JP2011040460A - 露光装置、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

露光装置、及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フォトマスクの寿命を延ばすことが可能な露光システムを提供する。
【解決手段】照明光をマスクに照射し、マスクに照射された光をウェーハ上に照射する露光装置101であって、当該露光装置は、マスクの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する情報取得部131と、取得された使用履歴情報と、マスクの使用履歴と露光装置の光学設定条件との対応関係を示す対応関係情報とに基づいて、光学設定条件の設定値又は変更量を導出する条件導出部132と、露光装置の光学設定条件を、導出された設定値又は変更量で規定される光学設定条件に設定し、設定された光学設定条件のもと、ウェーハの露光を行う露光部133とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、露光装置、及び半導体装置の製造方法に関し、例えば、光リソグラフィ技術を利用した露光用に使用されるものである。
露光に用いられるフォトマスクには、寿命が存在する。特に、露光処理回数が増大すると、フォトマスクは、その像性能が劣化して使用できなくなる。像性能の劣化は例えば、フォトマスクの光学定数の変化によりもたらされる。フォトマスクの光学定数が変化すると、露光時にウェーハ上に投影される像の性能(コントラスト等)が劣化し、レジスト寸法の精度が悪化してしまう。
フォトマスクのマスク寿命が短いと、半導体デバイスを製造する際のマスクコストが増大し、半導体デバイスの利益率が低下してしまう。そのため、マスク寿命を可能な限り延ばすことが必要となる。
特許文献1には、露光装置の動作の制御用に利用される情報が記録されたICチップが取り付けられた露光用部材(マスク)に関する発明が記載されている。ICチップには、マスクの製造履歴等が記録される。また、ICチップには例えば、マスクの使用回数が記録され、マスクの使用回数は、マスクを洗浄するタイミングの判断等に利用される。
特開2005−316021号公報
本発明は、フォトマスクの寿命を延ばすことが可能な露光装置、及び半導体装置の製造方法を提供することを課題とする。
本発明の一の態様の露光装置は、照明光をマスクに照射し、前記マスクに照射された光をウェーハ上に照射する露光装置であって、前記マスクの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する情報取得部と、前記取得された使用履歴情報と、前記マスクの使用履歴と前記露光装置の光学設定条件との対応関係を示す対応関係情報とに基づいて、前記光学設定条件の設定値又は変更量を導出する条件導出部と、前記露光装置の前記光学設定条件を、前記導出された設定値又は変更量で規定される光学設定条件に設定し、前記設定された光学設定条件のもと、ウェーハの露光を行う露光部とを備える。
本発明の一の態様の半導体装置の製造方法は、照明光をマスクに照射し、前記マスクに照射された光をウェーハ上に照射する露光装置、を使用した半導体装置の製造方法であって、前記マスクの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得し、前記取得された使用履歴情報と、前記マスクの使用履歴と前記露光装置の光学設定条件との対応関係を示す対応関係情報とに基づいて、前記光学設定条件の設定値又は変更量を導出し、前記露光装置の前記光学設定条件を、前記導出された設定値又は変更量で規定される光学設定条件に設定し、前記設定された光学設定条件のもと、ウェーハの露光を行う。
本発明によれば、フォトマスクの寿命を延ばすことが可能な露光装置、及び半導体装置の製造方法を提供することが可能となる。
