JP2011026737A - かつら用ストッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】非金属素材を用いても金属素材を用いたかつら用ストッパのように毛髪を挟み込ませることが可能なかつら用ストッパを提供することにある。
【解決手段】プラスチック素材からなるかつら用ストッパ1であって、基材20と、この基材20の端部近傍に挿通して配置され、基材20との間で毛髪を挟持する挟持部材30と、基材20の少なくとも端部近傍に配置され、上記挟持部材30の上記基材20から突出する突出部を押さえる押さえ部材10と、を有し、上記挟持部材30は、上記基材20によって、上記毛髪を挟持する位置と、そこから退避した位置とに移動自在に支持され、上記挟持部材30は、少なくとも上記毛髪を挟持する位置において、上記押さえ部材10により位置決めされる。
【選択図】図1A

Description

本発明は、かつらを頭部に取付け又は取外しするために使用するかつら用ストッパに関する。
従来、かつらは、装飾等のため、又は、薄くなった頭髪を外見上実際の頭髪であるように見せるためのものであり、かつらベースに植設された人毛又は人工毛からなる毛髪と自毛とが自然に一体化されるように形成されるものが一般的に用いられている。
装飾等のため、又は、増毛のためのいずれの場合も、かつらを装着する場合は、かつらを頭部に固定する必要がある。装飾のためのかつらの場合は、自毛が十分あるので、ストッパ(又はストッパー)と呼ばれる止め具を用いてかつらを頭部に固定することができる。
また、増毛のためのかつらの場合であっても、頭頂部を除いて周囲に十分に自毛があるような場合は、上記同様にストッパを用いてかつらを頭部に固定することができる。
このようなストッパとしては、鋼鉄製のバネ板部材から成り複数のピンと一体に櫛状に形成される本体部と、ピンの先端が離接するピン当接部と、上記本体部の両端部にピン当接部を連結するハトメと、から成るストッパが知られている。
このストッパは、本体部の両端部が相互に引き寄せる方向に挟められてピン当接部と連結されているので、本体部は反り返る付勢力を有している。
ところで、旅行等で長距離特急列車や飛行機に乗るとき等の搭乗口近傍、あるいは、会社や家族の慰安旅行で行楽地の大型施設に入場するとき等の入場口近傍に、近年、急速に拡大するテロ対策のための金属探知機が常設されるようになっている。
したがって、上記の鋼鉄製のバネ板部材から成るストッパを備えたかつらを着用していると、金属探知機に引っ掛かるということがしばしば発生するようになってきた。慣れていれば、このストッパが原因であると直ちに判明するが、慣れていないと原因究明に手数と時間が掛かり、自他ともに大変迷惑することになる。
また、かつらを着用していることを公言する人はめったにいないものであり、かつらを着用していることを他人の目から隠すことは常識のようなものであるから、金属探知機に引っ掛って、かつらの着用が露見すると、かつらを着用していた本人は非常に不快な思いをすることになる。
そこで、本出願人は、金属探知機に反応しにくいチタン製のかつら用ストッパ、即ち、バネ板状部材からなり、ピンと一体にほぼ櫛状に形成された本体部と、この本体部を凸又は凹状に反り返るべく上記本体部の両端部にハトメにより固定、連結されたピン当接部を備えるチタン製のかつら用ストッパを提案している(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−45728号公報
ところで、特許文献1のかつら用ストッパは、チタン製であるため、金属探知機に引っ掛かる心配は解消されたが、ストッパを開閉するために、ある程度強い力が必要とされ、着用者が女性等の場合、かつらの装着に手間取ってしまうという技術的課題がある。
また、チタンも金属素材であるため、少量での取引が困難であることから、一度に大量生産する必要があり、製造企業としては、在庫を大量に抱えてしまう技術的課題がある。
一方、非金属素材(例えば、プラスチック等)を用いて、上記特許文献1の構成と同様の形状でストッパを作製しても、鋼鉄製の金属素材を用いたストッパのようにバネ性を得られず、更には、曲がってしまうか折れてしまうという技術的課題があった。
本発明の目的は、非金属素材を用いても従来の金属素材を用いたかつら用ストッパのように毛髪を挟み込ませることが可能なかつら用ストッパを提供することにある。
本発明のかつら用ストッパは、プラスチック素材からなるかつら用ストッパであって、基材と、この基材の端部近傍に挿通して配置され、上記基材との間で毛髪を挟持する挟持部材と、上記基材の少なくとも上記端部近傍に配置され、上記挟持部材の上記基材から突出する突出部を押さえる押さえ部材と、を有し、上記挟持部材は、上記基材によって、上記毛髪を挟持する位置と、そこから退避した位置とに移動自在に支持され、上記挟持部材は、少なくとも上記毛髪を挟持する位置において、上記押さえ部材により位置決めされる。
