JP5340104B2 - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents
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Description
物理的に等しい発光強度に対して高輝度部でより明るく見えるように入力フレーム画像に対するフレームレート変換を行う画像処理装置について以下、説明する。図1(a)は、本実施形態に係る画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。図1(a)に示す如く、本実施形態に係る画像処理装置は、フレームレート変換部101(図1(a)ではFRC101として示している)、階調変換部102、階調変換部103、切替部104、を有している。
一方、上記の通り、階調変換部103は、図3(b)に示す変換特性に基づいてサブフレーム画像202の階調変換を行う。従って、階調変換部103は、サブフレーム画像204において閾値S1以下の輝度値xを有する画素については、以下の式(変換情報)に従って新たな輝度値f2(x)を計算する。
これにより、サブフレーム画像202、204の何れについても、閾値S1以下の輝度値xを有する画素については同じ変換式に基づいて輝度値が更新される。また、階調変換部102は、サブフレーム画像202において閾値S1よりも大きい輝度値xを有する画素については、以下の式(変換情報)に従って新たな輝度値f1(x)を計算する。
また、階調変換部103は、サブフレーム画像204において閾値S1よりも大きい輝度値xを有する画素については、以下の式(変換情報)に従って新たな輝度値f2(x)を計算する。
このように、サブフレーム画像202、204は、閾値S1よりも大きい輝度値xを有する画素についてはそれぞれ異なる変換式に基づいて輝度値が更新されることになる。即ち、上記で述べた変換情報とは、次のように構成された情報であるといえる。即ち、入力輝度値が閾値以下の場合、入力輝度値に対する出力輝度値の変化率が全てのサブフレーム画像で同じになるように構成されており、入力輝度値が閾値より大きい場合、上記変化率が全てのサブフレーム画像で異なるように構成されている。
以下に説明する各実施形態は、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、入力フレーム画像のうち輝度値が高くて孤立した領域に対してのみサブフレーム画像間に差分をもたせることにより、大画面フリッカを抑制しつつ明るさ感を向上させる。
f(sx)=s_min (sx>S1)
係る変換では、着目画素の画素値sxが閾値S1以下であれば、着目画素についての変換後の画素値として画素値sxをそのまま用いる。一方、画素値sxが閾値S1よりも大きい場合には、着目画素を中心とする規定面積の領域内のそれぞれの画素の画素値のうち最小の画素値s_minを取得し、取得したこの画素値s_minを着目画素についての変換後の画素値とする。
本実施形態では、物理的な最大発光強度に対して高輝度部でより明るく見えるようにフレームレート変換を行う。図1(c)は、本実施形態に係る画像処理装置の機能構成例を示すブロック図である。図1(c)に示した構成は、図1(a)に示した構成に変換階調制御部900を加えた構成となっており、その他の各部の動作については第1の実施形態と同じである。
f1(x)=2x−2Smax+Pmax(2Smax−Pmax<x)
f2(x)=2Smax−Pmax (2Smax−Pmax<x≦Smax)
f2(x)=Pmax (Smax<x)
ここでPmaxは輝度値が取りうる最大値で、例えば輝度値が8ビットで表現されている場合には、Pmaxは255となる。図3(e)、(f)は、階調変換部102、階調変換部103のそれぞれで行う階調変換の変換特性を示す図である。
2Smax−Pmax≦f2(Smax)≦Smax
図8(c)は、サブフレーム画像203とサブフレーム画像205とを合成した場合の表示輝度を示す図である。入力輝度範囲、即ちSmax以下の輝度値においては入出力の階調が線形関係になっており階調性を保つことができている。また、(2Smax−Pmax)以上の輝度値においてはサブフレーム間に輝度差が出来、60Hz成分が出来ることにより明るさ感が向上する。
上記第1〜第3の実施形態では、説明上、フレームレートを2倍にする場合について説明したが、M/N倍のフレームレートにも適用可能である。図9は、第1の実施形態に係る画像処理装置を、フレームレートを3倍にするように拡張した場合の構成例を示す図である。
図1(a),(b),(c),9,10に示したそれぞれの装置が有する各部は全てハードウェアでもって構成しているものとして上記実施形態では説明した。しかし、これら各部を全てコンピュータプログラムでもって構成しても良い。この場合、このようなコンピュータプログラムを格納するためのメモリと、このメモリに格納されているコンピュータプログラムを実行するCPUとを有するコンピュータは、上記各実施形態に係る画像処理装置に適用することができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (9)
