JP2011042392A - 内容物保護包装体 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来、PTPの多くが、指で押した時につぶれ易い合成樹脂容器にアルミ箔主体の蓋を接着して封止しているので、容器を指で押せば、内容物が蓋を押し、簡単に蓋が破れ、容易に内容物を取り出すことができる。しかし、簡単に蓋が破れるということが逆に欠点となるので、従来の内容物を保護できるPTPでは、PTPを箱状体にし、またはPTPに覆板やカバーを付けて蓋の穴開き防止という目的を達していたがコストが高くなった。本発明は上記の課題を解決する内容物保護包装体を提供する。
【解決手段】例えばPTPにミシン目や貫通しない切り込み線などの折り畳み線を入れておき、必要時には、蓋が内側になるように折り曲げ、折り畳み線から離れた端部付近に設けた係合用切り込み線に、他端、もしくは他端付近に設けた差し込み片を差し込み係止することで、脆弱な蓋を保護するという目的を達することを特徴とするものである。
【選択図】図1
【解決手段】例えばPTPにミシン目や貫通しない切り込み線などの折り畳み線を入れておき、必要時には、蓋が内側になるように折り曲げ、折り畳み線から離れた端部付近に設けた係合用切り込み線に、他端、もしくは他端付近に設けた差し込み片を差し込み係止することで、脆弱な蓋を保護するという目的を達することを特徴とするものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばプレススルーパック(PTP)入りの錠剤やカプセルなどを持ち歩く時に、内容物を簡単に保護できる内容物保護包装体に関する。
以下、従来の内容物を保護できるPTPについて説明する。従来、食品や医薬品等の錠剤やカプセル状の品の包装には、PTPがよく用いられる。これはPTPの多くが、指で押した時につぶれ易い合成樹脂容器に、アルミ箔主体の蓋を接着して封止しているので、容器を指で押せば、内容物が蓋を押し、簡単に蓋が破れ、容易に内容物を取り出すことができるからである。
しかし、簡単に蓋が破れるという長所が、逆に必要の無い時に簡単に穴が開くという欠点となる。例えば、少数のPTP包装物品とか、必要分だけを切り離したPTP包装物品をポケットやバッグに入れて持ち歩くと、ポケットやバッグの内側とPTP包装物品の蓋が擦れ、あるいはポケットやバッグ内の物品とPTP包装物品の蓋が擦れて簡単に穴が開いてしまう。そしてその穴を通して湿気やほこりなどが浸入し、内容物の劣化につながるし不衛生である。そこで、内容物保護の為、下記文献1ではPTPを箱状体にし、文献2では覆板を付け、文献3ではカバーを付けて蓋の穴開き防止という目的を達していた。
従来の内容物を保護できるPTPについて、文献1ではPTPを箱状体にし、文献2では覆板を付け、文献3ではカバーを付けるのでコストが高くなるという問題点がある。
本発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、その目的は即ち、PTPの脆弱部と切り込みを工夫する事により、簡単な構造でコストの上昇を抑え、容器内部が保護できる内容物保護包装体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る内容物保護包装体は、PTPに例えばミシン目や貫通しない切り込み線などで折り畳み線を入れておき、必要に応じ脆弱な蓋が内側になるように折り曲げ、折り畳み線から離れた端部付近に設けた係合用切り込み線に、他方の対応端部、もしくは他端付近に設けた対応差し込み片を差し込み、脆弱な蓋を保護することで目的を達する。なお、係合用切り込み線は他方の対応端部が係合し易く形成する。例えば他方の対応端部の形状がフラットであれば、係合用切り込み線は折り畳み線側に膨らんだ形状とする。また、PTP包装物品は消費者に渡る以前から折り曲げ、差し込んであってもよい。
第一の実施例として、PTP包装物品が朝夕各一錠五日分用医薬品の例で説明すれば、錠剤は二列五行のPTP内に包装してある。錠剤の行間には簡単に切り離すための構造、
この例ではミシン目や貫通しない切り込み線などで切り離し用脆弱部を設けている。行片
側端部付近に係合用切り込み線を付け係合片としている。列間は最近では誤飲防止のため敢えて切り離し用脆弱部を設けていないので、ここに蓋が内側になるように折り曲げる事のできる、例えばミシン目や貫通しない切り込み線などで折り畳み線を入れる。折り畳むときは係合用切り込み線に行他方の対応端部を差し込む。手でPTPを折り曲げる時は、PTPを蓋が内側になるように折り曲げ、係合片側の端部を軽く容器側にしならせ係合片を浮かせ、行他方の対応端部を係止する。
この例ではミシン目や貫通しない切り込み線などで切り離し用脆弱部を設けている。行片
側端部付近に係合用切り込み線を付け係合片としている。列間は最近では誤飲防止のため敢えて切り離し用脆弱部を設けていないので、ここに蓋が内側になるように折り曲げる事のできる、例えばミシン目や貫通しない切り込み線などで折り畳み線を入れる。折り畳むときは係合用切り込み線に行他方の対応端部を差し込む。手でPTPを折り曲げる時は、PTPを蓋が内側になるように折り曲げ、係合片側の端部を軽く容器側にしならせ係合片を浮かせ、行他方の対応端部を係止する。
係合片の係合用切り込み線の形は図では弧状であるが、係止できれば弧状にこだわらない。行他方の対応端部の形状も係止できれば形状にこだわらない。例えば行他方の対応端部の差し込み部を、係合用切り込み線に係合できる様に突出した形状とする事もできる。またPTP包装物品を複数行で保持し折り曲げて係止する時は列の両端のみを係止しても良い。
