JP2011034183A - 入力装置および該入力装置を備える表示装置 - Google Patents

入力装置および該入力装置を備える表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明に係る入力装置は、入力位置の検出速度を向上させることができる。
【解決手段】本発明に係る入力装置X1は、透光性を有する基体10と、基体10上に設けられており、且つ入力位置を検出する複数の検出電極21,31と、基体10上に設けられており、且つ隣り合う検出電極21、31を電気的に接続する接続電極22、32とを備え、接続電極22、32が有するシート抵抗値は、検出電極21、31が有するシート抵抗値より小さい。
【選択図】図2

Description

本発明は、入力装置および入力装置を備える表示装置に関する。
従来の入力装置では、基体上にマトリックス状に間隔を空けて配列される複数の検出電極と、隣り合う検出電極を電気的に接続する接続電極とを含む検出電極パターンを有するものがある(例えば特許文献1)。
特開2008−242558号公報
このような入力装置では、検出電極および接続電極が、ITO(Indium Tin Oxide)などの透光性材料を用いて略同一膜厚で形成されている。しかしながら、一般的に、透光性材料は抵抗率が大きいため、接続電極を透光性材料のみで形成すると、検出電極に比べて幅が小さい接続電極の抵抗値が大きくなってしまう。そのため、検出電極パターン全体の抵抗値が大きくなってしまう。検出電極パターン全体の抵抗値が大きくなってしまうので、検出電極パターンの検出信号を伝達する速度が低下し、その結果、入力装置の検出速度が低下するという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、入力位置の検出速度を向上させることができる入力装置、およびこれを備えた表示装置に関する。
上記目的を達成するために本発明における入力装置は、透光性を有する基体と、基体上に設けられており、且つ入力位置を検出する複数の検出電極と、基体上に設けられており、且つ隣り合う検出電極を電気的に接続する接続電極とを備える。また、接続電極が有するシート抵抗値は、検出電極が有するシート抵抗値より小さい。
上記目的を達成するために本発明における表示装置は、本発明に係る入力装置と、入力装置と対向配置される表示パネルとを備える。
本発明に係る入力装置は、入力位置の検出速度を向上させることができる。
本発明に係る表示装置は、上述の入力装置を備えているため、入力位置の検出速度を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る入力装置を表す平面図である。 図1に示す入力装置の断面図であり、(a)はIb−Ibに沿った断面図であり、(b)はIIb−IIbに沿った断面図である。 本発明の実施形態に係る表示装置を表す断面図である。 液晶表示パネルを示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る入力装置を表す平面図である。 図5に示す入力装置のIb−Ibに沿った断面図である。 図1に示す入力装置の変形例を示す断面図である。 接続電極に設けられる導電性部材を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、本発明の一実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。したがって、本発明に係る入力装置、およびこれを備えた表示装置は、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、各図において、直接視認できない部材については、破線で示している。
まず、本発明の第1の実施形態の係る静電容量方式の入力装置X1について説明する。
入力装置X1は、図1および図2に示すように、基体10と、第1検出電極パターン20と、第2検出電極パターン30と、光吸収性部材としての絶縁部材40とを有している。
基体10は、第1検出電極パターン20と、第2検出電極パターン30と、絶縁部材40とを支持し、さらに外部の物体が第1検出電極パターン20および第2検出電極パターンと直接接触するのを抑制する役割を有している。また、基体10は絶縁性を有している。基体10の平面視形状は例えば矩形状とされている。基体10の材料としては、透明ガラスおよび透明プラスチックなどの透光性を有するものが挙げられるが、中でも、基体10の材料に視認性に優れる透明ガラスを用いると、入力装置の表示品位がさらに向上するため、好ましい。ここで、透光性とは、可視光に対する透過性を有することを意味する。
第1検出電極パターン20は、第1検出電極21と、第1接続電極22と、配線導体23とを有している。
