JP2011028606A - ログ情報記憶制御装置、電子機器およびログ情報記憶制御方法 - Google Patents

ログ情報記憶制御装置、電子機器およびログ情報記憶制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子機器の動作に伴って生成されたログ情報の改ざん防止およびログ情報の欠落補完を容易にする。
【解決手段】 ログ生成部15は当該機器の動作状態に係るログ情報を生成する。第1のメモリ5はログ情報を記憶する。第2のメモリ21a〜21cは、当該機器に外部接続され、第1のメモリ5に記憶されたログ情報を記憶する。メモリ制御部23は、ログ生成部15で生成されたログ情報を第1のメモリ5に順次記憶制御するとともに、記憶変更設定に従って第1のメモリ5に記憶されたログ情報を第2のメモリ21a〜21cに記憶制御する。
【選択図】 図2

Description

本発明はログ情報記憶制御装置、電子機器およびログ情報記憶制御方法に係り、機器の動作に伴って生成したログ情報を記憶するログ情報記憶制御装置、およびこれを搭載した複写機、ファクシミリ機、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)等の画像形成装置およびログ情報記憶制御方法の改良に関する。
従来、この種の画像形成装置は、大容量記憶装置であるハードディスク(HDD)を搭載し、画像形成の実行過程で発生した動作情報やエラー情報等のログ情報に加えて、装置で発生する全ての情報を保存する構成を有するものが多い。
なお、画像形成装置をネットワークを介し外部のコンピュータに接続し、装置で発生する全ての情報を外部のコンピュータに保存する構成も知られている。
ところが、ハードディスクは、大容量であるから装置で発生する全ての情報の保存に適しているが、高価であることから安価な画像形成装置には搭載され難く、オフィスに設置された全ての画像形成装置に搭載されるとは限らない。
そこで、ハードディスクを搭載しない安価な画像形成装置からそれを搭載した画像形成装置やコンピュータに対し、ネットワークを介してログ情報等を送って保存する方法も採用されている。
また、例えば特開2006−33387号公報(特許文献1)の画像形成装置を利用することも可能である。
すなわち、この特許文献1は、利用者が容易に取り外し可能なメモリインタフェース手段を画像形成装置に備え、画像形成装置内部のメモリに格納する画像電子データ、上記画像電子データを管理する管理情報、ファクシミリ手段が使用する電話帳等の装置内部に持つ管理情報を、利用者の操作又は自動的に上記の外部メモリ手段との間で移動を可能に構成し、画像形成装置内に設けられているメモリ内の記憶情報を、取り外し可能な外部メモリに書き戻すことを可能にして、その外部メモリを画像形成装置内部の追加メモリ領域として扱ったり、内部メモリとの間で情報交換を可能にするものである。
他方、画像形成装置において、この動作によって発生するログ情報を保存するが、この目的の一つは、誰がどのようなジョブを印字したのか、又はコピーやスキャンしたのかといった情報をログ情報として残し、不正に流出した印刷原稿から印字した装置や操作者の特定を可能にすることである。すなわち、当該機器の不正利用を監視することである。
特開2006−33387号公報
しかしながら、上述した安価な画像形成装置においては、当該装置の不正利用の監視に関して注意が払われ難くなっており、例えば、不正操作者に知識があれば、当該機器をネットワークに接続するケーブルを抜いてログ情報の保存を妨害可能であり、不正利用を防止するには特別の工夫が求められる。
また、ネットワークやこれに接続されたコンピュータに不具合があれば、ログ情報中のある期間の情報が欠落し易く、不正利用を確実に監視する観点から対応が必要である。
さらに、上述した特許文献1では、メモリの増加や交換が可能であるが、欠けている情報の補完や暗号化には対応しておらず、セキュリティを確保する観点から改良の余地がある。
そこで、本発明者は、安価な画像形成装置においてログ情報の記憶形態を鋭意観察検討した結果、外部接続可能な複数のメモリを用いるとともに、それらのメモリへのログ情報の記憶形態を工夫することにより、殆どの場合、ログ情報の改ざんの防止、ログ情報の欠落補完が可能になる点に着目し、本発明を完成させた。
