JP2011040040A - 情報処理方法および情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ネットワークを介したデータ通信に際して良好なセキュリティを確保し、なりすまし行為の防止を可能とする。
【解決手段】公衆回線で接続された所定装置400より認証要求を受信しユーザ認証に成功した場合にユーザ確認要求を第2サーバに送る確認要求部110と、第2サーバ200からユーザ確認の成功通知を受信した場合に前記所定装置に所定データを送信するサービスデータ送信部111とを備えた第1サーバ100と、第1サーバよりユーザ確認要求を受信し該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定するユーザ施設特定部210と、専用回線で結ばれた計測装置より利用要求を受信し該当計測装置の設置場所情報を特定し、計測装置の設置場所情報とユーザ施設の所在地情報とが一致した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認の成功通知を第1サーバ100に送る確認結果通知部211とを備えた第2サーバ200とから情報処理システム10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理方法および情報処理システムに関するものであり、具体的には、ネットワークを介したデータ通信に際して良好なセキュリティを確保し、なりすまし行為の防止を可能とする技術に関する。
ネットワークを介して各種電子コンテンツ等の商品や各種サービスの売買、提供等が行われる昨今、ユーザ認証や通信のセキュリティに関する各種技術が提案されている。例えば、自装置が有する複数回線を有効に使用して受信文書のセキュリティ性を向上できるファクシミリ装置などの通信装置(特許文献1参照)などが提案されている。また、任意の場所でビジュアルコミュニケーションを行なえるようにし、しかも電話機の使用におけるセキュリティ機能を十分に発揮し得るサーバ装置(特許文献2参照)なども提案されている。また、確実に不正アクセスを防ぐと共に例え不正アクセスがあってもこれを容易に認識可能とできるデータ通信システム(特許文献3参照)なども提案されている。
特開2005−13694号公報 特開2006−339907号公報 特開平7−212353号公報
従来手法においては、ユーザ認証時のID、パスワードといった認証用情報が1つのネットワーク(例:インターネットなど公衆回線網)を介して、ユーザ端末と認証システムとの間でやりとりされている。この場合、前記ネットワークに侵入した悪意の第三者ないしネットワークの正当な利用者等により前記認証用情報が盗用される恐れがある。こうして盗用された認証用情報に基づくユーザ認証を行うとしても、認証対象者が真正のユーザか不正利用者なのかをシステム側で判断する手だてがなく、いわゆる「なりすまし」を防ぐことが困難であった。
そこで本発明はこのような経緯に基づいてなされたもので、ネットワークを介したデータ通信に際して良好なセキュリティを確保し、なりすまし行為の防止を可能とする技術を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の情報処理方法は、第1サーバおよび第2サーバが主として以下の処理を実行するものである。すなわち、ユーザの識別情報および認証情報を記憶した利用者情報データベースを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部とを備えた第1サーバが、当該第1サーバと公衆回線で接続され、ユーザ所在中の施設の所定装置より、ユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記利用者情報データベースの認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認要求を第2サーバに送る処理と、前記ユーザ確認要求に対して前記第2サーバからユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信する処理とを実行する。
一方、ユーザの識別情報と、ユーザ施設の所在地情報と、該当ユーザに提供される商品ないしサービスの量を計測すべくユーザ施設に固定された計測装置の識別情報とを対応付けて記憶した需要家データベースと、前記計測装置の識別情報とその設置場所情報とを対応付けたメータ情報データベースとを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部とを備えた第2サーバが、前記第1サーバより前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報を前記需要家データベースに照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定する処理と、当該第2サーバと専用回線で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置された計測装置より、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、当該利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認の成功通知を前記第1サーバに送る処理を実行する。
また、本発明の他の情報処理方法は、ユーザの識別情報および認証情報を記憶した利用者情報データベースを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部とを備えた第1サーバが、当該第1サーバと公衆回線で接続されたユーザ所在中の施設の所定装置より、ユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記利用者情報データベースの認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認要求を第2サーバに送る処理とを実行し、ユーザの識別情報と、ユーザ施設の所在地情報と、該当ユーザに提供される商品ないしサービスの量を計測すべくユーザ施設に固定された計測装置の識別情報とを対応付けて記憶した需要家データベースと、前記計測装置の識別情報とその設置場所情報とを対応付けたメータ情報データベースとを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部とを備えた第2サーバが、前記第1サーバより前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報を前記需要家データベースに照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定する処理と、当該第2サーバと専用回線で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置された計測装置より、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、当該利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ施設の所定装置に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信する処理を実行する、ことを特徴とする。
また、本発明の情報処理システムは、第1サーバおよび第2サーバを含むコンピュータシステムである。前記第1サーバは、ユーザの識別情報および認証情報を記憶した利用者情報データベースを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部と、公衆回線で接続されたユーザ所在中の施設の所定装置より、ユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記利用者情報データベースの認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認要求を第2サーバに送る確認要求部と、前記ユーザ確認要求に対して前記第2サーバからユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信するサービスデータ送信部とを備えている。
また、前記第2サーバは、ユーザの識別情報と、ユーザ施設の所在地情報と、該当ユーザに提供される商品ないしサービスの量を計測すべくユーザ施設に固定された計測装置の識別情報とを対応付けて記憶した需要家データベースと、前記計測装置の識別情報とその設置場所情報とを対応付けたメータ情報データベースとを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部と、前記第1サーバより前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報を前記需要家データベースに照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定するユーザ施設特定部と、専用回線で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置された計測装置より、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、当該利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認の成功通知を前記第1サーバに送る確認結果通知部とを備えている。
また、本発明の他の情報処理システムは、ユーザの識別情報および認証情報を記憶した利用者情報データベースを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部と、公衆回線で接続されたユーザ所在中の施設の所定装置より、ユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記利用者情報データベースの認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認要求を第2サーバに送る確認要求部とを備えた第1サーバと、ユーザの識別情報と、ユーザ施設の所在地情報と、該当ユーザに提供される商品ないしサービスの量を計測すべくユーザ施設に固定された計測装置の識別情報とを対応付けて記憶した需要家データベースと、前記計測装置の識別情報とその設置場所情報とを対応付けたメータ情報データベースとを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部と、前記第1サーバより前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報を前記需要家データベースに照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定するユーザ施設特定部と、専用回線で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置された計測装置より、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、当該利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ施設の所定装置に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信するサービスデータ送信部とを備えた第2サーバと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークを介したデータ通信に際して良好なセキュリティを確保し、なりすまし行為の防止が可能となる。
本実施形態の情報処理システムの構成例を示す図である。 本実施形態の需要家データベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態のメータ情報データベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態のサービスデータベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態のサービス利用者情報データベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態のサービス利用履歴データベースのデータ構造例を示す図である。 本実施形態の情報処理方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態の情報処理方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態の情報処理方法の処理フロー例3を示す図である。 本実施形態の情報処理方法の処理フロー例4を示す図である。 本実施形態の情報処理方法の処理フロー例5を示す図である。 本実施形態の情報処理方法の処理フロー例6を示す図である。 本実施形態の情報処理方法の処理フロー例7を示す図である。 本実施形態の情報処理方法の処理フロー例8を示す図である。 本実施形態の宅内データ格納データベースのデータ構造例を示す図である。 第二実施形態の情報処理方法の処理フロー例を示す図である。
以下、図面を用いて本願発明の実施の形態を説明する。
[実施例1]
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の情報処理システム10を含むネットワーク構成図である。図1に示す情報処理システム10(以下、システム10)は、ネットワークを介したデータ通信に際して良好なセキュリティを確保し、なりすまし行為の防止を可能とするコンピュータシステムである。本実施形態における例では、第1サーバたるサービスプロバイダサーバ100、第2サーバたる電力会社サーバ200、および認証装置400(所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを受信する所定装置)からなる前記システム10と、ユーザ施設に固定された計測装置たるスマートメータ300とからネットワークが構成されている。
前記サービスプロバイダサーバ100は、ユーザである電力需要家の認証装置400に対し、例えば、電子コンテンツ(例:書籍、映像、画像、イラスト、印影、音楽、プログラム等の各データ)やその利用のためのデータ(スクランブル解除用の鍵データや利用認証用のパスワード等)を配信する、いわばコンテンツプロバイダが運営するサーバ装置を想定できる。前記サービスプロバイダサーバ100は、公衆回線たるインターネット15および専用回線たるスマートメータネットワーク20を介し、前記認証装置400と通信可能に接続されている。また、前記インターネット15ないしLANなどのネットワークを介して前記電力会社サーバ200と通信可能に接続されている。
