JP2011036222A - コンバインのグレンタンク - Google Patents

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Takeyuki Ishida
健之 石田
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Abstract

【課題】グレンタンクの底部に残留する穀粒や塵埃を、グレンタンクの底部に形成された掃除口から排出して掃除を行なう際、穀粒が機体内方側に飛散することなく容易に掃除が行えるようにする。
【解決手段】グレンタンク8の底面に設ける掃除口Hを、グレンタンク8の底部に備える穀粒排出螺旋21の直下且つ略全長に亘って形成すると共に、機体正面視における当該掃除口Hを、機体フレーム18を構成する外枠部材18aとコンバインの走行装置2Rを構成するクローラ2aとの空間Sに配置した。
【選択図】図3

Description

本発明は、機体フレーム上に搭載した脱穀装置により脱穀された穀粒を貯留するグレンタンクを備えたコンバインに関し、詳しくは、グレンタンクの底部に形成した掃除口を開閉自在に覆う蓋体が設けられたコンバインに関する。
従来のコンバインでは、機体フレーム上に搭載した脱穀装置により脱穀された穀粒を一時的に貯留するグレンタンクを設け、このグレンタンクを水平方向に回動自在に機体フレームに支持することによって、該機体フレームにグレンタンクを固定して穀粒を受け入れる作用姿勢と、該作用姿勢から機外側方へグレンタンクを回動させるメンテナンス姿勢とに姿勢切換可能に構成すると共に、グレンタンク内に残留する穀粒や塵埃を簡単に除去するための掃除口(排穀口)と該掃除口(排穀口)を常時は閉鎖する蓋体(蓋)とを、当該グレンタンクの底部に設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、比較的小型のコンバインでは、機体フレームにグレンタンクを固定して穀粒を受け入れる作用姿勢と、該作用姿勢から機外側方へグレンタンクを回動させるメンテナンス姿勢とに姿勢切換を行わない固定式のグレンタンクを採用する場合があり、この固定式のグレンタンクは、機体フレームに固設する漏斗状の下部タンクと、該下部タンクの上端に嵌装する中空ボックス状の上部タンクとで構成したものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
そして、特許文献2の上部タンクは、合成樹脂によって中空ボックス状に成形されているので軽量であり、当該上部タンクを下部タンクから取り外すことによって下部タンク内部の点検や掃除を行なえるようになっている。更に、下部タンクの外側傾斜面の前後方向中間部には、スライド自在な蓋体を付設した掃除口が設けてあり、この掃除口によって下部タンクの底部に備える穀粒排出螺旋の点検や掃除を可能にしている。
特開2007−75000号公報(第5−6頁、図3、図15) 特開平11−89418号公報(第4−6頁、図5、図10)
ところで、上述したグレンタンクの底部と穀粒排出螺旋との間に残留する穀粒や塵埃の除去は、コンバインによるワンシーズンの収穫作業が終了して機体を納屋等に格納する直前に行われている。この時、特許文献2のような固定式のグレンタンクでは、下部タンクの底部と排穀螺旋との間に残留する穀粒や塵埃を上部タンクを取り外した下部タンクの内面側、または下部タンクの外側傾斜面に設けた掃除口から簡単に除去することが困難な構造になっており、この固定式のグレンタンクにおいても特許文献1のようにグレンタンク(下部タンク)の底部に蓋体を有する掃除口を設けることによって、グレンタンク内の底部と穀粒排出螺旋との間に残留する穀粒や塵埃を簡単に除去できるように構成することが好ましい。
しかし、固定式のグレンタンクの底部に蓋体を有する掃除口を設ける場合は、特許文献1のようにグレンタンクをメンテナンス姿勢に切換えて蓋体を開くことが不可能であり、前記掃除口が機体フレームの外枠部材やコンバインの走行装置を構成するクローラの直上に位置すると蓋体を開くことができず、また蓋体を開いて掃除口を開放した時、穀粒タンクの底部に残る穀粒や塵埃がコンバインの走行装置を構成するクローラ上に落下してしまうことがあり、その際、掃除に手間が掛かるのでグレンタンク下方の限られた空間を利用して、掃除口から落下する穀粒や塵埃が機体内方側に飛散しないように構成する必要があった。
