JP2011043521A - 広帯域化された磁界補償システム - Google Patents

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Abstract

【課題】交番周波数が非常に低い、さらには周波数がほとんど0Hzの磁界に実際に適した磁界測定用装置を提供する
【解決手段】磁界測定用装置は第1のセンサと第2のセンサを備える。第1のセンサは、第1の周波数範囲内の磁界に対してアクティブであり、その周波数範囲は第2のセンサがアクティブとなる周波数範囲よりも低い周波数を含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、磁界測定用装置および磁界補償用装置に関する。さらに本発明には、磁界を補償する方法が含まれる。
いくつかの磁界測定用装置が、知られている。
最新の磁界測定用センサは、しばしばフラックスゲート磁力計の形をとる。例として、2軸、またはすべての空間方向の磁界を測定できる3軸の、フラックスゲート磁界センサがある。この場合は、2つの強磁性体コア上にそれぞれ3つのコイルがある。三角波発生器が、励磁コイルを通って流れる電流を発生する。電流は、強磁性体コア中に磁界を設定する。磁束の変化は、検出コイルとして知られるコイルに電圧を誘起する。外部磁界が印加されない場合は、検出コイル中の電圧差はゼロである。外部磁界が設定されるとすぐに、差電圧が発生される。
この差電圧は、磁界補償システム内で、補償コイルを駆動するために用いられる。磁界補償用装置内で、通常ヘルムホルツ・コイルの形をとる補償コイルからの磁界は、外部磁界を補償する。
このようなフラックスゲート・センサは、高感度および高分解能の特徴がある。
フラックスゲート・センサを有する磁界補償用装置の欠点は、一般に、センサの帯域が非常に狭いことである。すなわちセンサの帯域は、通常2KHzを超えない。
別法として、磁界測定用に用いられるセンサをコイルとすることもでき、外部磁界によってコイル中に誘起される電圧を測定することができる。このようなコイル・センサは、比較的高い周波数すなわち交番磁界に特に適しており、対照的に通常10Hz未満の周波数には適さない。さらに、この種のコイル・センサからの信号は、ディジタル信号処理システムに組み込むには不向きである。測定される交番磁界の周波数が高いということは、複雑で多くの場合実現不可能な、サンプル周波数の極めて高いディジタル信号処理システムを設けることが必要になることを意味する。
一方、本発明は、広帯域の磁界測定用装置を提供するという目的に基づく。特に、本発明の一目的は、交番周波数が非常に低い、さらには周波数がほとんど0Hzの磁界に実際に適した磁界測定用装置を提供することである。
本発明の他の目的は、磁界測定用装置および、ディジタル駆動が可能であり同時にまた比較的高周波の交番磁界、特に2KHzを超える交番磁界向けに適した磁界補償用装置を提供することである。
本発明の別の目的は特に、磁界測定用の小型センサ・システム、特にセンサ・システム全体を1つの筐体に統合する必要がある、センサ・システムを提供することである。
本発明の目的は、独立請求項の1つに記載の磁界測定用装置、磁界補償用装置、および磁界を補償する方法によって達成される。
本発明の好ましい実施形態および発展形態については、それぞれの従属性請求項に見出すことができる。
したがって本発明によれば、第1のセンサと第2のセンサを備える磁界測定用装置が提供される。第1のセンサは、第1の周波数範囲内の磁界に対してアクティブであり、その周波数範囲は第2のセンサがアクティブとなる周波数範囲よりも低い周波数を含む。
このような、様々な周波数範囲でアクティブとなるセンサを結合することにより、非常に広帯域の磁界測定用装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態では、磁界測定用装置の帯域は、5Hz〜1KHz、好ましくは2Hz〜10KHz、特に好ましくは0.1Hz〜20KHzに及ぶ。したがって、0に等しい、またはほとんど0の周波数から、20KHzの磁界の交番周波数までアクティブな磁界測定用装置が生成される。
好ましくは、第1の周波数範囲は、15KHz未満、好ましくは7KHz未満、特に好ましくは3KHz未満であり、同時に、第1の周波数範囲は、1Hz未満、好ましくは0.5Hz未満、特に好ましくは0Hzから始まる。
第2の周波数範囲は、5Hzより高く、好ましくは15Hzより高く、特に好ましくは20Hzより高く、少なくとも10KHzまで、好ましくは15KHzまで、特に好ましくは少なくとも20KHzまで及ぶ。
