JP2011039750A - 画像処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な設置状況において、利用者からの指示受領や画像処理を支障なく遂行しつつ、画像情報の削除を行う画像処理装置が求められている。
【解決手段】処理の対象となった画像情報について指定された処理を行う。この処理の対象となった画像情報を保持し、当該保持されている画像情報のうちから削除の対象となる画像情報を選択し、当該選択した画像情報の各々を順次削除する。予め定められた条件を満足する処理を実行する際に削除の処理の停止を指示し、削除の処理の停止の指示を受け入れると、当該指示を受け入れた時点で削除している画像情報を削除してから削除の処理を停止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置及びプログラムに関する。
機密モードの時間帯でなく、実行すべき印刷ジョブがある場合、その印刷ジョブに基づいて印刷処理を行い、実行すべき印刷ジョブが無い場合、HDD装置に記憶された非機密データを完全に消去する。また、機密モードの時間帯では、非機密データの有無を判断し、非機密データの消去を行ったうえで、実行すべき印刷ジョブに基づく印刷処理を実行するという技術が、特許文献1に開示されている。
特開2004−361995号公報
業務時間など稼働時間帯が定められない場合を含め、様々な設置状況において、利用者からの指示受領や画像処理を支障なく遂行しつつ、画像情報の削除を行う画像処理装置が求められている。
請求項1記載の発明は、画像処理装置であって、画像情報に対して行うべき処理の指定を受け入れる受入手段と、処理の対象となった画像情報について、前記指定された処理を行う画像処理手段と、前記処理の対象となった画像情報を保持する保持手段と、前記保持手段に保持されている画像情報のうちから削除の対象となる画像情報を選択し、当該選択した画像情報の各々を順次削除する削除手段と、を含み、前記画像処理手段は、予め定められた条件を満足する処理を実行する際に、前記削除手段に対して削除の処理の停止を指示し、前記削除手段は、処理の停止の指示を受け入れると、当該指示を受け入れた時点で削除している画像情報を削除してから削除の処理を停止することとしたものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像処理装置であって、障害を検知する検知手段をさらに含み、当該検知手段が、予め定められた条件を満足する障害を検知したときには、前記保持手段に保持されている画像情報のそれぞれを削除の対象とすることとしたものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の画像処理装置であって、前記削除手段は、前記保持手段に保持されている画像情報のうち、削除の対象となる画像情報を、その情報量に応じて分類し、当該分類ごとに予め定めた時点で、それぞれに分類された画像情報の削除の処理を行うこととしたものである。
請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置であって、前記画像処理手段が実行する処理が複数の要素処理を含み、前記画像処理手段は、予め定めた条件を満足する要素処理を実行する前に、前記削除手段に対して削除の処理の停止を指示することとしたものである。
請求項5記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを、画像情報に対して行うべき処理の指定を受け入れる受入手段と、処理の対象となった画像情報について、前記指定された処理を行う画像処理手段と、前記処理の対象となった画像情報を保持する保持手段と、前記保持手段に保持されている画像情報のうちから削除の対象となる画像情報を選択し、当該選択した画像情報の各々を順次削除する削除手段と、として機能させ、前記画像処理手段として機能させる際には、コンピュータに、予め定められた条件を満足する処理を実行する際に、前記削除手段に対して削除の処理の停止を指示させ、前記削除手段として機能させる際には、コンピュータに、処理の停止の指示を受け入れると、当該指示を受け入れた時点で削除している画像情報を削除してから削除の処理を停止させることとしたものである。
請求項1,5記載の発明によると、削除の処理を継続していると利用者からの指示受領や画像処理に支障が生じる等、予め定めた条件を満足する処理を実行する前に、画像情報の削除を停止できる。
請求項2記載の発明によると、障害が検知されたときには保持している画像情報のすべてを削除するよう制御できる。
請求項3記載の発明によると、情報量に応じて削除のタイミングを異ならせることができる。
