JP2011038445A - 遠心送風機用羽根車の金型、遠心送風機用羽根車の製造方法、及び遠心送風機用羽根車 - Google Patents

遠心送風機用羽根車の金型、遠心送風機用羽根車の製造方法、及び遠心送風機用羽根車 Download PDF

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Abstract

【課題】一体成形を可能としつつ、羽根形状の自由度を向上することができる遠心送風機用羽根車の金型、遠心送風機用羽根車の製造方法、及び遠心送風機用羽根車を提供すること。
【解決手段】送風路を成型するスライド型23を、略水平方向へ円弧状の軌跡Bを描いて移動可能とし、曲率の大きい羽根形状を有する羽根車であっても、成型された送風路からスライド型23を引き抜くことを可能とすることにより、一体成形を可能としつつ、羽根形状の自由度を向上させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、遠心送風機用羽根車の金型、遠心送風機用羽根車の製造方法、及び遠心送風機用羽根車に関する。
従来、一端を構成する主板と他端を構成する側板との間に複数の羽根が形成された遠心送風機用羽根車を、射出成型等により一体に成形する技術が知られている。例えば、特開2006−161635号公報に記載された遠心送風機用羽根車の金型では、主板、側板、及び複数の羽根により囲まれた空気導出路を成形するためのスライド型を用意し、遠心送風機用羽根車を成型後、当該スライド型をシリンダにより半径方向外側に引き抜き離型している。
特開2006−161635号公報
しかしながら、特許文献1に記載された金型では、一体成形は可能であるものの、半径方向外側に向けて直線的にスライド型を移動させるため、製造し得る羽根形状に制限があった。
そこで本発明の目的は、一体成形を可能としつつ、羽根形状の自由度を向上することができる遠心送風機用羽根車の金型、遠心送風機用羽根車の製造方法、及び遠心送風機用羽根車を提供することにある。
本発明に係る遠心送風機用羽根車の金型は、駆動源(4)の回転軸(8)に取り付けられる主板(12)と、主板(12)に同軸に且つ所定の間隔をおいて配置された側板(14)と、主板(12)と側板(14)との間にて周方向に離間して配置された複数の羽根(16)とを備える遠心送風機用羽根車(10)を成型するための金型(20)であって、主板(12)、側板(14)、及び複数の羽根(16)により囲まれる空間(18)を成型するための複数のスライド型(23)を備え、各スライド型(23)は、略水平方向へ円弧状の軌跡(B)を描いて移動可能であることを特徴とする。
この発明によれば、空間(18)を成型する各スライド型(23)は、略水平方向へ円弧状の軌跡(B)を描いて移動可能であるため、曲率の大きい羽根形状を有する遠心送風機用羽根車(10)であっても、成型された空間(18)から各スライド型(23)を引き抜くことができる。よって、一体成形を可能としつつ、羽根形状の自由度を向上することができる。
ここで、本明細書及び特許請求の範囲にいう「成型」は、金型を用いて成型することを意味し、射出成型等の樹脂成型に限らず、鋳造等により金属から形成することも含んでいる。また、「水平方向」は、主板(12)を水平にした場合の水平方向を意味する。
また、本発明に係る遠心送風機用羽根車の金型において、各スライド型(23)の側面には歯(41)が並設されており、この歯に噛み合い各スライド型(23)を駆動するための駆動ギヤ(31)を備えることが好ましい。このような構成によれば、駆動ギヤ(31)により各スライド型(23)を駆動することで、各スライド型(23)を移動させ、容易に引き抜くことができる。よって、遠心送風機用羽根車(10)の成型が容易となる。
また、各駆動ギヤ(31)は、リングギヤ(30)により同期回転する構成とすれば、リングギヤ(30)を回転させることにより各駆動ギヤ(31)が同期回転し、各スライド型(23)を一斉に引き抜くことができる。また、リングギヤ(30)を逆回転させることにより各スライド型(23)を一斉に進入させることができる。よって、離型及び型閉じに要する時間を短縮できる。
