JP2011026916A - 木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法 - Google Patents

木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011026916A
JP2011026916A JP2009176220A JP2009176220A JP2011026916A JP 2011026916 A JP2011026916 A JP 2011026916A JP 2009176220 A JP2009176220 A JP 2009176220A JP 2009176220 A JP2009176220 A JP 2009176220A JP 2011026916 A JP2011026916 A JP 2011026916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support plate
female screw
mounting plate
male screw
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009176220A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5503211B2 (ja
Inventor
Shigeru Tajima
滋 田島
Ryoji Adachi
亮二 足立
Kazuhiko Kuribayashi
一彦 栗林
Kenji Matsuura
建二 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Forestry Co Ltd
Tanaka Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
Tanaka Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Forestry Co Ltd, Tanaka Ltd filed Critical Sumitomo Forestry Co Ltd
Priority to JP2009176220A priority Critical patent/JP5503211B2/ja
Publication of JP2011026916A publication Critical patent/JP2011026916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5503211B2 publication Critical patent/JP5503211B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Abstract


【課題】既存梁の直下に添梁を配置し、特に添梁をその上面が既存梁の下面に接着できるように配置する。
【解決手段】本発明に係る接合具1は、柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接される取付け板2、該取付け板に立設された支持板3及び材軸が取付け板2及び支持板3と平行になるように該支持板の先端に配置された雌ネジ部4からなる接合具本体11と、雌ネジ部4に螺着される雄ネジ部材5とを備える。取付け板2にはビス7を挿通する挿通孔6を形成してあり、背面を軸組構造部材の側面に当接した状態で挿通孔6にビス7を挿通し、次いで該ビスをねじ込むことで、接合具本体11を軸組構造部材に取り付けることができるようになっている。雌ネジ部4、支持板3及び取付け板2は、雄ネジ部材5から雌ネジ部4に作用する鉛直荷重が支持板3を介して取付け板2に確実に伝達するように構成する。雌ネジ部4は、いわゆる長ナットで構成することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として在来軸組工法の木造建築物に採用される木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法に関する。
住宅においては、家族構成の変動や生活指向の変化等に伴い、新築当時の間取りを変更して下階に広い空間を確保したいというニーズが生じる。
かかるニーズに応えるためには、居室の中央付近や隣接居室の境界に立設されている柱を撤去するリフォーム工事を行うことになるが、柱を撤去すると、該柱の頂部が接合されていた既存梁が下方に撓む不具合を生じるとともに、場合によっては柱梁架構の水平剛性が低下し、ひいては建物全体の耐震性も低下する。
そのため、柱を撤去する場合には、該柱の頂部が接合されていた既存梁の下方に添梁を配置したり(特許文献1)、既存梁の下面に添梁を接着するとともに既存梁が架け渡されている一対の柱に添柱をそれぞれ接着して添柱と添梁との接合部に補強板を接着する(特許文献2,3)。
かかる補強方法によれば、添梁によって既存梁の曲げ剛性が高くなるとともに、添梁、添柱及び補強板の協働作用によって柱梁架構の水平剛性も向上し、かくして既存梁の撓みが防止されるとともに、建物の耐震性も大幅に向上する。
特開2005-232678号公報 特開2008-190169号公報 特開2003- 3576号公報 特開平11-152798号公報 特開平8-232343号公報 特開平11-181886号公報
