部)のみの断面積を大きくすればよい。つまり、ケースに設けたスタッド挿入孔の寸法を変更する必要がない。したがって、スタッドの材質の変更に伴う部品の構造変更を最小限に抑えることができる。
本発明においては、前記スタッドが、少なくとも前記基部を構成する比較的熱伝導率の高い材質で作製された第1部材と、前記第1部材に接続される比較的熱伝導率の低い材料で作製された第2部材とが接合されて作製されていることが好ましい。
本発明においては、基部の断面積が突出部の断面積よりも小さいので、基部がスタッド全体の熱伝達の妨げとなりうる。そこで、基部を突出部よりも熱伝導率の高い材料で作製することにより、スタッド全体としての熱伝導を増やすことができる。アルミニウムよりも熱伝導率の高い材質の一例として銅があるが、銅のコストがアルミニウムよりも高い場合には、スタッド全体を銅で作製すると材料費が増加する。そこで、突出部の断面積を基部の断面積よりも広くして、基部のみを銅製とすれば、材料費を低く抑えつつ基部と突出部の熱伝導性能を向上できる。
本発明においては、前記第1部材と前記第2部材とを、ロウ付け、拡散接合、溶接のいずれかの手段で接合することとできる。
本発明においては、前記第1部材と前記第2部材とを、前記端子と前記スタッドとを締結する締結部材で前記第1部材を共締めすることにより接合してもよい。
端子とスタッドとを接触させて締結する締結部材(ネジ)を使用することにより、第1部材と第2部材とを締結する手段を新たに設ける必要がない。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、スタッドの材質の変更時などにおいてケースに設けたスタッド挿入孔に挿入される基部の寸法は変更せずに、スタッド挿入孔に挿入されない部分(突出部)のみの断面積を大きくして熱伝導を確保しているので、ケースに設けたスタッド挿入孔の寸法を変更する必要がない。したがって、スタッドの材質(熱伝導率)の変更に伴う部品の構造変更を最小限に抑えることができる回路遮断器を提供できる。
また、基部を突出部よりも熱伝導率の高い材料で作製した場合は、スタッド全体としての熱伝導を増やすことができる。スタッド全体をアルミニウムよりも熱伝導率の高い材質(例えば銅)で作製すると材料費が増加するが、突出部の断面積を基部の断面積よりも広くして、基部のみを熱伝導率の高い材料で作製することにより、材料費を低く抑えつつ基部と突出部の熱伝導性能を向上できる。
本発明の第1の実施の形態に係る回路遮断器のスタッドと端子との接続部の構造を示す図である。 本発明の第1の実施の形態に係る回路遮断器の内部の構造を示す側断面図である。 図2の回路遮断器の外観斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る回路遮断器のスタッドと端子との接続部の構造を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る回路遮断器のスタッドと端子との接続部の構造を示す図である。 回路遮断器のスタッドと端子との接続部の構造の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1の実施の形態>
回路遮断器1は、図2や図3に示すように、直方体状のケース2を有し、ケース2内に、所定以上の電流が流れた場合に回路の遮断を行う遮断機構部や、遮断機構部の電源側又は負荷側に接続される端子30、40などが収容されている。遮断機構部は、可動接触子5、ヒータ6、バイメタル7などで構成されている。通電状態において、電流は、電源側端子30、可動接触子5、接続導体(図示されず)、ヒータ6、ヒータ6に一端が接続された負荷側端子40の順に流れる。詳しくは後述するように、電源側端子30と負荷側端子40には、各々スタッド20が取り付けられる。
ケース2は、絶縁性に優れた合成樹脂で作製されている。ケース2の表側の面2d(取り付け面2cと反対側の面)には、手動によるオンオフ操作用のハンドル10が設けられている。
電源側端子30と負荷側端子40は、前述の例と同様に、帯状の導電性部材を折り曲げ加工して、一端に、スタッド20の端面20aが当接する当接部31、41が形成された部材である。当接部31、41の、一方の面31a、41aが、スタッド20の端面20aとの当接面となる。各端子30、40は、当接面31a、41aがケース2の取り付け面2cに向かうように位置決めされて、ケース2の両端部に配置されている。そして、各端子の当接面31a、41aに向かって、ケース2の取り付け面2cから貫通孔2a、2bが開けられている。これらの貫通孔2a、2bの各々にスタッド20が挿入される。スタッド20の構造については後述する。