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、大容量記憶装置を搭載しない安価な電子機器において、ログ情報を確実に取得するとともに、ログ情報の改ざんをされ難く、ログ情報の欠落補完も容易なログ情報記憶制御装置、電子機器およびログ情報記憶制御方法の提供を目的とする。
そのような課題を解決するために本発明の請求項1に係るログ情報記憶制御装置は、当該機器の動作状態に係るログ情報を生成するログ生成部と、そのログ情報を記憶する小規模の第1のメモリと、当該機器に外部接続され、その第1のメモリに記憶されたログ情報を記憶する1個以上の第2のメモリと、そのログ生成部で生成されたログ情報を第1のメモリに順次記憶制御するとともに、第1のメモリに記憶されたログ情報を予め設定された記憶変更設定に従って第2のメモリに記憶制御するメモリ制御部とを具備している。
本発明の請求項2に係るログ情報記憶制御装置は、上記第1のメモリを当該機器の内蔵メモリとする構成を有している。
本発明の請求項3に係るログ情報記憶制御装置は、上記第2のメモリをUSBメモリとする構成を有している。
本発明の請求項4に係るログ情報記憶制御装置は、上記第2のメモリが、その記憶変更設定に従ってログ情報の記憶につき関係付けられており、上記メモリ制御部がログ情報毎に関係付けに対応する個々の第2のメモリにログ情報を記憶する構成を有している。
本発明の請求項5に係るログ情報記憶制御装置は、上記ログ情報を暗号化および複合化する暗号化復号化部を有し、上記メモリ制御部が、そのログ情報を暗号化復号化部にて暗号化して第1のメモリ又は第2のメモリに記憶制御するとともに、それら第1のメモリ又は第2のメモリからの暗号化されたログ情報を暗号化復号化部にて復号化制御する構成を有している。
本発明の請求項6に係るログ情報記憶制御装置は、上記メモリ制御部が、その第1のメモリに記憶されたログ情報の削除機能を有するとともに、上記ログ情報の削除に先立ち、削除するログ情報の第2のメモリにおける存在を確認してからそのログ情報を削除する機能を有している。
本発明の請求項7に係るログ情報記憶制御装置は、上記メモリ制御部が、その第1のメモリに記憶されたログ情報が所定の閾値を越えて記憶されたときその削除機能を実行制御する構成を有している。
本発明の請求項8に係る電子機器は、上記請求項1〜7いずれか1記載のログ情報記憶制御装置を有している。
本発明の請求項9に係るログ情報記憶制御方法は、当該機器の動作状態に係るログ情報を生成するログ生成処理と、このログ生成部で生成されたログ情報を小規模の第1のメモリに順次記憶する第1の記憶処理と、当該機器に外部接続された1個以上の第2のメモリに対し、第1のメモリに記憶された前記ログ情報を予め設定された記憶変更設定に応じて記憶する第2の記憶処理とを具備している。
本発明の請求項10に係るログ情報記憶制御方法は、上記第1のメモリを当該機器の内蔵メモリとしている。
本発明の請求項11に係るログ情報記憶制御方法は、上記第2のメモリをUSBメモリとしている。
本発明の請求項12に係るログ情報記憶制御方法は、上記記憶変更設定に従ってログ情報の記憶につき関係付けられた上記第2のメモリに対し、その第2の記憶処理がそのログ情報毎に関係付けに対応する個々の第2のメモリにログ情報を記憶する構成を有している。
本発明の請求項13に係るログ情報記憶制御方法は、そのログ情報を暗号化して第1のメモリ又は第2のメモリに記憶する暗号化処理と、その第1のメモリ又は第2のメモリからの暗号化されたログ情報を復号化する復号化処理を有している。
本発明の請求項14に係るログ情報記憶制御方法は、その第1のメモリに記憶されたログ情報を削除するとともに、そのログ情報の削除に先立ち、削除するログ情報の第2のメモリにおける存在を確認してからログ情報を削除する削除処理を有している。
本発明の請求項15に係るログ情報記憶制御方法は、上記削除処理が、その第1のメモリに記憶されたログ情報が所定の閾値を越えて記憶されたとき削除を実行する構成を有している。