本発明によれば、非金属製素材を用いても従来の金属素材を用いたかつら用ストッパのように毛髪を挟み込ませることが可能なかつら用ストッパを提供することができる。
本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの構成を上方から模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの構成を下方から模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパを構成する各部材を模式的に示した平面図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパを組立てる組立て構成の一工程を模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの構成の第一の状態を模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの構成の第二の状態を模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの構成の第三の状態を模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの押さえ部材及び基材の連結手段の第一変形例の構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの押さえ部材及び基材の連結手段の第二変形例の構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの押さえ部材及び基材の連結手段の第三変形例の構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの挟持部材の第一変形例の構成を模式的に示した底面図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの挟持部材の第二変形例の構成を模式的に示した底面図である。 本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパの挟持部材の第三変形例の構成を模式的に示した底面図である。 本発明の他の実施の形態であるかつら用ストッパの構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の他の実施の形態であるかつら用ストッパの構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の他の実施の形態であるかつら用ストッパの構成の第一の状態を模式的に示した斜視図である。 本発明の他の実施の形態であるかつら用ストッパの構成の第二の状態を模式的に示した斜視図である。 本発明の他の実施の形態であるかつら用ストッパの基材の第一変形例の構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の他の実施の形態であるかつら用ストッパの基材の第二変形例の構成を模式的に示した斜視図である。 本発明の他の実施の形態であるかつら用ストッパの挟持部材の第一変形例の構成を模式的に示した底面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1Aは、本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパ1の構成を上方から模式的に示した斜視図であり、図1Bは、本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパ1の構成を下方から模式的に示した斜視図である。なお、図1A及び図1Bは、基材20からピン31a、ピン31b及びピン31cを離した状態を示したものである。
本実施の形態のかつら用ストッパ1は、プラスチック素材からなり、基材20と、基材20の端部近傍を挿通して配置され、基材20との間で毛髪を挟持する2つの挟持部材30と、基材20の上部に配置され、挟持部材30の基材20から突出する突出部(本実施の形態ではピン支持部32の一部)を押さえる押さえ部材10とを備えて構成されている。
そして、詳しくは後述するが、挟持部材30は、毛髪を挟持する位置と、そこから退避した位置とに移動自在(回転自在)に基材20に支持されている。なお、押さえ部材10は、基材20の少なくとも端部近傍に配置されていればよい。
本実施の形態において、これら押さえ部材10、基材20及び挟持部材30の材質は、プラスチック素材からなり、プラスチック素材であれば特に限定されないが、カーボン樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド6、ポリアミド12、ABS、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアミドイミド等を使用することができる。