ここで、柱や胴差しに梁を接合するにあたっては、従来からさまざまな梁受け金物が開発されているので(特許文献4〜11)、梁の構造や配置形態が通常のものであれば、これら公知の梁受け金物から適宜選択して用いることができる。
しかしながら、既存梁の直下に添梁を配置するにあたっては、既存の梁受け金物では対応が困難であるという問題を生じていた。
すなわち、従来の梁受け金物としては、柱や胴差しに先付けし、かかる状態で梁の材端を落とし込むことを前提としたタイプのものがあるが(特許文献4〜9)、かかるタイプの梁受け金物では、直上に既存梁が存在する状況に対応することは本来的に不可能である。
また、梁の材端を落とし込むタイプのうち、柱や胴差しへの取付け面が露出する梁受け金物であれば(特許文献10〜11)、柱や胴差しに先付けするのではなく、添梁を支保した状態で該添梁の下面を抱えるように柱や胴差しに後付けすることで、既存梁直下への配置が可能になる場合もあるが、既存梁の両側に設置スペースや作業スペースが必要になるため、既存梁が建物外周部に位置する場合には適用が困難となる。
その他、ドリフトピンを用いるタイプなど多数の梁受け金物が存在するが、いずれの梁受け金物についても、既存梁の直下にしかも該既存梁の下面に上面が接着可能な状態で添梁を柱や胴差しに接合することは困難であるという問題を生じていた。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、既存梁の直下に添梁を配置することが可能であって、特に添梁をその上面が既存梁の下面に接着できるように配置することが可能な木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る木質系横架材の接合具は請求項1に記載したように、柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接されネジ部材を挿通する挿通孔が形成された取付け板と、該取付け板に立設され前記軸組構造部材に接合される横架材の材端に形成されたスリットに差し込まれる支持板と、材軸が前記取付け板及び前記支持板と平行になるように該支持板の先端に配置され前記スリットに連通する雌ネジ挿通孔に挿通される雌ネジ部とを備えたものである。
また、本発明に係る木質系横架材の接合具は、前記取付け板の両側方縁部に前記支持板と平行になるようにかつ前記横架材の両側面に当接されるように一対の拘束板を立設したものである。
また、本発明に係る木質系横架材の接合具は、前記雌ネジ部に螺合される雄ネジ本体と該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板とからなる雄ネジ部材を備えたものである。
また、本発明に係る木質系横架材の接合具は、前記荷重支持板であって前記雄ネジ本体の材軸から偏心した位置にネジ部材を挿通する挿通孔又は切欠きを設けたものである。
また、本発明に係る木質系横架材の接合方法は請求項5に記載したように、柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接されネジ部材を挿通する挿通孔が形成された取付け板と、該取付け板に立設された支持板と、材軸が前記取付け板及び前記支持板と平行になるように該支持板の先端に配置された雌ネジ部と、該雌ネジ部に螺合される雄ネジ本体及び該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板からなる雄ネジ部材とを備えた接合具を用いて木質系横架材を接合する方法であって、
前記挿通孔に挿通されたネジ部材を用いて前記取付け板を前記軸組構造部材に固定し、前記軸組構造部材に接合される横架材の材端に形成されたスリットに前記支持板が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔に前記雌ネジ部が挿通されるように前記横架材を持ち上げ、前記荷重支持板が下方となるように前記雄ネジ本体を前記雌ネジ部に螺合することにより、該横架材の下面に前記荷重支持板の上面を当接させるものである。
また、本発明に係る木質系横架材の接合方法は、前記横架材の上面及びその直上に位置する既存梁の下面の少なくともいずれかに接着剤を塗布し、前記横架材の上面を前記既存梁の下面に当接した後、前記雄ネジ部材の増し締めを行うものである。
また、本発明に係る木質系横架材の接合方法は請求項7に記載したように、柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接されネジ部材を挿通する挿通孔が形成された取付け板と、該取付け板に立設された支持板と、材軸が前記取付け板及び前記支持板と平行になるように該支持板の先端に配置された雌ネジ部と、該雌ネジ部に螺合される雄ネジ本体及び該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板からなる雄ネジ部材とを備えた接合具を用いて木質系横架材を接合する方法であって、
前記挿通孔に挿通されたネジ部材を用いて前記取付け板を前記軸組構造部材に固定し、前記荷重支持板が下方となるように前記雄ネジ本体を前記雌ネジ部に螺合し、前記軸組構造部材に接合される横架材の材端に形成されたスリットに前記支持板が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔に前記雌ネジ部が挿通されるように前記横架材を落とし込むことにより、前記荷重支持板の上面に前記横架材の下面を当接させるものである。