また、各スライド型(23)は、主板(12)を成型するための下段スライド型(25)と、下段スライド型(25)よりも遅れて半径方向外側へ移動するようにされた、側板(14)を成型するための上段スライド型(26)と、を有することが好ましい。このような構成によれば、主板(12)と側板(14)との間隔すなわち空間(18)の高さが内周側から外周側へ向けて漸減するような形状であっても、まず下段スライド型(25)を半径方向外側へ引き抜き、続いて上段スライド型(26)を半径方向外側へ引き抜くことにより、離型を実現できる。
また、下段スライド型(25)は、上段スライド型(26)の移動を案内するためのガイド部(38)を有する構成とすれば、上段スライド型(26)がガイド部(38)により案内されるため、上段スライド型(26)をスムーズに移動させることができる。
また、駆動ギヤ(31)は下段スライド型(25)を駆動するためのものであり、上段スライド型(26)は、下段スライド型(25)に対して引張ばね(40)により接続されている構成とすれば、駆動ギヤ(31)により下段スライド型(25)を移動させると、その移動に伴って下段スライド型(25)と上段スライド型(26)とを接続するばね(40)の張力がはたらき、上段スライド型(26)を移動させることができる。このような構造により、上記の離型を容易に実現できる。
また、本発明に係る遠心送風機用羽根車の製造方法は、駆動源(4)の回転軸(8)に取り付けられる主板(12)と、主板(12)に同軸に且つ所定の間隔をおいて配置された側板(14)と、主板(12)と側板(14)との間にて周方向に離間して配置された複数の羽根(16)とを備える遠心送風機用羽根車(10)の製造方法であって、主板(12)、側板(14)、及び複数の羽根(16)により囲まれる空間(18)を成型するための複数のスライド型(23)を、略水平方向へ円弧状の軌跡(B)を描いて移動させることを特徴とする。
このような製造方法によれば、上記と同様の作用・効果により、一体成形を可能としつつ、羽根形状の自由度を向上することができる。
本発明に係る遠心送風機用羽根車は、駆動源(4)の回転軸(8)に取り付けられる主板(12)と、主板(12)に同軸に且つ所定の間隔をおいて配置された側板(14)と、主板(12)と側板(14)との間にて周方向に離間して配置された複数の羽根(16)とを備える遠心送風機用羽根車(10)であって、前記複数の羽根(16)のうち、第1の羽根(16a)、第1の羽根(16a)の回転方向(R)側に隣り合う第2の羽根(16b)、及び側板(14)により囲まれた主板の表面部(A)において、第1の羽根(16a)に接する内周側の端点である第1内周端点(P)における第1の羽根(16a)の接線(L1)が、第1内周端点(P)と主板(12)の中心(X)とを通る直線(L3)に対して回転方向(R)に角度α(αは正)ずれている場合、第1内周端点(P)は、第2の羽根(16b)に接する内周側の端点である第2内周端点(Q)よりも高くされ、接線(L1)が、直線(L3)に対して回転方向(R)に角度(−α)ずれている場合、第1内周端点(P)は、第2内周端点(Q)よりも低くされており、表面部(A)は、内周側から外周側へ向けて低くされていることを特徴とする。
本発明に係る遠心送風機用羽根車では、その製造にあたり、主板(12)、側板(14)、及び複数の羽根(16)により囲まれる空間を成型するスライド型を、略水平方向に円弧状の軌跡を描くように引き抜く。この発明によれば、当該空間の下面を形成する表面部(A)において、第1内周端点(P)における第1の羽根(16a)の接線(L1)が、第1内周端点(P)と主板(12)の中心(X)とを通る直線(L3)に対して回転方向(R)に角度α(αは正)ずれている場合、第1内周端点(P)は、第2内周端点(Q)よりも抜き方向奥側となる。この場合、第1内周端点(P)は、第2内周端点(Q)よりも高くされ、表面部(A)は内周側から外周側へ向けて低くされているため、スライド型は、引き抜きの手前側となる方が厚みが大きく(奥側が薄く)なる。一方、接線(L1)が直線(L3)に対して回転方向(R)に角度(−α)ずれている場合には、第1内周端点(P)は、第2内周端点(Q)よりも抜き方向手前側となる。この場合、第1内周端点(P)は、第2内周端点(Q)よりも低くされ、表面部(A)は内周側から外周側へ向けて低くされているため、スライド型は、引き抜きの手前側となる方が厚みが大きく(奥側が薄く)なる。よって、接線(L1)が直線(L3)に対していずれの方向にずれていても、抜き勾配が好適に形成されてアンダーカットが防止され、スライド型を容易に引き抜くことができる。
