JP5202401B2 - 試験装置およびキャリブレーション方法 - Google Patents

試験装置およびキャリブレーション方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5202401B2
JP5202401B2 JP2009062609A JP2009062609A JP5202401B2 JP 5202401 B2 JP5202401 B2 JP 5202401B2 JP 2009062609 A JP2009062609 A JP 2009062609A JP 2009062609 A JP2009062609 A JP 2009062609A JP 5202401 B2 JP5202401 B2 JP 5202401B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
output
voltage
relay
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009062609A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010216921A (ja
Inventor
篤也 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP2009062609A priority Critical patent/JP5202401B2/ja
Publication of JP2010216921A publication Critical patent/JP2010216921A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5202401B2 publication Critical patent/JP5202401B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Description

本発明は、試験装置およびキャリブレーション方法に関する。
半導体試験装置は、被試験デバイスに試験信号を出力すると共に、被試験デバイスが出力する応答信号の出力電圧をコンパレータにより測定する。半導体試験装置は、コンパレータと被試験デバイスとの間に、信号の接続を切り替えるリレーを備える場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−074816号公報
リレーはオン抵抗を有する。従って、オン抵抗等による電圧降下の影響により、被試験デバイスの出力電圧の測定値に誤差が生じる。そこで、半導体試験装置は、被試験デバイスの出力電圧の測定において、誤差を補正する必要がある。
測定値の誤差を補正する方法として、半導体試験装置に接続された外部電源を用いる方法が知られている。半導体試験装置の入出力端子に外部から電圧を印加することにより、印加電圧およびコンパレータで検出する電圧等に基づいて、測定誤差の補正値を算出することができる。しかし、補正値を算出するには、半導体試験装置から被試験デバイスを切り離した上で外部電源を接続する必要がある。また、半導体試験装置の複数のピンに、順番に外部電源を接続する必要がある。従って、被試験デバイスの測定時間が長くなるという問題があった。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、入出力端に接続された入出力線路に所定の電圧を出力するドライバ、および、入出力線路の電圧を測定するコンパレータをそれぞれ有する3以上の入出力回路と、対応する入出力回路および被試験デバイスのピンを電気的に接続する伝送路が設けられたマザーボードと、伝送路の抵抗を測定するキャリブレーション部と、伝送路の抵抗を測定する場合に、被試験デバイスに代えてマザーボードに接続され、3以上の入出力回路の入出力端をマザーボードを介して互いに電気的に接続する接続配線が設けられた測定用ボードとを備え、キャリブレーション部は、第1の入出力回路に対応する伝送路の抵抗を測定する場合に、第2の入出力回路の入出力端を介して接続配線に所定値の測定用電圧を出力し、第3の入出力回路の入出力端を介して接続配線の電圧を検出し、検出した電圧に基づいて、第2の入出力回路から出力される電圧を調整し、第1の入出力回路のドライバの出力を所定の終端電圧で終端し、第1の入出力回路のコンパレータを用いて、接続配線の電圧を測定し、第1の入出力回路のドライバの内部抵抗、第1の入出力回路のコンパレータで測定した電圧、終端電圧、および、測定用電圧に基づいて、伝送路の抵抗を測定する試験装置、並びに、当該試験装置を用いるキャリブレーション方法を提供する。
