JP2011046264A - 車両のジョイントカバー構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロアパネルに設けられステアリングシャフトを貫通するための貫通孔に水が浸入しないように、水の浸入を防止することを可能にする。
【解決手段】車両10のフロアパネル13に貫通孔25を設け、この貫通孔25にジョイント部材33を介してステアリングシャフト17を貫通させ、これらのステアリングシャフト17のジョイント部材33廻りをジョイントカバー21で覆った車両のジョイントカバー構造20において、ジョイントカバー21の下部開口44に、カバー本体42の内部に浸入する水を内方から外方に向けて流す左右のリップ部47,48を設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のステアリング装置のステアリングコラム側とステアリングギヤボックス側との接続部分をジョイントカバーで覆う車両のジョイントカバー構造に関する。
車両のエンジンルームと車室を仕切るトーボード(車体)には、エンジンルーム側のステアリングギヤボックスと車室側のステアリングホイールを接続するステアリングシャフトを貫通するための貫通孔が形成されている。この貫通孔には、エンジンルームのダスト、泥水、騒音等が車室内に入り込むのを防止するため、ジョイントカバーが配置されている。
このようなジョイントカバーを配置する車両のジョイントカバー構造として、ステアリングコラム側とステアリングギヤボックス側とを接続するジョイント部材を車室側から覆うものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1の車両のジョイントカバー構造は、フロアパネルにステアリングシャフトを貫通するための貫通孔が形成され、この貫通孔を介してステアリングコラム側とステアリングギヤボックス側とをジョイント部材で接続し、このジョイント部材廻りを車室側からジョイントカバーで覆い、このジョイントカバーを車体側に固定している。
このような車両のジョイントカバー構造は、荷物を運搬する軽トラックなどの輸送車両に多く採用される。輸送車両では、泥の付着した靴のまま車室内に乗り込むことも多いので、車室内を水洗いすることが通例である。
しかし、特許文献1の車両のジョイントカバー構造では、車室内を水洗いする場合には、フロアパネルに設けられ、ステアリングシャフトを貫通するための貫通孔に水が浸入しないような配慮が望まれる。
すなわち、フロアパネルに開けた貫通孔に水が入らないように、水の浸入を防止したいものである。
特開2008−279868公報
本発明は、フロアパネルに設けられステアリングシャフトを貫通するための貫通孔に水が浸入しないように、水の浸入を防止することができる車両のジョイントカバー構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両のステアリングシャフトを覆うためのジョイントカバーを設けた車両のジョイントカバー構造であって、ジョイントカバーは、下側にステアリングシャフトを貫通する開口部を有し、開口部の近傍に水の浸入を防止するリップ部が設けられたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、リップ部を、水をリップ部の内方から外方に向かって流すように傾斜させたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ジョイントカバーが、車両のフロアパネルに設けられたことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ジョイントカバーが、フロアパネルにブラケットが設けられ、このブラケットにクリップで係止されたことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、リップ部に、水をリップ部の内方から外方に向けて流す水受け部を備えたことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、開口部に、フロアパネルに当接するフランジが設けられたことを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車両のステアリングシャフトをジョイントカバーで覆う。ジョイントカバーには、下側にステアリングシャフトを貫通する開口部を有し、開口部の近傍に水の浸入を防止するリップ部が設けられたので、例えば、車両を水洗いする場合にも、開口部からの水の浸入を防止するとともに、開口部から浸入する水の流れを所定の方向に指向させることができる。この結果、開口部の近傍の水はけ性を改善することができる。