本発明によれば、遠心送風機用羽根車の一体成形を可能としつつ、羽根形状の自由度を向上することができる。
本発明の実施形態に係る遠心送風機用羽根車が用いられた背負式送風装置の部分断面側面図である。 遠心送風機用羽根車を示す図である。 遠心送風機用羽根車の金型において、側板側金型を取り付ける前の状態を示す斜視図である。 図3中のスライド型の引き抜き方向を示す平面図である。 金型の概略断面図である。 駆動板を示す斜視図である。 主板側金型を示す斜視図である。 上段スライド型及び下段スライド型を外側から見た斜視図である。 上段スライド型及び下段スライド型を内側から見た斜視図である。 図8のX−X線断面とともに主板側金型及び側板成型部の断面を示した断面図である。 図5の状態に続く遠心送風機用羽根車の製造手順を示す説明図である。 図11の状態に続く遠心送風機用羽根車の製造手順を示す説明図である。 図8中のばねに代えて係合子を設けた場合を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る遠心送風機用羽根車、遠心送風機用羽根車の金型、及び遠心送風機用羽根車の製造方法について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、本実施形態に係る遠心送風機用羽根車が用いられた背負式送風装置の部分断面側面図、図2(a)は遠心送風機用羽根車の平面図、図2(b)はその側面図である。図1に示す背負式送風装置1は、作業員が背負う背負枠2に、遠心送風機3と、その駆動源である内燃機関4とが取り付けられている。内燃機関4を駆動して回転軸8及びこれに取り付けられた遠心送風機3の羽根車10を回転させることで、空気がケーシング5の空気吸込部6から吸い込まれ、羽根車10の内部から放射方向外方に送り出され、ケーシング5の最外周部の渦巻部7を通って、図示しない送風管及びノズルを通して噴射される。
まず、図1及び図2を参照して羽根車10について説明する。遠心送風機3の羽根車10は、回転軸8に取り付けられる接続部を有する円板状の主板12と、主板12に対向して配置され、空気吸込部6に対応する中央開口部19が形成された円環状の側板14と、主板12と側板14との間において周方向に等間隔に配置された複数枚の羽根16とから構成されたいわゆるクローズ型の羽根車である。この羽根車10は、合成樹脂を材料として、後述する金型を用いた一体成型により製造される。
主板12は、中心Xから外周側に向けて傾斜した表面(側板14に対面する面)を有しており、その裏側(表面の裏面)には複数の補強リブが放射状に設けられている。すなわち、主板12は、中心Xから外周側に行くにつれて内燃機関4側に向かって傾斜している。一方、側板14は、その外周縁が主板12と同径とされており、内周縁である中央開口部19から外周縁に向けて傾斜した円錐形状の表面を有している。そして、側板14における傾斜は、主板12における傾斜よりも傾斜角が大きくされている。
各羽根16は、主板12及び側板14の外周縁から中心Xに向けて延設されており、主板12と側板14との間において、平面視で羽根車10の回転方向R側に膨らむように湾曲した形状とされている(図2(a)参照)。この湾曲した羽根16の回転方向R側と主板12における側板14の内周縁に対向する位置との交点である第1内周端点Pにおいて、羽根16の接線L1は、第1内周端点Pと中心Xとを通る半径方向の直線L3に対して回転方向Rに角度α(αは正)だけずれた方向とされている。一方、羽根16の回転方向R側と主板12の外周縁との交点である第1外周端点Sにおける接線L2は、第1外周端点Sと中心Xとを通る半径方向の直線L4とほぼ等しい方向とされるが、正確には、直線L4に対して回転方向Rとは逆方向に角度β(βは正)だけずれた方向とされている。そのため、この角度βの大きさは、角度αの大きさよりも小さくなっている(|α|≫|β|)。
