JP2011030026A - 表示制御装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数系統の映像コンテンツをマルチ画面表示する際、適切な高画質化処理を適用可能な表示制御装置を提供する。
【解決手段】制御部13は、第1合成部18で複数系統の映像コンテンツの合成処理を行う場合は、合成した映像コンテンツを高画質化処理部21で高画質化し、第2合成部22では合成を行わないように第1及び第2合成部18,22を制御する。また、制御部13は、第1合成部18で複数系統の映像コンテンツの合成処理を行わない場合は、複数系統の映像コンテンツの一方を高画質化処理部21で高画質化し、第2合成部22で複数系統の映像コンテンツの他方と合成を行うように第1及び第2合成部18,22を制御する
【選択図】図1
【解決手段】制御部13は、第1合成部18で複数系統の映像コンテンツの合成処理を行う場合は、合成した映像コンテンツを高画質化処理部21で高画質化し、第2合成部22では合成を行わないように第1及び第2合成部18,22を制御する。また、制御部13は、第1合成部18で複数系統の映像コンテンツの合成処理を行わない場合は、複数系統の映像コンテンツの一方を高画質化処理部21で高画質化し、第2合成部22で複数系統の映像コンテンツの他方と合成を行うように第1及び第2合成部18,22を制御する
【選択図】図1
Description
本発明は、表示制御装置およびその制御方法に関し、特に、複数系統の映像コンテンツをマルチ画面表示可能な表示制御装置およびその制御方法に関する。
テレビ等の表示制御装置では、放送信号を受信する入力インタフェースや、ビデオデッキやDVDプレーヤといった蓄積コンテンツの再生装置を接続する入力インタフェースを備え、入力された映像コンテンツの表示を行うことが可能である。また、テレビ等の表示制御装置は、2系統の入力インタフェースから入力された映像コンテンツをマルチ画面表示する機能をもつ表示制御装置も知られている。
2系統の映像コンテンツをマルチ画面表示する方法としては、次のような表示形式がある。例えば、2系統の映像コンテンツの表示画面を並べて表示するピクチャアンドピクチャ表示や、一方の映像コンテンツの表示画面に他方の映像コンテンツの表示画面を含ませて表示するピクチャインピクチャ表示が知られている。
2系統の映像コンテンツをマルチ画面表示可能な表示制御装置は、映像コンテンツを入力解像度と出力解像度とに応じて拡大・縮小する解像度変換機能と、2系統の映像コンテンツを1つの映像コンテンツに合成する合成機能を備える。そして、これらの解像度変換機能と合成機能を2系統の入力映像コンテンツに対して適用することで、2系統の映像コンテンツの2画面表示を実現している(特許文献1参照)。
解像度変換機能は、マルチ画面表示を行う場合だけでない。例えば、標準解像度(SD:Standard Definition)の映像コンテンツを、所謂ハイビジョン(HD:High Definition)対応のテレビなど、高解像度表示可能な表示制御装置に表示する際にも用いられる。このように、解像度を上昇させる解像度変換を行う場合、不足する画素を隣接画素のコピーで補間するなどの単純方法を用いると、解像度変換後の画像の画質が劣化する。一方、解像度変換処理は複雑になるが、例えば、バイリニア法やバイキュービック法などの、変換後の画質劣化を抑制可能な画素補間方法を用いて解像度を上昇させることが知られている。
一方、超解像技術と呼ばれる、画質を向上させる技術(高画質化処理技術)も知られている。非特許文献1には、画像の輪郭部分の画素の表現調整を行い、画質の補正や色再現性を高めることで、画像を鮮明化する技術が開示されている。
築瀬 亮二、外5名、"1枚超解像システムLSIの開発"、[online]、平成21年1月、NEC技報、[平成21年5月13日検索]、インターネット <URL:http://www.nec.co.jp/techrep/ja/journal/g09/n01/090105.pdf>
非特許文献1に記載されるような高画質化処理技術を、特許文献1に記載されるような、マルチ画面表示機能を有する表示制御装置に適用することを考える。この場合、高画質化処理を行う回路のコストと、マルチ画面表示機能を有する表示制御装置であっても通常は1系統の映像コンテンツが視聴されるであろうことを考慮すると、1系統の映像コンテンツに高画質化処理可能な回路を使用するのが現実的であろう。
しかし、複数系統の映像コンテンツのマルチ画面表示機能を有する表示制御装置に対し、1系統の映像コンテンツに高画質化処理可能な回路を使用した場合、マルチ画面表示する際に問題が生じる。例えば、一般的なピクチャアンドピクチャ表示では、個々の映像コンテンツの表示解像度が同じであるか、差があっても少ない。そのため、1系統の映像コンテンツにのみ高画質化処理を適用すると、他の映像コンテンツとの画質の違いが目立ち、ユーザに違和感を与える。