従来の梁受け金物は上述したように、柱や胴差しに先付けしてから梁の材端を落とし込むタイプか、柱や胴差しにボルト止めされたプレート状部材を梁の材端に差し込んでドリフトピンで連結するタイプかに大別されるが、前者の梁受け金物では、既存梁が邪魔になってその直下に添梁を配置することができない。
また、後者の梁受け金物では、プレート状部材に形成された挿通孔の位置に合わせて梁に挿通孔を形成する必要があるが、既存梁に対する梁受け金物の設置精度にわずかでも誤差が生じると、梁に形成された挿通孔と該梁に差し込まれるプレート状部材の挿通孔とがずれてドラフトピンの挿入が不可能となる。
逆に、既存梁の下面と添梁の上面との間に隙間が生じる場合には、両者の接着強度が不足するといった事態を招く。
加えて、仮に梁受け金物を精度よく設置できたとしても、既存梁と添梁とを接着する場合には、接着剤が硬化するまでの間、締付けベルトや締付けボルト等を用いてそれらの当接面を互いに押さえ付ける必要があるところ、従来の梁受け金物では、梁端における設置高さを調整することができないため、上述した押付け作業は不可能である。
本出願人は、かかる問題を解決すべく上述した発明をなしたものであって、本発明に係る木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法においては、接合具の取付け板を軸組構造部材に固定した後、該軸組構造部材に接合される横架材の材端に形成されたスリットに接合具の支持板が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔に接合具の雌ネジ部が挿通されるように、横架材を持ち上げる。
次に、横架材を必要に応じて支保しつつ、雄ネジ本体を雌ネジ部に螺合することにより、該横架材の下面に荷重支持板の上面を当接させる。
このようにすれば、横架材から作用する鉛直荷重を荷重支持板で受けるとともに該鉛直荷重を雌ネジ部に伝達することが可能となり、かくして既存梁の直下であっても添梁を容易に架け渡すことが可能となる。
これに対し、既存梁が存在しない場合には、上述した手順に代えて、接合具の取付け板を軸組構造部材に固定した後、該接合具の雌ネジ部に雄ネジ部材の雄ネジ本体を螺合し、次いで、軸組構造部材に接合される横架材の材端に形成されたスリットに接合具の支持板が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔に接合具の雌ネジ部が挿通されるように、横架材を落とし込むことにより、荷重支持板の上面に横架材の下面を当接させる。
このような手順においても、横架材から作用する鉛直荷重を荷重支持板で受けるとともに該鉛直荷重を雌ネジ部に伝達することができる。
上述した接合方法に用いる接合具は、柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接されネジ部材を挿通する挿通孔が形成された取付け板と、該取付け板に立設された支持板と、材軸が取付け板及び支持板と平行になるように該支持板の先端に配置された雌ネジ部とを備え、柱のみならず、胴差しや桁といった水平材も含めた軸組構造部材すべてが設置対象となる。
ネジ部材とは少なくとも、木ねじ、ビス及びボルトを含む概念であり、支持板は、雌ネジ部に作用する横架材からの鉛直荷重を取付け板に伝達する、いわばブラケットとして機能する。
かかる支持板は、横架材の材端に形成されたスリットに差し込まれつつ、横架材を持ち上げ、あるいは落とし込むことができる必要があるため、概ね同一の厚みで形成された平板で構成する。
雌ネジ部も同様であり、上述のスリットに連通形成された雌ネジ挿通孔に挿通されつつ、横架材を持ち上げ、あるいは落とし込むことができる必要があるため、材軸方向に断面形状が概ね一定の雌ネジで構成する。
また、雌ネジ部は、鉛直面である軸組構造部材の側面に取付け板が固定された状態でその材軸が鉛直姿勢になる必要があり、そのためには、材軸が取付け板及び支持板と平行になるように該支持板の先端に配置する。
ここで、前記取付け板の両側方縁部に前記支持板と平行になるようにかつ前記横架材の両側面に当接されるように一対の拘束板を立設したならば、地震等に起因した水平力が横架材の材軸に沿ってかつ該横架材が軸組構造部材から離間しようとする方向に作用したとき、上述した一対の拘束板は、横架材の材端をその両側方から挟み付けるようにして、雌ネジ部の食い込みによる横架材のスリットの開きを拘束する。
そのため、上述した方向に沿った軸組構造部材と横架材との接合強度を大幅に高めることが可能となる。
雄ネジ部材は、横架材の鉛直荷重を支持可能であってかつ螺合によって雌ネジ部にその鉛直荷重を伝達できるものである限り、その構成は任意であって、公知のボルト部材から適宜選択使用することが可能であるが、雌ネジ部に螺合される雄ネジ本体及び該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板で構成したならば、横架材からの鉛直荷重の支持及び雌ネジ部への伝達を簡易な構造で実現することが可能となる。
ここで、地震による揺れ等に起因して雄ネジ本体と雌ネジ部との螺合が緩む懸念がある場合には、雄ネジ部材の荷重支持板に挿通孔又は切欠きを設けておき、該挿通孔又は切欠きにネジ部材を挿通して横架材の下面にねじ込むようにするのが望ましい。挿通孔や切欠きを設ける位置は、雄ネジ部材全体の回転が防止されるよう、雄ネジ本体の材軸から偏心した位置とする。
