JP2011026845A - 軒先用雪止め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置重量を大幅に軽量化して屋根への負担を各段に軽減すると共に、屋根上面と網との間に進入してしまった異物も、人為的な清掃を要さずに円滑に排出可能であり、しかも耐久性および経済性にも秀れた新たな雪止め技術を提供する。
【解決手段】 勾配屋根5の屋根面50軒先51から高強度樹脂ネット製雪止めネット2を軒先51に沿わせて、上方所定範囲に覆い被せるよう帯状に展開し、該雪止めネット2軒先51がわ20を屋根面50から所定寸法分だけ浮かせて支持するよう、複数の掛止鈎3,3,……で掛止する一方、同雪止めネット2上がわ端縁21は、各雪止め金具60,60,……を支持部6,6,……とする高強度樹脂製結束バンド4,4,……で張設状に繋止、固定してなる軒先用雪止め装置1である。
【選択図】 図1

Description

この発明は、積雪した建築物の屋根からの落雪を防止する技術に関するものであり、特に、軒先に沿って装着される落雪防止装置を製造する分野は勿論のこと、その輸送、保管、組み立ておよび設置に必要となる設備、器具類を提供、販売する分野から、それら資材や機械装置、部品類に必要となる素材、例えば、木材、石材、各種繊維類、プラスチック、各種金属材料等を提供する分野、それらに組み込まれる電子部品やそれらを集積した制御関連機器の分野、各種計測器の分野、当該設備、器具を動かす動力機械の分野、そのエネルギーとなる電力やエネルギー源である電気、オイルの分野といった一般的に産業機械と総称されている分野、更には、それら設備、器具類を試験、研究したり、それらの展示、販売、輸出入に係わる分野、将又、それらの使用の結果やそれを造るための設備、器具類の運転に伴って発生するゴミ屑の回収、運搬等に係わる分野、それらゴミ屑を効率的に再利用するリサイクル分野などの外、現時点で想定できない新たな分野までと、関連しない技術分野はない程である。
(着目点)
一般的な住宅の、切り妻、招き、片流れ、腰折、下屋付きなどの勾配屋根は、少なくとも3/10の勾配に設定されており、図10の積雪した住宅屋根の側面図中に示すように、降雪量の多い地域では、屋根5上に積もった雪全体Sが、日中の気温上昇や強風の吹き付けなどによって屋根面50上をゆっくりと滑り、軒先51から迫り出して雪庇S1となり、屋根5に接した雪庇S1の下面が日中に解けて夜間に再凍結することを繰り返し、硬い氷の層を形成して屋根5上の積雪Sに強固に結合し、多少の日照によっても落下することがなく、下向きに彎曲するよう成長して垂れ下がり、次第に氷柱Tを伴って成長してスガモリの原因となったり、自重に耐えられなくなった瞬間や強風が吹き付けたときなどに積雪Sを伴って一挙に落下し、雨樋52を破壊したり、隣家や自宅、ブロック塀などに損害を与えてしまうことがある外、このような危険を回避するために迫り出した雪庇S1を除去しようとして、一気に落下してきた雪庇S1に巻き込まれてしまうという事故が後を絶たないという状況にある。
(従来の技術)
そうした事情を打開しようとして、例えば、後記する特許文献1(1)に掲載されている発明のように、軒先から上方所定範囲の矩形状範囲に渡り、金属製のフレームに金網を張着した本体を設け、該本体の軒先がわとなる端部がわに、金属製線材からなる堰き止め用の部分を形成して滑落雪を確実に阻止すると共に、積雪下に空気を流通可能として融雪の促進効果が得られるようにしたものや、同特許文献1(2)に見られるような、屋根面への止着部を有する矩形状の平面格子部を設け、該平面格子部の軒先がわ配置となる下端がわに膨出格子部を設けた枠体、および、その枠体に沿って張設した合成樹脂製ネットを設けてなり、軽量化によって設置作業性を改善し、落雪を防止して、軒先付近の積雪下に通気性を確保して融雪を促進可能とするようにしたものなどが散見される。