一般的なピクチャインピクチャ表示では、複数系統の映像コンテンツの解像度変換を行った後、1つの画像に合成し、合成画像を表示する。この場合、合成画像に高画質化処理を適用することができるが、ピクチャインピクチャ表示用の合成画像に対して高画質化処理を適用すると、2系統の映像コンテンツの合成境界部に画質劣化が生じることがある。特に、1系統の映像コンテンツを単一画面表示している状態から2系統の映像コンテンツをピクチャインピクチャ表示する状態に遷移した場合に画質の劣化が目立つので、ユーザに違和感を与える。これは、主とされる映像コンテンツの一部の領域に別の映像コンテンツが合成されるため、画像中に周波数成分の不連続な部分が含まれ、高画質化処理で行われる画素の補間処理において、補間すべき画素の推定が難しくなるからである。
本発明は、このような従来技術の問題点を鑑みてなされたものであり、複数系統のコンテンツをマルチ画面表示する際、適切な高画質化処理を適用可能な表示制御装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明の表示制御装置は、以下の構成を備える。
本発明は複数系統の映像コンテンツの入力インタフェースと、前述の解像度変換機能をもつ解像度変換部と、前述の合成機能をもつ合成部と、前述の高画質化処理機能をもつ高画質化処理部と、各映像コンテンツを遅延させて同期させる遅延部と、パネルへの映像コンテンツの出力インタフェースを備える表示制御部を備え、
複数系統の映像コンテンツをマルチ画面表示する用事形態に応じて、前述の解像度変換部と合成部の起動、停止を切り替える制御手段を備えることを特徴とする。
本発明は複数系統の映像コンテンツの入力インタフェースと、前述の解像度変換機能をもつ解像度変換部と、前述の合成機能をもつ合成部と、前述の高画質化処理機能をもつ高画質化処理部と、各映像コンテンツを遅延させて同期させる遅延部と、パネルへの映像コンテンツの出力インタフェースを備える表示制御部を備え、
複数系統の映像コンテンツをマルチ画面表示する用事形態に応じて、前述の解像度変換部と合成部の起動、停止を切り替える制御手段を備えることを特徴とする。
このような構成により、本発明によれば、複数系統のコンテンツをマルチ画面表示する際、適切な高画質化処理を適用することができる。
以下、本発明の好適かつ例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、マルチ画面表示可能な表示制御装置の1例としての、2系統の放送コンテンツをマルチ画面表示可能なテレビ受像機に、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、2以上の複数系統の映像コンテンツを1つの表示装置にマルチ画面表示させることが可能な任意の機器に適用可能である。また、本明細書において、「複数系統の映像コンテンツ」とは、系統毎に独立した信号で入力されてもよいし、複数の映像コンテンツが多重化された1系統の信号で入力されてもよい。また、映像コンテンツはDVDやビデオレコーダに記録された蓄積映像コンテンツでも、リアルタイムで配信される放送コンテンツでもよい。また、同一の映像コンテンツを複数の画面に並列表示する場合も、複数系統の映像コンテンツのマルチ画面表示として取り扱う。
また、以下の説明において、便宜上、2系統の放送コンテンツの一方を主放送コンテンツ、他方を副放送コンテンツと呼ぶ。さらに、表示装置の有する表示領域において、主放送コンテンツを表示する画面の解像度を主解像度、副放送コンテンツを表示する画面の解像度を副解像度と呼ぶ。
図1に示すように、本実施形態にかかるテレビ受像機100は、2系統の放送コンテンツを1画面に合成して出力可能な表示制御部10と、表示制御部10からの映像を表示する表示パネル30とを有する。リモートコントローラ2は、ユーザがテレビ受像機100に指示を与えるための入力機器の一例である。
表示制御部10において、ユーザ入力受信部11はリモートコントローラ2から送信されるユーザ指示を受信し、制御部13に通知する。不揮発性メモリ12は、テレビ受像機100の動作に必要な各種設定や、制御部13が実行するプログラムなどを記憶する。不揮発性メモリ12が記憶する各種設定としては、例えば視聴チャンネル設定、表示画質設定を始め、複数の映像コンテンツのマルチ画面表示に関する設定が含まれる。マルチ画面表示に関する設定には、主解像度設定、副解像度設定、マルチ画面表示の形態の設定である画面表示設定等が含まれる。
制御部13は、後述するマルチ画面表示処理を始めとした、テレビ受像機100全体の動作を制御する。制御部13は、例えばCPU、ROM、RAMを有し、RAMを用いてROMや不揮発性メモリ12に記憶されたプログラムを実行して各部を制御することにより、テレビ受像機100の機能を実現する。
主放送受信部14及び副放送受信部15はそれぞれ放送信号を受信し、複数の映像コンテンツが多重化された放送信号1から、視聴チャンネル設定に応じた映像コンテンツを分離、復号し、主放送コンテンツ及び副放送コンテンツとして出力する。制御部13は、視聴チャンネル設定に変更があると、変更された設定に対応する放送受信部に通知する。通知を受けた放送受信部は、分離するチャンネルを新たな設定に応じて変更するとともに、内部の不揮発性メモリに現在の視聴チャンネル設定を記憶する。また、主放送受信部14と副放送受信部15は、分離した映像コンテンツの解像度を判別し、後述する主解像度変換部16と副解像度変換部17に復号した放送コンテンツと共に伝送する。主解像度変換部16は主放送コンテンツの解像度を主解像度に変換し、副解像度変換部17は副放送コンテンツの解像度を副解像度に変換する。主解像度及び副解像度は、画面表示設定と表示パネル30の表示解像度とに応じて制御部13が決定し、主解像度変換部16及び副解像度変換部17に供給する。本実施形態では、制御部13は、画面表示設定が示すマルチ画面表示の形態に応じて予め定められている主解像度及び副解像度を、主解像度変換部16及び副解像度変換部17に供給するものとする。
