JP2011038416A - エンジンの排ガス浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排ガス中のNOx等を効率良く除去し、エンジンの暖機運転時間を短縮する。
【解決手段】エンジン11の排気管12に設けられた排ガス浄化手段13より排ガス上流側の排気管12に燃焼熱を発生させるバーナ14が設けられる。一端が排ガス浄化手段13より排ガス下流側の排気管12に接続されたEGRパイプ17の他端がエンジン11の吸気管16に接続され、排気管12からEGRパイプ17を通って吸気管16に還流される排ガスの流量を調整するEGR弁18がEGRパイプ17に設けられる。バーナ14の発生した燃焼熱の一部が熱交換手段41によりエンジン冷却水に与えられる。エンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ51と、EGRパイプ17の接続部より吸気下流側の吸気管16内の吸気の温度を検出する吸気温度センサ52の各検出出力に基づいて、コントローラ56がバーナ14、EGR弁18及び熱交換手段41を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンの排ガス中のNOx等を浄化するとともに、エンジンの暖機運転時間を短縮する装置に関するものである。
従来、内燃機関から排出される排ガス中のNOx成分がNOx還元触媒により還元されて浄化され、NOx還元触媒の排ガス上流側に燃焼熱を発生させるバーナが設けられ、冷機時にバーナを作動させてNOx還元触媒の活性化を促進するように構成されたNOx還元触媒を備えた内燃機関が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。この内燃機関では、内燃機関からの排ガスの少なくとも一部をEGRガスとして内燃機関の燃焼室内へ還流させるEGRシステムが設けられ、冷機時にEGRシステムの作動が停止若しくは制限されるように構成される。
このように構成されたNOx還元触媒を備えた内燃機関では、冷機時にEGRシステムの作動を停止若しくは制限した場合に、バーナをNOx還元触媒の排ガス上流側の排気通路に配置したので、バーナの燃焼熱を利用して冷機始動後早期にNOx還元触媒を活性化させ早期にNOx還元作用を発揮させることができる。この結果、従来NOx排出量を十分に抑制することができなかった冷機時においても、始動後早期にNOxの排出を抑制できるようになっている。
特開2009−68424号公報(請求項1及び4、段落[0028])
しかし、上記従来の特許文献1に示された内燃機関では、冷機時、即ち暖機運転時に、バーナの燃焼熱がNOx還元触媒を暖めて活性化させるためだけに使われており、バーナの燃焼熱が有効に使われない状態があった。
本発明の目的は、暖機運転時にバーナの燃料熱にて排ガス浄化手段を暖めて活性化させかつ排ガスの一部を吸気に戻すことにより排ガス中のNOx等を効率良く除去できるとともに、バーナの燃焼熱にてエンジン冷却水を温めかつバーナの燃焼熱にて暖められた排ガスの一部を吸気に戻すことによりエンジンの暖機運転時間を短縮することができる、エンジンの排ガス浄化装置を提供することにある。
本発明の第1の観点は、図1に示すように、エンジン11の排気管12に設けられた排ガス浄化手段13と、排ガス浄化手段13より排ガス上流側の排気管12に設けられ燃焼熱を発生させるバーナ14と、一端が排ガス浄化手段13より排ガス下流側の排気管12に接続され他端がエンジン11の吸気管16に接続されたEGRパイプ17と、EGRパイプ17に設けられ排気管12からEGRパイプ17を通って吸気管16に還流される排ガスの流量を調整するEGR弁18とを備えたエンジンの排ガス浄化装置であって、バーナ14の発生した燃焼熱の一部をエンジン冷却水に与える熱交換手段41と、エンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ51と、EGRパイプ17の接続部より吸気下流側の吸気管16内の吸気の温度を検出する吸気温度センサ52と、冷却水温度センサ51及び吸気温度センサ52の各検出出力に基づいてバーナ14、EGR弁18及び熱交換手段41を制御するコントローラ56とを更に備えたことを特徴とする。