こうした雪庇S1の発生を防止するには、例えば、図11の落雪防止装置を設置した屋根の側面図、および、図12の落雪防止装置を設置した屋根の正面図に示すように、屋根面50の軒先51から上方所定範囲に、側断面形が直角三角形状をなす金属製フレームに金属製網を張設した落雪防止装置Pを設置して、ゆっくりと滑り落ちてくる積雪S(図11中に二点鎖線で示す)を堰き止めて、図10に示したような、雪庇S1の発生を阻止すると共に、該落雪防止装置P上に移動してきた積雪Sの下面に、金属製網を通じて流入する日中の暖かい空気(図11中に破線で示す)を接触させて棟がわの積雪部分よりも早く融解し、雪解け水を雨樋52に流下するようにして、雪庇や氷柱の発生を防止できるようにしたものなどがある。
ところが、このように屋根面50の軒先51に大型の金属製フレームと、それに張設した金属製網または合成樹脂製ネットとからなる落雪防止装置Pは、何よりもその重量が嵩み、住宅屋根5に多大な負担を掛けて耐震強度の低下を招くばかりでなく、屋根面50と該金属製フレーム底面とが面同士で当接しており、その隙間に埃や枯葉などが詰まり易く、次第に苔や青味泥などを生じてしまうなど、屋根5の吹き板材を早期に傷めてしまう原因となる外、装置P重量が嵩むことから、屋根5の塗装作業などのメンテナンスに際しての取り外しや再装着作業に多大な労力と経費とを要するものであり、さらに、夏季などには、装置P自体が目立って住宅屋根5の外観を損ねてしまうことにもなり、仮令金属製フレームに合成樹脂製のネットを張設したとしても、金属網に比較すれば、ある程度の軽量化は達成できるものの、多くの欠点を残すものであることに大きな違いはなかった。
さらに、こうした欠点を改善し得るものとして、特許文献1(3)に代表するように、勾配屋根に網の上縁を繋止するとともに、勾配屋根の上面に沿って、ひし形金網、厚マット、熔接金網、クリップ金網、亀甲金網、エキスパンド金網、または、プラスチック製、樹脂製、化学繊維製、FRP製、ゴム製などの何れかの網を張設し、網の下縁を勾配屋根の軒先に取り付けてある雨樋を包みこむように延在させ、網にテンションを掛けて雨樋受け金具に取り付け、落雪を防止することができ、積雪が屋内暖房の熱で融けて水になり勾配屋根に沿って雨樋に流れるようにして雨樋の破損や氷柱の発生を防止できると共に、屋根上面より大きく膨出する形状部分が無く、住宅の外観を損ねないという利点を有するものが既に開発されてはいるが、前記プラスチック製、樹脂製、化学繊維製、FRP製、ゴム製などの網は、強度や耐久性を考慮すると、やはり亜鉛鍍金塗装を施した鉄線ワイヤーからなる金網を用いるのが望ましいと云わざるを得ないものであった。
(1)特開2006−207234号公報 (2)特開2008−138376号公報 (3)特許第3606320号公報
(問題意識)
上述したとおり、従前までに提案のある各種の落雪防止用の装置類は、何れも金属製のフレームに金網を張設してなるものが殆どであり、重量が嵩んで住宅の屋根面に大きな負担を掛けてしまうという欠点を有しており、また、勾配屋根の上面に沿って接するよう張設してなるものは、屋根上面と網との間に進入した枯葉や埃などが、挟着状に保持されてしまい、通状の雨や風では容易に排出されず、人為的に清掃しなければ、苔や青味泥などの発生に繋がり易く、住宅屋根の外観を損ねるだけでなく葺き材を傷めてしまう虞のあるものであってメンテナンスを頻繁に行わなければならないという欠点は依然として解決されないままで、軽量で屋根に負担を掛けず、しかも軒先の積雪下面に外気を誘導可能とすると共に、屋根上面と網との間に進入してしまった枯葉や埃も円滑に排出してメンテナンスの頻度を大幅に低減可能とするようにした技術については、未だ存在しないという状況にある。
(発明の目的)
そこで、この発明は、装置重量を大幅に軽量化して屋根への負担を各段に軽減すると共に、屋根上面と網との間に進入してしまった枯れ葉等の異物も人為的な清掃をしなくても自然に排出可能であり、しかも耐久性および経済性にも秀れた新たな雪止め技術の開発はできないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造の軒先用雪止め装置を実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述することとする。
