JP6200870B2 - データ転送制御装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明の一実施形態に係る遠隔制御システムの概略構成図である。
このシステムは、各々ユーザが所有する複数のデバイスDV1〜DVnを広域ネットワークNWを介してサーバSVに接続している。そして、サーバSVから各デバイスDV1〜DVnに対しそれぞれ動作指令を表すデータを送信してデバイスDV1〜DVnを動作させ、その動作後のデバイスDV1〜DVnの状態をセンシングしてそのデータをサーバSV又は他のデバイスへ送信するようにしたものである。
送出レート算出部は、上記モニタリング部2で算出されたパケットロスpsrc-medと、後述する再送制御部5で算出されるメディエータMDから宛先のデバイスDV1〜DVnまでの伝送区間におけるパケットロスpmed-dstと、記憶部6に事前に記憶された送出レートrsrc.trans及び受信レートrdst.recとを用いて、送出レートrmed.transを算出する。
次に、以上のように構成されたメディエータMDによるデータ転送制御動作を説明する。図3及び図4はその処理手順と処理内容を示すフローチャート、図5はデータ転送制御の概要を示す図である。
(1)マッチング処理
メディエータMDは、先ずステップS1においてマッチング部1の制御の下、以下のようにパケットの受信処理を行う。すなわち、先ずステップS11においてパケットの到達を監視し、パケットが到達するとステップS12により当該パケットの受信処理を行う。このとき、上記パケットの伝送プロトコルがTCP等のAckの返送を必要とする伝送プロトコルであれば、自身がプロキシとして機能してAckを返送する。
次にメディエータMDは、ステップS2によりモニタリング部2の制御の下、以下のようにモニタリング処理を行う。すなわち、先ずパケットの受信レートrmed.recを計測する。例えば、フローごとに、ステップS22である一定の時間(例えば1秒)を計時しながらステップS21で上記パケットの受信数をカウントし、1秒あたりのカウント数が得られると過去のカウント値を当該新たなカウント値に更新する。
Psrc-med=rmed.rec/rsrc.trans
として算出する。
次にメディエータMDは、ステップS3においてポリシング部3の制御の下、以下のように送信パケットに対するポリシング処理を行う。すなわち、先ずステップS31により上記モニタリング部2からパケットロスPsrc-medを受け取る。またそれと共にステップS32により再送制御部5から、メディエータMDから送信先のデバイスDV1〜DVnまでの伝送区間における直近のパケットロスPmed-dstを取得する。そして、ステップS33において、直近の送信先のデバイスDV1〜DVnに対するパケットの送出レートrmed.transを算出する。この送出レートrmed.transの算出は、記憶部6から読み出された送信先のデバイスDV1〜DVnにおける受信レートrdst.recに、上記パケットロスPmed-dstの値を反映することによりなされる。
メディエータMDは、続いてステップS4においてプロトコル変換部4の制御の下、メディエータMDから送信先のデバイスDV1〜DVnにパケットを送信するための通信プロトコルを変換する。例えば、再送機能を持たないUDPから再送機能を有するTCPに、或いは再送機能を持たないCoAP(Constrained Application Protocol)から再送機能を有するCoAPに変換する。
メディエータMDは、次にステップS5により再送制御部5の制御の下、以下のようにパケットの選択的な再送制御を行う。すなわち、先ずステップS51において、上記ポリシング部3による間引き処理後に送信対象となったパケットの各々に対し再送タイムアウトRTOを設定し、当該パケットをステップS52により送信先となるデバイスDV1〜DVnに向け送信する。例えば、ポリシング部3により算出された送出レートrmed.transをもとに、
RTO=1/rmed.trans−α(例:α=1/2rmed.trans)
となるように再送タイムアウトRTOを設定し、当該パケットを送信する。
以上詳述したように本実施形態では、図6に示すように送信元と送信先との間のネットワーク上にメディエータMDを配置し、送信元から送信されたパケットをこのメディエータMDで一旦受信する。そして、送信元の送出レートrsrc.trans及び送信先の受信レートrdst.recと、送信元からメディエータMDまでの伝送区間のパケットロスPsrc-med及びメディエータMDから送信先までの伝送区間のパケットロスPmed-dstに基づいて送出レートrmed.transを可変設定し、この送出レートrmed.transに従いポリシングを行って上記パケットを送信先に向け送信する。さらに、上記パケットには上記送出レートrmed.transに応じて再送タイムアウトRTOを設定し、このRTOと送信先までの伝送区間の伝送遅延RTTmed-dstの長さの比較結果に基づいて、上記パケットの選択的な再送制御を行うようにしている。
