JP2011042332A - 自動車用内装部品構造 - Google Patents
自動車用内装部品構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011042332A JP2011042332A JP2009193455A JP2009193455A JP2011042332A JP 2011042332 A JP2011042332 A JP 2011042332A JP 2009193455 A JP2009193455 A JP 2009193455A JP 2009193455 A JP2009193455 A JP 2009193455A JP 2011042332 A JP2011042332 A JP 2011042332A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- shock absorbing
- automobile
- standing
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
【課題】衝撃吸収パッドにおける衝撃吸収本体部を構成する起立側壁部が側突荷重によって外側に傾倒する場合のみならず内側への傾倒に対しても突っ張り片の突っ張り力が働くようにして、衝撃吸収パッドが常に理想的な圧潰曲線を描くように構成する。
【解決手段】衝撃吸収パッドにおける衝撃吸収本体部を構成する起立側壁部が側突荷重によって外側に傾倒する場合のみならずドアトリム1に一体に形成された突っ張り片6の嵌合凹部7に嵌合して、嵌合凹部7内において、自動車の側突時に衝撃吸収本体部4の起立側壁部4a、4bに生ずる内外両方向の傾倒動に対して突っ張り片6が突っ張るように構成した。
【選択図】図2
【解決手段】衝撃吸収パッドにおける衝撃吸収本体部を構成する起立側壁部が側突荷重によって外側に傾倒する場合のみならずドアトリム1に一体に形成された突っ張り片6の嵌合凹部7に嵌合して、嵌合凹部7内において、自動車の側突時に衝撃吸収本体部4の起立側壁部4a、4bに生ずる内外両方向の傾倒動に対して突っ張り片6が突っ張るように構成した。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車の車体の側壁パネルの室内側に装着される自動車用内装部品構造、特に自動車の側面からの衝突(所謂「側突」)による乗員の腰や肩等が衝接する側突エリアに中空ボックス状の衝撃吸収パッドを備えた自動車用内装部品構造に関するものである。
そして、本発明における自動車用内装部品としては、ドアトリム、リアサイドトリム或いはラゲージサイドトリム等がある。
図1に示すように、自動車用内装部品、たとえばドアトリム1は、一般に、車体の一部を構成するドアーの側壁パネル(不図示)の室内側(通常インナーパネル)に装着されており、自動車の側突時に乗員の腰や肩を衝撃から保護すべく、側突エリア2には衝撃吸収パッド3が装着されている。
そこで、従来の衝撃吸収パッド3は、図7および図8に示すように、例えば樹脂成形品である中空ボックス状を呈して構成する衝撃吸収本体部4と、衝撃吸収本体部4に形成したドアトリム1への取付け点となる一対の取付け片5とを有して構成して、衝撃吸収本体部4を圧潰することにより、側突による乗員が受けた衝撃荷重を吸収するようにしている。
そして、衝撃吸収本体部4は、4つの起立側壁部4a〜4dのうち、互いに上下方向に向き合っている一対の起立側壁部4a、4bに対向するように、ドアトリム1の側突エリア2には、起立側壁部4a、4bのそれぞれに対して一対の突っ張り片6が形成されており、突っ張り片6を衝撃吸収本体部4の両起立側壁部4a、4bの外側壁面に当接させるように構成していた。
