JP2011036048A - 電動車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】より適正に制御装置間の通信異常に対処する。
【解決手段】モータECUでは、メインECUとモータECUとの間の通信異常が生じたときには、メインECUによりシステムメインリレーがオフされたか否かに拘わらず、インバータが駆動停止されると共に昇降圧コンバータのトランジスタが予め定められた所定のデューティ比でスイッチングされるようインバータと昇降圧コンバータとを制御する。システムメインリレーがオンのときには、高電圧系の電圧が所定のデューティに応じて昇圧され、システムメインリレーがオフのときには、コンデンサの電荷が放電される。このようにして、より適正に2つの制御ユニット間の通信異常に対処する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動車両に関する。
従来、この種の電動車両としては、車両駆動用のモータジェネレータと、モータジェネレータを駆動するインバータ回路と、二次電池ユニットと、二次電池ユニットからシステムメインリレーを介して供給される電力を昇圧してインバータ回路に供給するDC/DCコンバータと、DC/DCコンバータとインバータ回路との間に設けられた高圧コンデンサと、インバータ回路やシステムメインリレーを制御する制御装置(ECU)と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この車両の制御装置では、衝突予知信号を入力すると、システムメインリレーをオフとし、モータジェネレータにトルクが発生しないようインバータ回路をスイッチングすることによって高圧コンデンサおよびDC/DCコンバータに含まれる低圧コンデンサに残留した電荷を放電している。
特開2005−20952号公報
上述の制御装置に代えて、システムメインリレーを制御する第1制御装置とインバータ回路及びDC/DCコンバータを制御する第2制御装置とを備える電動車両では、第1制御装置と第2制御装置と間の通信異常が生じたときに適正に対処できない場合がある。例えば、第1制御装置は衝突を検出したときにリレーをオフとすると共に第2制御装置は第1制御装置から衝突信号を受信したときにコンデンサの電荷を放電する場合、2つの制御装置間の通信異常が生じているときには衝突時でも第2制御装置が衝突信号を受信できずにコンデンサの電荷を放電することができない場合が生じる。
本発明の電動車両は、より適正に制御装置間の通信異常に対処することを主目的とする。
本発明の電動車両は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の電動車両は、
走行用の動力を入出力可能な電動機と、前記電動機を駆動するインバータと、充放電可能なバッテリと、前記バッテリがリレーを介して接続された低電圧系に接続されると共に前記インバータが接続された高電圧系に接続されスイッチング素子のスイッチングにより前記低電圧系と前記高電圧系との間で電圧の調整を伴って電力のやりとりを行なう昇降圧コンバータと、前記低電圧系の電圧を平滑する低電圧系コンデンサと、前記高電圧系の電圧を平滑する高電圧系コンデンサと、車両の衝突が生じたときには前記リレーがオフされるよう該リレーを制御する第1制御手段と、前記第1制御手段から通信により前記車両の衝突が生じた旨を示す信号を受信したときには前記高電圧系コンデンサの電荷が放電されるよう前記インバータと前記昇降圧コンバータとを制御する第2制御手段と、を備える電動車両において、
前記第2制御手段は、前記第1制御手段と該第2制御手段との間の通信異常が生じたときには、前記第1制御手段により前記リレーがオフされたか否かに拘わらず、前記インバータが駆動停止されると共に前記昇降圧コンバータのスイッチング素子が予め定められたデューティ比でスイッチングされるよう該インバータと該昇降圧コンバータとを制御する手段である、
ことを特徴とする。
この本発明の電動車両では、第2制御手段は、第1制御手段と第2制御手段との間の通信異常が生じたときには、第1制御手段によりリレーがオフされたか否かに拘わらず、インバータが駆動停止されると共に昇降圧コンバータのスイッチング素子が予め定められたデューティ比でスイッチングされるようインバータと昇降圧コンバータとを制御する。これにより、リレーがオンされた状態でインバータの駆動停止と昇降圧コンバータの駆動とが行なわれたときには、昇降圧コンバータのデューティ比に応じて高電圧系の電圧が調整される。また、リレーがオフされた状態でインバータの駆動停止と昇降圧コンバータの駆動とが行なわれたときには、昇降圧コンバータのスイッチング素子のスイッチングに伴う損失によって高電圧系コンデンサや低電圧系コンデンサの放電を行なうことができる。この結果、より適正に第1制御手段と第2制御手段との間の通信異常に対処することができる。
