JP2011033707A - 画像処理装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 フレーム毎の画像を入力し、入力された画像の視聴時間に基づいて変化する変数を算出し、算出された変数に基づいて前記分配比率を決定し、決定された分配比率を用いて前記画像を複数のサブフレームに分配し、分配された複数のサブフレームを出力する。
【選択図】 図1
Description
本実施形態では、画像を視聴しているユーザの疲労度を示す変数に基づいて、第2のサブフレームの空間低周波成分を第1のサブフレームに分配することにより、フリッカと動きボケの調整を行う。
図1の画像処理装置101は、画像入力端子1、現時刻入力端子2、フレームメモリ3、疲労要因検出部4、変数算出部5、分配比率決定部6、分配処理部7、出力部8を備える。さらに疲労要因検出部4は、平均輝度算出部401、動き量算出部402、視聴時間検出部403から構成される。図1において、入力端子1より入力された画像は、フレームメモリ3、平均輝度算出部401、動き量算出部402、分配処理部7に供給される。現時刻入力端子2から入力された現時刻を示す情報は、視聴時間検出部403へ供給される。フレームメモリ3は、入力画像を1フレーム分遅延させ、その遅延した画像を動き量算出部402、分配処理部7に出力する。平均輝度算出部401は、入力されたフレーム画像の輝度値の1画素当たりの平均値を算出し、変数算出部5へ出力する。動き量算出部402は、2フレーム間の差分絶対値を画素ごとに算出し、さらにその平均値を変数算出部5に出力する。視聴時間検出部403では、画像処理装置101によって表示された画像の視聴開始時間から現在の時間までの時間(視聴時間)を算出して、変数算出部5に出力する。変数算出部5では、入力される疲労要因である平均輝度、動き量、視聴時間をそれぞれ0から1に正規化する。更に、それぞれの疲労要因において、重み付けを行い、疲労度を示した変数を算出して、分配比率決定部6に出力する。分配比率決定部6では、変数に基づいて、空間周波数分離方式における第2のサブフレームの空間低周波成分をどの程度第1のサブフレームに分配するのかを決定して、分配処理部7に出力する。分配処理部7では、分配比率に基づいて、実際の空間周波数分離方式による処理を行い、2とのサブフレームを生成する。出力部8では、倍速変換された2つのサブフレームの出力を行う。
ステップS1において、フレームメモリ3、疲労要因検出部4、分配処理部7に画像がフレーム毎に入力される。ステップS2において、平均輝度算出部401は、入力された1フレーム内における1画素当たりの平均輝度を算出する。1フレームの画素数をk、各画素の輝度値をL[i]としたとき、平均輝度ALは以下式1にて算出される。
AL_nor=AL/255 (式2)
更にステップS2においては、動き量算出部402は、入力された現フレームの画像と、フレームメモリ3によって遅延されて入力された前フレームの画像との画素値の差分絶対値を算出する。前フレームの画素値をP[i]、後フレームの画素値をN[i]としたとき、各画素の動き量M[i]は以下式3にて算出される。
M[i]=|P[i]−N[i]| (式3)
次に、動き量算出部402は、式3で算出された各画素の動き量M[i]から、フレーム全体の動き量AMを以下式4にて算出する。
AM_nor=AM/255 (式5)
ステップS2において、視聴時間検出部403は、入力された現時刻を示す情報を基に、ある一定の時間チャンネルが変わらなければユーザが連続して画像を視聴しているとみなし、視聴時間Tを算出する。
T=TC−TS (式6)
次に、視聴時間検出部403は、視聴時間Tを0から1の範囲で正規化を行う。一般的に、眼の疲労に関しては、90分までは時間に比例して増加方向に変化し、90分を超えると疲労は一旦飽和した状態になる。そこで図3に示すように、90分での疲労度を最大値として、そこからは疲労度は一定であると仮定する。この仮定の元に正規化を行うと、正規化されたTであるT_norは、以下式7にて算出される。
T_nor=T/90 (if T<=90)
=1 (if T>90) (式7)
ステップS3において、変数算出部5は、ステップS2において算出された疲労要因に重みをつけて変数を算出する。ここで、平均輝度の重みをw_l、動き量の重みをw_m、視聴時間の重みをw_tとすると、変数TIは、以下式8で与えられる。ただし、w_l>=0、w_m>=0、w_t>=0、w_l+w_m+w_t=1であるものとする。
TI=w_l*AL_nor+w_m*AM_nor+w_t*T_nor (式8)
このとき、0<=TI<=1となる。また、各重みは視聴環境等に応じて適宜、経験的に決定可能である。
ステップS6において、出力部8は、以下式9に示すように、分配処理部7において生成される第1のサブフレーム(SF1)、第2のサブフレーム(SF2)を順に出力する。
SF1=H+L+L*D
SF2=L*(1−D) (式9)