請求項4記載の発明によると、削除の処理を継続していると利用者からの指示受領や画像処理に支障が生じる等、予め定めた条件を満足する要素処理を実行する前に、画像情報の削除を停止できる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の例を表す構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置の記憶部の構成例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置の一例を表す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置の動作例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置のもう一つの動作例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置のさらにもう一つの動作例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置における画像処理部の監視動作例を表すフローチャート図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置の記憶部の別の構成例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置での削除処理タイミングの設定例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る画像処理装置のさらに別の動作例を表すフローチャート図である。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置について図面を参照しながら説明する。本実施の形態の画像処理装置1は、図1に例示するように、コントローラ部10と、画像処理部20とを含んで構成される。なお、図1の例ではさらに、決済処理部30を含むものとしているが、この決済処理部30は、本実施の形態では必ずしも必要なものではない。
コントローラ部10は、制御部11と、記憶部12と、操作部13と、表示部14と、情報入出力部15と、通信部16とを含んで構成される。ここで制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプログラム制御デバイスを含む。この制御部11は、記憶部12に格納されているプログラムに従って動作する。この制御部11は、いわゆるマルチタスクの処理を行っており、複数のプログラムに従った動作を時分割的に行っている。本実施の形態では、この制御部11は、画像情報に対して行うべき処理の指定を受け入れ、処理の対象となった画像情報について、指定された処理を行うよう画像処理部20に対して指示を送信する。また、処理の対象となった画像情報を記憶部12に格納して保持し、当該画像情報に対する処理が完了した場合等、画像情報を削除すべき場合に、記憶部12に格納されている画像情報のうち、削除の対象とされたものについて、一つ一つ、順次削除を行う。また、予め定めた条件を満足する処理を行う際に、削除の処理を停止する動作を行う。本実施の形態の制御部11の詳しい動作の内容については後に述べる。
記憶部12は、メモリデバイスや、ディスクデバイス等であり、制御部11によって実行されるプログラムを保持する。このプログラムは、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)などのコンピュータ可読な記録媒体に格納された状態で提供され、この記憶部12に格納されたものでよい。さらに本実施の形態の記憶部12は、制御部11のワークメモリとしても動作し、制御部11から入力される指示に従って画像情報を格納する。また、この格納した画像情報を制御部11から入力される指示に従って削除する。
操作部13は、例えば表示部14の表示面に重ね合わせて配された透明のタッチパネルなどを含んで構成される。また、この操作部13は、テンキー等を含んでもよい。さらに、マウスなどのポインティングデバイスを含んで構成されてもよい。この操作部13は、利用者の指示操作を受け入れて、制御部11に対して当該受け入れた指示操作の内容を出力する。表示部14は、液晶ディスプレイ等であり、制御部11から入力される指示に従って情報の表示を行う。
情報入出力部15は、メモリカードリーダライタや赤外線入力ポート等を含んで構成される。この情報入出力部15は制御部11から入力される指示に従って、メモリカードから情報を読み出し、また、メモリカードに情報を書き込む。また、赤外線入力ポートにて受光した信号を復調、復号してデータを再生し、当該再生したデータを制御部11に出力する。
通信部16は、シリアルインタフェース等であり、制御部11から入力される指示に従い、画像処理部20や決済処理部30に情報や指示を出力する。また、この通信部16は、画像処理部20や決済処理部30から受信する情報を制御部11に出力する。
画像処理部20は、例えばプリンタとしての機能や、スキャナとしての機能を複合的に備えた複合機であり、コントローラ部10から画像形成の指示と、形成の対象となる画像情報を受信して、用紙等の媒体上に画像を形成する。
決済処理部30は、例えば、貨幣や紙幣の投入を受け入れる受入部、受け入れた貨幣等の額を検出し、残高に加算する検出部、残高の問い合わせを受けて現在の残高情報を提示する残高情報管理部、並びに、コントローラ部10から処理の終了を表す信号と料金の情報とを受け入れて、当該料金の情報が表す額を残高から差し引いて残高情報を更新する更新部を含んで構成される。