一方、前記電力会社サーバ200は、電力事業者が管理するサーバ装置であり、専用回線であるスマートメータネットワーク20を介して、電力需要家の施設=ユーザ施設に備わるスマートメータ300、およびこのスマートメータ300と結ばれた認証装置400などと通信可能に結ばれた装置を想定できる。なお、本実施形態では第2サーバの一例としてこうした電力会社が管理するサーバを想定したが、勿論これに限定されず、例えば、検針業務の専門業者や検針データの管理業者等が備えるサーバに置き換えて想定するとしてもよい。またこの電力会社サーバ200は、インターネットやLANなどのネットワークを介して前記サービスプロバイダサーバ100とも通信可能に結ばれている。前記スマートメータネットワーク20は、例えば、電力事業者の所定拠点(=前記電力会社サーバ200の設置場所)と前記ユーザ施設との間に敷設された有線ネットワーク(例:光ファイバなど)や、ユーザ施設の付近を通信可能エリアとする無線ネットワーク(基地局や中継局が通信可能エリアをカバーしあって互いに通信データの授受を可能としている)が想定できる。いずれにしてもインターネットなど不特定多数のユーザがアクセスするネットワークではなく、電力事業者と電力需要家の装置のみがアクセスする専用のネットワークである。
このうち前記スマートメータ300は、電力需要家の施設に固定設置されている使用電力量の自動検針装置であり、前記スマートメータネットワーク20を介して前記電力会社サーバ200とは通信可能に結ばれている。特に説明しないが、当該スマートメータ300は、使用電力量の自動検針装置として当然に、需要家施設の分電盤500等と電気的に接続し、使用電力量の計測と前記電力会社サーバ200への計測値自動送信とを定期的に行う機能を備えている。また、このスマートメータ300は前記認証装置400とはLANなどのネットワークで通信可能に結ばれている。なお、本実施形態では前記第2サーバの管理者として電力事業者を想定したが、他にも、ガス、水道、化学品、建築材等の供給事業を行う事業者を想定できる。その場合、前記計測装置としてのスマートメータ300は、使用電力量計ではなく、ユーザ施設における各供給物の使用量の計測装置となる。
一方、前記認証装置400は、前記需要家が利用する商品・サービスの利用装置(例えば、デジタルテレビ、パーソナルコンピュータ、PDA、オーディオ装置など)と一体となっているか、或いは前記利用装置と通信可能に接続された別体のコンピュータ装置である。また、この認証装置400は、LANなど適宜なネットワークで前記スマートメータ300と通信可能に接続されている。また、この認証装置400は、前記インターネット15および前記スマートメータネットワーク20(に接続された前記スマートメータ300)を介して前記サービスプロバイダサーバ100と通信可能に接続されている。
続いて、上記ネットワーク構成例に含まれる各装置の構成について説明する。前記サービスプロバイダサーバ100は、前記システム10を構成するサーバ装置である。このサービスプロバイダサーバ100は、記憶部101、RAM103、CPUなどの制御部104、通信部107らがBUSにより互いに接続されて構成されている。前記記憶部101には、後述するサービスデータベース125、サービス利用者情報データベース(利用者情報データベース)126、サービス利用履歴データベース127が記憶されている。
前記サービスプロバイダサーバ100は、ハードディスクドライブなどの前記記憶部101に格納されたプログラム102を、RAM103などの揮発性メモリに読み出すなどして制御部104により実行することになる。また、前記サービスプロバイダサーバ100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力部105、ディスプレイなどの出力部106を必要に応じて備えるとしてもよい。
また前記サービスプロバイダサーバ100は、他装置との間のデータ授受を担うNIC(Network Interface Card)など通信部107を有し、前記電力会社サーバ200、前記スマートメータ300、前記認証装置400などと通信可能となっている。
続いて、前記サービスプロバイダサーバ100が、例えば前記プログラム102に基づき記憶部101にて構成・保持する機能部につき説明を行う。前記サービスプロバイダサーバ100は、前記インターネット15で接続された、ユーザ所在中の施設の所定装置たる前記認証装置400より、ユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部107で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記利用者情報データベース126の認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認要求を前記電力会社サーバ200に送る確認要求部110を備える。
また、前記サービスプロバイダサーバ100は、前記ユーザ確認要求に対して前記電力会社サーバ200からユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信するサービスデータ送信部111を備える。
また、前記サービスプロバイダサーバ100は、前記記憶部101のサービスデータベース125において、所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータが分割された、分割データAとこの分割データA以下のデータサイズの分割データBとを所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しているとしてもよい。なお、分割データBのデータサイズは分割データA以下とは、つまり分割データAのデータサイズと同じかそれより小さいことを意味する。
この場合、前記サービスデータ送信部111は、前記ユーザ確認要求に対して前記電力会社サーバ200からユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に対し、インターネット経由で前記分割データAを送信し、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に対しスマートメータネットワーク経由で前記分割データBを送信する処理を実行するとすれば好適である。
また、前記サービスプロバイダサーバ100が、前記記憶部101の前記サービスデータベース125において、所定商品を構成するデータの暗号化データないし所定サービスを提供する為のデータの暗号化データを、所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しているとしてもよい。
この場合、前記サービスデータ送信部111は、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に対し、インターネット経由で前記暗号化データを予め送信する処理を実行するとすれば好適である。
また、前記サービスデータ送信部111は、前記ユーザ確認要求に対して前記電力会社サーバ200からユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に対し前記スマートメータネットワーク経由(ないしインターネット経由)で、前記暗号化データの復号用データを送信する処理を実行するとすれば好適である。
なお、前記サービスプロバイダサーバ100の確認要求部110が、前記スマートメータネットワーク20で接続され、ユーザ所在中の施設の認証装置400より、ユーザが望む商品ないしサービスを示す利用サービスIDとユーザの認証用情報とを含んだ認証要求を前記通信部107で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記サービス利用者情報データベース126の認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報と前記認証要求が含む利用サービスIDとを含むユーザ確認要求を電力会社サーバ200に送るとしてもよい。
また、前記サービスプロバイダサーバ100の前記サービスデータ送信部111が、前記ユーザ確認要求に対して前記電力会社サーバ200からユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に前記利用サービスIDに対応する所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信するとしてもよい。
続いて、前記電力会社サーバ200について説明する。前記電力会社サーバ200は、記憶部201、RAM203、CPUなどの制御部204、通信部207らがBUSにより互いに接続されて構成されている。前記記憶部201には、後述する需要家データベース225、メータ情報データベース226が記憶されている。
前記電力会社サーバ200は、ハードディスクドライブなどの前記記憶部201に格納されたプログラム202を、RAM203などの揮発性メモリに読み出すなどして制御部204により実行することになる。また、前記電力会社サーバ200は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力部205、ディスプレイなどの出力部206を必要に応じて備えるとしてもよい。
また前記電力会社サーバ200は、他装置との間のデータ授受を担うNIC(Network Interface Card)など通信部207を有し、前記サービスプロバイダサーバ100、前記スマートメータ300などと通信可能となっている。
続いて、前記電力会社サーバ200が、例えば前記プログラム202に基づき記憶部201にて構成・保持する機能部につき説明を行う。前記電力会社サーバ200は、前記サービスプロバイダサーバ100より前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報を前記需要家データベース225に照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定するユーザ施設特定部210を備える。
また、前記電力会社サーバ200は、スマートメータネットワーク20で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置されたスマートメータ300より、前記スマートメータ300の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部207で受信し、当該利用要求が含む前記スマートメータ300の識別情報を前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定し、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認の成功通知を前記サービスプロバイダサーバ100に送る確認結果通知部211を備える。
また、前記電力会社サーバ200は、スマートメータネットワーク20で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置されたスマートメータ300より、前記スマートメータ300の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部207で受信し、当該利用要求が含む前記スマートメータ300の識別情報を前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定し、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ施設の認証装置400に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信するサービスデータ送信部212を備えるとしてもよい。
なお、前記電力会社サーバ200が、前記記憶部201において、所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータが分割された、分割データAとこの分割データA以下のデータサイズの分割データBとを所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶したサービスデータベース227を備えるとしてもよい。つまり、電力会社サーバ200がサービスプロバイダサーバ100と同様にコンテンツ配信を行う状況である。
この場合、前記サービスデータ送信部212は、前記スマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に対しインターネット経由で前記分割データAを送信し、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に対しスマートメータネットワーク経由で前記分割データBを送信する処理を実行するとすれば好適である。 また、前記サービスデータ送信部212は、前記スマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に対し前記スマートメータネットワーク経由(ないしインターネット経由)で、前記暗号化データの復号用データを送信する処理を実行するとしてもよい。
また、前記電力会社サーバ200が、前記スマートメータネットワーク20で結ばれた前記スマートメータ300より複数回送信される、前記スマートメータ300の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部207で受信し、ある時点で受信した利用要求が含む前記スマートメータ300の識別情報を前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定し、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した後、次の時点で受信した利用要求が含む前記スマートメータ300の識別情報を前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定し、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致しなかった場合、該当ユーザがユーザ施設より移動したと判定し、前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に対して認証要求の再送信指示を送る、再認証指示部213を備えるとしてもよい。この再認証指示部213は、前記確認結果通知部211ないし前記サービスデータ送信部212が備えるとしてもよい。