羽根車10において、このような主板12、側板14、及び複数の羽根16により囲まれた複数の送風路18が形成されている。図1の断面図に示すように、主板12と側板14との間隔は、半径方向内側から外側に向けて漸次狭くされている。すなわち、送風路18は、断面視において側板14の内周縁での高さd1よりも外周縁の高さd2が小さい形状となっている。
また、図2(a)に示される羽根(第1の羽根)16aと、羽根16aの回転方向R側に隣り合う羽根(第2の羽根)16bとにより囲まれた主板12の表面部Aにおいて、第1内周端点Pは、羽根16bの回転方向Rの裏面側と主板12における側板14の内周縁に対向する位置との交点である第2内周端点Qよりも高くされている。また、第1外周端点Sは、羽根16bの回転方向Rの裏面側と主板12の外周縁との交点である第2外周端点Tと、ほぼ同じ高さとされている。さらに、表面部Aは、内周側から外周側へ向けてその高さが低くされている。なお、第1内周端点Pにおける羽根16の接線L1が、直線L3に対して角度(−α)だけずれている場合、すなわち回転方向Rとは逆方向にずれている場合には、第1内周端点Pは、第2内周端点Qよりも低くされる。
続いて、上記羽根車10を成型するための金型について説明する。図3は、側板側金型を取り付ける前の金型の状態を示す斜視図、図4は、図3中のスライド型の引き抜き方向を示す平面図、図5は、金型の概略断面図である。図5に示すように、金型20は、固定側の金型であって羽根車10の主板12を成型するための主板側金型21と、可動側の金型であって羽根車10の側板14を成型するための側板側金型22と、主板側金型21と側板側金型22との間で半径方向外側に挿入されて羽根車10の送風路18を成型するためのスライド型23と、主板側金型21の下側に設けられ、スライド型23を駆動するための駆動機構を有する駆動板24と、を備えている。
図3及び図4に示すように、略矩形状をなす駆動板24及び主板側金型21が下から順に重ねられており、さらに主板側金型21の上には、成型される送風路18すなわち羽根16と同数(本実施形態では15個)のスライド型23が、周方向に均等並設されている。
主板側金型21は、その表面側(上側)の中央部において、主板12を成型するための部分である凸形状の主板成型部33を有している。また、各スライド型23は、その先端部(中心側の端部)において、送風路18を成型するための部分である送風路成型部23aを有している。また、スライド型23の上部を覆う側板側金型22(図5参照)は、主板側金型21及び駆動板24と同じ外形形状とされており、その裏面側(下側)の中央部において凸形状の主板成型部33に対向し主板成型部33に合致する凹凸形状とされた、側板14を成型するための部分である側板成型部22aを有している。
そして、送風路成型部23aが進入した部分で,送風路成型部23aと送風路成型部23aとの間にすき間が形成され、このすき間において、各羽根16が成型される。また、主板成型部33と側板成型部22aとの間、及び主板成型部33と送風路成型部23aとの間にすき間が形成され、これらのすき間において、主板12が成型される。また、側板成型部22aと送風路成型部23aとの間にすき間が形成され、このすき間において、側板14が成型される。このような構成により、上述した羽根車10が一体成型される。
ここで、本実施形態の金型20にあっては、各スライド型23は、図4において仮想線で示すように、略水平方向へ円弧状の軌跡B(以下、「抜き方向B」ともいう)を描いて引き抜き可能な構成とされている。このようにスライド型23を円弧状に引き抜くために、駆動板24、主板側金型21、及びスライド型23は以下に示す構成を有している。