第1検出電極21は、矢印CD方向での、入力装置X1に接近された指Vなどの位置検出を行う役割を有するものである。第1検出電極21は矢印AB方向および矢印CD方向に沿って間隔を空けてマトリックス状に配置され、矢印AB方向の隣り合う第1検出電極21は第1接続電極22によって互いに電気的に接続される。第1検出電極21の形状は平面視形状が略ひし形状をしているが、このような形状には限られない。第1検出電極21の材料としては、透光性および導電性を有するものが挙げられ、例えばITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、ATO(Antimony Tin Oxide)と、AZO(Al-Doped Zinc Oxide)、酸化錫、酸化亜鉛、導電性高分子(PEDOTおよびPSSなど)などが挙げられる。第1検出電極21の形成方法としては、例えば、まず、上述の材料をスパッタリング法、蒸着法、あるいは化学気相成長(CVD)法により基体10上に成膜する。そして、この膜の表面に感光性樹脂を塗布し、露光、現像、エッチング工程を経て、膜がパターニングされることで、第1検出電極21が形成される。
第1接続電極22は、隣り合う第1検出電極21を電気的に接続する役割を有するものである。第1接続電極22は、図2に示すように、第2接続電極32と絶縁部材40を介して対向している。すなわち、第1検出電極パターン20の第1接続電極22は第2接続電極22と平面視において交差している。また、第1接続電極22の平面視での面積は、第1検出電極21の面積に比べ小さいため、第1接続電極22が視認されるのを低減させることができる。また、第1接続電極22と第2接続電極32との間に帯電する電荷を小さくすることができ、これにより、入力装置X1の検出精度を向上させることができる。また、入力装置X1での第1接続電極22の膜厚は、第1検出電極21の膜厚と略同一である。
第1接続電極22のシート抵抗値は、第1検出電極22のシート抵抗値より小さく設定されている。入力装置X1では、第1接続電極22に、第1検出電極21の材料の抵抗率に比べて低い抵抗率を有する材料を用いていることで、第1接続電極22のシート抵抗値を小さくしている。第1接続電極22のシート抵抗値を小さくする方法としては、前述のように抵抗率の低い材料を用いてもよいし、第1検出電極21の厚みより大きくしてもよいが、抵抗率の低い材料を用いると、入力装置X1の小型化が図れるため好ましい。抵抗率の低い材料としては、例えばアルミニウム,クロム,金,銀,銅、これらの合金などが挙げられる。なお、シート抵抗値は、四探針法により測定できる。第1接続電極22の形成方法としては、第1検出電極21と同様である。
配線導体23は、第1検出電極21に電圧を印加する役割を有するものである。配線導体23は、その一端部が第1接続電極22により接続された第1検出電極21の列の端部に位置する第1検出電極21と電気的に接続され、その他端部が外部導通領域11に位置している。なお、配線導体23は第1検出電極21の列の両端部に接続されていてもよい。配線導体23は、例えば硬質で高い形状安定性を得るため、金属薄膜が用いられている。この金属薄膜としては、例えばアルミニウム膜と、アルミニウム合金膜と、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜と、クロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜と、銀膜、銀合金膜とが挙げられる。配線導体23の形成方法としては、第1検出電極22と同様である。
第2検出電極パターン30は、第2検出電極31と、第2接続電極32と、配線導体33とを有している。
第2検出電極31は、矢印AB方向での、入力装置X1に接近させた指Vなどの位置検出を行う役割を有するものである。また、第2検出電極31は、矢印AB方向および矢印CD方向に沿って間隔を空けてマトリックス状に配置され、矢印CD方向の隣り合う第2検出電極31は、第2接続電極32によって互いに電気的に接続される。第2検出電極31の形状は、平面視形状が略ひし形の形状をしているが、このような形状には限られない。第2検出電極31の材料および形成方法としては、第1検出電極21と同様である。
第2接続電極32は、隣り合う第2検出電極31間を電気的に接続する役割を有するものである。第2接続電極32は、図2に示すように、絶縁部材40を介して第1接続電極22と対向配置されている。また、第2接続電極32の平面視での面積は、第2検出電極31の面積に比べ小さいため、第2接続電極32が視認されるのを低減させることができる。また、第1接続電極22と第2接続電極32との間に帯電する電荷を小さくすることができる。これにより、入力装置X1の検出精度を向上させることができる。なお、入力装置X1での第2接続電極32の膜厚は、第2検出電極31と略同一である。第2接続電極32の形成方法としては、第1検出電極21と同様である。