また、前記電力会社サーバ200が、前記スマートメータネットワーク20で結ばれた前記スマートメータ300より送信される、前記スマートメータ300の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部207で受信し、受信した利用要求が含む前記スマートメータ300の識別情報を前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定し、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致しなかった場合、該当ユーザがユーザ施設以外からアクセスしていると判定し、ユーザ施設の所在地ないしスマートメータ300の設置場所を問うメッセージを前記ユーザ所在中の施設の認証装置400に対して送信し、当該認証装置400から返信されてきたユーザ施設の所在地に関する回答を前記需要家データベース225の該当ユーザに関するデータと照合するか、或いはスマートメータ300の設置場所に関する回答を前記メータ情報データベース226の該当ユーザに関するデータと照合してユーザの本人確認を実行し、この本人確認に成功した場合、前記スマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とが一致した場合と同じ処理(前記確認結果通知部211ないし前記サービスデータ送信部212での処理)を実行する、所在確認処理部214を備えるとしてもよい。この所在確認処理部214は、前記確認結果通知部211ないし前記サービスデータ送信部212が備えるとしてもよい。
なお、前記確認結果通知部211は、前記スマートメータネットワーク20で結ばれ、前記ユーザが所在中の施設に設置されたスマートメータ300より、前記スマートメータ300の識別情報とユーザが望む商品ないしサービスを示す利用サービスIDとを含む利用要求を前記通信部207で受信し、当該利用要求が含む前記スマートメータ300の識別情報を前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定し、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、該当ユーザの識別情報と前記利用サービスIDとを含むユーザ確認の成功通知を前記サービスプロバイダサーバ100に送る処理を実行する、としてもよい。
続いて前記認証装置400について説明する。前記認証装置400は、前記需要家が利用する電子コンテンツ等の商品・サービスの利用装置(例えば、デジタルテレビ、パーソナルコンピュータ、PDA、オーディオ装置など)と一体となっているか、或いは前記利用装置と通信可能に接続された別体のコンピュータ装置である。従って、予め登録されたユーザの自宅などユーザ施設に設置されているものだけでなく、宿泊施設等のユーザ移動先の施設に設置されているものも想定される。この認証装置400は、記憶部401、RAM403、CPUなどの制御部404、通信部407らがBUSにより互いに接続されて構成されている。前記記憶部401にはユーザインターフェイスの画面データ等が記憶されている。
前記認証装置400は、不揮発性記憶装置である前記記憶部401に格納されたプログラム402を、RAM403などの揮発性メモリに読み出すなどして制御部404により実行することになる。また、前記認証装置400は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力部405、ディスプレイなどの出力部406を備える。また前記認証装置400は、他装置との間のデータ授受を担うNIC(Network Interface Card)など通信部407を有し、前記サービスプロバイダサーバ100、前記電力会社サーバ200、前記スマートメータ300などと通信可能となっている。本実施形態では、スマートメータ300を介して前記電力会社サーバ200と通信するものとする。
続いて、前記認証装置400が、例えば前記プログラム402に基づき記憶部401にて構成・保持する機能部につき説明を行う。前記認証装置400は、電子コンテンツ等の商品・サービス等の利用要求を入力部405でユーザから受け付けて、記憶部401からユーザの認証用情報(ID、パスワードなど)の入力画面データを呼び出して出力部406に表示し、この入力画面で受け付けたユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部407で前記サービスプロバイダサーバ100に送信する認証要求部410を備える。この認証要求部410は、ユーザが望む商品ないしサービスを示す利用サービスIDの指定を前記入力画面で受け付けて、この利用サービスIDを前記認証要求に含めるとしてもよい。また、前記認証要求部410は、前記電力会社サーバ200から、前記認証要求の再送信指示を受信して、再度、前記認証用情報の入力画面データを呼び出して出力部406に表示し、この入力画面で受け付けたユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部407で前記サービスプロバイダサーバ100に送信するとしてもよい。
また、前記認証装置400は、前記スマートメータ300に対し、前記スマートメータ300の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求(例えば、前記入力画面で受け付けた利用サービスIDも含む)を、前記電力会社サーバ200に送信するよう前記通信部407で指示する送信指示部411を備える。
また、前記認証装置400は、ユーザ施設の所在地ないしスマートメータ300の設置場所を問うメッセージを前記電力会社サーバ200から受信し、当該メッセージに対して、ユーザ施設の所在地に関する回答を入力する画面データを記憶部401から読み出して出力部406に表示し、ユーザからの回答入力を受け付けて、ここで受け付けた回答データを前記電力会社サーバ200に返信する、回答返信部412を備える。
また前記認証装置400は、前記インターネット経由で前記分割データAを前記サービスプロバイダサーバ100から受信し、前記スマートメータネットワーク(に接続された前記スマートメータ)経由で前記分割データBを前記サービスプロバイダサーバ100から受信し、これら分割データAおよび分割データBを結合させて所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部406に出力するデータ復号部413を備える。前記データ復号部413は、デジタルテレビなどの前記利用装置に対し、前記生成データを出力するとしても勿論よい。
なお前記データ復号部413は、前記インターネット経由で前記分割データAを前記電力会社サーバ200から受信し、前記スマートメータネットワーク(に接続された前記スマートメータ)経由で前記分割データBを前記電力会社サーバ200から受信し、これら分割データAおよび分割データBを結合させて所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部406に出力するとしてもよい。前記データ復号部413は、デジタルテレビなどの前記利用装置に対し、前記生成データを出力するとしても勿論よい。
また、前記データ復号部413は、前記インターネット経由で前記暗号化データを前記サービスプロバイダサーバ100から受信して前記記憶部401に格納しておき、前記スマートメータネットワーク(に接続された前記スマートメータ)経由(ないしインターネット経由)で前記復号用データを前記サービスプロバイダサーバ100から受信し、当該復号用データで前記記憶部401の暗号化データを復号化して所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部406に出力するとしてもよい。前記データ復号部413は、デジタルテレビなどの前記利用装置に対し、前記生成データを出力するとしても勿論よい。
また、前記データ復号部413は、前記インターネット経由で前記暗号化データを前記サービスプロバイダサーバ100から受信して前記記憶部401に格納しておき、前記スマートメータネットワーク(に接続された前記スマートメータ)経由(ないしインターネット経由)で前記復号用データを前記電力会社サーバ200から受信し、当該復号用データで前記記憶部401の暗号化データを復号化して所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部406に出力するとしてもよい。前記データ復号部413は、デジタルテレビなどの前記利用装置に対し、前記生成データを出力するとしても勿論よい。
一方、前記スマートメータ300は、CPUなどの制御部304、記憶部301、RAM303、通信部307らがBUSにより互いに接続されて構成されている。前記記憶部301内には、当該スマートメータ300の識別情報としてメータIDが少なくとも格納されている。こうしたスマートメータ300は、不揮発性記憶部である記憶部301に格納されたプログラム302を、RAM303などの揮発性メモリに読み出すなどして制御部304により実行することになる。また、前記スマートメータ300は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力部305、ディスプレイなどの出力部306を必要に応じて備える。また前記通信部307は、前記サービスプロバイダサーバ100や電力会社サーバ200との間のデータ授受を担うNIC(Network Interface Card)などである。前記スマートメータ300は、例えばプログラム302に基づき記憶部301にて構成・保持する機能部として、前記認証装置400からの指示を受けて前記サービスプロバイダサーバ100や電力会社サーバ200に必要なデータを前記スマートメータネットワーク20を介して送信したり、前記スマートメータネットワーク20を介してサービスプロバイダサーバ100や電力会社サーバ200から受信したデータを前記認証装置400に転送する、通信仲介処理部310を備える。前記スマートメータネットワーク20と、当該スマートメータ300と認証装置400との間のネットワークとで、通信のプロトコルが異なる場合、プロトコル変換機能を前記通信仲介処理部310が備えて、通信データのプロトコル変換を実行するとしてもよい。
これまで示した前記サービスプロバイダサーバ100および電力会社サーバ200、スマートメータ300、認証装置400らにおける各機能部はハードウェアとして実現してもよいし、各装置におけるメモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶部に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、各装置のCPUなど制御部がプログラム実行に合わせて記憶部より該当プログラムを読み出して、これを実行することとなる。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態の前記サービスプロバイダサーバ100や電力会社サーバ200らが利用するデータベース等のデータ構造例について説明する。図2は本実施形態の需要家データベース225のデータ構造例を示す図である。前記需要家データベース225は、ユーザの識別情報と、ユーザ施設の所在地情報と、該当ユーザに提供される商品ないしサービスの量を計測すべくユーザ施設に固定された計測装置の識別情報とを対応付けて記憶したデータベースであり、例えば、需要家IDをキーとして、需要家の氏名、住所、電話番号、ユーザ施設の所在地を示す需要場所(=メータ設置場所)、ユーザ施設に固定されたスマートメータ300のメータIDといったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
図3は本実施形態のメータ情報データベース226のデータ構造例を示す図である。このメータ情報データベース226は、前記スマートメータ300の識別情報たるメータIDとその設置場所情報とを対応付けたデータベースであり、例えば、メータIDをキーとして、メータの機種等を示すメータ機器情報、メータ設置場所を一意に特定するメータ設置場所ID、メータ設置住所といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。なお、このメータ情報データベース226ないし前記需要家データベース225には、例えば、前記スマートメータネットワーク20における前記スマートメータ300のアドレスが記憶されており、データ送信のあて先として利用される。
図4は本実施形態のサービスデータベース125のデータ構造例を示す図である。このサービスデータベース125は、サービスプロバイダサーバ100がユーザに提供する商品やサービスに関する情報を格納したデータベースである。このサービスデータベース125は、例えば、サービスIDをキーとして、サービスの内容、コンテンツ、単価、提供開始日、および提供終了日といったデータを対応づけたレコードの集合体となっている。このサービスデータベースは、コンテンツデータベースとも言える。つまり、コンテンツのデータとして、所定商品である電子コンテンツ(例:書籍、映像、画像、イラスト、印影、音楽、プログラム等の各データ)のデータやその利用のためのデータ(スクランブル解除用の鍵データや利用認証用のパスワード等)を記憶したデータベースである。このコンテンツデータベースでもある前記サービスデータベース125は、コンテンツデータの分割データA、分割データB、暗号化データ、復号用データといったデータもサービスIDに対応付けて格納している。なお、このサービスデータベース125は、電力会社サーバ200においてサービスデータベース227として記憶部201に格納されている状況も想定できる。
図5は本実施形態のサービス利用者情報データベース126のデータ構造例を示す図である。このサービス利用者情報データベース126は、サービスプロバイダと契約したユーザ=電力需要家に関して、その識別情報および認証情報などを記憶したデータベースであり、例えば、ユーザを一意に特定する利用者IDをキーとして、パスワード、利用者の氏名、住所、電話番号、需要家ID、契約済みの商品・サービス等を示す利用サービスID、商品・サービス等の利用に必要となる利用サービスパスワード、商品・サービス等の利用契約が結ばれた日である利用登録日、商品・サービス等の利用開始日、利用停止日、商品・サービス等の利用料金の支払い方法、利用料金引き落とし用の金融機関口座番号といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。