本発明の第2の観点は、第1の観点に基づく発明であって、更に図1に示すように、熱交換手段41が、バーナ14の発生した燃焼熱及びエンジン冷却水と間接接触し内部に液体が流通する循環パイプ42と、循環パイプ42に設けられ上記液体を貯留する液体タンク43と、循環パイプ42に設けられ上記液体を液体タンク43から循環パイプ42に流通させて液体タンク43に戻す液体ポンプ44とを有することを特徴とする。
本発明の第3の観点は、第1の観点に基づく発明であって、更に図1及び図2に示すように、バーナ14が、燃料35と空気の混合ガス40を噴射する混合ガス噴射ノズル27と、混合ガス40を燃焼させる着火手段28とを有することを特徴とする。
本発明の第4の観点は、第1の観点に基づく発明であって、更に排ガス浄化手段が、エンジンから排出された排ガス中のNOxを除去する触媒と、エンジンから排出された排ガス中のパティキュレートを除去するパティキュレートフィルタとを組合せて構成されたことを特徴とする。
本発明の第1の観点の排ガス浄化装置では、コントローラが冷却水温度センサ及び吸気温度センサの各検出出力に基づいてエンジンが暖機運転時であると判断すると、バーナを作動させて燃焼熱を発生させるとともに、EGR弁を開きかつ熱交換手段を作動させる。バーナの発生した燃料熱は排ガス浄化手段を暖めて活性化させるとともに、排ガスの一部がEGRパイプを通ってエンジンに戻されるので、排ガス中のNOx等を効率良く除去できる。またバーナの発生した燃焼熱の一部が熱交換器を介してエンジン冷却水に伝達されエンジン冷却水が速やかに暖まるとともに、バーナの発生した燃焼熱で暖められた排ガスの一部がEGRパイプを通ってエンジンに戻されエンジンの吸気温度が上昇するので、エンジンの暖機運転時間を短縮することができる。この結果、バーナの発生した燃焼熱を有効に活用することができる。
本発明の第2の観点の排ガス浄化装置では、バーナの発生した燃焼熱の一部が循環パイプ内の液体に伝達され、この高温の液体が液体ポンプにより循環パイプ内を流通して低温のエンジン冷却水と熱交換を行い、液体の熱がエンジン冷却水に伝達されるので、エンジン冷却水の温度が速やかに上昇する。この結果、暖機運転時間を短縮することができる。
本発明の第3の観点の排ガス浄化装置では、コントローラが冷却水温度センサ及び吸気温度センサの各検出出力に基づいてエンジンが暖機運転時であると判断すると、混合ガス噴射ノズルから燃料及び空気の混合ガスを噴射するとともに、この混合ガスを着火手段で燃焼させる。この結果、バーナの発生した燃焼熱により、排ガス中のNOx等を効率良く除去することができるとともに、エンジンの暖機運転時間を短縮することができる、即ちバーナの発生した燃焼熱を有効に活用することができる。
本発明の第4の観点の排ガス浄化装置では、エンジンの暖機運転時に、バーナの発生した燃焼熱により触媒及びフィルタが速やかに温まって活性化するので、この触媒により排ガス中のNOxを効率良く除去できるとともに、フィルタにより排ガス中のパティキュレートを捕集できる。
本発明実施形態のエンジンの排ガス浄化装置の構成図である。 その排ガス浄化装置のバーナの要部拡大断面図である。 その排ガス浄化装置の排気管とバーナ保炎器の接続部を示す要部拡大斜視図である。