(発明の構成)
図面に示すこの発明を代表する実施例からも明確に理解されるように、この発明の軒先用雪止め装置は、基本的に次のような構成から成り立っている。
即ち、勾配屋根における屋根面の軒先から上方所定範囲となる帯状面に覆い被せる形状とした高強度樹脂ネット製の雪止めネットを、軒先に沿わせて帯状に展開し、該雪止めネットの軒先がわを当該屋根面から所定寸法分だけ浮かせて支持するよう、軒先部分における棟方向適宜間隔置き毎となる箇所に夫々配した掛止鈎で掛止する一方、同雪止めネットの棟がわ端縁は、同屋根面の当該雪止めネット配置箇所よりも棟寄りとなる要所要所に取着された各雪止め金具か、その他の雪止め兼用吊り金具類かの何れかを支持部とする高強度樹脂製の結束バンドによって夫々張設状に繋止、固定してなるものとした構成を要旨とする軒先用雪止め装置である。
この基本的な構成からなる軒先用雪止め装置を表現を変えて示すと、勾配屋根における屋根面の軒先から上方所定範囲となる帯状面に覆い被せる形状とした高強度樹脂ネット製の雪止めネットを、軒先に沿わせて帯状に展開し、該雪止めネットの軒先がわを当該屋根面から所定寸法分だけ浮かせて支持するよう、軒先部分における棟方向適宜間隔置き毎となる箇所に夫々に、高強度樹脂製小片体であって、軒先端縁に対応する下部に軒先用嵌合溝が開口し、同軒先用嵌合溝から上方数mmないし数cmの間隙確保部を隔てた上部に、該軒先用嵌合溝とは180°反対がわにネット用掛止スリットが開口した掛止鈎を配すると共に、各掛止鈎の軒先用嵌合溝を対応する軒先端縁に嵌合し、且つ、各ネット用掛止スリットを当該雪止めネットの対応する軒先がわ端緯線部に夫々係合するよう組み合わせる一方、同雪止めネットの棟がわ端縁は、同屋根面の当該雪止めネット配置箇所よりも棟寄りとなる要所要所に取着された各雪止め金具か、その他の雪止め兼用吊り金具類かの何れかを支持部とする高強度樹脂製の結束バンドによって夫々張設状に繋止、固定してなるものとした構成からなる軒先用雪止め装置なる。
より具体的には、勾配屋根における屋根面の軒先から上方所定範囲となる帯状面に覆い被せる形状とした高強度樹脂ネット製の雪止めネットを、軒先に沿わせて帯状に展開し、該雪止めネットの軒先がわを当該屋根面から所定寸法分だけ浮かせて支持するよう、軒先部分における棟方向適宜間隔置き毎となる箇所に夫々に、高強度樹脂製小片体であって、軒先端縁に対応する下部に軒先用嵌合溝が開口し、同軒先用嵌合溝から上方1cmの間隙確保部を隔てた上部に、該軒先用嵌合溝とは180°反対がわにネット用掛止スリットが開口した掛止鈎を配すると共に、各掛止鈎の軒先用嵌合溝を対応する軒先端縁に嵌合し、且つ、各ネット用掛止スリットを当該雪止めネットの対応する軒先がわ端緯線部に夫々係合するよう組み合わせる一方、同雪止めネットの棟がわ端縁は、同屋根面の当該雪止めネット配置箇所よりも棟寄りとなる要所要所に取着された各雪止め金具か、その他の雪止め兼用吊り金具類かの何れかを支持部とする高強度樹脂製の結束バンドによって夫々張設状に繋止、固定してなるものとした構成からなる軒先用雪止め装置となる。
以上のとおり、この発明の軒先用雪止め装置によれば、従前までのものとは違い、上記したとおりの固有の特徴ある構成から、軒先からの落雪や、軒先に氷柱が発生するのを確実に防止でき、しかも主要部分をなす雪止めネット、それを軒先に沿って掛止可能とする複数個の掛止鈎、および、雪止め金具類を支持部として該雪止めネットを帯状に展開張設する複数の結束バンドの全てを、高強度樹脂製のものとして、従来型の金属製フレームに金属製網を張着した雪止め装置に比較して遙かに軽量で部品点数も少なく、それだけ設置作業が容易で短時間の中に設置を完了し得てかなり安価に設置することができ、しかも屋根への重量負担が少なく、高い耐久性を有して錆びることなく長期間利用することができる上、屋根上面からの突出量を少なくして建築物の外観を損ねないという大きな特徴を備え、取外しや再装着作業も極めて容易となって屋根の再塗装などの際のメンテナンス性に秀れており、各段に経済的なものとすることができ、しかも雪止めネットの軒先がわを当該屋根面から所定寸法分だけ浮かせて支持してあることから、勾配屋根軒先上面と雪止めネットとの隙間に外気を通気させ、雪止めネット上の積雪を迅速に融解、消雪することができるという利点が有る。