かかる構成により、自動車の側突による衝撃荷重が衝撃吸収パッド3にかかった際に、衝撃吸収本体部4の起立側壁部4a、4bには、側突エリア2上を滑動するような力がかかって、起立側壁部4a、4bを外側方向に滑動させるようとすることになるが、起立側壁部4a、4bは、突っ張り片6が当接して突っ張ることにより、外側滑動方向に対して所定荷重に達するまでの間傾倒しないことになって、衝撃吸収パッド3が理想的な圧潰曲線を描いて、乗員が受けた衝撃荷重を確実に吸収する機能を果すべく意図されている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来の自動車用内装部品構造においては、衝撃吸収パッド3における起立側壁部4a、4bは、その外側においてのみ突っ張り片6が当接するように構成されているために、上記したように、側突荷重が外側に滑動させる方向に働く場合には、突っ張り片6が突っ張ることにより、衝撃吸収パッド3による理想的な圧潰曲線を描けるのであるが、もし、側突荷重が起立側壁部4a、4bを内側に傾倒するような力として働いた場合、最早突っ張り片6の突っ張り力は起立側壁部4a、4bには働きえず、起立側壁部4a、4bは側突荷重がかかる初期段階で傾倒してしまい、衝撃吸収パッド3が理想的な圧潰曲線を描くことができなくなる。
特に、図8に示すように、起立側壁部4a、4bのうち、下側に位置する起立側壁部4bのように、内装部品(ドアトリム)1に対して傾斜した状態で配設されるような場合には、側突荷重は、起立側壁部4bを衝撃吸収パッド3の内側方向に傾倒させるように働くことになって、この際、突っ張り片6の突っ張り力は起立側壁部4bには何等働くことなく、側突荷重がかかる初期段階で簡単に傾倒してしまい、理想的な圧潰曲線を描くことができなくなってしまう。
そこで、本発明は、衝撃吸収パッドにおける衝撃吸収本体部を構成する起立側壁部が側突荷重によって外側に傾倒する場合のみならず内側への傾倒に対しても突っ張り片の突っ張り力が働くようにして、衝撃吸収パッドが常に理想的な圧潰曲線を描くように構成した自動車用内装部品構造を提供することを目的としている。
本発明に係る自動車用内装部品構造は、第1に、自動車の車体における側壁パネルの室内側に内装部品を装着し、該内装部品の側突エリアに衝撃吸収パッドを装着しており、前記衝撃吸収パッドが、中空ボックス状の衝撃吸収本体部と、該衝撃吸収本体部に形成した前記内装部品への取付け点となる取付け片とを有して構成されており、前記衝撃吸収本体部の起立側壁部の先端部を、前記内装部品に一体に形成された突っ張り片の嵌合凹部に嵌合して、該嵌合凹部内において、前記自動車の側突時に前記衝撃吸収本体部の前記起立側壁部に生ずる内外両方向の傾倒動に対して前記突っ張り片が突っ張るように構成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、衝撃吸収パッドを構成する中空ボックス状の衝撃吸収本体部における起立側壁部の先端部は、内装部品側に一体に形成した突っ張り片の嵌合凹部に嵌合していることから、自動車の側突時に起立側壁部に生ずる外方向への傾倒動に対してばかりでなく内方向への傾倒動に対しても突っ張り片が突っ張ることによって、起立側壁部の内外両方向の傾倒動を抑えられることができ、結果的に、衝撃吸収パッドは、常に理想的な圧潰曲線を描いて、乗員の側突衝撃を確実に吸収することができる。
又、上記本発明は、前記嵌合凹部に嵌合された前記起立側壁部の先端部が、前記嵌合凹部における互いに対向する一対の内壁部の底部側にそれぞれ当接するように構成するようにしてもよい。
かかる構成により、起立側壁部の先端部が嵌合凹部における互いに対向する一対の内壁部の底部側にそれぞれ当接することによって、遊びなく確実に突っ張り片による起立側壁部の内外方向の傾倒動を抑えることができる。
又、上記本発明は、前記嵌合凹部に嵌合された前記起立側壁部が前記嵌合凹部を互いに対向して構成する一対の内壁部にそれぞれ段違い状態で当接するように構成するようにしてもよい。
かかる構成により、起立側壁部は、嵌合凹部内において突っ張り片により段違いとなった内外両方向の突っ張り力が働いて、より傾倒動を抑制することになって、遊びなく確実に突っ張り片による起立側壁部の内外方向の傾倒動を抑えることができる。
又、本発明にかかる自動車用内装部品構造は、第2に、自動車の車体における側壁パネルの室内側に内装部品を装着し、該内装部品の側突エリアに衝撃吸収パッドを装着しており、前記衝撃吸収パッドが、中空ボックス状の衝撃吸収本体部と、該衝撃吸収本体部に形成した前記内装部品への取付け点となる取付け片とを有して構成されており、前記内装部品に、前記衝撃吸収本体部を構成する起立側壁部の外側に対向する外側突っ張り片および前記起立側壁の内側に対向する内側突っ張り片をそれぞれ複数個形成し、該両突っ張り片のうち、前記外側突っ張り片を前記起立側壁部の外側に当接させると共に、前記内側突っ張り片を前記起立側壁部の内側に当接させることによって、前記自動車の側突時に前記衝撃吸収本体部の前記起立側壁部に生ずる内外両方向の傾倒動に対して前記内外両側突っ張り片が互いに突っ張るように構成したことを特徴とするものである。
