JP2011041176A - 無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マスタ装置10Aに、無線回線が異常切断したことを検出する受信異常検出手段31と、この受信異常検出手段31で無線回線の異常切断を検出したとき、送信データバッファ21の初期化処理を行って無線回線の異常切断前に記憶したデータを破棄する送信データバッファ制御手段22を設け、無線回線の復帰後に、無線回線の異常切断前に送信データバッファ21に保持した古いデータを送信しないようにした。
【選択図】図1
Description
ネットワーク管理サイト1は、SNMP(Simple Network Monitoring Protocol)マネージャ機能を有した端末装置2と、テルネット(Te1net)機能部3とをルータ4に接続して構成されており、このネットワーク管理サイト1のルータ4は、回線5を介してATM(Asynchronous Transfer Mode)専用線網などから構成された回線網6に接続されている。回線網6には、回線7A,7Bを介してVLAN(Virtual LAN)に対応したATM−SW(Asynchronous Transfer Mode−Switch)などから構成されたスイッチ部8A,8Bが接続されている。各スイッチ部8A,8Bは、それぞれイーサネット(登録商標)などのネット回線9A〜9Cを介して各マスタ装置10A〜10Cが接続されている。この各マスタ装置10A〜10Cには点線で示したサービスエリア内に無線回線で接続したスレーブ装置11A〜11Cが設けられ、各スレーブ装置11A〜11Cには回線12A〜12Cやルータ13A〜13CやLAN回線14A〜14Cを介してパーソナルコンピュータなどから構成された複数の通信端末装置15A〜15C,16A〜16Cがそれぞれ接続されている。
このマスタ装置10Aは、ネット回線9Aと接続するためにフレームの生成および解体を行う回線接続手段20と、送信データを格納する送信データバッファ21と、送信データバッファ21の格納番地の制御と書き込み読み出しの制御を行うと共に後述する初期化指示を受けて送信データバッファ21内の保持データの初期化処理を行う送信データバッファ制御手段22と、送信データバッファ21に一旦保持したパケットデータの速度と無線部の速度調整および送信用無線フレーム生成等の処理を行う送信データ処理手段23と、データの無線変調およびアップコンバージョン等を行う無線送信手段24と、送受信の切り替えを行う送受信切替スイツチ25と、指向性のないオムニアンテナまたは指向性のあるセクタアンテナ等の各種方式のアンテナ26と、無線復調およびダウンコンバージョン等を行う無線受信手段27と、受信データを格納する受信データバッファ28と、この受信データバッファ28の格納番地の制御と書き込み読み出しの制御を行うと共に後述する初期化指示を受けて受信データバッファ28内の保持データの初期化制御を行う受信データバッファ制御手段29と、受信データバッファ制御手段29を介して受信データバッファ28にデータの書き込み読み出しなどの制御を行う受信データ処理手段30と、無線受信手段27より無線受信の異常を検出する受信異常検出手段31と、この受信異常検出手段31による異常検出に時間的要素を付加するために無線切断時間を計測するタイマー手段32と、各種手段を制御する制御手段33とを有して構成している。
無線フレームは、大きく分けてフレームヘッダ部34とデータ部35とに分けることができ、フレームヘッダ部34は、ビット同期のために使用するビット同期信号部36と、フレーム同期のために使用するフレーム信号部37と、制御指示の情報を格納する制御信号部38とからなる。また、データ部35は、データ信号を搬送する部分であり、一般的にスクランブル、暗号化、誤り訂正符号化、インターリーブ等を施したデータ39を格納している。
同図において、マスタ装置10Aからスレーブ装置11Aへの下りフレームはフレームヘッダ部34Aとデータ部35Aとで示し、スレーブ装置11Aからマスタ装置10Aへの上りフレームはフレームヘッダ部34Bとデータ部35Bとで示している。上りおよび下りのトラヒックがほぼ同等の場合、マスタ装置10Aからスレーブ装置11Aへの下りフレームの長さと、スレーブ装置11Aからマスタ装置10Aへの方向である上りフレームとが同等の長さの無線フレーム(5:5)40を選択する。また、下りにトラヒックが偏っている場合は、下りフレームが長い比率の無線フレーム(8:2)41を選択する。さらに、逆に上り方向にトラヒックが偏っている場合は、上りフレームが長い比率の無線フレーム(2:8)42を選択する。これらの選択は、手動によって行っても良いし、送信データバッファ21による滞留データ量を判別することによって自動切換えで行っても良い。
送信データバッファ21および受信データバッファ28でのデータ格納は、図6に示すように先頭番地から上限番地のデータ43に対して、図7に示すように先頭番地と上限番地が隣接するようにリング状データ44になっている場合が多い。しかし、書き込みデータ量を把握したときに上限番地を超える場合、先頭番地から書き込む制御をしていれば、リング状になっていなくても問題はない。
送信データバッファバッファ制御手段22および受信データバッファバッファ制御手段29は、送信データバッファ21および受信データバッファ28への書き込みを行う場合、パケットデータを1番目、2番目、3番目、……n番目の順にそのデータ単位毎に書き込み、また送信データバッファ21および受信データバッファ28からの読み出しを行う場合は、書込み終了したパケットデータから1番目、2番目、3番目……n番目の順にファーストイン・ファーストアウトで読み出す。
2 端末装置
3 ルータ
4 テルネット機能部
5 回線
6 回線網
7A,7B 回線
8A,8B スイッチ部
9A〜9C ネット回線
10A〜10C マスタ装置
11A〜11C スレーブ装置
12A〜12C 回線
13A〜13C ルータ
14A〜14C LAN回線
15A〜15C 通信端末装置
16A〜16C 通信端末装置
17 監視対象機器
18A,18B 監視カメラ
19 監視制御装置
20 回線接続手段
21 送信データバッファ
22 送信データバッファ制御手段
23 送信データ処理手段
24 無線送信手段
25 送受信切り替えスイッチ
26 アンテナ
27 無線受信手段
28 受信データバッファ
29 受信データバッファ制御手段
30 受信データ処理手段
31 受信異常検出手段
32 タイマ手段
33 制御手段
34,34A,34B フレームヘッダ部
35,35A,35B データ部
36 ビット同期信号部
37 フレーム同期信号部
38 制御信号部
39 データ
40〜42 無線フレーム
43 データ
44 リング状データ
Claims (1)
- ネットワークから伝送されてきたデータをマスタ装置の送信データバッファに保持し、この保持したデータをマスタ装置からスレーブ装置へ無線回線で送信するように構成した無線通信システムにおいて、前記マスタ装置に、無線回線の異常切断を検出する受信異常検出手段と、この受信異常検出手段で無線回線の異常切断を検出したとき、前記マスタ装置の前記送信データバッファの初期化処理を行って無線回線の異常切断前に保持したデータを破棄する送信データバッファ制御手段を設けたことを特徴とする無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009188974A JP2011041176A (ja) | 2009-08-18 | 2009-08-18 | 無線通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009188974A JP2011041176A (ja) | 2009-08-18 | 2009-08-18 | 無線通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011041176A true JP2011041176A (ja) | 2011-02-24 |
Family
ID=43768443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009188974A Pending JP2011041176A (ja) | 2009-08-18 | 2009-08-18 | 無線通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011041176A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019176366A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社Pfu | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004320158A (ja) * | 2003-04-11 | 2004-11-11 | Japan Radio Co Ltd | データ伝送システムおよびその基地局と加入者局 |
-
2009
- 2009-08-18 JP JP2009188974A patent/JP2011041176A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019176366A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | 株式会社Pfu | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120330 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130130 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130205 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130401 |
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A02 | Decision of refusal |
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