また、各掛止鈎個々は、高強度樹脂製小片体であって、軒先端縁に対応する下部に軒先用嵌合溝を開口し、同軒先用嵌合溝から上方数mmないし数cmの間隙確保部を隔てた上部に、該軒先用嵌合溝の180°反対がわとなる箇所にネット用掛止スリットを開口したものは、各掛止鈎の軒先用嵌合溝を対応する軒先端縁に嵌合し、且つ、各ネット用掛止スリットを当該雪止めネットの対応する軒先がわ端緯線部に夫々係合するよう組み合わせ可能であり、構造が簡素化な故に製造が容易で、より低廉にて提供可能となり、しかも各掛止鈎の組み込み作業に工具類を一切必要とせずワンタッチで勾配屋根軒先端縁に掛止装着でき、設置作業の各段の効率化を確実に達成可能とすることができる上、各間隙確保部が、勾配屋根軒先上面と雪止めネットとの隙間を数mmないし数cmに確実に維持し、雪止めネット上に堰き止められた積雪の下がわに通気性を確保して外気熱による融解を促進可能とすることができ、勾配屋根軒先上面と雪止めネットとの隙間に進入してしまった枯葉や埃なども、雨水の流下や強風などの吹き付けによって簡単に排除されることとなって勾配屋根の劣化を防止でき、メンテナンス作業の頻度を大幅に減少できるという効果を奏するものである。
各掛止鈎の間隙確保部を上下1cmに設定してなるものは、1cm未満に設定したものに比較して、勾配屋根軒先上面と雪止めネットとの隙間に、より多くの外気を通気可能とすることができ、積雪の融解速度を高めるものとなり、1cmを超えた寸法に設定したものの場合に比較し、雪止めネット上に過大な重量の積雪が有った場合に、雪止めネットの変形量を適切に軽減することができるから、雪止めネットおよび掛止鈎を通じて勾配屋根軒先に加わる集中的荷重負担を分散可能とし、秀れた耐久強度を確保可能なものとすることが可能となる。
雪止めネットが、盛土、土壁、地盤補強用のジオテキスタイルであるポリエチレン製高強度ネットを適切な寸法の矩形帯状に裁断してなるものとした場合には、大量の土砂の崩落などを阻止可能な強度を有する材質であるから、勾配屋根上の積雪も充分な強度と摩擦力とによって安全に堰き止めることができ、しかも大量に市販されている既製品を応用可能としてあり、新たな新素材を開発する場合に比較して遙かに経済的に利用することができるという大きな利点が得られる。
各掛止鈎が、厚さ3ないし10mmのポリエチレン製高強度片からなり、軒先用嵌合溝が開口端に向けて拡開する側断面形状横転V字状に形成してなるものとした場合には、勾配屋根軒先に掛止、設置した場合にも目立たず、住宅の外観を損ねることがない上、充分な掛止強度を確保することができ、高い安全性を確保でき、各掛止鈎は、射出成型する外、厚さ3ないし10mmのポリエチレン製高強度板素材を裁断、または、金型による打ち抜き加工など、様々な製造手段によって低廉に大量生産することができるから、金属製の金具類を用いた場合に比べれば各段に経済的なものとすることができる。
雪止めネット、各掛止鈎および各結束バンドが、全て、屋外で20年以上の耐久性を確保した耐候性、黒色の高強度ポリエチレン樹脂成形品からなるものとした場合には、それ以外の金属製部品類を使用した場合に比較して遙かに低廉にて設置可能であって、しかも防錆の面などを含めて金属製部品類より高い耐久強度を確保可能であり、設置、利用、メンテナンスおよび老朽後の撤去、リサイクル処理まで、各段に経済的で自然環境にも優しいという利点が得られるものとなる。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。