このような本発明の請求項1、9に係るログ情報記憶制御装置およびログ情報記憶制御方法では、当該機器の動作状態に係るログ情報を生成し、この生成されたログ情報を小規模の第1のメモリに順次記憶し、当該機器に外部接続された1個以上の第2のメモリに対し、予め設定された記憶変更設定に応じて第1のメモリに記憶されたログ情報を記憶するから、安価な電子機器においても、ログ情報を第1のメモリおよび外部の第2のメモリに記憶するから、双方のログ情報の対比が可能となってログ情報の改ざんが防止されるうえ、ログ情報が第1又は第2のメモリの何れかに記憶保存されるから、ログ情報の欠落補完も容易となる。
本発明の請求項2、10に係るログ情報記憶制御装置およびログ情報記憶制御方法では、上記第1のメモリを当該機器の内蔵メモリとする構成であるから、ハードディスクを内蔵しない安価な電子機器において、ログ情報の改ざん防止およびログ情報の欠落補完が容易である。
本発明の請求項3、11に係るログ情報記憶制御装置およびログ情報記憶制御方法では、上記第2のメモリをUSBメモリとするから、安価かつ簡単に構成可能である。
本発明の請求項4、12に係るログ情報記憶制御装置およびログ情報記憶制御方法では、記憶変更設定に従ってログ情報の記憶につき関係付けられた上記第2のメモリに対し、そのログ情報毎に関係付けに対応する個々の第2のメモリにログ情報を記憶するから、予め、個々の第2のメモリにおける記憶ログ情報の判別が容易で、目的とするログ情報について改ざんが防止され、ログ情報の欠落補完も判別し易い。
本発明の請求項5、13に係るログ情報記憶制御装置およびログ情報記憶制御方法では、そのログ情報を暗号化して第1のメモリ又は第2のメモリに記憶するとともに、その第1のメモリ又は第2のメモリからの暗号化されたログ情報を復号化するから、上述した効果に加えて、セキュリティの確保も容易である。
本発明の請求項6、14に係るログ情報記憶制御装置およびログ情報記憶制御方法では、その第1のメモリに記憶されたログ情報を削除するとともに、そのログ情報の削除に先立ち、削除するログ情報の第2のメモリでの存在を確認してからログ情報を削除するから、上述した効果に加えて、ログ情報の不必要な削除の防止が可能である。
本発明の請求項7、15に係るログ情報記憶制御装置およびログ情報記憶制御方法では、その第1のメモリに記憶されたログ情報が所定の閾値を越えて記憶されたとき削除するから、上述した効果に加えて、ログ情報の不必要な削除の防止が可能である。
本発明に係るログ情報記憶制御装置を電子機器としての画像形成装置とともに実施の形態を示す概略ブロック図である。 本発明に係るログ情報記憶制御装置を説明するブロック図である。 本発明に係るログ情報記憶制御装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明に係るログ情報記憶制御装置、電子機器およびログ情報記憶制御方法の実施の形態を図面を参照して説明する。
なお、本発明のログ情報記憶制御装置およびログ情報記憶制御方法は、本発明の電子機器としての画像形成装置を説明する過程で説明する。
図1は本発明に係るログ情報記憶制御装置を含む画像形成装置の実施の形態を示す概略ブロック図であり、図2は図1の構成からログ情報記憶制御装置を構成する構成要素を抜き出して図示したブロック図である。
図1において、画像形成装置Aは、主制御部1を中心としてこれに接続された画像読取部3、第1のメモリ5、操作パネル部7、印刷部9、通信部11、入出力部13、ログ生成部15、暗号化複合化部17を有して構成された、例えば複合機である。画像形成装置Aは、これら以外にも構成要素を有するが、本発明の要部ではないので説明および図示を省略する。なお、主制御部1の機能については後述する。
画像読取部3は、主制御部1の制御の下、原稿から画像を光学的に読み込み、フィルタ処理等した電子的な画像データを印刷ジョブとして生成する公知のスキャナであり、生成した画像データが原稿の頁毎に第1のメモリ5に順次記憶されるようになっている。
第1のメモリ5は、主制御部1の制御の下、画像読取部3又は通信部11からの画像データの他、後述するログ情報等を記憶する読み書き可能な不揮発性の例えば半導体メモリであり、小規模の記憶容量を有している。