かつら用ストッパ1は、プラスチック素材からなり、押さえ部材10が挟持部材30の基材20から突出する突出部を押さえ、挟持部材30が押さえ部材10により少なくとも毛髪を挟持する位置において位置決めされることで、従来の金属素材を用いたものと同様に、毛髪を挟み込むことができる。
次に、本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパ1の構成の各部材について図2Aを用いて説明する。図2Aは、本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパ1を構成する各部材を模式的に示した平面図である。
本実施の形態において、図2A(c)に例示されるように、挟持部材30は、着用者の頭部に差し込んで自毛を咥え込む互いにほぼ平行に配置されたピン31a、ピン31b及びピン31cと、これら、ピン31a、ピン31b及びピン31cを一体に支持するピン支持部32とで構成されている。なお、ピン31a、ピン31b及びピン31cは、3本により構成されているが、この本数は、特に限定されず、着用者の自毛の毛量に合わせて、本数を増減させても良い。
また、ピン31a、ピン31b及びピン31cは、棒状をなして形成されている。そして、ピン31a、ピン31b及びピン31cの先端は、着用者の頭部に差し込んだ際、頭皮を傷つけない又は頭部に差し込みやすい等の役目を果たすように球状をなして形成されている。なお、ピン31a、ピン31b及びピン31cの先端の形状は、上述したような役目を果たす形状であることが好ましいが、特に球状に限定されず、例えば、先端を僅かに折り曲げて形成しても良い。
また、ピン31a、ピン31b及びピン31cの表面には、滑り止め加工が施されている。滑り止め加工は、第2基板20と挟持部材30のピン31a、ピン31b及びピン31cとで毛髪を挟み込む際、毛髪のズレ防止を果たす役目をなし、滑り止め樹脂を塗布して形成されている。
なお、滑り止め樹脂は、上述した役目を果たすものであれば、特に限定されないが、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、ブタジエンゴム、スチレンエラストマー等を用いることが可能である。
そして、挟持部材30は、ピン支持部32が基材20の後述する歯24a、歯24b、歯24c及び歯24dに当接する位置まで、後述する基材20の溝22a、溝22b及び溝22cにピン31a、ピン31b及びピン31cを挿通して、基材20に係止されている。
基材20は、図2A(b)に例示されるように、平板状をなして形成されている。基材20は、厚みが0.5mm〜5mm程度で形成され、平面視した長手方向が30mm〜100mm程度で形成され、短手方向が10mm〜50mm程度で形成されている。
また、基材20の両端は、櫛歯形状をなして形成されている。この櫛歯形状は、基材20の両端に、歯24a、溝22a、歯24b、溝22b、歯24c、溝22c、歯24dが交互に連続して形成されている。
この溝22a、溝22b及び溝22cには、挟持部材30のピン31a、ピン31b及びピン31cが挿通されている。また、歯24a、歯24b、歯24c及び歯24dには、挟持部材30のピン支持部32が載置されている。
また、歯24a、歯24b、歯24c及び歯24dには、夫々、連結ピン孔23が設けられている。すなわち、この連結ピン孔23とピン支持部32の連結ピン孔とに連結ピン40を挿通させて基材20に挟持部材30が係止されている。これにより、連結ピン40を軸にして基材20に対して挟持部材30のピン31a、ピン31b及びピン31cが移動自在(回転自在)に基材20に支持されている。
そして、基材20のピン31a、ピン31b及びピン31cと接する面には、滑り止め部25が形成されている。滑り止め部25は、基材20と挟持部材30のピン31a、ピン31b及びピン31cとで着用者の毛髪を挟み込む際、毛髪のズレ防止を果たす役目をなし、滑り止め樹脂を塗布して形成されている。滑り止め樹脂は、特に限定されないが、ウレタン樹脂、シリコン樹脂、ブタジエンゴム、スチレンエラストマー等を用いて形成されている。
一方、基材20の上面には、基材20から突出したピン支持部32を押える押さえ部材10が配置されている。そして、基材20の中央近傍には、連結ネジ41を挿通させる連結孔21が形成されており、連結孔21には、後述する押さえ部材10の連結孔11と共に、連結ネジ41が挿通されている。すなわち、押さえ部材10と基材20とは、中央近傍で連結されている。
図2A(a)に例示されるように、押さえ部材10は、平板状をなして形成されている。そして、押さえ部材10は、基材20と略同一幅かつ略同一奥行きの平面視矩形板状に形成されている。なお、押さえ部材10の厚みは、特に限定されないが、押さえ部材10の厚みが厚い場合の方が、薄い場合よりも復元力を有し、より強い力でピン支持部32を押えることが可能になる。