本発明の第2の態様においては、入出力端に接続された入出力線路に所定の電圧を出力するドライバ、および、入出力線路の電圧を測定するコンパレータを有する入出力回路と、入出力回路および被試験デバイスのピンを電気的に接続する伝送路が設けられたマザーボードと、伝送路の抵抗を測定するキャリブレーション部と、伝送路の抵抗を測定する場合に、被試験デバイスに代えてマザーボードに接続され、入出力回路の入出力端をマザーボードを介して接地する接地配線が設けられた測定用ボードとを備え、キャリブレーション部は、ドライバの出力を所定の終端電圧で終端し、コンパレータを用いて、入出力線路の電圧を測定し、ドライバの内部抵抗、コンパレータで測定した電圧、および、終端電圧に基づいて伝送路の抵抗を測定する試験装置、並びに、当該試験装置を用いるキャリブレーション方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る試験装置100の構成を示す。 試験装置100における伝送路の等価回路を示す。 第1の入出力回路20に対する伝送路上の抵抗を測定する場合の試験装置100の構成を示す。 他の実施形態に係る試験装置100の構成を示す。 他の実施形態に係る試験装置100の構成を示す。 図5に示す実施形態に係る試験装置100における伝送路の等価回路を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る試験装置100の構成を示す。試験装置100は、第1の入出力回路20、第2の入出力回路30、第3の入出力回路40、キャリブレーション部50、マザーボード70、ソケットボード80、および、試験制御部90を備える。ソケットボード80には、被試験デバイス200が載置される。被試験デバイス200は、ピン220、ピン230、および、ピン240を有する。
第1の入出力回路20は、入出力端28に接続された入出力線路21に所定の電圧を出力するドライバ22、および、入出力線路21の電圧を測定するコンパレータ24を有する。第2の入出力回路30は、入出力端38に接続された入出力線路31に所定の電圧を出力するドライバ32、および、入出力線路31の電圧を測定するコンパレータ34を有する。第3の入出力回路40は、入出力端48に接続された入出力線路41に所定の電圧を出力するドライバ42、および、入出力線路41の電圧を測定するコンパレータ44を有する。試験装置100は、3以上の入出力回路を備えてよい。
それぞれの入出力回路の入出力線路には、ドライバおよびコンパレータと、入出力端とを電気的に接続するか否かを切り替えるピン出力リレーが設けられてよい。例えば、入出力回路20の入出力線路21には、ドライバ22およびコンパレータ24と入出力端28との間に、ピン出力リレー26が設けられてよい。同様に、入出力線路31には、ピン出力リレー36が設けられてよい。入出力線路41には、ピン出力リレー46が設けられてよい。
マザーボード70は、対応する入出力回路および被試験デバイス200のピンを電気的に接続する伝送路を有する。例えば、マザーボード70は、被試験デバイス200のピン220に対応する第1の入出力回路20と、ピン220とを接続する伝送路71とを有する。同様に、マザーボード70は、第2の入出力回路30および第3の入出力回路40に対応する、伝送路73および伝送路75を有する。伝送路71、伝送路73、および、伝送路75のそれぞれには、対応する入出力回路および被試験デバイスのピンを電気的に接続するか否かを切り替える接続リレー72、接続リレー74、および、接続リレー76が設けられる。
被試験デバイス200を試験する場合、キャリブレーション部50は、被試験デバイス200の所定のピンに一定電圧を印加し、当該ピンに流れる電流を測定する電圧印加電流測定試験を行ってよい。キャリブレーション部50は、測定回路52、電圧印加リレー56、電圧印加リレー60、電圧印加リレー64、電圧検出リレー58、電圧検出リレー62、および、電圧検出リレー66を有する。キャリブレーション部50は、電圧印加リレー56、電圧印加リレー60、電圧印加リレー64、電圧検出リレー58、電圧検出リレー62、および、電圧検出リレー66により、いずれかの入出力回路を選択する。測定回路52は、選択された入出力回路を介して、被試験デバイス200の所定のピンに一定電圧を印加して、また、測定回路52から当該ピンに供給される電流を測定する。測定回路52は、精度よく電圧を検出するべく、高い入力インピーダンスを有することが好ましい。
試験制御部90は、被試験デバイス200の試験を制御する。例えば試験制御部90は、被試験デバイス200の電圧印加電流測定試験を行ってよい。この場合、試験制御部90は、測定回路52を用いて、所定の入出力回路の入出力端から被試験デバイス200に所定の試験電圧を印加する。測定回路52は、電圧出力端53および電圧検出端54を有する。試験制御部90は、電圧検出端54により検出される当該入出力回路の入出力端の電圧に応じて、電圧出力端53からの出力電圧を調整することで、被試験デバイス200に一定電圧を印加して試験を行ってよい。このとき、測定回路52から被試験デバイス200に供給される電流値が、所定の範囲内であるか否かにより、被試験デバイス200の良否を判定してよい。
例えば、試験制御部90は、被試験デバイス200のピン220に試験電圧を印加する場合には、キャリブレーション部50を制御して、電圧印加リレー56および電圧検出リレー58をオン状態(リレーの端子間が導通している状態)にする。試験制御部90は、電圧検出リレー58を介して検出した入出力端28における電圧に基づいて、出力電圧を調整することにより、被試験デバイス200のピン220に所定の電圧を印加することができる。
また、試験制御部90は、被試験デバイス200のそれぞれのピンに対応する入出力回路、マザーボード70、および、ソケットボード80を経由して、所定のパターンの試験信号を被試験デバイス200に出力して、被試験デバイス200の機能試験を行ってもよい。この場合、当該試験信号を出力する入出力回路に対応する電圧印加リレーおよび電圧検出リレーは、オフ状態(リレーの端子間が導通していない状態)となる。試験信号は、所定の論理パターンを有する信号、または、クロック信号等であってよい。