本発明の一発展形態では、磁界測定用装置は、第1のセンサからの信号をディジタル処理する手段と、第2のセンサからの第2の信号をアナログ処理する手段を有する。
特に磁界測定用装置の駆動を容易にするために、たとえばコンピュータを使用して、第1のセンサからのセンサ信号のディジタル処理を用いることができる。好ましくは、第2のセンサからの信号はアナログ処理を受け、たとえばアナログ増幅器に送られる。したがって広帯域でのディジタル信号処理は必要なく、全体として磁界測定用装置のより広い帯域を得ることが可能となる。
第2のセンサからの信号のアナログ処理は、第1のセンサからの信号のディジタル処理が、アナログ処理に作用を及ぼすように用いることができることを妨げるものではなく、たとえばディジタル制御および/または調節ユニットが、アナログ制御ループ中に配置された増幅器の利得係数を制御および/または調節できることを妨げるものではない。
本発明の1つの好ましい実施形態では、センサがアクティブな軸はほぼ並行である。好ましくは、軸は互いにほぼ上/下に配置される。軸が一致することは、各センサが同じ方向で測定を行うことを意味する。これにより得られる効果は、2つのセンサからの信号が、適当な信号整形時に、互いに平滑に一体化することである。
可能な場合は、センサは互いに接近して、特に10cm未満、好ましくは2cm未満の間隔で配置される。
本発明の一発展形態では、磁界測定用装置は、第1のセンサからの信号用にローパス・フィルタを有する。ローパス・フィルタは、高周波成分を遮断し、それによりセンサの帯域を制限するために用いられる。同時に、磁界測定用装置は、第2のセンサからの信号用にハイパス・フィルタを有し、ハイパス・フィルタは第2のセンサからの低周波成分を遮断するために用いられる。
ハイパス・フィルタとローパス・フィルタを同時に用いることによって得られる効果は、センサ信号がオーバラップする周波数領域がないことである。一方のセンサから他方のセンサへ遷移する遮断周波数は、好ましくは15〜50Hzの間にある。
交番周波数が低い磁界は、好ましくはフラックスゲート・センサを用いて測定される。このようなフラックスゲート・センサは、純粋なDC磁界(0Hz)にも応答し、非常に高感度でありかつ高レベルの精度を有するという特徴がある。
第2のセンサはコイルでよく、コイル中に誘起される電圧が測定される。
2つのセンサ間のクロストークをできるだけ小さく保つために、本発明の一発展形態でのフラックスゲート・センサは、磁界測定用装置がアクティブである帯域の上限の、少なくとも2倍、好ましくは少なくとも3倍、特に好ましくは少なくとも5倍のチョッパ周波数で動作する。チョッパ周波数は、フラックスゲート・センサの励磁コイルが動作する周波数を意味することが分かる。フラックスゲート・センサを、磁界測定用装置がアクティブである帯域からずっと離れた周波数で動作させることにより、センサ間のクロストークが最小になる。
チョッパ周波数は、50KHzより高く、好ましくは80KHzより高く、特に好ましくは120KHzより高い。
センサは、クロストークをさらに最小化するために、センサから来る磁界の放出が、実質的にできるだけ互いのセンサから離れて指向するように取り付けられる。
したがって、両方のセンサを1つの筐体内に配置し、このようにして帯域が0〜20KHzのハイブリッド・センサを得ることが可能になる。
筐体内または下流の処理装置内では、加算器内でセンサ信号を1つにすることができる。好ましくは、加算器の上流には、ハイパス・フィルタおよびローパス・フィルタが配置され、加算器は実質的にセンサ信号をラインに接続する機能を有するようになる。
本発明はまた、磁界測定用装置と少なくとも1つの補償コイルとを備える、磁界補償用装置に関する。
補償コイルは、通常、ヘルムホルツ・コイルの形をとる。好ましくは、互いにほぼ直交した3つのヘルムホルツ・コイルが用いられ、3つすべての空間方向において磁界補償が可能になる。
本発明の一発展形態では、磁界補償用装置は、少なくとも1つのディジタル信号プロセッサを備える。好ましくは、ディジタル信号プロセッサは、アナログ/ディジタル変換器を介して第1のセンサに接続される。したがって第1のセンサからの信号は、ディジタル信号プロセッサによってさらに処理される。特にディジタル信号プロセッサによって、信号を増幅することができ、またはディジタル・ローパス・フィルタを形成することができる。