請求項2に係る発明では、リップ部を、水がリップ部の内方から外方に向かって流れるように傾斜したので、例えば、開口部の内部に、且つフロアパネルにステアリングシャフトを貫通する貫通孔がある場合には、水をリップ部の内方から外方に向かって流すことができ、貫通孔に水が向かわないようにすることができる。すなわち、ジョイントカバーの開口部から入ろうとする水の浸入を防止することができる。
請求項3に係る発明では、ジョイントカバーが、車両のフロアパネルに設けられたので、例えば、車室を水洗いする場合にも開口部から浸入する水の流れを所定の方向に指向させることができる。すなわち、車室を容易に水洗いすることが可能となる。
請求項4に係る発明では、ジョイントカバーが、フロアパネル設けられたブラケットにクリップで係止されたので、フロアパネルに孔を開けることを回避することができる。
請求項5に係る発明では、リップ部に、水をリップ部の内方から外方に向けて流す水受け部を備えたので、リップ部で受けた水を円滑に流すことができる。
請求項6に係る発明では、開口部に、フロアパネルに当接するフランジが設けられたので、例えば、下部開口のうちフロアパネルに当接させることができる部分からジョイントカバー内に浸入する水を入り難くすることができる。
本発明に係る車両のジョイントカバー構造の斜視図である。 図1に示された車両のジョイントカバー構造の分解斜視図である。 図1に示されたジョイントカバーの斜視図である。 図3の4部拡大図である。 図1に示されたジョイントカバーのリップ部を示す斜視図である。 図1に示されたジョイントカバーの成形時及び使用時の対比を示す説明図である。 図1に示された車両のジョイントカバー構造の比較検討図である。 図1に示された車両のジョイントカバー構造の水の流れを示す作用説明図である。 本発明に係る車両のジョイントカバー構造の別実施例のジョイントカバーの斜視図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1及び図2に示されたように、車両10は、車室12の下部を構成するフロアパネル13と、このフロアパネル13の下方に設けられるステアリングギヤボックス(不図示)と、車輪(不図示)を操舵するステアリングホイール(不図示)と、これらのステアリングホイールとステアリングギヤボックスとを連結するステアリングシャフト17と、フロアパネル13に設けられ、ステアリングシャフト17のジョイント部材33廻りを覆うジョイントカバー21とを備える。ジョイントカバー21は、車室12内のフロアパネル13にブラケット26が設けられ、このブラケット26にクリップ22,22で係止される。
フロアパネル13は、他の部分よりも一段高く形成されたフロア側凸部24と、このフロア側凸部24の略中央に形成され、ステアリングシャフト17が貫通する貫通孔25と、フロア側凸部24の前方に設けられ、ジョイントカバー21が取付けられるブラケット26とを備える。
ブラケット26は、フロアパネル13にスポット溶接される部材である。ブラケット26は、ジョイントカバー21が取付けられる左右の取付部27,27と、フロアパネル13に溶接される中央の溶接部28とが形成される。
ステアリングシャフト17は、ステアリングホイール(不図示)に接続されるステアリングホイール側シャフト31と、ステアリングギヤボックス(不図示)に接続されるステアリングギヤ側シャフト32と、これらのステアリングホイール側シャフト31及びステアリングギヤ側シャフト32を連結するジョイント部材33とからなる。
ジョイント部材33は、ステアリングホイール側シャフト31の先端が取付けられる一方のヨーク34と、ステアリングギヤ側シャフト32の先端が取付けられる他方のヨーク35と、これらのヨーク34,35が揺動自在に接続されるクロススパイダ36とを主要部品とするユニバーサルジョイントである。