このように、本実施形態では、疲労要因として画像の平均輝度、動き量、視聴時間を用いて変数を算出し、それを基に空間周波数分離方式における分配率を決定することにより、眼の視覚特性を考慮した最適な画像表示が可能になる。
本実施形態では、例えばホールド型ディスプレイにおける黒挿入技術のように、表示デューティ比が自由に変更可能なディスプレイにおいて、表示デューティ比を上述した変数に応じて調整する方法を示す。なお、変数の算出方法については、第1の実施形態と同様である。また、フレームレートに関しては、任意のフレームレートで実現可能である。
前述した第1、第2の実施形態における変数算出部によって算出される変数TIは、ユーザが自由に設定できるようにしてもよい。
図1,図6に示したそれぞれの装置が有する各部は全てハードウェアでもって構成しているものとして上記実施形態では説明した。しかし、図1、図6のフレームメモリ3、出力部8以外の各部をコンピュータプログラムでもって構成しても良い。この場合、このようなコンピュータプログラムを格納するためのメモリと、このメモリに格納されているコンピュータプログラムを実行するCPUとを有するコンピュータは、上記各実施形態に係る画像処理装置に適用することができる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明の装置の制御方法も本発明の一つである。また本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
Claims (8)
- フレーム毎の画像を入力する入力手段と、
前記入力手段に入力された画像の視聴時間に基づいて変化する変数を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された変数に基づいて前記分配比率を決定する決定手段と、
前記決定手段によって決定された分配比率を用いて前記画像を複数のサブフレームに分配する分配手段と、
前記分配手段によって分配された複数のサブフレームを出力する出力手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 前記算出手段は、
前記画像の平均輝度を算出する平均輝度算出手段と、
前記画像の動き量を算出する動き量算出手段と、
ユーザが連続して視聴している時間を検出する検出手段を備え、
前記平均輝度算手段によって算出された該画像の平均輝度と、前記動き量算出手段によって算出された該画像の動き量と、前記検出手段によって検出された視聴時間とに基づいて前記変数を算出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記分配手段は、前記決定手段によって決定された分配比率に基づいて、入力された前記画像の空間高周波成分を強調した第1のサブフレームと、前記画像の空間低周波成分である第2のサブフレームを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記分配比率は、前記画像の空間低周波成分の分配比率であり、該分配比率の値が大きいほど前記第1のサブフレームに含まれる前記画像の空間低周波成分を増加させることを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- フレーム毎の画像を入力する入力手段と、
前記入力手段に入力された画像の視聴時間に基づいて変化する変数を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された変数に基づいて表示デューティ比を決定する決定手段と、
前記決定手段によって決定された表示デューティ比で前記画像を出力する出力手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - フレーム毎の画像を入力する入力工程と、
前記入力工程によって入力された画像の視聴時間に基づいて変化する変数を算出する算出工程と、
前記算出工程によって算出された変数に基づいて前記分配比率を決定する決定工程と、
前記決定工程によって決定された分配比率を用いて前記画像を複数のサブフレームに分配する分配工程と、
前記分配工程によって分配された複数のサブフレームを出力する出力工程とを備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - フレーム毎の画像を入力する入力工程と、
前記入力工程に入力された画像の視聴時間に基づいて変化する変数を算出する算出工程と、
前記算出工程によって算出された変数に基づいて表示デューティ比を決定する決定工程と、
前記決定工程によって決定された表示デューティ比で前記画像を出力する出力工程とを備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - コンピュータが読み出して実行することにより、前記コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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