図6は、駆動板24を示す斜視図である。図6に示すように、駆動板24は、平板状の本体板28の縁部に配置され、図示しない駆動モータに連結された元駆動ギヤ29と、本体板28の中央部に配置され、元駆動ギヤ29により回転駆動される円環状のリングギヤ30と、リングギヤ30の外周に隣接して等間隔に複数(本実施形態では15個)配置され、リングギヤ30により同期して回転駆動されるスライド型用駆動ギヤ31と、を有している。各スライド型用駆動ギヤ31は、駆動板本体部28から鉛直上向きに延びる形状とされている。
図7は、主板側金型21を示す斜視図である。図7に示すように、主板側金型21は、その平板状の本体板32上において、主板成型部33を中心として放射状に配置された複数の案内部34と、案内部34同士の中間位置を通り、抜き方向B(図4参照)に沿って配置された突状のレールである下段用ガイド36と、を有している。この案内部34及び下段用ガイド36は、スライド型23の抜き方向Bへの移動を案内するためのものであり、下段用ガイド36に対して嵌合するようにして載置されたスライド型23が、その側面を案内部34の側面に摺接させながら、下段用ガイド36の並設方向に沿って移動可能な構成とされている。また、案内部34の外周側には、スライド型用駆動ギヤ31を挿通可能な複数の孔部35が形成されている。
図8及び図9は、スライド型を外側及び内側から見た斜視図、図10は、図8のX−X線断面とともに主板側金型及び側板成型部の断面を示した断面図である。図8〜図10に示すように、各スライド型23は、送風路18の主板12側を成型するための下段スライド型25と、送風路18の側板14側を成型するための上段スライド型26と、を備える上下二段構成とされている。下段スライド型25及び上段スライド型26は、平面視において、抜き方向B(図4参照)に沿って円弧状に湾曲した同一の形状とされている。
図8及び図9に示すように、下段スライド型25は、その上面において長手方向に沿って配置された突状のレールである、仮想線で示す上段用ガイド(ガイド部)38と、その下面において長手方向に連続して形成された、主板側金型21の下段用ガイド36の上端部をスライド可能に収容するT字溝37とを有している。上段用ガイド38は、上段スライド型26のスライド移動を案内するためのものである。
また、上段スライド型26は、その下面において長手方向に連続して形成された、上段用ガイド38の上端部をスライド可能に収容するT字溝39を有している。以上のような下段スライド型25及び上段スライド型26の二段構成により、下段スライド型25は、主板側金型21(図3及び図7参照)上を、略水平方向に円弧状の軌跡Bを描いて移動可能とされ、上段スライド型26は、下段スライド型25上を下段スライド型25に沿って移動可能とされている。なお、下段用ガイド36及び上段用ガイド38は、レールに限らず、抜き方向Bに沿って複数並設されたピンの列であってもよい。
さらに、図9に示すように、下段スライド型25の湾曲した内側の側面(凹側の側面)には、駆動板24に設けられたスライド型用駆動ギヤ31に噛み合う歯41が並設されている。これにより、下段スライド型25は、スライド型用駆動ギヤ31の回転駆動により駆動されてスライド移動する。
また、上段スライド型26は、下段スライド型25に対して、その下段スライド型25のばね取付部25bに取り付けられた引張ばね40により接続されている。これにより、引張ばね40は下段スライド型25の移動に伴って伸張し、その張力によって上段スライド型26を引っ張りスライド移動させる。このような構成により、下段スライド型25及び上段スライド型26が抜き方向Bに沿って移動される(引き抜かれる)際、上段スライド型26は、下段スライド型25よりも遅れて移動する。また、下段スライド型25及び上段スライド型26が引き抜かれた後に、スライド型用駆動ギヤ31を逆回転させて下段スライド型25が閉じられる際には、上段スライド型26は、最小限に縮小された状態の引張ばね40により下段スライド型25とともに移動前の位置へ戻される。
なお、図7に示した案内部34の片側側面(これにより成型される羽根車10の回転方向Rの裏面側)には、上記の引張ばね40の一部を収容可能なばね用凹部(不図示)が形成される。