かかる構成により、衝撃吸収パッドを構成する中空ボックス状の衝撃吸収本体部における起立側壁部は、内装部品側に一体に複数形成した内外両側突っ張り片に当接していることから、自動車の側突時に起立側壁部に生ずる外方向への傾倒動に対して外側突っ張り片が突っ張るばかりでなく内方向への傾倒動に対しても内側突っ張り片が突っ張ることによって、起立側壁部の内外両方向の傾倒動を抑えられることができ、結果的に、衝撃吸収パッドは、常に理想的な圧潰曲線を描いて、乗員の側突衝撃を確実に吸収することができる。
又、本発明における前記外側突っ張り片と前記内側突っ張り片とは、前記起立側壁部に対向して互い違いになる位置において前記内装部品に離間配設されているようにしてもよい。
かかる構成により、内外両突っ張り片により起立側壁部の内外部が互い違いに抑えられることになって、衝撃吸収パッド特に衝撃吸収本体部のガタツキが抑えられ、自動車の走行中の振動による低級音等の発生を抑制することができる。
又、本発明は、前記外側突っ張り片および前記内側突っ張り片が、前記起立側壁に当接した際に、該起立側壁が内外方向に波形形状に撓ませるように構成するようにしても良い。
かかる構成により、内外両側突っ張り片によって起立側壁が内外方向に波形形状に撓んでいることにより、衝撃吸収パッドがより高衝撃を吸収するように構成できると共に、衝撃吸収パッド特に衝撃吸収本体部のガタツキが抑えられ、自動車の走行中の振動による低級音等の発生を抑制することができる。
上記のように構成する本発明によれば、自動車の側突時に起立側壁部に生ずる外方向への傾倒動に対してばかりでなく内方向への傾倒動に対しても突っ張り片が突っ張ることによって、起立側壁部の内外両方向の傾倒動を抑えられることになって、結果的に、衝撃吸収パッドは、常に理想的な圧潰曲線を描くことによって、乗員の側突衝撃を吸収することができる。
次に、本発明に係る実施の形態について、図を用いて説明する。なお、従来の技術に対応する構成については、同一の符号を使用して説明することとする。
図1は一般的な自動車用の内装部品であるドアトリムを車室内側から描画した正面図、図2は本発明に係る第1の実施例を採用した図1における側突エリア付近を車外側から描画した拡大斜視図、図3は図2におけるA−A断面図である。
図1において、自動車用内装部品としてのドアトリム1は、一般に、車体の一部を構成するドアーの側壁パネルの室内側(通常インナーパネル)(不図示)に装着されており、自動車の側突時に乗員の腰や肩を衝撃から保護すべく、側突エリア2には衝撃吸収パッド3が装着されている。
そして、本発明に係る第1の実施例における衝撃吸収パッド3は、図2および図3に示すように、例えば樹脂成形品であり、衝撃吸収本体部4と、衝撃吸収本体部4に形成したドアトリム1への取付け点となる一対の取付け片5とを有して構成している。
衝撃吸収本体部4は、中空ボックス状を呈しており、ドアトリム1側が開口部となるように4つの起立側壁部4a、4b、4c、4dと底壁部4eとを有して構成されており、4つの起立側壁部4a、4b、4c、4dのうち、互いに上下方向に向き合って配設されている一対の起立側壁部4a、4bのドアトリム1側の先端部4a−1、4b−1は、ドアトリム1の側突エリア2に一体に上下一対ずつ形成した突っ張り片6の嵌合凹部7にそれぞれ嵌合している。
かかる嵌合凹部7への起立側壁部4a、4bの嵌合状態において、起立側壁部4a、4bの先端部は、嵌合凹部7における上下方向に互いに対向する一対の内壁部7a、7bの底部側(ドアトリム側)にそれぞれ当接するように構成されている。
かかる構成により、衝撃吸収パッド3を構成する衝撃吸収本体部4における起立側壁部4a、4bの先端部4a−1、4b−1は、ドアトリム1側に一体に形成した突っ張り片6の嵌合凹部7に嵌合していることから、自動車の側突時に起立側壁部4a、4bに生ずる外方向への傾倒動に対してばかりでなく内方向への傾倒動に対しても突っ張り片6が突っ張ることによって、起立側壁部4a、4bは、の内外両方向の傾倒動が側突初期時ばかりでなくその後の側突衝撃に対して、内外両方向の傾倒動が抑えられることになって、結果的に、衝撃吸収パッド3は、常に理想的な圧潰曲線を描くことによって、乗員の側突衝撃を吸収することができる。