この場合、試験制御部90は、ソケットボード80、マザーボード70、および、被試験デバイス200のピンに対応する入出力回路が有するコンパレータを経由して、被試験デバイス200が試験信号に応じて出力する応答信号を受信する。試験制御部90は、出力した試験信号に応じた期待値と、受信した応答信号とを比較して、被試験デバイス200の良否を判定してよい。
被試験デバイス200が出力する応答信号は、被試験デバイス200のピンからコンパレータまでの伝送経路上の抵抗により電圧が降下する。伝送経路上の抵抗には、リレー、配線、および、コネクタ等の抵抗成分が含まれる。試験制御部90は、伝送経路上の抵抗の抵抗値に基づいて、コンパレータが出力する電圧値を補正することにより、応答信号の電圧値を高精度で測定することができる。
図2は、試験装置100における伝送経路の等価回路を示す。同図においては、伝送経路上の抵抗をr、ドライバ22の出力抵抗をR、ドライバ22に印加する電圧をVTT、被試験デバイス200のピン220における出力電圧をVS、コンパレータ24における測定電圧をVとしている。伝送経路において降下する電圧値は、V−VS=r/(R+r)×(VTT−V)で表される。従って、試験装置100は、補正値r/(R+r)を求めることにより、伝送経路における降下電圧値を算出できる。試験装置100は、ドライバ22の出力抵抗Rが既知の場合には、伝送経路上の抵抗rを求めることにより、伝送経路における降下電圧値を算出してよい。
図3は、第1の入出力回路20に対する伝送経路上の抵抗を測定する場合の試験装置100の構成を示す。本実施形態に係る試験装置100には、図1におけるソケットボード80の代わりに、測定用ボード82が接続される。測定用ボード82は、ソケットボード80と等しい形状を有してよい。
測定用ボード82は、伝送経路の抵抗を測定する場合に、ソケットボード80および被試験デバイス200に代えて、マザーボード70に接続される。測定用ボード82は、3以上の入出力回路の入出力端を、マザーボード70を介して互いに電気的に接続する接続配線84を有する。具体的には、測定用ボード82は、マザーボード70に接続され、伝送路71、伝送路73、および、伝送路75を介して、入出力端28、入出力端38、および、入出力端48を互いに接続する。
測定用ボード82は、ソケットボード80の機能を含んでもよい。例えば、測定用ボード82は、スイッチ等により、被試験デバイス200の試験に用いる経路と、補正値測定用経路とを切り替えてもよい。
以下、試験装置100が、第1の入出力回路20に対応する伝送路71の抵抗rを測定する動作について説明する。伝送路71の抵抗を測定する場合には、キャリブレーション部50は、電圧印加リレー60および電圧検出リレー66を用いる。そこで、本実施形態においては、キャリブレーション部50が1つの電圧印加リレーと、1つの電圧検出リレーを有する構成を用いて説明する。
試験装置100は、キャリブレーション部50を用いて伝送路71、伝送路73、および、伝送路75の抵抗を測定する。キャリブレーション部50は、接続リレー72、接続リレー74、および、接続リレー76のオン抵抗を測定してもよい。
キャリブレーション部50は、第1の入出力回路20に対応する伝送路71の抵抗を測定する場合に、第2の入出力回路30の入出力端38を介して、接続配線84に所定値の測定用電圧を出力する。キャリブレーション部50は、第3の入出力回路40の入出力端48を介して、接続配線84の電圧を検出する。キャリブレーション部50は、検出した電圧に基づいて、第2の入出力回路30から出力される電圧を調整する。
具体的には、キャリブレーション部50は、第3の入出力回路40の入出力端48に接続される。キャリブレーション部50は、第3の入出力回路40の入出力端48とピン出力リレー46との間に接続されてよい。
キャリブレーション部50は、コンパレータ24より入力インピーダンスの高い測定回路52を用いて、接続配線84の電圧を検出する。例えば、測定回路52は、電圧出力端53から測定用電圧を出力してよく、電圧検出端54において電圧を検出してよい。また、キャリブレーション部50は、第1の入出力回路20が有するドライバ22の出力を所定の終端電圧で終端すると共に、第1の入出力回路20が有するコンパレータ24を用いて、接続配線84の電圧を測定してよい。
測定回路52が、ドライバ22よりも高い入力インピーダンスを有するので、第3の入出力回路40に電流が流れ込まない。従って、接続配線84と電圧検出端54との間における電圧降下が生じないので、キャリブレーション部50は、接続配線84における電圧を高精度で測定できる。
なお、キャリブレーション部50は、試験制御部90を介して、ドライバ22の出力を所定の終端電圧で終端してよい。また、キャリブレーション部50は、ドライバ22に所定の電圧を印加することにより、ドライバ22の出力を所定の終端電圧で終端してよい。
キャリブレーション部50は、第1の入出力回路20が有するドライバ22の内部抵抗R、第1の入出力回路20のコンパレータ24で測定した電圧V、ドライバ22の終端電圧VTT、および、測定用電圧VSに基づいて、伝送路71の抵抗rを測定する。キャリブレーション部50は、補正値r/(R+r)を求めた上で、抵抗rを算出してよい。