押さえ部材10は、上述したように基材20の上部に配置されている。また、押さえ部材10の中央近傍には、連結ネジ41を挿通させる連結孔11が形成されている。
押さえ部材10の連結孔11には、基材20の連結孔21と共に、連結ネジ41が挿通されており、押さえ部材10及び基材20が中央近傍で連結されている。すなわち、押さえ部材10は、中央近傍が基材20と連結され、基材20の上面を覆うように配置されている。
また、ピン31a、ピン31b及びピン31cを人力等により基材20から離した後に、人力等を解放すると、押さえ部材10が有する復元力によりピン支持部32を押さえ、ピン31a、ピン31b及びピン31cは、基材20に当接する位置に戻る。
このように、本実施の形態のかつら用ストッパ1は、2つの挟持部材30のピン支持部32が押さえ部材10の両端を持ち上げた状態において、押さえ部材10が有する復元力によりピン支持部32を押えることで、ピン31a、ピン31b及びピン31cと基材20とは当接している。
すなわち、かつら用ストッパ1は、プラスチック素材を用いて、従来の金属製の本体部を凸状又は凹状に反り返らせるものと同様に、ピン31a、ピン31b及びピン31cと基材20との間に、毛髪を挟み込むことができる。
次に、本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパ1を組立てる工程について図2Bを用いて説明する。図2Bは、本発明の一実施の形態であるかつら用ストッパ1を組立てる組立て構成の一工程を模式的に示した斜視図である。
図2Bに例示されるように、基材20の溝22a、溝22b及び溝22cに、挟持部材30のピン31a、ピン31b及びピン31cを例えば上方から挿通させる。また、ピン支持部32が歯24a、歯24b、歯24c及び歯24dに当接する位置までピン31a、ピン31b及びピン31cを溝22a、溝22b及び溝22cに挿入し、ピン支持部32を歯24a、歯24b、歯24c及び歯24dに載置する。
そして、基材20の歯24a、歯24b、歯24c及び歯24dに設けられた連結ピン孔23と、挟持部材30のピン支持部32に設けられた連結ピン孔とに連結ピン40を挿通させる。すなわち、挟持部材30は、連結ピン40を軸にして移動自在に基材20に支持されている。
挟持部材30を連結した基材20の上面に、押さえ部材10を配置する。そして、押さえ部材10の連結孔11と基材20の連結孔21とを合わせて、これら連結孔11及び連結孔21に連結ネジ41を挿入して、押さえ部材10及び基材20を互いに連結固定する。
次に、本実施の形態のかつら用ストッパ1の動作について、図3A乃至図3Cを用いて説明する。
図3Aは、本発明の実施の形態であるかつら用ストッパ1の構成の第一の状態を模式的に示した斜視図であり、図3Bは、本発明の実施の形態であるかつら用ストッパ1の構成の第二の状態を模式的に示した斜視図であり、図3Cは、本発明の実施の形態であるかつら用ストッパ1の構成の第三の状態を模式的に示した斜視図である。
まず、図3Aに例示されるように、第一の状態では、押さえ部材10が基材20の上面から突出したピン支持部32の当接面33に当接し持ち上げられている。すなわち、押さえ部材10が当接面33に当接してピン支持部32を押さえている。これにより、基材20に対して挟持部材30のピン31a、ピン31b及びピン31cがほぼ平行に配置されている。
次に、図3Bに例示されるように、第二の状態では、ピン31a、ピン31b及びピン31cを基材20から人力等により離そうとすると、ピン支持部32の当接角部35が上方に移動する。この時、押さえ部材10の下面は、当接角部35に当接している。すなわち、当接角部35が押さえ部材10の下面を上方に押し出すことで、押さえ部材10の端部が上方に撓む。
また、ピン支持部32の当接角部35には、押さえ部材10の元の位置に戻ろうとする復元力が作用している。すなわち、人力等を解放すると、ピン31a、ピン31b及びピン31cが元の位置、即ち基材20に対してほぼ平行な位置に戻る。
また、図3Cに例示されるように、ピン31a、ピン31b及びピン31cを基材20から人力等により、更に離そうとすると、押さえ部材10は、ピン支持部32の当接面34に当接してピン支持部32を押さえた状態になる。
この時、ピン支持部32には、押さえ部材10の復元力が作用しているが、ピン支持部32の当接面34が押さえ部材10の下面に当接しており、この当接面34がピン31a、ピン31b及びピン31cの角度を一定に保つ。すなわち、人力等を解放しても、ピン31a、ピン31b及びピン31cは、元の位置に戻らない。
そして、ピン31a、ピン31b及びピン31cを着用者の頭部に差し込んで毛髪を咥え込む。なお、ピン31a、ピン31b及びピン31cを着用者の頭部に差し込む際、ピン31a、ピン31b及びピン31cの角度を固定せずに、単に、ピン31a、ピン31b及びピン31cの先端を、基材20から離した状態で着用者の頭部に差し込んでも良い。