図6は本実施形態のサービス利用履歴データベース127のデータ構造例を示す図である。このサービス利用履歴データベース127は、ユーザが商品・サービス等を利用した履歴情報を記憶したデータベースであり、例えば、利用日、利用者IDをキーとして、利用された商品・サービス等を示す利用サービスID、利用開始時刻、利用終了時刻、該当商品・サービス等が利用された際のユーザ施設に設置されているスマートメータ300を示すメータID、メータ設置場所ID、スマートメータネットワーク鍵、インターネット鍵といったデータを対応付けたレコードの集合体となっている。なお、前記スマートメータネットワーク鍵および前記インターネット鍵は、商品・サービス等の利用時に用いられたものであり、前記スマートメータネットワーク鍵は前記分割データB、インターネット鍵は前記分割データA、と想定できる。或いは、前記スマートメータネットワーク鍵および前記インターネット鍵が、前記復号用データであると想定してもよい(この場合、復号用データが、前記スマートメータネットワーク20、インターネット15の各経路で前記認証装置400に送信されたことになる)。
−−−処理手順例1−−−
以下、本実施形態における情報処理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する情報処理方法に対応する各種動作は、前記サービスプロバイダサーバ100や電力会社サーバ200、スマートメータ300、認証装置400らのRAMに読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図7は、本実施形態の情報処理方法の処理フロー例1を示す図である。電力需要家でもあるユーザが、サービスプロバイダが提供する電子コンテンツ等の利用を所望したとする。この時、前記ユーザは電力事業者との契約時に登録した需要場所たる自宅=ユーザ施設に所在しているとする。また、前記ユーザの自宅において、デジタルテレビが備わっており、このデジタルテレビには前記認証装置400が接続されている。
ここで、前記認証装置400の認証要求部410は、電子コンテンツ等の商品・サービス等の利用要求を入力部405で前記ユーザから受け付けて、記憶部401からユーザの認証用情報(ID、パスワードなど)の入力画面データを呼び出して出力部406ないしこれに接続されたデジタルテレビなど前記利用装置に表示する(s100)。前記ユーザはこの入力画面を閲覧し、入力部405で利用者IDとパスワードのセット=認証用情報を入力する。
前記認証装置400の認証要求部410は、前記入力画面を介し入力部405で前記ユーザの認証用情報を受け付け、この認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部407で、例えば、前記インターネット経由で前記サービスプロバイダサーバ100に送信する(s101)。前記認証要求は、前記ユーザが望む商品ないしサービスを示す利用サービスID(前記入力画面でユーザから受け付けたもの)を含めるとしてよい。
一方、前記サービスプロバイダサーバ100の確認要求部110は、前記インターネット15を経由して、前記ユーザが所在中の施設=ユーザの自宅における前記認証装置400より、前記認証要求を前記通信部107で受信する(s102)。また、当該認証要求が含む認証用情報たる利用者IDとパスワードを、前記利用者情報データベース126に格納された利用者IDとパスワードと照合し、ユーザ認証を実行する(s103)。前記確認要求部110は、当該ユーザ認証に成功した場合(s103:OK)、該当ユーザの識別情報として需要家ID(前記利用者IDをキーに前記サービス利用者情報データベース126で検索したもの)を含むユーザ確認要求を前記電力会社サーバ200に送る(s104)。なお、前記ユーザ確認要求には、前記認証要求が含む利用サービスIDを含むとしてもよい。他方、前記ユーザ認証に失敗した場合(s103:NG)、認証失敗の通知を前記認証装置400に返して処理を終了する。
続いて、前記電力会社サーバ200のユーザ施設特定部210は、前記サービスプロバイダサーバ100より前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報たる需要家IDを前記需要家データベース225に照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報として「需要場所」のデータを特定する(s105)。例えば、前記ユーザの需要家IDが「J−001」であったとすれば、需要場所のデータとして「神奈川県×××××」が特定できる。
一方、前記認証装置400の送信指示部411は、前記ユーザの自宅に固定設置されたスマートメータ300に対し、当該スマートメータ300の識別情報たるメータIDを含む商品ないしサービスの利用要求(例えば、前記ステップs101の入力画面で受け付けた利用サービスIDも含む)を、前記電力会社サーバ200に送信するよう前記通信部407で指示する(s106)。なお、前記送信指示部411は、前記利用要求を、例えば一定間隔で前記電力会社サーバ200に送信するよう、前記スマートメータ300に指示するとしてもよい。
前記指示を受けた前記スマートメータ300の通信仲介処理部310は、前記利用要求を前記スマートメータネットワーク20を介して前記電力会社サーバ200に送信する(s107)。前記スマートメータネットワーク20と、当該スマートメータ300と認証装置400との間のネットワークとで、通信のプロトコルが異なる場合、プロトコル変換機能を前記通信仲介処理部310が備えて、通信データのプロトコル変換を実行するとしてもよい。プロトコル変換機能は既存のアプリケーションやハードウェアを採用すればよい。
また、前記電力会社サーバ200の確認結果通知部211は、スマートメータネットワーク20を介して、前記スマートメータ300より、前記スマートメータ300の識別情報たるメータIDを含む前記利用要求を前記通信部207で受信し、当該利用要求が含む前記スマートメータ300のメータIDを前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定する(s108)。前記利用要求には、前記利用サービスIDが含まれるとしてもよい。前記メータIDが「M−001」であった場合、メータ設置場所情報としては「神奈川県×××××」が特定できる。
前記確認結果通知部211は、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報「神奈川県×××××」と、前記ステップs105でユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報=需要場所「神奈川県×××××」とを照合する(s109)。この照合により、両者が一致した場合(s109:OK)、該当ユーザの識別情報たる需要家IDを含むユーザ確認の成功通知を前記サービスプロバイダサーバ100に送る(s110)。前記成功通知には、前記利用サービスIDが含まれるとしてもよい。他方、前記ステップs109における照合により、両者が一致しなかった場合(s109:NG)、該当ユーザの識別情報たる需要家IDを含むユーザ確認の不成功通知を前記サービスプロバイダサーバ100に送り、処理を終了する。s109は、所在確認を行う処理である。
一方、前記サービスプロバイダサーバ100のサービスデータ送信部111は、前記電力会社サーバ200からユーザ確認の成功通知を受信した場合(s111)に、前記ユーザ所在中の施設であるユーザ自宅の認証装置400に、前記電子コンテンツ等のデータを前記サービスデータベース125から読み出して送信する(s112)。なお、前記前記サービスデータ送信部111は、前記成功通知に含まれる需要家ID(例えば“J−001”)をキーに、サービス利用者情報データベース126で利用者サービスID(例えば“SB−001”)を特定し、この利用サービスIDをキーに、前記サービスデータベース125にて“サービスコンテンツ”のデータ(サービスIDが“SB−001”のレコードより抽出した“電子カルテ情報”)を抽出し、前記認証装置400に送信するのである。
−−−処理手順例2−−−
図8は、本実施形態の情報処理方法の処理フロー例2を示す図である。次に、上記処理手順例1における前記ステップs112に際し、前記電子コンテンツ等の分割データを別経路で認証装置400に送る場合の処理について説明する。ここで、前記サービスプロバイダサーバ100のサービスデータ送信部111は、前記電力会社サーバ200からユーザ確認の成功通知を受信したとする。この時、前記サービスデータ送信部111は、前記サービスデータベース125より、前記分割データAおよび分割データBを抽出(例:サービスIDが前記“SB−001”のレコードより抽出)する(s200)。
また、前記サービスデータ送信部111は、前記ユーザ所在中の施設=ユーザの自宅の前記認証装置400に対し、前記インターネット経由で前記分割データAを送信し、前記認証装置400に対しスマートメータネットワーク経由で前記分割データBを送信する(s201)。
一方、前記認証装置400のデータ復号部413は、前記インターネット経由で前記分割データAを、前記スマートメータネットワーク(に接続された前記スマートメータ)経由で前記分割データBを前記サービスプロバイダサーバ100から受信する(s202)。また、これら分割データAおよび分割データBを結合させて電子コンテンツたる前記“電子カルテ情報”のデータを生成し、この生成データを出力部406ないしこれに接続されたデジタルテレビなど前記利用装置に出力する(s203)。電子コンテンツ等のデータを、後に結合可能な分割データA、Bに分割する手法については、既存のデータ分割技術を採用すればよい。
−−−処理手順例3−−−
図9は、本実施形態の情報処理方法の処理フロー例3を示す図である。次に、前記電子コンテンツ等のデータを暗号化したものを認証装置400に送っておき、ユーザ側で後に復号用データを用いて復号する場合の処理について説明する。この時、前記サービスデータ送信部111は、前記サービスデータベース125より、前記暗号化データを抽出し、前記認証装置400に対し、インターネット経由で予め送信している(s300)。この時、前記サービスデータ送信部111は、例えば前記成功通知に含まれる需要家ID(例えば“J−002”)をキーに、サービス利用者情報データベース126で利用者サービスID(例えば“SB−003”)を特定し、この利用サービスIDをキーに、前記サービスデータベース125にて“暗号化データ”(サービスIDが“SB−003”のレコードより抽出した“グルメ番組A”の暗号化データ)を抽出している。電子コンテンツ等のデータの暗号化データの例としては、スクランブルされたテレビ番組や映画等のデータ等が想定できる。つまり、プッシュ型でサービスプロバイダサーバ100からユーザ側の認証装置400に継続的に配信され続けているスクランブル化コンテンツが具体的には想定しやすい。
一方、前記認証装置400の前記データ復号部413は、前記インターネット経由で前記暗号化データを前記サービスプロバイダサーバ100から受信して前記記憶部401に格納しておく(s301)。
また、前記サービスデータ送信部111は、前記ユーザ確認要求に対して前記電力会社サーバ200からユーザ確認の成功通知を受信した場合(s302)、前記認証装置400に対し前記スマートメータネットワーク経由(ないしインターネット経由)で、前記暗号化データ(例:“グルメ番組A”の暗号化データ)の復号用データを前記サービスデータベース125から読み出して送信する(s303)。前記暗号化データがスクランブルデータでれば、前記復号用データはスクランブル解除用のキーデータとなる。
一方、前記認証装置400の前記データ復号部413は、前記スマートメータネットワーク(に接続された前記スマートメータ)経由(ないしインターネット経由)で前記復号用データを前記サービスプロバイダサーバ100から受信する(s304)。また、当該復号用データで前記記憶部401の暗号化データを復号化して、例えば、スクランブルされた前記“グルメ番組A”を生成し、この生成データを出力部406ないしこれに接続されたデジタルテレビなど前記利用装置に出力する(s305)。勿論、前記認証装置400は、こうした電子コンテンツ等のスクランブル解除処理のためのプログラムを当初から記憶部401に備えて実行可能であるものとする。
−−−処理手順例4−−−
図10は、本実施形態の情報処理方法の処理フロー例4を示す図である。次に、電力会社サーバ200から認証装置400に直接、所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信する処理について説明する。なお、上記処理手順例1と重複する内容については説明を省略する。この場合、前記電力会社サーバ200は、前記記憶部201において前記サービスデータベース227を備える。つまり、電力会社サーバ200がサービスプロバイダサーバ100と同様にコンテンツ配信を行う状況である。
この時、前記電力会社サーバ200のサービスデータ送信部212は、前記スマートメータネットワーク20を介し、前記スマートメータ300より前記利用要求を前記通信部207で受信し、当該利用要求が含む前記スマートメータ300の識別情報たるメータIDを前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定する(s400)。
前記サービスデータ送信部212は、前記ステップs400で特定したスマートメータ300の設置場所情報と、前記ユーザ確認要求に基づいて特定した需要場所の情報(処理手順例1のステップs105で示した通り、前記電力会社サーバ200のユーザ施設特定部210が、前記サービスプロバイダサーバ100より受信したユーザ確認要求が含む前記需要家IDを前記需要家データベース225に照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報として特定したもの)とを照合し、両者が一致した場合(s401:OK)、前記サービスデータベース227より、所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして電子コンテンツ等のデータを読み出し(前記ステップs112で追記した処理と同様の手順で読み出す)、前記認証装置400に送信する(s402)。