コンパレータ24で測定した電圧Vは、ドライバ22が出力する終端電圧VTTと、測定回路52が出力する測定用電圧VSとの電位差を、ドライバ22の出力抵抗Rおよび伝送路71の抵抗rで分割した電圧に等しい。つまり、コンパレータ24で測定した電圧Vは、V=r/(R+r)×(VTT−VS)+VSに等しい。よって、キャリブレーション部50は、補正値r/(R+r)を、r/(R+r)=(V−VS)/(VTT−VS)により算出できる。キャリブレーション部50は、出力抵抗Rを予め測定しておくことにより、伝送路71の抵抗値rを算出することができる。
なお、キャリブレーション部50は、試験制御部90からVTTおよびVの値を取得することにより、補正値の算出をしてよい。また、試験装置100は、試験制御部90において補正値の算出をしてもよい。
キャリブレーション部50は、それぞれの接続リレーのオン抵抗、および、それぞれのピン出力リレーのオン抵抗の合成抵抗を測定してもよい。例えば、キャリブレーション部50は、接続リレー72およびピン出力リレー26のオン抵抗の合成抵抗を測定してよい。接続リレー72およびピン出力リレー26の合成抵抗値をr0とすれば、キャリブレーション部50は、伝送路71の抵抗値を測定する場合と同様に、補正値r0/(R+r0)を、r0/(R+r0)=(V−VS)/(VTT−VS)により算出できる。その結果、キャリブレーション部50は、合成抵抗値r0を算出できる。
以上の通り、本実施形態に係る試験装置100によれば、試験装置100の外部に電源等の機器を接続することなく、伝送経路の抵抗値を算出することができる。従って、試験装置100における伝送経路の抵抗値測定に要する時間を短縮できる。
図4は、他の実施形態に係る試験装置100の構成を示す。同図において、キャリブレーション部50は、それぞれの入出力回路に対応する電圧印加リレーおよび電圧検出リレーを有する。測定回路52の電圧出力端53は、それぞれの入出力回路のピン出力リレーおよび入出力端の間に、電圧印加リレーを介して接続される。また、測定回路の電圧検出端は、それぞれの入出力回路のピン出力リレーおよび入出力端の間に、電圧検出リレーを介して接続される。
具体的には、電圧出力端53は、ピン出力リレー26および入出力端28の間に、電圧印加リレー56を介して接続される。また、電圧出力端53は、ピン出力リレー36および入出力端38の間に、電圧印加リレー60を介して接続される。さらに、電圧出力端53は、ピン出力リレー46および入出力端48の間に、電圧印加リレー64を介して接続される。
これに対して、電圧検出端54は、ピン出力リレー26および入出力端28の間に、電圧検出リレー58を介して接続される。また、電圧検出端54は、ピン出力リレー36および入出力端38の間に、電圧検出リレー62を介して接続される。さらに、電圧検出端54は、ピン出力リレー46および入出力端48の間に、電圧検出リレー66を介して接続される。
電圧印加リレー56および電圧検出リレー58は、測定回路52に接続されるそれぞれの端子と異なる端子において、互いに接続されてよい。同様に、電圧印加リレー60と電圧検出リレー62、および、電圧印加リレー64と電圧検出リレー66も、測定回路52に接続される端子と異なる端子において、互いに接続されてよい。
キャリブレーション部50は、それぞれの入出力回路に対応する接続リレーおよびピン出力リレーの合成抵抗を測定する場合に、測定対象となる合成抵抗を含む入出力回路に応じて、電圧印加リレー、電圧検出リレー、ピン出力リレー、および、接続リレーの状態を切り替える。例えば、キャリブレーション部50は、第1の入出力回路20に対応する接続リレー72およびピン出力リレー26の合成抵抗を測定する場合に、それぞれのリレーの状態を以下のように切り替える。
キャリブレーション部50は、第1の入出力回路20における電圧印加リレー56および電圧検出リレー58をオフ状態(リレーの端子間が導通していない状態)にすると共に、ピン出力リレー26をオン状態にする。また、キャリブレーション部50は、第2の入出力回路30における電圧検出リレー62およびピン出力リレー36をオフ状態にすると共に、電圧印加リレー60をオン状態にする。同様に、キャリブレーション部50は、第3の入出力回路40における電圧印加リレー64およびピン出力リレー46をオフ状態にすると共に、電圧検出リレー66をオン状態にする。さらに、キャリブレーション部50は、マザーボード70におけるそれぞれの接続リレーをオン状態にする。
この状態において、電圧出力端53から出力される電流は、電圧印加リレー60、接続リレー74、接続配線84、接続リレー72、および、ピン出力リレー26を経由して、ドライバ22に流入する。試験制御部90は、コンパレータ24により検出した入出力線路21の電圧Vを取得する。試験制御部90は、取得した入出力線路21の電圧Vおよびドライバ22が出力する電圧VTTを、キャリブレーション部50に通知する。
測定回路52は、電圧検出端54に印加される電圧を測定することにより、接続配線84に印加されている電圧値VSを測定する。キャリブレーション部50は、試験制御部90から取得した電圧Vおよび電圧VTTと、測定回路52において検出した電圧VSとに基づいて、補正値を算出する。キャリブレーション部50は、算出した補正値とドライバ22の出力抵抗Rとに基づいて、接続リレー72およびピン出力リレー26の合成抵抗を算出してよい。
キャリブレーション部50は、電圧印加リレー、電圧検出リレー、ピン出力リレーおよび、接続リレーを制御することにより、ピン出力リレーのオン抵抗を測定することもできる。具体的には、キャリブレーション部50は、第1の入出力回路20における電圧印加リレー56、電圧検出リレー58、および、ピン出力リレー26をオン状態にする。同時に、キャリブレーション部50は、その他の電圧印加リレー、電圧検出リレー、ピン出力リレー、および、接続リレーをオフ状態にする。