既存梁の添梁として横架材を架け渡す場合、横架材の上面及びその直上に位置する既存梁の下面の少なくともいずれかに接着剤を塗布し、横架材の上面を既存梁の下面に当接した後、雄ネジ部材の増し締めを行うようにしたならば、横架材の上面が既存梁の下面に押し付けられることとなり、材端における両者の接着性が確保される。ちなみに、このような雄ネジ部材の高さ調整機能を利用することで、材端における接着性が確保されるため、残りの箇所については、例えば中央近傍でのみ、既存梁と添梁とを結束すれば足りる。
第1実施形態に係る木質系横架材の接合具1の全体斜視図。 接合具本体11の図であり、(a)は正面図、(b)はA−A線方向から見た矢視図、(c)はB−B線方向から見た矢視図。 雄ネジ部材5の図であり、(a)は正面図、(b)はC−C線方向から見た矢視図、(c)はD−D線方向から見た矢視図。 接合具1,1を用いて既存梁42の直下に添梁41を架け渡した様子を示した図であり、(a)は正面図、(b)はE−E線方向から見た矢視図。 接合具1を用いて既存梁42の直下に添梁41を架け渡す手順を示した詳細斜視図。 既存梁42がない場合において梁41aを落とし込んで設置する手順を示した詳細斜視図。 第2実施形態に係る木質系横架材の接合具1aの全体斜視図。 接合具本体11aの図であり、(a)は正面図、(b)はF−F線方向から見た矢視図、(c)はG−G線方向から見た矢視図。 接合具1a,1aを用いて既存梁42の直下に添梁41を架け渡した様子を示した図であり、(a)は正面図、(b)はH−H線方向から見た矢視図。 接合具1aを用いて既存梁42の直下に添梁41を架け渡す手順を示した詳細斜視図。 拘束板72,72の作用を説明した図。 既存梁42がない場合において梁41aを落とし込んで設置する手順を示した詳細斜視図。
以下、本発明に係る木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、従来技術と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。
(第1実施形態)
図1乃至図3は、本実施形態に係る木質系横架材の接合具を示した図である。これらの図でわかるように、本実施形態に係る接合具1は、柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接される取付け板2、該取付け板に立設された支持板3及び材軸が取付け板2及び支持板3と平行になるように該支持板の先端に配置された雌ネジ部4からなる接合具本体11と、雌ネジ部4に螺着される雄ネジ部材5とを備える。
取付け板2は、矩形状鋼板にネジ部材としてのビス7を挿通する挿通孔6を形成するとともに、各周縁を折り曲げることで該各周縁に補剛リブを形成してあり、背面を軸組構造部材の側面に当接した状態で挿通孔6にビス7を挿通し、次いで該ビスをねじ込むことで、接合具本体11を軸組構造部材に取り付けることができるようになっている。
雌ネジ部4、支持板3及び取付け板2は、雄ネジ部材5から雌ネジ部4に作用する鉛直荷重が支持板3を介して取付け板2に確実に伝達するよう、それらの板厚を適宜設定するとともに、溶接によって互いに連結しておく。
雌ネジ部4は、いわゆる長ナットで構成することができる。
雄ネジ部材5は、雌ネジ部4に螺合される雄ネジ本体31と、該雄ネジ本体の材軸と法線方向が平行になるように雄ネジ本体31の端部に配置された円形の荷重支持板32とからなり、該円形荷重支持板には、雄ネジ本体31の材軸から偏心した位置として、互いに反対側となる周縁位置に切欠き33,33を形成してあるとともに、雄ネジ本体31が立設された反対側の中央面にボルト頭部34を突設してある。
切欠き33,33は、ビス7を挿通し、該ビスを後述する横架材の下面にねじ込むことによって、雄ネジ部材31全体の回転を防止することができるようになっている。
図4に示すように、既存梁42に対して添梁となる横架材41(以下、添梁41)を該既存梁の直下に架け渡すには、まず、既存梁42が架け渡された軸組構造部材としての柱43,43の対向側面に接合具本体11をそれぞれ取り付ける。
接合具本体11を取り付けるにあたっては、上述したように取付け板2の背面を柱43の側面に当接した状態で挿通孔6にビス7を挿通し、次いで該ビスを柱43にねじ込めばよい。
次に、添梁41を既存梁42の下方位置に仮置きし、次いで、該横架材を持ち上げて既存梁42の下面に当接配置するが、かかる作業においては、図5に示すように、添梁41の材端に形成されたスリット53に接合具本体11の支持板3が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔54に接合具本体11の雌ネジ部4が挿通されるように、添梁41を接合具本体11の下方位置から同図矢印方向に持ち上げる。
ここで、添梁41の端面には座堀り52を形成してあり、該座堀りに取付け板2が嵌り込むようになっている。
次に、必要に応じて添梁41を支保しつつ、雄ネジ部材5の雄ネジ本体31を雌ネジ部4に螺合してボルト頭部34を廻すことにより、添梁41の上面を既存梁42の下面に当接させるとともに、荷重支持板32の上面を添梁41の下面に当接させる。
このようにすれば、添梁41からの鉛直荷重を荷重支持板32で受けるとともにこれを雌ネジ部4に伝達することが可能となる。なお、添梁41の下面には座堀り55が形成してあり、該座堀りに荷重支持板32が嵌り込むようになっている。
ここで、添梁41の上面及び既存梁42の下面には、それらが当接する前の適当な時期に接着剤を事前に塗布しておく。
次に、雄ネジ部材5を増し締めすることで、添梁41の上面を既存梁42の下面にしっかりと押し付ける一方、かかる作業と相前後して、既存梁42と添梁41とを適当な箇所、例えばスパン中央で互いに結束する。既存梁42と添梁41との結束は例えば締付けバンドを用いればよい。