前記実施形態では、1つのメディエータMD内にマッチング部1、モニタリング部2、ポリシング部3、プロトコル変換部4及び再送制御部5を設けた場合を例にとって説明した。しかし、これらの機能部の少なくとも1つを別の装置に分散して配置するようにしてもよく、またすべての機能部をそれぞれ別々の装置に分散して配置するようにしてもよい。
Claims (7)
- 第1の装置から第2の装置へネットワークを介してデータを伝送するシステムの前記ネットワーク上に配置されるデータ転送制御装置であって、
前記第1の装置の送出レートと当該第1の装置から伝送されたデータの受信レートとをもとに、前記第1の装置から前記データ転送制御装置までの第1の伝送区間における伝送損失を算出する手段と、
前記データ転送制御装置の送出レートと前記第2の装置の受信レートとをもとに、前記データ転送制御装置から前記第2の装置までの第2の伝送区間における伝送損失を算出すると共に、第2の装置へデータを送信してからその応答を受信するまでの時間差から前記第2の伝送区間における伝送遅延量を算出する手段と、
前記第1の装置の送出レート及び前記第2の装置の受信レートと、前記算出された第2の伝送区間の伝送損失とに基づいて、前記データ転送制御装置の送出レートを算出し、当該算出された送出レートを維持するように前記第1の装置から伝送されたデータを間引き処理し、この間引き処理により間引きの対象とならなかったデータを前記第2の装置へ送信する手段と、
前記第2の装置へ送信するデータごとに、前記算出された送出レートに基づいて再送判定時間を設定し、当該再送判定時間内に前記第2の装置から応答が返送されない場合に当該再送判定時間を前記算出された伝送遅延量と比較し、再送判定時間が伝送遅延量より短い場合には再送を行わず、再送判定時間が伝送遅延量より長い場合に前記データの再送を行う再送制御手段と
を具備することを特徴とするデータ転送制御装置。 - 前記再送制御手段は、前記再送対象のデータに対し設定される再送判定時間を、再送前の値より短い値に変更することを特徴とする請求項1記載のデータ転送制御装置。
- 前記第1の装置からデータが再送手順を持たない伝送プロトコルを使用して送信された場合に、当該データを前記第2の装置へ伝送するための伝送プロトコルを再送手順を持つ伝送プロトコルに変換するプロトコル変換手段を、さらに具備することを特徴とする請求項1又は2記載のデータ転送制御装置。
- 第1の装置から第2の装置へネットワークを介してデータを伝送するシステムの前記ネットワーク上に配置されるデータ転送制御装置が実行するデータ転送制御方法であって、
前記第1の装置の送出レートと当該第1の装置から伝送されたデータの受信レートとをもとに、前記第1の装置から前記データ転送制御装置までの第1の伝送区間における伝送損失を算出する過程と、
前記データ転送制御装置の送出レートと前記第2の装置の受信レートとをもとに、前記データ転送制御装置から前記第2の装置までの第2の伝送区間における伝送損失を算出すると共に、第2の装置へデータを送信してからその応答を受信するまでの時間差から前記第2の伝送区間における伝送遅延量を算出する過程と、
前記第1の装置の送出レート及び前記第2の装置の受信レートと、前記算出された第2の伝送区間の伝送損失とに基づいて、前記データ転送制御装置の送出レートを算出し、当該算出された送出レートを維持するように前記第1の装置から伝送されたデータを間引き処理し、この間引き処理により間引きの対象とならなかったデータを前記第2の装置へ送信する過程と、
前記第2の装置へ送信するデータごとに、前記算出された送出レートに基づいて再送判定時間を設定し、当該再送判定時間内に前記第2の装置から応答が返送されない場合に当該再送判定時間を前記算出された伝送遅延量と比較し、再送判定時間が伝送遅延量より短い場合には再送を行わず、再送判定時間が伝送遅延量より長い場合に前記データの再送を行う過程と
を具備することを特徴とするデータ転送制御方法。 - 前記データを再送する過程は、前記再送対象のデータに対し設定される再送判定時間を再送前の値より短い値に変更することを特徴とする請求項4記載のデータ転送制御方法。
- 前記第1の装置から前記データが再送手順を持たない伝送プロトコルを使用して送信された場合に、前記データを第2の装置へ伝送するための伝送プロトコルを再送手順を持つ伝送プロトコルに変換する過程を、さらに具備することを特徴とする請求項4又は5記載のデータ転送制御方法。
- 請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ転送制御装置が具備する手段による処理を、当該データ転送装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
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