次に本実施の形態の制御部11の動作について説明する。なお、以下の例では、画像情報を保持する記憶部12はハードディスク等のデバイスであり、FAT(File Allocation Table)を利用したフォーマットなど、一般的なフォーマットで初期化されているものとする。また記憶部12は、図2に例示するように、制御部11が実行するプログラムを格納するディレクトリ、設定情報等を保持するディレクトリ、料金情報を保持するディレクトリ、処理待ち、または処理中の画像情報を保持する作業ディレクトリ、処理が終了した画像情報を格納する削除ディレクトリが形成されている。ファイルの実体的情報は、いずれかのディレクトリに関連づけられるが、ディレクトリ間を移動する際には、当該関連づけ情報(ファイルパスの情報等)を変更するだけでよく、ファイルの実体的情報を記憶部12内で複写したりといった処理は必要でない。つまり、作業ディレクトリ内に格納されている画像情報を、処理の終了後に、削除ディレクトリに移動する際には、当該削除の対象となった画像情報に関連づけられたディレクトリの情報(ファイルパスの情報等)を書き換えて、削除ディレクトリに移動したこととすればよい。なお、ここではディレクトリ間を移動したこととして記載しているが、処理待ち又は処理中の画像情報と、処理が完了して削除の対象となった画像情報とを識別可能となっていれば、他の方法でもよく、例えば削除の対象となった画像情報において、削除対象となったことを表すフラグを設定する等の方法でも構わない。
本実施の形態では、制御部11が記憶部12に格納されたプログラムを実行することにより、図3に例示するように、指示受入部21と、画像処理制御部22と、デバイス監視部23と、情報削除部24とを機能的に含むものとして動作する。
ここで指示受入部21は、利用者から入力される画像処理の指示や、処理の対象となる画像情報の入力の指示を受け入れる。
画像処理制御部22は、処理の対象となる画像情報を画像処理部20や情報入出力部15から受け入れる。そしてこの画像処理制御部22は、当該受け入れた画像情報を、記憶部12の作業ディレクトリに格納するとともに、画像処理部20を制御し、または当該作業ディレクトリ内の画像情報を情報入出力部15にセットされたメモリカードなどの記憶媒体に複写する等の処理を行う。さらに画像処理制御部22は、処理が終了すると、記憶部12の作業ディレクトリに格納した画像情報を、削除ディレクトリに移動する(ファイルパスの情報を書き換える)。また処理が終了したときに、この画像処理制御部22は、決済処理部30に対して処理終了の信号を出力してもよい。
さらにこの画像処理制御部22は、予め定められた条件を満足する処理を実行する際に、情報削除部24に対して一時的に処理を停止するよう指示する。また、その後の予め定めたタイミングで、情報削除部24に対して処理の再開を指示する。
デバイス監視部23は、画像処理部20との間で通信し、その通信状態(応答の有無)や、画像処理部20内で異常(障害)が検出されていないかを繰り返し調べる。具体的に本実施の形態のある例では、画像処理部20は、既に述べたような複合機であり、当該複合機には紙詰まりの発生や用紙がなくなったこと等、異常が発生したことを検出する機構が備わっている。このデバイス監視部23は、画像処理部20にてこれらの異常の情報が検出されたか否かを調べ、検出されたと判断したときに、予め定めた処理を実行する。
また、デバイス監視部23は、コントローラ部10の異常を検知できるようにしてもよい。
情報削除部24は、記憶部12の削除ディレクトリに格納された画像情報の各々を順次削除する処理を実行している。この処理では、復元困難な状態とするべく削除を行うため、例えばランダムな情報を少なくとも一度上書きしたり、「0」を表す情報を複数回上書きする等の処理を実行する。こうした処理を行うことによって情報を復元困難にする削除方法については、広く知られており、情報削除部24における処理では、これらの種々の方法を採用できる。
また、この情報削除部24は、画像情報の削除処理中に一時停止の指示が入力されると、次の画像情報の削除を行わずに処理を中断する。また処理の中断中に、再開の指示が入力されると、次に削除する対象となっている画像情報から削除の処理を再開する。
図4に本実施の形態の画像処理装置1が、赤外線入力ポートから画像情報を受信し、当該受信した画像情報を、利用者の指示に従って画像処理装置20において印刷処理する例について説明する。
利用者が画像情報を入力して印刷させるべき旨の指示を行うと、本実施の形態の画像処理装置1の制御部11は、情報削除部24としての削除の処理を実行中であるか否かを調べる(S1)。すなわち、本実施の形態では、制御部11がマルチタスク処理をしているものとしているので、制御部11は画像処理制御部22としての動作と、情報削除部24としての動作とを時分割的に並列して実行している。そこで制御部11は、画像処理制御部22としての動作において、情報削除部24としての動作が並列的に行われているか否かを調べることになる。このような処理は、例えばマルチタスクに係る複数のプロセス(プログラムの実行処理)間の通信にて行うことができ、一般に知られているので、詳しい説明を省略する。
制御部11自身が情報削除部24としての削除の処理を実行中であるときには(Yesであれば)、制御部11は、削除の処理を一時停止する(S2)。この処理S2では、制御部11は既に述べたように、一時停止の指示があった時点で削除中の画像情報については削除の処理を継続し、続いて削除するべき画像情報の削除の処理を行わずに一時停止する。
