JP2011047608A - 電子機器用冷却庫の排水蒸発装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却庫の排水蒸発装置において加熱コイルを使用せず、蒸発能力を確保する。
【解決手段】庫内2に電子機器1を収納し庫内2を所定温度に冷却するための冷却ユニット7を備えた電子機器用冷却庫の排水蒸発装置において、冷却ユニット7の蒸発器6からの排水を庫外に導くドレン8と、ドレン8からの排水を受けて貯めるドレンパン9とを有し、電子機器1の廃熱を庫外へ導くダクトA11と、ドレンパン9を含むダクトB12とを連通したことにより、省エネで、加熱コイルの必要性も無くコストダウンが出来る。また圧縮機停止中も安定した蒸発能力が得られる。
【選択図】図1
【解決手段】庫内2に電子機器1を収納し庫内2を所定温度に冷却するための冷却ユニット7を備えた電子機器用冷却庫の排水蒸発装置において、冷却ユニット7の蒸発器6からの排水を庫外に導くドレン8と、ドレン8からの排水を受けて貯めるドレンパン9とを有し、電子機器1の廃熱を庫外へ導くダクトA11と、ドレンパン9を含むダクトB12とを連通したことにより、省エネで、加熱コイルの必要性も無くコストダウンが出来る。また圧縮機停止中も安定した蒸発能力が得られる。
【選択図】図1
Description
本発明は電子機器用冷却庫の排水蒸発装置に関するものである。
従来この種の冷却庫の排水蒸発装置として特許文献1のものがある。
図2は特許文献1に記載された従来の冷却庫の排水蒸発装置を示すものである。図2において、庫内2と、圧縮機3、凝縮器4、絞り装置5、蒸発器6を備えた冷却ユニット7と、蒸発器6からの排水を庫外に導く為のドレン8と、ドレン8からの排水を受けて貯める為のドレンパン9と、ドレンパン9に備えられた蒸発シート10と、ファン13と、加熱コイル14から構成されている。
以上のように構成された冷却庫の排水蒸発装置について、以下その動作を説明する。
冷却ユニット7は圧縮機3、凝縮器4、加熱コイル14、絞り装置5、蒸発器6から構成されている。庫内2を冷却すると庫内2に設置された蒸発器6にて庫内2空気中の水分が凝縮する。凝縮した水分は排水としてドレン8にてドレンパン9まで導かれ溜まる。
ドレンパン9に溜まった排水を蒸発させる為、ドレンパン9内、排水が漬かる場所に設けられた加熱コイル14にて排水の温度を約30〜50℃まで上げ、蒸発シート10で排水を吸わせて凝縮器4の排熱の影響を受けた風を蒸発シート10にファン13にて当てる事により排水を蒸発させる。
しかしながら上記従来の構成では加熱コイルが必要な為コストが掛かる。また加熱コイルがドレンパン中に設置されている為、メンテナンスでドレンパンを取り出す場合、加熱コイルを避けて取り出す工夫が必要である。また圧縮機停止中は凝縮器からの排熱が無くなり且つ、加熱パイプの温度が下がる為、その間蒸発能力が落ちるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷却対象である発熱量の多い電子機器(例えば発熱量の多いパーソナルコンピュータやハードディスク、プロジェクタ等)の廃熱を再利用してドレンパンの排水を蒸発させる事が出来る電子機器用冷却庫の排水蒸発装置を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の電子機器用冷却庫の排水蒸発装置は、庫内に電子機器を収納し前記庫内を所定温度に冷却するための冷却ユニットを備えた電子機器用冷却庫の排水蒸発装置において、前記冷却ユニットの蒸発器からの排水を庫外に導くドレンと、前記ドレンからの排水を受けて貯めるドレンパンとを有し、前記電子機器の廃熱を庫外へ導くダクトAと、前記ドレンパンを含むダクトBとを連通したものである。
これにより、冷却対象である庫内に設置された電子機器の廃熱を庫外に設置されたドレンパンまで導く事により、冷却対象である電子機器(例えば発熱量の多いパーソナルコンピュータやハードディスク、プロジェクタ等)の廃熱を再利用してドレンパンの排水を蒸発させる事が出来る。
本発明の電子機器冷却庫の排水蒸発装置は、庫内に電子機器を収納し前記庫内を所定温度に冷却するための冷却ユニットを備えた電子機器用冷却庫の排水蒸発装置において、前記冷却ユニットの蒸発器からの排水を庫外に導くドレンと、前記ドレンからの排水を受けて貯めるドレンパンとを有し、前記電子機器の廃熱を庫外へ導くダクトAと、前記ドレンパンを含むダクトBとを連通したので、冷却対象である庫内に設置された電子機器の廃熱を庫外に設置されたドレンパンまで導く事により、冷却対象である電子機器(例えば発熱量の多いパーソナルコンピュータやハードディスク、プロジェクタ等)の廃熱を再利用してドレンパンの排水を蒸発させる事が出来る為、省エネとなる。また加熱コイルの必要性も無くコストダウンが出来る。また圧縮機停止中も安定した蒸発能力を得ることが出来る。
請求項1に記載の発明は、庫内に電子機器を収納し前記庫内を所定温度に冷却するための冷却ユニットを備えた電子機器用冷却庫の排水蒸発装置において、前記冷却ユニットの蒸発器からの排水を庫外に導くドレンと、前記ドレンからの排水を受けて貯めるドレンパンとを有し、前記電子機器の廃熱を庫外へ導くダクトAと、前記ドレンパンを含むダクトBとを連通したものであり、冷却対象である庫内に設置された電子機器の廃熱を庫外に設置されたドレンパンまで導く事により、電子機器の廃熱を利用してドレンパンに溜まった排水を加熱コイルの必要性も無く、また圧縮機運転の有無に影響される事無く蒸発させる事が出来る。
