JP2011031733A - 車両用電動シートのリクライニング駆動装置 - Google Patents

車両用電動シートのリクライニング駆動装置 Download PDF

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JP2011031733A JP2009179647A JP2009179647A JP2011031733A JP 2011031733 A JP2011031733 A JP 2011031733A JP 2009179647 A JP2009179647 A JP 2009179647A JP 2009179647 A JP2009179647 A JP 2009179647A JP 2011031733 A JP2011031733 A JP 2011031733A
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Abstract

【課題】部品点数が少なくて厚みを抑えた駆動装置を備えた車両用電動シートのリクライニング駆動装置を提供する。
【解決手段】乗員がシートバックを調節したい場合に、車両用電動シートに設けられている操作スイッチを操作すると、モータに通電して伝達ギヤ4が回転駆動される。伝達ギヤ4が駆動されると、ハウジング5のギヤ収納部5a内で2段目ギヤ3bと噛み合っている第2の駆動ギヤ3が回転することになる。第2の駆動ギヤ3が回転すれば1段目ギヤ3aが回転することとなり、それによって1段目ギヤ3aと噛み合っている第1の駆動ギヤ2が回転し、シャフト104を回動させてリクライニング装置を操作する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気で駆動される車両用電動シートのリクライニング駆動装置に関するもので、特にその駆動ギヤに関するものである。
従来より、モータを利用して電動シートのリクライニングを駆動させるものとしては、例えば特許文献1に記載されているようなものがある。特許文献1に記載されているリクライニング装置は、特許文献1の符号を用いて説明すると、ラウンドタイプのリクライナー(2)が備えられており、リクライナー(2)は、アーム(1)側のシェル(3a)の内周面に内歯を形成してアウターギヤとなすと共に、その内歯に係合する外歯を形成したインナーギヤ(18)をシェル(3)に固定し、ホルダーリング(19)でシェル(3,3a)を突き合わせ、その外周部を支持することで少歯数差ハイポサイクロイドギヤが構成されている。シェル(3a)の中心孔には、センターブッシュ(12)が回動可能に支持されており、センターブッシュ(12)に設けた偏心カム部がインナーギヤ(18)の中心孔に挿入されている。そのため、シェル(3a)とシェル(3)の中心は偏心している。
センターブッシュ(12)の中心孔に挿入された駆動シャフト(13)を、モータユニット(5)で回転させることで、センターブッシュ(12)の偏心カム部が偏心回転し、インナーギヤ(18)とアウターギヤの噛合いがずれていくことで、シェル(3)に対してシェル(3a)が回動する。これにより、ベースプレート(4)に対するアーム(1)の傾きが変化することになる。
また、駆動シャフト(13)を回転駆動するモータユニット(5)は、アーム(1)の他側面にボルト(16)により固定される。リクライナー(2)はシートの左右両側に配置されており、この二つのリクライナー(2)のセンターブッシュ(12)の中心孔を一本の駆動シャフト(13)が貫通している。モータユニット(5)の出力軸には駆動シャフト(13)を挿通する挿通孔(15)を形成してあり、モータユニット(5)の出力軸の回転を駆動シャフトを介して左右のリクライナー(2)のセンターブッシュ(12)に伝達している。そして、モータユニット(5)の回り止めとして、モータユニット(5)に設けた取付孔を貫通したボルト(16)が補助プレート(7)とアーム(1)を挿通し、該ボルト(16)をアーム(1)の一側面側に溶接固定したナット(17)に螺合してある。
特開2006−306188号公報
しかしながら、上述したような構成では、駆動シャフトを回転駆動させるモータユニットが、駆動シャフトを通じてリクライナーを駆動させなければならず、組み付けの点からもユニット化してあり、部品点数も多く、厚みのあるものとなっていた。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、部品点数が少なくて厚みを抑えた駆動装置を備えた車両用電動シートのリクライニング駆動装置を提供することにある。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の車両用電動シートのリクライニング駆動装置においては、「乗員が着座するシートクッションと、