第1合成部18は、制御部13の指示に応じて、第1合成起動状態と、第1合成停止状態のいずれかで主放送コンテンツと副放送コンテンツを処理する。具体的には、第1合成部18は、第1合成起動状態では、画面表示設定が示すマルチ画面表示の形態に応じて主放送コンテンツと副放送コンテンツを合成し、1系統の第1合成映像コンテンツとして出力する。また、第1合成部18は、第1合成停止状態では、主放送コンテンツと副放送コンテンツを合成せずに、2系統のまま出力する。なお、本明細書において、複数系統のコンテンツのマルチ画面表示とは、複数の映像コンテンツが表示パネル30の表示領域中で並行して視聴可能な表示形態を意味する。また、それぞれの映像コンテンツが表示される画面(表示領域の一部)は重なりを有していてもよい。
代表的なマルチ画面表示の形態としては、例えば画面が重ならないように複数系統の放送コンテンツを並べて表示するピクチャアンドピクチャ表示や、主放送コンテンツの画面に副放送コンテンツの画面が含まれるピクチャインピクチャ表示がある。図4に、代表的なマルチ画面表示の形態の例を示す。図4(a)は、1系統表示(単一画面表示)の例を示しており、図4(a)で表示している映像コンテンツを主放送コンテンツとしたときのマルチ画面表示の代表例が図4(b)と図4(c)になる。図4(b)がピクチャアンドピクチャ表示(PandP)であり、図4(c)がピクチャインピクチャ表示(PinP)である。主放送コンテンツの画面の大きさ(主解像度)L1と副放送コンテンツの画面の大きさ(副解像度)L2は、一般にピクチャアンドピクチャ表示ではL1≧L2であり、ピクチャインピクチャ表示ではL1>L2である。また、ピクチャインピクチャ表示では、副放送コンテンツの画面が主放送コンテンツの画面に含まれるため、主放送コンテンツを大きく隠蔽しないよう、L1とL2の差が大きく設定されるのが一般的である。本実施形態では、第1合成部18から出力される合成映像コンテンツの解像度は、表示パネル30の表示解像度と同じ解像度であるとする。なお、映像コンテンツ(の画像)及び画面の解像度はいずれも画素数で表され、表示装置の画素の大きさは固定であるため、画面の解像度は画面の大きさをも表す。
高画質化処理部20は、主放送コンテンツか、第1合成部にて合成された第1合成映像コンテンツのいずれかに予め設定された高画質化処理を適用し、高画質化映像コンテンツを出力する。高画質化処理部20が適用する高画質化処理は、入力された映像コンテンツの画質を向上させる任意の処理でよい。高画質化処理は例えば、非特許文献1に記載されているような超解像処理や、複数の画像から1枚の高解像度な画像を作り出す処理でよい。ただし、本実施形態では、説明及び理解を容易にするため、高画質化処理部20に入力される画像と出力される画像とで解像度(画素数)には変化がないものとする。高画質化処理において解像度変換を伴う場合、制御部13は、高画質化処理における解像度変換を考慮した主解像度及び副解像度を主解像度変換部16及び副解像度変換部17に供給する。
遅延部19は、主放送コンテンツと副放送コンテンツの処理時間の差に応じて副放送コンテンツを遅延させ、主放送コンテンツと副放送コンテンツとを同期させる。本実施形態では、主放送コンテンツにのみ高画質化処理を適用するため、副放送コンテンツよりも主放送コンテンツが遅延することがある。遅延が生じたまま第2合成部21で合成を行うと、主放送コンテンツと副放送コンテンツとで表示内容に時間のずれが生じ、ユーザに違和感を与えることになる(例えば、時報の表示タイミングがずれてしまう)。
そのため、本実施形態では、遅延部19により副放送コンテンツを遅延させることにより、主放送コンテンツと同期させる。具体的には、高画質化処理部20での処理時間は、高画質化処理部20に入力される映像コンテンツの解像度と表示画質設定によって算出できるので、その処理時間分、副放送コンテンツを遅延部19で遅延させる。
第2合成部21は、制御部13の指示に応じて、第2合成起動状態と、第2合成停止状態のいずれかで、高画質化映像コンテンツと副放送コンテンツのうち少なくとも高画質化映像コンテンツを処理する。具体的には、第2合成部21は、第2合成起動状態では、画面表示設定が示すマルチ画面表示の形態に応じて高画質化映像コンテンツと副放送コンテンツを合成し、1系統の第2合成映像コンテンツとして出力する。また、第2合成部21は、第2合成停止状態では、高画質化映像コンテンツのみを出力する。出力部22は、第2合成部21から出力された高画質化映像コンテンツ又は第2合成映像コンテンツを、表示パネル30へ出力する。本実施形態では、第2合成部21から出力される合成映像コンテンツの解像度(画素数)は、表示パネル30の表示解像度と同じ解像度であるとする。
(表示制御処理)
このような構成をもつ本実施形態のテレビ受像機における表示制御処理について、図2に示すフローチャートをさらに用いて説明する。