このように、押さえ部材10が基材20の上面から突出したピン支持部32を押さえているため、基材20に対して挟持部材30のピン31a、ピン31b及びピン31cがほぼ平行に配置されている。したがって、基材20とピン31a、ピン31b及びピン31cとにより、毛髪を挟み込むことができる。
よって、本実施の形態のかつら用ストッパ1は、プラスチック素材を用いて、従来の金属を用いたものと同様に、毛髪を挟み込むことができる。このように、本実施の形態のかつら用ストッパ1は、プラスチック素材を用いて作製されているので、少量での取引が困難な金属材料とは異なり、製造業者が在庫を大量に抱えるというリスクを軽減することができる。
また、本実施の形態のかつら用ストッパ1は、基材20に対してピン31a、ピン31b及びピン31cを離して使用するものであり、従来のように、基材20又はピン31a、ピン31b及びピン31cを反転させるものではないので、着用する際に、あまり強い力を必要とせずに着用することができる。
次に、本発明の実施の形態1の押さえ部材10及び基材20の連結手段について説明する。
図4Aは、本発明の実施の形態1の押さえ部材10及び基材20の連結手段の第一変形例の構成を模式的に示した斜視図であり、図4Bは、本発明の実施の形態1の押さえ部材10及び基材20の連結手段の第二変形例の構成を模式的に示した斜視図であり、図4Cは、本発明の実施の形態1の押さえ部材10及び基材20の連結手段の第三変形例の構成を模式的に示した斜視図である。
図4Aに例示されるように、押さえ部材10及び基材20の平面視中央近傍には、夫々、連結孔11及び図4Aでは表れない連結孔21が形成されている。これら連結孔11及び連結孔21には、連結ネジ41が挿通されている。すなわち、連結ネジ41は、押さえ部材10及び基材20の中央近傍を連結する役目を果たしている。
連結ネジ41は、押さえ部材10、基材20及び挟持部材30と同様に、プラスチック素材で形成されている。
また、連結手段の他の変形例では、図4Bに例示されるように、押さえ部材10及び基材20の端部近傍には、夫々、複数の連結孔11、連結孔21が形成されている。これら連結孔11及び連結孔21には、連結ネジ41が挿通されている。
すなわち、連結ネジ41は、連結孔11及び連結孔21に挿通することで、第1基板10及び第2基板20の端部近傍を連結する役目を果たしている。このように、端部近傍を連結することで、押さえ部材10及び基材20の中央近傍を連結するよりも、ピン支持部32に作用する押さえ部材10の復元力がより強くなる。これにより、基材20とピン31a、ピン31b及びピン31cとの間に、より強い力で毛髪を挟み込むことができる。なお、図4Bに示す例では、連結孔11及び連結孔21を押さえ部材10及び基材20の端部のうち一端側の端部近傍に形成するものであるが、例えば、押さえ部材10及び基材20の長手方向の両端近傍に連結孔11及び連結孔21を形成してもよい。
また、他の変形例として、図4Cに例示されるように、押さえ部材10及び基材20の間に溶着部42を設けてもよい。溶着部42は、熱溶着により形成されている。
このように、熱溶着により押さえ部材10と基材20とが連結されることで、例えば、押さえ部材10及び基材20に連結孔を形成する工程を一度に行うことができる。また、押さえ部材10及び基材20に連結孔を形成する場合、ある程度位置決めを行う必要があるが、このような位置決めを行わず、押さえ部材10及び基材20を重ね合わせて連結することができる。
また、この変形例において、溶着部42は、押さえ部材10及び基材20の中央近傍に設けられているが、押さえ部材10及び基材20の両端部以外であれば、例えば、端部付近に設けても良い。このように、端部付近に設けることで、押さえ部材10の復元力がより強くなる。これにより、基材20及びピン31a、ピン31b及びピン31cの間に、より強い力で挟み込むことができる。
次に、本発明の実施の形態1の挟持部材30の構成について説明する。
図5Aは、本発明の実施の形態1の挟持部材30の第一変形例の構成を模式的に示した底面図であり、図5Bは、本発明の実施の形態1の挟持部材30の第二変形例の構成を模式的に示した底面図であり、図5Cは、本発明の実施の形態1の挟持部材30の第三変形例の構成を模式的に示した底面図である。
図5Aに例示されるように、2つの挟持部材30は、着用者の毛髪を咥え込む複数のピン31a、ピン31b及びピン31cと、これら複数のピン31a、ピン31b及びピン31cを一体に支持するピン支持部32とで構成されている。
また、挟持部材30の他の変形例では、図5Bに例示されるように、2つの挟持部材70は、着用者の毛髪を咥え込む複数のピン71a、ピン71b及びピン71cと、これら複数のピン71a、ピン71b及びピン71cを一体に支持するピン支持部72とで構成されている。
この変形例において、ピン71a、ピン71b及びピン71cの軸方向の寸法は、基材20の長手方向の寸法とほぼ同じ長さで形成されている。また、一方のピン支持部72に支持されたピン71a、ピン71b及びピン71cと、他方のピン支持部72に支持されたピン71a、ピン71b及びピン71cとは、互いに交互に並設されて配置されている。