第1実施形態の露光システムの構成を示すシステム構成図である。 図1に示す露光装置の構成を示す概略的な機器構成図である。 図1に示す露光装置及び露光用サーバの構成を示すブロック図である。 マスクの劣化について説明するための断面図である。 マスクの光学性能の劣化について説明するための断面図である。 図2に示す照明光学系を構成する照明部の形状を示した平面図である。 照明部の光学設定条件の変更について説明するための平面図である。 照明部の形状について説明するための平面図である。 照明部の形状について説明するための平面図である。 光照射量の変化に伴う酸化膜の厚さの変化を示したグラフである。 光照射量と極PYの輝度設定値との対応関係を示したグラフである。 露光処理数の変化に伴う露光マージンの変動を示したグラフである。 第1実施形態の半導体デバイスの製造方法について説明するためのフローチャートである。 第1実施形態の半導体デバイスの製造方法について説明するためのフローチャートである。 第2実施形態の露光装置の構成を示す概略的な機器構成図である。 第3実施形態の露光装置及び露光用サーバの構成を示すブロック図である。 第4実施形態の露光装置の構成を示すブロック図である。 ウェーハ上に形成されるレジストパターンの例を示す平面図である。
本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の露光システムの構成を示すシステム構成図である。
図1の露光システムは、複数台の露光装置101と、これらの露光装置101のサーバとして機能する1台の露光用サーバ201により構成されている。露光装置101は例えば、ArF露光装置であり、露光用サーバ201は例えば、パーソナルコンピュータやワークステーション等の情報処理装置である。これらの露光装置101及び露光用サーバ201は、LAN(Local Area Network)等のネットワーク301により互いに接続されている。
なお、図1の露光システムを構成する露光装置101や露光用サーバ201の台数は、何台でも構わない。以下、図1に示す各露光装置101及び露光用サーバ201の構成について説明する。
図2は、図1に示す露光装置101の構成を示す概略的な機器構成図である。
図2に示すように、露光装置101は、照明光学系111と、投影光学系112とを備える。照明光学系111は、照明光をフォトマスク121に照射する光学系である。投影光学系112は、フォトマスク121に照射された照明光から得られた露光光をウェーハ122上に照射する光学系である。露光装置101は、照明光学系111及び投影光学系112により、照明光をフォトマスク121に照射し、フォトマスク121に照射された光をウェーハ122上に照射する。なお、フォトマスク121は、本実施形態では透過型マスクとなっているが、反射型マスクとしても構わない。
図3は、図1に示す露光装置101及び露光用サーバ201の構成を示すブロック図である。
本実施形態の露光システムでは、像性能を長期間維持し、マスク121の寿命を延ばすべく、マスク121の使用履歴に応じて、露光装置101の光学設定条件を調整する。図3には、このような処理の実行に関与する種々のブロックが示されている。
図3に示すように、露光装置101は、情報取得部131と、条件導出部132と、露光部133と、通信インタフェース134とを備え、露光用サーバ201は、計算部211と、ストレージ部212と、通信インタフェース213とを備える。
露光部133は、図2に示す照明光学系111及び投影光学系112を備え、図2に示すように、マスク121を使用してウェーハ122の露光を行う。これらのマスク121及びウェーハ122は、図3にも示されている。
ストレージ部212には、マスク121の使用履歴と露光装置101の光学設定条件との対応関係を示す対応関係情報が保存されている。対応関係情報は例えば、「マスク121の使用履歴がXのときには、露光装置101の光学設定条件をYに設定する」というような内容を示す情報となっている。
本実施形態では、対応関係情報は、マスク121の使用履歴が変化しても、得られる像のコントラストが一定に保たれるような光学設定条件を示している。よって、本実施形態では例えば、マスク121の使用履歴がXからX’に変化したときには、対応関係情報に基づいて、露光装置101の光学設定条件をYからY’に変更することで、得られる像のコントラストを一定に保つことができる。これにより、本実施形態では、像性能を長期間維持し、マスク121の寿命を延ばすことができる。
なお、本実施形態では、対応関係情報は、ゲート加工用のマスク用の対応関係情報、コンタクト加工用のマスク用の対応関係情報、配線加工用のマスク用の対応関係情報というように、個々のマスク121ごとに用意される。
また、個々のマスク121用の対応関係情報は、当該マスク121と同一のマスクを使用して実際に露光処理を行うことで収集される。当該マスク121用の対応関係情報を利用した露光処理を行う際には、当該マスク121用の対応関係情報を予め収集しておき、収集された対応関係情報を予めストレージ部212に保存しておく。