まずS100で、制御部13は、ユーザ入力受信部11を通じ、画面表示設定の変更要求が入力されたか判断する。なお、電源投入時などにおいては、S100において、例えば不揮発性メモリ12に保存された直前の画面表示設定を取得しても良い。
このような構成をもつ本実施形態のテレビ受像機における表示制御処理について、図2に示すフローチャートをさらに用いて説明する。
まずS100で、制御部13は、ユーザ入力受信部11を通じ、画面表示設定の変更要求が入力されたか判断する。なお、電源投入時などにおいては、S100において、例えば不揮発性メモリ12に保存された直前の画面表示設定を取得しても良い。
S101で制御部13は、画面表示設定が、1系統表示(単一画面表示)設定か、2系統の放送コンテンツを表示する(マルチ画面表示)設定かを判断する。
ここで、1系統表示(単一画面表示)設定であると判断された場合、制御部13は第1合成部18を第1合成停止状態に、第2合成部21を第2合成停止状態に切り替える。さらに制御部13は、副放送受信部15、副解像度変換部17及び遅延部19の動作を停止させる(S102)。また、制御部13は、1系統表示に対応付けて予め定められた主解像度を主解像度変換部16へ供給する。
ここで、1系統表示(単一画面表示)設定であると判断された場合、制御部13は第1合成部18を第1合成停止状態に、第2合成部21を第2合成停止状態に切り替える。さらに制御部13は、副放送受信部15、副解像度変換部17及び遅延部19の動作を停止させる(S102)。また、制御部13は、1系統表示に対応付けて予め定められた主解像度を主解像度変換部16へ供給する。
主放送受信部14は受信している放送信号1から視聴チャンネル設定に従って1つの放送コンテンツを分離、復号し、主放送コンテンツとして主解像度変換部16へ出力する。また、主放送受信部14は、主放送コンテンツの解像度を判別し、主解像度変換部16へ合わせて出力する。主解像度変換部16は入力された主放送コンテンツの解像度を主解像度に変換し、第1合成部18へ出力する。この際、第1合成部18は第1合成停止状態に切り替えられているため、入力された主放送コンテンツをそのまま高画質化処理部20へ出力する。高画質化処理部20は、表示画質設定に従って主放送コンテンツに高画質化処理を適用し、高画質化映像コンテンツを第2合成部21へ出力する。第2合成部21は第2合成停止状態に切り替えられているため、入力された高画質化映像コンテンツをそのまま出力部22へ出力する。出力部22は入力された高画質化映像コンテンツ(主放送コンテンツ)を表示パネル30に表示する。
一方、S102において、画面表示設定が2系統表示(マルチ画面表示)設定であると判断された場合、S103において、制御部13は、画面表示設定が示すマルチ画面表示の形態を判別する。上述の通り、本実施形態において制御部13は、マルチ画面表示の形態がピクチャアンドピクチャ表示の表示形態なのかピクチャインピクチャ表示なのかを判断する。
ここで、マルチ画面表示の表示形態として、ピクチャアンドピクチャ表示が設定された場合を考える。この場合、制御部13は、例えばリモートコントローラ2から、ピクチャアンドピクチャ表示を示す画面表示設定がなされると、第1合成部18を第1合成起動状態に、第2合成部21を第2合成停止状態に切り替える。また、制御部13は、ピクチャアンドピクチャ表示に対応付けて予め定められている主解像度及び副解像度を、例えば不揮発性メモリ12から読み出し、主解像度変換部16及び副解像度変換部17に供給する。
主解像度変換部16は主放送受信部14から入力された主放送コンテンツを主解像度に、副解像度変換部17は副放送受信部15から入力された副放送コンテンツを副解像度にそれぞれ変換し、第1合成部18へ出力する。第1合成部18は第1合成起動状態に切り替えられているため、入力された主放送コンテンツと副放送コンテンツをピクチャアンドピクチャ表示の形式に合成し、1系統の第1合成映像コンテンツとして高画質化処理部20へ出力する。一方、第1合成部18は、遅延部19には何も出力しない。
高画質化処理部20は、制御部13から供給される表示画質設定に従い、第1合成映像コンテンツに高画質化処理を適用し、高画質化映像コンテンツとして第2合成部21へ出力する。第2合成部21は第2合成停止状態に切り替えられているため、入力された高画質化映像コンテンツをそのまま出力部22へ出力する。出力部22は入力された高画質化映像コンテンツを表示パネル30に表示する。
一方、S103において、マルチ画面表示の形態としてピクチャインピクチャ表示が選択された場合を考える。制御部13は、例えばリモートコントローラ2からピクチャインピクチャ表示を示す画面表示設定がなされると、第1合成部18を第1合成停止状態に、第2合成部21を第2合成起動状態に切り替える。また、制御部13はピクチャインピクチャ表示の表示形態に対応付けて予め定められている主解像度及び副解像度を、例えば不揮発性メモリ12から読み出し、主解像度変換部16及び副解像度変換部17に供給する。
主解像度変換部16は主放送受信部14から入力された主放送コンテンツを主解像度に、副解像度変換部17は副放送受信部15から入力された副放送コンテンツを副解像度にそれぞれ変換し、第1合成部18へ出力する。第1合成部18は第1合成停止状態に切り替えられているため、入力された主放送コンテンツと副放送コンテンツを、そのまま高画質化処理部20と遅延部19にそれぞれ出力する。