このように、ピン71a、ピン71b及びピン71cを互いに交互に並設して配置することで、より多くの毛髪を咥え込むことができる。よって、この変形例によれば、頭部にかつらをより強固に固定することができる。
図5Cに例示されるように、2つの挟持部材80は、着用者の毛髪を咥え込むピン81a及びピン81bと、このピン81a及びピン81bを一体に支持するピン支持部82とで構成されている。
この変形例において、ピン81a及びピン81bは、ピン支持部82の端部に一体に支持され、同一のピン支持部82により支持されたピン81a及びピン81bの先端が互いにほぼ当接した位置に配置され形成されている。すなわち、上述した変形例と異なる点は、ピン81a及びピン81bがピン支持部82に対して斜めに配置された点である。
このように、ピン81a及びピン81bをピン支持部82に対して斜めに配置することで、ピン81a及びピン81bを毛髪に差し込んだ際、抜けにくくすることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の他の実施の形態であるかつら用ストッパ2の構成を模式的に示した斜視図である。本実施の形態のかつら用ストッパ2の場合、挟持部材50のピン支持部52に傾斜面55を設けた点が上述の実施の形態1のかつら用ストッパ1と異なっており、他は同様である。したがって、押さえ部材10及び基材20は、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態のかつら用ストッパ2は、挟持部材50のピン支持部52に傾斜面55を設けて構成されている。傾斜面55は、ピン支持部52の当接面53と当接面54との間に連続して形成されている。
次に、本実施の形態のかつら用ストッパ2の動作について、説明する。
まず、実施の形態1と同様に、押さえ部材10が基材20の上面から突出したピン支持部52の当接面53に当接している。すなわち、押さえ部材10が当接面53に当接して当接面53を押さえている。これにより、基材20に対して挟持部材50のピン51a、ピン51b及びピン51cがほぼ平行に配置されている。
本実施の形態において、図6に例示されるように、ピン51a、ピン51b及びピン51cを基材20から人力等により離そうとすると、ピン支持部52の押さえ部材10に当接する面が当接面53から傾斜面55に移行する。すなわち、押さえ部材10は、ピン支持部52の傾斜面55と当接してピン支持部52を押さえている。
この時、ピン支持部52には、押さえ部材10の元の位置に戻ろうとする復元力が作用しているが、ピン支持部52の傾斜面55が押さえ部材10に当接しており、この傾斜面55がピン51a、ピン51b及びピン51cの角度を一定に保っている。すなわち、人力等を解放しても、ピン51a、ピン51b及びピン51cは、元の位置に戻らない。
そして、ピン51a、ピン51b及びピン51cの角度を固定した状態で、ピン51a、ピン51b及びピン51cを着用者の頭部に差し込んで毛髪を咥え込む。このように、ピン支持部52に傾斜面55を設けることで、基材20に対するピン51a、ピン51b及びピン51cの角度を固定しておくことができる。
ピン51a、ピン51b及びピン51cを着用者の頭部に差し込んだ後に、ピン51a、ピン51b及びピン51cを元の位置に戻す。これにより、押さえ部材10がピン支持部52の当接面53に当接して、ピン支持部52を押さえることで、ピン51a、ピン51b及びピン51cと基材20とに毛髪を挟み込むことができる。
よって、本実施の形態のかつら用ストッパ2は、プラスチック素材を用いて、従来の金属を用いたものと同様に、毛髪を挟み込むことができる。このように、本実施の形態のかつら用ストッパ2は、プラスチック素材を用いて作製されているので、少量での取引が困難な金属材料とは異なり、製造業者が在庫を大量に抱えるというリスクを軽減することができる。
また、本実施の形態のかつら用ストッパ2は、基材20からピン51a、ピン51b及びピン51cを離して使用するものであり、反転させるものではないので、着用する際に、あまり強い力を必要とせずに開閉することができる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の他の実施の形態であるかつら用ストッパ3の構成を模式的に示した斜視図である。実施の形態3のかつら用ストッパ3の場合、挟持部材60のピン支持部62に曲面63を設けた点が上述の実施の形態1のかつら用ストッパ1と異なっており、他は同様である。したがって、押さえ部材10及び基材20には、同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態のかつら用ストッパ3は、上述したように、挟持部材60のピン支持部62に曲面63を設けて構成されている。曲面63は、押さえ部材10に当接する位置に設けられている。このように、ピン支持部62に曲面63を設けることで、挟持部材60の開閉をより容易に行うことができる。