図3〜図5に示されるように、ジョイントカバー21は、ステアリングシャフト17(図1参照)のジョイント部材33廻りを覆うカバー本体42と、このカバー本体42の上部に設けられ、ステアリングシャフト17が貫通する上部開口43と、カバー本体42の下部に設けられ、ステアリングシャフト17が貫通する下部開口(開口部)44とからなる。
カバー本体42は、上部開口43から下部開口44に亘って設けられ、ステアリングシャフト17を上部開口43及び下部開口44に通すための分割部45と、分割部45の対向側に且つ上部開口43に設けられ、分割部45の開放を容易にする切り欠き部46と、カバー本体42の内部に且つ下部開口(開口部)44の近傍に設けられ、水の浸入を防止する左右のリップ部(防水用カバー)47,48とが形成される。
左のリップ部47は、カバー本体42の内方に向けて延出した本体壁51と、この本体壁51の内方先端に設けられ、水を下方に向けて案内する縦水受け部52と、本体壁51の下端に設けられるとともに縦水受け部52と連続的に設けられ、水を内方から外方に向けて流す下部水受け部(水受け部)53とからなる。左のリップ部47は、水を内方から外方に向かって流すように傾斜してカバー本体42の内部に設けられている。
右のリップ部48は、本体壁55と、縦水受け部56と、下部水受け部(水受け部)57とが左のリップ部47に対して左右対称に形成される。また、右のリップ部48は、左のリップ部47と同様に、水を内方から外方に向かって流すように傾斜してカバー本体42の内部に設けられている。
分割部45は、ステアリングシャフト17(図1参照)を通すためにカバー本体42の一部が別れている部分である。詳細には、分割部45は、分割部45の一方に設けられる一方側フランジ61と、この一方側フランジ61に設けられ、分割部45の他方に嵌合する第1結合部64と、分割部45の他方に設けられる他方側フランジ62と、この他方側フランジ62に設けられ、第1結合部64に嵌合する第2結合部66とからなる。
第1結合部64は凸部に形成され、第2結合部66は凹部に形成される。凸部(第1結合部)64及び凹部(第2結合部)66は、一方側フランジ61及び他方側フランジ62に沿わせて、長方形(長手の矩形)に形成される。
すなわち、ジョイントカバー21では、分割部45の一方に凸部64が設けられ、分割部45の他方に凹部66が設けられ、ジョイントカバー21の取付状態で凹部66に凸部64が嵌め込まれる。なお、ジョイントカバー21の凹部66は孔若しくは溝を含む。
上部開口43は、上部開口43を補強する左右の上部フランジ68,68が設けられる。下部開口44は、フロアパネル13に当接する略U字のフロア側フランジ(フランジ)71と、フロアパネル13のブラケット26に取付けられる左右のブラケット側フランジ(フランジ)72,72を備える。
左右のブラケット側フランジ72,72は、左右のクリップ22,22が係合する左右のクリップ孔73,73と、左右のクリップ孔73,73の周りにブラケット26の取付部27,27に当接させる左右の筒部74,74が形成される。
図1〜図5に示されたように、車両のジョイントカバー構造20は、車両10のフロアパネル13に貫通孔25を設け、この貫通孔25にジョイント部材33を介してステアリングシャフト17を貫通させ、これらのステアリングシャフト17のジョイント部材33廻りをジョイントカバー21で覆ったものである。
さらに、車両のジョイントカバー構造20は、ジョイントカバー21の下部開口44の近傍に、カバー本体42の内部に浸入する水を内方から外方に向けて流す左右のリップ部47,48が設けられたものである。また、分割部45の一方に凸部64が設けられ、分割部45の他方に凹部66が設けられ、ジョイントカバー21の取付状態で凹部66に凸部64が嵌め込まれる。
ところで、このような車両のジョイントカバー構造20は、軽トラックなどに用いられることが多く、軽トラックでは車室12を水洗いすることもあり、ステアリングシャフト17を貫通するための貫通孔25に水が浸入しないように、水の浸入を防止する配慮が望まれる。
一方、軽トラックでは、ジョイントカバー21がブレーキペダルとクラッチペダルとの間に配置されることもあり、運転中に乗員の靴がジョイントカバー21に接触することもある。従って、ジョイントカバー21に十分な剛性を持たせることが好ましい。
