JP2011041544A - アロニアハーブジュースの製造方法 - Google Patents

アロニアハーブジュースの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】アロニア果汁を用いたアロニアハーブジュースの製造方法を提供する。
【解決手段】アロニア果実1から抽出したアロニア果汁2に酵母3を加えて発酵4させ、その後、該発酵果汁液5にオリゴ糖6とハーブ7を添加してなる。
【効果】アントシアニンなど有効成分を多く含み、眼精疲労の回復、活性酸素の除去、潰瘍抑制、動脈硬化の予防などの効果を期待することができると共に酵母発酵させることにより、アロニア果汁に含まれる葡萄糖や果糖発酵性糖類を除去又は極力少なくし、アロニア果汁の青臭い香りを芳醇な香りに変えることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アロニア果汁を用いたアロニアハーブジュースの製造方法に関するものである。
従来、アロニアは、その果汁がアントシアニンなど健康によい成分を多く含むことから、糖類を加えてアルコール発酵を行ったり、または、アルコールを加えて酢酸発酵を行ってなるアロニア食酢は知られている。
特許第3771483公報
しかしながら、アロニア果汁には味や香りに特徴がなく、若干の甘みと酸味のほか、渋味と苦味を呈するため、アロニア果汁そのものをジュースとして利用することは味覚上、満足しがたいという不都合を有している。
本発明はこのような不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、アロニア果実から抽出したアロニア果汁に酵母を加えて発酵させ、その後、該発酵果汁液にオリゴ糖とハーブを添加することを特徴とするアロニアハーブジュースの製造方法にある。
又、請求項2記載の発明は、アロニア果実から抽出したアロニア果汁に酵母を加えて発酵させ、その後、該発酵果汁液に羅漢果とハーブを添加することを特徴とするアロニアハーブジュースの製造方法にある。
又、請求項3記載の発明は、アロニア果実から抽出したアロニア果汁に酵母を加えて発酵させ、その後、該発酵果汁液にオリゴ糖、羅漢果及びハーブを添加することを特徴とするアロニアハーブジュースの製造方法にある。
又、請求項4記載の発明は、上記アロニア果汁はアロニア果実を複数段階にわたって抽出することを特徴とするものである。
本発明は上述の如く、請求項1記載の発明にあっては、アントシアニンなどの健康によい有効成分を多く含み、眼精疲労の回復、活性酸素の除去、潰瘍抑制、動脈硬化の予防などの効果を期待することができると共に酵母を利用して発酵させることにより、アロニア果汁に含まれる葡萄糖や果糖発酵性糖類を除去又は極力少なくすることができ、肥満予防や糖尿病予防などの効果も期待することができ、アロニア果汁の青臭い香りを芳醇な香りに変えることができ、かつ、オリゴ糖を加えることにより腸内の有用菌であるビフィズス菌及び乳酸菌の増殖を促進させ、アロニア発酵果汁液に含まれるアントシアニンなどの有効成分の効力を高め、さらには、ハーブを加えることにより爽やかな香りなどのハーブの特徴を生かした芳醇なアロニアハーブジュースを得ることができ、アロニア果実を有効利用することで地域産業の発展に資することができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、アントシアニンなどの健康によい有効成分を多く含み、眼精疲労の回復、活性酸素の除去、潰瘍抑制、動脈硬化の予防などの効果を期待することができると共に酵母を利用して発酵させることにより、アロニア果汁に含まれる葡萄糖や果糖発酵性糖類を除去又は極力少なくすることができ、肥満予防や糖尿病予防などの効果も期待することができ、アロニア果汁の青臭い香りを芳醇な香りに変えることができ、かつ、羅漢果を用いることにより糖尿病に対しての効果を期待することができ、羅漢果の甘み成分はテルペングルコシド配糖体であり、小腸に吸収されにくく、又、羅漢果に豊富に含まれるビタミンEは細胞膜の透過性を正常化し、細胞膜や血球の膜が活性酸素の酸化作用で破壊されるのを防ぎ、さらには、ハーブを加えることにより爽やかな香りなどのハーブの特徴を生かした芳醇なアロニアハーブジュースを得ることができ、アロニア果実を有効利用することで地域産業の発展に資することができる。