第二の実施例は、第一の実施例に対し行両側の端部付近に係合用切り込み線と、向きが逆の差し込み用切り込み線を設け各々係合片と差し込み片としている。折り曲げ時、係合片と差し込み片を蓋側に浮かせ、差し込み片を係合片の下に差込み係止する。
PTP包装物品の列が多い時、例えば4列ある時の実施例は図5、3列ある時の実施例は図6のように内側に係合片を設け、外側列を外側から2番目の列に折り曲げればよい。
以上説明したように、本発明に係る内容物保護包装体は、PTPに例えばミシン目や貫通しない切り込み線などで折り畳み線を入れておき、必要時には、蓋が内側になるように折り曲げ、折り畳み線から離れた端部付近に設けた係合用切り込み線に、行他方の対応端部、もしくは行他端付近に設けた対応差し込み片を差し込み脆弱な蓋を保護することで、内部が保護できる内容物保護包装体を提供する事で目的を達する。
以下に本発明の実施形態を、図面を参照しながら具体的に説明するがこの実施形態に限定されるものではない。図1は本発明に係る内容物保護包装体1で、第一の実施例の斜め正面図である。
内容物保護包装体1には容器本体2に蓋3が接着してあり、係合用切り込み線41が切り込んであり係合片42としている。この時蓋3が十分脆弱であり容易に係合片42を浮かす事ができれば、蓋3にまで切り込みを入れる必要は無い。容器本体2には内容物収納部21が設けてあり、ミシン目や貫通しない切り込み線などの切り離し用脆弱部22と、ミシン目や貫通しない切り込み線などの折り畳み線23が設けてある。
図2は図1の例を折り畳み線23で折り曲げ、浮かせた係合片42の下に行他端を差し込んだ例の列側側面図である。係合片42を浮かせ、行他端を差し込み係止し、脆弱な蓋3を保護することで容器内部が保護できる。
図3は第二の実施例の斜め正面図であり、図1の第一の実施例に差し込み用切り込み線43と差し込み片44を加えてある。
図4は図3の例を折り畳み線23で折り曲げ、浮かせた係合片42の下に差し込み片44を差し込んだ例の列側側面図である。係合片42と差し込み片44を浮かせて、係合片42の下に差し込み片44を差し込み係止し、脆弱な蓋3を保護することで容器内部が保護できる。
図5、図6は図1の例の列を増加させたもので、列が4列ないし3列ある時の実施例である。行内側に係合片42を設け、外側列を外側から2番目の列に折り曲げれば脆弱な蓋3を保護することができる。同様に図3の例の列を増加させることもできる。また、持ち歩きに多少かさばるが、列側切り離し用脆弱部は無くすこともできる。
この例で図は略すが、列側切り離し用脆弱部は無くし、列側ほぼ中央に折り畳み線を設け、折り畳み線から離れた端部付近に設けた係合用切り込み線に、他端、もしくは他端付近に設けた差し込み片を差し込み係止することも考えられる。
1 内容物保護包装体
2 容器本体
21 内容物収納部
22 切り離し用脆弱部
23 折り畳み線
3 蓋
4 端部
41 係合用切り込み線
42 係合片
43 差し込み用切り込み線
44 差し込み片
2 容器本体
21 内容物収納部
22 切り離し用脆弱部
23 折り畳み線
3 蓋
4 端部
41 係合用切り込み線
42 係合片
43 差し込み用切り込み線
44 差し込み片
Claims (3)
- プレススルーパックに折り畳み線を入れておき、必要に応じ蓋が内側になるように折り曲げ、折り畳み線から離れた端部付近に設けた係合用切り込み線に、他端を差し込み脆弱な蓋を保護することを特徴とする内容物保護包装体。
- 他端を他端付近に設けた差し込み片としたことを特徴とする請求項1記載の内容物保護包装体。
- 集積することを特徴とする請求項1、2記載の内容物保護包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009192640A JP2011042392A (ja) | 2009-08-22 | 2009-08-22 | 内容物保護包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009192640A JP2011042392A (ja) | 2009-08-22 | 2009-08-22 | 内容物保護包装体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011042392A true JP2011042392A (ja) | 2011-03-03 |
Family
ID=43830135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009192640A Pending JP2011042392A (ja) | 2009-08-22 | 2009-08-22 | 内容物保護包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011042392A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013173552A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Kanae Co Ltd | プレススルーパック包装体 |
JP2016120053A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | 株式会社Uacj | Ptp包装体 |
-
2009
- 2009-08-22 JP JP2009192640A patent/JP2011042392A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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