雪止めネットは、勾配屋根における屋根面上の積雪が、軒先がわから落雪するのを阻止すると共に、軒先がわに堰き止めた積雪の下面がわに外気を通気可能とするよう屋根面から所定寸法分だけ浮かせた状態に支持可能とするものであり、しかも積雪の無いときに外観上目立たず、地上から殆ど見えないか、または、完全に見えない状態に配置可能とするものであり、屋根面の軒先から上方所定範囲となる帯状面に覆い被せる形状とした高強度樹脂ネット製のものとしなければならず、盛土、土壁、地盤補強用のジオテキスタイルであるポリエチレン製高強度ネットを適切な寸法の矩形帯状に裁断してなるものとすべきであり、落雪防止効果や通気性、耐久強度および経済性など考慮すると、後述する実施例に示すように、雪止めネットが、盛土、土壁、地盤補強用のジオテキスタイルである、網目の各開口巾が25mm、各開口長が35mmのポリエチレン製高強度ネットを適切な寸法の矩形帯状に裁断してなるものとするのが望ましい。
また、この雪止めネットの屋根面上の張設範囲は、張設構造およびその耐久強度や、落雪防止効果、設置費用などを考慮すると、屋根面の軒先から上方20cmないし1mの範囲とすることができ、さらに経済性や耐久性を高めるには、軒先から上方25cmないし60cmに設定されたものとするのが望ましく、後述する実施例に示すように、軒先から上方44cmに設定したものとすることができる。
掛止鈎は、雪止めネットの軒先がわを、屋根面の軒先に沿って同屋根面から所定寸法分だけ浮かせて支持するよう、ワンタッチで掛止、固定可能とする機能を果たし、充分な強度をもって雪止めネットを掛止可能な形状、寸法および素材からなるものとしなければならず、高強度樹脂製のものとすべきであり、高強度樹脂製小片体であって、軒先端縁に対応する下部に軒先用嵌合溝が開口し、同軒先用嵌合溝から上方数mmないし数cmの間隙確保部を隔てた上部に、該軒先用嵌合溝とは180°反対がわにネット用掛止スリットが開口したものとすべきであり、後述する実施例に示すように、間隙確保部の上下寸法を1cm前後とし、さらに、厚さ3ないし10mmのポリエチレン製高強度片からなり、軒先用嵌合溝が開口端に向けて拡開する側断面形状横転V字状に形成してなるものとすることができる。
結束バンドは、屋根面の軒先に沿わせて帯状に展開した雪止めネットの棟がわ(上端縁がわ)端縁を、その支持部となる屋根面の当該雪止めネット配置箇所よりも棟寄り(上端縁寄り)となる要所要所に取着された各雪止め金具か、その他の雪止め兼用吊り金具類かの何れかの支持部に吊着状に連結し、緊張状に繋止固定可能とする機能を果たし充分な強度を有する高強度樹脂製のものとしなければならず、経済性を考慮すると、市販量産品をそのまま利用すべきであって、当該支持部は、雪止め金具以外の吊り金具類とすることが可能である。
これら雪止めネット、各掛止鈎および各結束バンドは全て、後述する実施例に示すように、屋外で20年以上の耐久性を確保した耐候性、黒色の高強度ポリエチレン樹脂成形品からなるものとするのが望ましい。
以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構造について詳述することとする。
図1の屋根上の軒先用雪止め装置を軒先方向から見た斜視図、図2の屋根上の軒先用雪止め装置を棟方向から見た斜視図、図3の雪止めネットの平面図、図4の掛止鈎の三面図、図5の結束バンド支持部を変更した軒先用雪止め装置を軒先方向から見た斜視図、図6の結束バンド支持部を変更した軒先用雪止め装置を棟方向から見た斜視図、図7の屋根上の軒先用雪止め装置を軒先方向から見た正面図、図8の屋根上の軒先用雪止め装置を棟方向から見た側面図、および、図9の図8中の一点鎖線円で囲んだ軒先付近の拡大図に示す事例は、勾配屋根5の屋根面50軒先51から高強度樹脂ネット製雪止めネット2を軒先51に沿わせて、上方所定範囲に覆い被せるよう帯状に展開し、該雪止めネット2軒先51がわ20を屋根面50から所定寸法分だけ浮かせて支持するよう、複数の掛止鈎3,3,……で掛止する一方、同雪止めネット2上がわ端縁21は、各雪止め金具60,60,……を支持部6,6,……とする高強度樹脂製結束バンド4,4,……で張設状に繋止、固定してなるものとした、この発明の軒先用雪止め装置における代表的な一実施例を示すものである。