本発明は、上記課題を解決することを目的として創案したものであって、機体フレーム上に搭載したグレンタンクの底面に掃除口を形成し、該掃除口を開閉する蓋体を備えたコンバインのグレンタンクにおいて、前記掃除口を、グレンタンクの底部に備える穀粒排出螺旋の直下且つ略全長に亘って形成すると共に、機体正面視における掃除口を、機体フレームを構成する外枠部材と、コンバインの走行装置を構成するクローラとの空間に配置したことを第1の特徴としている。
そして、ヒンジを介して開閉自在に蓋体を支持し、この蓋体を開いて掃除口を開放した時、該掃除口から落下する穀粒が自重により垂下した蓋体によって機体外方側へ排出案内されることを第2の特徴としている。
請求項1の本発明によれば、グレンタンクの底部に備える穀粒排出螺旋の直下且つ略全長に亘って掃除口を形成すると共に、機体正面視における掃除口を、機体フレームを構成する外枠部材と、コンバインの走行装置を構成するクローラとの空間に配置したことによって、前記蓋体を開いて掃除口を開放した時、グレンタンクの底部に残る穀粒や塵埃がクローラ上に落下して機体内方側に飛散することがないので掃除が容易に行えるようになる。
そして、請求項2の本発明によれば、ヒンジを介して開閉自在に蓋体を支持し、この蓋体を開いて掃除口を開放した時、該掃除口から落下する穀粒が自重により垂下した蓋体によって機体外方側へ排出案内され、その周辺には障害物が存在しないので地面に落下した穀粒や塵埃の掃除が容易に行えるようになる。
コンバインの斜視図。 コンバインの正面図。 グレンタンクの底部周辺を示す一部を省略した正断面図。 グレンタンクの底部周辺を示す部を省略した平面図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は、コンバインの斜視図と正面図であって、コンバイン1は、走行部である左右のクローラ走行装置2L,2Rに支持した走行機体3を有しており、該走行機体3の前部右側に図示しないエンジンを搭載し、このエンジンの上方にコンバイン1の操縦部4を構成する運転席5を配置している。
一方、走行機体3の前部左側には、穀稈の刈取りと搬送を行なう前処理部6を昇降自在に架設し、この前処理部6の後方には、刈取った穀稈を脱穀する脱穀装置(脱穀部)7と、該脱穀装置7で脱穀された後の排稈を後方に搬送する図示しない排藁搬送装置と、該排藁搬送装置によって搬送される排藁を切断処理するカッタ装置等を備えている。
また、運転席5の後方には、脱穀装置7の図示しない選別部で選別された穀粒を揚穀筒により揚上搬送して一時的に貯留するグレンタンク8が設けてあり、このグレンタンク8内に一時的に貯留された穀粒は、縦搬送パイプ9を経て起伏及び回動動作自在な穀粒排出オーガ11の排出口11aから機外に排出できるようになっている。
そして、運転席5前方の床面を形成する搭乗ステップ12の前側には、走行機体3の操向及び前処理部6の昇降操作を行うマルチステアリングレバー13を備える操縦塔14を立設している。また、運転席5左側のサイドパネル15には、主変速レバー16や副変速レバー17等のコンバインの操縦に必要な各種操作具と、機体の左右傾斜角を一定の角度に設定する図示しない水平ダイヤル等が配置されている。
次に、図3及び図4に基づいてグレンタンク8の構成を説明する。図3は、グレンタンク8の底部周辺を示す一部を省略した正断面図、図4は、グレンタンク8の底部周辺を示す一部を省略した平面図であって、グレンタンク8の底部(基部)を構成する固定タンク8aは、漏斗状の断面形状を有して機体フレーム18の上面側に固設してあり、その底部の前後方向には、縦搬送パイプ9に内装された縦搬送螺旋19に連係する穀粒排出螺旋21を配設している。尚、図中符号22は、穀粒排出螺旋21の上方に所定の間隔を隔てて配置した山形状の断面形状を有する流板22であり、この流板22は、グレンタンク8内に貯溜される穀粒の重量が穀粒圧として直接的に穀粒排出螺旋21にかかることを防ぎ、当該穀粒排出螺旋21の回転に過大な負荷を与えることなくスムーズな穀粒の搬送を可能にしている。
そして、上述した固定タンク8aの上端には、中空ボックス状にブロー成形した合成樹脂製の上部タンク8bを着脱自在に嵌装してあり、この固定タンク8aと上部タンク8bによってグレンタンク8を形成している。尚、上部タンク8bの下端(開口端)は、成形収縮による変形が生じ易いのでフランジ状の形態保持部材23を介して固定タンク8aの上端に嵌装せしめている。
また、揚穀筒の上部には、図2に示す如く方形の操作ボックス24が設けてあり、この操作ボックス24の前面側には、穀粒排出螺旋21及び縦搬送螺旋19等の搬送螺旋への動力伝達を入切操作する穀粒排出操作レバー25や、穀粒排出オーガ11を起伏及び回動動作させるオーガ操作レバー26を突設している。一方、操作ボックス24の上面には、クランプ式のロック装置27が設けてあり、該ロック装置27を介して上述した上部タンク8bを機体側の構成部材である操作ボックス24に固定できるように構成している。