他方、前記ステップs401における照合により、両者が一致しなかった場合(s401:NG)、例えば、ユーザ確認の不成功通知を前記スマートメータ300を介して前記認証装置400に送り、処理を終了する。
−−−処理手順例5−−−
図11は、本実施形態の情報処理方法の処理フロー例5を示す図である。次に、上記処理手順例2と同様の処理を上記処理手順例4の状況に適用した場合の処理について説明する。ここで、前記電力会社サーバ200は、前記記憶部201において前記サービスデータベース227を備えているとする。また、前記スマートメータ300からの前記利用要求を受けて、当該利用要求が含む前記スマートメータ300の識別情報たるメータIDを前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定しているものとする。また、前記処理手順例1のステップs105で示した通り、前記電力会社サーバ200のユーザ施設特定部210が、前記サービスプロバイダサーバ100より受信したユーザ確認要求が含む前記需要家IDを前記需要家データベース225に照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報として需要場所の情報を特定しているものとする。
この場合、前記電力会社サーバ200のサービスデータ送信部212は、前記スマートメータ300の設置場所情報と、前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報たる需要場所の情報とを照合し、両者が一致した場合(s500:OK)、前記サービスデータベース227より、分割データAおよび分割データBを読み出し(前記ステップs200での処理と同様の手順で読み出す)(s501)、前記認証装置400に対しインターネット経由で前記分割データAを送信し、前記認証装置400に対しスマートメータネットワーク経由で前記分割データBを送信する(s502)。他方、前記ステップs500における照合により、両者が一致しなかった場合(s500:NG)、例えば、ユーザ確認の不成功通知を前記スマートメータ300を介して前記認証装置400に送り、処理を終了する。
一方、前記認証装置400のデータ復号部413は、前記インターネット経由で前記分割データAを前記電力会社サーバ200から受信し、前記スマートメータネットワーク(に接続された前記スマートメータ)経由で前記分割データBを前記電力会社サーバ200から受信する(s503)。また前記データ復号部413は、これら分割データAおよび分割データBを結合させて所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部406ないしこれに接続されたデジタルテレビなど前記利用装置に出力する(s504)。
−−−処理手順例6−−−
図12は、本実施形態の情報処理方法の処理フロー例6を示す図である。次に、上記処理手順例3と同様の処理を上記処理手順例4の状況に適用した場合の処理について説明する。ここで、前記電力会社サーバ200は、前記記憶部201において前記サービスデータベース227を備えているとする。また、前記スマートメータ300からの前記利用要求を受けて、当該利用要求が含む前記スマートメータ300の識別情報たるメータIDを前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定しているものとする。また、前記処理手順例1のステップs105で示した通り、前記電力会社サーバ200のユーザ施設特定部210が、前記サービスプロバイダサーバ100より受信したユーザ確認要求が含む前記需要家IDを前記需要家データベース225に照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報として需要場所の情報を特定しているものとする。
また、前記電力会社サーバ200のサービスデータ送信部212(ないし、前記サービスプロバイダサーバ100のサービスデータ送信部111)は、前記認証装置400に対して前記暗号化データの送信を既に行っているとする(前記ステップs300と同様)。また、前記認証装置400の前記データ復号部413は、前記インターネット経由で前記暗号化データを受信して前記記憶部401に格納済みであるとする。
この場合、前記電力会社サーバ200のサービスデータ送信部212は、前記スマートメータ300の設置場所情報と、前記ユーザ確認要求に基づいて特定した需要場所の情報とを照合し、両者が一致した場合(s600:OK)、前記サービスデータベース227より、前記暗号化データの復号用データを抽出し、これを前記認証装置400に対し前記スマートメータネットワーク経由(ないしインターネット経由)で送信する(s601)。
他方、前記ステップs600における照合により、両者が一致しなかった場合(s600:NG)、前記サービスデータ送信部212は、ユーザ確認の不成功通知を前記スマートメータ300を介して前記認証装置400に送り、処理を終了する。
一方、前記認証装置400の前記データ復号部413は、前記スマートメータネットワーク(に接続された前記スマートメータ)経由(ないしインターネット経由)で前記復号用データを前記電力会社サーバ200から受信する(s602)。また、当該復号用データで前記記憶部401の暗号化データを復号化して、例えば、スクランブルされた前記“グルメ番組A”を生成し、この生成データを出力部406ないしこれに接続されたデジタルテレビなど前記利用装置に出力する(s603)。
−−−処理手順例7−−−
図13は、本実施形態の情報処理方法の処理フロー例7を示す図である。次に、電力会社サーバ200にアクセスしてきたユーザの所在が当初の自宅から自宅以外の場所へと遷移した場合の処理について説明する。例えば、自宅の認証装置400でサービスプロバイダサーバ100にログインしたユーザが外出し、その外出先の施設(当然ながら他電力需要家の施設であり、前記ユーザの自宅同様に認証装置400とスマートメータ300とが備わっている)で引き続き、さきほどまで自宅で利用していた電子コンテンツ等を利用しようとした状況などが想定できる。
ここで、上記処理手順例1で既に示したように、前記サービスプロバイダサーバ100の確認要求部110における、認証用情報たる利用者IDとパスワードの、前記利用者情報データベース126への照合によるユーザ認証が既に一度は実行され(前記ステップs103)、ユーザ認証に成功しているものとする。
この場合、前記認証装置400の送信指示部411により、前記ユーザの自宅に固定設置されたスマートメータ300に対し、当該スマートメータ300の識別情報たるメータIDを含む商品ないしサービスの利用要求(例えば、前記ステップs101の入力画面で受け付けた利用サービスIDも含む)を、前記電力会社サーバ200に送信するよう前記通信部407で指示する(s700)。
一方、前記指示を受けた前記スマートメータ300の通信仲介処理部310は、前記利用要求(1度目)を前記スマートメータネットワーク20を介して前記電力会社サーバ200に送信する(s701)。これに応じて、前記処理手順例1における、ユーザ確認の処理など前記ステップs108〜s112が同様に実行され、ユーザ自宅の認証装置400では、前記電子コンテンツ等のデータを取得して出力部406ないしこれに接続されたデジタルテレビなど前記利用装置に表示することになる。前記ユーザは、デジタルテレビなど前記利用装置で電子コンテンツ等を閲覧するなどできる。
その後、前記ユーザが自宅を出て所定時間内(例:自動ログオフ時間内)に外出先に到着したとする。またその外出先の施設において認証装置400を起動し、例えば、再度のログインや重複ログイン等の処理を成功裏に行ったとする。この時、前記サービスプロバイダサーバ100の確認要求部110は、該当ユーザの識別情報として需要家ID(前記利用者IDをキーに前記サービス利用者情報データベース126で検索したもの)を含むユーザ確認要求を前記電力会社サーバ200に送る(s702)。なお、前記ユーザ確認要求には、前記認証要求が含む利用サービスIDを含む。
続いて、前記電力会社サーバ200のユーザ施設特定部210は、前記サービスプロバイダサーバ100より前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの需要家IDを前記需要家データベース225に照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報として「需要場所」のデータを特定する(s703)。例えば、前記ユーザの需要家IDが「J−001」であったとすれば、需要場所のデータとして「神奈川県×××××」が特定できる。
他方、前記ログイン処理に成功したことを受け、前記外出先施設における認証装置400の送信指示部411は、前記外出先施設に固定設置されたスマートメータ300に対し、当該スマートメータ300の識別情報たるメータIDを含む商品ないしサービスの利用要求(前記再ログイン時にユーザから指定を受け付けた利用サービスIDも含む)を、前記電力会社サーバ200に送信するよう前記通信部407で指示する(s704)。
一方、前記指示を受けた前記外出先施設におけるスマートメータ300の通信仲介処理部310は、前記利用要求(2度目)を前記スマートメータネットワーク20を介して前記電力会社サーバ200に送信する(s705)。
前記電力会社サーバ200の再認証指示部213は、前記スマートメータネットワーク20を介して、前記外出先施設のスマートメータ300より送信される、前記利用要求(2度目)を前記通信部207で受信する(s706)。また前記再認証指示部213は、前記利用要求が含む前記外出先施設のスマートメータ300のメータIDを前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報(=前記外出先施設の所在地となる)を特定する(s707)。前記外出先施設に設置されていたスマートメータ300のメータIDが「M−002」であった場合、メータ設置場所情報としては「東京都×××××」が特定できる。
前記再認証指示部213は、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報「東京都×××××」と、前記ステップs705でユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報=需要場所「神奈川県×××××」とを照合する(s708)。この照合により、両者が一致した場合(s708:OK)、該当ユーザの識別情報たる需要家IDを含むユーザ確認の成功通知を前記サービスプロバイダサーバ100に送り(s709)、処理手順例1での前記ステップs110〜s112と同様の処理が実行される。
他方、前記ステップs708における照合により、両者が一致しなかった場合(s708:NG)、前記再認証指示部213は、該当ユーザが自宅より移動したと判定し、前記ユーザ所在中の施設=外出先施設の前記認証装置400に対して認証要求の再送信指示を送る(s710)。
一方、前記認証装置400の認証要求部410は、前記認証要求の再送信指示を前記電力会社サーバ200から受信し、前記記憶部401からユーザの認証用情報(ID、パスワードなど)の入力画面データを呼び出して出力部406に表示する(s711)。前記外出先施設に所在する前記ユーザはこの入力画面を閲覧し、入力部405で利用者IDとパスワードのセット=認証用情報を入力することになる。
また、前記認証装置400の認証要求部410は、前記入力画面を介し入力部405で前記ユーザの認証用情報を受け付け、この認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部407で、例えば、前記インターネット経由で前記サービスプロバイダサーバ100に送信する(s712)。以降、処理手順例1における前記ステップs102〜s103を同様に実行し、また、前記ステップs700に処理を戻すことになる。
−−−処理手順例8−−−
図14は、本実施形態の情報処理方法の処理フロー例8を示す図である。次に、電力会社サーバ200にアクセスしてきたユーザの所在が予め電力会社サーバ200に登録された自宅等でない場合の処理について説明する。例えば、出張などで自宅以外の宿泊施設(当然ながら他電力需要家の施設であり、前記ユーザの自宅同様に認証装置400とスマートメータ300とが備わっている)に宿泊中のユーザが、デジタルテレビなど前記利用装置で電子コンテンツ等を利用しようとした状況などが想定できる。
ここで、上記処理手順例1で既に示したように、前記サービスプロバイダサーバ100の確認要求部110における、認証用情報たる利用者IDとパスワードの、前記利用者情報データベース126への照合によるユーザ認証が実行され(前記ステップs103)、ユーザ認証に成功しているものとする。
この時、前記サービスプロバイダサーバ100の確認要求部110は、該当ユーザの識別情報として需要家ID(利用者IDをキーに前記サービス利用者情報データベース126で検索したもの)を含むユーザ確認要求を前記電力会社サーバ200に送る(s800)。なお、前記ユーザ確認要求には、前記認証要求が含む利用サービスIDを含む。
続いて、前記電力会社サーバ200のユーザ施設特定部210は、前記サービスプロバイダサーバ100より前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの需要家IDを前記需要家データベース225に照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報として「需要場所」のデータを特定する(s801)。例えば、前記ユーザの需要家IDが「J−001」であったとすれば、需要場所のデータとして「神奈川県×××××」が特定できる。
他方、前記ログイン処理に成功したことを受け、前記宿泊施設における認証装置400の送信指示部411は、前記宿泊施設に固定設置されたスマートメータ300に対し、当該スマートメータ300の識別情報たるメータIDを含む商品ないしサービスの利用要求(前記ログイン時にユーザから指定を受け付けた利用サービスIDも含む)を、前記電力会社サーバ200に送信するよう前記通信部407で指示する(s802)。
一方、前記指示を受けた前記宿泊施設におけるスマートメータ300の通信仲介処理部310は、前記利用要求を前記スマートメータネットワーク20を介して前記電力会社サーバ200に送信する(s803)。