次に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、ディーゼルエンジンの11排ガス浄化装置は、エンジン11の排気管12に設けられた排ガス浄化手段13と、排ガス浄化手段13より排ガス上流側の排気管12に設けられ燃焼熱を発生させるバーナ14と、一端が排ガス浄化手段13より排ガス下流側の排気管12に接続され他端がエンジン11の吸気管16に接続されたEGRパイプ17と、EGRパイプ17に設けられたEGR弁18とを備える。排気管12の一端は排気マニホルド19を介してエンジン11の排気ポートに接続され、排気管12の他端は開放される。吸気管16の一端は吸気マニホルド21を介してエンジン11の吸気ポートに接続され、吸気管16の他端にはエアクリーナ22が取付けられる。また吸気管16には、ターボ過給機23のコンプレッサケース23aと、ターボ過給機23により圧縮された吸気を冷却するインタクーラ24とがそれぞれ設けられ、排気管12にはターボ過給機23のタービンケース23bが設けられる。図示しないがコンプレッサケース23a内にはコンプレッサホイールが回転可能に設けられ、タービンケース23bにはタービンホイールが回転可能に設けられ、これらのホイールはシャフトにより連結される。エンジン11から排出される排ガスのエネルギによりタービンホイール及びシャフトを介してコンプレッサホイールが回転し、このコンプレッサホイールの回転により吸気管16内の吸入空気が圧縮されるように構成される。更にEGRパイプ17の他端はコンプレッサケース23aより吸気上流側であってエアクリーナ22より吸気下流側の吸気管16に接続され、EGR弁18は排気管12から吸気管16に向って還流される排ガスの一部(EGRガス)の流量を調整するように構成される。
排ガス浄化手段13は、この実施の形態では、排ガス中のNOxを除去する触媒と、排ガス中のパティキュレートを除去するパティキュレートフィルタとを組合せて構成され、ターボ過給機23のタービンケース23bより排ガス下流側の排気管12に接続された大径の触媒ハウジング26に収容される。即ち、排ガス浄化手段13は、図示しないが、酸化触媒と、尿素系液体供給手段の尿素系液体噴射ノズルと、選択還元型触媒と、パティキュレートフィルタと、アンモニアスリップ防止触媒とを有し、排ガス上流側からこの順に触媒ハウジング26に収容される。酸化触媒はコージェライト製のハニカム担体に白金やパラジウム等の活性物質をコーティングしたり、或いはステンレス鋼製のメタル担体に白金やパラジウム等の活性物質をコーティングすることにより形成される。選択還元型触媒は、例えば銅−ゼオライト系のモノリス触媒であって、コージェライト製のハニカム担体に銅イオン交換ゼオライト(Cu−ZSM−5)がコーティングされたものである。この銅イオン交換ゼオライト触媒はNa型のZSM−5ゼオライトのNaイオンをCuイオンとイオン交換した物質である。なお、銅イオン交換ゼオライトを用いた触媒ではなく、鉄ゼオライト、ゼオライト、酸化チタン、酸化バナジウム又は酸化タングステン等を用いた触媒であってもよい。またパティキュレートフィルタは、排ガスの通過可能な多孔質の隔壁で区画されかつ排ガスの流通方向に延びる複数のセル(貫通孔)が形成されたコージェライト製の円筒状の担体と、複数のセル(貫通孔)の相隣接する入口部と出口部を交互に実質的に封止する封止部材とを有する。アンモニアスリップ防止触媒は、コージェライト製のハニカム担体に白金やパラジウム等の活性物質をコーティングしたり、或いはステンレス鋼製のメタル担体に白金やパラジウム等の活性物質をコーティングすることにより形成される。更に尿素系液体噴射ノズルは尿素系液体を貯留する尿素系液体タンクに接続され、このタンク内の尿素系液体は尿素系液体流量調整弁によりその流量を調整して尿素系液体ポンプにより尿素系液体噴射ノズルに圧送されるように構成される。上記尿素系液体としては、尿素水溶液、アンモニア水、アンモニア誘導物質等が挙げられる。