前記シートクッションに対して傾動可能なシートバックと、
前記シートクッションのブラケットと、前記シートバックのブラケットとの間に配設され、前記シートバックの角度を保持するリクライニング装置と、
前記リクライニング装置に挿通され、該リクライニング装置を駆動するシャフトを有し、
前記シャフトが挿通される挿通穴が穿設され、前記シャフトを回動させることができる第1の駆動ギヤと、
前記リクライニング装置を駆動するモータの回転を伝達する伝達ギヤと、
前記第1の駆動ギヤと噛み合い、前記伝達ギヤと噛み合っていることにより回動する第2の駆動ギヤと、
前記第1及び第2の駆動ギヤ、伝達ギヤを覆うように、前記シートバックのブラケット及び前記シートクッションのブラケットの何れか一方に取り付けるハウジングを備え、
前記第2の駆動ギヤは、前記シートバックのブラケット及び前記シートクッションのブラケットの何れか一方と前記ハウジングとの各部品に設けられた軸受に軸支される」ことを技術的特徴とする。
請求項1に記載の車両用電動シートのリクライニング駆動装置によれば、リクライニング装置を駆動するシャフトに直接第1の駆動ギヤが取り付けられ、モータの回転力を伝える伝達ギヤと第1の駆動ギヤとに噛み合う第2の駆動ギヤが取り付けられ、第1及び第2の駆動ギヤと伝達ギヤを覆うようにシートバックまたはシートクッションのいずれか一方のブラケットにハウジングが取り付けられるようになっているので、ギヤを完全に覆ってしまうユニットに比べ、シートクッションまたはシートバックのブラケットとハウジングでギヤを覆うユニットの役目を果たす事ができるので、部品点数が少なくて済み、ひいてはコスト削減ができるという効果を奏する。
また、第2の駆動ギヤは、前記シートバックのブラケット及び前記シートクッションのブラケットの何れか一方と前記ハウジングとの各部品に設けられた軸受に軸支されるようになっている。このため、新たに軸受を設ける必要もなく、コンパクトなリクライニング駆動装置となっている。
本発明に掛かるリクライニング駆動装置が適用された車両用電動シートの側面図である。 本発明に掛かるリクライニング駆動装置の拡大図である。
本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に掛かるリクライニング駆動装置が適用された車両用電動シート100の側面図である。車両用電動シート100は、乗員が着座するシートクッション101と、乗員が着座したときに背もたれとなるシートバック102を備えており、シートクッション101にはシートクッションブラケット101aが取り付けられ、シートバック102にはシートバックブラケット102aが取り付けられている。シートバックブラケット102aは、リクライニング装置103を介してシートクッションブラケット101aに取り付けられており、リクライニング装置103によって乗員の所望の角度にシートバック102を固定することが出来るようになっている。
リクライニング装置103はタウメルタイプのリクライニング装置であり、例えば特開2007−61120号に記載されているようなタイプのものが使用されており、共通化の観点から円盤状にユニット化されている。そして差動伝動機構によるものとしては、円盤状の外歯車と、この外歯車よりわずかに歯数の多い円盤状の内歯車が一部で噛合された状態で、回転軸に嵌められる中央軸筒と、この中央軸筒に対して偏心する中央軸受輪により軸支されていると共に、回転可能な状態で互いの周側部がブラケットにより一体状にリングかしめされており、外歯車の中央軸筒と内歯車の中央軸受輪とによる、内歯車の外側方向が開放された偏心空域には、回転軸と一体状の作動フランジ部と、一側面が外歯車の中央軸筒外周面に、他側面が内歯車の中央軸受輪の内周面に接する一対の楔状部材が並列して配設されていると共に、この両楔状部材のそれぞれを、偏心量を増大させる打ち込み拡径方向に付勢するスプリングが設けられているものであり、そして内歯車の外側面には、前記偏心空域部位を開孔したシートバック側のブラケットが固定され、外歯車の外側面にはシートクッション側のブラケットが固定されるものがある。
図2は、本発明に掛かるリクライニング駆動装置の拡大図である。リクライニング装置103には、リクライニング装置103を駆動するシャフト104が挿通されており、シャフト104が回転することでリクライニング装置103の角度を乗員の所望の角度まで傾倒させることが可能となっている。シャフト104は、断面形状が略星型に形成されており、その凸部が係合することでリクライニング装置103を駆動させることができるようになっている。