そして制御部11は、画像処理制御部22としての処理を続行し、画像情報を入力する手段を利用者に問い合わせる(S3)。ここでの例では、利用者はここで、赤外線入力ポートからの入力を選択することになる。制御部11は、利用者の選択操作に応じて、赤外線入力ポートから画像情報が入力されるまで待機し、赤外線入力ポートを介して画像情報が入力されると、当該画像情報を記憶部12の作業ディレクトリに格納する(S4)。
制御部11は、利用者に対して、画像形成のための各種設定(印刷枚数等の入力)を行わせ(S5)、さらに決済処理部30に対して残高の問い合わせを行って、残高情報を取得する(S6)。ここで制御部11は、残高情報が予め定めた印刷料金以上であるときには、印刷の指示を行うよう利用者に促す(S7)。そして利用者が印刷の指示を行うと、制御部11は、画像処理部20に対して、記憶部12に格納されている画像情報を出力して画像形成(ここでは印刷)を行わせる(S8)。また制御部11は、画像処理部20から画像形成が完了した旨の信号を受信すると、決済処理部30に対して処理の終了を表す信号と、徴収するべき料金の情報とを出力して、残高情報を更新させる(S9)。
制御部11は、さらに利用者に対して、記憶部12に保持している画像情報を用いた画像処理を継続するか否かを問い合わせ(S10)、継続する旨の入力が行われたならば(Yesならば)、処理S5に戻って処理を続ける。一方、処理S10において、継続しない旨の入力が行われた(Noならば)、さらに別の画像情報の入力を行うか否かを問い合わせる(S11)。制御部11は、この処理S11において、別の画像情報の入力を行う旨の指示を利用者から受けると(Yesであると)、処理S4にて記憶部12の作業ディレクトリに格納した画像情報を、削除ディレクトリに移動する(S12)。そして処理S3に戻って処理を続ける。
一方制御部11は、処理S11において別の画像情報の入力を行わない旨の指示を利用者から受けると(Noであると)、処理S4にて記憶部12の作業ディレクトリに格納した画像情報を、削除ディレクトリに移動し(S13)、削除の処理を再開して(S14)、処理を終了する。この再開により、制御部11は、情報削除部24としての削除の処理を再開し、前回一時停止した時点で次に削除するべきであった画像情報の削除から処理を開始する。
なお、処理S1において、制御部11自身が情報削除部24としての削除の処理を実行中でなければ(Noならば)、制御部11は処理S3に移行して処理を続ける。
図4に例示したように、画像形成の処理など、画像処理の多くは利用者から処理に係る種々の情報入力を受け入れたりする段階や、実際に画像処理部20を制御する段階など、複数の要素処理を含んでいる。この図4の例では、制御部11は、画像処理制御部22としての動作として、利用者から処理に係る種々の情報入力を受け、画像処理を行うまでの画像処理に係るすべての要素処理の実行段階で画像情報の削除を停止することとしていた。しかしながら、本実施の形態の画像処理装置1は、このような例に限られない。すなわち、本実施の形態では、画像処理制御部22が実行する処理が複数の要素処理を含む場合は、予め定めた条件を満足する要素処理を実行する前に、情報削除部24に対して削除の処理の一時停止を指示することとしてもよい。
この例に係る本実施の形態の画像処理装置1の動作例について、図5を参照しつつ説明する。図5では、予め定めた条件を満足する要素処理として、負荷が比較的高い処理として予め定められている要素処理を選択する例(図5では具体的に、画像処理部20を制御する処理S28)を示している。
制御部11は、画像処理制御部22としての処理を行い、画像情報を入力する手段を利用者に問い合わせる(S21)。ここでの例では、利用者はここで、赤外線入力ポートからの入力を選択することになる。制御部11は、利用者の選択操作に応じて、赤外線入力ポートから画像情報が入力されるまで待機し、赤外線入力ポートを介して画像情報が入力されると、当該画像情報を記憶部12の作業ディレクトリに格納する(S22)。
制御部11は、利用者に対して、画像形成のための各種設定(印刷枚数等の入力)を行わせ(S23)、さらに決済処理部30に対して残高の問い合わせを行って、残高情報を取得する(S24)。ここで制御部11は、残高情報が予め定めた印刷料金以上であるときには、印刷の指示を行うよう利用者に促す(S25)。
ここで利用者が印刷の指示を行うと、制御部11は、情報削除部24としての削除の処理を実行中であるか否かを調べる(S26)。既に説明したように本実施の形態では、制御部11がマルチタスク処理をしているものとしているので、制御部11は画像処理制御部22としての動作と、情報削除部24としての動作とを時分割的に並列して実行している。そこで制御部11は、画像処理制御部22としての動作において、情報削除部24としての動作が並列的に行われているか否かを調べる。
そして処理S26において制御部11自身が情報削除部24としての削除の処理を実行中であるときには(Yesであれば)、制御部11は、削除の処理を一時停止する(S27)。この処理S27では、制御部11は既に述べたように、一時停止の指示があった時点で削除中の画像情報については削除の処理を継続し、続いて削除するべき画像情報の削除の処理を行わずに一時停止する。