下段スライド型25及び上段スライド型26は、その先端部において下段送風路成型部25a及び上段送風路成型部26aを有している。この下段送風路成型部25a及び上段送風路成型部26aによって前述した送風路成型部23aが形成され、送風路成型部23aの外形は、そのまま羽根車10の送風路18の形状に対応する。
図10(a)に示すように、下段送風路成型部25aの上面とこれに合わさる上段送風路成型部26aの下面とは、水平とされている。また、送風路成型部23aの先端部の厚みであるスライド型先端高さD1及び基端部の厚みであるスライド型基端高さD2は、各々図1に示した高さd1及び高さd2に対応しており、スライド型基端高さD2はスライド型先端高さD1よりも小さくされている。また、上段送風路成型部26aの先端部の厚みである上段スライド型先端高さD3は、スライド型基端高さD2よりも小さくされている。
また、図9に示した下段送風路成型部25aの下面は、図2に示した主板12の表面部Aに対応しており、下段送風路成型部25aの下側2点の先端角部である内側角部F及び外側角部Gは、各々第1内周端点P及び第2内周端点Qに対応している。第1内周端点P及び第2内周端点Qに高低差を設けるため、下段送風路成型部25aにおいて、内側角部Fを含む鉛直方向の厚み(高さ)D4は、外側角部Gを含む鉛直方向の厚み(高さ)D5よりも薄く(小さく)されている。
続いて、以上のように構成された金型20によって、羽根車10を一体成型により製造する方法について説明する。図11(a)は図5の状態から側板側金型を取り外した状態を示す断面図、図11(b)はさらに下段スライド型を引き抜いた状態を示す断面図、図12(a)は上段スライド型を引き抜きつつある状態を示す断面図、図12(b)はさらに上段スライド型を引き抜いた状態を示す断面図である。
まず、図5に示した状態においてゲート(不図示)を通して、合成樹脂を前述したすき間に射出充填する。次に、羽根車10を成型後、側板成型部22aを上方へ移動させて取り外し(図11(a)参照)、元駆動ギヤ29を駆動してリングギヤ30及び各スライド型用駆動ギヤ31を駆動することにより、下段スライド型25を略水平方向へ円弧状の軌跡Bを描いてスライド移動させ、成型された送風路18から引き抜く(図11(b)及び図10(b)参照)。
さらに、下段スライド型25の引き抜きに伴い、伸張した引張ばね40の張力によって、上段スライド型26を略水平方向へ円弧状の軌跡Bを描いてスライド移動させて引き抜く。ここで、下段スライド型25を引き抜いた後は、成型された羽根車10を主板側金型21から上方に浮かせることが可能な状態となっている。上段送風路成型部26aは先端に行くほど厚みを増していることから、上段スライド型26の引き抜き動作により、成型された羽根車10は側板14を上段送風路成型部26aにより押し上げられる(図12(a)参照)。そして、上段スライド型26を送風路18から完全に引き抜くと、羽根車10は金型20より離型する。(図12(b)参照)。以上の一連の動作により、羽根車10の成型及び離型が行われる。
以上説明した本実施形態の金型20によれば、送風路18を成型するスライド型23は、略水平方向へ円弧状の軌跡Bを描いて移動可能であるため、曲率の大きい羽根形状を有する羽根車10であっても、成型された送風路18からスライド型23を引き抜くことができるため、一体成形を可能としつつ、羽根形状の自由度を向上することができる。
また、スライド型用駆動ギヤ31により各スライド型23を駆動することで、各スライド型23を移動させ、容易に引き抜くことができる。よって、羽根車10の成型が容易となる。
また、リングギヤ30を回転させることにより各スライド型用駆動ギヤ31が同期回転し、各スライド型23を一斉に引き抜くことができる。また、リングギヤ30を逆回転させることにより各スライド型23を一斉に進入させることができる。よって、離型及び型閉じに要する時間を短縮できる。
また、主板12と側板14との間隔すなわち送風路18の高さが内周側から外周側へ向けて漸減するような形状であっても、まず下段スライド型25を半径方向外側へ引き抜き、続いて上段スライド型26を半径方向外側へ引き抜くことにより、離型を実現できる。
また、上段スライド型26が上段用ガイド38により案内されるため、上段スライド型26をスムーズに移動させることができる。