なお、画像形成装置Aを操作するための動作プログラム、操作画面情報や動作機能画面情報、当該機器を使用する使用者情報、例えば使用者のパスワード等は、図示しないROMやRAM等に記憶されている。
操作パネル部7は、画像形成装置Aに配置された公知の例えば液晶ディスプレイ表示部とタッチスイッチ式の入力部を兼ねたものであり、主制御部1の制御の下、画像形成装置Aにおける動作状態や諸データを表示するとともに、当該機器Aの操作指示入力、使用者のパスワード入力、更には、動作機能に係る画面を表示する他、それらの動作機能に係る画面領域その他をタッチする等して選択設定の入力を受ける機能を有している。
印刷部9は、主制御部1の制御の下、図示しない給紙段から印刷用紙を1次給紙して搬送し、搬送される印刷用紙を2次給紙する一方、第1のメモリ5から読み出した画像データを画像イメージデータに展開し、このイメージデータに基づきトナー画像を形成し、2次給紙された印刷用紙に対しそのトナー画像を転写定着させ、モノクロ又はフルカラー印刷して画像形成する公知の画像形成部である。
通信部11は、主制御部1の制御の下、ネットワーク19を介して外部の例えば情報処理装置(サーバ)Bに接続されており、所定のデータ伝送プロトコルに従って、画像データその他のデータを送受信するインターフェースである。
入出力部13は、外部記憶部としての例えばUSBメモリ21a、21b、21cが着脱可能に複数個接続されるものである。
この入出力部13は、主制御部1の制御の下で、USBメモリ21a〜21cの接続有無を検出するとともに、USBメモリ21a〜21cが検出されたとき、これらとの接続を確保したり、USBメモリ21a〜21cに何れかが指定されたとき、指定されたUSBメモリ21a〜21cとの接続を確保し、記憶データの入出力を制御するUSBハブおよびUSBインターフェース等である。詳細は後述する。
USBメモリ21a〜21cは、ログ情報を記憶する不揮発性の第2のメモリであり、後述するように、記憶するログ情報に関連付けられて主制御部1で管理されている。詳細は後述する。
ログ生成部15は、画像形成装置Aの動作状態に係るログ情報を生成するものである。
生成するログ情報としては、画像形成装置Aで画像読取部3における画像読取り、印刷部9における印刷動作といった種々のジョブ動作中に発生した情報について、例えば、「いつ(A)」、「誰が(B)」、「何を(C)」、「どこへ(D)」、「どうした(E)」といったジョブに関連する処理情報、動作エラーが発生した場合の「いつ(F)」、「何が(G)」、「どうした(H)」といったエラー履歴情報等をログ情報として生成し、生成の都度、独立したファイルとして主制御部1に出力する機能を有している。
ログ情報の「何を(C)」に当たる内容としては、ファイル名やファイルサイズ等の印刷データの特徴である情報の他、実際の印刷データ又は縮小した画像データ等も含まれる。
どのような情報をログ情報として生成するかは、予め、管理者又は使用者がソフトウェアを用いて画像形成装置A内に設定される。
暗号化復号化部17は、ログ情報を公知のアルゴリズムによって暗号化および復号化する機能を有し、主制御部1の制御の下、第1のメモリ5および又はUSBメモリ21a〜21cに記憶するログ情報を暗号化したり、第1のメモリ5および又はUSBメモリ21a〜21cから出力されたログ情報を復号化する機能を有している。
主制御部1は、CPU、このCPUの起動プログラムを記憶したROMその他を有し、動作プログラムによって画像読取部3、第1のメモリ5、操作パネル部7、入出力部13、印刷部9、通信部11、入出力部13、ログ生成部15、暗号化復号化部17を制御し、画像読取部3から読み取られ第1のメモリ5に格納された画像データを印刷部9に渡して印刷制御(画像形成制御)する機能、および情報処理装置Bとの間で画像データの通信制御を行う機能を有している。
また、主制御部1は、ログ情報を第1のメモリ5に順次記憶制御するとともに、第1のメモリ5に記憶されたログ情報を、記憶変更設定に基づきUSBメモリ21a〜21cに分配記憶制御するメモリ制御部23としての機能を有している。その記憶変更設定については後述する。