第2接続電極32のシート抵抗値は、第2検出電極31のシート抵抗値より小さく設定されている。入力装置X1では、第2接続電極32に、第2検出電極31の材料の抵抗率に比べて低い抵抗率の材料を用いていることで、第2接続電極32のシート抵抗値を小さくしている。
配線導体33は、第2検出電極31に電圧を印加する役割を有するものであり、一端部が第2検出電極31の列の端部に位置する第2検出電極31と電気的に接続され、他端部が外部導通領域11に位置している。また、配線導体33は、第2検出電極31の列の両端部に接続されていてもよい。配線導体33の形成方法としては、第1検出電極22と同様である。
絶縁部材40は、第1接続電極22と第2接続電極32とを絶縁する役割を有するものである。絶縁部材40は基体10上に設けられている。また、絶縁部材40は、第1接続電極22と第2接続電極32との間に位置している。絶縁部材40は、基体10の第1検出電極21および第2検出電極31が形成された側の表面に感光性樹脂を塗布し、露光現像することで形成される。
また、絶縁部材40は光吸収性を有しているのが好ましい。一般的に、電極の厚みを変えずに電極の有するシート抵抗値を低下させようとすると、電極の光反射性が高くなりやすい。そのため、例えば第2接続電極32で光が反射されると、入力装置X1を表示装置Yに搭載した場合に、表示品位が低下する問題がある。そのため、入力装置X1では、第2接続電極32と基体10との間に介在する絶縁部材40が光吸収性を有することで、使用者から第2接続電極32の反射光が視認されるのを低減できる。光吸収性を有する絶縁部材40の材料としては、例えば、カーボンを含有したアクリル樹脂などの樹脂、黒色染料を含有する樹脂が挙げられる。ここで、光吸収性とは、例えば第2接続電極32の有する可視光の吸収率に比べて、高い可視光の吸収率を有することを意味する。また、可視光の吸収率は、例えば、可視光を対象に照射することで測定した透過光の発光スペクトルと出射光の発光スペクトルとを、最大強度で規格化した光の強度と波長と関係のグラフで表して、各スペクトルの可視光域での面積差から判断できる。
入力装置X1では、第1接続電極22の有するシート抵抗値が、第1検出電極21の有するシート抵抗値に比べて小さい。また、第2接続電極32の有するシート抵抗値が、第2検出電極31の有するシート抵抗値に比べて小さい。そのため、第1接続電極22および第2接続電極32で電流が流れやすくなり、第1検出電極21間および第2検出電極31間における検出信号を伝達する速度が向上する。したがって、入力装置X1の入力位置の検出速度が向上する。
また、入力装置X1では、第1接続電極22もしくは第2接続電極32と、配線導体22、23とを同一の材料で形成すると、第1接続電極22もしくは第2接続電極32と配線導体22、23とを同一過程で形成することができる。そのため、入力装置X1の生産性が向上する。
次に、本実施形態に係る入力装置X1の検出原理について説明する。
入力装置X1では、まず、配線導体23を介して全ての第1検出電極21に電圧を印加するとともに、配線導体33を介して、矢印CD方向における特定の第2検出電極31の一列に電圧を印加される。これにより、電圧が印加された第2検出電極31と第1検出電極21との間に電荷が付与される。そして、静電容量の変化を図示しないドライバで、電圧が印加された第2検出電極31と第1検出電極21との間における静電容量の変化を読みとる。そして、矢印CD方向における別の第2検出電極31の一列に電圧を印加して、上述と同様に、この第2検出電極31の一列と第1検出電極21との間の静電容量の変化を読みとる。入力装置X1では、上述の作業を繰り返しながら、ドライバで常に静電容量の変化を読みとっている。例えば、基体10の所定の箇所に導電体である指Vが接触または近接すると、第1検出電極21および第2検出電極31と、指Vとの間で静電容量が発生する。ここで、ドライバは、所定値以上の静電容量の変化を検出すると、静電容量の変化が検出された位置を入力位置として検出する。このようにして、入力装置X1は、入力位置を検出することができる。
表示装置Yは、図3に示すように、入力装置X1と、液晶表示装置Zとを備えている。また、液晶表示装置Zは、液晶表示パネル60と、光源装置70と、筐体80とを備えている。
液晶表示パネル60は、図4に示すように、第1基体61と、第2基体62と、封止部材63とを備えており、第1基体61と第2基体62との間に液晶層(図示せず)を介在させ、該液晶層を封止部材63により封止することにより、画像を表示するための複数の画素をからなる表示領域Pが形成されている。
光源装置70は、液晶表示パネル60に向けて光を照射する役割を担うものであり、液晶表示パネル60と下側筐体82との間に配置されている。