さらに、キャリブレーション部50は、測定回路52から、所定の測定用電圧VSを第1の入出力回路20に印加する。キャリブレーション部50は、第1の入出力回路20におけるコンパレータ24に与えられる電圧Vを測定することにより、ピン出力リレー26のオン抵抗を測定できる。
具体的には、ピン出力リレー26の入出力端28側の端子には、測定用電圧VSが印加される。従って、ピン出力リレー26のオン抵抗値をr1とすれば、先の例と同様に、補正値r1/(R+r1)は、r1/(R+r1)=(V−VS)/(VTT−VS)により求められる。その結果、キャリブレーション部50は、算出した補正値とドライバ22の出力抵抗Rとに基づいて、ピン出力リレー26のオン抵抗値r1を算出できる。
また、キャリブレーション部50は、接続リレーのオン抵抗値r2を算出することもできる。具体的には、キャリブレーション部50は、測定した合成抵抗値r0と、ピン出力リレーr1のオン抵抗値とに基づいて、接続リレーのオン抵抗値r2を算出してもよい。例えば、キャリブレーション部50は、ピン出力リレー26および接続リレー72の合成抵抗値r0の測定後、ピン出力リレー26のオン抵抗値r1を測定する。キャリブレーション部50は、測定した合成抵抗値r0からピン出力リレー26のオン抵抗値r1を減算することにより、接続リレー72のオン抵抗値r2を、r2=r0−r1により算出することができる。
さらに、キャリブレーション部50は、測定回路52に複数種類の電圧値の測定用電圧を出力させ、それぞれの測定用電圧に対して、伝送経路の抵抗を測定することもできる。これにより、それぞれのリレーのオン抵抗が印加電圧に応じて変動する場合であっても、キャリブレーション部50は、印加電圧に応じて伝送路の抵抗を測定できる。キャリブレーション部50は、それぞれの測定用電圧と、伝送経路の抵抗とを対応付けて格納するメモリを有してよい。
上記説明においては、第1の入出力回路20に対応する伝送路71の抵抗値、ピン出力リレー26のオン抵抗値、および、接続リレー72のオン抵抗値を算出する動作について説明した。キャリブレーション部50は、電圧印加リレー、電圧検出リレー、ピン出力リレー、および、接続リレーを、他の異なる組み合わせでオン状態にすることにより、第2の入出力回路30および第3の入出力回路40についても、伝送経路の抵抗を測定することができる。
キャリブレーション部50は、さらに多くの入出力回路に接続されてもよい。例えば、測定回路52は、16個の入出力回路に接続されてよい。この場合において、キャリブレーション部50は、まず、第1の入出力回路20に対応する電圧印加リレー56と、第2の入出力回路30に対応する電圧検出リレー62とをオン状態にした上で、第1の入出力回路20および第2の入出力回路30以外の所定の数の入出力回路に対応する伝送経路の抵抗を測定する。
続いて、キャリブレーション部50は、第1の入出力回路20および第2の入出力回路30以外の、いずれかの入出力回路に対応する電圧印加リレーと、その他のいずれかの入出力回路に対応する電圧検出リレーとをオン状態にする。キャリブレーション部50は、その状態において、第1の入出力回路20および第2の入出力回路30を含む、未測定の入出力回路に対応する伝送経路の抵抗を測定してよい。キャリブレーション部50は、少なくとも2回の測定をすることにより、全ての入出力回路についての伝送経路の抵抗を測定できる。
また、キャリブレーション部50は、接続される入出力回路のうち、略半分の数の入出力回路ごとに分割して、それぞれの入出力回路群ごとに、異なる入出力回路に対応する電圧印加リレーおよび電圧検出リレーをオン状態にすることにより、伝送経路の抵抗を測定してもよい。このように制御することにより、測定回路52が出力する最大電流は、それぞれの入出力回路群において略等しくなる。従って、測定回路52が必要とする電流容量は最小化される。その結果、測定回路52の小型化および低コスト化が可能になる。
さらに、キャリブレーション部50は、測定回路52の最大出力電流値および入出力回路の最大消費電流値に基づいて、同時にオン抵抗を測定する入出力回路群の数を定めてよい。例えば、測定回路52の最大出力電流値が2(A)であって、それぞれの入出力回路の最大消費電流値が300(mA)である場合には、キャリブレーション部50は、6個の入出力回路について同時に測定してよい。キャリブレーション部50は、測定回路52の最大出力電流値および入出力回路の最大消費電流値に基づいて、同時測定する入出力回路群の数を決定することにより、同時測定可能な入出力回路群の数を最適化できる。
図5は、他の実施形態に係る試験装置100の構成を示す。同図において、試験装置100は、第1の入出力回路20、マザーボード70、測定用ボード86、および、キャリブレーション部50を備える。第1の入出力回路20は、入出力端28に接続された入出力線路21に所定の電圧を出力するドライバ22、および、入出力線路21の電圧を測定するコンパレータ24を有する。マザーボード70は、入出力回路20および被試験デバイス200のピンを電気的に接続する伝送路71を有する。第1の入出力回路20は、ドライバ22および入出力端28の間に、ピン出力リレー26を有してよい。
測定用ボード86は、伝送路71の抵抗値を測定する場合に、被試験デバイス200に代えてマザーボード70に接続される。測定用ボード86は、入出力回路20の入出力端28をマザーボード70経由で接地する、接地配線88を有する。