本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図である。 モータ32を含む電気系の構成の概略を示す構成図である。 モータECU36により実行される異常時用制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としての電気自動車20の構成の概略を示す構成図であり、図2はモータ32を含む電気系の構成の概略を示す構成図である。実施例の電気自動車20は、図示するように、駆動輪26a,26bにデファレンシャルギヤ24を介して連結された駆動軸22に回転子が接続された同期発電電動機としてのモータ32と、モータ32を駆動するためのインバータ34と、二次電池として構成されたバッテリ40と、バッテリ40からの電力を昇圧してインバータ34側(以下、高電圧系という)に供給したり高電圧系からの電力を降圧してバッテリ40側(以下、低電圧系という)に供給する昇降圧コンバータ42と、バッテリ40と昇降圧コンバータ42との接続および接続の解除を行なうシステムメインリレー43と、モータ32の回転子の回転位置を検出する図示しない回転位置検出センサからの信号や図示しない電流センサにより検出されるモータ32に印加される相電流などのモータ32やインバータ34の状態を検出する種々のセンサからの信号や高電圧系の電圧を平滑するコンデンサ44の電圧を検出する電圧センサ45からの電圧VH,低電圧系の電圧を平滑するコンデンサ46の電圧を検出する電圧センサ46からの電圧VLなどを入力すると共に、インバータ34をスイッチング制御することによってモータ32を駆動制御したり昇降圧コンバータ42をスイッチング制御することによって昇降圧コンバータ42を駆動制御するモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)36と、バッテリ40の状態を検出する種々のセンサからの信号やイグニッションスイッチ51からのイグニッション信号,シフトレバーのポジションを検出するシフトポジションセンサ52からのシフトポジション,アクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ54からのアクセル開度,ブレーキペダルの踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ56からのブレーキポジション,車速センサ57からの車速V,車体(例えば、車両前方の中央部や両側部など)に取り付けられた加速度センサ58からの車両の加速度などを入力すると共にシステムメインリレー43をオンオフ制御して車両全体をコントロールするメイン電子制御ユニット(以下、メインECUという)50と、を備える。メインECU50とモータECU36とは、いずれも図示しないCPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポートおよび通信ポートを備える。また、メインECU50とモータECU36とは、それぞれの通信ポートを介して互いに接続されており、各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
図2に示すように、インバータ34は、6つのトランジスタT11〜T16とトランジスタT11〜T16に逆方向に並列接続された6つのダイオードD11〜D16とにより構成されている。トランジスタT11〜T16は、高電圧系の電力ライン48の正極母線48aと負極母線48bとに対してソース側とシンク側になるよう2個ずつペアで配置されており、対となるトランジスタ同士の接続点の各々にモータ32の三相コイル(U相,V相,W相)の各々が接続されている。また、昇降圧コンバータ42は、2つのトランジスタT21,T22とトランジスタT21,T22に逆方向に並列接続された2つのダイオードD21,D22とリアクトルLとにより構成されている。2つのトランジスタT21,T22は、それぞれ高電圧系の電力ライン48の正極母線48aと負極母線48bとに接続されており、その接続点にリアクトルLが接続されている。リアクトルLと負極母線48bとにはそれぞれバッテリ40の正極端子と負極端子とが接続されている。モータECU36は、前述したように、インバータ34のトランジスタT11〜T16をスイッチングすることによってモータ32を駆動制御し、昇降圧コンバータ42のトランジスタT21,T22をスイッチングすることによって昇降圧コンバータ42を駆動制御する。
実施例の電気自動車20は、基本的には、メインECU50とモータECU36とによって実行される以下に説明する駆動制御によって走行する。メインECU50では、まず、アクセルペダルポジションセンサ54からのアクセル開度と車速センサ57からの車速とに応じて走行のために駆動軸22に要求される要求トルクを設定し、バッテリ40を充放電することができる最大電力としての入出力制限の範囲内で要求トルクをモータ32のトルク指令に設定し、設定したトルク指令をモータECU36に送信する。モータECU36では、モータ32のトルク指令を受信すると、モータ32の回転数と受信したトルク指令とに基づいてインバータ34に印加すべき高電圧系の目標電圧を設定し、モータ32が設定したトルク指令で駆動されるようインバータ34をスイッチング制御すると共に、高電圧系の電圧VHが設定された目標電圧になるよう昇降圧コンバータ42をスイッチング制御する。実施例の電気自動車20は、こうした制御により、バッテリ40の入出力制限の範囲内でアクセル開度に応じた要求トルクを駆動軸22に出力して走行する。