又、請求項3記載の発明にあっては、アントシアニンなどの健康によい有効成分を多く含み、眼精疲労の回復、活性酸素の除去、潰瘍抑制、動脈硬化の予防などの効果を期待することができると共に酵母を利用して発酵させることにより、アロニア果汁に含まれる葡萄糖や果糖発酵性糖類を除去又は極力少なくすることができ、肥満予防や糖尿病予防などの効果も期待することができ、アロニア果汁の青臭い香りを芳醇な香りに変えることができ、かつ、オリゴ糖と羅漢果を組み合わせることによりオリゴ糖と羅漢果のもつ甘味成分であるテルペングリコシド配糖体を運び屋として腸へのビフィズス菌の活動を助長することができ、さらに、ハーブを加えることにより爽やかな香りなどのハーブの特徴を生かすことができると共にハーブの薬効とアロニアのもつアントシアニンなどの有効成分を相乗的に腸に吸収させて、健康的で美味で、色調の鮮やかで、芳醇なアロニアハーブジュースを得ることができ、アロニア果実を有効利用することで地域産業の発展に資することができる。
又、請求項4記載の発明にあっては、上記アロニア果汁はアロニア果実を複数段階にわたって抽出することにより、アロニア果実の有効成分を効率よく利用すると共に絞り粕を極力少なくすることができ、アロニア果実を有効利用することで地域産業の発展に資することができる。
本発明の実施の第一形態例の製造行程説明図である。 本発明の実施の第二形態例の製造工程図である。 本発明の実施の第三形態例の製造工程説明図である。
図1乃至図3は本発明の実施の形態例であって、図1は第一形態例、図2は第二形態例、図3は第三形態例である。
図1の第一形態例においては、先ず、採取したアロニア果実1に、必要に応じて水を加えて加熱した後、圧搾してアロニア果汁2を得ることになる。さらに具体的には、一般的なジュースは果実を圧搾濾過した果汁を用い、これに糖類、酸類、香料などを加えて加水して造るか、あるいは圧搾果汁そのものを濾過して造るようにしているが、この場合、新鮮果実あるいは凍結果実に果実重量の2倍量の水を加えて加熱沸騰した後、直ちに布袋で濾し抽出して果汁と粕を分離し、このときの果実は割砕せず、割砕すると濾過が極めて困難になるので丸粒のままで濾過し、このようにして第一段階の果汁Aを得、一方、この濾過後の丸粒の固形物に等量の水を加えて加熱し、25分ほど沸騰させて良く煮、果肉が柔らかくなるので、冷却後圧搾機で圧搾濾過し、圧搾後の粕はほとんどが繊維と種子であり、アロニアに含まれる有効成分はほとんど果汁中に移行し、そして、前記丸粒のまま濾過して得られた第一段階の果汁Aと、ここで得られた第二段階の果汁Bとを合わせたアロニア果汁2を用いている。このようにアロニア果実を複数段階、この場合、二段階にわたって抽出するようにしているのは、アロニア果実の有効成分を効率よく利用すると共に絞り粕を極力少なくするためである。
ここに、アロニアは北米原産のバラ科の果樹で200年ほど前にヨーロッパに、又、100年ほど前にはロシアに移入され、現在では北海道、岩手で栽培され、又、新潟県五泉市でも栽培されている。このアロニア果汁2はアントシアニンなどの健康によい有効成分を多く含み、眼精疲労の回復、活性酸素の除去、潰瘍抑制、動脈硬化の予防などその効果が認められている。尚、ここで用いたアロニアは新潟県五泉市で収穫された果実であって、使用する果実は新鮮なものを使用するが、凍結したアロニア果実や乾燥したアロニア果実であってもよい。これにより地域産業の発展に資することができる。