それら各図からも明確に把握できるとおり、この発明の軒先用雪止め装置1は、その主要部分が、一般に盛土、土壁、地盤補強用として広く用いられているジオテキスタイルであって矩形状網目の各開口巾が25mm、各開口長が35mm、屋外で20年以上の耐久性を確保した耐候性、黒色のポリエチレン製高強度ネットから、勾配屋根5における屋根面50の軒先51から上方に展開される奥行き寸法を440mm程度、軒先51の棟方向寸法に相当する長さであって、左右両端が夫々屋根面50左右端の支持部6,6となる最も左右端がわ配置の雪止め金具60,60間の距離に相当する長さに裁断した雪止めネット2からなり、その平面形状は、図3中に示すようなものである。
雪止めネット2用のジオテキスタイルには、例えば、前田工繊株式会社製のアデム(登録商標)、株式会社田中製のインターフォース(登録商標)、タキロン株式会社製セルフォース(登録商標)、三井化学産資株式会社製テンサー(技術審査証明取得材料:第0201号)などを利用することができる。
図4に示すように、掛止鈎3は、屋外で20年以上の耐久性を確保した耐候性、黒色の高強度ポリエチレン樹脂製の、厚さD=6mmの高強度樹脂板から、同図4中に示す、各部の寸法通りに裁断してなる製小片体3であって、屋根面50軒先51端縁に対応する端縁下部に、開口端に向けて拡開する側断面形状横転V字状の軒先用嵌合溝30が開口し、同軒先用嵌合溝30から上方J=13mmの間隙確保部31を隔てた上部で、該軒先用嵌合溝30とは180°反対がわの箇所にネット用掛止スリット32が開口してあり、各部の寸法は、同図4中に示すように、W=47mm、H=42mm、D=6mm、A=15mm、B=32mm、C=27mm、E=15mm、F=12mm、G=2mm、J=13mm、K=19mm、M=14mmに設定したものとなっている。
結束バンド4は、例えば、パンドウイットコーポレーション製スーパーリールバンド(登録商標)や、ヘラマンタイトン株式会社製インシュロック(商品名)など、屋外で20年以上の耐久性を確保した耐候性、黒色の高強度ポリエチレン樹脂成形品からなる、充分な強度を有する市販品の結束バンドまたはケーブルタイなどをそのまま利用することができる。
(実施例1の作用)
図3および図4中に示すように、各部品からなるこの発明の軒先用雪止め装置1は、図1および図2中に示してあるとおり、前記実施例に示した雪止めネット2、複数個の掛止鈎3,3,……、および、複数本の結束バンド4,4,……を夫々設置対象となる建築物の勾配屋根5上に運び揚げ、雪止めネット2の下端縁を屋根面50の軒先51に揃え、棟方向に沿って上方範囲に帯状に展開すると共に、該雪止めネット2の(軒先51がわ配置とした)下端緯線部20には、軒先に沿って450mm毎に配した各掛止鈎3,3,……の各掛止スリット32,32,……を嵌合し、それら各掛止鈎3,3,……の各軒先用嵌合溝30,30,……を屋根面50軒先51の端縁に嵌合させ、該雪止めネット2の下端縁20を軒先51に沿って確り掛止したものとする。
続いて、当該雪止めネット2の上端緯線部21よりも上方に配置した支持部6,6,……としての各雪止め金具60,60,……の基部に巻掛けた結束バンド4,4,……夫々を、その(流れ方向)下方に対応する雪止めネット2(網目)の上端緯線部21に巻掛けた上、緊張状に引き締め、必要に応じて余剰となったバンド先端部分を切除し、当該雪止めネット2の下端緯線部20および上端緯線部21にテンションを掛けた状態に張設、固定したものとする。
支持部6,6,……としての各雪止め金具60,60,……は、図1および図2中に示すような、富士型、山高型、扇型、平板型などの各種雪止め(トンボ)の外、図5および図6中に示すような、棟方向に長いアングル型の雪止めや、その他の吊り金具類などとすることができる。