また、対応関係情報の収集用に使用する露光装置101と、収集された対応関係情報を利用して露光処理を行う露光装置101は、同じ露光装置でも異なる露光装置でも構わない。図1に示すようなシステム構成には、1台の露光装置101で収集した対応関係情報を、複数台の露光装置101で共用できるという利点がある。そのため、図1の露光システムは、同一機種の露光装置101同士、又は光学設定条件を共用可能な露光装置101同士で構成することが望ましい。
情報取得部131及び条件導出部132は、マスク121の使用履歴の変化に応じて、露光装置101の光学設定条件を変更するためのブロックとなっている。
情報取得部131は、マスク121の使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得するブロックである。情報取得部131により取得された使用履歴情報は、条件導出部132に提供される。
使用履歴情報の例としては、マスク121への光照射量、マスク121の処理ウェーハ枚数、マスク121への光照射時間などが挙げられる。例えば、マスク121への光照射量は、マスク121の使用開始からマスク121に照射された光の総量を表し、その値は露光量単位mJ/cm2で表現される。光照射量は、露光部133に設けられた照度計で計測された照度に、露光時間を掛けることで算出可能である。
条件導出部132は、情報取得部131から提供された使用履歴情報と、ストレージ部212から読み出した対応関係情報とに基づいて、露光装置101の光学設定条件の変更用に、光学設定条件の設定値又は変更量を導出するブロックである。対応関係情報は、通信インタフェース134,213及びネットワーク301を介して、ストレージ部212から読み出される。また、条件導出部132により導出された設定値又は変更量は、露光部133に提供される。
光学設定条件の例としては、照明光の輝度分布、波長分布、形状(σ)、及び偏光状態、露光光をウェーハ122上に照射するための投影レンズの開口数(NA)及び収差、ウェーハ122の主面の結像面に対する傾き量などが挙げられる。本実施形態では、これらの光学設定条件のうちの少なくとも1つを変更することで、ウェーハ122上に投影される像のコントラストや焦点深度を変化させることができる。
条件導出部132は、あるマスク121を使用した露光処理に関し光学設定条件を変更する際には、そのマスク121についての使用履歴情報及び対応関係情報に基づいて、光学設定条件の設定値又は変更量を計算する。例えば、使用履歴情報が、マスク121への光照射量がXであることを示し、対応関係情報が、当該マスク121への光照射量の値Xと投影レンズの開口数NAの設定値Yとが対応することを示している場合、条件導出部132は、投影レンズの開口数NAの設定値としてYを導出する。
なお、対応関係情報は、光照射量の値Xが、開口数の初期設定値からの変更量ΔY(=設定値Y−初期設定値Y0)と対応することを示していてもよい。この場合、条件導出部132は、開口数の初期設定値からの変更量としてΔYを導出する。
そして、露光部133は、露光装置101の光学設定条件を、条件導出部132から提供された設定値又は変更量で規定される光学設定条件に変更し、変更された光学設定条件のもと、マスク121を使用してウェーハ122の露光を行う。例えば、設定値Y又は初期設定値からの変更量ΔY(=Y−Y0)が提供された場合には、投影レンズの開口数NAはYに変更される。
このようにして、本実施形態では、マスク121の使用履歴が変化しても、得られる像のコントラストを一定に保つことができる。これにより、本実施形態では、像性能を長期間維持し、マスク121の寿命を延ばすことができる。
なお、本実施形態における対応関係情報の収集は、情報取得部131が、使用履歴情報を取得し、当該使用履歴情報を計算部211に提供し、計算部211が、露光装置101の光学設定条件の調整用に、光学設定条件の設定値又は変更値を計算し、提供された使用履歴情報が示す使用履歴と計算された光学設定条件とを対応付けることで行われる。情報取得部131から計算部211への使用履歴情報の提供は、通信インタフェース134,213及びネットワーク301を介して行われる。そして、計算部211は、上記の使用履歴と光学設定条件との対応関係を示す対応関係情報を作成し、作成された対応関係情報をストレージ部212に保存する。なお、これらの処理の詳細については、後述する。
以下、図4及び図5を参照して、マスク121の劣化について説明する。
図4は、マスク121の劣化について説明するための断面図である。