筐体80は、液晶表示パネル60および光源装置70を収容するための部材であり、上側筐体81および下側筐体82を有する。筐体80の材料としては、ポリカーボネート樹脂などの樹脂、ステンレス(SUS)やアルミニウムなどの金属などが挙げられる。
入力装置X1と液晶表示装置Zとは、両面テープTを介して接着される。なお、入力装置Xと液晶表示装置Zとの固定方法に使用される固定用部材は両面テープTには限られず、例えば熱硬化性樹脂や紫外線硬化性樹脂などの接着部材や、入力装置Xと液晶表示装置Zとを物理的に固定する固定構造体でもよい。
表示装置Zは、上述のように入力装置X1を備えている。そのため、表示装置Yは、入力位置の検出速度を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態の係る入力装置X2について説明する。なお、入力装置X1と同様の機能を有する構成については、同じ参照符号を付記し、入力装置X1と重複する説明は省略する。
入力装置X2は、図5および図6に示すように、基体10と、第1検出電極パターン20と、第2検出電極パターン30と、光吸収性部材としての絶縁部材40と、接合部材Sと、保護用基板50とを有している。
保護用基板50は、第1検出電極パターン20および第2検出電極パターン30に、外部の物体が直接接触するのを抑制する機能を有するものである。保護用基板50の材料としては、例えば公知のアクリル板、ガラス板、PETフィルムや偏光板など、可視光に対して良好な透光性を有する基板が挙げられる。
接合部材Sは、第1検出電極パターン20と第2検出電極パターン30とが形成された基体10に、保護用基板50を貼り合わせる機能を有するものである。接合部材Sの材料としては、例えばアクリル樹脂、エポキシ樹脂、あるいはシリコーン樹脂等の透光性樹脂が挙げられる。
入力装置X2では、図6に示すように、第1接続電極22の表面全体に、第1接続電極22の材料の抵抗率に比べて低い抵抗率を有する導電性部材E1が設けられている。また、この第1接続電極22の導電性部材E1を覆うようにして、光吸収性を有する絶縁部材40が基体10上に設けられている。
また、入力装置X2では、図6に示すように、第2接続電極32の表面全体に、第2接続電極32の材料の抵抗率に比べて低い抵抗率を有する導電性部材E2が設けられている。また、第2接続電極22および導電性部材E2には、光吸収性部材としての光吸収膜Mが被覆されている。光吸収膜Mは、例えば第2接続電極32の有する光吸収率に比べて高い光吸収率を有する材料からなる。光吸収率は、上述の絶縁部材40で説明したのと同様に測定できる。光吸収膜Mとしては、例えば酸化クロム、酸化銀等の酸化物系金属が挙げられる。
入力装置X2では、第1接続電極22の表面には、第1接続電極22の有する抵抗率に比べて低い抵抗率を有する導電性部材E1が設けられている。また、第2接続電極32の表面には、第2接続電極32の有する抵抗率に比べて低い抵抗率を有する導電性部材E2が設けられている。そのため、入力装置X1に比べて、第1接続電極22および第2接続電極32で電流がさらに流れやすくなり、第1検出電極21間および第2検出電極31間における検出信号を伝達する速度がさらに向上する。したがって、入力装置X2の入力位置の検出速度が向上する。
また、入力装置X2では、第1接続電極22が光吸収性を有する絶縁部材30に覆われているため、第1接続電極22の光反射性が高くなる場合でも、第1接続電極22が視認されるのを低減できる。したがって、入力装置X2は、例えば表示装置に搭載した場合、表示品位の低下を低減できる。
また、入力装置X2では、第2接続電極32および導電性部材E2は、光吸収性部材としての光吸収膜Mで被覆されている。そのため、第2接続電極32の光反射性が高くなる場合でも、第2接続電極32が視認されるのを低減できる。したがって、入力装置X2は、例えば表示装置に搭載した場合、表示品位の低下を低減できる。また、この光吸収膜Mに代えて光吸収性を有する絶縁部材40を設けてもよい。
なお、上述した実施形態は、本発明の実施形態の具体例を示すものであり、種々の変更が可能である。以下、いくつかの主な変更例を示す。
入力装置X1では、第1接続電極22の有するシート抵抗値が第1検出電極21の有するシート抵抗値に比べて小さくなっているが、図7に示すように、第1接続電極22の表面に、第1接続電極22の材料に比べて低い抵抗率を有する導電性部材E1を設けてもよい。これにより、第1検出電極21間に電流がさらに流れやすくなるため、好ましい。また、図7に示すように、第1接続電極22が導電性部材E1と基板10との間に位置すると、導電性部材E1が視認されにくくなるため、好ましい。上記構成は、第2接続電極32についても同様である。
入力装置X1では、図7に示すように、第1接続電極22と基体10との間に光吸収性部材、例えば絶縁部材40を設けてもよい。これにより、第1接続電極22の光反射性が高い場合でも、第1接続電極22が視認されるのを低減できる。
