JP5448886B2 - 入力装置、およびこれを備えた表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、入力装置、およびこれを備えた表示装置に関する。
従来の入力装置は、基体と、基体上に設けられる第1検出電極パターンと、基体上に設けられかつ第1検出電極パターンと交差する第2検出電極パターンとを備えている。一般的に、このような入力装置は、表示装置などの電子機器に搭載される。
例えば表示装置に搭載された入力装置では、表示装置の駆動信号によって発生した電磁波が入力装置の第1検出電極パターンもしくは第2検出電極パターンに到達することで、電磁波がノイズとして検出される。ノイズが検出されると、入力位置の検出精度が低下する。
そこで、特許文献1に開示の入力装置では、第1検出電極パターンおよび第2検出電極パターンと表示装置との間に導電層を設けることで、電磁波による影響を低減させている。
特開2001−331275号公報
しかしながら、上記の入力装置のように、導電層を設けるだけでは、平面視における第1検出電極パターンと第2検出電極パターンとの交差する領域において、導電層が入力装置の厚み方向にさらに重なることとなり、当該領域での光の透過性が低下する。この場合、表示装置の表示が見えにくくなるおそれがある。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示装置に搭載され、かつ導電層が設けられた場合においても、表示装置の表示品位の低下を低減させることが可能な入力装置および表示装置を提供することである。
本発明に係る入力装置は、第1主面、および前記第1主面の反対側に位置する第2主面を有する絶縁層と、前記絶縁層の第1主面に設けられ、第1方向に沿って配列される第1検出電極パターンと、第2方向に沿って配列される第2検出電極パターンであって、前記第1検出電極パターンに対して立体交差するように前記絶縁層の第2主面に設けられる交差領域と、前記絶縁層の第1主面に設けられる検出領域と、を有する第2検出電極パターンとを備え、前記絶縁層は、当該絶縁層を厚み方向に貫く貫通孔を有しており、前記貫通孔の内壁面は、前記第2検出電極パターンに沿った断面で、凸曲面を有し、前記第2検出電極パターンの一部は、前記凸曲面に位置する。
本発明に係る入力装置は、表示装置に搭載され、かつ導電層が設けられた場合においても、表示装置の表示品位の低下を低減させることができる。
本発明に係る表示装置は、入力装置に導電層が設けられた場合においても、表示品位の低下を低減させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る入力装置の平面図である。 (a)は図1のI−Iに沿った断面図である。(b)は図1のII−IIに沿った断面図である。 図1の入力装置の導電層、絶縁層および第2接続電極を示す平面図である。 図1の入力装置の要部を示す分解斜視図である。 図1の入力装置の第1検出電極パターンと第2検出電極パターンとの交差する領域を示す平面図である。 本発明の第2の実施形態に係る入力装置の平面図である。 図6のIII−IIIに沿った断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る入力装置の平面図である。 (a)は図8のIV−IVに沿った断面図である。(b)は図8の入力装置における導電層と、入力領域および外側領域との関係を表す平面図である。 本発明の第4の実施形態に係る入力装置の平面図である。 (a)は図10のV−Vに沿った断面図である。(b)は図10のVI−VIに沿った断面図である。 (a)は本発明の第5の実施形態に係る入力装置の断面図である。(b)は(a)のR部分の拡大図である。 (a)は本発明の第6の実施形態に係る入力装置の断面図である。(b)は図13(a)のR部分の拡大図であり、傾斜角度と距離との関係を表した図である。 (a)は本発明の第7の実施形態に係る入力装置の断面図である。(b)は本発明の第8の実施形態に係る入力装置の断面図である。 本発明の第9の実施形態に係る入力装置の要部を示す平面図である。 (a)は図15のVII−VIIに沿った断面図である。(b)は図15のVIII−VIIIに沿った断面図である。 図1の入力装置を有する表示装置を示す断面図である。 図17の表示装置に搭載された液晶表示パネルを表す斜視図である。
[実施の形態1]
まず、本発明の第1の実施形態の係る入力装置X1について図1〜図5を参照にして説明する。本実施形態に係る入力装置X1は、静電容量方式のタッチパネルである。