車両のジョイントカバー構造20では、ジョイントカバー21の下部開口44の近傍にに、カバー本体42の内部に浸入する水を内方から外方に向けて流す左右のリップ部47,48を設けたので、例えば、車両10を水洗いする場合にも、下部開口(開口部)44からの水の浸入を防止するとともに、下部開口(開口部)44から浸入する水の流れを所定の方向に指向させることができる。この結果、下部開口(開口部)44の近傍の水はけ性を改善することができる。
分割部45の一方に凸部64が設けられ、分割部45の他方に凹部66が設けられ、ジョイントカバー21の取付状態で凹部66に凸部64が嵌め込まれるので、ステアリングシャフト17をジョイントカバー21で覆うときに、凸部64を凹部66に噛み合わすことができる。これにより、ジョイントカバー21の組み付け時の剛性の向上を図ることができる。この結果、運転中に乗員の靴がジョイントカバー21に接触する場合にも、ジョイントカバー21の変形を防止することができ、ジョイントカバー21に十分な剛性を確保することができる。
さらに、凸部64を凹部66に噛み合わせてフロアパネル(車体)13に取付けることができる。これにより、補強部材等の他の部材を用いることなく、フロアパネル(車体)13に取付けて使用できる。この結果、補強部材等の他の部材を介して取付けることによる取付け部分の錆などの発生の懸念を排除できる。
図6(a)に示されたように、ジョイントカバー21は、成型時には、一方側フランジ61と他方側フランジ62とに上部開口43から下部開口44に向けてテーパ状に開いた隙間S1が設けられるとともに、左右のリップ部47,48の縦水受け部52,56同士にも、上部開口43から下部開口44に向けてテーパ状に開いた隙間S2が設けられる。
すなわち、隙間S1,S2が設けられた形状に成形される。
また、図6(b)に示されたように、ジョイントカバー21は、使用時には、左右のブラケット側フランジ72,72をブラケット26(図2参照)の取付部27,27に取付けることで、一方側フランジ61(凸部64)と他方側フランジ62(凹部66)とが合わさるとともに、左右のリップ部47,48の縦水受け部52,56同士が合わさった状態で組み付けることができる。
図7(a)に示されたように、比較例のジョイントカバー151は、左右のリップ部157,158に水が内方から外方に向けて流す傾斜が付けられていないカバーである。従って、図7(b)に示されたように、水の流れが矢印a1,a1の如く一定した流れとはならない。すなわち、水はけ性の改善が十分とはいえない。
図7(c)に示されたように、実施例のジョイントカバー21は、左右のリップ部47,48は、水をリップ部47,48の内方から外方に向かって流すように傾斜して設けられている。従って、図7(d)に示されたように、水の流れが矢印a2,a2の如く一定した流れとすることができる。すなわち、水はけ性の十分な改善を図ることができる。
車両のジョイントカバー構造20では、図5及び図8に示されたように、リップ部47,48を、水が内方から外方に向かって流れるように傾斜したので、例えば、下部開口(開口部)44の内部に、且つフロアパネル13にステアリングシャフト17(図1参照)を貫通する貫通孔25がある場合には、水をリップ部の内方から外方に向かって流すことができ、貫通孔25に水が向かわないようにすることができる。すなわち、ジョイントカバー21の下部開口(開口部)44から入ろうとする水の浸入を防止することができる。
車両のジョイントカバー構造20では、ジョイントカバー21に、左右のリップ部47,48が設けられるとともに、左右のリップ部47,48が水を内方から外方に向かって流すように傾斜させたので、左右のリップ部47,48で受けた水は、図8に示されたように、矢印b1,b1の如く、水をリップ部47,48の内方から外方に向かって流すことができる。
さらに、車両のジョイントカバー構造20では、フロアパネル13に、他の部分よりも一段高くフロア側凸部24が形成され、このフロア側凸部24の略中央にステアリングシャフト17(図2参照)が貫通する貫通孔25が形成されたので、図8に示されたように、ブラケット26部分からフロアパネル13に矢印c1,c1の如く浸入した水は、矢印c2,c2及び矢印c3,c3の如く、フロアパネル13の内方から外方に向かって指向させることができる。この結果、貫通孔25には水が浸入しにくい。
車両のジョイントカバー構造20では、図1に示されたように、ジョイントカバー21が、車両10のフロアパネル13に設けられたので、例えば、車室12を水洗いする場合にも下部開口(開口部)44から浸入する水の流れを所定の方向に指向させることができる。すなわち、車室12を容易に水洗いすることが可能となる。