図4(A)に示すように、マスク121は例えば、マスク基板141と、マスク基板141上に形成された遮光膜142により構成される。遮光膜142は例えば、MoSi(モリブデンシリサイド)膜である。
本発明者らによる研究の結果、マスク121の遮光膜142は、光照射量の増加に伴いその表面が酸化していくことが解った。図4(B)には、遮光膜142の表面の酸化により生じた酸化膜143が示されている。
また、本発明者らによる研究によれば、遮光膜142の表面の酸化は、マスク121の寿命を決定する要因の1つであることが解った。このことを、図5を参照して説明する。図5は、マスク121の光学性能の劣化について説明するための断面図である。
図5(A)は、酸化が生じる前のマスク121を示す。このマスク121に照明光Iを照射すると、0次回折光T0,1次回折光T1等を含む露光光が得られる。この露光光は、レンズ151等を介して、ウェーハ122(図2等参照)上に照射される。図5(A)では、ウェーハ122上に投影された像のコントラストが、模式的に、Xで示す波形により示されている。
一方、図5(B)は、酸化が生じた後のマスク121を示す。遮光膜142の表面の酸化は、マスク121の光学定数の変化をもたらす。そして、マスク121の光学定数の変化は、マスク121に照射された照明光Iから得られる露光光の変化をもたらす。図5(B)には、露光光を構成する1次回折光T1の強度が低下した様子が示されている。
そして、このような露光光の変化は、ウェーハ122上に投影される像の性能を変化させる。この像性能の変化は、一般的には劣化であり、この像性能の劣化は、レジスト寸法の精度を悪化させてしまう。図5(B)には、ウェーハ122上に投影された像のコントラストが、図5(A)に比べ劣化した様子が示されている。
なお、上記のような露光光の変化は、得られる像のコントラストの変化の他、レジストパターンにおける密集パターンと孤立パターンとの間の寸法のずれ(疎密寸法差)をもたらす。密集パターンは例えば、L/S(ライン・アンド・スペース)パターンのような周期的パターンに相当し、孤立パターンは例えば、L/Sパターンの外部に位置するような非周期的パターンに相当する。
なお、本発明者らによる研究によれば、マスク121の寿命は、遮光膜142の表面の酸化の他、環境中の窒素化合物や硫黄酸化物に由来する硫化アンモニウムの付着や、有機シリコンガス及び活性酸素に由来するシリコン酸化物の付着等の要因により決定されることが解った。硫化アンモニウムの付着は、洗浄で回復できる汚染であるのに対し、遮光膜142の表面の酸化やシリコン酸化物の付着は、洗浄では回復できない汚染であるという特徴がある。マスクの遮光膜の酸化については、例えば、論文「Thomas Faure et al., Proc. of SPIE Vol. 7122 712209, Photomask Technology 2008」の「4. Radiation Damage」に記載されている。
以上のように、マスク121の長期間の使用は、得られる像のコントラストの劣化や、レジストパターンの疎密寸法差をもたらす。そして、コントラストの劣化や疎密寸法差の悪化は、欠陥の発生やパターン倒れ等による半導体デバイスの歩留りの悪化をもたらす。そのため、コントラストの劣化量や疎密寸法差の大きさが所定の閾値を越えると、マスク121は使用できなくなる。
そこで、本実施形態では、マスク121の劣化に起因する像の変化を、露光装置101の光学設定条件の変更により補償することで、像の特性がマスク121の劣化前と変わらないようにする。これにより、本実施形態では、マスク121の寿命を実効的に拡大することができる。
以下、図6から図9を参照して、露光装置101の光学設定条件の変更方法の具体例について説明する。
図6は、図2に示す照明光学系111を構成する照明部161の形状を示した平面図である。図6に示すように、照明部161は、4つの極を有しており、照明部161から発せられる照明は、四重極クロスポール照明となる。図6では、X方向の2つの極がPXで示され、Y方向の2つの極がPYで示されている。
図7は、照明部161の光学設定条件の変更について説明するための平面図である。本実施形態では、図7(A)〜(C)に示すように、照明部161の光学設定条件を変更することで、露光装置101の光学設定条件を変更することができる。図7(A)〜(C)には、得られる像のコントラストの劣化を補償すべく、照明のXY輝度バランスを変えることで、照明部161の光学設定条件を変更する様子が示されている。図7において、αは、極PYの輝度を下げた様子を示しており、βは、極PYの輝度を更に下げた様子を示している。