また、スライド型用駆動ギヤ31により下段スライド型25を移動させると、その移動に伴って下段スライド型25と上段スライド型26とを接続するばね引張ばね40の張力がはたらき、上段スライド型26を移動させることができる。このような構造により、上記の離型を容易に実現できる。
また、本実施形態に係る羽根車10の製造方法によれば、上記と同様の作用・効果により、一体成形を可能としつつ、羽根形状の自由度を向上することができる。
また、本実施形態に係る羽根車10によれば、送風路18の下面を形成する表面部Aにおいて、第1内周端点Pにおける第1の羽根16aの接線L1が、直線L3に対して回転方向Rに角度α(αは正)ずれている場合、第1内周端点Pは、第2内周端点Qよりも抜き方向奥側となる。この場合、第1内周端点Pは、第2内周端点Qよりも高くされ、表面部Aは、内周側から外周側へ向けて低くされているため、スライド型は、引き抜きの手前側となる方が厚みが大きく(奥側が薄く)なる。一方、接線L1が、直線L3に対して回転方向Rに角度(−α)ずれている場合には、第1内周端点Pは、第2内周端点Qよりも抜き方向手前側となる。この場合、第1内周端点Pは、第2内周端点Qよりも低くされ、表面部Aは、内周側から外周側へ向けて低くされているため、スライド型は、引き抜きの手前側となる方が厚みが大きく(奥側が薄く)なる。よって、接線L1が直線L3に対していずれの方向にずれていても、抜き勾配が好適に形成されてアンダーカットが防止され、スライド型を容易に引き抜くことができる。
また、本実施形態によれば、略水平方向へ円弧状にスライド型23を引き抜くため、直線的に引き抜く場合や型開き面に対して傾いた角度で引き抜く場合に比して、スライド型23を総展開させた時の金型面積を小さくでき、金型のコンパクト化を図ることができる。また、下段スライド型25をスライド型用駆動ギヤ31による歯車駆動とすることよっても、シリンダ駆動に比して軽量化・コンパクト化を図ることができる。従来の技術によれば、高さ800mm以上の成型機が必要となるが、コンパクト化が図られた本実施形態の金型によれば、400mmと高さを半減できる。さらには、コンパクト化によって消費動力も低減でき、低コスト化を図ることができる。
また、下段スライド型25を駆動することにより上段スライド型26も連動して駆動するため、上段スライド型26のための駆動源を別個に設ける必要がなくなる。さらに、下段スライド型25をその側面から駆動することにより、スライド型23の移動を案内するためのガイド36,38やT字溝37,39をスライド型23の上下に設けることが容易となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、上段スライド型26は下段スライド型25に対して引張ばね40により接続されている場合について説明したが、図13に示すように、下段スライド型25に設けられた下段側係合子25cと、上段スライド型26の長手方向において下段側係合子25cから所定距離だけずれた位置に設けられた上段側係合子26cと、を備えた構成であってもよい。このような構成によれば、下段スライド型25が羽根車10から引き抜かれた時点で係合子25c,26c同士が当接し係合することにより(仮想線参照)、上段スライド型26を下段スライド型25に連動して移動(連行)させることができる。
また、上記実施形態では、下段スライド型25及び上段スライド型26を案内するためのガイド部として下段用ガイド36及び上段用ガイド38を設けることとしたが、上端部にローラを有するガイドローラであってもよい。また、背負式送風装置1の遠心送風機3に用いられる場合について説明したが、他の遠心送風機の羽根車であってもよい。
4…内燃機関(駆動源)、8…回転軸、10…羽根車(遠心送風機用羽根車)、12…主板、14…側板、16…羽根、16a…羽根(第1の羽根)、16b…羽根(第2の羽根)、20…金型、23…スライド型、25…下段スライド型、26…上段スライド型、40…引張ばね(ばね)、41…歯、30…リングギヤ、31…スライド型用駆動ギヤ(駆動ギヤ)、38…上段用ガイド(ガイド部)、A…表面部、B…抜き方向(軌跡)、P…第1内周端点、Q…第2内周端点、R…回転方向。