入力装置X1は、図1に示すように、使用者が指などの導電体を近接または押圧することで情報を入力するための入力領域Eと、入力領域Eの外側に位置する外側領域Eとを有している。また、外側領域Eは、図外のFPC(Flexible Printed Circuit)などと電気的に接続される領域である外部導通領域Eを有している。
入力装置X1は、基体10と、導電層20と、絶縁層30と、第1検出電極パターン40と、第2検出電極パターン50と、接合部材60と、保護用基板70とを備える。
基体10は、導電層20と、絶縁層30と、第1検出電極パターン40と、第2検出電極パターン50とを支持する役割を有する。図1では、基体10の平面視形状は矩形状であるが、これには限られない。基体10の材料は、絶縁性および透光性を有するものが挙げられ、例えば、ガラスおよびプラスチックなどである。ここで、透光性とは、可視光に対する透過性を有することを意味する。
導電層20は、電磁波を吸収する機能を有する。導電層20の材料は、透光性および導電性を有するものが挙げられ、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Z
inc Oxide)、ATO(Antimony Tin Oxide)、AZO(Al-Doped Zinc Oxide)、酸化錫、酸化亜鉛、導電性高分子などである。
本実施形態では、導電層20は、基体10の主面10aの全面に設けられている。すなわち、導電層20は、入力領域Eおよび外側領域Eの両方に位置している。これにより、表示装置などの駆動信号によって発生した電磁波が、入力領域Eに位置する第1検出電極パターン40および第2検出電極パターン50だけでなく、外側領域Eに位置する1検出電極パターン40および第2検出電極パターン50に、到達することを低減できる。なお、導電層20は、少なくとも入力領域Eに位置していればよい。また、導電層20は、例えば、導電層20の膜厚の分布が膜厚全体の平均値から±10%以内に設定されることで、実質的に同一膜厚で設けられている。
また、導電層20は、図3および図4に示すように、複数の開口部21を有している。この開口部21内には、第2検出電極パターン50の交差領域50aが位置している。
また、導電層20は、グランド電位などの基準電位に設定されているのが好ましい。これにより、例えば表示装置から発生する電磁波を吸収する機能が向上する。
導電層20の形成方法は、例えば、次のような方法が挙げられる。まず、スパッタリング法、蒸着法、もしくは化学気相成長(CVD)法により、例えばITOを基体10の主面10aに膜として形成する。このITO膜の表面に対して感光性樹脂を塗布し、塗布した感光性樹脂に対して露光処理、現像処理を行うことで感光性樹脂に所望のパターンを形成する。次いで、ITO膜を薬液でエッチングすることで、ITO膜に開口部21を形成する。そして、ITO膜の表面に設けられている感光性樹脂を除去することで、導電層20が形成される。
絶縁層30は、導電層20と第1検出電極パターン40、導電層20と第2検出電極パターン50をそれぞれ電気的に絶縁する機能を有する。絶縁層30は、入力領域Eおよび外側領域Eの両方に位置している。なお、絶縁層30は、少なくとも入力領域Eに位置していればよい。また、絶縁層30は、例えば、絶縁層30の膜厚の分布が膜厚全体の平均値から±10%以内に設定されることで、実質的に同一膜厚で設けられている。
絶縁層30は、第1主面30aと、第2主面30bとを有する。第1主面30aは、入力装置を使用する際に使用者側に位置する面である。第2主面30bは、第1主面30aの反対側に位置する面である。絶縁層30の材料は、絶縁性および透光性を有する材料が挙げられ、例えばアクリル樹脂、エポキシ樹脂などの樹脂である。
絶縁層30は、図3に示すように、導電層20の開口部21内に、絶縁層30を厚み方向に貫通する貫通孔31を有する。また、貫通孔31は、図3に示すように、例えば一つの開口部21に対して二つ設けられている。
絶縁層30の形成方法としては、例えばアクリル樹脂を導電層20の表面に塗布し、アクリル樹脂に対して露光処理、現像処理を行うことで形成される。
第1検出電極パターン40は、複数の第1検出電極41と、複数の第1接続電極42と、第1検出用配線43とを有している。また、第1検出電極パターン40は、絶縁層30の第1主面30aに、第1方向としてのB方向に沿って配列されている。
第1検出電極41は、矢印B方向での入力位置を検出する機能を有する。第1検出電極41は、入力領域Eにおける絶縁層30の第1主面30aに設けられている。第1検出
電極41は、所定の間隔を空けてマトリックス状に配置されている。図1では、第1検出電極41の平面視形状がひし形状をしているが、これには限られず、例えば、凸多角形状および凹多角形状などの多角形状、楕円形状、もしくは円形状であってもよい。