すなわち、メモリ制御部23は、このメモリ制御部23を中心にしたブロック図である図2に示すように、ログ生成部15で生成されたログ情報を第1のメモリ5に順次記憶制御するとともに、第1のメモリ5に記憶されたログ情報を所定の記憶変更設定に従い、USBメモリ21a〜21cに分配記憶制御する機能を有している。
図2において、符号13aはUSBメモリ21a〜21cとの個別接続を確保するUSBハブであり、符号13b〜13dはUSBハブ13aと個々のUSBメモリ21a〜21cとを接続するインターフェース部(図2ではUSBI/F部と略す。)であり、上述した入出力部13を形成している。
メモリ制御部23は、暗号化復号化部17を制御してログ情報を暗号化して第1のメモリ5又はUSBメモリ21a〜21cに記憶制御するとともに、第1のメモリ5又はUSBメモリ21a〜21cからの暗号化されたログ情報を復号化制御する機能も有している。
また、メモリ制御部23は、第1のメモリ5に記憶されたログ情報の削除機能を有するとともに、ログ情報の削除に先立ち、入出力部13を制御し、削除するログ情報のUSBメモリ21a〜21cにおける存在を確認してからログ情報を削除する機能も有している。
さらに、メモリ制御部23は、第1のメモリ5に記憶されたログ情報が所定の閾値を越えて記憶されたとき、所定数の古いログ情報を削除する機能も有している。
例えば、第1のメモリ5内に128個分のログ情報の記憶容量があり、閾値を「100個」と仮定したとき、100個のログ情報が第1のメモリ5内に書き込まれると、古い50個のログ情報が削除制御されるようになっている。なお、削除するログ情報数は、任意に設定可能である。
上述したように第1のメモリ5に記憶されたログ情報をUSBメモリ21a〜21cに分配記憶するための記憶変更設定は、予め、装置の供給者が設定したり、管理者や使用者が外部から操作パネル部7を介して例えば以下のように設定され、第1のメモリ5等に記憶されている。
すなわち、上述したジョブに関連する「いつ(A)」、「誰が(B)」、「何を(C)」、「どこへ(D)」、「どうした(E)」といった動作情報、動作エラーに関連する「いつ(F)」、「何が(G)」、「どうした(H)」といったエラー情報に応じて、ログ情報の記憶先として個々のUSBメモリ21a〜21cを特定する設定である。なお、USBメモリ21a〜21cの特定は、具体的には、インターフェース部13b〜13dを特定してUSBメモリ21a〜21cを特定することになる。
例えば、「いつ(A)」に関しては、USBメモリ21aに全てのログ情報A〜Hを生成順に独立して記憶させ、USBメモリ21bには初期のログ情報A〜Eを生成順に独立して記憶させるとともに、USBメモリ21cにはその後のログ情報F〜Hを生成順に独立して記憶させる設定が考えられる。
「誰が(B)」に関しては、起動時に入力した使用者「パスワード」等を参照し、USBメモリ21aには使用者(所属部門)A、USBメモリ21bには使用者(所属部門)B、USBメモリ21cには使用者(所属部門)Cに係るログ情報を記憶させる設定が考えられる。
また、ログ情報のカテゴリー毎にUSBメモリ21a〜21cを指定して記憶する設定も可能である。
次に、上述した本発明のログ情報記憶制御の動作を図3を参照して簡単に説明する。
動作プログラムがスタートすると、図3のステップS1にてログ生成部15がログ情報を取得するとともに、メモリ制御部23がそのログ情報を第1のメモリ5へ生成順に順次記憶し(第1の記憶処理)、ステップS2にてメモリ制御部23が外部のUSBメモリ21a〜21cの有無を判別する。
USBメモリ21a〜21cが接続されていてステップS2がYESであれば、ステップS3にてメモリ制御部23が記憶変更設定を参照して該当するUSBメモリ21a〜21cへログ情報を記憶し(第2の記憶処理)、ステップS4に移り、第1のメモリ5内のログ情報を閾値と比較する。
第1のメモリ5内のログ情報数が閾値「100個」以上であれば、ステップS5にてメモリ制御部23が第1のメモリ5で消去するログ情報に該当するログ情報が既にUSBメモリ21a〜21c内にあるか否か判別する。