Claims (8)

  1. 駆動源(4)の回転軸(8)に取り付けられる主板(12)と、前記主板(12)に同軸に且つ所定の間隔をおいて配置された側板(14)と、前記主板(12)と前記側板(14)との間にて周方向に離間して配置された複数の羽根(16)とを備える遠心送風機用羽根車(10)を成型するための金型(20)であって、
    前記主板(12)、前記側板(14)、及び前記複数の羽根(16)により囲まれる空間(18)を成型するための複数のスライド型(23)を備え、
    前記各スライド型(23)は、略水平方向へ円弧状の軌跡(B)を描いて移動可能であることを特徴とする、遠心送風機用羽根車の金型。
  2. 前記各スライド型(23)の側面には歯(41)が並設されており、
    前記歯(41)に噛み合い前記各スライド型(23)を駆動するための駆動ギヤ(31)を備えることを特徴とする、請求項1記載の遠心送風機用羽根車の金型。
  3. 前記各駆動ギヤ(31)は、リングギヤ(30)により同期回転することを特徴とする、請求項2記載の遠心送風機用羽根車の金型。
  4. 前記各スライド型(23)は、
    前記主板(12)を成型するための下段スライド型(25)と、
    前記下段スライド型(25)よりも遅れて半径方向外側へ移動するようにされた、前記側板(14)を成型するための上段スライド型(26)と、
    を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項記載の遠心送風機用羽根車の金型。
  5. 前記下段スライド型(25)は、前記上段スライド型(26)の移動を案内するためのガイド部(38)を有することを特徴とする、請求項4記載の遠心送風機用羽根車の金型。
  6. 前記駆動ギヤ(31)は前記下段スライド型(25)を駆動するためのものであり、前記上段スライド型(26)は、前記下段スライド型(25)に対して引張ばね(40)により接続されていることを特徴とする、請求項4又は5記載の遠心送風機用羽根車の金型。
  7. 駆動源(4)の回転軸(8)に取り付けられる主板(12)と、前記主板(12)に同軸に且つ所定の間隔をおいて配置された側板(14)と、前記主板(12)と前記側板(14)との間にて周方向に離間して配置された複数の羽根(16)とを備える遠心送風機用羽根車(10)の製造方法であって、
    前記主板(12)、前記側板(14)、及び前記複数の羽根(16)により囲まれる空間(18)を成型するための複数のスライド型(23)を、略水平方向へ円弧状の軌跡(B)を描いて移動させることを特徴とする、遠心送風機用羽根車(10)の製造方法。
  8. 駆動源(4)の回転軸(8)に取り付けられる主板(12)と、前記主板(12)に同軸に且つ所定の間隔をおいて配置された側板(14)と、前記主板(12)と前記側板(14)との間にて周方向に離間して配置された複数の羽根(16)とを備える遠心送風機用羽根車(10)であって、
    前記複数の羽根(16)のうち、第1の羽根(16a)、前記第1の羽根(16a)の回転方向(R)側に隣り合う第2の羽根(16b)、及び前記側板(14)により囲まれた前記主板の表面部(A)において、前記第1の羽根(16a)に接する内周側の端点である第1内周端点(P)における前記第1の羽根(16a)の接線(L1)が、前記第1内周端点(P)と前記主板(12)の中心(X)とを通る直線(L3)に対して前記回転方向(R)に角度α(αは正)ずれている場合、前記第1内周端点(P)は、前記第2の羽根(16b)に接する内周側の端点である第2内周端点(Q)よりも高くされ、前記接線(L1)が、前記直線(L3)に対して前記回転方向(R)に角度(−α)ずれている場合、前記第1内周端点(P)は、前記第2内周端点(Q)よりも低くされており、前記表面部(A)は、内周側から外周側へ向けて低くされていることを特徴とする、遠心送風機用羽根車。
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