又、起立側壁部4a、4bの先端部4a−1、4b−1が嵌合凹部7における互いに対向する一対の内壁部7a、7bの底部側にそれぞれ当接することによって、遊びなく確実に突っ張り片6による起立側壁部4a、4bの内外方向の傾倒動を抑えることができる。
次に、図4を用いて、本発明に係る第2の実施例について説明する。
図4によれば、第2の実施例は、嵌合凹部7に嵌合された起立側壁部4a、4bが嵌合凹部7の互いに対向して構成する一対の内壁部7a、7bにそれぞれ上下方向に段違い状態、すなわち上側の内壁部7aの先端側および下側の内壁部7bの底分側に置いて当接するように構成している他、上記第1の実施例と同様な構成を採るものである。
かかる構成により、衝撃吸収パッド3を構成する衝撃吸収本体部4における起立側壁部4a、4bは、ドアトリム1側に一体に形成した突っ張り片6の嵌合凹部7に嵌合していることから、自動車の側突時に起立側壁部4a、4bに生ずる外方向への傾倒動に対してばかりでなく内方向への傾倒動に対しても突っ張り片6が突っ張ることによって、起立側壁部4a、4bは、の内外両方向の傾倒動が側突初期時ばかりでなくその後の側突衝撃に対して、内外両方向の傾倒動が抑えられることになって、結果的に、衝撃吸収パッド3は、常に理想的な圧潰曲線を描くことによって、乗員の側突衝撃を吸収することができる。
又、起立側壁部4a、4bは、嵌合凹部7内において突っ張り片6により上下方向に段違いとなった内外両方向の突っ張り力が働くことになって、より傾倒動を抑制することになって、遊びなく確実に突っ張り片6による起立側壁部4a、4bの内外方向の傾倒動を抑えることができる。
次に、図5および図6に示す本発明の第3の実施例について説明する。
図5および図6によれば、ドアトリム1の側突エリア2に、衝撃吸収本体部4を構成する起立側壁部4a、4bの外側にそれぞれ対向する外側突っ張り片6−1および起立側壁部4a、4bの内側にそれぞれ対向する内側突っ張り片6−2をそれぞれ複数個(本実施例では2個ずつ)形成し、外側突っ張り片6−1を起立側壁部4a、4bの外側に当接させると共に、内側突っ張り片6−2を起立側壁部4a、4bの内側に当接させるように構成しており、外側突っ張り片6−1と内側突っ張り片6−2とは、起立側壁部4a、4bに対向して互い違いになる位置においてドアトリム1に離間配設されている。
さらに、外側突っ張り片6−1および内側突っ張り片6−2は、起立側壁部4a、4bに当接した際に、起立側壁部4a、4bが図6に示すように内外方向に波形形状部Wになるように撓ませている。
かかる構成により、衝撃吸収パッド3を構成する衝撃吸収本体部4における起立側壁部4a、4bは、その内外方向がドアトリム1側に一体に形成した外側突っ張り片6−1および内側突っ張り片6−2に当接していることから、自動車の側突時に起立側壁部4a、4bに生ずる外方向への傾倒動に対して外側突っ張り片6−1が突っ張るだけでなく、内側突っ張り片6−2が内方向への傾倒動に対しても突っ張ることによって、起立側壁部4a、4bは、の内外両方向の傾倒動が側突初期時ばかりでなくその後の側突衝撃に対して、内外両方向の傾倒動が抑えられることになって、結果的に、衝撃吸収パッド3は、常に理想的な圧潰曲線を描くことによって、乗員の側突衝撃を吸収することができる。
又、内外両突っ張り片6−1、6−2により、起立側壁部4a、4bの内外部が互い違いに抑えられることになって、衝撃吸収パッド3特に衝撃吸収本体部4のガタツキが抑えられ、自動車の走行中の振動による低級音等の発生を抑制することができる。
さらに、内外両側突っ張り片6−1、6−2によって、起立側壁部4a、4bが内外方向に波形形状部Wのように撓んでいることにより、衝撃吸収パッド3がより高衝撃を吸収するように構成できると共に、衝撃吸収パッド3特に衝撃吸収本体部4のガタツキが抑えられ、自動車の走行中の振動による低級音等の発生をこの点からも抑制することができる。
尚、上記実施例においては、突っ張り片6(6−1,6−2)は、4つの起立側壁部4a、4b、4c、4dのうち、互いに上下方向に向き合って配設されている一対の起立側壁部4a、4bに対向するように配設しているが、これに限定されるものではなく、衝撃吸収パッド3が描く圧潰曲線をいかなるものを選択するかは適用する自動車の構造によって変わるものであることから、互いに左右方向に向き合った起立側壁部4c或いは4d側に対向するように配設することも考えられる。