次いで、上記アロニア果汁2に酵母3を加えて発酵4させ、この発酵して得た発酵果汁液5をジュース原料とする。さらに具体的には、上記丸粒のまま濾過して得られた第一段階の果汁Aと上記第二段階の果汁Bとを合わせたアロニア果汁2に例えば、林檎酸産生酵母を加えて摂氏28度で4日間前後発酵させ、果汁に含まれる葡萄糖や果糖を悉く酵母によって消費させる。このようにして得られた果汁は風味の良い果汁になり、又、発酵果汁を味わった結果、未発酵果汁と比較して苦味の無いことが確認できた。
上記酵母としては、各種の酵母を用いることができ、例えば、林檎酸産生酵母や梅酵母などの酵母が用いられる。
上記酵母を利用して発酵させることにより、アロニア果汁に含まれる葡萄糖や果糖発酵性糖類を除去又は極力少なくすることができ、肥満予防や糖尿病患者への配慮となり、かつ、アロニア果汁の青臭い香りを芳醇な香りに変えることができ、例えば、林檎酸産生酵母を用いることにより風味のよいジュース原料を得ることができる。具体的には、林檎酸産生酵母を使用して発酵させることにより、果汁中に含まれる4%前後の葡萄糖や果糖をこの酵母を用いて果汁中の糖分を消費させ、アロニアのもつアントシアニンなどの有効成分の効用と相俟って肥満防止や糖尿病患者に対して配慮したものとなる。
次いで、上記ジュース原料たる発酵果汁液5にオリゴ糖6とハーブ7を添加してアロニアハーブジュース8を得ることになる。具体的には、上記より得られた発酵果汁液5にオリゴ糖6とハーブ7を加えて、甘みとハーブの香りを付与し、爽やかで、まろやかで、上品なアロニアハーブジュース8を得る。
このオリゴ糖6は人体の口腔内では分解されず、腸内ではビフィズス菌や乳酸菌に選択的に利用され、又、上記ハーブ7として、ラベンダー、バジル、ローズマリー、クレソン、ミント、セージ、セロリなど、薬効や芳香が利用される、いわゆるハーブのほか、例えば、蓬、紫蘇、月桃、唐辛子、葉ニンニク、セリ、ミツバなど、薬効や芳香が利用される薬草や薬用植物も利用される。例えばラベンダーは鎮静作用が、また、バジルは利尿、強壮作用があるとされている。
このように上記発酵果汁液5にオリゴ糖6を加えることにより腸内の有用菌であるビフィズス菌及び乳酸菌の増殖を促進させ、アロニア発酵果汁液に含まれるアントシアニンなどの有効成分の効力を高めることになり、又、上記発酵果汁液5にハーブを加えることにより爽やかな香りなどのハーブの特徴を生かしたアロニアハーブジュース8を得る。
この第一形態例によって得られたアロニアハーブジュース8にあっては、アントシアニンなどの健康によい有効成分を多く含み、眼精疲労の回復、活性酸素の除去、潰瘍抑制、動脈硬化の予防などの効果を期待することができると共に酵母を利用して発酵させることにより、アロニア果汁に含まれる葡萄糖や果糖発酵性糖類を除去又は極力少なくすることができ、肥満予防や糖尿病予防などの効果も期待することができ、アロニア果汁の青臭い香りを芳醇な香りに変えることができ、かつ、オリゴ糖6を加えることにより腸内の有用菌であるビフィズス菌及び乳酸菌の増殖を促進させ、アロニア発酵果汁液に含まれるアントシアニンなどの有効成分の効力を高め、さらには、ハーブ7を加えることにより爽やかな香りなどのハーブの特徴を生かした芳醇なアロニアハーブジュース8を得ることができ、アロニア果実を有効利用することで地域産業の発展に資することができる。
この場合、上記アロニア果汁はアロニア果実を複数段階、この場合、2段階にわたって抽出することにより、アロニア果実の有効成分を効率よく利用すると共に絞り粕を極力少なくすることができる。
図2の第二形態例においては、上記第一形態例と同様にして、アロニア果実1から抽出したアロニア果汁2に酵母3を加えて発酵4させ、この発酵果汁液5をジュース原料とし、その後、ジュース原料たる発酵果汁液5に羅漢果9とハーブ7を添加してアロニアハーブジュース10を得るようにしている。