図8は、照明部161の形状について説明するための平面図である。図8では、照明部161の発光領域が171で示され、非発光領域が172で示されている。
図8には、照明光の形状に関するパラメータであるσ値として、σinner及びσouterが示されている。σinner及びσouterはそれぞれ、四重極クロスポール照明の内径及び外径に比例したパラメータである。図8には更に、照明光の形状に関するパラメータである開き角θが示されている。本実施形態では、σinner,σouter,θのうちのいずれか1つ以上を変えることで、照明部161の光学設定条件を変更してもよい。なお、図8に示すCは、σ=1の円を表す。
なお、露光装置101の光学設定条件の例として、図7では照明光の輝度分布について説明し、図8では照明光の形状について説明したが、露光装置101の光学設定条件の例は、これらに限定されるものではない。露光装置101の光学設定条件のその他の例としては、照明光の偏光状態(S偏光、P偏光等)が挙げられる。なお、図9には、図7と同様に、照明光の輝度分布のバランスを変えることで、露光装置101の光学設定条件を変更する様子が示されている。図9は、図8と同様、照明部161の形状について説明するための平面図である。
なお、図8のような場合、露光装置101の光学設定条件は、例えば、「NA=1.3、四重極クロスポール照明、σinner=0.70、σouter=0.95、接線偏光照明」のように表すことができる。また、図9のように光学設定条件を変更する場合には、上述の対応関係情報は、例えば、光照射量と極PYの輝度との対応関係を示す関数(又はテーブル)として表すことができる。
以上、図4及び図5を参照して、マスク121の劣化について説明し、図6から図9を参照して、露光装置101の光学設定条件の変更方法の具体例について説明した。次に、これらの内容の更なる詳細を、図10から図12のグラフを参照して説明する。
図10は、光照射量の変化に伴う酸化膜143の厚さの変化を示したグラフである。
上述のように、本発明者らによる研究によれば、マスク121の遮光膜142は、光照射量の増加に伴いその表面が酸化してゆき、遮光膜142の表面には、酸化膜143が生じる(図4参照)。図10のグラフには、光照射量の増加に応じて、酸化膜143の厚さが増大していく様子が示されている。本発明者らによる研究によれば、遮光膜142の表面の酸化は、マスク121の寿命を決定する要因の1つとなっている。なお、遮光膜142の表面酸化の速度は、マスク121の使用環境や保管環境に依存する量であり、露光装置101ごとに異なると考えられる。
図11は、光照射量と極PYの輝度設定値との対応関係を示したグラフである。
上述のように、露光装置101の光学設定条件の一例として、照明部161の極PYの輝度が挙げられる(図7参照)。この場合、光照射量と極PYの輝度設定値との対応関係を示す対応関係情報は、例えば、図11のグラフのように与えられる。図11には、光照射量の増加に応じて、極PYの輝度設定値を低下させていく様子が示されている。本実施形態では、図11に示すように、光照射量の増加に応じて極PYの輝度設定値を低下させていくことで、得られる像のコントラストの劣化を補償することができる。
図12は、露光処理数の変化に伴う露光マージンの変動を示したグラフである。
従来の露光システムにより露光処理を行う場合、露光マージンは、図12(A)に示すように、マスク1枚当たりの露光処理数の増加に伴い低下していく。図12(A)では、露光マージンの許容値の下限を例えば1%とする場合には、2500程度の露光処理数が、各マスクの寿命となる。
一方、本実施形態の露光システムで露光処理を行う場合には、マスク121の使用履歴に応じて、露光装置101の光学設定条件が調整される。これにより、本実施形態では、図12(B)に示すように、露光処理数の増加に伴う露光マージンの低下を補償することができる。これにより、本実施形態では、マスク121の寿命を延ばすことができる。
以下、図13及び図14を参照して、本実施形態の露光システムにより行われる半導体デバイス(半導体装置)の製造方法について説明する。
上述のように、本実施形態では、対応関係情報は、ゲート加工用のマスク用の対応関係情報、コンタクト加工用のマスク用の対応関係情報、配線加工用のマスク用の対応関係情報というように、個々のマスク121ごとに用意される。そして、個々のマスク121用の対応関係情報は、当該マスク121と同一のマスクを使用して実際に露光処理を行うことで収集される。以下、図13では、対応関係情報を収集する露光処理について説明し、図14では、収集された対応関係情報を利用して行う露光処理について説明する。なお、以下の文中で登場する参照符号については、図1から図3を参照されたい。
図13は、本実施形態の半導体デバイスの製造方法について説明するためのフローチャートである。図13では、対応関係情報を収集する露光処理が行われる。
図13のフローではまず、対応関係情報の収集用に使用する1枚目のマスク121を作製する(ステップS101)。
次に、露光装置101の光学設定条件を初期条件に設定する(ステップS102)。当該初期条件の設定値は、上述の初期設定値Y0に相当する。
次に、露光装置101及び1枚目のマスク121を使用して、半導体デバイスを繰り返し製造する(ステップS103)。この間、露光装置101では、当該マスク121の結像特性が(例えば定期的に)モニタされ(ステップS104)、像性能が規定値以内であるか否かが判断される(ステップS105)。
そして、像性能が規定値を超える場合には、像性能の劣化を補償するよう、計算部211が、露光装置101の光学設定条件の変更量を計算する(ステップS111)。この際、計算部211には、情報取得部131から、マスク121の現時点の使用履歴情報が提供され、露光用サーバ201では、計算された変更量が、提供された使用履歴情報が示す使用履歴と対応付けられて管理される。
そして、計算された変更量が、露光装置101に適用可能な場合には(ステップS121)、露光部133は、露光装置101の光学設定条件を、計算された変更量で規定される光学設定条件に変更する(ステップS122)。そして、露光装置101では、変更された光学設定条件のもと、半導体デバイスの製造が継続される(ステップS103〜S105)。
一方、計算された変更量が、露光装置101に適用不可能な場合には(ステップS121)、マスク121は、その寿命が過ぎたとして廃棄される。また、半導体デバイスの製造を通じて収集された、マスク121の使用履歴と露光装置101の光学設定条件との対応関係を示す情報は、計算部211により、対応関係情報としてストレージ部212に保存される(ステップS123)。
図14は、本実施形態の半導体デバイスの製造方法について説明するためのフローチャートである。図14では、収集された対応関係情報を利用した露光処理が行われる。
図14のフローではまず、上述の1枚目のマスク121と同一の2枚目以降のマスク121を作製する(ステップS201)。図14では、この2枚目以降の各マスク121が、N枚目のマスク121として表記されている(Nは2以上の整数)。
次に、露光装置101の光学設定条件を初期条件に設定する(ステップS202)。当該初期条件の設定値は、上述の初期設定値Y0に相当する。
次に、露光装置101及びN枚目のマスク121を使用して、半導体デバイスを繰り返し製造する(ステップS203)。この間、条件導出部132は、ストレージ部212を(例えば定期的に)参照し、マスク121の現時点の使用履歴に対応する対応関係情報を、ストレージ部212から読み出す(ステップS204)。なお、条件導出部132は、マスク121の現時点の使用履歴については、情報取得部131から提供される使用履歴情報から認識する。続いて、条件導出部132は、読み出された対応関係情報から、マスク121の現時点の使用履歴に対応する光学設定条件の変更量を導出し、導出された光学設定条件(変更量)が、露光装置101の現時点の光学設定条件(変更量)と一致するか否かを判断する(ステップS205)。
そして、導出された光学設定条件が、露光装置101の現時点の光学設定条件と一致しない場合には、導出された変更量が、露光装置101に適用可能であるか否かが判断される(ステップS211)。
そして、導出された変更量が、露光装置101に適用可能な場合には(ステップS211)、露光部133は、露光装置101の光学設定条件を、導出された変更量で規定される光学設定条件に変更する(ステップS212)。そして、露光装置101では、変更された光学設定条件のもと、半導体デバイスの製造が継続される(ステップS203〜S205)。
一方、導出された変更量が、露光装置101に適用不可能な場合には(ステップS211)、マスク121は、その寿命が過ぎたとして廃棄される。
以上のように、本実施形態では、図13及び図14のフローにより、半導体デバイスを製造することができる。図13のフローによれば、1枚目のマスク121の寿命を延ばすことができ、図14のフローによれば、2枚目以降のマスク121の寿命を延ばすことができる。特に、図14のフローでは、図13のフローで得られた対応関係情報を利用して光学設定条件を調整するため、光学設定条件の調整を、より軽負担及び短時間で行うことが可能となる。
以上のように、本実施形態では、マスク121の使用履歴に関する情報である使用履歴情報と、当該マスク121の使用履歴と露光装置101の光学設定条件との対応関係を示す対応関係情報とに基づいて、光学設定条件の設定値又は変更量を導出し、当該設定値又は変更量に応じて設定された光学設定条件のもと、上記マスク121による露光処理を行う。これにより、本実施形態では、マスク121の使用履歴に応じて露光装置101の光学設定条件を調整し、マスク121の寿命を延ばすことが可能となっている。
本実施形態によれば、マスク121の使用回数が増大して、マスク121の光学性能が変化しても、マスク121を使用し続けることが可能となるため、マスク121の寿命が実効的に拡大され、その結果、半導体デバイスの製造コストを低減することができる。
以下、本発明の第2から第4実施形態について説明する。これらの実施形態は、第1実施形態の変形例であり、これらの実施形態については、第1実施形態との相違点を中心に説明する。
(第2実施形態)
図15は、第2実施形態の露光装置102の構成を示す概略的な機器構成図である。
図2に示す露光装置101が、ArF露光装置であるのに対し、図15に示す露光装置102は、EUV露光装置となっている。そのため、図15に示すマスク181は、反射型のマスクとなっている。
また、図3に示す露光装置101の構成については、図2に示す露光装置101と、図15に示す露光装置102とで共通とする。よって、本実施形態では、マスク181の使用履歴に応じて露光装置102の光学設定条件を調整することで、マスク181の寿命を延ばすことができる。
一般に、反射型のマスクは、透過型のマスクよりも高価である。よって、マスク寿命の拡大の効果は、本実施形態では特に大きいといえる。よって、本実施形態によれば、反射型のマスクを使用して製造される半導体デバイスの製造コストを、大幅に低減することが可能となる。
なお、本発明者らによる研究によれば、EUV用のマスクでは、マスクを構成する吸収体の光学定数や形状の変化が問題となる。これは、遮光膜と吸収体という違いはあるものの、第1実施形態のマスク121に生じる問題とほぼ同じである。従って、第2実施形態の露光処理は、EUV用のマスクにも有効である。
以上のように、本実施形態によれば、寿命拡大の効果の大きい反射型のマスクの寿命を延ばすことが可能となる。なお、図15に示す露光装置102は、反射型のマスクを使用可能な露光装置であれば、EUV露光装置以外の露光装置であっても構わない。
(第3実施形態)
図16は、第3実施形態の露光装置103及び露光用サーバ303の構成を示すブロック図である。
図3では、計算部211が露光用サーバ301内に設けられているのに対し、図16では、計算部211が露光装置103内に設けられている。本実施形態でも、第1実施形態と同様、マスク121の使用履歴に応じて露光装置103の光学設定条件を調整することで、マスク121の寿命を延ばすことができる。
以上のように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様、マスク121の寿命を延ばすことが可能となる。なお、本実施形態では、露光用サーバ303に情報処理機能は不要であるため、露光用サーバ303として例えば、ストレージサーバ等、高度な情報処理機能を持たない装置を採用できるという利点がある。一方、第1実施形態では、計算部211が露光用サーバ301内に設けられるため、複数の露光装置101に計算部211を設ける必要がなくなるという利点がある。
(第4実施形態)
図17は、第4実施形態の露光装置104の構成を示すブロック図である。
図17では、情報取得部131、条件導出部132、露光部133、計算部211、及びストレージ部212が、全て露光装置104内に設けられている。即ち、本実施形態では、図1に示す露光システムが、1台の露光装置104のみで構成されている。本実施形態でも、第1実施形態と同様、マスク121の使用履歴に応じて露光装置104の光学設定条件を調整することで、マスク121の寿命を延ばすことができる。
以上のように、本実施形態によれば、第1実施形態と同様、マスク121の寿命を延ばすことが可能となる。本実施形態には、図13や図14に示すフローを、1台の露光装置104のみで実行できるという利点がある。