制御部11は、その後、画像処理部20に対して、記憶部12に格納されている画像情報を出力して画像形成(ここでは印刷)を行わせる(S28)。具体的には、記憶部12に格納されている画像情報に対して明度・彩度・コントラストなどの補正を施した後、その画像情報を画像処理部20に対して出力する。また制御部11は、画像処理部20から画像形成が完了した旨の信号を受信すると、削除ディレクトリ内に画像情報があるか否かを調べ(S29)、削除ディレクトリ内に画像情報があれば(Yesならば)、削除の処理を再開する(S30)。この再開により、制御部11は、情報削除部24としての削除の処理を再開し、前回一時停止した時点で次に削除するべきであった画像情報の削除から処理を開始する。
制御部11はさらに、決済処理部30に対して処理の終了を表す信号と、徴収するべき料金の情報とを出力して、残高情報を更新させる(S31)。
制御部11は、さらに利用者に対して、記憶部12に保持している画像情報を用いた画像処理を継続するか否かを問い合わせ(S32)、継続する旨の入力が行われたならば(Yesならば)、処理S23に戻って処理を続ける。一方、処理S32において、継続しない旨の入力が行われた(Noならば)、さらに別の画像情報の入力を行うか否かを問い合わせる(S33)。制御部11は、この処理S33において、別の画像情報の入力を行う旨の指示を利用者から受けると(Yesであると)、処理S22にて記憶部12の作業ディレクトリに格納した画像情報を、削除ディレクトリに移動する(S34)。そして処理S21に戻って処理を続ける。
一方制御部11は、処理S33において別の画像情報の入力を行わない旨の指示を利用者から受けると(Noであると)、処理S22にて記憶部12の作業ディレクトリに格納した画像情報を、削除ディレクトリに移動し(S35)、処理を終了する。なお、処理S26において、制御部11自身が情報削除部24としての削除の処理を実行中でなければ(Noならば)、制御部11は処理S28に移行して処理を続ける。
また図6は、画像処理部20において複写の処理(スキャンした画像情報を印刷する処理)を行うにあたり、複写前に画像情報を確認する「プレビュー」が選択されたときに、コントローラ部10にスキャンした画像情報を保持する処理が高負荷であるとして、当該要素処理を行うときに、画像情報の削除処理を一時停止する例を示すものである。
すなわち、この例において制御部11は複写の指示を受けて図6の処理を開始し、各種設定を利用者から受け入れる(S41)。この段階で利用者は、読み取りの対象となる原稿をスキャナにセットするなどの作業を行ってもよい。制御部11は、設定が受け入れられると、「プレビュー」を行うか否かを判断する(S42)。この判断は、この段階で利用者から「プレビュー」を行うか否かを問い合わせてもよいし、複写の指示がされるときに、「プレビュー」を行う旨のオプションが設定されていたか否かを判断することにより行ってもよい。
この処理S42において制御部11は、「プレビュー」を行わないと判断すると(Noであると)、決済処理部30に対して残高の問い合わせを行って、残高情報を取得する(S43)。ここで制御部11は、残高情報が予め定めた印刷料金以上であるときには、画像処理部20に対して、スキャナとしての動作を行って画像情報を取得し、当該取得した画像情報に基づく画像形成(ここでは印刷)を行うよう指示する(S44)。
そして制御部11は、画像処理部20から画像形成が完了した旨の信号を受信すると、決済処理部30に対して処理の終了を表す信号と、徴収するべき料金の情報とを出力して、残高情報を更新させ(S45)、処理を終了する。
一方、制御部11は、処理S42において「プレビュー」を行うと判断すると、情報削除部24としての削除の処理を実行中であるか否かを調べる(S47)。既に説明したように本実施の形態では、制御部11がマルチタスク処理をしているものとしているので、制御部11は画像処理制御部22としての動作と、情報削除部24としての動作とを時分割的に並列して実行している。そこで制御部11は、画像処理制御部22としての動作において、情報削除部24としての動作が並列的に行われているか否かを調べる。
そして処理S47において制御部11自身が情報削除部24としての削除の処理を実行中であるときには(Yesであれば)、制御部11は、削除の処理を一時停止する(S48)。この処理S48では、制御部11は既に述べたように、一時停止の指示があった時点で削除中の画像情報については削除の処理を継続し、続いて削除するべき画像情報の削除の処理を行わずに一時停止する。
制御部11は、画像処理部20に対して、スキャナとしての動作を行い、読み取って得られた画像情報を出力するよう指示し(S49)、当該指示に応じて画像処理部20が出力する画像情報を記憶部12の作業ディレクトリに格納する(S50)。制御部11は、この作業ディレクトリに格納した画像情報を表示部14に表示出力し(S51)、利用者が確認の操作をするまで待機する(S52)。