車両のジョイントカバー構造20では、ジョイントカバー21が、フロアパネル13に設けられたブラケット26にクリップ22,22で係止されたので、フロアパネル13に孔を開けることを回避することができる。
車両のジョイントカバー構造20では、図5に示されたように、リップ部47,48に、水を内方から外方に向けて流す水受け部を備えたので、リップ部47,48で受けた水を円滑に流すことができる。
車両のジョイントカバー構造20では、図1及び図5に示されたように、下部開口(開口部)44に、フロアパネル13に当接するフランジ71が設けられたので、例えば、下部開口44のうちフロアパネル13に当接させることができる部分からジョイントカバー21内に浸入する水を入り難くすることができる。
図9に示されたように、別実施例のジョイントカバー91は、ステアリングシャフト17のジョイント部材33(図2参照)廻りを覆うカバー本体92と、このカバー本体92の上部に設けられ、ステアリングシャフト17を貫通する上部開口93と、カバー本体92の下部に設けられ、ステアリングシャフト17を貫通する下部開口(開口部)94とからなる。
カバー本体92は、上部開口93から下部開口94に亘って設けられ、ステアリングシャフト17を上部開口93及び下部開口94に通すための分割部95と、分割部95の対向側に且つ上部開口93に設けられ、分割部95の開放を容易にする切り欠き部96と、カバー本体92の内部に且つ下部開口(開口部)94の近傍に設けられ、水の浸入を防止する左右のリップ部(不図示)とが形成される。
分割部95は、分割部95の一方に設けられる一方側フランジ101と、この一方側フランジ101に設けられ、分割部95の他方に嵌合する第1結合部としての内外の凸部103,104と、分割部95の他方に設けられる他方側フランジ102と、この他方側フランジ102に設けられ、内外の凸部103,104に嵌合する第2結合部としての内外の凹部105,106とが形成される。
すなわち、凸部103,104及び凹部105,106が、複数組み形成されたので、ジョイントカバー91の強度をさらに増すことができる。
尚、本発明に係る車両のジョイントカバー構造では、図5に示すように、下部開口(開口部)44の近傍に水の浸入を防止するリップ部47,48が設けられたが、例えば、下部開口44の奥等にリップ部を設けるものであってもよい。
本発明に係る車両のジョイントカバー構造は、荷物を運搬する軽トラックなどの輸送車両に採用するのに好適である。
10…車両、12…車室、13…フロアパネル、17…ステアリングシャフト、20…車両のジョイントカバー構造、21…ジョイントカバー、22…クリップ、25…貫通孔、26…ブラケット、33…ジョイント部材、42…カバー本体、43…上部開口、44…開口部(下部開口)、45…分割部、47,48…左右のリップ部、53,57…水受け部(下部水受け部)、71…フランジ(フロア側フランジ)。

Claims (6)

  1. 車両のステアリングシャフトを覆うためのジョイントカバーを設けた車両のジョイントカバー構造であって、
    前記ジョイントカバーは、下側に前記ステアリングシャフトを貫通する開口部を有し、前記開口部の近傍に水の浸入を防止するリップ部が設けられたことを特徴とする車両のジョイントカバー構造。
  2. 前記リップ部は、水をリップ部の内方から外方に向かって流すように傾斜させたことを特徴とする請求項1記載の車両のジョイントカバー構造。
  3. 前記ジョイントカバーは、前記車両のフロアパネルに設けられたことを特徴とする請求項1に記載の車両のジョイントカバー構造。
  4. 前記ジョイントカバーは、前記フロアパネルにブラケットが設けられ、このブラケットにクリップで係止されたことを特徴とする請求項3記載の車両のジョイントカバー構造。
  5. 前記リップ部は、水をリップ部の内方から外方に向けて流す水受け部を備えたことを特徴とする請求項2記載の車両のジョイントカバー構造。
  6. 前記開口部は、前記フロアパネルに当接するフランジが設けられたことを特徴とする請求項1記載の車両のジョイントカバー構造。
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