また、実施例の電気自動車20は、衝突時に車両の安全性を高めるためにメインECU50とモータECU36とによって実行される以下に説明する制御を実行する。メインECU50では、例えば加速度センサ58からの加速度が衝突判定用の閾値や図示しないエアバッグなどの安全装置を作動するための閾値を超えたときなどに車両の衝突が生じたと判定し、車両の衝突を判定するとシステムメインリレー43をオフとしてバッテリ40を車両の電気系から切り離すと共に車両の衝突が生じた旨を示す衝突信号(例えば、初期値としての値0に対して値1に設定された衝突判定フラグや放電要求フラグなど)をモータECU36に送信する。モータECU36は、衝突信号を受信すると、高電圧系のコンデンサ44および低電圧系のコンデンサ46の電荷が放電されるようインバータ34および昇降圧コンバータ42を制御する。このインバータ34および昇降圧コンバータ42の制御は、昇降圧コンバータ42を駆動停止した状態でモータ32にd軸方向への電流を流すことによって固定子のコイルが発熱するようインバータ34をスイッチング制御するものでもよいし、インバータ34を駆動停止した状態でトランジスタT21,T22のスイッチングに伴って損失が生じるよう昇降圧コンバータ36をスイッチング制御するものでもよい。
次に、こうして構成された電気自動車20の動作、特にメインECU50とモータECU36との間の通信異常や車両の衝突に対処する際の動作について説明する。図3は、実施例のモータECU36により実行される異常時用制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンはイグニッションオンされたときに実行される。
異常時用制御ルーチンが実行されると、モータECU36の図示しないCPUは、まず、メインECU50とモータECU36との間の通信異常または車両の衝突が生じたか否かを判定する処理を通信異常または車両の衝突が生じたと判定されるまで繰り返し実行する(ステップS100)。ここで、通信異常は、実施例では、メインECU50とモータECU36との間で予め定められた所定時間に亘って信号のやりとりが行なわれない状態を検出することにより判定するものとした。車両の衝突は、前述の衝突信号を受信することにより判定するものとした。なお、メインECU50では、こうした通信異常を検出すると、車両を安全に停止すべきと判断し、車速Vが所定の低車速(例えば、時速3kmや時速5kmなど)未満になるまではシステムメインリレー43をオンとし、車速Vが所定の低車速未満になったときにはシステムメインリレー43をオフとする。これは、走行中に通信異常が生じたときに、低電圧系に接続された図示しない補機バッテリ(操舵装置などの補機に電力供給するバッテリ)への電力供給を継続して走行性をある程度確保するためなどの理由に基づく。
通信異常または車両の衝突が生じたと判定されたときには、通信異常が生じたか否かを調べ(ステップS110)、通信異常ではない、即ち車両の衝突が生じたときには、前述したように、高電圧系のコンデンサ44および低電圧系のコンデンサ46の電荷が放電(ディスチャージ)されるようインバータ34および昇降圧コンバータ42を制御して(ステップS120)、異常時用制御ルーチンを終了する。即ち、モータECU36では、メインECU50から衝突信号を受信するまでは走行用の駆動制御を実行し、メインECU50から衝突信号を受信したときには2つのコンデンサ44,46の電荷が放電されるようインバータ34および昇降圧コンバータ42を制御するのである。
メインECU50とモータECU36との間の通信異常が生じたときには、インバータ34を駆動停止すると共に所定のデューティ比で昇降圧コンバータ36をスイッチング制御して(ステップS130)、異常時用制御ルーチンを終了する。所定のデューティ比は、実施例では、トランジスタT21,T22のスイッチングに伴う損失が最大となるよう予め実験などにより定められたものを用いるものとした。こうした通信異常が生じたときは、車両を安全に停止すべきであるため、メインECU50では車速Vに応じてシステムメインリレー43をオンまたはオフとし、モータECU36ではインバータ34を駆動停止する。システムメインリレー43がオンのときには、モータECU36により昇降圧コンバータ36をスイッチング制御すると、低電圧系の電圧VLに対して高電圧系の電圧VHが所定のデューティ比に応じて昇圧されるが、高電圧系の電圧VHはモータ32には作用しない。システムメインリレー43がオフのときには、モータECU36により昇降圧コンバータ36をスイッチング制御すると、車両の電気系からバッテリ40とモータ32とが切り離された状態で昇降圧コンバータ36をスイッチング制御することになるから、所定のデューティ比に応じてトランジスタT21,T22で損失が生じ、高電圧系のコンデンサ44および低電圧系のコンデンサ46の電荷を放電することができる。昇降圧コンバータ36のスイッチング制御は、実施例では、高電圧系の電圧センサ45からの電圧VHがコンデンサ44の放電が十分に行なわれた状態を示す所定電圧(例えば、数十Vなど)未満になるまで行なうものとした。