なお、本実施形態では、図17に示す露光装置104と同一の露光装置を複数用意し、これらの露光装置同士をネットワーク接続しても構わない。これには、露光用サーバなしで、1台の露光装置で収集した対応関係情報を、複数台の露光装置で共用することが可能になるという利点がある。
以上のように、第1から第4実施形態によれば、露光装置の光学設定条件を調整することで、マスクの寿命を延ばすことが可能となる。これらの実施形態の露光処理は例えば、メモリ回路を有する半導体デバイスを製造する際に有効である。理由は、メモリ回路用のマスクのマスクパターンは、比較的単純であることが多いため、マスクの劣化を光学設定条件の調整で補償するのが比較的容易だからである。
図18は、ウェーハ上に形成されるレジストパターンの例を示す平面図である。図18に示すレジストパターンは、メモリ回路を形成するためのL/S(ライン・アンド・スペース)パターンに相当する。図18では、ライン部分がLで示され、スペース部分がSで示されている。
このようなL/Sパターン用のマスクは、図18から解るように、そのマスクパターンが非常に単純である。そのため、第1から第4実施形態の露光処理は、このようなマスクに特に有効である。
以上、本発明の具体的な態様の例を、第1から第4実施形態により説明したが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではない。
101,102,103,104 露光装置
111 照明光学系
112 投影光学系
121 フォトマスク
122 ウェーハ
131 情報取得部
132 条件導出部
133 露光部
134 通信インタフェース
141 マスク基板
142 遮光膜
143 酸化膜
151 レンズ
161 照明部
171 発光領域
172 非発光領域
181 フォトマスク
201,203 露光用サーバ
211 計算部
212 ストレージ部
213 通信インタフェース
301 ネットワーク

Claims (5)

  1. 照明光をマスクに照射し、前記マスクに照射された光をウェーハ上に照射する露光装置であって、
    前記マスクの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得する情報取得部と、
    前記取得された使用履歴情報と、前記マスクの使用履歴と前記露光装置の光学設定条件との対応関係を示す対応関係情報とに基づいて、前記光学設定条件の設定値又は変更量を導出する条件導出部と、
    前記露光装置の前記光学設定条件を、前記導出された設定値又は変更量で規定される光学設定条件に設定し、前記設定された光学設定条件のもと、ウェーハの露光を行う露光部と、
    を備えることを特徴とする露光装置。
  2. 前記使用履歴情報は、前記マスクへの光照射量、前記マスクの処理ウェーハ枚数、又は前記マスクへの光照射時間であることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記光学設定条件は、前記照明光の輝度分布、波長分布、形状、又は偏光状態、前記露光光を前記ウェーハ上に照射するための投影レンズの開口数又は収差、又は前記ウェーハの主面の結像面に対する傾き量であることを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
  4. 前記マスクは、前記ウェーハ上に、メモリ回路用のL/S(ライン・アンド・スペース)パターンを形成するためのマスクであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の露光装置。
  5. 照明光をマスクに照射し、前記マスクに照射された光をウェーハ上に照射する露光装置、を使用した半導体装置の製造方法であって、
    前記マスクの使用履歴に関する情報である使用履歴情報を取得し、
    前記取得された使用履歴情報と、前記マスクの使用履歴と前記露光装置の光学設定条件との対応関係を示す対応関係情報とに基づいて、前記光学設定条件の設定値又は変更量を導出し、
    前記露光装置の前記光学設定条件を、前記導出された設定値又は変更量で規定される光学設定条件に設定し、前記設定された光学設定条件のもと、ウェーハの露光を行う、
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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