JP2011036062A - 4輪独立駆動車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】駆動力源として力行機能と回生機能とを有する電動機と、摩擦力により車輪を制動するブレーキ装置とを備え、前後左右の4輪のトルクをそれぞれ独立に制御可能な4輪独立駆動車両の制御装置において、前記4輪のいずれか1輪にフェイルが生じた際に、前記電動機が力行制御される場合は、前記車両全体の総駆動トルクを制限し、前記電動機が回生制御される場合は、前記車両全体の総制動トルクを前記フェイルが生じていない通常状態に維持するフェイルセーフ手段(ステップS3,S5)を設けた。
【選択図】図1
Description
次に、この発明における第1制御例として、力行時のフェイルセーフ制御の具体例を説明する。この第1制御例は、力行時のフェイルセーフ制御の基本的な例であって、図2に示す各インホイールモータ5,6,7,8の制御マップに基づいて実行される。この図2の制御マップは、いずれか1つのインホイールモータ(この実施例では前輪右側のインホイールモータ6)にフェイルが生じた場合に、残りの3つのインホイールモータ(すなわちこの実施例では各インホイールモータ5,7,8)の駆動トルクを制御するためのものである。
図3は、この発明の第2制御例として、力行時のフェイルセーフ制御で適用される制御マップを示している。この図3の制御マップは、実質的には前述の図2で示した制御マップと同じであり、この第2制御例は、いずれか1つのインホイールモータ(この実施例では前輪右側のインホイールモータ6)にフェイルが生じた場合に、車両Veの駆動形態を前輪駆動もしくは後輪駆動(この実施例ではインホイールモータ7,8による後輪駆動)にして、車両Veの走行を安定させるための制御である。
図4は、この発明の第3制御例として、力行時のフェイルセーフ制御で適用される制御マップを示している。この第3制御例は、前輪1,2側の左右いずれか一方のインホイールモータ(この実施例では前輪右側のインホイールモータ6)にフェイルが生じた場合に、走行中の冷却効果を考慮してフェイルが生じていない他方の前輪1,2側のインホイールモータ(この実施例では前輪左側のインホイールモータ5)の駆動トルクを後輪3,4側よりも大きくして、フェイル発生後の走行可能距離もしくは走行可能時間を延長させるための制御である。
次に、この発明における第4制御例として、回生時のフェイルセーフ制御の具体例を説明する。この第4制御例は、回生時のフェイルセーフ制御の基本的な例であって、図5に示す各インホイールモータ5,6,7,8の制御マップに基づいて実行される。この図5の制御マップは、いずれか1つのインホイールモータ(この実施例では前輪右側のインホイールモータ6)にフェイルが生じた場合に、残りの3つのインホイールモータ(すなわちこの実施例では各インホイールモータ5,7,8)の制動トルクを制御するためのものである。
図6は、この発明の第5制御例として、回生時のフェイルセーフ制御で適用される制御マップを示している。この図6の制御マップは、基本的な部分では前述の図5で示した制御マップと同じであり、この第5制御例は、前輪1,2側の左右いずれか一方のインホイールモータ(この実施例では前輪右側のインホイールモータ6)にフェイルが生じた場合に、走行中の冷却効果を考慮してフェイルが生じていない他方の前輪1,2側のインホイールモータ(この実施例では前輪左側のインホイールモータ5)の制動トルクを後輪3,4側よりも大きくして、フェイル発生後の走行可能距離もしくは走行可能時間を延長させるための制御である。
図7は、この発明の第6制御例として、回生時のフェイルセーフ制御で適用される制御マップを示している。この第6制御例は、いずれか1つのインホイールモータ(この実施例では前輪右側のインホイールモータ6)にフェイルが生じた場合であって、要求制動力すなわち回生指令量が相対的に小さい場合に、フェイルが生じた車輪に対するブレーキ装置による制動トルクを早期に作用させて、正常なインホイールモータ(この実施例では後輪右側のインホイールモータ8)による回生時の発電電力を有効に活用するための制御である。
Claims (7)
- 駆動力源として力行機能と回生機能とを有する電動機と、摩擦力により車輪を制動するブレーキ装置とを備え、前後左右の4輪のトルクをそれぞれ独立に制御可能な4輪独立駆動車両の制御装置において、
前記4輪のいずれか1輪にフェイルが生じた際に、前記電動機が力行制御される場合は、前記車両全体の総駆動トルクを制限し、前記電動機が回生制御される場合は、前記車両全体の総制動トルクを前記フェイルが生じていない通常状態に維持するフェイルセーフ手段を備えていることを特徴とする4輪独立駆動車両の制御装置。 - 前記フェイルセーフ手段は、前記総駆動トルクを制限する場合に、前記フェイルが生じた車輪の前記電動機が出力する駆動トルクを制限するとともに前記左右方向におけるフェイルが生じた側のフェイルが生じていない車輪の前記電動機が出力する駆動トルクを増大させ、前記電動機が回生制御される場合に、前記フェイルが生じた車輪の前記電動機が出力する制動トルクを制限するとともに前記フェイルが生じた側のフェイルが生じていない車輪の前記電動機が出力する制動トルクを増大させかつ前記フェイルが生じた車輪に対して前記ブレーキ装置による制動トルクを付与する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の4輪独立駆動車両の制御装置。
- 前記フェイルセーフ手段は、前記電動機が力行制御されかつ要求駆動力が相対的に小さい場合に、前記左右方向におけるフェイルが生じていない側の、前記フェイルが生じた車輪に前記前後方向で対向する車輪の駆動トルクを該フェイルが生じた車輪に前記左右方向で対向する車輪の駆動トルクよりも大きくする手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の4輪独立駆動車両の制御装置。
- 前記フェイルセーフ手段は、前記左右いずれか一方の前輪にフェイルが生じた際に、前記電動機が力行制御されかつ要求駆動力が相対的に大きい場合に、前記フェイルが生じていない側の前輪の駆動トルクを該フェイルが生じていない側の後輪の駆動トルクよりも大きくし、前記電動機が回生制御されかつ要求制動力が相対的に大きい場合は、前記フェイルが生じていない側の前輪の制動トルクを該フェイルが生じていない側の後輪の制動トルクよりも大きくする手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の4輪独立駆動車両の制御装置。
- 前記フェイルセーフ手段は、前記左右いずれか一方の前輪にフェイルが生じた際に、前記電動機が力行制御される場合は、前記フェイルが生じていない側の前輪の駆動トルクを該フェイルが生じていない側の後輪よりも先に出力する手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の4輪独立駆動車両の制御装置。
- 前記フェイルセーフ手段は、前記電動機が回生制御されかつ要求制動力が相対的に小さい場合に、前記フェイルが生じた側のフェイルが生じていない車輪の制動トルクを制限するとともに該フェイルが生じた車輪を前記ブレーキ装置により制動する時期を相対的に早める手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の4輪独立駆動車両の制御装置。
- 前記電動機は、前記4輪毎のホイール内もしくはその近傍に設けられ、前記4輪それぞれに直接動力を伝達してトルクを作用させるインホイールモータを含むことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の4輪独立駆動車両の制御装置。
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