また、図5に示すように、本実施形態の第1検出電極41の幅Lは、第1接続電極42の幅Lに比べて大きく設定されており、例えば、第1検出電極41の幅Lは、第1接続電極42の幅Lの5倍〜30倍の大きさである。本実施形態では、第1検出電極41の幅Lは、第1接続電極42の幅Lに比べて大きく設定されているが、これは限られない。例えば、第1検出電極41および第1接続電極42をストライプ状に形成することで、第1検出電極41の幅Lと第1接続電極42の幅Lとが実質的に同一であってもよい。
第1検出電極41の材料は、導電層20の材料と同様のものが挙げられる。また、第1検出電極41の形成方法は、導電層20と同様の方法が挙げられる。
第1接続電極42は、隣り合う第1検出電極41を電気的に接続する機能を有する。第1接続電極42は、入力領域Eにおける絶縁層30の第1主面30aに設けられている。
また、第1接続電極42は、図2、図4および図5に示すように、絶縁層30を介して第2検出電極パターン20と交差している。第1接続電極42の材料は、導電層20と同様のものが挙げられる。また、第1接続電極42の形成方法は、導電層20と同様の方法が挙げられる。
第1検出用配線43は、第1検出電極41に電圧を印加する機能を有する。第1検出用配線43は、外側領域Eにおける絶縁層30の第1主面30aに設けられている。第1検出用配線43は、その一端部が第1検出電極41と電気的に接続され、他端部が外部導通領域Eに位置している。第1検出用配線43の材料は導電性を有するものが挙げられ、例えば、ITO、酸化錫、アルミニウム、アルミニウム合金、銀膜、もしくは銀合金などである。また、第1検出用配線43の形成方法は、導電層20と同様の方法が挙げられる。
第2検出電極パターン50は、複数の第2検出電極51と、複数の第2接続電極52と、第2検出用配線53とを有している。第2検出電極パターン50は、図1に示すように、第2方向としてのA方向に沿って配列されている。
また、第2検出電極パターン50は、図2(a)、図2(b)および図5に示すように、第1検出電極パターン50に対して立体交差するように絶縁層30の第2主面30bに設けられる交差領域50aと、絶縁層30の第1主面30bに設けられる検出領域50bと、を有している。
図5は、第1検出電極パターン40と第2検出電極パターン50との交差する領域を示す平面図である。また、図5では、導電層20の開口部21および絶縁層30の貫通孔31を鎖線で示している。また、図5では、第2検出電極パターン50の交差領域50aを破線で示している。
第2検出電極51は、矢印A方向での入力位置を検出する機能を有する。第2検出電極51は、入力領域Eにおける絶縁層30の第1主面30aに設けられている。すなわち、検出領域50bは、第2検出電極51に位置しており、第1主面30aに設けられている。また、第2検出電極51は、所定の間隔を空けてマトリックス状に配置されている。
また、図1では、第2検出電極51の平面視形状がひし形状をしているが、これには限られず、例えば、凸多角形状および凹多角形状などの多角形状、楕円形状、もしくは円形状であってもよい。
また、第1検出電極パターン40と同様に、本実施形態の第2検出電極51の幅は、第1接続電極52の幅に比べて大きく設定されており、例えば、第2検出電極51の幅は、第2接続電極52の幅の5〜30倍の大きさである。本実施形態では、第2検出電極51の幅は、第2接続電極52の幅に比べて大きく設定されているが、これは限られない。例えば、第2検出電極51および第2接続電極52をストライプ状に形成し、第2検出電極51の幅Lと第2接続電極52の幅Lとが実質的に同一であってもよい。
第2検出電極51の材料は、導電層20と同様のものが挙げられる。また、第2検出電極51の形成方法は、導電層20と同様の方法が挙げられる。
第2接続電極52は、隣り合う第2検出電極51を電気的に接続する機能を有する。第2接続電極52は、図2(a)に示すように、絶縁層30の第2主面30bに位置する平担部52A、および絶縁層30の貫通孔31の内壁面31aに位置する傾斜部52Bを有する。なお、本実施形態では、第2接続電極52の傾斜部52Bを絶縁層30の貫通孔31の内壁面31aに設けることで、第2接続電極52と第2検出電極51とを電気的に接続しているが、これには限られない。
第2接続電極52の平担部52Aは、導電層20の開口部21内に位置している。また、第2接続電極52の平担部52Aは、図2(a)、図2(b)および図5に示すように、第1検出電極パターン40と交差している。より具体的には、第2接続電極52の平担部52Aは、第1接続電極42と交差している。すなわち、交差領域50aは、第2接続電極52の平担部52Aに位置しており、絶縁層30の第2主面30bに設けられている。