可動接触子5は可動接点が固定接点と当接・離間するように回動可能に保持されており、ラッチやラッチ受けからなる開閉機構(図示されず)により開閉駆動される。可動接触子5は、図2に示す回路遮断器のオン状態で、電源側端子3のU字状先端部に設けた図示しない固定接点に押圧されている。
ヒータ6の基端部には、バイメタル7が固定されている。バイメタル7の上端部には、調整ネジ8が取り付けられている。調整ネジ8の先端は、トリップクロスバー9に隙間を開けて対向している。
回路遮断器1に電流が流れると、ヒータ6が発熱し、バイメタル7が加熱される。バイメタル7は、上端が図の左方向に湾曲し、調整ネジ8がトリップクロスバー9に接近する。回路遮断器1に過電流が流れると、ヒータ6の発熱量が一定の値以上となり、バイメタル7が一定量湾曲する。これにより調整ネジ8を介してトリップクロスバー9が回転する。すると、開閉機構により、可動接触子5が電源側端子3のU字状先端部から開離し、回路遮断器1が開極する(トリップ動作)。
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態に係る回路遮断器のスタッドについて説明する。図1は、負荷側端子40とアルミニウム製スタッド20との接続部の構造を示す。
スタッド20は、ケース2の挿入孔2bに挿入される基部21と、ケース2から突き出る突出部22を有する。突出部22の先端には外部導体が接続される。基部21には、端面から軸上に延びるネジ孔23が開けられている。スタッド20は、基部21がケース2の裏面に形成された孔2bから挿通されて、端面20aが端子40の当接面41aに突き当てられる。そして、端子40の当接部41に形成された貫通孔42から、スタッド20の基部21に形成されたネジ孔23にネジ27をねじ込むことにより、端子40とスタッド20とが締結される。ネジ27のヘッドと端子40との間には、スプリングワッシャ28とワッシャ29が介される。
図1に示すように、基部21の直径D1は、ケース2に形成された挿入孔2bに挿入可能な寸法であり、突出部22の直径D2は基部21の直径D1よりも太く形成されている。言い換えれば、突出部22の断面積が、基部21の断面積よりも広くなっている。
このようにスタッド20の突出部22の断面積を大きくすると、同部の熱伝導が増え、突出部22から同部に接続される外部導体への熱伝導性能が高められる。また、突出部22の表面積が増えるので、同部からの放熱量も増える。
なお、電源側端子と電源側スタッドにおいても同様の構造とする。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
スタッドの材質の変更時、例えば、銅よりも熱伝導率の低いアルミニウムに変更する場合、などにおいて熱伝導性を高める必要がある際には、ケース2から突き出た突出部22のみの断面積を大きくしたスタッドを使用すればよい。この場合、ケース2のスタッド挿入孔2bに挿入される基部21の寸法は変わらないので、ケース2の挿入孔2bの寸法を変更する必要がない。したがって、スタッドの材質の変更に伴う部品の構造変更を最小限に抑えることができる。
<第2の実施の形態>
次に、図4を参照して、本発明の第2の実施の形態に係る回路遮断器を説明する。
この例の回路遮断器のスタッド20Aも、ケース2の挿入孔2bに挿入される基部21と、ケース2から突き出る突出部22とを有し、突出部22の直径が基部21の直径よりも太い。ただし、このスタッド20Aは、基部21と、突出部22の基部21寄りの一部部分からなる第1部材50と、突出部22のそれ以外の部分からなる第2部材60との、2個の部材を接合して作製されている。第1部材50の端面には、軸上に延びるネジ孔51が形成されている。第1部材50は、熱伝導率の高い材質(一例として銅)で作製されており、第2部材60は、熱伝導率の低い材質(一例としてアルミニウム)で作製されている。第1部材50と第2部材60とは、例えば、ロウ付け、拡散接合、溶接などの熱伝導可能な接合方法により接合される。
この例では、第1の実施の形態の効果に加え、以下の効果を得ることができる。
(1)基部21の断面積が突出部22の断面積よりも小さいので、基部21がスタッド全体の熱伝達の妨げとなりうる。この例では、基部21(突出部22の一部を含む)を熱伝導率の高い材質(銅)で作製したので、基部21及び突出部22の両方の熱伝導性が向上し、突出部22に接続される外部導体へさらに速やかに熱を伝えることができる。