高画質化処理部20は、制御部13から供給される表示画質設定に従い、主放送コンテンツに高画質化処理を適用し、高画質化映像コンテンツとして第2合成部21へ出力する。また遅延部19は、制御部13から供給される遅延時間に従い、副放送コンテンツを、主放送コンテンツの高画質化処理に要する時間だけ遅延させて第2合成部21へ出力する。第2合成部21は第2合成起動状態に切り替えられているため、入力された高画質化映像コンテンツ(主放送コンテンツ)と遅延させられた副放送コンテンツをピクチャインピクチャ表示の形式に合成し、1系統の第2合成映像コンテンツとして出力部22へ出力する。出力部22は入力された第2合成映像コンテンツを表示パネル30に表示する。
次に、ピクチャインピクチャ表示を行う際の、遅延部19で行う遅延処理の1例を、図3を用いてさらに説明する。
本実施形態のように、2系統の放送コンテンツをマルチ画面表示する場合、一方の、主放送コンテンツにのみ高画質化処理を適用すると、主放送コンテンツは、高画質化処理されない副放送コンテンツに対し、高画質化処理に要した時間だけ表示が遅延する。少なくとも一方の映像コンテンツが蓄積コンテンツの場合は、高画質化処理に要する時間を考慮して映像コンテンツを読み出すことで、このような問題は解決できる。しかし、マルチ画面表示する映像コンテンツがいずれも放送コンテンツである場合には、2系統の放送コンテンツを同期表示するためには、高画質化処理がされないコンテンツに対して、遅延処理を適用する必要がある。
本実施形態のように、2系統の放送コンテンツをマルチ画面表示する場合、一方の、主放送コンテンツにのみ高画質化処理を適用すると、主放送コンテンツは、高画質化処理されない副放送コンテンツに対し、高画質化処理に要した時間だけ表示が遅延する。少なくとも一方の映像コンテンツが蓄積コンテンツの場合は、高画質化処理に要する時間を考慮して映像コンテンツを読み出すことで、このような問題は解決できる。しかし、マルチ画面表示する映像コンテンツがいずれも放送コンテンツである場合には、2系統の放送コンテンツを同期表示するためには、高画質化処理がされないコンテンツに対して、遅延処理を適用する必要がある。
図3は、主放送コンテンツと副放送コンテンツにおける、1単位の表示に要する処理を示す。横軸は時間を表す。ここでいう1単位とは、表示制御部10がコンテンツを表示パネル30に表示する際の映像コンテンツの最小単位を指し、例えば1画像フレームであってよい。
時刻t0において、表示制御部10は、放送信号1を受信し、主放送受信部14と副放送受信部15は復号処理を開始する。その後、時刻t1において、主放送受信部14は主放送コンテンツにおける1単位、副放送受信部15は副放送コンテンツにおける1単位の復号をそれぞれ完了し、主放送コンテンツは主解像度変換部16、副放送コンテンツは副解像度変換部17へ伝送される。
その後、時刻t2において、主放送コンテンツは主解像度変換部16での解像度変換処理を完了し、高画質化処理部20に伝送され、副放送コンテンツは、副解像度変換部17での解像度変換処理を完了し、遅延部19へ伝送される。
時刻t3において、主放送コンテンツは高画質化処理部20での高画質化処理を完了し、第2合成部21へ伝送される。副放送コンテンツも、遅延部19から第2合成部21へ伝送されるが、前述の2系統の放送コンテンツを同期表示する際の問題が生じるため、副放送コンテンツは、時刻t2から時刻t3の時間を、遅延部19で遅延させる。これにより2系統の放送コンテンツの同期表示を可能とする。遅延部19での遅延時間は、例えば高画質化処理部20に入力される、主放送コンテンツの主解像度と表示画質設定によって算出され、制御部13から供給される。
その後、時刻t5において、第2合成部21での合成処理、出力部22での出力処理を完了し、主放送コンテンツと副放送コンテンツをマルチ画面表示できるように合成した第2合成映像コンテンツを、表示パネル30に伝送し表示する。
なお、高画質化処理以外にも、映像コンテンツの入力解像度と表示解像度に応じて解像度変換処理にかかる時間などにも差が生じることがある。この場合、遅延部19での遅延時間を、高画質化処理のみの所要時間ではなく、第2合成部21に入力される前の処理時間の差を無くすような時間に設定すればよい。
なお、本実施形態では2系統の放送コンテンツのマルチ画面表示における処理について記述したが、1系統を主映像コンテンツ、残りの複数系統を副映像コンテンツとして取り扱うことにより、3系統以上の映像コンテンツが入力される場合にも対応できる。この場合、副解像度変換部17を副映像コンテンツの系統数分設ける。第1合成部18において、副映像コンテンツを1系統に合成すれば、遅延部19は1つのままで良い。また、第1合成部が副映像コンテンツをそのまま出力する構成の場合、遅延部19を副映像コンテンツと同数設ける。
(変形例)