利用者が確認の結果、不良である旨の操作を行うと、制御部11は処理S41に戻って処理を続ける。また処理S52における確認の結果、良好である旨の操作が行われると、制御部11は、処理S50にて作業ディレクトリに格納した画像情報を削除ディレクトリに移動し(S53)、削除の処理を再開する(S54)。この再開により、制御部11は、情報削除部24としての削除の処理を再開し、前回一時停止した時点で次に削除するべきであった画像情報の削除から処理を開始する。そして制御部11は、処理S43に移行して処理を続ける。
さらにここまでの説明では、本実施の形態の画像処理装置1が予め定めた条件を満足する処理を実行する際、または処理を構成する要素処理のうち予め定めた条件を満足するものを実行する際に、削除処理を一時停止するものとしていたが、本実施の形態ではさらに、制御部11がデバイス監視部23としての処理を行う過程で、予め定められた条件を満足する障害を検知したときに、記憶部12に保持されている画像情報のそれぞれ(作業ディレクトリに格納されているものを含む)を削除の対象とするようにしてもよい。
ここで障害に関して予め定めた条件とは、例えば用紙詰まりや、トナー、ドラムなどのユニット交換、その他システム的不具合など、画像処理部20の停止や再起動を要する障害であるとの条件などとしておけばよい。また、コントローラ部10の障害(コントローラ部10への停止信号を認識した、コントローラ部10の起動処理中に記憶部12に保持されている画像情報を発見した等)であるとの条件であってもよい。
この例では、制御部11のデバイス監視部23としての処理は、図7に例示するようなものとなる。すなわち図7では、制御部11は、デバイス監視部23としての動作を行い、画像処理部20との間で通信し、その通信状態(応答の有無)や、画像処理部20内で異常が検出されたか否か等を調べる(S62)。ここで、異常が検出された場合は(Yesならば)、制御部11は、さらに当該検出した異常が上記予め定めた条件を満足するか否かを調べる(S63)。
ここで、当該検出した異常が上記予め定めた条件を満足するならば(Yesならば)、制御部11は、情報削除部24としての削除の処理を実行中であるか否かを調べる(S64)。既に説明したように本実施の形態では、制御部11がマルチタスク処理をしているものとしているので、制御部11はこのデバイス監視部23としての動作と、情報削除部24としての動作とを時分割的に並列して実行している。そこで制御部11は、デバイス監視部23としての動作において、情報削除部24としての動作が並列的に行われているか否かを調べる。
そして処理S64において制御部11自身が情報削除部24としての削除の処理を実行中であるときには(Yesであれば)、制御部11は、作業ディレクトリ内に画像情報があるか否かを調べる(S65)。ここで作業ディレクトリ内に画像情報があれば(Yesならば)、作業ディレクトリ内の画像情報のそれぞれ(すべて)を、削除ディレクトリに移動する(S66)。そして制御部11は、表示部14に異常が発生した旨を表示するなどして、異常を報知する(S67)。
一方、処理S65において作業ディレクトリ内に画像情報がなければ(Noならば)、制御部11は、処理S67に移行して処理を続ける。なお、制御部11は、処理S67への移行後も情報削除部24としての処理を停止しないので、削除ディレクトリ内の画像情報の削除処理は継続されることとなる。
また、処理S64において制御部11自身が情報削除部24としての削除の処理を実行中でないときには(Noであれば)、制御部11は、作業ディレクトリと削除ディレクトリとのいずれかに画像情報があるか否かを調べる(S68)。ここで作業ディレクトリまたは削除ディレクトリの少なくとも一方内に画像情報があれば(Yesならば)、制御部11は、作業ディレクトリ内の画像情報のそれぞれ(すべて)を、削除ディレクトリに移動し(S69)、情報削除部24としての処理を再開させる(S70)。この再開により、制御部11は、情報削除部24としての削除の処理を再開し、削除ディレクトリ内の画像情報の削除処理を開始する。さらに制御部11は、処理S67に移行して、表示部14に異常が発生した旨を表示するなどして、異常を報知する。
一方、処理S68において作業ディレクトリにも削除ディレクトリにも画像情報がなければ(Noならば)、制御部11は、処理S67に移行して処理を続ける。なお、制御部11は、処理S67への移行後も情報削除部24としての処理を停止しないので、削除ディレクトリ内の画像情報の削除処理は継続されることとなる。
また制御部11は、処理S63において、処理S62で検出した異常が上記予め定めた条件を満足しないときは(Noであるときは)、処理S67に移行して処理を続ける。この場合も制御部11は、処理S67への移行後も情報削除部24としての処理が実行されているときにはそれを停止しないので、削除ディレクトリ内の画像情報の削除処理は継続されることとなる。さらに制御部11は、処理S62において異常が検出されなかったと判断したときは(Noのときは)、処理を終了する。
また本実施の形態では、制御部11は、作業ディレクトリに格納されている画像情報を削除ディレクトリに移動するにあたり、当該移動の対象となった画像情報の情報量(データサイズ)に応じて複数の分類項目のいずれかに分類し、削除の処理を実行してもよい。