このようにすると、添梁41の上面と既存梁42の下面とを全長にわたって確実に接着することができる。
添梁41の設置が終了したならば、雄ネジ部材5が緩まないよう、切欠き33,33にビス7を挿通し、該ビスを添梁41の下面にねじ込む。
以上説明したように、本実施形態に係る木質系横架材の接合具1及びそれを用いた接合方法によれば、既存梁42の直下であっても添梁41を容易に架け渡すことが可能となる。
また、本実施形態に係る木質系横架材の接合具1及びそれを用いた接合方法によれば、添梁41の上面及びその直上に位置する既存梁42の下面に接着剤を塗布し、添梁41の上面を既存梁42の下面に当接させた後、雄ネジ部材5を増し締めするようにしたので、添梁41の上面が既存梁42の下面に押し付けられることとなり、かくして材端における既存梁42と添梁41との確実な接着が可能となる。
また、本実施形態に係る接合具1によれば、雌ネジ部4に螺合される雄ネジ本体31及び該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板32で雄ネジ部材5を構成したので、添梁41からの鉛直荷重の支持及び雌ネジ部4への荷重伝達を簡易な構造で実現することが可能となる。
また、本実施形態に係る接合具1によれば、雄ネジ部材5の荷重支持板32に切欠き33,33を設け、該切欠きにネジ部材を挿通して添梁41の下面にねじ込むようにしたので、地震による揺れ等が起こっても、雄ネジ部材5と雌ネジ部4との螺合が緩むおそれはない。
本実施形態では、接合具本体11を柱43に取り付けたが、本発明に係る接合具は、取り付けられる対象が柱に限定されるものではなく、柱に代えて、胴差しや桁といった水平材にも取り付けることが可能である。
また、本実施形態では、接合具本体11をビス7で取り付けたが、該ビスに代えて、ボルト止めするようにしてもかまわない。
また、本実施形態では、雌ネジ部4に螺合される雄ネジ本体31と該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板32とからなる雄ネジ部材5を備えるようにしたが、添梁41の鉛直荷重を受けることが可能であってかつ螺合によって雌ネジ部4にその鉛直荷重を伝達できるのであれば、雄ネジ部材5に代えて、公知のボルト部材を適宜選択するようにしてもかまわない。
また、本実施形態では、雄ネジ部材5全体の回転を防止すべく、切欠き33,33を設けるようにしたが、切欠きに代えて挿通孔でもよいし、雄ネジ部材5が回転して雌ネジ部4との螺合が緩む懸念がないのであれば、切欠き33,33を省略してもかまわない。
また、本実施形態では、既存梁42への接着を前提として添梁41の設置手順を説明したが、既存梁41との接着を行わないのであれば、接着工程や雄ネジ部材5の増し締め工程を省略することができる。
また、本実施形態では、既存梁42に対して添梁となる横架材を設置することを前提としたが、既存梁42が存在しない場合であっても、接合具1を用いて梁41aを柱43,43に架け渡すことが可能である。
この場合、上述したと同様に梁41aを下方から持ち上げて設置することができるが、これに代えて、梁41aを上方から落とし込んで設置してもかまわない。
かかる変形例においては、図6に示したように、まず、柱43の側面に接合具本体11を取り付け、しかる後、雄ネジ部材5の雄ネジ本体31を雌ネジ部4に螺合する。
次に、梁41aの材端に形成されたスリット53に接合具本体11の支持板3が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔54に接合具本体11の雌ネジ部4が挿通されるように、梁41aを接合具本体11の上方位置から同図矢印方向に落とし込むことで、梁41aの下面を荷重支持板32の上面に当接させる。ここで、梁41aの端面には座堀り52aを形成してあり、該座堀りに取付け板2が嵌り込むようになっている。
このようにすれば、梁41aからの鉛直荷重を荷重支持板32で受けるとともに該鉛直荷重を雌ネジ部4に伝達することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と実質的に同一の部品等については同一の符号を付してその説明を省略する。
図7及び図8は、第2実施形態に係る木質系横架材の接合具を示した図である。これらの図でわかるように、本実施形態に係る接合具1aは、柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接される取付け板2a、該取付け板に立設された支持板3、取付け板2aの両側方縁部に支持板3と平行になるように立設された一対の拘束板72,72及び材軸が取付け板2a及び支持板3と平行になるように該支持板の先端に配置された雌ネジ部4からなる接合具本体11aと、雌ネジ部4に螺着される雄ネジ部材5とを備える。
取付け板2aは、矩形状鋼板にネジ部材としてのビス7を挿通する挿通孔6を形成するとともに、該矩形状鋼板の各周縁のうち、上縁と下縁を折り曲げることで該各周縁に補剛リブを形成して構成してあり、背面を軸組構造部材の側面に当接した状態で挿通孔6にビス7を挿通し、次いで該ビスをねじ込むことで、接合具本体11aを軸組構造部材に取り付けることができるようになっている。
一対の拘束板72,72は、取付け板2aを構成する矩形状鋼板の左縁と右縁をそれぞれ折り曲げて構成してある。
雌ネジ部4、支持板3及び取付け板2aは、雄ネジ部材5から雌ネジ部4に作用する鉛直荷重が支持板3を介して取付け板2aに確実に伝達するよう、それらの板厚を適宜設定するとともに、溶接によって互いに連結しておく。