なお、図1において、表示制御部10は1つの機能ブロックとして説明したが、複数のハードウェアで実現することもできる。図5に、表示制御部10と同等の機能を、個別の半導体集積回路である放送受信LSI40と高画質化LSI50とで実現する構成する例を示す。ここでは、放送受信LSI40は、実施形態で説明したユーザ入力受信部11、主放送受信部14、副放送受信部15、主解像度変換部16、副解像度変換部17、第一合成部18を含む。高画質化LSI50は、実施形態で説明した遅延部19、高画質化処理部20、第二合成部21、出力部22を含む。さらに、放送受信LSI40は第1制御部23と第1不揮発性メモリ24とを有し、高画質化LSI50は第2制御部25と第2不揮発性メモリ26とを有する。第1不揮発性メモリ24は、テレビ受像機100の動作に必要な各種設定や、第1制御部23が実行するプログラム等を記憶する。第1不揮発性メモリ24が記憶する各種設定としては、例えば視聴チャンネル設定を始め、複数の映像コンテンツのマルチ画面表示に関する設定が含まれる。マルチ画面表示に関する設定には、主解像度設定、副解像度設定、マルチ画面表示の形態の設定である画面表示設定等が含まれる。第2不揮発性メモリ26は、第2制御部25が実行するプログラムや、高画質化LSI50の動作に必要な各種設定等を記憶する。第2不揮発性メモリ26が記憶する各種設定としては、例えば表示画質設定や遅延時間の設定等が含まれる。第1制御部23と第2制御部25は、例えばCPU、ROM、RAMを有し、RAMを用いてそれぞれROMや第1不揮発性メモリ24、第2不揮発性メモリ26に記憶されたプログラムを実行して放送受信LSI40と高画質化LSI50の各部を制御する。また、第1制御部23と第2制御部25とは相互通信手段を有し、互いの動作を第1不揮発性メモリ24に記憶されている画面表示設定に従い制御することにより、実施形態の不揮発性メモリ12と制御部13の処理と同様の処理を実現する。具体的な動作は以下に示すが、実施形態と同一の構成ブロックついては詳細な説明は省略する。
なお、図1において、表示制御部10は1つの機能ブロックとして説明したが、複数のハードウェアで実現することもできる。図5に、表示制御部10と同等の機能を、個別の半導体集積回路である放送受信LSI40と高画質化LSI50とで実現する構成する例を示す。ここでは、放送受信LSI40は、実施形態で説明したユーザ入力受信部11、主放送受信部14、副放送受信部15、主解像度変換部16、副解像度変換部17、第一合成部18を含む。高画質化LSI50は、実施形態で説明した遅延部19、高画質化処理部20、第二合成部21、出力部22を含む。さらに、放送受信LSI40は第1制御部23と第1不揮発性メモリ24とを有し、高画質化LSI50は第2制御部25と第2不揮発性メモリ26とを有する。第1不揮発性メモリ24は、テレビ受像機100の動作に必要な各種設定や、第1制御部23が実行するプログラム等を記憶する。第1不揮発性メモリ24が記憶する各種設定としては、例えば視聴チャンネル設定を始め、複数の映像コンテンツのマルチ画面表示に関する設定が含まれる。マルチ画面表示に関する設定には、主解像度設定、副解像度設定、マルチ画面表示の形態の設定である画面表示設定等が含まれる。第2不揮発性メモリ26は、第2制御部25が実行するプログラムや、高画質化LSI50の動作に必要な各種設定等を記憶する。第2不揮発性メモリ26が記憶する各種設定としては、例えば表示画質設定や遅延時間の設定等が含まれる。第1制御部23と第2制御部25は、例えばCPU、ROM、RAMを有し、RAMを用いてそれぞれROMや第1不揮発性メモリ24、第2不揮発性メモリ26に記憶されたプログラムを実行して放送受信LSI40と高画質化LSI50の各部を制御する。また、第1制御部23と第2制御部25とは相互通信手段を有し、互いの動作を第1不揮発性メモリ24に記憶されている画面表示設定に従い制御することにより、実施形態の不揮発性メモリ12と制御部13の処理と同様の処理を実現する。具体的な動作は以下に示すが、実施形態と同一の構成ブロックついては詳細な説明は省略する。
第1制御部23は、画面表示設定が1系統表示(単一画面表示)設定か2系統の放送コンテンツを表示する(マルチ画面表示)設定かを判断する。
ここで、1系統表示(単一画面表示)設定であると判断された場合、第1制御部23は第2制御部に画面表示設定が1系統表示であることを伝え、第1合成部18を第1合成停止状態に切り替え、副放送受信部15、副解像度変換部17の動作を停止させる。また、第1制御部23は1系統表示に対応付けて予め定められた主解像度を主解像度変換部16へ供給する。第2制御部は1系統表示設定の指示を受け、第2合成部を第2合成停止状態に切り替え、遅延部19の動作を停止させる。
ここで、1系統表示(単一画面表示)設定であると判断された場合、第1制御部23は第2制御部に画面表示設定が1系統表示であることを伝え、第1合成部18を第1合成停止状態に切り替え、副放送受信部15、副解像度変換部17の動作を停止させる。また、第1制御部23は1系統表示に対応付けて予め定められた主解像度を主解像度変換部16へ供給する。第2制御部は1系統表示設定の指示を受け、第2合成部を第2合成停止状態に切り替え、遅延部19の動作を停止させる。
また、画面表示設定が2系統表示(マルチ画面表示)設定でると判断された場合、第1制御部23は画面表示設定が示すマルチ画面表示の形態を判別する。本変形例においても第1制御部23は、マルチ画面表示の形態がピクチャアンドピクチャ表示形態なのかピクチャインピクチャ表示形態なのかを判断する。