本実施の形態のある例では、記憶部12は、図8に例示するように、制御部11が実行するプログラムを格納するディレクトリ、設定情報等を保持するディレクトリ、料金情報を保持するディレクトリ、処理待ち、または処理中の画像情報を保持する作業ディレクトリが形成されるほか、処理が終了した画像情報を格納する第1の削除ディレクトリと第2の削除ディレクトリとが形成される。この例においてもファイルの実体的情報は、いずれかのディレクトリに関連づけられるが、ディレクトリ間を移動する際には、当該関連づけ情報(ファイルパスの情報等)を変更するだけでよく、ファイルの実体的情報を記憶部12内で複写したりといった処理は必要でない。
そしてこの例においては、作業ディレクトリに格納されている画像情報を削除ディレクトリに移動するにあたり、上記第1の削除ディレクトリと、第2の削除ディレクトリとのいずれに移動するかを判断するための情報量しきい値Sthが設定され、予め記憶部12に記憶される。
制御部11は、作業ディレクトリに格納されている画像情報を削除ディレクトリに移動するときに、当該移動の対象となる画像情報の情報量Sを調べ、当該情報量Sが上記予め定められた情報量しきい値Sthを超えるか否かを調べる。そして、当該移動対象となった画像情報の情報量Sが上記予め定められた情報量しきい値Sthを超えるときには第2の削除ディレクトリに当該画像情報を移動し、そうでないときには、当該画像情報を第1の削除ディレクトリに移動する。
制御部11は、この場合に情報削除部24としての処理を行うときには、複数の削除ディレクトリ(ここでは第1の削除ディレクトリと第2の削除ディレクトリの二つ)のそれぞれごとに予め定めたタイミング(時点)で、それぞれに分類して格納された画像情報の削除を行う。
一例として、この削除のタイミングは、図9に例示するように、第1の削除ディレクトリに画像情報がある場合とない場合、第2の削除ディレクトリに画像情報がある場合とない場合のそれぞれ2通り、合計2×2=4通りにわけて規定される。図9の例では、画像処理部20が節電モード(消費電力を低減させて待機するモード)と、そうでないモード(非節電モード)とのいずれかにあるものとし、4通りのそれぞれの場合に、画像処理部20が節電モードと非節電モードとのいずれにあるかによって、各削除ディレクトリ内の画像情報を削除する処理を実行するか否かが定められている。
具体的に図9では、第1,第2の削除ディレクトリの双方に削除するべき画像情報がある場合、制御部11は、画像処理部20が非節電モードであれば、比較的情報量の少ない画像情報が保持される第1の削除ディレクトリの画像情報の削除の処理を継続する。また節電モードであれば、制御部11は、比較的情報量の少ない画像情報が保持される第1の削除ディレクトリの画像情報の削除の処理を一時停止し、比較的情報量の多い画像情報が保持される第2の削除ディレクトリの画像情報の削除の処理を実行する。
また第1の削除ディレクトリには削除するべき画像情報があるが、第2の削除ディレクトリには削除するべき画像情報がない場合、制御部11は、画像処理部20が節電モードであると非節電モードであるとに関わらず、比較的情報量の少ない画像情報が保持される第1の削除ディレクトリの画像情報の削除の処理を実行する。
さらに第2の削除ディレクトリには削除するべき画像情報があるが、第1の削除ディレクトリには削除するべき画像情報がない場合、制御部11は、画像処理部20が非節電モードであれば、画像情報の削除の処理を一時停止する。また節電モードであれば、制御部11は、比較的情報量の多い画像情報が保持される第2の削除ディレクトリの画像情報の削除の処理を実行する。
さらに第1,第2の削除ディレクトリの双方に削除するべき画像情報がない場合は、制御部11は、画像処理部20が非節電モードであると、節電モードであるとに関わらず、画像情報の削除の処理を一時停止する。
なお、このように設定されている場合であっても、制御部11のデバイス監視部23としての処理を実行している際に、既に述べた予め定めた条件を満足する異常が検出されたときには、制御部11は、第1の削除ディレクトリと第2の削除ディレクトリとの双方に格納されている画像情報を双方とも削除することとしてもよい。
また、ここまでの説明では、制御部11のデバイス監視部23としての処理では、画像処理部20の異常を検出するものとしていたが、本実施の形態はこれに限られない。本実施の形態のある例では、デバイス監視部23は、画像処理部20での画像形成処理の実行継続時間を検出してもよい。すなわち、画像処理部20に対する画像処理指示が連続的に、予め規定された間隔を置かずに次々に行われる場合、情報削除部24としての処理を一時停止する条件によっては、いつまでも画像情報の削除ができなくなる可能性がある。
そこで、制御部11は、画像処理部20での画像形成処理の実行継続時間が予め定めた継続時間しきい値を超えたとき、または、削除ディレクトリ内の画像情報が、記憶部12に格納された時点から予め定めた期間しきい値を超えた期間だけ保持されたまま削除されずに残存していると判断したときに、画像処理装置1としての機能を一時的に停止して、画像情報の削除を実行してもよい。