バーナ14は、燃料35と空気の混合ガス40を噴射する混合ガス噴射ノズル27と、混合ガス40を燃焼させる着火手段28とを有する。混合ガス噴射ノズル27の先端は短管29を通してバーナ保炎器31に接続される(図2)。バーナ保炎器31は触媒用ハウジング26より排ガス上流側にこの触媒用ハウジング26と一体的に設けられ、このバーナ保炎器31の外周面に排気管12が挿入される(図1及び図3)。排気管12のバーナ保炎器31への挿入端は閉止され、排気管12のバーナ保炎器31への挿入部外周面には四角形状の通孔12aが形成され、この通孔12aからバーナ保炎器31内に流入した排ガスがバーナ保炎器31内で旋回流(図3の一点鎖線矢印で示す流れ)となるように構成される。また混合ガス噴射ノズル27には、空気通路27aと燃料通路27bとが形成される(図2)。空気通路27aは混合ガス噴射ノズル27の基端から先端まで一直線状に延びて形成され、燃料通路27bは混合ガス噴射ノズル27の基端からノズル27の軸線に対して斜めに延び先端が空気通路27aの長手方向中央に連通する。空気通路27aの基端は圧縮空気が貯留されたエアタンク32に空気供給管33を通して接続され、空気供給管33の途中には混合ガス噴射ノズル27の空気通路27aに供給する空気量を調整する空気流量調整弁34が設けられる(図1)。燃料通路27bの基端は燃料35(軽油、ガソリン、灯油等)を貯留する燃料タンク36に燃料供給管37を通して接続され、燃料供給管37の途中には燃料タンク36側から順に燃料ポンプ38と燃料流量調整弁39が設けられる。着火手段28は、短管29の外周面から短管29内に臨んで設けられ、所定の大きな電圧を印加することにより放電火花28bを発する一対の放電端子28a,28aを有する(図2)。また燃料流量調整弁39はデューティ比を変えて流量を調整するパルス弁であり、着火手段28はこの燃料流量調整弁39と同期して一対の放電端子28a,28a間で放電火花28bを発するように構成される。
なお、図1及び図2では、混合ガス噴射ノズル27、着火手段28、短管29、バーナ保炎器31及び排ガス浄化手段13の酸化触媒をこの順に水平方向に並んで配設したが、混合ガス噴射ノズル27、着火手段28、短管29、バーナ保炎器31及び排ガス浄化手段13の酸化触媒をこの順に上方から下方に鉛直方向に並ぶように配設することが好ましい。これは、バーナ14の失火時に混合ガス40中の燃料35が短管29内やバーナ保炎器31内に溜まっても、この燃料35が短管29内及びバーナ保炎器31内を流下して未だ高温の酸化触媒で酸化されて、バーナ14の着火時に短管29内やバーナ保炎器31内に燃料35が溜まった状態になることを防止するためである。
一方、バーナ14の発生した燃焼熱の一部が熱交換手段41によりエンジン冷却水に与えられる。この熱交換手段41は、バーナ14の発生した燃焼熱及びエンジン冷却水と間接接触し内部に液体が流通する循環パイプ42と、循環パイプ42に設けられ上記液体を貯留する液体タンク43と、循環パイプ42に設けられ上記液体を液体タンク43から循環パイプ42に流通させて液体タンク43に戻す液体ポンプ44とを有する。エンジン冷却水はウォータポンプ46によりエンジン11の冷却水通路(図示せず)を流通するように構成される。即ち、エンジン11の冷却水通路には冷却水管47が接続され、この冷却水管47に上記ウォータポンプ46が設けられ、このウォータポンプ46が作動することによりエンジン冷却水が冷却水通路及び冷却水管47を循環するようになっている。また冷却水管47にはこの管より大径の冷却水貯留部48が設けられる。循環パイプ42は、バーナ保炎器31内に挿入されて蛇行する受熱部42aと、冷却水貯留部48内に挿入されて蛇行する放熱部42bとを有する。また循環パイプ42内を循環する液体としては、水、油、ナトリウムアマルガム等が挙げられる。更に図1の符号49は循環パイプ42を循環する液体の流量を調整する液体流量調整弁である。なお、循環パイプ42の露出する部分は保温材により被覆することが好ましい。