マルチ画面表示の表示形態として、ピクチャアンドピクチャ表示が設定された場合を考える。第1制御部23は第2制御部25に画面表示設定がピクチャアンドピクチャ表示であることを伝え、第1合成部18を第1合成起動状態に切り替える。また、第1制御部23はピクチャアンドピクチャ表示の表示形態に対応付けられて予め定められている主解像度及び副解像度を、例えば第1不揮発性メモリ24から読み出し、主解像度変換部16及び副解像度変換部17に供給する。第2制御部25はピクチャアンドピクチャ表示の指示を受け、第2合成部21を第2合成停止状態に切り替える。
また、マルチ画面表示の表示形態として、ピクチャインピクチャ表示が設定された場合を考える。第1制御部23は第2制御部25に画面表示設定がピクチャインピクチャ表示であることを伝え、第1合成部18を第1合成停止状態に切り替える。また、第1制御部23はピクチャインピクチャ表示の表示形態に対応付けて予め定められている主解像度及び副解像度を、例えば第1不揮発性メモリ24から読み出し、主解像度変換部16及び副解像度変換部17に供給する。第2制御部25はピクチャインピクチャ表示の指示を受け、第2合成部21を第2合成起動状態に切り替える。
一般的なテレビ受像機は、放送受信LSI40のような放送信号1を受信・復号化する機能や、映像コンテンツの解像度変換処理機能や、複数の映像コンテンツをマルチ画面表示するための合成機能を有する放送受信LSIを備えている。従って、一般的なテレビ受像機において高画質化した映像コンテンツを出力するには、放送受信LSIが出力する映像コンテンツに対して高画質化処理を適用することになる。本変形例は、このような放送受信LSIを備える一般的なテレビ受像機に本発明を適用するために、合成処理回路を備えた高画質化LSI50を導入した場合を想定している。
以上説明したように、本実施形態の表示制御装置は、複数系統の入力映像コンテンツを1系統に合成可能な第1及び第2合成部と、それらの間に設けられ、1系統の映像コンテンツに高画質化処理を行う高画質化処理部とを有する。そして、このような表示制御装置において、複数系統の放送コンテンツをマルチ画面表示する場合、表示形態に応じて第1合成部で合成を行うか、第2合成部で合成を行うかを切り替える。具体的には、表示画面に重なりがない表示形態では高画質化処理部の前段にある第1合成部で合成してから高画質化処理を行うことで、2系統の放送コンテンツの両方に高画質化処理を適用することができる。また、表示画面に重なりがある表示形態では第1合成部で合成してから高画質化処理を行うと、表示領域の境界部分での周波数成分の不連続性により高画質化処理の効果が適切に得られないため、高画質化処理部の後段にある第2合成部で合成を行う。これにより、少なくとも主放送コンテンツにおいては高画質化処理の効果を十分に享受できる。
さらに、副放送コンテンツを遅延する遅延部を設けることにより、高画質化処理が適用される主放送コンテンツとの表示の時間的ずれを解消し、2系統の放送コンテンツを同期させてマルチ画面表示できる。
Claims (5)
- 入力される複数系統の映像コンテンツを、マルチ画面表示の形態に応じて合成して1系統の第1合成映像コンテンツとして出力するか、前記複数系統の映像コンテンツのまま出力するかを切り替え可能な第1合成手段と、
前記第1合成手段で前記第1合成映像コンテンツが出力される場合には前記第1合成映像コンテンツに対して、前記第1合成手段で前記複数系統の映像コンテンツが出力される場合には前記複数系統の映像コンテンツの1系統の映像コンテンツに対して、高画質化処理を適用し、高画質化映像コンテンツとして出力する高画質化手段と、
前記高画質化映像コンテンツをそのまま出力するか、前記高画質化映像コンテンツと前記第1合成手段で出力された前記複数系統の映像コンテンツのうち前記高画質化処理が適用されていない系統の映像コンテンツとを前記マルチ画面表示の形態に応じて合成して1系統の第2合成映像コンテンツとして出力するかを切り替え可能な第2合成手段と、
前記第2合成手段で出力された、前記高画質化映像コンテンツ又は前記第2合成映像コンテンツを、表示装置へ出力する出力手段と、
前記第1合成手段及び前記第2合成手段の動作を切り替える制御手段とを有し、
前記制御手段は、前記第1合成手段を前記第1合成映像コンテンツを出力する状態に切り替える場合には、前記第2合成手段を前記高画質化映像コンテンツを出力する状態に切り替え、前記第1合成手段を前記複数系統の映像コンテンツを出力する状態に切り替える場合には、前記第2合成手段を前記第2合成映像コンテンツを出力する状態に切り替えることを特徴とする表示制御装置。 - さらに、前記マルチ画面表示の形態の設定を取得する取得手段を有し、
前記制御手段は、前記取得手段により取得された前記マルチ画面表示の形態の設定が、前記複数系統の映像コンテンツの表示画面が重なり合わずにマルチ画面表示される形態の設定である場合は、前記第1合成手段を前記第1合成映像コンテンツを出力する状態に切り替え、前記マルチ画面表示の形態の設定が、前記複数系統の映像コンテンツの表示画面が重なり合ってマルチ画面表示される形態の設定である場合は、前記第1合成手段を前記複数系統の映像コンテンツを出力する状態に切り替えることを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。 - 前記第1合成手段で出力される前記複数系統の映像コンテンツのうち、前記高画質化処理が適用されない系統の映像コンテンツを遅延させ、前記高画質化映像コンテンツと前記高画質化処理が適用されない系統の映像コンテンツとを同期させて前記第2合成手段に入力するための遅延手段をさらに有することを特徴とする請求項請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置。