以上説明したように、本発明は、自動車の側突時に起立側壁部に生ずる外方向への傾倒動に対してばかりでなく内方向への傾倒動に対しても突っ張り片が突っ張ることによって、起立側壁部の内外両方向の傾倒動を抑えられることになって、結果的に、衝撃吸収パッドは、常に理想的な圧潰曲線を描くことによって、乗員の側突衝撃を吸収することができるために、自動車の車体の側壁パネルの室内側に装着される自動車用内装部品構造、特に自動車の側突による乗員の腰や肩等が衝接する側突エリアに中空ボックス状の衝撃吸収パッドを備えた自動車用内装部品構造等に好適であるといえる。
1 ドアトリム(内装部品)
2 側突エリア
3 衝撃吸収パッド
4 衝撃吸収本体部
4a、4b 起立側壁部
4a−1、4b−1 先端部
6 突っ張り片
6−1 外側突っ張り片
6−2 内側突っ張り片
7 嵌合凹部
7a、7b 内壁部
W 波形形状
2 側突エリア
3 衝撃吸収パッド
4 衝撃吸収本体部
4a、4b 起立側壁部
4a−1、4b−1 先端部
6 突っ張り片
6−1 外側突っ張り片
6−2 内側突っ張り片
7 嵌合凹部
7a、7b 内壁部
W 波形形状
Claims (6)
- 自動車の車体における側壁パネルの室内側に内装部品を装着し、該内装部品の側突エリアに衝撃吸収パッドを装着しており、前記衝撃吸収パッドが、中空ボックス状の衝撃吸収本体部と、該衝撃吸収本体部に形成した前記内装部品への取付け点となる取付け片とを有して構成されており、前記衝撃吸収本体部の起立側壁部の先端部を、前記内装部品に一体に形成された突っ張り片の嵌合凹部に嵌合して、該嵌合凹部内において、前記自動車の側突時に前記衝撃吸収本体部の前記起立側壁部に生ずる内外両方向の傾倒動に対して前記突っ張り片が突っ張るように構成したことを特徴とする自動車用内装部品構造。
- 前記嵌合凹部に嵌合された前記起立側壁部の先端部が、前記嵌合凹部における互いに対向する一対の内壁部の底部側にそれぞれ当接するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品構造。
- 前記嵌合凹部に嵌合された前記起立側壁部が、前記嵌合凹部を互いに対向して構成する一対の内壁部にそれぞれ段違い状態で当接するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用内装部品構造。
- 自動車の車体における側壁パネルの室内側に内装部品を装着し、該内装部品の側突エリアに衝撃吸収パッドを装着しており、前記衝撃吸収パッドが、中空ボックス状の衝撃吸収本体部と、該衝撃吸収本体部に形成した前記内装部品への取付け点となる取付け片とを有して構成されており、前記内装部品に、前記衝撃吸収本体部を構成する起立側壁部の外側に対向する外側突っ張り片および前記起立側壁の内側に対向する内側突っ張り片をそれぞれ複数個形成し、該両突っ張り片のうち、前記外側突っ張り片を前記起立側壁部の外側に当接させると共に、前記内側突っ張り片を前記起立側壁部の内側に当接させることによって、前記自動車の側突時に前記衝撃吸収本体部の前記起立側壁部に生ずる内外両方向の傾倒動に対して前記内外両側突っ張り片が互いに突っ張るように構成したことを特徴とする自動車用内装部品構造。
- 前記外側突っ張り片と前記内側突っ張り片とは、前記内装部品に互い違いになる位置に離間配設されていることを特徴とする請求項4に記載の自動車用内装部品構造。
- 前記外側突っ張り片および前記内側突っ張り片が、前記起立側壁に当接した際に、該起立側壁が内外方向に波形形状に撓ませるように構成したことを特徴とする請求項5に記載の自動車用内装部品構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009193455A JP2011042332A (ja) | 2009-08-24 | 2009-08-24 | 自動車用内装部品構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009193455A JP2011042332A (ja) | 2009-08-24 | 2009-08-24 | 自動車用内装部品構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011042332A true JP2011042332A (ja) | 2011-03-03 |