キャリブレーション部50は、伝送路71の抵抗値を測定する。ドライバ22の出力を所定の終端電圧VTTで終端した上で、コンパレータ24を用いて、入出力線路21の電圧Vを測定する。キャリブレーション部50は、ドライバ22の内部抵抗R、コンパレータ24で測定した電圧V、および、終端電圧VTTに基づいて伝送路71の抵抗を測定してよい。
図6は、図5に示す実施形態に係る試験装置100の等価回路を示す。入出力線路21および伝送路71の合成抵抗をr、コンパレータ24が検出する電圧をVとする。合成抵抗rには、ピン出力リレー26および接続リレー72のオン抵抗も含まれる。この場合には、コンパレータ24が測定する電圧は、ドライバ22の終端電圧VTTをドライバ22の出力抵抗Rおよび合成抵抗rで分圧した電圧になる。従って、コンパレータ24が測定する電圧は、V=r/(R+r)×VTTと表される。
これより、キャリブレーション部50は、補正値r/(R+r)をr/(R+r)=V/VTTとして算出できる。キャリブレーション部50は、算出した補正値とドライバ22の出力抵抗Rとに基づいて、合成抵抗値rを求めることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
20 入出力回路、21 入出力線路、22 ドライバ、24 コンパレータ、26 ピン出力リレー、28 入出力端、30 入出力回路、31 入出力線路、32 ドライバ、34 コンパレータ、36 ピン出力リレー、38 入出力端、40 入出力回路、41 入出力線路、42 ドライバ、44 コンパレータ、46 ピン出力リレー、48 入出力端、50 キャリブレーション部、52 測定回路、53 電圧出力端、54 電圧検出端、56 電圧印加リレー、58 電圧検出リレー、60 電圧印加リレー、62 電圧検出リレー、64 電圧印加リレー、66 電圧検出リレー、70 マザーボード、71 伝送路、72 接続リレー、73 伝送路、74 接続リレー、75 伝送路、76 接続リレー、80 ソケットボード、82 測定用ボード、84 接続配線、86 測定用ボード、88 接地配線、90 試験制御部、100 試験装置、200 被試験デバイス、220 ピン、230 ピン、240 ピン

Claims (13)

  1. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    入出力端に接続された入出力線路に所定の電圧を出力するドライバ、および、前記入出力線路の電圧を測定するコンパレータをそれぞれ有する3以上の入出力回路と、
    対応する前記入出力回路および前記被試験デバイスのピンを電気的に接続する伝送路が設けられたマザーボードと、
    前記伝送路の抵抗を測定するキャリブレーション部と、
    前記伝送路の抵抗を測定する場合に、前記被試験デバイスに代えて前記マザーボードに接続され、3以上の前記入出力回路の前記入出力端を前記マザーボードを介して互いに電気的に接続する接続配線が設けられた測定用ボードと
    を備え、
    前記キャリブレーション部は、第1の前記入出力回路に対応する前記伝送路の抵抗を測定する場合に、
    第2の前記入出力回路の前記入出力端を介して前記接続配線に所定値の測定用電圧を出力し、
    第3の前記入出力回路の前記入出力端を介して前記接続配線の電圧を検出し、検出した電圧に基づいて、前記第2の入出力回路から出力される電圧を調整し、
    前記第1の入出力回路の前記ドライバの出力を所定の終端電圧で終端し、前記第1の入出力回路の前記コンパレータを用いて、前記接続配線の電圧を測定し、
    前記第1の入出力回路の前記ドライバの内部抵抗、前記第1の入出力回路の前記コンパレータで測定した電圧、前記終端電圧、および、前記測定用電圧に基づいて、前記伝送路の抵抗を測定する試験装置。
  2. 前記キャリブレーション部は、前記第3の入出力回路の前記入出力端に接続され、前記コンパレータより入力インピーダンスの高い測定回路を用いて、前記接続配線の電圧を検出する
    請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記マザーボードのそれぞれの前記伝送路には、対応する前記入出力回路および前記被試験デバイスの前記ピンを電気的に接続するか否かを切り替える接続リレーが設けられ、
    前記キャリブレーション部は、前記接続リレーのオン抵抗を測定する
    請求項2に記載の試験装置。
  4. それぞれの前記入出力回路の前記入出力線路には、前記ドライバおよび前記コンパレータと、前記入出力端とを電気的に接続するか否かを切り替えるピン出力リレーが設けられ、
    前記キャリブレーション部は、前記接続リレーのオン抵抗および前記ピン出力リレーのオン抵抗の合成抵抗を測定する
    請求項3に記載の試験装置。
  5. 前記測定回路の電圧出力端は、それぞれの前記入出力回路の前記ピン出力リレーおよび前記入出力端の間に、電圧印加リレーを介して接続され、
    前記測定回路の電圧検出端は、それぞれの前記入出力回路の前記ピン出力リレーおよび前記入出力端の間に、電圧検出リレーを介して接続される
    請求項4に記載の試験装置。
  6. 前記キャリブレーション部は、前記第1の入出力回路に対応する前記接続リレーおよび前記ピン出力リレーの合成抵抗を測定する場合に、
    前記第1の入出力回路における前記電圧印加リレーおよび前記電圧検出リレーをオフ状態にし、前記ピン出力リレーをオン状態にし、