すなわち、第二形態例にあっては、上記第一形態例におけるオリゴ糖6の代わりに、羅漢果9を用いることとしている。この羅漢果とは、中国広西省が原産のウリ科ツルレイシ属の植物の天然果実のことをいい、この羅漢果9には糖尿病に対する効果があるとされ、又、羅漢果9の甘み成分はテルペングルコシド配糖体であり、小腸に吸収されにくく、又、羅漢果9に豊富に含まれるビタミンEは細胞膜の透過性を正常化し、細胞膜や血球の膜が活性酸素の酸化作用で破壊されるのを防ぎ、透過性を正常化するとされ、そのため活性酸素を取り除き過酸化脂質がなくなると考えられている。さらに、この羅漢果9の甘み成分はカロリーがゼロの甘味料として知られ、腸内にあってはビフィズス菌を大腸まで運ぶ役目を果たすとされ、体内で吸収されない成分やカルシウム、ミネラル類なども含んでおり、ダイエット、抗酸化作用、抗ガン作用、咳止め、整腸作用などに効果があるとされている。
この第二形態例によって得られたアロニアハーブジュース10にあっては、上記第一形態例と同様に、アントシアニンなどの健康によい有効成分を多く含み、眼精疲労の回復、活性酸素の除去、潰瘍抑制、動脈硬化の予防などの効果を期待することができると共に酵母を利用して発酵させることにより、アロニア果汁に含まれる葡萄糖や果糖発酵性糖類を除去又は極力少なくすることができ、肥満予防や糖尿病予防などの効果も期待することができ、アロニア果汁の青臭い香りを芳醇な香りに変えることができ、かつ、羅漢果9を用いることにより糖尿病に対しての効果を期待することができ、羅漢果9の甘み成分はテルペングルコシド配糖体であり、小腸に吸収されにくく、又、羅漢果9に豊富に含まれるビタミンEは細胞膜の透過性を正常化し、細胞膜や血球の膜が活性酸素の酸化作用で破壊されるのを防ぎ、さらには、ハーブ7を加えることにより爽やかな香りなどのハーブの特徴を生かした芳醇なアロニアハーブジュース10を得ることができ、アロニア果実を有効利用することで地域産業の発展に資することができる。
図3の第三形態例においては、上記第一形態例と同様に、アロニア果実1から抽出したアロニア果汁2に酵母3を加えて発酵4させ、この発酵果汁液5をジュース原料とし、その後、ジュース原料たる発酵果汁液5にオリゴ糖6、羅漢果9及びハーブ7を添加し、アロニアハーブジュース11を得るようにしている。
すなわち、上記第一形態例におけるオリゴ糖6及びハーブ7に加えて羅漢果9を用いることとしている。このように発酵果汁液5にオリゴ糖6と羅漢果9を組み合わせることによりオリゴ糖6と羅漢果9のもつ甘味成分であるテルペングリコシド配糖体を運び屋として腸へのビフィズス菌の活動を助長し、又、ハーブ7の薬効とアロニアのもつアントシアニンなどの有効成分を相乗的に腸に吸収させて、健康的で美味で、色調の鮮やかな赤紫色の芳醇なアロニアハーブジュース11を得ることができる。
この第三形態例によって得られたアロニアハーブジュース11にあっては、上記第一形態例と同様に、アントシアニンなどの健康によい有効成分を多く含み、眼精疲労の回復、活性酸素の除去、潰瘍抑制、動脈硬化の予防などの効果を期待することができると共に酵母を利用して発酵させることにより、アロニア果汁に含まれる葡萄糖や果糖発酵性糖類を除去又は極力少なくすることができ、肥満予防や糖尿病予防などの効果も期待することができ、アロニア果汁の青臭い香りを芳醇な香りに変えることができ、かつ、オリゴ糖6と羅漢果9を組み合わせることによりオリゴ糖6と羅漢果9のもつ甘味成分であるテルペングリコシド配糖体を運び屋として腸へのビフィズス菌の活動を助長することができ、さらに、ハーブ7を加えることにより爽やかな香りなどのハーブの特徴を生かすことができると共にハーブ7の薬効とアロニアのもつアントシアニンなどの有効成分を相乗的に腸に吸収させて、健康的で美味で、色調の鮮やかで、芳醇なアロニアハーブジュース11を得ることができ、アロニア果実を有効利用することで地域産業の発展に資することができる。