また、本実施形態では、第2接続電極52の平担部52Aは、導電層20の開口部21内に、開口部21と離間して配置することにより、第2接続電極52の平担部52Aと導電層20とが電気的に絶縁されるようにしている。
第2接続電極52の材料は、導電層20と同様のものが挙げられる。また、第2接続電極52の形成方法は、導電層20と同様の方法が挙げられる。
第2検出用配線53は、第2検出電極51に電圧を印加する機能を有する。第2検出用配線53は、外側領域Eにおける絶縁層30の第1主面30aに設けられている。また、第2検出用配線53は、その一端部が第2検出電極51と電気的に接続され、他端部が外部導通領域Eに位置している。第2検出用配線53の材料は、第1検出用配線43と同様のものが挙げられる。また、第2検出用配線53の形成方法は、導電層20と同様の方法が挙げられる。
保護用基板70は、第1検出電極パターン40および第2検出電極パターン50に、外部の物体が直接接触することを低減する機能を有する。保護用基板70の材料は、透光性を有するものが挙げられ、例えば、PET、アクリル、ガラスなどである。
接合部材60は、第1検出電極パターン40および第2検出電極パターン50が形成された絶縁層30の第1主面30aと、保護用基板70とを張り合わせる機能を有する。接合部材60の材料は、例えばアクリル樹脂などが挙げられる。
入力装置X1では、入力領域Eにおける保護用基板70に指などの導電体を押圧もしくは近接することにより、指などの導電体が押圧もしくは近接した位置を入力位置として検出する。具体的には、入力領域Eに指などの導電体を押圧もしくは近接させると、指などの導電体と第1検出電極41および第2検出電極51との間の静電容量が変化する。この静電容量の変化を、図示しないドライバで検出する。ドライバは、静電容量の変化に基づいて入力位置を検出する。このようにして、入力装置X1は、入力位置を検出することができる。
入力装置X1では、導電層20が開口部21を有し、第2検出電極パターン50の交差領域50aが、開口部21内に位置している。これにより、入力領域Eにおいて、第1検出電極パターン42と第2検出電極パターン52とが交差する領域では、第1接続電極42と第2接続電極52との二つの電極が位置することになる。また、第1検出電極41もしくは第2検出電極51が設けられている領域では、第1検出電極41もしくは第2検出電極51と導電層20との二つの電極が位置することになる。
すなわち、上記いずれの領域においても、電極が二層となるので、これらの領域での可視光の透過率の差を低減できる。そのため、入力装置X1が表示装置に搭載され、かつ導電層20が設けられた場合においても、表示装置の表示品位の低下を低減させることができる。
また、入力装置X1のように、第1検出電極パターン41と第2検出電極パターン51との立体交差する領域では、第1接続電極42と第2接続電極52とが立体交差することが好ましい。すなわち、第1検出電極41および第2検出電極51に比べて、第1接続電極42および第2接続電極52の平面積が小さいので、導電層20における開口部21の占める領域を小さくできる。したがって、開口部21を設けることによる導電層20の電磁波を吸収する機能の低下を低減できる。
[実施の形態2]
図6および図7は、本発明の第2の実施形態に係る入力装置X2の概略を表す平面図である。入力装置X1と入力装置X2との異なる点は、入力装置X2が調整膜T、Tをさらに備えることである。
調整膜T、Tは、図7に示すように、絶縁層30の第1主面30aに設けられている。また、調整膜Tは、図6に示すように、平面視において、隣り合う第1検出電極41間、隣り合う第2検出電極51間、および隣り合う第1検出電極41と第2検出電極51との間に設けられている。また、調整膜Tは、図6に示すように、入力領域Eにおける第1検出電極41および第2検出電極51によって埋まらない領域、すなわち、入力領域Eの額縁の領域に設けられている。また、調整膜Tは、図6に示すように、第1検出電極41および第2検出電極によって埋まらない領域を埋めるように、第1検出電極41もしくは第2検出電極51の一部を欠いた、三角形状などの多角形状をしている。
入力装置X2では、調整膜T、Tが、平面視において、隣り合う第1検出電極41間、隣り合う第2検出電極51間、および隣り合う第1検出電極41と第2検出電極51との間に設けられている。そのため、入力領域Eでの、第1検出電極パターン40もしくは第2検出電極パターン50が位置する領域と位置しない領域との可視光の透過率の差を低減できる。したがって、入力装置X2では、入力領域Eでの可視光の透過率がより均一化するため、例えば入力装置X2を表示装置に搭載した場合において表示品位が向上する。