    前記第2の入出力回路における前記電圧検出リレーおよび前記ピン出力リレーをオフ状態にし、前記電圧印加リレーをオン状態にし、
    前記第3の入出力回路における前記電圧印加リレーおよび前記ピン出力リレーをオフ状態にし、前記電圧検出リレーをオン状態にし、
    前記マザーボードにおけるそれぞれの前記接続リレーをオン状態にする
    請求項5に記載の試験装置。
  7. 前記キャリブレーション部は、前記第1の入出力回路における前記電圧印加リレー、前記電圧検出リレー、および、前記ピン出力リレーをオン状態にして、前記測定回路から所定の測定用電圧を印加し、前記第1の入出力回路における前記コンパレータに与えられる電圧を測定することで、前記第1の入出力回路における前記ピン出力リレーのオン抵抗を更に測定する
    請求項6に記載の試験装置。
  8. 前記キャリブレーション部は、測定した前記合成抵抗と、前記ピン出力リレーのオン抵抗とに基づいて、前記接続リレーのオン抵抗を算出する
    請求項7に記載の試験装置。
  9. 前記キャリブレーション部は、前記測定回路に複数種類の電圧値の前記測定用電圧を出力させ、それぞれの前記測定用電圧に対して、前記伝送路の抵抗を測定する
    請求項2から8のいずれかに記載の試験装置。
  10. 前記測定回路を用いて、所定の前記入出力回路の前記入出力端から前記被試験デバイスに所定の試験電圧を印加し、当該入出力回路の前記入出力端の電圧に応じて前記測定回路の出力電圧を調整することで、前記被試験デバイスに一定電圧を印加して試験を行う試験制御部を更に備える
    請求項2から9のいずれかに記載の試験装置。
  11. 被試験デバイスを試験する試験装置をキャリブレーションするキャリブレーション方法であって、
    前記試験装置は、
    入出力端に接続された入出力線路に所定の電圧を出力するドライバ、および、前記入出力線路の電圧を測定するコンパレータをそれぞれ有する3以上の入出力回路と、
    対応する前記入出力回路および前記被試験デバイスのピンを電気的に接続する伝送路が設けられたマザーボードと、
    前記伝送路の抵抗を測定するキャリブレーション部と、
    前記伝送路の抵抗を測定する場合に、前記被試験デバイスに代えて前記マザーボードに接続され、3以上の前記入出力回路の前記入出力端を前記マザーボードを介して互いに電気的に接続する接続配線が設けられた測定用ボードと
    を備え、
    第1の前記入出力回路に対応する前記伝送路の抵抗を測定する場合に、
    第2の前記入出力回路の前記入出力端を介して前記接続配線に所定値の測定用電圧を出力させ、
    第3の前記入出力回路の前記入出力端を介して前記接続配線の電圧を検出し、検出した電圧に基づいて、前記第2の入出力回路から出力される電圧を調整し、
    前記第1の入出力回路の前記ドライバの出力を所定の終端電圧で終端し、前記第1の入出力回路の前記コンパレータを用いて、前記接続配線の電圧を測定し、
    前記第1の入出力回路の前記ドライバの内部抵抗、前記第1の入出力回路の前記コンパレータで測定した電圧、前記終端電圧、および、前記測定用電圧に基づいて、前記伝送路の抵抗を測定するキャリブレーション方法。
  12. 被試験デバイスを試験する試験装置であって、
    入出力端に接続された入出力線路に所定の電圧を出力するドライバ、および、前記入出力線路の電圧を測定するコンパレータを有する入出力回路と、
    前記入出力回路および前記被試験デバイスのピンを電気的に接続する伝送路が設けられたマザーボードと、
    前記伝送路の抵抗を測定するキャリブレーション部と、
    前記伝送路の抵抗を測定する場合に、前記被試験デバイスに代えて前記マザーボードに接続され、前記入出力回路の前記入出力端を前記マザーボードを介して接地する接地配線が設けられた測定用ボードと
    を備え、
    前記キャリブレーション部は、前記ドライバの出力を所定の終端電圧で終端し、前記コンパレータを用いて、前記入出力線路の電圧を測定し、
    前記ドライバの内部抵抗、前記コンパレータで測定した電圧、および、前記終端電圧に基づいて前記伝送路の抵抗を測定する試験装置。
  13. 被試験デバイスを試験する試験装置をキャリブレーションするキャリブレーション方法であって、
    前記試験装置は、
    入出力端に接続された入出力線路に所定の電圧を出力するドライバ、および、前記入出力線路の電圧を測定するコンパレータを有する入出力回路と、
    前記入出力回路および前記被試験デバイスのピンを電気的に接続する伝送路が設けられたマザーボードと、
    前記伝送路の抵抗を測定するキャリブレーション部と、
    前記伝送路の抵抗を測定する場合に、前記被試験デバイスに代えて前記マザーボードに接続され、前記入出力回路の前記入出力端を前記マザーボードを介して接地する接地配線が設けられた測定用ボードと
    を備え、
    前記ドライバの出力を所定の終端電圧で終端し、前記コンパレータを用いて、前記入出力線路の電圧を測定し、
    前記ドライバの内部抵抗、前記コンパレータで測定した電圧、および、前記終端電圧に基づいて、前記伝送路の抵抗を測定するキャリブレーション方法。