前記電力会社サーバ200の所在確認処理部214は、前記スマートメータネットワーク20を介して、前記宿泊施設のスマートメータ300より送信される、前記利用要求を前記通信部207で受信する(s804)。また前記所在確認処理部214は、前記利用要求が含む前記宿泊施設のスマートメータ300のメータIDを前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報(=前記宿泊施設の所在地となる)を特定する(s805)。前記宿泊施設に設置されていたスマートメータ300のメータIDが例えば「M−003」であった場合、前記メータ情報データベース226からはメータ設置場所情報として「大阪府×××××」が特定できる。
前記所在確認処理部214は、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報「大阪府×××××」と、前記ステップs801でユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報=需要場所「神奈川県×××××」とを照合する(s806)。この照合により、両者が一致した場合(s806:OK)、該当ユーザの識別情報たる需要家IDを含むユーザ確認の成功通知を前記サービスプロバイダサーバ100に送り(s807)、処理手順例1での前記ステップs110〜s112と同様の処理が実行される。
他方、前記ステップs806における照合により、両者が一致しなかった場合(s806:NG)、前記所在確認処理部214は、該当ユーザがユーザ施設以外からアクセスしていると判定し、ユーザの自宅所在地ないし自宅に固定設置されているスマートメータ300の設置住所を問うメッセージを前記ユーザ所在中の施設=前記宿泊施設の認証装置400に対して送信する(s808)。前記メッセージは、前記所在確認処理部214が、例えば、前記ユーザの自宅住所ないしスマートメータ設置住所について「正解」となる情報を前記需要家データベース225やメータ情報データベース226から読み出し、この「正解」と複数の「誤答」とをまぜた住所選択肢のデータとなる。「誤答」の生成にあたって前記所在確認処理部214は、例えば、前記正解の住所と、都道府県、都市、ないし町名のいずれかまでは同じ住所を誤答として生成することが想定できる。この誤答において正答と同じ箇所以外については、都市名や町名は前記需要家データベース225やメータ情報データベース226からランダムに抽出したものを設定し、丁目や番地は乱数値を設定することが想定できる。
一方、前記認証装置400の回答返信部412は、前記メッセージを前記電力会社サーバ200から受信し、当該メッセージに対して回答を入力する画面データを記憶部401から読み出して出力部406に表示する(s809)。また前記回答返信部412は、前記ユーザからの回答入力を前記ステップs809で表示した画面を介して受け付けて、ここで受け付けた回答データ、つまり前記住所選択肢のうちいずれかの住所の情報を前記電力会社サーバ200に返信する(s810)。
前記電力会社サーバ200の所在確認処理部214は、前記宿泊施設の認証装置400から返信されてきた前記回答を前記需要家データベース225の該当ユーザに関するデータと照合するか、或いは前記回答を前記メータ情報データベース226の該当ユーザに関するデータと照合してユーザの本人確認を実行する(s811)。つまり、真正のユーザであれば、自身の自宅やスマートメータ300の設置住所について正答できるはずであり、不正ユーザであれば正答できない、との基準で本人確認を行う訳である。
この本人確認に成功した場合、前記所在確認処理部214は、前記スマートメータ300の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とが一致した場合と同じ処理(前記確認結果通知部211ないし前記サービスデータ送信部212での処理:前記ステップs110〜s112)を実行する。
−−−その他の例−−−
例えば、前記電力会社サーバ200が上記各ステップの実行に応じて得たデータ(例:サービス利用履歴データベース127のデータ項目のうちメータID、メータ設置場所ID等)を、前記電力会社サーバ200に送信し、電力会社サーバ200が、上記各ステップの実行に応じて得たデータ(例:サービス利用履歴データベース127のデータ項目のうち利用日、利用者ID、利用サービスID、利用開始時刻、利用終了時刻等)と電力会社サーバ200から得たデータとを、前記サービス利用履歴データベース127に格納しているとする。なお、前記利用日、利用開始時刻、利用終了時刻の各データについては、ユーザ確認成功の通知を得た日時を、前記電力会社サーバ200がコンピュータとして当然備えるクロック機能等から得ることができる。
例えば、管理者等の指示を入力部105で受けて、或いは一定期間毎に、前記サービスプロバイダサーバ100が、前記サービス利用履歴データベース127のレコードから利用者ID、利用日、利用開始時刻、利用終了時刻の各データを抽出する。この場合、前記サービスプロバイダサーバ100は、入退場管理装置とネットワークで通信可能に接続されているとする。この入退場管理装置は、ユーザ施設における人の出入りを管理する装置であり、例えば、ユーザが提示するICカード(利用者IDが記憶されている)や生体情報に基づく本人認証を行ってゲート開閉を行う装置などが想定できる。またこの装置は本人認証処理に伴って特定した入退場者の利用者ID等を入退場日時のデータ共に記憶装置に保持している。
前記サービスプロバイダサーバ100は、前記サービス利用履歴データベース127から抽出した利用者ID、利用日、利用開始時刻、利用終了時刻の各データをキーとした、検索要求を前記入退場管理装置に送信し、該当利用者IDに関する前記利用日における入退場データを取得する。ここで該当データが取得できない場合、該当ユーザが前記施設に実は所在してないと判定し、例えば出力部106にアラートメッセージを表示する。或いは、ネットワークで結ばれた管理者の端末等に前記アラートメッセージを送信する。一方、データが取得できた場合、前記サービスプロバイダサーバ100は、前記利用開始時刻から前記利用終了時刻の間が、前記施設での入場日時と退場日時の間に含まれているか判定し、含まれていない場合、出力部106にアラートメッセージを表示する。或いは、ネットワークで結ばれた管理者の端末等に前記アラートメッセージを送信する。こうした処理を前記入退場管理装置と連動して行えば、商品・サービス等の利用を行ったユーザが、本当に該当施設に所在していたのか=本人なのかを検証することも可能になる。
なお、上記各実施形態においては、電力会社サーバ200とサービスプロバイダサーバ100とがそれぞれ存在する例を示したが、電力会社とサービスプロバイダとが一体となっている場合、前記電力会社サーバ200と前記サービスプロバイダサーバ100の各機能を、前記電力会社サーバ200と前記サービスプロバイダサーバ100のいずれかが全て備えるとしてもよい。
なお、本実施形態の情報処理方法は、以下の構成としてもよい。すなわち、前記第1サーバが、記憶部において、所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータが分割された、分割データAとこの分割データA以下のデータサイズの分割データBとを所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しており、前記ユーザ確認要求に対して前記第2サーバからユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し公衆回線経由で前記分割データAを送信し、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し専用回線経由で前記分割データBを送信する処理を実行するとしてもよい。
この場合、前記ユーザ所在中の施設の所定装置が、前記公衆回線経由で前記分割データAを前記第1サーバから受信し、前記専用回線経由で前記分割データBを前記第1サーバから受信し、これら分割データAおよび分割データBを結合させて所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部に出力する処理を実行する、とすれば好適である。
これによれば、スマートメータネットワークなどの専用回線とインターネットなどの公衆回線との帯域幅、通信特性の相違(一般的に、スマートメータネットワークよりインターネットの方がより大量のデータ通信可能)に配慮して、例えば、大きなサイズの分割データAをインターネット経由で、前記分割データA以下のデータサイズの分割データBをスマートメータネットワーク経由で前記所定装置に送信するといったことが可能となり、回線特性に応じた効率的な通信も可能となる。しかも、分割データを物理的に別の回線を経由して送ることで、1つの回線でデータ漏洩等が生じたとしても、その漏洩データだけで商品・サービス等の利用は出来ない為、セキュリティ強度も確保出来る。
また、本実施形態の情報処理方法において、前記第1サーバが、記憶部において、所定商品を構成するデータの暗号化データないし所定サービスを提供する為のデータの暗号化データを、所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しており、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し、公衆回線経由で前記暗号化データを予め送信する処理と、前記ユーザ確認要求に対して前記第2サーバからユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し前記専用回線経由ないし公衆回線経由で、前記暗号化データの復号用データを送信する処理とを実行するとしてもよい。
この場合、前記ユーザ所在中の施設の所定装置が、前記公衆回線経由で前記暗号化データを前記第1サーバから受信して記憶部に格納しておき、前記専用回線経由ないし公衆回線経由で前記復号用データを前記第1サーバから受信し、当該復号用データで前記記憶部の暗号化データを復号化して所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部に出力する処理を実行する、とすれば好適である。
これによれば、大きなサイズの暗号化データをインターネット経由で、前記復号用データを例えばスマートメータネットワーク経由で前記所定装置に送信することで、回線特性に応じた効率的な通信が可能となる。しかも、例えばユーザ側(の所定装置)にテレビ番組や映画といったコンテンツのスクランブルデータ(=暗号化データ)を継続的に配信しておき、ユーザ認証・確認に成功した場合にのみ前記コンテンツのスクランブルを解除する復号用データ(例:復号鍵など)を前記ユーザ側に送信するといった形態にも対応可能となり、暗号化データと復号用データを物理的に別の回線を経由して送ることで、1つの回線でデータ漏洩等が生じたとしても、その漏洩データだけで商品・サービス等の利用は出来ない為、セキュリティ強度も確保出来る。
また、本実施形態の情報処理方法において、前記第2サーバが、記憶部において、所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータが分割された、分割データAとこの分割データA以下のデータサイズの分割データBとを所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しており、前記計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し公衆回線経由で前記分割データAを送信し、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し専用回線経由で前記分割データBを送信する処理を実行するとしてもよい。
この場合、前記ユーザ所在中の施設の所定装置が、前記公衆回線経由で前記分割データAを前記第2サーバから受信し、前記専用回線経由で前記分割データBを前記第2サーバから受信し、これら分割データAおよび分割データBを結合させて所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部に出力する処理を実行する、とすれば好適である。
これによれば、第2サーバから直接に前記所定装置に対し、前記分割データA、Bを送信することが可能である。
また、本実施形態の情報処理方法において、前記第1サーバが、記憶部において、所定商品を構成するデータの暗号化データないし所定サービスを提供する為のデータの暗号化データを、所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しており、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し、公衆回線経由で前記暗号化データを予め送信する処理を実行するとしてもよい。
この場合、前記第2サーバが、前記計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し前記専用回線経由ないし公衆回線経由で、前記暗号化データの復号用データを送信する処理を実行するとすれば好適である。
またこの場合、前記ユーザ所在中の施設の所定装置が、前記公衆回線経由で前記暗号化データを前記第1サーバから受信して記憶部に格納しておき、前記専用回線経由ないし公衆回線経由で前記復号用データを前記第2サーバから受信し、当該復号用データで前記記憶部の暗号化データを復号化して所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部に出力する処理を実行する、とすれば好適である。
これによれば、第1サーバから前記所定装置に予め送信されているスクランブル後のコンテンツデータ=暗号化データを、第2サーバから前記所定装置に送信されるスクランブル解除用のデータ=復号用データでスクランブル解除処理するといった形態に対応できる。
また、本実施形態の情報処理方法において、前記第2サーバが、専用回線で結ばれた前記計測装置より複数回送信される、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、ある時点で受信した利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した後、次の時点で受信した利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致しなかった場合、該当ユーザがユーザ施設より移動したと判定し、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対して認証要求の再送信指示を送る、としてもよい。