なお、上記では、調整膜T、Tは、隣り合う第1検出電極41間、隣り合う第2検出電極51間、および隣り合う第1検出電極41と第2検出電極51との間に設けられて
いる例について説明したが、これには限られない。すなわち、調整膜T、Tは、隣り合う第1検出電極41間、隣り合う第2検出電極51間、および隣り合う第1検出電極41と第2検出電極51との間のいずれかに設けられていてもよい。
また、調整膜T、Tは、第1検出電極41および第2検出電極51の有する可視光の透過率と同一の可視光の透過率を有すると、さらに好ましい。
本実施形態では、調整膜T、Tの有する可視光の透過率を、第1検出電極41および第2検出電極51の有する可視光の透過率の±10%以内に設定することで、調整膜T、Tの有する可視光の透過率を、第1検出電極41および第2検出電極51の有する可視光の透過率と実質的に同一としている。
なお、可視光の透過率は、例えば、以下のようにして測定できる。まず、可視光を対象物に照射して対象物を透過した透過光の発光スペクトルを測定する。測定して得られた透過光の発光スペクトルと出射光の発光スペクトルとを光の強度と波長との関係のグラフで表す。このグラフから、波長の可視光域での、透過光の発光スペクトルと出射光の発光スペクトルとの面積差を算出することで、可視光の透過率を判断できる。すなわち、この面積差が小さいほど可視光の透過率が高いことを意味する。
本実施形態では、例えば、調整膜T、Tの材料を第1検出電極41および第2検出電極51の材料と同じ材料にするとともに、調整膜T、Tの厚みを第1検出電極41および第2検出電極51の厚みと実質的に同一としていることで、調整膜T、Tの有する可視光の透過率を、第1検出電極41および第2検出電極51の有する可視光の透過率と実質的に同一としている。
また、図7に示すように、調整膜T、Tは、例えば導電層20と電気的に接続されているのが好ましい。これにより、隣り合う第1検出電極41間、隣り合う第2検出電極51間、および隣り合う第1検出電極41と第2検出電極51との間で発生する浮遊電荷を、調整膜T、Tを介して導電層20へ逃がすことができる。そのため、入力装置X2における入力位置の検出感度を向上させることができる。また、調整膜T、Tに接続される導電層20が、基準電位に設定されていると、浮遊電荷をさらに逃がしやすくなり、入力位置の検出感度をさらに向上させることができる。
本実施形態では、調整膜T、Tは、絶縁層30に設けられた貫通孔32、すなわち導通スルーホールを介して導電層20と電気的に接続されている。なお、導電層20との接続方法は、導通スルーホールには限られない。
[実施の形態3]
図8、図9(a)および図9(b)は、本発明の第3の実施形態に係る入力装置X3の概略を表す平面図である。入力装置X1と入力装置X3との異なる点は、入力装置X3は、導電層20に代えて導電層20Aを備えることである。
導電層20Aは、高抵抗部21Aと、高抵抗部21Aの材料の有する抵抗率より低い抵抗率を有する材料からなる低抵抗部22Aとを有している。
高抵抗部21Aは、入力領域Eにおける基体10の第1主面10aに位置している。また、高抵抗部21Aの材料は、第1検出電極41と同様ものが挙げられる。
低抵抗部22Aは、外側領域Eにおける基体10の第1主面10aに位置している。また、低抵抗部22Aは、高抵抗部21Aの材料の有する抵抗率より低い抵抗率を有する
材料からなる。
入力装置X3では、導電層20Aは、入力領域Eに位置する高抵抗部21Aと、外側領域Eに位置する低抵抗部22Aとを有している。すなわち、低抵抗部22Aが外側領域Eに位置しているので、入力領域Eの可視光の透過率を低下させることなく、導電層20A全体の抵抗値を低くすることができる。
[実施の形態4]
図10、図11(a)および図11(b)は、本発明の第4の実施形態に係る入力装置X4の概略を表す平面図である。入力装置X1と入力装置X4との異なる点は、以下の点である。
入力装置X4では、基体10の主面10aを第1主面10aとするとき、第1主面10aの反対側に位置する第2主面10bを有している。また、基体10の第1主面10aに第1検出電極パターン40および第2検出電極パターン50が設けられている。また、第1検出電極パターン40および第2検出電極パターン50が設けられている基体10の第1主面10aに絶縁層30が設けられている。また、絶縁層30の第2主面30bに導電層20が設けられている。