JP2009062609A 2009-03-16 2009-03-16 試験装置およびキャリブレーション方法 Expired - Fee Related JP5202401B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009062609A JP5202401B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 試験装置およびキャリブレーション方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009062609A JP5202401B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 試験装置およびキャリブレーション方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010216921A JP2010216921A (ja) 2010-09-30
JP5202401B2 true JP5202401B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=42975934

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009062609A Expired - Fee Related JP5202401B2 (ja) 2009-03-16 2009-03-16 試験装置およびキャリブレーション方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5202401B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6476630B1 (en) * 2000-04-13 2002-11-05 Formfactor, Inc. Method for testing signal paths between an integrated circuit wafer and a wafer tester
JP2002090414A (ja) * 2000-09-14 2002-03-27 Advantest Corp 半導体試験装置
JP4679244B2 (ja) * 2005-05-26 2011-04-27 株式会社アドバンテスト 測定用コンタクト端子、測定装置、プローブカードセット、およびウエハプローバ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010216921A (ja) 2010-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10175284B2 (en) Circuit board testing apparatus and circuit board testing method
JP5183447B2 (ja) 試験装置および診断方法
US9140734B2 (en) Measuring apparatus and measuring method
KR102050123B1 (ko) 절연 검사 방법 및 절연 검사 장치
US7281181B2 (en) Systems, methods and computer programs for calibrating an automated circuit test system
WO2008041678A1 (fr) Appareil de test de carte et procédé de test de carte
US20100109674A1 (en) Device, test apparatus and test method
JP5437183B2 (ja) 測定装置および基板検査装置
US20150212186A1 (en) Method of calibrating and operating testing system
JP2014106220A (ja) 検査装置および検査方法
JP2007333598A (ja) 基板検査装置
JP5202401B2 (ja) 試験装置およびキャリブレーション方法
WO2014174852A1 (en) Circuit board inspection apparatus and circuit board inspection method
US9581676B2 (en) Method of calibrating and debugging testing system
JP6633949B2 (ja) 基板検査装置及び基板検査方法
JP2009288064A (ja) 半導体試験装置及び方法
WO2009024172A1 (en) Chip tester, chip test system, chip test setup, method for identifying an open-line failure and computer program
KR102126836B1 (ko) 절연 검사 방법 및 절연 검사 장치
CN113900003A (zh) 芯片引脚的断线检测装置及检测方法
JP2009229327A (ja) 回路素子測定装置
JP4858216B2 (ja) 半導体試験装置
JP5135611B2 (ja) テスト装置
JP4061533B2 (ja) Icテスタ
JP5133854B2 (ja) 電源装置および試験装置
JP2004184374A (ja) インピーダンス測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees