JP2011038966A - 半導体試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】試験信号波形の劣化を抑えながら、複数のDUTの試験を同時に高速で行える半導体試験装置を提供すること。
【解決手段】
複数のDUTの入力端子を並列接続して試験信号を同時に印加するように構成された半導体試験装置において、
前記複数のDUTは共通のDUTインタフェースボードに実装され、前記複数のDUTに分岐配線する配線パターンは1箇所の分岐点で分岐され、この分岐点から各DUT点までが等しい長さになるように形成されていることを特徴とするもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体試験装置に関し、詳しくは、被測定半導体(以下DUTという)へのテスト信号の印加方式に関し、特に並列に接続された複数のDUTにテスト信号を同時に印加する方式に関するものである。
半導体試験装置の一種に、DUTに試験信号を印加するドライバDRVと、DUTの出力信号の良否を判定するコンパレータCMPからなるテストピンを備えたものがある。このテストピンは、測定するDUTの端子数および同時に測定するDUTの数に応じて必要なだけ備えられている。
テストピンには、DUTの入力端子に接続されるDRV機能を備えるDRVピンと、DUTの出力端子または入出力端子に接続されるDRVおよびCMPの機能を備えるI/Oピンがある。これらのテストピンはDUTの端子に対して1対1で接続され、DUTの試験が行われる。
ところで、近年の半導体試験装置では、DUTの端子数の増加や同時に測定するDUT数の増加に対してテストピン数の増加を抑制するために、1つのテストピンを複数個のDUTの同じ端子に並列接続し、同一のテスト信号を複数個のDUTに同時に印加して並列測定することが行われるようになっている。
図5は従来の半導体試験装置で用いられているテストピンのうちのDRVピンの説明図であり、(A)は1ピンに複数のDUTが並列接続された構成例を示し、(B)はDUT1の入力点における試験信号VD1のシミュレーション波形を示している。
テストピンTPは、試験信号をDUTが必要とする電圧で出力するDRVと、その出力抵抗R1とで構成されている。テストピンTPには、伝送線路L1を介して、DUT1〜DUTnが搭載されたDUTインタフェースボードDIBに接続されている。
DUTインタフェースボードDIBは半導体試験装置とDUTを電気的に接続するインタフェース機能を搭載した回路基板であり、パッケージされたDUTを測定する場合にはDUTを搭載するソケットを備えたDUTボードを指し、ウェハ上のDUTを測定する場合にはウェハ上のコンタクトポイントに電気的に接続するプローブを備えたプローブカードを指す。
DUTインタフェースボードDIB上には伝送線路L1を複数nの系統に分岐する配線パターンWP1〜WPnが形成されていて、これら配線パターンWP1〜WPnにはDUT1〜DUTnの端子が接続されている。
具体的には、(A)におけるテストピンTPの出力抵抗R1を50Ω、伝送線路Lの特性インピーダンスZ0は50Ωで線路長が1000mm、並列接続DUT数が4個、DUTインタフェースボードDIB上の配線パターンWPの特性インピーダンスが50Ωで分岐点からDUT1までの配線パターンWP1の配線長を10mm、分岐点からDUT4までの配線パターンWP4の配線長を100mmとする。
このような構成において、試験信号は、テストピンTPのDRV→出力抵抗R1→伝送線路L1の経路を通ってDUTインタフェースボードDIBに入力され、さらに配線パターンWP1〜WPnを通って各DUT1〜DUTnに印加される。
ここで、テストピンTPから出力される試験信号は、各DUT1〜DUTnの端子に1対1で接続した形を基本に、伝送線路L1や配線パターンWP1〜WPnなどの経路の伝送特性を含んだ状態で、DUTが必要とする所定の特性の試験信号波形が得られるように調整されている。
特許文献1には、測定精度の低下を防止するとともに同時に測定可能な被試験デバイスの数を増やすことができる半導体試験装置が記載されている。
再公表特許WO2007/018020号公報
しかし、2個以上のDUTを1つのテストピンに接続した場合、DUTインタフェースボードDIBにおける各DUT1〜DUTnへの分岐配線部分にインピーダンスの不整合が生じる。これにより、たとえば試験信号波形の立ち上りエッジには、(B)のシミュレーション波形図に示すように、波形を劣化させる段付部が発生してしまう。この立ち上りエッジの段付部は分岐点からDUT4までの配線パターンWP4の配線長の往復電気長に応じて発生するものである。
本発明は、このような課題を解決するものであり、その目的は、試験信号波形の劣化を抑えながら、複数のDUTの試験を同時に高速で行える半導体試験装置を提供することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
複数のDUTの入力端子を並列接続して試験信号を同時に印加するように構成された半導体試験装置において、
前記複数のDUTは共通のDUTインタフェースボードに実装され、前記複数のDUTに分岐配線する配線パターンは1箇所の分岐点で分岐され、この分岐点から各DUT点までが等しい長さになるように形成されていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の半導体試験装置において、
前記分岐点には、終端抵抗を介して終端電源が接続されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の半導体試験装置において、
前記DUTインタフェースボードは、DUTに試験信号を印加するドライバとDUTの出力信号の良否を判定するコンパレータからなるテストピンと接続されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または請求項3記載の半導体試験装置において、
前記終端電源は、テストピンであることを特徴とする。
本発明によれば、インピーダンス不整合による反射の影響を軽減でき、試験信号波形の歪を少なくできる半導体試験装置が得られる。
本発明の半導体試験装置で用いるテストピンの一実施例を示す説明図である。 図1の具体例を示す説明図である。 本発明の他の実施例を示す説明図である。 本発明の他の実施例を示す説明図である。 従来の半導体試験装置で用いられているテストピンの説明図である。
以下、本発明について、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の半導体試験装置で用いるテストピンの1ピン分の一実施例を示す構成図であり、図5と共通する部分には同一の符号を付けている。
図1において、DUTインタフェースボードDIB上でDUT1〜DUTnに分岐配線する配線パターンWP1〜WPnは、1箇所の分岐点SPで分岐されていて、この分岐点SPから各DUT点までは等しい長さになるように形成されている。
そして、この分岐点SPは終端抵抗R2とコンデンサCの直列回路を介して共通電位点に接続され、これら終端抵抗R2とコンデンサCの接続点には伝送線路L2を介して終端電源TSが接続されている。
なお、コンデンサCは終端電圧を交流的に共通電位点にショートさせるものであり、終端電源TSから終端抵抗R2までの経路のインピーダンスがほぼ0に等しい場合は省略できる。
図2は図1の具体例を示す説明図であり、(A)は1ピンに4個のDUT1〜DUT4を並列に接続して試験する場合の構成例を示し、(B)〜(D)は(A)の各測定点における信号波形を示している。
(A)では、テストピンTPの出力抵抗R1を50Ω、伝送線路L1の特性インピーダンスZ0は50Ωで線路長を1000mm、DUTインタフェースボードDIB上の配線パターンの特性インピーダンスは50Ωで分岐点からDUT1〜DUT4までの配線パターンWP1〜WP4の配線長をそれぞれ100mm、終端抵抗R2の抵抗値を16.67Ω、終端電源TSにより印加する終端電圧VT=0Vとしている。
(B)はテストピンTPの出力点における試験信号Voのシミュレーション波形を示している。
(C)はDUTインタフェースボードDIB上の分岐点における試験信号V1のシミュレーション波形を示している。
(D)はDUTインタフェースボードDIB上のDUT1の入力点における試験信号VD1のシミュレーション波形を示している。分岐点から各DUTまでの配線パターンは等しい長さに設定されているので、DUT2〜DUT4の入力点においても(D)と同じ波形が得られる。
(A)において、配線パターンWP1〜WP4の特性インピーダンスと伝送線路L1の特性インピーダンスに基づき、終端抵抗R2をある値に設定することで、(D)のシミュレーション波形に示すように、あたかもDUT端子点での波形を反射のないものにすることが可能となる。図2の例では、R2=16.67Ωに設定すると反射の影響のない波形が得られる。なお、R2の値を前記理想値に設定しない場合においても、R2が無い場合と比較して、反射波の影響の少ない波形が得られる。