該当するログ情報がUSBメモリ21a〜21cになくてステップS5がNOであれば、ステップS6に移ってメモリ制御部23が第1のメモリ5内の該当する不足ログ情報をUSBメモリ21a〜21cに記憶させてステップS7に移り、ステップS7では第1のメモリ5内の該当するログ情報を削除し(削除処理)、終了する。
第1のメモリ5内のログ情報数が閾値未満であったり、該当するログ情報がUSBメモリ21a〜21cにあってステップS5がYESであれば、同様に終了する。
他方、USBメモリ21a〜21cが接続されていなくて上述したステップS2がNOであれば、ステップS8にてメモリ制御部23が第1のメモリ5内のログ情報数を閾値「100個」と比較する。
第1のメモリ5内のログ情報が閾値以上であれば、ステップS7にてメモリ制御部23が第1のメモリ5内のログ情報を消去し、ログ情報が閾値未満であれば、終了する。
そして、これらの処理過程が本発明に係るログ情報記憶制御方法に相当する。
このように本発明のログ情報記憶制御装置は、当該装置の動作状態に係るログ情報を生成するログ生成部15と、そのログ情報を記憶する内蔵の小規模の第1のメモリ5と、当該機器に外部接続され、その第1のメモリ5に記憶されたログ情報を記憶する1個以上のUSBメモリ(第2のメモリ)21a〜21cと、そのログ生成部15で生成されたログ情報を第1のメモリ5に順次記憶制御するとともに、その第1のメモリ5に記憶されたログ情報を予め設定された記憶変更設定に従って
USBメモリ21a〜21cに記憶制御するメモリ制御部23とを具備している。
そのため、内蔵の小規模の第1のメモリ5とUSBメモリ21a〜21cとの双方のログ情報の対比が可能となってログ情報の改ざん防止が容易であるうえ、ログ情報が第1のメモリ5および又はUSBメモリ21a〜21cの何れかに記憶保存されるから、ハードディスクを内蔵しない安価な電子機器において、ログ情報取得の確保、ログ情報の改ざん防止およびログ情報の欠落補完が容易であるし、安価かつ構成も簡単である。
一般に、外部接続されたUSBメモリ21a〜21c内のログ情報は、知識のある不正利用者により改ざんされる心配があるが、第1のメモリ5とUSBメモリ21a〜21cと間でログ情報の整合性を取ることで、改ざんの有無を判別し易くなるし、ログ情報の欠落も把握し易い。
そのため、ネットワーク管理者にとっては信頼性の高いログ情報を確認することが可能となり、不正利用などが発生した場合にログから原因を特定することが容易となる。
なお、USBメモリ21a〜21c内に同一のログ情報を記憶制御すれば、USBメモリ21a〜21cどうしの間でログ情報の対比も可能である。
また、記憶変更設定に従ってログ情報の記憶につき関係付けられたUSBメモリ21a〜21cに対し、そのログ情報毎に関係付けに対応するUSBメモリ21a〜21cにログ情報を記憶するから、USBメモリ21a〜21cにおける記憶ログ情報の判別が容易で、目的とするログ情報について改ざん防止およびログ情報の欠落補完を判別し易く、管理者が用途によって必要なログ情報のみを入手できるため、整理する時間を短縮できる。
また、ログ情報を暗号化して第1のメモリ5やUSBメモリ21a〜21cに記憶したり、それらから読み出したロク情報を復号化するから、セキュリティの確保も容易である。
また、第1のメモリ5に記憶されたログ情報を削除するとき、USBメモリ21a〜21c内のログ情報の有無を確認してから削除するから、ログ情報の不必要な削除を防止可能である。
さらに、第1のメモリ5に記憶されたログ情報が所定の閾値を越えて記憶されたとき、所定のログ情報を削除するから、同様に、ログ情報の不必要な削除を防止可能である。
本発明に係る画像形成装置は、上述したログ情報記憶制御装置と、原稿を自動給紙して表面の画像を光学的に読み取って電子画像データを取得する原稿読取部3と、読み取った画像データを印刷する印刷部9とを有して構成されており、同様に上述した効果を有する。
もっとも、本発明は画像形成装置に限定されず、ログ情報を取得する必要のある種々の電子機器において実施可能である。
さらに、本発明のログ情報記憶制御方法においても、上述したログ情報記憶制御装置と同様の効果を得ることが可能である。
1 主制御部
3 画像読取部
5 第1のメモリ
7 操作パネル部
9 印刷部
11 通信部
13 入出力部
13a USBハブ