こうした制御により、2つの制御ユニット間の通信異常が生じたときには車速Vが低下してシステムメインリレー34がオフされたときにコンデンサ44,46の放電が行なわれるから、衝突信号を受信することなくコンデンサ44,46の放電を行なうことができる。また、通信異常が生じたときにはインバータ34をスイッチング制御することなく昇降圧コンバータ36をスイッチング制御することによってコンデンサ44,46の放電を行なうから、インバータ34のスイッチング制御によってコンデンサ44,46の放電を行なうものに比して、モータ32から駆動軸22にトルクが出力されるのをより確実に抑制することができる。さらに、車両の衝突が生じたことによって2つの制御ユニット間の通信異常が生じた場合を考えると、モータECU36が衝突信号の受信を待ってコンデンサ44,46の放電を行なうものでは、衝突信号の受信後に通信異常が生じた場合はよいが、衝突信号の受信前に通信異常が生じた場合にはコンデンサ44,46の放電を行なうことができない。これに対し、実施例では、通信異常が生じたときには、衝突信号の受信を待つことなく昇降圧コンバータ36を所定のデューティ比でスイッチング制御するから、車両の衝突が生じたことによって通信異常が生じた場合であっても、コンデンサ44,46の放電を行なうことができる。この結果、車両をより安全に停止することができ、通信異常に対してより適正に対処することができるものとなる。
以上説明した実施例の電気自動車20によれば、モータECU36では、メインECU50とモータECU36との間の通信異常が生じたときには、メインECU50によりシステムメインリレー43がオフされたか否かに拘わらず、インバータ34が駆動停止されると共に昇降圧コンバータ36のトランジスタT21,T22が予め定められた所定のデューティ比でスイッチングされるようインバータ34と昇降圧コンバータ36とを制御するから、より適正に2つの制御ユニット間の通信異常に対処することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、モータ32が「電動機」に相当し、インバータ34が「インバータ」に相当し、バッテリ40が「バッテリ」に相当し、昇降圧コンバータ42が「昇降圧コンバータ」に相当し、コンデンサ46が「低電圧系コンデンサ」に相当し、コンデンサ44が「高電圧系コンデンサ」に相当し、車両の衝突を判定したときにはシステムメインリレー43をオフすると共に車両の衝突が生じた旨を示す衝突信号をモータECU36に送信するメインECU50が「第1制御手段」に相当し、メインECU50から衝突信号を受信したときにはコンデンサ44の電荷が放電されるようインバータ34および昇降圧コンバータ42を制御し、メインECU50とモータECU36との間の通信異常が生じたときにはメインECU50によりシステムメインリレー43がオフされたか否かに拘わらずインバータ34を駆動停止すると共に昇降圧コンバータ42のトランジスタT21,T22を所定のデューティ比でスイッチングするモータECU36が「第2制御手段」に相当する。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、電動車両の製造産業に利用可能である。
20 電気自動車、22 駆動軸、24 デファレンシャルギヤ、26a,26b 駆動輪、32 モータ、34 インバータ、36 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、40 バッテリ、42 昇降圧コンバータ、43 システムメインリレー、44,46 コンデンサ、45,47 電圧センサ、48 電力ライン、48a 正極母線、48b 負極母線、50 メイン電子制御ユニット(メインECU)、51 イグニッションスイッチ、52 シフトポジションセンサ、54 アクセルペダルポジションセンサ、56 ブレーキペダルポジションセンサ、57 車速センサ、58 加速度センサ、D11〜D16,D21,D22 ダイオード、T11〜T16,T21,T22 トランジスタ、L リアクトル。

Claims (1)

  1. 走行用の動力を入出力可能な電動機と、前記電動機を駆動するインバータと、充放電可能なバッテリと、前記バッテリがリレーを介して接続された低電圧系に接続されると共に前記インバータが接続された高電圧系に接続されスイッチング素子のスイッチングにより前記低電圧系と前記高電圧系との間で電圧の調整を伴って電力のやりとりを行なう昇降圧コンバータと、前記低電圧系の電圧を平滑する低電圧系コンデンサと、前記高電圧系の電圧を平滑する高電圧系コンデンサと、車両の衝突が生じたときには前記リレーがオフされるよう該リレーを制御する第1制御手段と、前記第1制御手段から通信により前記車両の衝突が生じた旨を示す信号を受信したときには前記高電圧系コンデンサの電荷が放電されるよう前記インバータと前記昇降圧コンバータとを制御する第2制御手段と、を備える電動車両において、
    前記第2制御手段は、前記第1制御手段と該第2制御手段との間の通信異常が生じたときには、前記第1制御手段により前記リレーがオフされたか否かに拘わらず、前記インバータが駆動停止されると共に前記昇降圧コンバータのスイッチング素子が予め定められたデューティ比でスイッチングされるよう該インバータと該昇降圧コンバータとを制御する手段である、
    ことを特徴とする電動車両。
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