この例の処理は、例えば図10に示すようなものとなる。すなわち制御部11は、予め定めたタイミング(例えば画像処理の一つが終了した時点など)において、情報削除部24としての削除の処理を実行中であるか否かを調べ(S71)、制御部11自身が情報削除部24としての削除の処理を実行中であるときには(Yesであれば)、処理を終了する。
一方処理S71において、制御部11が情報削除部24としての削除の処理を実行中でなければ(Noであれば)、削除ディレクトリ内に、予め定めた期間しきい値を超えて保持された画像情報があるか否かを調べる(S72)。この処理は、例えば画像情報を格納した日時を記録するようにしておき、当該日時と処理時点の日時(これらの日時の情報は図示しないカレンダーチップなどから取得する)との間隔が、予め定めた期間しきい値を超えるか否かを判断することで行うことができる。
制御部11は、処理S72にて削除ディレクトリ内に、予め定めた期間しきい値を超えて保持された画像情報がなければ(Noならば)、処理を終了する。一方処理S72にて削除ディレクトリ内に、予め定めた期間しきい値を超えて保持された画像情報がある場合は(Yesの場合は)、制御部11は、削除に要する時間を推定する(S73)。この推定は、削除の対象となる画像情報の情報量の合計に、予め定めた単位情報量あたりの削除に要する時間を乗じる等の処理により行うこととすればよい。そして制御部11は、利用者からの操作の受け入れを中止し(S74)、当該削除に要する時間から経過時間をカウントダウンしつつ、当該カウントダウンしている時間を表示部14に残り時間として表示し(S75)、情報削除部24としての処理を再開ないし、起動する(S76)。これにより、制御部11は、削除ディレクトリ内の画像情報を順次削除する処理を実行することになる。
制御部11は、削除の処理が完了するまで待機し(S77)、削除処理が完了すると、処理を終了して、利用者からの操作の受け入れを再開する。
このように本実施の形態では、例えば削除処理による処理能力の低下によって、画像処理部20の制御が遅れると見込まれる処理がある場合(それによる処理のサイクルダウンが生じる場合)に、当該処理の前に削除処理を一時停止させる。
1 画像処理装置、10 コントローラ部、11 制御部、12 記憶部、13 操作部、14 表示部、15 情報入出力部、16 通信部、20 画像処理部、21 指示受入部、22 画像処理制御部、23 デバイス監視部、24 情報削除部、30 決済処理部。

Claims (5)

  1. 画像情報に対して行うべき処理の指定を受け入れる受入手段と、
    処理の対象となった画像情報について、前記指定された処理を行う画像処理手段と、
    前記処理の対象となった画像情報を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持されている画像情報のうちから削除の対象となる画像情報を選択し、当該選択した画像情報の各々を順次削除する削除手段と、
    を含み、
    前記画像処理手段は、予め定められた条件を満足する処理を実行する際に、前記削除手段に対して削除の処理の停止を指示し、
    前記削除手段は、処理の停止の指示を受け入れると、当該指示を受け入れた時点で削除している画像情報を削除してから削除の処理を停止することを特徴とする画像処理装置。
  2. 障害を検知する検知手段をさらに含み、
    当該検知手段が、予め定められた条件を満足する障害を検知したときには、前記保持手段に保持されている画像情報のそれぞれを削除の対象とすることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記削除手段は、前記保持手段に保持されている画像情報のうち、削除の対象となる画像情報を、その情報量に応じて分類し、当該分類ごとに予め定めた時点で、それぞれに分類された画像情報の削除の処理を行うことを特徴とする請求項1または2記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理手段が実行する処理が複数の要素処理を含み、
    前記画像処理手段は、予め定めた条件を満足する要素処理を実行する前に、前記削除手段に対して削除の処理の停止を指示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. コンピュータを、
    画像情報に対して行うべき処理の指定を受け入れる受入手段と、
    処理の対象となった画像情報について、前記指定された処理を行う画像処理手段と、
    前記処理の対象となった画像情報を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持されている画像情報のうちから削除の対象となる画像情報を選択し、当該選択した画像情報の各々を順次削除する削除手段と、
    として機能させ、
    前記画像処理手段として機能させる際には、コンピュータに、予め定められた条件を満足する処理を実行する際に、前記削除手段に対して削除の処理の停止を指示させ、
    前記削除手段として機能させる際には、コンピュータに、処理の停止の指示を受け入れると、当該指示を受け入れた時点で削除している画像情報を削除してから削除の処理を停止させることを特徴とするプログラム。
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