入力装置X1では、第1接続電極22の有するシート抵抗値が第1検出電極21の有するシート抵抗値に比べて小さくなっているが、第1接続電極22を第1検出電極21と同一の材料で形成し、第1接続電極22の表面に、第1接続電極22の材料に比べて低い抵抗率を有する導電性部材E1を設けても、第1検出電極41間の抵抗値と低下させることができる。上記構成は、第2接続電極32についても同様である。
入力装置X1では、第1接続電極22および第2接続電極32の両方のシート抵抗値を小さくしているが、少なくとも一方のシート抵抗値を小さくすればよい。
入力装置X2では、第1接続電極22の有するシート抵抗値が第1検出電極21の有するシート抵抗値に比べて小さくなっているが、第1接続電極22を第1検出電極21と同一の材料で形成してもよい。これは、第2接続電極32についても同様である。
入力装置X2では、第2接続電極22および導電性部材E2は光吸収膜Mに被覆されているが、光吸収性を有する絶縁部材40を設けてもよい。
入力装置X2では、第1接続電極22および第2接続電極32の両方に導電性部材E1、E2が設けられているが、少なくとも一方に設ければよい。
入力装置X1、X2では、導電性部材E1は、図8(a)に示すように、第1接続電極の表面全面に設けられているが、図8(b)に示すように、部分的に設けてもよい。また、図8(c)に示すように点状に設けてもよい。また、図8(d)に示すように、第1接続電極の第1検出電極側の端部の角部に配置すると、角部に電流が集中し、熱劣化するのを抑制できるため、好ましい。これは、第2接続電極32および導電性部材E2についても同様である。
入力装置X1、X2では、基体10の表面に、第1検出電極21および第2検出電極31が直接的に設けられているが、基体10上に、基準電位などに接続された導電層や絶縁層を設け、その上に第1検出電極21および第2検出電極31を設けられてもよい。
表示装置Yでは、表示パネルが液晶表示パネルである例について説明したが、これに限定されない。すなわち、表示パネルは、CRT、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、無機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、蛍光表示管、電界放出ディスプレイ、表面電界ディスプレイ等であってもよい。
また、表示装置Yでは、入力装置Xを備えた表示装置Yの例について説明したが、入力装置X1に代えて、入力装置X2を採用してもよい。
X1、X2 入力装置
Y 表示装置
Z 液晶表示装置
10 基体
20 第1検出電極パターン
21 第1検出電極
22 第1接続電極
30 第2検出電極パターン
31 第2検出電極
32 第2接続電極
40 絶縁部材
60 液晶表示パネル
E1、E2 導電性部材
M 光吸収膜
V 指

Claims (9)

  1. 透光性を有する基体と、
    前記基体上に設けられており、且つ入力位置を検出する複数の検出電極と、
    前記基体上に設けられており、且つ隣り合う前記検出電極を電気的に接続する接続電極と、を備え、
    前記接続電極が有するシート抵抗値は、前記検出電極が有するシート抵抗値より小さいことを特徴とする、入力装置。
  2. 前記接続電極と前記基体との間には、光吸収性部材が介在している、請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記接続電極を覆うように光吸収性部材が前記基体上に設けられている、請求項1に記載の入力装置。
  4. 前記接続電極の表面には、前記接続電極の有する抵抗率に比べて低い抵抗率を有する導電性部材が設けられている、請求項1から3のいずれかに記載の入力装置。
  5. 透光性を有する基体と、
    前記基体上に設けられており、且つ入力位置を検出する複数の検出電極と、
    前記基体上に設けられており、且つ隣り合う前記検出電極を電気的に接続する接続電極と、を備え、
    前記接続電極の表面には、前記接続電極の有する抵抗率に比べて低い抵抗率を有する導電性部材が設けられている、ことを特徴とする入力装置。
  6. 前記導電性部材と前記基体との間には光吸収性部材が介在している、請求項5に記載の入力装置。
  7. 前記導電性部材を覆うように、光吸収性部材が前記基体上に設けられている、請求項5に記載の入力装置。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の入力装置と、前記入力装置と対向配置される表示パネルと、を備える表示装置。
  9. 前記表示パネルは液晶表示パネルである、請求項8に記載の表示装置。














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