ディジタル信号プロセッサは、好ましくはたとえばPC接続用のインターフェースを有し、前記インターフェースは、磁界補償用装置を制御および/または調節するために用いることができる。
次いで、ディジタル信号プロセッサの出力のセンサ信号を送出するために、ディジタル/アナログ変換器を用いることができ、前記センサ信号は補償コイルを動作させるための信号として用いることができる。
好ましくは第2のセンサを備えるアナログ制御ループを制御するのにも、ディジタル信号プロセッサを用いることができるようにするために、本発明の一発展形態では、ディジタル信号プロセッサは増幅器のゲインに接続される。ゲインは、アナログ信号ループの利得係数を制御および/または調節するのに用いることができる。
さらに、ディジタル信号プロセッサはまた、制御または調節においてアナログ制御ループからの信号を考慮に入れるため、信号を表示するため、かつ/またはアナログ制御ループに能動的に作用を及ぼすために、アナログ制御ループの別の素子に接続することができる。特に、ディジタル信号プロセッサはまた、第2のセンサからの信号を受け取って評価することができ、あるいは終端の増幅器としてヘルムホルツ・コイル用の補償信号を増幅する別の増幅器に接続することもできる。
最後に、本発明は磁界を補償する方法に関し、磁界は、第1の周波数範囲では第1のセンサによって検出され、第2の周波数範囲では第2のセンサによって検出され、少なくとも第2の周波数範囲の一部分は、第1の周波数範囲より高い。センサ信号は少なくとも増幅され、増幅されて場合によっては適合されかつ処理されたセンサ信号は、少なくとも1つの補償コイルを駆動するのに用いられる。
好ましくは、第1のセンサからの信号はディジタル制御パスで処理され、第2のセンサからの信号はアナログ制御パスで処理される。
したがって、極めて広い帯域で磁界補償が可能になる方法が提供される。同時に、サンプル周波数の高いディジタル制御装置を設ける必要なしに、ディジタル制御または調節が可能となる。
以下に本発明について、図1〜図5の図面を参照してより詳細に説明する。
磁界補償の原理を示す概略図である。 フラックスゲート・センサの特性曲線を示す図である。 コイルの特性曲線を示す図である。 磁界補償用システムの例示的実施形態の構成要素部分を示す概略図である。 磁界補償の例示的実施形態の方法の工程を示す概略図である。
図1を参照して、磁界補償の原理を説明する。好ましくは3つすべての空間方向でアクティブなセンサ1は、磁界を測定するために用いられる。センサ1は、制御パスを介してヘルムホルツ・コイル3に接続され、制御パス内では、センサ信号を増幅し、互いに直角に配置された3つのヘルムホルツ・コイル3を駆動するために、増幅器2が用いられる。ヘルムホルツ・コイル3は、補償磁界を生成し、理想的にはセンサ1の位置での全磁界をゼロに調節する。
磁界補償においては、センサが最も重要な役割を果たす。干渉磁界は、純粋なDC磁界(0Hz)から数KHzまでの周波数をとり得る。したがってセンサは、広い帯域にわたって干渉磁界を検出できるはずである。同時に、センサが結合される制御パスは、低周波および高周波信号成分の両方を処理し、それらから補償信号を発生できなければならない。
図2は、フラックスゲート・センサの特性曲線を示す。磁界の周波数がHzにてX軸上にプロットされ、センサの信号振幅がY軸上にプロットされている。曲線から分かるようにフラックスゲート・センサは、ほとんど0Hzの磁界にさえも応答する。約2KHzで、センサからの信号は急激に低下する。したがって、この種のセンサは最大2KHzまでの交番磁界を測定することができる。このセンサは、高感度および高精度という特徴がある。
図3は、誘導コイルの形をとるセンサの特性曲線を示す。この種のセンサでは、磁界の正確な測定ができる信号は、約20Hzを超えるまで存在しない。20Hz未満では、センサ信号は非常に弱いので、磁界補償に用いることはできず、あるいは不十分にしか使用できない。
磁界補償用装置10の例示的実施形態の基本構成要素について、図4を参照してより詳細に説明する。
磁界補償用装置10は、2つのセンサを備え、フラックスゲート・センサの形をとる第1のセンサ11は、低周波、特に0〜20Hzの範囲の周波数成分を検出する。このようなセンサはまた、0Hzを超える磁界を検出するように設計されていても、DCセンサと呼ばれる。比較的高周波の磁界、特に20Hzを超える磁界成分を検出するために、磁界補償用装置10は、誘導コイルの形をとる第2のセンサ12を備える。これはまた、ACセンサと呼ばれる。
