JP2008204863A - 電気機器の箱形端子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱形端子の取付けられた端子装置に接続された外部接続線に大きな外力が加わっても端子板に大きな外力が伝えられることがなく、端子板の異常発熱を抑えることのできる電気機器の端子装置を提供する。
【解決手段】電気機器の収められた機器ケース1の側壁に外部接続用の端子板を収納した端子板収納溝2を設け、この端子板収納溝2内に箱形端子15を挿入して前記端子板に結合固定してなる電気機器の端子装置において、前記箱形端子15と前記端子板収納溝12の側壁との間にスペーサ16を挿入し、このスペーサ16を介して前記箱形端子15の全体を前記端子板収納溝2の側壁により支持する。
【選択図】図1

Description

この発明は、配線用遮断器や電磁接触器、端子台等の電気機器に設けられる端子装置
に関する。
上記した端子装置として、電線の端末を直接接続するための箱形金具を備えた箱形端子装置と、端末に圧着端子を有する電線を接続するための圧着端子用端子装置とが知られている。そして、電気機器の端子装置としては、例えば特許文献1に記載されるように、箱形端子装置と圧着端子用端子装置の両方に構成できるようにすることが一般的に行われている。
図4は、回路遮断器の圧着端子用端子装置に箱形端子を組み込んで構成した箱形端子装置の従来の構成を示すものである。
図4において、1は、絶縁樹脂製のベースケース1aと、このベースケース1aに被せるカバーケース1bとで構成された機器ケースである。この機器ケース1の内部には、固定接触子4、可動接触子5、内部リード線6、接続板7、オイルダッシュポット形電磁引外し装置用コイル8、端子板9が電気的に直列接続された主回路と、可動接触子5を開閉操作する開閉機構10およびこれに開閉スプリング11を介して連繋された開閉ハンドル3等により構成された開閉装置とが組み込まれている。機器ケース1の両側壁にはそれぞれ外部接続用電源側端子板4aおよび負荷側端子板9を収納した端子板収納溝2が設けられている。
このように構成された回路遮断器においては、外部の接続線13を固定接触子4と一体に形成された電源側の端子板4aと負荷側の端子板9に接続する場合は、この接続線13の先端に圧着端子を接続し、この圧着端子を端子板4aおよび端子板9に端子ねじにより締付け結合するように構成されている。接続線13を、圧着端子を使用しないで直接端子板4aおよび端子板9に接続する場合は、図示の通り、断面が口字形に構成された箱形端子15を予め端子板4aおよび9に取付ねじ15aにより取り付けて、箱形端子装置を構成するようにしている。
このような箱形端子装置に接続線13を接続する際は、その先端の露出された電線部13aを箱形端子15内にその開口部から挿入し、箱形端子15の上面から端子ねじ15fをねじ込んで接続線13を箱形端子15に締結するようにしている。
特開2005−322554号公報
このように、回路遮断器のような電気機器の納められた機器ケースの側壁に外部接続用の端子板の引き出される端子板収納溝が設けられ、このケースの側壁の端子板収納溝内に箱形端子を挿入して前記端子板に結合し、固定するようにした電気機器の端子装置においては、製品の価格を上げないために、箱形端子としては、規格化された既製の端子を用いるのが一般的である。このため、箱形端子を電気機器の機器ケースの端子部に取り付けた場合、図4に示すように、箱形端子の大きさがケースの端子板を収めた端子板収納溝の大きさに合わず、端子板収納溝の側壁との間に隙間が生じるだけでなく、上部からの押さえが効かないことが多い。このように、箱形端子板と電気機器のケースの端子板収納溝の側壁との間に隙間が生じると、箱形端子15に接続された外部接続線13に外部から大きな曲げ力が加わったときに、箱形端子の固定が十分でないために、箱形端子の結合された端子板4aや端子板9にこの力が伝わり、機器ケース1の端子板を支える部分が変形されて端子板の他の部材との結合部分に緩みが生じることにより、使用中に端子板が異常発熱し、この熱によって電気機器が焼損する危険がある。
この発明は、このような問題点を解消するために、箱形端子の取付けられた端子装置に接続された外部接続線に大きな外力が加わっても端子板に大きな外力が伝えられることがなく、端子板の異常発熱を抑えることのできる電気機器の端子装置を提供することを課題とするものである。
この発明は、このような課題を解決するため、電気機器の収められた機器ケースの側壁に外部接続用の端子板を収納した端子板収納溝を設け、この端子板収納溝内に箱形端子を挿入して前記端子板に結合固定してなる電気機器の端子装置において、前記箱形端子と前記端子板収納溝の側壁との間にスペーサを挿入し、このスペーサを介して前記箱形端子の全体を前記端子板収納溝の側壁により支持することを特徴とするものである。
また、この発明においては、前記絶縁スペーサを箱形(ボックス状)に構成し、これを前記箱形端子に外側から被せるようにすることができる。
この発明によれば、電気機器を収納したケースの側壁に設けられた外部接続用端子板を収納した端子板収納溝内に、挿入された箱形端子とこの端子板収納溝の側壁との間に絶縁スペーサを挿入することにより、箱形端子の全体を絶縁スペーサを介して端子板収納溝の側壁により支持しているので、箱形端子に接続された外部接続線に大きな外力が加わっても、箱形端子の回動が阻止されるため、端子板へ外力が加わることがなくなり、端子板の固定部の緩みが防止される。これにより、使用中の端子板の異常発熱が防止されるので、電気機器の焼損の危険を回避することができる。
この発明の実施の形態を、図に示す実施例について説明する。