次に、実施の形態3のかつら用ストッパ3の動作について、説明する。
本実施の形態では、押さえ部材10が基材20の上面から突出したピン支持部62の曲面63に当接している。すなわち、押さえ部材10が曲面63に当接して曲面63を押さえている。これにより、基材20と挟持部材60のピン61a、ピン61b及びピン61cとがほぼ平行に配置されている。
図7に例示されるように、ピン61a、ピン61b及びピン61cを基材20から人力等により離そうとすると、押さえ部材10が上方に撓む。この時、ピン支持部62には、押さえ部材10の元の位置に戻ろうとする復元力が作用している。すなわち、人力等を解放すれば、ピン61a、ピン61b及びピン61cは、元の位置に戻る。
そして、ピン61a、ピン61b及びピン61cを基材20から人力等により離した状態で、ピン61a、ピン61b及びピン61cを着用者の頭部に差し込んで毛髪を咥え込む。このように、ピン支持部62に曲面63を設けることで、ピン61a、ピン61b及びピン61cを基材20から離す際、より容易に離すことができる。
また、ピン61a、ピン61b及びピン61cを着用者の頭部に差し込んだ後に、人力等を解放するだけで、ピン61a、ピン61b及びピン61cが元の位置に戻る。これにより、押さえ部材10がピン支持部62を押さえることで、ピン61a、ピン61b及びピン61cと基材20とに毛髪を挟み込むことができる。したがって、単に、人力等を解放するだけで、押さえ部材10の復元力により、ピン61a、ピン61b及びピン61cが元の位置に戻るため、僅かな人力で容易に毛髪を挟み込むことができる。
よって、本実施の形態のかつら用ストッパ3は、プラスチック素材を用いて、従来の金属を用いたものと同様に、毛髪を挟み込むことができる。これにより、本実施の形態のかつら用ストッパ3によっても、製造業者が在庫を大量に抱えるというリスクを軽減することができる。
また、本実施の形態のかつら用ストッパ3においても、単に、基材20とピン61a、ピン61b及びピン61cとを離して使用するものであり、従来のように、ピン61a、ピン61b及びピン61cを反転させるものではないので、着用する際に、あまり強い人力を必要とせずに着用することができる。
(実施の形態4)
図8Aは、本発明の実施の形態4のかつら用ストッパ4の構成の第一の状態を模式的に示した斜視図であり、図8Bは、本発明の実施の形態4のかつら用ストッパ4の構成の第二の状態を模式的に示した斜視図である。
本実施の形態のかつら用ストッパ4は、平板状部(基材)91と押さえ部92(押さえ部材)とが一枚の基板90により構成されている点が上述の実施の形態3のかつら用ストッパ3と異なっており、他は同様である。したがって、同様の部分には、同一の符号を付して説明を省略する。
かつら用ストッパ4は、上述したように、一枚の基板90により構成されている。基板90は、プラスチック素材からなり、平板状部91と、この平板状部91に一体に連続して形成される折り返し部93と、折り返し部93に一体に連続して形成され、ピン支持部62を押さえる押さえ部92とを備えて構成されている。
平板状部91は、この平板状部91と挟持部材60との間に毛髪を挟み込み毛髪を挟持する役目を果たし、平板状部91の端部には、挟持部材60のピン支持部62を係止する係止部が形成されている。
係止部は、櫛歯形状で形成されている。すなわち、係止部は、溝と歯とが交互に連続して形成されている。そして、溝には本体部60のピン61a、ピン61b及びピン61cが挿通されている。一方、ピン支持部62は、ピン支持部62の連結ピン孔と歯に設けられた連結ピン孔とを係合させ、これら連結ピン孔に連結ピン40を挿通して係止部に係止されている。
本実施の形態において、ピン支持部62が押さえ部92の下方に配置されている。すなわち、押さえ部92は、平板状部91に係止されたピン支持部62を上方から押さえ付ける役目を果たしている。
次に、実施の形態4のかつら用ストッパ4の動作について、説明する。
図8Aに例示されるように、押さえ部92が平板状部91の上面から突出したピン支持部62の曲面63に当接している。すなわち、押さえ部材10が曲面63に当接して曲面63を押さえている。これにより、平板状部91と挟持部材60のピン61a、ピン61b及びピン61cとがほぼ平行に配置されている。
図8Bに例示されるように、ピン61a、ピン61b及びピン61cを平板状部91から人力等により離そうとすると、押さえ部92が上方に撓む。この時、ピン支持部62には、押さえ部92の元の位置に戻ろうとする復元力が作用している。すなわち、人力等を解放すれば、ピン61a、ピン61b及びピン61cは、元の位置に戻る。
そして、ピン61a、ピン61b及びピン61cを平板状部91から人力等により離した状態で、ピン61a、ピン61b及びピン61cを着用者の頭部に差し込んで毛髪を咥え込む。