冷却水管47にはエンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ51が挿入され、EGRパイプ17の接続部より吸気下流側の吸気管16には吸気の温度を検出する吸気温度センサ52が挿入される。またエンジン11の回転速度は回転センサ53により検出され、エンジン11の負荷は負荷センサ54により検出される。冷却水温度センサ51、吸気温度センサ52、回転センサ53及び負荷センサ54の各検出出力はコントローラ56に制御入力に接続され、コントローラ56の制御出力は駆動回路(図示せず)を介して、バーナ14の燃料ポンプ38、空気流量調整弁34及び燃料流量調整弁39と、バーナ14の着火手段28と、EGR弁18と、熱交換手段41の液体ポンプ44及び液体流量調整弁49と、ウォータポンプ46と、排ガス浄化手段13の尿素系液体ポンプ及び尿素系液体流量調整弁にそれぞれ接続される。コントローラ56にはメモリ57が設けられ、このメモリ57には、冷却水温度、吸気温度、エンジン回転及びエンジン負荷の各検出出力に基づくディーゼルエンジン11の運転状況が記憶されるとともに、その運転状況に適した空気流量調整弁34、燃料流量調整弁39、EGR弁18、液体流量調整弁49及び尿素系液体流量調整弁の開度がそれぞれ記憶される。
このように構成されたディーゼルエンジン11の排ガス浄化装置の動作を説明する。エンジン11が始動すると、コントローラ56は冷却水温度センサ51、吸気温度センサ52、回転センサ53及び負荷センサ54の各検出出力に基づいてエンジン11が暖機運転時であると判断する。そしてコントローラ56はバーナ14を作動させて燃焼熱を発生させるとともに、EGR弁18を開きかつ尿素系液体供給手段を作動させる。具体的には、コントローラ56は、空気流量調整弁34を開き、エアタンク32内の圧縮空気を空気供給管33を通して混合ガス噴射ノズル27の空気通路27aに供給するとともに、燃料ポンプ38を作動させかつ燃料流量調整弁39を開き、燃料タンク36内の燃料29を燃料供給管37を通して混合ガス噴射ノズル27の燃料通路27bに供給する。この燃料29は混合ガス噴射ノズル27内で空気と混合されて混合ガス40(図2)となった後にノズル27の先端から噴射される。噴射された混合ガス40は着火手段28の一対の放電端子28a,28a間で発せられた放電火花28bにより炎58(図2)をあげて燃焼し、バーナ保炎器31内に流入した排ガスに燃焼熱を与える。この燃焼熱が付与された排ガスが流下して、排ガス浄化手段13の酸化触媒、選択還元型触媒、パティキュレートフィルタ及びアンモニアスリップ防止触媒を通過する際にこれらの触媒及びフィルタの温度を上昇させてこれらの触媒及びフィルタを活性化させる。この結果、酸化触媒が排ガス中のNOxの大部分をNO2に酸化し、尿素系液体供給手段により噴射された尿素水溶液が加水分解してアンモニアが生成され、この生成されたアンモニアが排ガスとともに選択還元型触媒に導入され、この触媒にて上記アンモニアと上記排ガス中のNOx(NOやNO2等)とが反応し、NOx(NOやNO2等)がN2に還元される。また選択還元型触媒を通過した余剰のアンモニアはアンモニアスリップ防止触媒にて酸化され、N2及び水が生成される。これらの触媒を通過した排ガスの一部(EGRガス)はEGRパイプ17を通って吸気管16に還流される。この結果、このEGRガスがエンジン11のシリンダ内での最高燃焼温度を低く抑えるので、NOxの発生が抑制される。従って、始動直後のエンジン11の暖まっていない暖機運転時であっても、排ガス中のNOx等を効率良く除去でき、NOx等の排出を低減できる。