図9に示すように、添梁41を既存梁42の直下に架け渡すには、まず、既存梁42が架け渡された軸組構造部材としての柱43,43の対向側面に接合具本体11aをそれぞれ取り付ける。
接合具本体11aを取り付けるにあたっては、上述したように取付け板2aの背面を柱43の側面に当接した状態で挿通孔6にビス7を挿通し、次いで該ビスを柱43にねじ込めばよい。
次に、添梁41を既存梁42の下方位置に仮置きし、次いで、該横架材を持ち上げて既存梁42の下面に当接配置するが、かかる作業においては、図10に示すように、添梁41の材端に形成されたスリット53に接合具本体11aの支持板3が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔54に接合具本体11aの雌ネジ部4が挿通されるように、添梁41を接合具本体11の下方位置から同図矢印方向に持ち上げる。
ここで、添梁41の端面には座堀り52を形成してあり、該座堀りに取付け板2aが嵌り込むようになっている。また、添梁41の端部各側面にはそれぞれしゃくり73を形成してあり、該しゃくりに拘束板72がそれぞれ嵌り込むとともに、該しゃくりの凹部側面に拘束板72が当接するようになっている。
以下、第1実施形態と同様の手順で、添梁41を柱43,43に架け渡すとともに、該添梁の上面を既存梁42の下面に接着する。
以上説明したように、本実施形態に係る木質系横架材の接合具1a及びそれを用いた接合方法によれば、既存梁42の直下であっても添梁41を容易に架け渡すことが可能となる。
また、本実施形態に係る木質系横架材の接合具1a及びそれを用いた接合方法によれば、添梁41の上面及びその直上に位置する既存梁42の下面に接着剤を塗布し、添梁41の上面を既存梁42の下面に当接させた後、雄ネジ部材5を増し締めするようにしたので、添梁41の上面が既存梁42の下面に押し付けられることとなり、かくして材端における既存梁42と添梁41との確実な接着が可能となる。
また、地震等に起因した水平力が添梁41の材軸に沿ってかつ該添梁が柱43から離間しようとする方向に作用したとき、第1実施形態に係る接合具1では図11(a)に示すように、雌ネジ部4がスリット53に食い込んで該スリットが同図矢印に示すように拡がり、想定地震力の大きさにもよるが、雌ネジ部4が雌ネジ挿通孔54から抜け出す破壊モードが存在し得る。
しかし、本実施形態に係る接合具1aによれば、同図(b)に示すように、一対の拘束板72,72が添梁41の材端を挟み付けるようにその両側方に配置されているため、スリット53の開き変形に対し、これを拘束する方向の反力が拘束板72から添梁41の側面に作用する(同図中の矢印参照)。
そのため、雌ネジ部4の食い込みによるスリット53の開きが未然に防止されることとなり、上述した方向に沿った柱43と添梁41との接合強度を大幅に高めることが可能となる。
また、本実施形態に係る接合具1aによれば、雌ネジ部4に螺合される雄ネジ本体31及び該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板32で雄ネジ部材5を構成したので、添梁41からの鉛直荷重の支持及び雌ネジ部4への荷重伝達を簡易な構造で実現することが可能となる。
また、本実施形態に係る接合具1aによれば、雄ネジ部材5の荷重支持板32に切欠き33,33を設け、該切欠きにネジ部材を挿通して添梁41の下面にねじ込むようにしたので、地震による揺れ等が起こっても、雄ネジ部材5と雌ネジ部4との螺合が緩むおそれはない。
本実施形態では、一対の拘束板72,72を嵌め込むための凹部として添梁41の端部側面にしゃくり73,73を形成し、該しゃくりの凹部側面に拘束板72が当接するようにしたが、場合によってはしゃくりを省略し、添梁41の端部両側面に拘束板72,72が当接するように構成してもかまわない。
また、本実施形態では、接合具本体11aを柱43に取り付けたが、本発明に係る接合具は、取り付けられる対象が柱に限定されるものではなく、柱に代えて、胴差しや桁といった水平材にも取り付けることが可能である。
また、本実施形態では、接合具本体11aをビス7で取り付けたが、該ビスに代えて、ボルト止めするようにしてもかまわない。
また、本実施形態では、雌ネジ部4に螺合される雄ネジ本体31と該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板32とからなる雄ネジ部材5を備えるようにしたが、添梁41の鉛直荷重を受けることが可能であってかつ螺合によって雌ネジ部4にその鉛直荷重を伝達できるのであれば、雄ネジ部材5に代えて、公知のボルト部材を適宜選択するようにしてもかまわない。
また、本実施形態では、雄ネジ部材5全体の回転を防止すべく、切欠き33,33を設けるようにしたが、切欠きに代えて挿通孔でもよいし、雄ネジ部材5が回転して雌ネジ部4との螺合が緩む懸念がないのであれば、切欠き33,33を省略してもかまわない。
また、本実施形態では、既存梁42への接着を前提として添梁41の設置手順を説明したが、既存梁41との接着を行わないのであれば、接着工程や雄ネジ部材5の増し締め工程を省略することができる。
また、本実施形態では、既存梁42に対して添梁となる横架材を設置することを前提としたが、既存梁42が存在しない場合であっても、接合具1aを用いて梁41aを柱43,43に架け渡すことが可能である。
この場合、上述したと同様に梁41aを下方から持ち上げて設置することができるが、これに代えて、梁41aを上方から落とし込んで設置してもかまわない。