そして、グレンタンク8の底部に備える穀粒排出螺旋21の直下且つ略全長に亘って長方形の掃除口(排穀口)Hを形成すると共に、また、前記掃除口Hを前後一対のヒンジ28を介して開閉自在に覆う蓋体29を設けている。更に詳しく説明すると、ヒンジ28は、図3に示す如く固定タンク8aを構成する機体内側の斜板の下部に固設した断面がL字状のプレート31に装着されている。また、蓋体29は、図3に示す如く固定タンク8aの底面の外側を覆うように外形形状を形成せしめたプレート部材からなり、その基端部を前記ヒンジ28に装着することによって当該蓋体29を開閉自在に支持している。尚、図中符号32は、常時は蓋体29を閉じた状態で固定する蝶ナットである。
ところで、上述した脱穀装置7やグレンタンク8等が搭載される機体フレーム18は、角パイプを用いて略格子状に溶接形成されており、グレンタンク8を構成する固定タンク8aの底面に形成された掃除口Hは、機体正面視において機体フレーム18を構成する外枠部材18aである縦パイプ(角パイプ)と、コンバイン1の走行装置2Rを構成するクローラ2aとの空間Sに配置されている。
そして、コンバイン1によるワンシーズンの収穫作業が終了して機体を納屋等に格納する直前に、グレンタンク8(固定タンク8a)の底部と穀粒排出螺旋21との間に残留する穀粒や塵埃を排出して掃除を行なうような場合は、先ず固定タンク8aの底面の外側を覆う蓋体29を閉じた状態で固定している蝶ナット32を所定の位置まで緩める。そうすると、蓋体29は、自重により下方に回動(垂下)して固定タンク8aの底面に形成した掃除口Hが開放される。この時、ヒンジ28に固着されている蓋体29の基端部が、その装着部材であるプレート31の一片に当接し、当該蓋体29は、図3に実線で示す如く穀粒の排出姿勢を維持することができるようになっている。尚、本実施例では、ヒンジ28を介して蓋体29を開閉自在に支持しているが、蝶ナット等を用いて固定タンク8aの底面に蓋体29を着脱自在に装着するように構成してもよい。
以上説明したように、機体フレーム18上に搭載したグレンタンク8の底面に掃除口Hを形成し、該掃除口Hを開閉する蓋体29を備えたコンバイン1のグレンタンク8において、前記掃除口Hを、グレンタンク8の底部に備える穀粒排出螺旋21の直下且つ略全長に亘って形成すると共に、機体正面視における掃除口Hを、機体フレーム18を構成する外枠部材18aと、コンバインの走行装置2Rを構成するクローラ2aとの空間Sに配置したことによって、前記蓋体29を開いて掃除口Hを開放した時、グレンタンク8の底部に残る穀粒や塵埃がクローラ2a上に落下して機体内方側に飛散することがないので掃除が容易に行えるようになる。
そして、ヒンジ28を介して開閉自在に蓋体29を支持し、この蓋体29を開いて掃除口Hを開放した時、該掃除口Hから落下する穀粒が自重により垂下した蓋体29によって機体外方側へ排出案内され、その周辺には障害物が存在しないので地面に落下した穀粒や塵埃の掃除が容易に行えるようになる。
2a クローラ
2R 走行装置(右側)
8 グレンタンク
18 機体フレーム
18a 外枠部材(角パイプ)
21 穀粒排出螺旋
28 ヒンジ
29 蓋体
H 掃除口
S 空間

Claims (2)

  1. 機体フレーム(18)上に搭載したグレンタンク(8)の底面に掃除口(H)を形成し、該掃除口(H)を開閉する蓋体(29)を備えたコンバインのグレンタンクにおいて、前記掃除口(H)を、グレンタンク(8)の底部に備える穀粒排出螺旋(21)の直下且つ略全長に亘って形成すると共に、機体正面視における掃除口(H)を、機体フレーム(18)を構成する外枠部材(18a)と、コンバインの走行装置(2R)を構成するクローラ(2a)との空間(S)に配置したことを特徴とするコンバインのグレンタンク。
  2. ヒンジ(28)を介して開閉自在に蓋体(29)を支持し、この蓋体(29)を開いて掃除口(H)を開放した時、該掃除口(H)から落下する穀粒が自重により垂下した蓋体(29)によって機体外方側へ排出案内される請求項1に記載のコンバインのグレンタンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102845177A (zh) * 2011-06-29 2013-01-02 井关农机株式会社 联合收割机

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