入力装置X4では、入力領域Eにおける基体10の第2主面10bに指などの導電体を押圧もしくは近接させることにより、指などの導電体が押圧もしくは近接した位置を入力位置として検出する。
入力装置X4では、第1検出電極41および第2検出電極51が、基体10の第1主面10aに設けられており、基体10の第2主面10bが、使用者によって操作される面となる。このため、入力装置X4は、入力装置X1と比べて、使用者の指などの導電体と、第1検出電極41および第2検出電極51との間の距離が短くなる。これにより、入力装置X4は、入力装置X1と比べて、入力位置の検出感度が向上する。
[実施の形態5]
図12(a)、図12(b)は、本発明の第5の実施形態に係る入力装置X5の概略を表す断面図である。入力装置X1と入力装置X5との異なる点は、貫通孔31の内壁面31aは、第2検出電極パターン50に沿った断面で、凸曲面31bを有していることである。
本実施形態では、内壁面31aの凸曲面31bは、図12(a)および図12(b)に示すように、第1接続電極42へ向かう方向に突出している面をいう。内壁面31aの凸曲面31bは、第2検出電極パターン50に沿った断面で、絶縁層30の第1主面30aから第2主面30bまでの領域に位置している。また、本実施形態では、第2接続電極52の傾斜部52Bが、凸曲面31bに位置している。
入力装置X5では、貫通孔31の内壁面31aが、凸曲面31bを有し、第2検出電極パターン50の一部52Bは、凸曲面31bに位置している。すなわち、絶縁層30の貫通孔31の内壁面31aが丸みを帯びている。これにより、使用者の指などの導電体による押圧力が絶縁層30に加わっても、絶縁層30の第2主面30b近傍における内壁面31aの端部31cに位置する第2接続電極52に、応力が集中するのを低減できる。
図12(b)は、図12(a)のR部分の拡大図である。図12(b)では、絶縁層30の第2主面30bに水平な方向と内壁面31aの端部31cとの傾斜角度θとし、絶縁層30の第2主面30bに直交する方向と端部31cとのなす角をθ´としている。
ここで、第2主面30bに水平な方向と内壁面31aの端部31cとの傾斜角度θは、第1主面31aに直交する方向と内壁面31aの端部31cとのなす角をθ´より小さく設定されている。また、傾斜角度θが2〜20°の範囲に設定されると応力をより緩和できるとともに、第2接続電極52の傾斜部52Bが視認されにくくなるので好適である。
なお、内壁面31aの凸曲面31bは、貫通孔31を形成した後、もしくは貫通孔31の形成と同時に、絶縁層30を構成する材料を、加熱温度および加熱時間などを所定の条件に設定した状態で加熱し、材料の粘度を調整することで、形成される。
[実施の形態6]
図13(a)および図13(b)は、本発明の第6の実施形態に係る入力装置X6の概略を表す断面図である。入力装置X5と入力装置X6との異なる点は、絶縁層30の第2主面30bに対する内壁面31aの傾斜角度θが、第2検出電極パターン30に沿った断面で、極小値と極大値とを有していることである。
図13(b)は、図13(a)のR部分の拡大図である。また、図13(b)は、絶縁層30の第2主面30bに対する内壁面31aの傾斜角度をθとした場合の、この傾斜角度θの変化を示している。ここで、極小値とは、傾斜角度θのグラフにおいて、傾斜角度θが減少から増加に転じるときの傾斜角度θの値である。これに対して、極大値とは、傾斜角度θのグラフにおいて、傾斜角度θが増加から減少に転じるときの傾斜角度θの値である。
なお、内壁面31aの各部位での傾斜角度θは、内壁面31aの対象部位に引いた接線における絶縁層30の第2主面30bと水平な方向に対する角度としている。
入力装置X6では、絶縁層30の第2主面30bに対する内壁面31の傾斜角度θは、第2検出電極パターン30に沿った断面で、極小値と極大値とを有している。すなわち、内壁面31aは、凸曲面31bに加えて、凹曲面31dを有している。これにより、使用者の指などによる押圧力が絶縁層30に加わっても、凹曲面31dが応力の一部を吸収するので、内壁面31aの端部31cに位置する第2接続電極52に、応力が加わることをより低減できる。
なお、本実施形態では、絶縁層30の第2主面30bに対する内壁面31aの傾斜角度θは、一つの極小値を有しているが、複数の極小値を有してもよい。また、同様に、壁面31aの傾斜角度θは、複数の極大値を有してもよい。
[実施の形態7]
図14(a)は、本発明の第7の実施形態に係る入力装置X7の概略を表す断面図である。入力装置X4と入力装置X7との異なる点は、貫通孔31の内壁面31aは、第2検出電極パターン50に沿った断面で、凸曲面31bを有していることである。