一方、エンジン11の暖機運転時に、コントローラ56はバーナ14を作動させて燃焼熱を発生させるとともに、熱交換手段41を作動させる。具体的には、混合ガス40が着火手段28の一対の放電端子28a,28a間で発せられた放電火花28bにより炎58(図2)をあげて燃焼し、バーナ保炎器31内に流入した排ガスに燃焼熱を与え、この燃焼熱が付与された排ガスが流下して循環パイプ42と接触することにより、排ガスの持つ熱の一部が循環パイプ42内の液体に伝達される。この受熱部42aで受熱した液体は循環ポンプ44により循環パイプ42内を通って放熱部42bに至り、この放熱部42bで液体の持つ熱がエンジン冷却水に伝達される。この結果、エンジン冷却水が速やかに暖まる。また排ガス浄化手段41を通過した高温の排ガスの一部(EGRガス)はEGRパイプ17を通って吸気管16に還流される。この結果、エンジン11に流入する吸気の温度が上昇する。従って、エンジン11の暖機運転時間を短縮することができる。
なお、この実施の形態では、排ガス浄化手段として尿素系液体を用いた選択還元型触媒とパティキュレートフィルタとを組合せたものを挙げたが、炭化水素系液体を用いた選択還元型触媒とパティキュレートフィルタとを組合せたものや、尿素系液体又は炭化水素系液体を用いたNOx吸蔵還元触媒とパティキュレートフィルタとを組合せたものであってもよい。また、この実施の形態では、エンジンとしてターボ過給機付ディーゼルエンジンを挙げたが、自然吸気型ディーゼルエンジンであってもよい。また、この実施の形態では、エンジンとしてディーゼルエンジンを挙げたが、ガソリンエンジンでもよい。ガソリンエンジンの場合、排ガス浄化手段として三元触媒を用いることができる。三元触媒は、CO及びHCの酸化とNOxの還元を同時に行い、これらの成分をCO2、H2O及びN2に転換することができる。
更に、この実施の形態では、EGRパイプの一端を排ガス浄化手段より排ガス下流側の排気管に接続しその他端をターボ過給機のコンプレッサケースより吸気上流側の吸気管に接続して、比較的低圧の排ガスを吸気管に戻すLPL(Low Pressure Loop)を挙げたが、上記EGRパイプとは別のEGRパイプの一端をターボ過給機のタービンケースより排ガス上流側の排気管又は排気マニホルドに接続しその他端をターボ過給機のコンプレッサケースより吸気下流側の吸気管に接続して、比較的高圧の排ガスを吸気管に戻すHPL(High Pressure Loop)と、上記LPL(Low Pressure Loop)とを併設してもよい。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
図1に示すように、8000ccのターボ過給機付ディーゼルエンジン11の排気管12に排ガス浄化手段13を設け、この排ガス浄化手段13より排ガス上流側の排気管12に燃焼熱を発生させるバーナ14を設けた。EGRパイプ17の一端を排ガス浄化手段13より排ガス下流側の排気管12に接続し、EGRパイプ17の他端をエンジン11の吸気管16に接続した。EGRパイプ17に、排気管12からEGRパイプ17を通って吸気管16に還流される排ガスの流量を調整するEGR弁18を設けた。バーナ14の発生した燃焼熱の一部を熱交換手段41がエンジン冷却水に与えるように構成した。熱交換手段41は、バーナ14の発生した燃焼熱及びエンジン冷却水と間接接触し内部に液体が流通する循環パイプ42と、循環パイプ42に設けられ上記液体を貯留する液体タンク43と、循環パイプ42に設けられ上記液体を液体タンク43から循環パイプ42に流通させて液体タンク43に戻す液体ポンプ44とを有する。またバーナ14は、燃料35と空気の混合ガス40を噴射する混合ガス噴射ノズル27と、混合ガス40を燃焼させる着火手段28とを有する。