シャフト104の先端には、シートバックブラケット102a、リクライニング装置103、シートクッションブラケット101aが取り付けられており、そのさらに外側にリクライニング装置103を駆動する駆動装置であるギヤボックスユニット1が取り付けられている。
ギヤボックスユニット1には、第1の駆動ギヤ2及び第2の駆動ギヤ3、伝達ギヤ4、ハウジング5から構成されている。第1の駆動ギヤ2は円盤状に形成され、中心にはシャフト104が挿通される挿通穴2aが穿設されている。挿通穴2aは、シャフト104と同形状に設けられており、第1の駆動ギヤ2が回動することでシャフト104が同期して回転させることができるようになっている。
第2の駆動ギヤ3は、第1の駆動ギヤ2と噛み合う1段目ギヤ3aと、伝達ギヤ4と噛み合う2段目ギヤ3bとを有し、1段目ギヤ3a側には第2の駆動ギヤ3の回転軸3cが設けられており、この回転軸3cはシートクッションブラケット101aに設けられた軸受101bに回転可能に係合される。2段目ギヤ3b側はハウジング5のギヤ収納部5aに軸支され、ギヤ収納部5a内で伝達ギヤ4と噛み合っている。
伝達ギヤ4は、一端にモータが連結されるモータ連結部4aが設けられ、モータによってウォームギヤ4bが回転されるようになっている。ウォームギヤ4bは、ギヤ収納部5a内に軸支され、ギヤ収納部5a内にて第2の駆動ギヤ3の2段目ギヤ3bと噛み合っている。
ハウジング5は、第1の駆動ギヤ2及び第2の駆動ギヤ3を覆うように、シートクッションブラケット101aにボルトによって取付固定される。このように、シートクッションブラケット101aに直接ハウジング5を取り付け、そのハウジング5内にギヤを収納するので、ギヤを内部に完全に収納する従来のユニットに比べて部品点数の削減による小型化・コストダウンをすることができる。
次に動作について説明する。乗員がシートバック102を調節したい場合に、車両用電動シート100に設けられている操作スイッチを操作すると、モータに通電して伝達ギヤ4が回転駆動される。伝達ギヤ4が駆動されると、ハウジング5のギヤ収納部5a内で2段目ギヤ3bと噛み合っている第2の駆動ギヤ3が回転することになる。第2の駆動ギヤ3が回転すれば1段目ギヤ3aが回転することとなり、それによって1段目ギヤ3aと噛み合っている第1の駆動ギヤ2が回転することになる。
第1の駆動ギヤ2が回転すると、シャフト104を回転させることができ、これによってリクライニング装置103が動作し、シートバック102が所望の角度に傾倒することが可能となる。
1 ギヤボックスユニット
2 第1の駆動ギヤ
2a 挿通穴
3 第2の駆動ギヤ
3a 1段目ギヤ
3b 2段目ギヤ
3c 回転軸
4 伝達ギヤ
4a モータ連結部
4b ウォームギヤ
5 ハウジング
5a ギヤ収納部
100 車両用電動シート
101 シートクッション
101a シートクッションブラケット
101b 軸受
102 シートバック
102a シートバックブラケット
103 リクライニング装置
104 シャフト

Claims (1)

  1. 乗員が着座するシートクッションと、
    前記シートクッションに対して傾動可能なシートバックと、
    前記シートクッションのブラケットと、前記シートバックのブラケットとの間に配設され、前記シートバックの角度を保持するリクライニング装置と、
    前記リクライニング装置に挿通され、該リクライニング装置を駆動するシャフトを有し、
    前記シャフトが挿通される挿通穴が穿設され、前記シャフトを回動させることができる第1の駆動ギヤと、
    前記リクライニング装置を駆動するモータの回転を伝達する伝達ギヤと、
    前記第1の駆動ギヤと噛み合い、前記伝達ギヤと噛み合っていることにより回動する第2の駆動ギヤと、
    前記第1及び第2の駆動ギヤ、伝達ギヤを覆うように、前記シートバックのブラケット及び前記シートクッションのブラケットの何れか一方に取り付けるハウジングを備え、
    前記第2の駆動ギヤは、前記シートバックのブラケット及び前記シートクッションのブラケットの何れか一方と前記ハウジングとの各部品に設けられた軸受に軸支されることを特徴とする車両用電動シートのリクライニング駆動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103384782A (zh) * 2011-02-28 2013-11-06 日本发条株式会社 多轴驱动装置

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