(実施例1)
新鮮なアロニア果実またはその冷凍果実10キログラムに水20リッターを加えて加熱沸騰したのち直ちに加熱を止め、冷却後、布袋で濾過し、第一段階の果汁Aを得る。このとき果実は割砕しない。割砕しないのは濾過処理を容易にするためである。ここで得られた抽出果汁の量は20リッターであり、OD(波長485nm・10mmセル)は1.772であった。一方、濾過後の固形物は割砕しないまま水10リッターを加えて加熱し、25分間静かに沸騰させると果肉は柔らかくなるのでこれを常温まで冷却し、圧搾機で加圧濾過する。このときのOD(波長485nm・10mmセル)は1.940であった。ここで得られた第二段階の果汁Bの量は18リッター、粕は1.2キログラムであった。
そして、上記果汁Aと上記Bとを合わせ、OD(波長485nm・10mmセル)は1.850になるので、これに予め培養した林檎酸産生酵母液600mlを加えて摂氏28度で3日間発酵させ、あるいは、梅酵母液600mlを加えて摂氏28度で4日発酵させ、この発酵果汁は2日目から泡が出始め、3日目には盛んに発酵し、4日目には泡も沈静化し発酵は終了する。そして、この発酵終了果汁を加熱して2分間沸騰させた後放冷し、濾過をして清澄発酵果汁液を得た。
上記で得られた清澄発酵果汁9リッターにオリゴ糖6を1リッター加え、これに乾燥したハーブ7たるラベンダーを30グラム加えて5日間時々撹拌しながらハーブの香りを付与し、ハーブ7として、金木犀の乾燥花あるいはジャスミンの乾燥花を用いる場合は50グラム添加し、得られたアロニアハーブジュース8を精密濾過し、瓶詰めし、85度25分殺菌した。
(実施例2)
上記同様にして得られた清澄発酵果汁10リッターに乾燥した羅漢果9を30グラム加え、10分間煮沸したのち放冷し、これにハーブ7たるラベンダーを加えて5日間時々撹拌してハーブの香りを付与し、得られたアロニアハーブジュース10を濾過し、瓶詰めし殺菌した。
(実施例3)
上記実施例1で得られたアロニアハーブジュースと上記実施例2で得られたアロニアハーブジュースとを重量比50:50の割合、即ち、等量で混合し、混合したアロニアハーブジュース11を得た。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、上記アロニア果汁の抽出方法や発酵条件、酵母3、ハーブの種類、発酵果汁液5とオリゴ糖6、ハーブ7、羅漢果9との配合割合等は適宜選択されるものである。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
1 アロニア果実
2 アロニア果汁
3 酵母
4 発酵
5 発酵果汁液
6 オリゴ糖
7 ハーブ
8 アロニアハーブジュース
9 羅漢果
10 アロニアハーブジュース
11 アロニアハーブジュース

Claims (4)

  1. アロニア果実から抽出したアロニア果汁に酵母を加えて発酵させ、その後、該発酵果汁液にオリゴ糖とハーブを添加することを特徴とするアロニアハーブジュースの製造方法。
  2. アロニア果実から抽出したアロニア果汁に酵母を加えて発酵させ、その後、該発酵果汁液に羅漢果とハーブを添加することを特徴とするアロニアハーブジュースの製造方法。
  3. アロニア果実から抽出したアロニア果汁に酵母を加えて発酵させ、その後、該発酵果汁液にオリゴ糖、羅漢果及びハーブを添加することを特徴とするアロニアハーブジュースの製造方法。
  4. 上記アロニア果汁はアロニア果実を複数段階にわたって抽出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアロニアハーブジュースの製造方法。
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