13b、13c、13d USBインターフェース部
15 ログ生成部
17 暗号化復号化部
19 ネットワーク部
21a、21b、21c USBメモリ(第2のメモリ)
23 メモリ制御部
A 画像形成装置(複合機)
B 情報処理装置(サーバ)

Claims (15)

  1. 当該機器の動作状態に係るログ情報を生成するログ生成部と、
    前記ログ情報を記憶する小規模の第1のメモリと、
    当該機器に外部接続され前記第1のメモリに記憶された前記ログ情報を記憶する1個以上の第2のメモリと、
    前記ログ生成部で生成された前記ログ情報を前記第1のメモリに順次記憶制御するとともに、前記第1のメモリに記憶された前記ログ情報を予め設定された記憶変更設定に従って前記第2のメモリに記憶制御するメモリ制御部と、
    を具備することを特徴とするログ情報記憶制御装置。
  2. 前記第1のメモリは当該機器の内蔵メモリである請求項1記載のログ情報記憶制御装置。
  3. 前記第2のメモリはUSBメモリである請求項1又は2記載のログ情報記憶制御装置。
  4. 前記第2のメモリは、前記記憶変更設定に従って前記ログ情報の記憶につき関係付けられており、前記メモリ制御部は前記ログ情報毎に前記関係付けに対応する個々の前記第2のメモリに前記ログ情報を記憶する請求項1〜3いずれか1記載のログ情報記憶制御装置。
  5. 前記ログ情報を暗号化および複合化する暗号化復号化部を有し、前記メモリ制御部は、前記ログ情報を前記暗号化復号化部にて暗号化して前記第1のメモリ又は第2のメモリに記憶制御するとともに、前記第1のメモリ又は第2のメモリからの暗号化された前記ログ情報を前記暗号化復号化部にて復号化制御する請求項1〜4いずれか1記載のログ情報記憶制御装置。
  6. 前記メモリ制御部は、前記第1のメモリに記憶された前記ログ情報の削除機能を有するとともに、前記ログ情報の削除に先立ち、削除する前記ログ情報の前記第2のメモリにおける存在を確認してから前記ログ情報を削除する機能を有する請求項1〜5いずれか1記載のログ情報記憶制御装置。
  7. 前記メモリ制御部は、前記第1のメモリに記憶された前記ログ情報が所定の閾値を越えて記憶されたとき前記削除機能を実行制御する請求項6記載のログ情報記憶制御装置。
  8. 前記請求項1〜7いずれか1記載のログ情報記憶制御装置を有する電子機器。
  9. 当該機器の動作状態に係るログ情報を生成するログ生成処理と、
    このログ生成部で生成された前記ログ情報を小規模の第1のメモリに順次記憶する第1の記憶処理と、
    当該機器に外部接続された1個以上の第2のメモリに対し、前記第1のメモリに記憶された前記ログ情報を予め設定された記憶変更設定に応じて記憶する第2の記憶処理と、
    を具備することを特徴とするログ情報記憶制御方法。
  10. 前記第1のメモリは当該機器の内蔵メモリである請求項9記載のログ情報記憶制御方法。
  11. 前記第2のメモリはUSBメモリである請求項9又は10記載のログ情報記憶制御方法。
  12. 前記記憶変更設定に従って前記ログ情報の記憶につき関係付けられた前記第2のメモリに対し、前記第2の記憶処理は、前記ログ情報毎に前記関係付けに対応する個々の前記第2のメモリに前記ログ情報を記憶する請求項9〜11いずれか1記載のログ情報記憶制御方法。
  13. 前記ログ情報を暗号化して前記第1のメモリ又は第2のメモリに記憶する暗号化処理と、前記第1のメモリ又は第2のメモリからの暗号化された前記ログ情報を復号化する復号化処理を有する請求項9〜12いずれか1記載のログ情報記憶制御方法。
  14. 前記第1のメモリに記憶された前記ログ情報の削除するとともに、前記ログ情報の削除に先立ち、削除する前記ログ情報の前記第2のメモリにおける存在を確認してから前記ログ情報を削除する削除処理を有する請求項9〜13いずれか1記載のログ情報記憶制御方法。
  15. 前記削除処理は、前記第1のメモリに記憶された前記ログ情報が所定の閾値を越えて記憶されたとき前記削除を実行する請求項14記載のログ情報記憶制御方法。
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