本実施形態では、内壁面31aの凸曲面31bは、図15(a)に示すように、第1接続電極42から第2接続電極52へ向かう方向に突出している面をいう。また、凸曲面31bは、2検出電極パターン50に沿った断面で、第1主面30aから第2主面30bまでの領域に位置している。また、第2接続電極52の傾斜部52Bは、凸曲面31bに位置している。
入力装置X6では、貫通孔31の内壁面31aは、凸曲面31bを有し、第2検出電極パターン50の一部52Bは、この凸曲面31bに位置している。すなわち、入力装置X
7は、入力装置X5の構成を入力装置X4に適用している。このため、入力装置X7は、入力装置X5の場合と同様に、使用者の指などによる押圧力が絶縁層30に加わっても、絶縁層30の第1主面30a近傍における内壁面31aの端部31cに位置する第2接続電極52に、応力が集中するのを低減できる。
[実施の形態8]
図14(b)は、本発明の第8の実施形態に係る入力装置X8の概略を表す断面図である。入力装置X7と入力装置X8との異なる点は、絶縁層30の第1主面30aに対する内壁面31aの傾斜角度θが、第2検出電極パターン30に沿った断面において、極小値と極大値とを有している点である。
入力装置X8では、絶縁層30の第1主面30aに対する内壁面31の傾斜角度θは、第2検出電極パターン30に沿った断面で、極小値と極大値とを有している。すなわち、入力装置X9は、入力装置X6の構成を入力装置X4に適用している。そのため、入力装置X9は、入力装置X6の場合と同様に、使用者の指などによる押圧力が絶縁層30に加わっても、凹曲面31dで応力の一部が吸収されるので、内壁面31aの端部31cに位置する第2接続電極52に、応力が加わることをより低減できる。
[実施の形態9]
図15、図16(a)、および図16(b)は、本発明の第9の実施形態に係る入力装置X9の概略を表す断面図である。入力装置X1と入力装置X9との異なる点は、絶縁層30が、導電層20の一つの開口部21に対して一つの貫通孔31を有することである。
本実施形態では、図16(b)に示すように、例えば、第1接続電極42の一部42Aが、絶縁層30の貫通孔31の内壁面31aおよび第2主面30aに位置している。また、貫通孔31の内壁面30aは、第1検出電極パターン40に沿った断面で、凸曲面31bを有している。また、第1接続電極42の一部42Aが凸曲面31bに位置している。
入力装置X9では、貫通孔31の内壁面31aが、第1検出電極パターン40に沿った断面で、凸曲面31bを有しており、第1検出電極パターン40の一部42Aが、凸曲面31bに位置している。これにより、使用者の指などによる押圧力が絶縁層30に加わっても、内壁面31aの端部31cに位置する第1接続電極42に、応力が加わることをより低減できる。
なお、絶縁層30は、導電層20の一つの開口部21に対して二つ以上の貫通孔31を有してもよい。
[表示装置の構成]
表示装置Yは、図17に示すように、入力装置X1と、液晶表示装置Zとを備えている。また、液晶表示装置Zは、液晶表示パネル70と、光源装置80と、筐体90とを備えている。
液晶表示パネル70は、図18に示すように、上側基板71と、下側基板72と、封止部材73とを備えている。液晶表示パネル70は、上側基板71と下側基板72との間に液晶層を介在させ、液晶層を封止部材73で封止することにより、画像を表示するための複数の画素からなる表示領域Pが形成される。
光源装置80は、液晶表示パネル70に向けて光を照射する機能を有し、液晶表示パネル70と下側筐体92との間に配置されている。
筐体90は、液晶表示パネル70および光源装置80を収容する機能を有し、上側筐体91および下側筐体92を有する。筐体90の材料としては、ポリカーボネート樹脂などの樹脂、ステンレス、もしくはアルミニウムなどの金属などが挙げられる。
表示装置Yでは、図19に示すように、入力装置X1の第1検出電極パターン40および第2検出電極パターン50が導電層20を介して液晶表示パネル70と対向配置されるように、入力装置X1が搭載される。
また、入力装置X1と液晶表示装置Zとは、両面テープMを介して接着される。なお、入力装置X1と液晶表示装置Zとの固定方法に使用される固定用部材は両面テープRには限られず、例えば熱硬化性樹脂、あるいは紫外線硬化性樹脂などの接着部材、もしくは入力装置X1と液晶表示装置Zとを物理的に固定する固定構造体でもよい。
表示装置Zは、上述のように入力装置X1を備えている。これにより、入力装置X1に導電層20を設ける場合においても、光の透過性の低下を低減させることで、表示装置Zの表示品位の低下を低減できる。
以上、本発明の具体的な実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。