- 前記第1合成手段と前記第2合成手段とが、異なる集積回路に含まれることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の表示制御装置。
- 入力される複数系統の映像コンテンツを、マルチ画面表示の形態に応じて合成して1系統の第1合成映像コンテンツとして出力するか、前記複数系統の映像コンテンツのまま出力するかを切り替え可能な第1合成手段と、
前記第1合成手段で前記第1合成映像コンテンツが出力される場合には前記第1合成映像コンテンツに対して、前記第1合成手段で前記複数系統の映像コンテンツが出力される場合には前記複数系統の映像コンテンツの1系統の映像コンテンツに対して、高画質化処理を適用し、高画質化映像コンテンツとして出力する高画質化手段と、
前記高画質化映像コンテンツをそのまま出力するか、前記高画質化映像コンテンツと前記第1合成手段で出力された前記複数系統の映像コンテンツのうち前記高画質化処理が適用されていない系統の映像コンテンツとを前記マルチ画面表示の形態に応じて合成して1系統の第2合成映像コンテンツとして出力するかを切り替え可能な第2合成手段と、
前記第2合成手段で出力された、前記高画質化映像コンテンツ又は前記第2合成映像コンテンツを、表示装置へ出力する出力手段とを有する表示制御装置の制御方法であって、
制御方法が、前記第1合成手段を前記第1合成映像コンテンツを出力する状態に切り替える場合には、前記第2合成手段を前記高画質化映像コンテンツを出力する状態に切り替え、前記第1合成手段を前記複数系統の映像コンテンツを出力する状態に切り替える場合には、前記第2合成手段を前記第2合成映像コンテンツを出力する状態に切り替える制御工程を有することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009174734A JP2011030026A (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 表示制御装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009174734A JP2011030026A (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 表示制御装置およびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011030026A true JP2011030026A (ja) | 2011-02-10 |
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ID=43638209
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JP2009174734A Withdrawn JP2011030026A (ja) | 2009-07-27 | 2009-07-27 | 表示制御装置およびその制御方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2011030026A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9432649B2 (en) | 2013-06-21 | 2016-08-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Display data processor and display data processing method |
-
2009
- 2009-07-27 JP JP2009174734A patent/JP2011030026A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9432649B2 (en) | 2013-06-21 | 2016-08-30 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Display data processor and display data processing method |
US9794509B2 (en) | 2013-06-21 | 2017-10-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Display data processor and display data processing method |
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