即ち、排気管に、排ガス上流側から順にターボ過給機のタービンケース、バーナの保炎器、熱交換手段の受熱部、排ガス浄化手段(酸化触媒、尿素系液体供給手段、選択還元型触媒、パティキュレートフィルタ、アンモニアスリップ防止触媒)を設けた。そして、エンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ51と、EGRパイプ17の接続部より吸気下流側の吸気管16内の吸気の温度を検出する吸気温度センサ52の各検出出力に基づいて、コントローラ56がバーナ14、EGR弁18及び熱交換手段41を制御するように構成した。なお、酸化触媒はハニカム担体に例えば白金をコーティングしたものであり、選択還元型触媒はハニカム担体に例えば鉄ゼオライトをコーティングしたものであり、アンモニアスリップ防止触媒はハニカム担体に例えば白金をコーティングしたものである。このエンジンの排ガス浄化装置を実施例1とした。
<比較例1>
バーナ及び熱交換手段を設けなかったことを以外は実施例1と同一に排ガス浄化装置を構成した。このエンジンの排ガス浄化装置を比較例1とした。
<比較試験1及び評価>
実施例1及び比較例1のエンジンの排ガス浄化装置を用いて暖機運転を行い、暖機運転時間及びNOxの排出量をそれぞれ測定した。その結果、比較例1では暖機運転時間が10分であったのに対し、実施例1では暖機運転時間が7分に短縮した。また比較例1の暖機運転時のNOx排出量を100%としたとき、実施例1では暖機運転時のNOx排出量は70%に低減した。
11 ディーゼルエンジン
12 排気管
13 排ガス浄化手段
14 バーナ
16 吸気管
17 EGRパイプ
18 EGR弁
27 混合ガス噴射ノズル
28 着火手段
35 燃料
40 混合ガス
41 熱交換手段
42 循環パイプ
43 液体タンク
44 液体ポンプ
51 冷却水温度センサ
52 吸気温度センサ
56 コントローラ

Claims (4)

  1. エンジン(11)の排気管(12)に設けられた排ガス浄化手段(13)と、前記排ガス浄化手段(13)より排ガス上流側の排気管(12)に設けられ燃焼熱を発生させるバーナ(14)と、一端が前記排ガス浄化手段(13)より排ガス下流側の排気管(12)に接続され他端が前記エンジン(11)の吸気管(16)に接続されたEGRパイプ(17)と、前記EGRパイプ(17)に設けられ前記排気管(12)から前記EGRパイプ(17)を通って前記吸気管(16)に還流される排ガスの流量を調整するEGR弁(18)とを備えたエンジンの排ガス浄化装置であって、
    前記バーナ(14)の発生した燃焼熱の一部を前記エンジン冷却水に与える熱交換手段(41)と、
    前記エンジン冷却水の温度を検出する冷却水温度センサ(51)と、
    前記EGRパイプ(17)の接続部より吸気下流側の吸気管(16)内の吸気の温度を検出する吸気温度センサ(52)と、
    前記冷却水温度センサ(51)及び前記吸気温度センサ(52)の各検出出力に基づいて前記バーナ(14)、前記EGR弁(18)及び前記熱交換手段(41)を制御するコントローラ(56)と
    を更に備えたことを特徴とするエンジンの排ガス浄化装置。
  2. 熱交換手段(41)が、バーナ(14)の発生した燃焼熱及びエンジン冷却水と間接接触し内部に液体が流通する循環パイプ(42)と、前記循環パイプ(42)に設けられ前記液体を貯留する液体タンク(43)と、前記循環パイプ(42)に設けられ前記液体を前記液体タンク(43)から前記循環パイプ(42)に流通させて前記液体タンク(43)に戻す液体ポンプ(44)とを有する請求項1記載のエンジンの排ガス浄化装置。
  3. バーナ(14)が、燃料(35)と空気の混合ガス(40)を噴射する混合ガス噴射ノズル(27)と、前記混合ガス(40)を燃焼させる着火手段(28)とを有する請求項1記載のエンジンの排ガス浄化装置。
  4. 排ガス浄化手段が、エンジンから排出された排ガス中のNOxを除去する触媒と、前記エンジンから排出された排ガス中のパティキュレートを除去するパティキュレートフィルタとを組合せて構成された請求項1記載のエンジンの排ガス浄化装置。
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