- 複数のフレーム画像を順次取得する取得手段と、
前記取得手段が取得したフレーム画像から複数のサブフレーム画像を生成する生成手段と、
前記複数のサブフレーム画像のそれぞれについて階調変換を行う変換手段と、
前記変換手段により階調変換が施されたそれぞれのサブフレーム画像を順次出力する手段と
を備え、
前記変換手段は、
前記サブフレーム画像において輝度値が閾値以下の画素に対しては、サブフレーム画像間で共通の階調変換を施し、
前記サブフレーム画像において輝度値が閾値よりも大きい画素に対しては、サブフレーム画像ごとに異なる階調変換を施す
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記生成手段は、前記取得手段が取得したフレーム画像からそれぞれ階調が異なる複数のサブフレーム画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記変換手段は、
入力輝度値が前記閾値以下の場合には該入力輝度値に対する出力輝度値の変化率が全てのサブフレーム画像で同じになるように階調変換を行うために用いる情報であり且つ入力輝度値が前記閾値よりも大きい場合には該入力輝度値に対する出力輝度値の変化率が全てのサブフレーム画像で異なるように階調変換を行うために用いる情報である変換情報を用いて、前記複数のサブフレーム画像のそれぞれの階調を変換することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記変換手段は、
前記取得手段が取得したフレーム画像を構成する各画素の輝度値のうち最大の輝度値を取得し、該取得した最大の輝度値に基づいて、前記複数のサブフレーム画像のそれぞれに対する階調変換の為の変換曲線を求め、該求めた変換曲線に基づいて階調変換を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 複数のフレーム画像を順次取得する取得手段と、
前記取得手段が取得したフレーム画像から2つのサブフレーム画像を生成する生成手段と、
前記2つのサブフレーム画像のうち一方のサブフレーム画像に対して最小値フィルタを施すフィルタ手段と、
前記フィルタ手段による処理済みのサブフレーム画像に対して階調変換を行う変換手段と、
前記2つのサブフレーム画像のうち他方のサブフレーム画像と、前記変換手段による変換済みのサブフレーム画像と、の差分フレーム画像を生成する手段と、
前記変換手段による変換済みのサブフレーム画像と、前記差分フレーム画像と、を順次出力する手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
前記画像処理装置の取得手段が、複数のフレーム画像を順次取得する取得工程と、
前記画像処理装置の生成手段が、前記取得工程で取得したフレーム画像から複数のサブフレーム画像を生成する生成工程と、
前記画像処理装置の変換手段が、前記複数のサブフレーム画像のそれぞれについて階調変換を行う変換工程と、
前記画像処理装置の出力手段が、前記変換工程で階調変換が施されたそれぞれのサブフレーム画像を順次出力する工程と
を備え、
前記変換工程では、
前記サブフレーム画像において輝度値が閾値以下の画素に対しては、サブフレーム画像間で共通の階調変換を施し、
前記サブフレーム画像において輝度値が閾値よりも大きい画素に対しては、サブフレーム画像ごとに異なる階調変換を施す
ことを特徴とする画像処理方法。 - 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
前記画像処理装置の取得手段が、複数のフレーム画像を順次取得する取得工程と、
前記画像処理装置の生成手段が、前記取得工程で取得したフレーム画像から2つのサブフレーム画像を生成する生成工程と、
前記画像処理装置のフィルタ手段が、前記2つのサブフレーム画像のうち一方のサブフレーム画像に対して最小値フィルタを施すフィルタ工程と、
前記画像処理装置の変換手段が、前記フィルタ工程での処理済みのサブフレーム画像に対して階調変換を行う変換工程と、
前記画像処理装置の差分フレーム画像生成手段が、前記2つのサブフレーム画像のうち他方のサブフレーム画像と、前記変換工程での変換済みのサブフレーム画像と、の差分フレーム画像を生成する工程と、
前記画像処理装置の出力手段が、前記変換工程での変換済みのサブフレーム画像と、前記差分フレーム画像と、を順次出力する工程と
を備えることを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
- 請求項8に記載のコンピュータプログラムを格納した、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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