かかる変形例においては、図12に示したように、まず、柱43の側面に接合具本体11aを取り付け、しかる後、雄ネジ部材5の雄ネジ本体31を雌ネジ部4に螺合する。
次に、梁41aの材端に形成されたスリット53に接合具本体11aの支持板3が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔54に接合具本体11aの雌ネジ部4が挿通されるように、梁41aを接合具本体11aの上方位置から同図矢印方向に落とし込むことで、梁41aの下面を荷重支持板32の上面に当接させる。ここで、梁41aの端面には座堀り52aを形成してあり、該座堀りに取付け板2aが嵌り込むようになっている。また、添梁41aの端部各側面にはそれぞれしゃくり73aを形成してあり、該しゃくりに拘束板72がそれぞれ嵌り込むようになっている。
このようにすれば、梁41aからの鉛直荷重を荷重支持板32で受けるとともに該鉛直荷重を雌ネジ部4に伝達することが可能となる。
1,1a 木質系横架材の接合具
2,2a 取付け板
3 支持板
4 雌ネジ部
5 雄ネジ部材
6 挿通孔
11,11a 接合具本体
31 雄ネジ本体
32 荷重支持板
33 切欠き
41 添梁(横架材)
41a 梁(横架材)
42 既存梁
72 拘束板

Claims (7)

  1. 柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接されネジ部材を挿通する挿通孔が形成された取付け板と、該取付け板に立設され前記軸組構造部材に接合される横架材の材端に形成されたスリットに差し込まれる支持板と、材軸が前記取付け板及び前記支持板と平行になるように該支持板の先端に配置され前記スリットに連通する雌ネジ挿通孔に挿通される雌ネジ部とを備えたことを特徴とする木質系横架材の接合具。
  2. 前記取付け板の両側方縁部に前記支持板と平行になるようにかつ前記横架材の両側面に当接されるように一対の拘束板を立設した請求項1記載の木質系横架材の接合具。
  3. 前記雌ネジ部に螺合される雄ネジ本体と該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板とからなる雄ネジ部材を備えた請求項1又は請求項2記載の木質系横架材の接合具。
  4. 前記荷重支持板であって前記雄ネジ本体の材軸から偏心した位置にネジ部材を挿通する挿通孔又は切欠きを設けた請求項3記載の木質系横架材の接合具。
  5. 柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接されネジ部材を挿通する挿通孔が形成された取付け板と、該取付け板に立設された支持板と、材軸が前記取付け板及び前記支持板と平行になるように該支持板の先端に配置された雌ネジ部と、該雌ネジ部に螺合される雄ネジ本体及び該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板からなる雄ネジ部材とを備えた接合具を用いて木質系横架材を接合する方法であって、
    前記挿通孔に挿通されたネジ部材を用いて前記取付け板を前記軸組構造部材に固定し、前記軸組構造部材に接合される横架材の材端に形成されたスリットに前記支持板が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔に前記雌ネジ部が挿通されるように前記横架材を持ち上げ、前記荷重支持板が下方となるように前記雄ネジ本体を前記雌ネジ部に螺合することにより、該横架材の下面に前記荷重支持板の上面を当接させることを特徴とする木質系横架材の接合方法。
  6. 前記横架材の上面及びその直上に位置する既存梁の下面の少なくともいずれかに接着剤を塗布し、前記横架材の上面を前記既存梁の下面に当接した後、前記雄ネジ部材の増し締めを行う請求項5記載の木質系横架材の接合方法。
  7. 柱、胴差し等の軸組構造部材の側面に当接されネジ部材を挿通する挿通孔が形成された取付け板と、該取付け板に立設された支持板と、材軸が前記取付け板及び前記支持板と平行になるように該支持板の先端に配置された雌ネジ部と、該雌ネジ部に螺合される雄ネジ本体及び該雄ネジ本体の端部に配置された荷重支持板からなる雄ネジ部材とを備えた接合具を用いて木質系横架材を接合する方法であって、
    前記挿通孔に挿通されたネジ部材を用いて前記取付け板を前記軸組構造部材に固定し、前記荷重支持板が下方となるように前記雄ネジ本体を前記雌ネジ部に螺合し、前記軸組構造部材に接合される横架材の材端に形成されたスリットに前記支持板が差し込まれるようにかつ該スリットに連通する雌ネジ挿通孔に前記雌ネジ部が挿通されるように前記横架材を落とし込むことにより、前記荷重支持板の上面に前記横架材の下面を当接させることを特徴とする木質系横架材の接合方法。
JP2009176220A 2009-07-29 2009-07-29 木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法 Active JP5503211B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009176220A JP5503211B2 (ja) 2009-07-29 2009-07-29 木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009176220A JP5503211B2 (ja) 2009-07-29 2009-07-29 木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011026916A true JP2011026916A (ja) 2011-02-10