Family
ID=43830092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009193455A Pending JP2011042332A (ja) | 2009-08-24 | 2009-08-24 | 自動車用内装部品構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011042332A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012236439A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Kasai Kogyo Co Ltd | 自動車の車室側壁構造 |
WO2017208284A1 (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-07 | 河西工業株式会社 | 車両用衝撃吸収構造 |
-
2009
- 2009-08-24 JP JP2009193455A patent/JP2011042332A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012236439A (ja) * | 2011-05-10 | 2012-12-06 | Kasai Kogyo Co Ltd | 自動車の車室側壁構造 |
WO2017208284A1 (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-07 | 河西工業株式会社 | 車両用衝撃吸収構造 |
JPWO2017208284A1 (ja) * | 2016-06-03 | 2018-07-19 | 河西工業株式会社 | 車両用衝撃吸収構造 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101339253B1 (ko) | 자동차용 쇽업소버 하우징 지지장치 | |
JP4308044B2 (ja) | 車両用乗員膝部保護装置 | |
JP2008201402A (ja) | 車両のカウル構造 | |
WO2012023303A1 (ja) | 車両のボディ構造 | |
JP2012001005A (ja) | フロントウインド支持構造 | |
JP2011042314A (ja) | 車両用衝撃吸収体構造 | |
JP2015003653A (ja) | 車両前部の構造 | |
JP2010221879A (ja) | カウル構造 | |
JP2015024784A (ja) | インストルメントパネルの構造 | |
JP2011042332A (ja) | 自動車用内装部品構造 | |
JP2007008346A (ja) | 車両後部構造 | |
JP5614663B2 (ja) | 車体前部の構造 | |
JPH09226496A (ja) | 助手席用エアバッグモジュール | |
JP5572122B2 (ja) | 自動車の車室側壁構造 | |
JP2007168648A (ja) | 自動車用内装部品 | |
JP5395424B2 (ja) | 自動車のステアリングシャフト支持構造 | |
JP4666144B2 (ja) | 車両のカウルボックス構造 | |
JP5664436B2 (ja) | 助手席側ニープロテクタ構造 | |
KR102405632B1 (ko) | 차량용 범퍼 지지구조 | |
JP6255962B2 (ja) | カウル部構造 | |
JPWO2012067059A1 (ja) | 車体前部の構造 | |
JP2009248737A (ja) | グローブボックス | |
JP7025723B2 (ja) | インストルメントパネルの構造 | |
JP5727842B2 (ja) | 車両のインストルメントパネル構造 | |
JP2018052312A (ja) | 車両の前部構造 |