これによれば、ユーザの所在中の施設(の所在地)と、前記ユーザに関して予め登録されている自宅などユーザ施設(の所在地)とが異なっている場合に、単純に商品・サービス等の利用の為のデータ(=分割データA、Bや暗号化データ、復号用データなど)を送信しないのではなく、正当なユーザが所在を移動したものと判断して処理を継続させることができる。
また、本実施形態の情報処理方法において、前記第2サーバが、専用回線で結ばれた前記計測装置より送信される、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、受信した利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致しなかった場合、該当ユーザがユーザ施設以外からアクセスしていると判定し、ユーザ施設の所在地ないし計測装置の設置場所を問うメッセージを前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対して送信し、当該所定装置から返信されてきたユーザ施設の所在地に関する回答を前記需要家データベースの該当ユーザに関するデータと照合するか、或いは計測装置の設置場所に関する回答を前記メータ情報データベースの該当ユーザに関するデータと照合してユーザの本人確認を実行し、この本人確認に成功した場合、前記計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とが一致した場合と同じ処理を実行する、としてもよい。
これによれば、例えば、ユーザが自宅以外の施設(=スマートメータなど計測装置が該当ユーザに対応付けて設置された施設でない施設。例えば、宿泊施設や職場、客先など)から、商品・サービス等の利用を行う状況にも対応し、該当ユーザの自宅等を確認した上で商品・サービス等の利用を許容する処理が可能となる。つまり、商品・サービス等の利用場所を予めユーザ施設のみに固定化する場合のみならず、セキュリティ強度を確保しつつ、ユーザの移動先も商品・サービス等の利用場所とできるのである。
[実施例2]
実施例1では、需要家宅内の利用装置に配信される電子コンテンツは予めサービスプロバイダサーバに格納されたものである場合について説明した。実施例2では、需要家宅内の利用装置の情報をサービスプロバイダサーバが収集し電子コンテンツを作成する例について説明する。実施例2では、利用装置として、デジタルテレビ、パーソナルコンピュータといったコンテンツ表示機能を持つ装置に限ることなく、センサ(温度、湿度、人感、火災、防犯、電力など)や電気錠やメータ(ガスメータ、水道メータなど)やエネルギー機器(太陽光発電装置、燃料電池、蓄電池、パワーコンディショナーなど)や家電(エアコン、冷蔵庫など)や住宅設備機器(照明、電動ブラインド、電動天窓、換気扇、防犯ライトなど)を想定する。本実施例によれば、需要家のプライバシーに関わる情報をセキュアに管理することができる。なお、実施例1と同様の部分については説明を簡略化する。
本実施例におけるシステム構成例を図1に基づき説明する。本実施例では、インターネット15と宅内ネットワーク17の間にルータ600を設ける。ここで認証装置とスマートメータは宅内ネットワーク17及びルータ600を介して相互に通信できる(スマートメータと認証装置との間は、他のネットワーク18を用いて行ってもよい)。また、これら装置はインターネット15を介してサービスプロバイダサーバ100および電力会社サーバ200と通信できる。また、スマートメータは宅外からの電力引込み線90と宅内電力線91とを接続しこの間で流れる電力を測定することができる。認証装置400は、別のネットワーク16を介して利用装置700と接続されている。ここで、ネットワーク16及び17としては、RS232CやRS485などのシリアル通信回線や、PLC(電力線通信)や無線などを使用することができる。
本実施例のサービスプロバイダサーバは、図1に対し、データ格納処理部112と宅内データ格納DB(データベース)128を追加する。データ格納処理部112は、利用装置700および認証装置400から送信されたデータを宅内データ格納DB128に格納処理するプログラムである。
図15に、宅内データ格納DBのデータ構造例を示す。本DBは、データIDと宅内データと時刻によって構成される。データIDは、利用装置から送信されたデータを一意に識別するためのIDである。例えば利用装置を一意に識別するハードウェアIDやIPv6アドレスにデータ送信毎に付与される通し番号を組み合わせたデータを用いることができる。宅内データは、利用端末から送信されたデータである。時刻は、利用端末からデータ送信された時刻や、宅内データ格納データベースに該データが格納された時刻を用いることが出来る。データ格納処理部112は、この宅内データ格納データベース128を管理し、データベースへのデータの格納、削除を行う。
次に、本実施例の認証装置について説明する。図1で示した構成例に、スマートメータとの認証用情報(スマートメータID、パスワード、認証装置IDなど)を格納するための認証用ID保存部408を追加する。認証用ID保存部408には、利用者IDを暗号化するか、耐タンパ性をもった不揮発性のメモリを使用することが望ましい。認証要求部410は、スマートメータ300に対して利用要求を、電力会社サーバに送信するよう指示する際に、認証用ID保存部408からスマートメータとの認証用情報を読み出し、スマートメータ300との認証処理を行う。なおこの認証用情報は、ユーザもしくは装置設置業者などがツールを使って書き込んでもよいし、電力会社サーバが遠隔で書き込んでもよい。なお、図1の通信装置406は、利用装置用と宅内ネットワーク用とを別々に備えても良い。
次に、本実施例のスマートメータの構成例を説明する。図1で示した構成例に、認証装置との認証用情報(スマートメータID、パスワード、認証装置IDなどにより構成される)を格納するための認証用ID保存部308、また認証装置との認証処理を行うプログラムとして認証部311を新たに追加している。認証用ID保存部308には、利用者IDを暗号化するか、耐タンパ性をもった不揮発性のメモリを使用することが望ましい。認証部311は、認証装置400から、電力会社サーバに利用要求を送信するよう指示された際に送られてくる認証用情報と、予め認証用ID保存部308に保存された認証用情報とを照合し、認証処理を行う。なおこの認証用情報は、ユーザもしくは装置設置業者などがツールを使って書き込んでもよいし、電力会社サーバが遠隔で書き込んでもよいし、様々な方法が考えられるが、この方法については本発明の範囲外であるので詳細は割愛する。なお、図1の通信部307は、スマートネットメータワーク用と宅内ネットワーク用のものとを別々に備えても良い。なお、スマートメータネットワーク20として物理的な専用線を用いるのではなく、ルータ600およびインターネット15を介して電力会社サーバ200との間でVPN(仮想プライベートネットワーク)技術などを用いて仮想的な専用線を構築することもできる。
図16に利用装置の情報をサービスプロバイダサーバに登録する際の処理フロー例を示す。この時、前記利用装置および認証装置は電力事業者との契約時に登録した需要場所たる自宅(ユーザ施設)に所在しているとする。
ここで、利用装置からデータ送信がなされると(s901)、前記認証装置400はこれを受信し(s902)、前記認証装置400の認証要求部410は、予め認証用ID保存部408に記憶しておいたユーザの認証用情報を読み出し、この認証用情報を含んだ認証要求および利用装置データ(データID、宅内データ、時刻)を前記サービスプロバイダサーバ100に送信する(s903)。この送信された前記認証要求はサービスプロバイダサーバ100の前記通信部107で受信する(s904)。また、当該認証要求が含む認証用情報たる利用者IDとパスワードを、前記利用者情報データベース126に格納された利用者IDとパスワードと照合し、ユーザ認証を実行する(s905)。前記確認要求部110は、当該ユーザ認証に成功した場合(s905:OK)、該当ユーザの識別情報として需要家ID(前記利用者IDをキーに前記サービス利用者情報データベース126で検索したもの)を含むユーザ確認要求を前記電力会社サーバ200に送る(s906)。なお、前記ユーザ確認要求には、前記認証要求が含む利用サービスIDを含むとしてもよい。他方、前記ユーザ認証に失敗した場合(s905:NG)、認証失敗の通知を前記認証装置400に返すなどの処理をして終了する。
続いて、前記電力会社サーバ200のユーザ施設特定部210は、前記サービスプロバイダサーバ100より前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む需要家IDを前記需要家データベース225に照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報として「需要場所」のデータを特定する(s907)。
一方、前記認証装置400の送信指示部411は、スマートメータ300に対し、当該スマートメータ300のメータIDを含むサービスの利用要求を、前記電力会社サーバ200に送信するよう指示する(s908)。なお、前記送信指示部411は、前記利用要求を、例えば一定間隔で前記電力会社サーバ200に送信するよう、前記スマートメータ300に指示するとしてもよい。
前記指示を受けた前記スマートメータ300の通信仲介処理部310は、利用要求を受信し(s909)、認証装置との認証処理を行い(s910)、認証された場合に、前記利用要求を前記電力会社サーバ200に送信する(s911)。この送信された利用要求(メータIDを含む)は、電力会社サーバの通信部207で受信され、電力会社サーバにて当該利用要求が含む前記スマートメータ300のメータIDを前記メータ情報データベース226に照合して該当スマートメータ300の設置場所情報を特定する(s912)。前記利用要求には、前記利用サービスIDが含まれるとしてもよい。
前記確認結果通知部211は、ここで特定したスマートメータ300の設置場所情報、例えば「神奈川県×××××」と、前記ステップs907でユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報=需要場所「神奈川県×××××」とを照合する(s913)。この照合により、両者が一致した場合(s913:OK)、該当ユーザの需要家IDを含むユーザ確認の成功通知を前記サービスプロバイダサーバ100に送る(s914)。前記成功通知には、前記利用サービスIDが含まれるとしてもよい。他方、前記ステップs913における照合により、両者が一致しなかった場合(s913:NG)、該不成功通知を前記サービスプロバイダサーバ100に送り、処理を終了する。
一方、前記サービスプロバイダサーバ100のデータ格納処理部112は、前記電力会社サーバ200からユーザ確認の成功通知を受信した場合(s915)に、データを宅内データ格納DB128に格納する(s916)。そして、これらの利用装置の情報に基づき電子コンテンツを作成する。
以上説明したように本実施形態によれば、公衆回線(ないし専用回線)に侵入した悪意の第三者等によりユーザの認証用情報が盗用され、ユーザ認証に際して悪用されたとしても、スマートメータネットワークなどの専用回線(ないし公衆回線)経由で得るはずの計測器(例:スマートメータ)の情報等に関する照合に成功しない限り、不正ユーザに関して商品・サービス等の利用やデータの登録が許容されることは無く、つまり、なりすまし行為を効果的に排除することが可能となる。スマートメータのネットワークなどの専用回線は、例えば、電力やガス、水道の需要家宅=ユーザ施設に設置された電力やガス、水道の使用量計(スマートメータ)と、電力会社やガス会社、水道会社のサーバとを結ぶ専用線であり、他者が容易に侵入し通信データを盗用できるものではない。また、ユーザ施設に固定された計測器=スマートメータ由来の情報を利用することで、商品・サービス等の利用やデータの登録を望む利用者に関して、ユーザ認証に伴ってその所在先(例:自宅ないし外出先)を特定でき、個人特定の精度も上がることになる。つまり、なりすまし行為等がより困難となる。
従って、ネットワークを介したデータ通信に際して良好なセキュリティを確保し、なりすまし行為の防止が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
10 情報処理システム
15 インターネット(公衆回線)
20 スマートメータネットワーク(専用回線)
100 サービスプロバイダサーバ(第1サーバ)
101、201、301、401 記憶部
102、202、302、402 プログラム
103、203、303、403 RAM
104、204、304、404 制御部(CPU)
105、205、305、405 入力部(キーボード、マウス等)
106、206、306、406 出力部(ディスプレイ、スピーカー等)
107、207、307、407 通信部
110 確認要求部
111 サービスデータ送信部
112 データ格納処理部
125 サービスデータベース
126 サービス利用者情報データベース(利用者情報データベース)
127 サービス利用履歴データベース
128 宅内データ格納データベース
200 電力会社サーバ(第2サーバ)
210 ユーザ施設特定部
211 確認結果通知部
212 サービスデータ送信部
213 再認証指示部
214 所在確認処理部
225 需要家データベース
226 メータ情報データベース
227 サービスデータベース
300 スマートメータ
310 通信仲介処理部
400 認証装置
410 認証要求部
411 送信指示部
412 回答返信部
413 データ復号部
500 分電盤

Claims (10)

  1. ユーザの識別情報および認証情報を記憶した利用者情報データベースを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部とを備えた第1サーバが、
    当該第1サーバと公衆回線で接続され、ユーザ所在中の施設の所定装置より、ユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記利用者情報データベースの認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認要求を第2サーバに送る処理と、
    前記ユーザ確認要求に対して前記第2サーバからユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信する処理とを実行し、
    ユーザの識別情報と、ユーザ施設の所在地情報と、該当ユーザに提供される商品ないしサービスの量を計測すべくユーザ施設に固定された計測装置の識別情報とを対応付けて記憶した需要家データベースと、前記計測装置の識別情報とその設置場所情報とを対応付けたメータ情報データベースとを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部とを備えた第2サーバが、