また電子機器の発熱量が高ければ高い程、排水蒸発能力が高くなるため、冷却負荷増大による排水量増大に対しても比例関係にあり対応する事が出来る。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における電子機器用冷却庫の排水蒸発装置の構成図である。
図1は、本発明の実施の形態1における電子機器用冷却庫の排水蒸発装置の構成図である。
近年、パーソナルコンピュータやハードディスク、プロジェクタ等の電子機器は高性能化が進み発熱量が急速に増大している。夏場等、雰囲気温度が上昇すると電子機器内部に搭載している空冷もしくは水冷冷却では問題無く動作出来る適温を維持出来なくなり、最悪の場合停止する。その為、冷却装置付きサーバーラック等、電子機器の雰囲気温度を下げて適温を維持する電子機器用冷却庫が存在する。
電子機器用冷却庫本体は壁、もしくは断熱材で覆われた庫内2を有しており、庫内2には冷却対象である発熱量の多い電子機器1(例えば発熱量の多いパーソナルコンピュータやハードディスク、プロジェクタ等)を設置している。
圧縮機3、凝縮器4、絞り装置5、蒸発器6を備えた冷却ユニット7を備えており、蒸発器6は庫内2に設置されており電子機器雰囲気温度を下げて適温で維持する事が出来る
。
。
蒸発器6からの排水をドレンパン9導く為のドレン8が形成されており、ドレンパン9には溜まった排水を蒸発させる為に蒸発シート10を設置している。電子機器の発熱を廃熱として外部に放出する為のファン13(電子機器内部に搭載している場合有り)と、その廃熱を庫外に導く為のダクトAを形成している。
ドレンパン9と蒸発シート10は庫外にあるダクトB内に設置されており、ダクトAと本体面を介して接触している。
以上のように構成された電子機器用冷却庫の排水蒸発装置について、以下その動作を説明する。
発熱量の多い電子機器1(例えば発熱量の多いパーソナルコンピュータやハードディスク、プロジェクタ等)が設置された庫内2を適温に維持する為冷却ユニット7にて冷却を行う。冷却時、蒸発器6にて庫内2空気中水分が凝縮される。凝縮された水分は排水としてドレン8にてドレンパン9まで導かれ溜まる。ドレンパン9には不織布等で形成された蒸発シートを設置しており溜まった排水を吸水する。
電子機器1から廃熱をファン13、ダクトA11により庫外にあるダクトB12まで導き、ダクトB12内に設置された蒸発シート10に廃熱を当てて排水を蒸発させる。
これにより廃熱を再利用する為省エネである。また加熱コイル14の必要性も無い為コストダウン出来る。また圧縮機運転の有無に影響される事無く高い蒸発能力を維持させる事が出来る。
本発明にかかる電子機器用冷却庫の排水蒸発装置は発熱する電子機器の廃熱を利用する為、サーバーラック等の用途にも適用出来る。
1 電子機器
2 庫内
3 圧縮機
4 凝縮器
5 絞り装置
6 蒸発器
7 冷却ユニット
8 ドレン
9 ドレンパン
10 蒸発シート
11 ダクトA
12 ダクトB
13 ファン
14 加熱コイル
2 庫内
3 圧縮機
4 凝縮器
5 絞り装置
6 蒸発器
7 冷却ユニット
8 ドレン
9 ドレンパン
10 蒸発シート
11 ダクトA
12 ダクトB
13 ファン
14 加熱コイル
Claims (1)
- 庫内に電子機器を収納し前記庫内を所定温度に冷却するための冷却ユニットを備えた電子機器用冷却庫の排水蒸発装置において、前記冷却ユニットの蒸発器からの排水を庫外に導くドレンと、前記ドレンからの排水を受けて貯めるドレンパンとを有し、前記電子機器の廃熱を庫外へ導くダクトAと、前記ドレンパンを含むダクトBとを連通したことを特徴とする電子機器用冷却庫の排水蒸発装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197847A JP2011047608A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 電子機器用冷却庫の排水蒸発装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197847A JP2011047608A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 電子機器用冷却庫の排水蒸発装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011047608A true JP2011047608A (ja) | 2011-03-10 |
Family
ID=43834127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009197847A Pending JP2011047608A (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 電子機器用冷却庫の排水蒸発装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011047608A (ja) |
-
2009
- 2009-08-28 JP JP2009197847A patent/JP2011047608A/ja active Pending
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