表示装置Yでは、入力装置X1を備える表示装置Yの例について説明したが、入力装置X1に代えて、本発明の他の実施形態に係る入力装置を採用してもよい。
表示装置Yでは、表示パネルが液晶表示パネル70である例について説明したが、これに限定されない。すなわち、表示パネルは、CRT、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、無機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、蛍光表示管、電界放出ディスプレイ、表面電界ディスプレイ、電子ペーパーなどであってもよい。
また、入力装置X2、X3、X9の構成を入力装置X4に適用しても、入力装置X2,X3、X9で説明した効果と同様な効果が得られる。
X1、X2、X3、X4、X5、X6、X7、X8、X9 入力装置
Y 表示装置
Z 液晶表示装置
10 基体
20 導電層
21 開口部
30 絶縁層
30a 第1主面
30b 第2主面
31 貫通孔
31a 内壁面
31b 凸曲面
31d 凹曲面
40 第1検出電極パターン
41 第1検出電極
42 第1接続電極
43 第1検出用配線
50 第2検出電極パターン
50a 交差領域
50b 検出領域
51 第2検出電極
52 第2接続電極
53 第2検出用配線
、T 調整膜
70 表示パネル

Claims (11)

  1. 第1主面、および前記第1主面の反対側に位置する第2主面を有する絶縁層と、
    前記絶縁層の第1主面に設けられ、第1方向に沿って配列される第1検出電極パターンと、
    第2方向に沿って配列される第2検出電極パターンであって、前記第1検出電極パターンに対して立体交差するように前記絶縁層の第2主面に設けられる交差領域と、前記絶縁層の第1主面に設けられる検出領域と、を有する第2検出電極パターンとを備え
    前記絶縁層は、当該絶縁層を厚み方向に貫く貫通孔を有しており、
    前記貫通孔の内壁面は、前記第2検出電極パターンに沿った断面で、凸曲面を有し、
    前記第2検出電極パターンの一部は、前記凸曲面に位置することを特徴とする入力装置。
  2. 前記絶縁層の第2主面に設けられる導電層をさらに備え、
    前記導電層は、開口部を有しており、
    前記第2検出電極パターンの交差領域は、前記開口部内に位置する、請求項1に記載の入力装置。
  3. 隣り合う前記第1検出電極間、隣り合う前記第2検出電極間、もしくは隣り合う前記第1検出電極と前記第2検出電極との間に、調整膜が設けられている、請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記調整膜は、前記導電層と電気的に接続されている、請求項3に記載の入力装置。
  5. 入力位置を検出するための入力領域、および入力領域の外側に位置する外側領域を有し、
    前記導電層は、入力領域に設けられる高抵抗部と、外側領域に設けられ、かつ前記高抵抗部の材料の有する抵抗率より低い抵抗率を有する材料からなる低抵抗部とを有する、請求項2〜4のいずれかに記載の入力装置。
  6. 前記第2検出電極パターンは、入力位置を検出するための第2検出電極、および、隣り合う前記第2検出電極同士を接続する第2接続電極を有しており、
    前記第2接続電極は、前記交差領域を含んでおり、
    前記第2接続電極の一部は、前記凸曲面に位置する、請求項1〜5のいずれかに記載の
    入力装置。
  7. 前記第2検出電極パターンに沿った断面で、前記絶縁層の第2主面に対する前記内壁面の傾斜角度が、少なくとも1個の極小値と極大値とを有する、請求項1〜6のいずれかに記載の入力装置。
  8. 前記第2検出電極パターンに沿った断面で、前記絶縁層の第1主面に対する前記内壁面の傾斜角度が、前記第2検出電極パターンに沿った断面で、少なくとも1個の極小値と極大値とを有する、請求項1〜6のいずれかに記載の入力装置。
  9. 前記導電層は、基準電位に設定されている、請求項2〜5のいずれかに記載の入力装置。
  10. 前記絶縁層を支持する基体をさらに備え、
    前記第1検出電極パターンおよび前記第2検出電極パターンは、前記基体の主面に設けられている、請求項1〜9のいずれかに記載の入力装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の入力装置と、
    前記入力装置の前記導電層を介して、前記第1検出電極パターンおよび前記第2検出電極パターンに対向配置される表示パネルと、を備える表示装置。
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