JP5503211B2 JP5503211B2 (ja) 2014-05-28

Family

ID=43635944

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009176220A Active JP5503211B2 (ja) 2009-07-29 2009-07-29 木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5503211B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015055034A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 大和ハウス工業株式会社 梁補強構造および方法、ならびに、補助梁用支持具
JP2015098752A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 大和ハウス工業株式会社 梁補強方法および構造、補助梁の仮固定構造、ならびに補助梁支持具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09310412A (ja) * 1996-05-24 1997-12-02 Hara Komuten:Kk 木造建築物の木材接合装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09310412A (ja) * 1996-05-24 1997-12-02 Hara Komuten:Kk 木造建築物の木材接合装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015055034A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 大和ハウス工業株式会社 梁補強構造および方法、ならびに、補助梁用支持具
JP2015098752A (ja) * 2013-11-20 2015-05-28 大和ハウス工業株式会社 梁補強方法および構造、補助梁の仮固定構造、ならびに補助梁支持具

Also Published As

Publication number Publication date
JP5503211B2 (ja) 2014-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4203533B1 (ja) 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造
JP5503211B2 (ja) 木質系横架材の接合具及びそれを用いた接合方法
JP2007303066A (ja) 既設トラス架構補強構造
JP2010037940A (ja) アンカーボルトの支持装置
JP3051699B2 (ja) 足場用筋交及び足場用筋交の連結具
JP4465256B2 (ja) アンカーボルトの支持装置
JP4667114B2 (ja) 梁と柱との接合方法
KR20200032550A (ko) 무용접 조립식 앙카베이스 시스템
JP4648184B2 (ja) 鉄骨造フレームにおけるブレース用接合金物及びそれを使用したブレースの接合部構造
RU2471930C1 (ru) Торцевое нагельное соединение деревянных балочных конструкций
JP2015078569A (ja) 仮設用防音パネルの取付クランプ
JP3632026B2 (ja) 建材の結合システム
JP4928228B2 (ja) 連結金具および基礎と柱の連結構造
JP3523576B2 (ja) 通り合せ治具
JP3161023U (ja) 鉄骨柱及び鉄骨梁の接合構造
JP3836464B2 (ja) 木質部材の接合構造
JP4401808B2 (ja) 梁の補強構造
JP4639012B2 (ja) 箱形断面柱とh形断面梁の高力ボルト接合構造およびその施工方法
JP5126692B2 (ja) 木質躯体と鉄骨梁との接合構造および木質躯体と鉄骨梁との接合方法
JP2010001651A (ja) 大梁小梁の接合装置
JP4359665B2 (ja) 有孔木材の補強方法及びその装置
JP4928229B2 (ja) 基礎と柱の連結構造
JP3968007B2 (ja) 横架材の接合装置
JP2006218816A (ja) 木製構造材のフィンガージョイント接合装置
KR101444352B1 (ko) 선박의 구조물 결합방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130712

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131204

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140314

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5503211

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250