ある程度において磁界補償用装置10の中核は、第1のセンサ11からの信号を処理するためのディジタル制御パスを形成するのに用いられるディジタル信号プロセッサ15によって形成される。ディジタル信号プロセッサは、シリアル・インターフェース16を介してパーソナル・コンピュータ(図示せず)に接続することができる。
第1のセンサ11からの信号を処理できるようにするために、信号はアナログ/ディジタル変換器14を介して、ディジタル信号プロセッサ15に送られる。この例示的実施形態では、ディジタル信号プロセッサ15は、20Hzを超える周波数成分を濾去し、したがってディジタル・ローパス・フィルタを形成する。シリアル・インターフェース16は、ディジタル・ローパス・フィルタの遮断周波数を設定するのに用いることができる。第1のセンサ11からの信号はまた、増幅することができ、利得係数は同様にシリアル・インターフェース16を用いて設定することができる。処理された信号は、ディジタル/アナログ変換器17へ送られる。
第2のセンサ12は、この例示的実施形態では基本的に増幅器として用いられるマルチプレクサ18に接続される。マルチプレクサ18のゲインは、ディジタル信号プロセッサ15に接続される。したがって、第2のセンサ12からの信号に対する利得係数も同様に設定することができる。マルチプレクサ18の上流にはまた、20Hz未満の周波数成分を濾去するハイパス・フィルタ(図示せず)がある。第2のセンサ12からの信号は、ディジタル制御パスを通過しないで加算器19に送られ、加算器19は同様にアナログの形でディジタル/アナログ変換器17に接続される。
加算器19は信号をラインに接続し、最後に信号を、磁界補償用のヘルムホルツ・コイル13のための補償信号を増幅するのに用いられる別の増幅器20へ送る。
ここに示される磁界補償用システム10は、0〜20KHzの制御帯域を有する。
磁界補償のための本発明による方法の、例示的実施形態の方法の基本的工程について、図5を参照してより詳細に説明する。
第1のセンサ11は、0〜20Hzの間の磁界の周波数成分を検出し、それらをアナログ/ディジタル変換器14へ送るために用いられる。アナログ/ディジタル変換器はディジタル信号プロセッサ15に接続され、ディジタル信号プロセッサ15はコンピュータ21に接続され、ローパス・フィルタを形成する。ディジタル信号プロセッサ15は、センサ信号を処理する。利得特性は、コンピュータ21によって設定することができる。処理の後、第1のセンサ11からの信号は、ディジタル/アナログ変換器17によってアナログ信号に戻される。
第2のセンサ12は、アナログ制御パスに関連付けられる。信号は、次いで増幅器20へ送るために、まずハイパス・フィルタ22を通過する。増幅器20のゲインは、ディジタル信号プロセッサに接続される。したがって、利得係数を制御するのにディジタル信号プロセッサ15を用いることができる。増幅された信号は、加算器19に送られ、そこで第1のセンサ11からの処理された信号と加算される。
増幅器23は、コイル13のために、補償信号を再び増幅するために使用される。
ディジタル信号プロセッサ15は、増幅器23のゲインにも接続される。したがって、増幅器23の利得係数も、コンピュータ21によって制御することができる。
言うまでもなく、本発明の主題は上述の特徴の組合せに限定されることなく、当業者ならすべての特徴を適切に組み合わせるであろう。
1 センサ
2 増幅器
3 ヘルムホルツ・コイル
10 磁界補償用装置
11 第1のセンサ
12 第2のセンサ
13 ヘルムホルツ・コイル
14 アナログ/ディジタル変換器
15 ディジタル信号プロセッサ
16 シリアル・インターフェース
17 ディジタル/アナログ変換器
18 マルチプレクサ
19 加算器
20 増幅器
21 コンピュータ
22 ハイパス・フィルタ
23 増幅器

Claims (25)

  1. 第1の周波数範囲の磁界に対してアクティブな第1のセンサと、
    第2の周波数範囲の磁界に対してアクティブであり、前記第2の周波数範囲の少なくとも一部分が前記第1の周波数範囲よりも高い、少なくとも1つの第2のセンサと
    を備える磁界測定用装置。
  2. 5Hz〜1KHz、好ましくは2Hz〜10KHz、特に好ましくは0.1Hz〜20KHzの帯域でアクティブである磁界測定用装置。
  3. 前記第1のセンサからの信号をディジタル処理する手段、および/または前記第2のセンサからの信号をアナログ処理する手段を有する磁界測定用装置。
  4. 前記センサがアクティブである少なくとも1つの軸、好ましくはすべての軸がほぼ平行に、特に互いにほぼ上下に配置される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の磁界測定用装置。