こうして設置された軒先用雪止め装置1は、当該雪止めネット2の軒先51がわとなる下端緯線部20が、屋根面50から、各掛止鈎3,3,……の間隙確保部31上下寸法J=13mm(図4に示す)分だけ浮かせて支持されたものとしてあるから、図7ないし図9中に示すように、勾配屋根5上に降り積もった雪Sが屋根勾配に沿って落雪するよう滑り始めたときに、該屋根勾配よりも僅かに緩やかな緩傾斜姿勢で張設された当該雪止めネット2の網目による摩擦力によって、積雪Sの移動を堰き止めて雪庇の発生を阻止すると共に、同図7ないし図9中に破線矢印で示すように、屋根面50と雪止めネット2との間に最大13mmの隙間が開口していて、雪止めネット2上の積雪S下面がわに外気を自然に流入、接触させて融解を促進し、速やかに消雪するものとなり、雪解け水は屋根面50を伝って、通状の雨滴と同様に雨樋52に流入、排水されることとなるから、氷柱の発生を阻止するものとなる。
(実施例1の効果)
以上のような構成からなる実施例1の軒先用雪止め装置1は、前記この発明の効果の項で記載の特徴に加え、図4中に示すように、掛止鈎3,3,……が、巾W=47mm、厚みD=6mm、所定長さの棒状に成型された高強度樹脂製板材から、長さH=42mmの矩形断面形状の小片体とするよう裁断した上、軒先用嵌合溝30および掛止スリット32夫々を打ち抜き加工、または切削加工などの適宜加工を施して大量生産することが可能であり、経済的に大量生産することができる上、該軒先用嵌合溝30が適切な角度の横転V字状に開口されているから、図1、図2、図5ないし図9中に示すように、勾配屋根5軒先51端縁に簡単且つ確実に掛止するよう装着可能であり、設置作業を大幅に効率化して設置費用を各段に低廉化することができ、しかも、高強度でありながら適度に弾性変形する性質があり、銅板や亜鉛鍍金鋼板、スレートなどの葺き板を変形させたり、またはそれらの鍍金層や塗装層などに傷付けたりせずに、確りと固定できるという秀れた特徴を発揮するものとなる。
(結 び)
叙述の如く、この発明の軒先用雪止め装置は、その新規な構成によって所期の目的を遍く達成可能とするものであり、しかも製造も容易で、従前からの金属製枠に金属製の網を張着したものを軒上部設置する雪止め技術に比較し、大幅に軽量化して屋根への荷重負担や設置作業の労力を大幅に軽減し得て設置作業時間を短縮し、遥かに低廉で経済的なものとすることができる上、屋根の葺き替えや塗装のときには容易に撤去して簡単に新品と交換でき、その他の合成樹脂と同様にリサイクル処理することができるから、従前までのように多額の費用を費やして設置し、老朽後には再び撤去費用が嵩んでしまうという課題を一挙に解決でき、従前までであれば、止むなく高価で重量の嵩む雪止め装置の設置を勧めざるを得なかった屋根葺き材業界および建築業界は固よりのこと、これまで落雪防止用として多大な費用を要していた一般家庭においても高く評価され、広範に渡って利用、普及していくものになると予想される。
図面は、この発明の軒先用雪止め装置の技術的思想を具現化した代表的な幾つかの実施例を示すものである。
軒先方向から見た屋根上の軒先用雪止め装置を示す斜視図である。 棟方向から見た屋根上の軒先用雪止め装置を示す斜視図である。 雪止めネットを示す平面図である。 掛止鈎を示す三面図である。 軒先方向から見た結束バンド支持部を変更した軒先用雪止め装置を示す斜視図である。 棟方向から見た結束バンド支持部を変更した軒先用雪止め装置を示す斜視図である。 軒先方向から見た屋根上の軒先用雪止め装置を示す正面図である。 棟方向から見た屋根上の軒先用雪止め装置を示す側面図である。 図8中の一点鎖線円内を拡大して示す側面図である。 積雪した住宅屋根を示す側面図である。 従来型の落雪防止装置を設置した屋根を示す側面図である。 従来型の落雪防止装置を設置した屋根を示す正面図である。
1 軒先用雪止め装置
2 雪止めネット
20 同 下端緯線部
22 同 上端緯線部
3 掛止鈎
30 同 軒先用嵌合溝
31 同 間隙確保部
32 同 掛止スリット
4 結束バンド
5 勾配屋根
50 同 屋根面
51 同 軒先
52 同 雨樋
6 支持部