(2)スタッド全体を銅で作製すると材料費がアップするが、突出部22の一部を含む基部21(第1部材50)を銅製としているので、材料費を低く抑えつつ、基部21と突出部22の熱伝導性能を向上できる。
<第3の実施の形態>
次に、図5を参照して、本発明の第3の実施の形態に係る回路遮断器を説明する。
この例の回路遮断器のスタッド20Bも、ケース2の挿入孔2bに挿入される基部21と、ケース2から突き出る突出部22とを有し、突出部22の直径が基部21の直径よりも太い。そして、第2の実施の形態のスタッド20Aと同様に、基部21と、突出部22の基部21寄りの一部分からなる第1部材50と、突出部22のそれ以外の部分からなる第2部材60とから構成されている。ただし、この例では、スタッド20Bが、2個の部材50、60を締め付け固定して作製されている。第1部材50は、熱伝導率の高い材質(一例として銅)で作製されており、軸上にネジ27が挿通される貫通孔(バカ穴)51が開けられている。第2部材60は、熱伝導率の低い材質(一例としてアルミニウム)で作製されており、端面から軸上に延びるネジ孔61が形成されている。
この例では、端子40とスタッド20Bとを締結するネジ27を利用して、第1部材50と第2部材60とを締結する。つまり、端子40の貫通孔42を通したネジ27を第1部材50の貫通孔51に通し、第2部材60のネジ孔61にねじ込んで締め付けることにより、第1部材1が共締めされて、端子40とスタッド20Bとが締結される。この際、第1部材50の下面と第2部材60の上面とは密着しているため、両者の接触面間の熱伝導は阻害されない。
この例では、以下の効果を得ることができる。
第1部材50と第2部材60とを、端子40とスタッド20Bとを締結するネジ27で締結したので、第1部材50と第2部材60とを締結する手段を新たに設ける必要がない。
(他の実施の形態)
なお、本発明は上記した実施形態のみに限定されるものではなく、種々の応用や変形が考えられる。例えば、回路遮断器の構造や各構成部品の形状、材質等は、上述した実施形態のものに限定されず、適宜変更することができる。また、スタッドの第1部材と第2部材の材質として、各々銅とアルミニウムについて説明したが、他の材質も使用できる。
1 回路遮断器
2 ケース 2a、2b 貫通孔
2c 取り付け面 2d 表側の面
5 可動接触子 6 ヒータ
7 バイメタル 8 調整ネジ
9 トリップクロスバー
20 スタッド 20a 端面
21 ネジ孔 23 ネジ孔
27 ネジ 28 スプリングワッシャ
29 ワッシャ
30 電源側端子
40 負荷側端子 41 当接部
41a 当接面 42 貫通孔
50 第1部材 51 貫通孔
60 第2部材 61 ネジ孔

Claims (4)

  1. 所定以上の電流が流れた場合にバイメタルによって回路の遮断を行う遮断機構部と、
    前記遮断機構部の電源側又は負荷側に接続される端子と、
    柱状に形成されるとともに端面が前記端子に当接した状態で固定され、電源側配線又は負荷側配線が接続されるスタッドと、
    前記遮断機構部、前記端子及び前記スタッドの一部が収容されるケースと、
    を有する回路遮断器であって、
    前記スタッドが、前記ケース内に収容される基部と、前記ケースから突出する突出部とを有し、
    前記突出部の断面積が、前記基部の断面積よりも大きいことを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記スタッドが、少なくとも前記基部を構成する比較的熱伝導率の高い材質で作製された第1部材と、前記第1部材に接続される比較的熱伝導率の低い材料で作製された第2部材とが接合されて作製されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 前記第1部材と前記第2部材とを接合する手段が、ロウ付け、拡散接合、溶接のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載の回路遮断器。
  4. 前記第1部材と前記第2部材とが、前記端子と前記スタッドとを締結する締結部材で前記第1部材を共締めすることにより接合されていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
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