  5. 前記第1のセンサからの信号用にローパス・フィルタを備える、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の磁界測定用装置。
  6. 前記ローパス・フィルタの遮断周波数が、500Hz未満、好ましくは100Hz未満、特に好ましくは50Hz未満である、請求項5に記載の磁界測定用装置。
  7. 前記第2のセンサからの信号用にハイパス・フィルタを備える、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の磁界測定用装置。
  8. 前記ハイパス・フィルタの遮断周波数が、5Hzより高く、好ましくは10Hzより高く、特に好ましくは15Hzより高い、請求項7に記載の磁界測定用装置。
  9. 前記第1のセンサがフラックスゲート・センサである、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の磁界測定用装置。
  10. 前記フラックスゲート・センサは、前記磁界測定用装置がアクティブである帯域の上限の、少なくとも2倍、好ましくは少なくとも3倍、特に好ましくは少なくとも5倍のチョッパ周波数で動作することができる、請求項9に記載の磁界測定用装置。
  11. 前記チョッパ周波数が、50KHzより高い、好ましくは80KHzより高い、特に好ましくは120KHzより高い、請求項9または10項のいずれか1項に記載の磁界測定用装置。
  12. 前記第1のセンサからの信号を、前記第2のセンサからの信号に加算する手段を備える、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の磁界測定用装置。
  13. 前記第1および第2のセンサが、一筐体内に配置される、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の磁界測定用装置。
  14. 少なくとも1つの、請求項1乃至13のいずれか1項に記載の磁界測定用装置と、少なくとも1つの補償コイルとを備える磁界補償用装置。
  15. 少なくとも1つのディジタル信号プロセッサを備える、請求項14に記載の磁界補償用装置。
  16. 少なくとも前記第1のセンサからの信号は、AD変換器を介して前記ディジタル信号プロセッサに送ることができ、かつ前記ディジタル信号プロセッサによって処理することができる、請求項1乃至15のいずれか1項に記載の磁界補償用装置。
  17. 前記第1のセンサからの信号を、前記第2のセンサからの信号、特に処理された信号に加算するための加算器を備える、請求項1乃至16のいずれか1項に記載の磁界補償用装置。
  18. 前記第1のセンサからの信号を、前記ディジタル信号プロセッサから前記加算器に送ることができる、請求項1乃至17のいずれか1項に記載の磁界補償用装置。
  19. 増幅器を備える、請求項1乃至18のいずれか1項に記載の磁界補償用装置。
  20. 前記増幅器、特に前記増幅器のゲインが、ディジタル信号プロセッサに接続される、請求項1乃至19のいずれか1項に記載の磁界補償用装置。
  21. インターフェース、特に制御装置接続用のインターフェースを有するディジタル信号プロセッサを備える、請求項1乃至20のいずれか1項に記載の磁界補償用装置。
  22. 第1の周波数範囲の磁界が、第1のセンサによって検出される工程と、
    少なくとも一部分が前記第1の周波数範囲よりも高い第2の周波数範囲の磁界が、第2のセンサによって検出される工程と、
    センサ信号が増幅される工程と、
    少なくとも1つの補償コイルが駆動される工程と
    を含む磁界を補償する方法。
  23. 前記第1のセンサからの信号がディジタル処理される、特にディジタル信号プロセッサを用いてディジタル処理される、請求項22に記載の磁界を補償する装置。
  24. 少なくとも前記第2のセンサからの信号の利得係数/ゲインを、制御および/または調節するのに、ディジタル信号プロセッサが用いられる、請求項22または23のいずれか1項に記載の磁界を補償する方法。
  25. 第1のセンサ用にディジタル・ローパス・フィルタを生成するために、ディジタル信号プロセッサが用いられる、請求項22乃至24のいずれか1項に記載の磁界を補償する装置。
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