また、分岐点からDUT1〜DUT4への配線パターンWP1〜WP4を1点で分岐してこれらの長さを等しくすることで、分岐点と各DUT点間の反射波は同じタイミングで発生することからDUT間で多重反射が起こることがなく、前記分圧値に収束する時間を短くできる。
このように構成することにより、インピーダンス不整合による反射の影響を軽減でき、試験信号波形の歪を少なくすることができる。
そして、分岐点を1点として各DUTまでの配線パターンの長さを等しくすることにより、各DUT点で反射した波形が同じタイミングで分岐点に戻ってくるためにDUT点からの反射波に対する分岐点での反射のタイミングが同じになり、反射のタイミングのずれによるリンギングを抑えることができる。
図3は本発明の他の実施例を示す説明図であって、(A)は構成例を示し、(B)〜(D)は(A)の各部のパラメータを変更した場合の信号波形を示している。
(A)において、テストピンユニットTPUにはテストピンTPの回路が実装されていて、同軸ケーブルCC1、CC2を介してDUTインタフェースボードDIBと接続するのにあたり、DUTインタフェースボードDIBに実装されたコネクタCNに一括して効率よく接続するために、同軸ケーブルCC1、CC2を変換用基板CVBでまとめて着脱するように構成されている。
ここで、変換用基板CVBには、図2の具体例ではテストピンTPの経路の分岐点に接続されている終端抵抗R2とコンデンサCの直列回路が実装されている。これにより、DUTインタフェースボードDIB上に終端抵抗R2とコンデンサCの直列回路)を実装するための領域を確保する必要がなくなり、DUTインタフェースボードDIBの小型化を図ることができる。
ただし、この場合、終端抵抗R2を分岐点の直近に配置できないので、分岐点と終端抵抗R2の配線Ltの特性インピーダンスにより、反射による試験信号波形の歪が発生することになる。そこで、配線Ltの特性インピーダンスを終端抵抗R2の抵抗値に近づけて短く配線し、波形の歪を抑えるようにする。
(B)は終端抵抗R2の配線Ltの特性インピーダンスが30Ωで長さ20mmの場合における試験信号のシミュレーション波形を示し、(C)は終端抵抗R2の配線Ltの特性インピーダンスが50Ωで長さ20mmの場合における試験信号のシミュレーション波形を示し、(D)は終端抵抗R2の配線Ltの特性インピーダンスが30Ωで長さ50mmの場合における試験信号のシミュレーション波形を示している。
これらから、終端抵抗R2の配線Ltの特性インピーダンスを30Ωにして長さを20mm以内で配線することにより、反射によるオーバーシュートを振幅の10%以内に抑えることができ、DUTの測定に影響の少ない試験信号を印加できる。
図4も本発明の他の実施例を示す説明図であり、図2と共通する部分には同一の符号を付けている。図4と図2の相違点は、図4では図2の終端電源TSに代えて、テストピンTPmを用いていることである。これにより、専用の終端電源TSを設けることなく、本発明の半導体試験装置を実現できる。
以上説明したように、本発明によれば、試験信号波形の劣化を抑えながら、複数のDUTの試験を同時に高速で行える半導体試験装置が実現できる。
TP テストピン
DRV ドライバ
DIB DUTインタフェースボード
WP1〜WPn 配線パターン
DUT 被測定半導体
SP 分岐点
R2 終端抵抗
C コンデンサ
TS 終端電源
TPU テストピンユニット
CC1、CC2 同軸ケーブル
CN コネクタ
CVB 変換用基板

Claims (4)

  1. 複数のDUTの入力端子を並列接続して試験信号を同時に印加するように構成された半導体試験装置において、
    前記複数のDUTは共通のDUTインタフェースボードに実装され、前記複数のDUTに分岐配線する配線パターンは1箇所の分岐点で分岐され、この分岐点から各DUT点までが等しい長さになるように形成されていることを特徴とする半導体試験装置。
  2. 前記分岐点には、終端抵抗を介して終端電源が接続されていることを特徴とする請求項1記載の半導体試験装置。
  3. 前記DUTインタフェースボードは、DUTに試験信号を印加するドライバとDUTの出力信号の良否を判定するコンパレータからなるテストピンと接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体試験装置。
  4. 前記終端電源は、テストピンであることを特徴とする請求項2または請求項3記載の半導体試験装置。
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