    前記第1サーバより前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報を前記需要家データベースに照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定する処理と、
    当該第2サーバと専用回線で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置された計測装置より、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、当該利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認の成功通知を前記第1サーバに送る処理を実行する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  2. 前記第1サーバが、
    記憶部において、所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータが分割された、分割データAとこの分割データA以下のデータサイズの分割データBとを所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しており、
    前記ユーザ確認要求に対して前記第2サーバからユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し公衆回線経由で前記分割データAを送信し、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し専用回線経由で前記分割データBを送信する処理を実行し、
    前記ユーザ所在中の施設の所定装置が、
    前記公衆回線経由で前記分割データAを前記第1サーバから受信し、前記専用回線経由で前記分割データBを前記第1サーバから受信し、これら分割データAおよび分割データBを結合させて所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部に出力する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  3. 前記第1サーバが、
    記憶部において、所定商品を構成するデータの暗号化データないし所定サービスを提供する為のデータの暗号化データを、所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しており、
    前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し、公衆回線経由で前記暗号化データを予め送信する処理と、
    前記ユーザ確認要求に対して前記第2サーバからユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し前記専用回線経由ないし公衆回線経由で、前記暗号化データの復号用データを送信する処理とを実行し、
    前記ユーザ所在中の施設の所定装置が、
    前記公衆回線経由で前記暗号化データを前記第1サーバから受信して記憶部に格納しておき、前記専用回線経由ないし公衆回線経由で前記復号用データを前記第1サーバから受信し、当該復号用データで前記記憶部の暗号化データを復号化して所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部に出力する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
  4. ユーザの識別情報および認証情報を記憶した利用者情報データベースを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部とを備えた第1サーバが、
    当該第1サーバと公衆回線で接続されたユーザ所在中の施設の所定装置より、ユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記利用者情報データベースの認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認要求を第2サーバに送る処理を実行し、
    ユーザの識別情報と、ユーザ施設の所在地情報と、該当ユーザに提供される商品ないしサービスの量を計測すべくユーザ施設に固定された計測装置の識別情報とを対応付けて記憶した需要家データベースと、前記計測装置の識別情報とその設置場所情報とを対応付けたメータ情報データベースとを格納した記憶部と、他装置と通信を行う通信部とを備えた第2サーバが、
    前記第1サーバより前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報を前記需要家データベースに照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定する処理と、
    当該第2サーバと専用回線で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置された計測装置より、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、当該利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ施設の所定装置に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信する処理とを実行する、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  5. 前記第2サーバが、
    記憶部において、所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータが分割された、分割データAとこの分割データA以下のデータサイズの分割データBとを所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しており、
    前記計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し公衆回線経由で前記分割データAを送信し、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し専用回線経由で前記分割データBを送信する処理を実行し、
    前記ユーザ所在中の施設の所定装置が、
    前記公衆回線経由で前記分割データAを前記第2サーバから受信し、前記専用回線経由で前記分割データBを前記第2サーバから受信し、これら分割データAおよび分割データBを結合させて所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部に出力する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
  6. 前記第1サーバが、
    記憶部において、所定商品を構成するデータの暗号化データないし所定サービスを提供する為のデータの暗号化データを、所定商品ないしサービスを利用する為の所定データとして記憶しており、
    前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し、公衆回線経由で前記暗号化データを予め送信する処理を実行し、
    前記第2サーバが、
    前記計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対し前記専用回線経由ないし公衆回線経由で、前記暗号化データの復号用データを送信する処理を実行し、
    前記ユーザ所在中の施設の所定装置が、
    前記公衆回線経由で前記暗号化データを前記第1サーバから受信して記憶部に格納しておき、前記専用回線経由ないし公衆回線経由で前記復号用データを前記第2サーバから受信し、当該復号用データで前記記憶部の暗号化データを復号化して所定商品を構成するデータないし所定サービスを提供する為のデータを生成し、この生成データを出力部に出力する処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
  7. 前記第2サーバが、
    専用回線で結ばれた前記計測装置より複数回送信される、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、ある時点で受信した利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した後、次の時点で受信した利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致しなかった場合、該当ユーザがユーザ施設より移動したと判定し、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対して認証要求の再送信指示を送る、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の情報処理方法。
  8. 前記第2サーバが、
    専用回線で結ばれた前記計測装置より送信される、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、受信した利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致しなかった場合、該当ユーザがユーザ施設以外からアクセスしていると判定し、ユーザ施設の所在地ないし計測装置の設置場所を問うメッセージを前記ユーザ所在中の施設の所定装置に対して送信し、当該所定装置から返信されてきたユーザ施設の所在地に関する回答を前記需要家データベースの該当ユーザに関するデータと照合するか、或いは計測装置の設置場所に関する回答を前記メータ情報データベースの該当ユーザに関するデータと照合してユーザの本人確認を実行し、この本人確認に成功した場合、前記計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とが一致した場合と同じ処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報処理方法。
  9. ユーザの識別情報および認証情報を記憶した利用者情報データベースを格納した記憶部と、
    他装置と通信を行う通信部と、
    公衆回線で接続されたユーザ所在中の施設の所定装置より、ユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記利用者情報データベースの認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認要求を第2サーバに送る確認要求部と、
    前記ユーザ確認要求に対して前記第2サーバからユーザ確認の成功通知を受信した場合に、前記ユーザ所在中の施設の所定装置に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信するサービスデータ送信部とを備えた第1サーバと、
    ユーザの識別情報と、ユーザ施設の所在地情報と、該当ユーザに提供される商品ないしサービスの量を計測すべくユーザ施設に固定された計測装置の識別情報とを対応付けて記憶した需要家データベースと、前記計測装置の識別情報とその設置場所情報とを対応付けたメータ情報データベースとを格納した記憶部と、
    他装置と通信を行う通信部と、
    前記第1サーバより前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報を前記需要家データベースに照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定するユーザ施設特定部と、
    専用回線で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置された計測装置より、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、当該利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認の成功通知を前記第1サーバに送る確認結果通知部とを備えた第2サーバと、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
  10. ユーザの識別情報および認証情報を記憶した利用者情報データベースを格納した記憶部と、
    他装置と通信を行う通信部と、
    公衆回線で接続されたユーザ所在中の施設の所定装置より、ユーザの認証用情報を含んだ認証要求を前記通信部で受信し、当該認証要求が含む認証用情報を前記利用者情報データベースの認証情報に照合してユーザ認証を実行し、当該ユーザ認証に成功した場合、該当ユーザの識別情報を含むユーザ確認要求を第2サーバに送る確認要求部とを備えた第1サーバと、
    ユーザの識別情報と、ユーザ施設の所在地情報と、該当ユーザに提供される商品ないしサービスの量を計測すべくユーザ施設に固定された計測装置の識別情報とを対応付けて記憶した需要家データベースと、前記計測装置の識別情報とその設置場所情報とを対応付けたメータ情報データベースとを格納した記憶部と、
    他装置と通信を行う通信部と、
    前記第1サーバより前記ユーザ確認要求を受信し、当該ユーザ確認要求が含む前記ユーザの識別情報を前記需要家データベースに照合し、該当ユーザに関するユーザ施設の所在地情報を特定するユーザ施設特定部と、
    専用回線で結ばれた、前記ユーザが所在中の施設に設置された計測装置より、前記計測装置の識別情報を含む商品ないしサービスの利用要求を前記通信部で受信し、当該利用要求が含む前記計測装置の識別情報を前記メータ情報データベースに照合して該当計測装置の設置場所情報を特定し、ここで特定した計測装置の設置場所情報と前記ユーザ確認要求に基づいて特定したユーザ施設の所在地情報とを照合し両者が一致した場合、前記ユーザ施設の所定装置に所定商品ないしサービスを利用する為の所定データを送信するサービスデータ送信部とを備えた第2サーバと、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
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