60 同 雪止め金具
S 積雪
S1 同 雪庇
T 氷柱

Claims (7)

  1. 勾配屋根における屋根面の軒先から上方所定範囲となる帯状面に覆い被せる形状とした高強度樹脂ネット製の雪止めネットを、軒先に沿わせて帯状に展開し、該雪止めネットの軒先がわを当該屋根面から所定寸法分だけ浮かせて支持するよう、軒先部分における棟方向適宜間隔置き毎となる箇所に夫々配した掛止鈎で掛止する一方、同雪止めネットの棟がわ端縁は、同屋根面の当該雪止めネット配置箇所よりも棟寄りとなる要所要所に取着された各雪止め金具か、その他の雪止め兼用吊り金具類かの何れかを支持部とする高強度樹脂製の結束バンドによって夫々張設状に繋止、固定してなるものとしたことを特徴とする軒先用雪止め装置。
  2. 勾配屋根における屋根面の軒先から上方所定範囲となる帯状面に覆い被せる形状とした高強度樹脂ネット製の雪止めネットを、軒先に沿わせて帯状に展開し、該雪止めネットの軒先がわを当該屋根面から所定寸法分だけ浮かせて支持するよう、軒先部分における棟方向適宜間隔置き毎となる箇所に夫々に、高強度樹脂製小片体であって、軒先端縁に対応する下部に軒先用嵌合溝が開口し、同軒先用嵌合溝から上方数mmないし数cmの間隙確保部を隔てた上部に、該軒先用嵌合溝とは180°反対がわにネット用掛止スリットが開口した掛止鈎を配すると共に、各掛止鈎の軒先用嵌合溝を対応する軒先端縁に嵌合し、且つ、各ネット用掛止スリットを当該雪止めネットの対応する軒先がわ端緯線部に夫々係合するよう組み合わせる一方、同雪止めネットの棟がわ端縁は、同屋根面の当該雪止めネット配置箇所よりも棟寄りとなる要所要所に取着された各雪止め金具か、その他の雪止め兼用吊り金具類かの何れかを支持部とする高強度樹脂製の結束バンドによって夫々張設状に繋止、固定してなるものとしたことを特徴とする軒先用雪止め装置。
  3. 勾配屋根における屋根面の軒先から上方所定範囲となる帯状面に覆い被せる形状とした高強度樹脂ネット製の雪止めネットを、軒先に沿わせて帯状に展開し、該雪止めネットの軒先がわを当該屋根面から所定寸法分だけ浮かせて支持するよう、軒先部分における棟方向適宜間隔置き毎となる箇所に夫々に、高強度樹脂製小片体であって、軒先端縁に対応する下部に軒先用嵌合溝が開口し、同軒先用嵌合溝から上方1cmの間隙確保部を隔てた上部に、該軒先用嵌合溝とは180°反対がわにネット用掛止スリットが開口した掛止鈎を配すると共に、各掛止鈎の軒先用嵌合溝を対応する軒先端縁に嵌合し、且つ、各ネット用掛止スリットを当該雪止めネットの対応する軒先がわ端緯線部に夫々係合するよう組み合わせる一方、同雪止めネットの棟がわ端縁は、同屋根面の当該雪止めネット配置箇所よりも棟寄りとなる要所要所に取着された各雪止め金具か、その他の雪止め兼用吊り金具類かの何れかを支持部とする高強度樹脂製の結束バンドによって夫々張設状に繋止、固定してなるものとしたことを特徴とする軒先用雪止め装置。
  4. 雪止めネットが、盛土、土壁、地盤補強用のジオテキスタイルであるポリエチレン製高強度ネットを適切な寸法の矩形帯状に裁断してなるものとした、請求項1ないし3何れか一項記載の軒先用雪止め装置。
  5. 雪止めネットが、盛土、土壁、地盤補強用のジオテキスタイルである、網目の各開口巾が25mm、各開口長が35mmのポリエチレン製高強度ネットを適切な寸法の矩形帯状に裁断してなるものとした、請求項1ないし4何れか一項記載の軒先用雪止め装置。
  6. 各掛止鈎が、厚さ3ないし10mmのポリエチレン製高強度片からなり、軒先用嵌合溝が開口端に向けて拡開する側断面形状横転V字状に形成してなるものとした、請求項1ないし5何れか一項記載の軒先用雪止め装置。
  7. 雪止めネット、各掛止鈎および各結束バンドが全て、屋外で20年以上の耐久性を確保した耐候性、黒色の高強度ポリエチレン樹脂成形品からなるものとした、請求項1ないし6何れか一項記載の軒先用雪止め装置。
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