図1ないし図3は、回路遮断器の端子装置に適用したこの発明の実施例を示すもので、図1は、回路遮断器の全体の断面を示す立面断面図、図2は回路遮断器の側面の一部を示す側面図、図3は、この実施例に用いる箱形端子およびスペーサを示す斜視図である。これらの図において、従来装置と同一要素は、同一符号で示す。
図1および図2に示すように、回路遮断器は、ベースケース1aとこれに被せるカバーケース2aとで構成された機器ケース1内に、固定接触子4、可動接触子5、内部リード線6、接続板7、オイルダッシュポット形電磁引外し装置用コイル8、端子板9を電気的に直列接続した主回路と、可動接触子5を開閉操作する開閉機構10およびこれに開閉スプリング11を介して連繋された開閉ハンドル3等により構成された開閉装置とを組み込んで構成される。
機器ケース1の両側壁に設けられた外部接続用の端子板を収納する端子板収納溝2、2の底面にそれぞれ電源側端子板4aおよび負荷側端子板9が載置固定されている。
外部接続線13を圧着端子を使用しないで回路遮断器の端子に接続できるようにするために、従来装置と同様に、端子板収納溝2内にそれぞれ箱形端子15を挿入し、取付ねじ15aによりこの箱形端子15を端子板4aおよび9に取り付け固定する。
この発明では、箱形端子15を端子板収納溝2に挿入するとき、図3(b)に示すような中空のボックス状ブロックの箱形端子15に、予め、図3(a)に示すような樹脂製のボックス状のスペーサ16を被せて、箱形端子15とスペーサ16とを一体にした図3(c)に示すような箱形端子組体を構成し、この組体を溝2内に挿入している。
箱形端子15は、前面に外部接続線13を挿通するための開口15bを備え、底面および上面にそれぞれ取付けねじを通す取付穴15cおよび外部接続線締付け用の端子ねじ15fを通すねじ穴15dを備えている。
また、スペーサ16は、両側板16aと16bの間を上面が開放されるようにフランジ体16cで結合して門形に構成され、全体としては底のないボックス状(箱形)をなしている。スペーサ16は、箱形端子15に外側から被せたとき両者が密着するようにその内側の寸法が、箱形端子の外側の寸法と同じか小さめに選ばれている。そして、外側寸法は、箱形端子15と端子板収納溝2の側壁との間の隙間gを埋める大きさに選ばれる。スペーサ16を比較的弾性の大きい樹脂で形成すると、これを箱形端子15に被せる作業が容易となる。
このように箱形端子にスペーサを被せた箱形端子組体を端子板収納溝2内に挿入するとき、箱形端子15の底面に設けられた突起15eを、端子板4aまたは9に設けられた凹所4aまたは9aに嵌合して位置合わせを行うようにする(図2参照)。
図2では、箱形端子組体の装着状態の理解を容易にするため、2つの端子板収納溝2の一方(左側)は箱形端子組体が装着された状態を、他方(右側)に箱形端子15のみが装着された状態を示し、両方の装着状態を比較できるようにしている。
図2の右側の端子板収納溝2には箱形端子15のみが装着されているので、ここでは、箱形端子15と端子板収納溝2の側壁との間に隙間gが生じ、箱形端子の左右の側面および上面が支持されない状態となる。
これに対して、図2の左側の端子板収納溝2には、箱形端子15にスペーサ16を被せた箱形端子組体を装着しているので、ここでは、前記の隙間gがスペーサ16によって埋められ、隙間がなくなっている。これにより、箱形端子15の両側面がスペーサ16を介して端子板収納溝2の側壁により支持されるだけでなく、スペーサ16の上面が溝2の段部2aによって押さえられることにより、箱形端子の上下面が溝2の側壁によって支持されるようになる。
これにより、図1に示すように、端子板収納溝2に装着された箱形端子15に外部接続線13の電線先端部13aを挿入して箱形端子15の上面から端子ねじ15fをねじ込んで接続線14を箱形端子15に締結した状態で、この外部接続線13に上下左右の何れの方向から外力を加えても、箱形端子15は回動することなく固定された状態となり、端子板への外力の伝達が阻止されるため、端子板4aまたは端子板9の固定部分に緩みが生じなくなる。
したがって、回路遮断器の端子装置によれば、長期間に亘って端子板の固定部分の緩みの発生を抑えることができ、使用中の端子板部分の異常発熱を防止することできるので、回路遮断器の、端子装置の異常による焼損の危険を回避することができる。
また、スペーサ16の大きさは、箱形端子15と端子板収納溝2の大きさに合わせて調整することができるので、各種の既製の規格品の箱形端子を使用することが可能となり、製品の価格を抑えることができる。
この発明は、回路遮断器の端子装置に限らず、その他の電気機器の端子装置に使用することができる。
この発明の実施例の構成を示す立面断面図である。 この発明の実施例の側面図である。 この発明の実施例に用いる部品の斜視図を示すもので、(a)はスペーサ、(b)は箱形端子、(c)は箱形端子とスペーサを組み合わせた箱形端子組体を示すものである。 従来装置の構成を示す立面断面図である。
符号の説明
1:機器ケース
2:端子板収納溝
4a、9:端子板
13:外部接続線
15:箱形端子
16:スペーサ

Claims (2)

  1. 電気機器の収められた機器ケースの側壁に外部接続用の端子板を収納した端子板収納溝を設け、この端子板収納溝内に箱形端子を挿入して前記端子板に結合固定してなる電気機器の端子装置において、前記箱形端子と前記端子板収納溝の側壁との間にスペーサを挿入し、このスペーサを介して前記箱形端子の全体を前記端子板収納溝の側壁により支持することを特徴とする電気機器の箱形端子装置。
  2. 請求項1記載の電気機器の端子装置において、前記スペーサを箱形に構成し、これを前記箱形端子に外側から被せることを特徴とする電気機器の箱形端子装置。
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