また、ピン61a、ピン61b及びピン61cを着用者の頭部に差し込んだ後に、人力等を解放するだけで、ピン61a、ピン61b及びピン61cが元の位置に戻る。これにより、押さえ部92がピン支持部62を押さえることで、ピン61a、ピン61b及びピン61cと平板状部91とに毛髪を挟み込むことができる。
したがって、単に、人力等を解放するだけで、押さえ部92の復元力により、ピン61a、ピン61b及びピン61cが元の位置に戻るため、僅かな人力で容易に毛髪を挟み込むことができる。
よって、本実施の形態のかつら用ストッパ4によっても、プラスチック素材を用いて、従来の金属を用いたものと同様に、毛髪を挟み込むことができると共に、製造業者が在庫を大量に抱えるというリスクを軽減することができる。
また、本実施の形態のかつら用ストッパ4においても、単に、平板状部91とピン61a、ピン61b及びピン61cとを離して使用するものであり、従来のように、ピン61a、ピン61b及びピン61cを反転させるものではないので、着用する際に、あまり強い人力を必要とせずに着用することができる。
次に、本発明の実施の形態4のかつら用ストッパ4の基材90の構成について図9及び図10を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態4のかつら用ストッパ4の基材90の第一変形例の構成を模式的に示した斜視図であり、図10は、本発明の実施の形態4のかつら用ストッパ4の基材94の第二変形例の構成を模式的に示した斜視図である。また、図11は、本発明の実施の形態4のかつら用ストッパ4の挟持部材98の第一変形例の構成を模式的に示した底面図である。
図9に例示されるように、基材90は、平板状部91と、この平板状部91に一体に連続して形成される折り返し部93と、この折り返し部93に一体に連続して形成され、平板状部91から突出してピン支持部62を押さえる押さえ部92とを備えて構成されている。
また、基材90の他の変形例として、図10に例示されるように、基材94は、平板状部95と、この平板状部95の長手辺を折り返してなる折り返し部97と、平板状部95に一体に連続して形成され、平板状部95から突出するピン支持部62を押さえる押さえ部96とを備えて構成されている。
そして、図11に例示されるように、基材94には挟持部材98が連結されている。挟持部材98は、複数のピン99a、ピン99b、ピン99c、ピン99d、ピン99e及びピン99fと、これら複数のピン99a、ピン99b、ピン99c、ピン99d、ピン99e及びピン99fを並設して配置して、一体に支持するピン支持部100とを備えて構成されている。すなわち、本変形例では、ピン99a、ピン99b、ピン99c、ピン99d、ピン99e及びピン99fは、片側のみに設けられている。
本変形例では、上述したように、平板状部95の長手辺を折り返して折り返し部97を設けた点が異なる。このように、平板状部95の長手辺に折り返し部97を設け、片側のみにピン99a、ピン99b、ピン99c、ピン99d、ピン99e及びピン99fを設けたことで、毛髪に差し込みやすい。したがって、着用者がかつらを着用する際、着用しやすい。
1 かつら用ストッパ
2 かつら用ストッパ
3 かつら用ストッパ
4 かつら用ストッパ
10 押さえ部材
11 連結孔
20 基材
21 連結孔
22a 溝
22b 溝
22c 溝
23 連結ピン孔
24a 歯
24b 歯
24c 歯
24d 歯
25 滑り止め部
30 挟持部材
31a ピン
31b ピン
31c ピン
32 ピン支持部
33 当接面
34 当接面
35 当接角部
40 連結ピン
41 連結ネジ
42 溶着部
50 挟持部材
51a ピン
51b ピン
51c ピン
52 ピン支持部
53 当接面
54 当接面
55 傾斜面
60 挟持部材
61a ピン
61b ピン
61c ピン
62 ピン支持部
63 曲面
70 挟持部材
71a ピン
71b ピン
71c ピン
72 ピン支持部
80 挟持部材
81a ピン
81b ピン
82 ピン支持部
90 基材
91 平板状部
92 押さえ部
93 折り返し部
94 基材
95 平板状部
96 押さえ部
97 折り返し部
98 挟持部材
99a ピン
99b ピン
99c ピン
99d ピン
99e ピン
99f ピン
100 ピン支持部

Claims (8)

  1. プラスチック素材からなるかつら用ストッパであって、
    基材と、
    前記基材の端部近傍に挿通して配置され、前記基材との間で毛髪を挟持する挟持部材と、
    前記基材の少なくとも前記端部近傍に配置され、前記挟持部材の前記基材から突出する突出部を押さえる押さえ部材と、を有し、
    前記挟持部材は、前記基材によって、前記毛髪を挟持する位置と、そこから退避した位置とに移動自在に支持され、
    前記挟持部材は、少なくとも前記毛髪を挟持する位置において、前記押さえ部材により位置決めされる、
    ことを特徴とするかつら用ストッパ。
  2. 前記押さえ部材は、前記基材の上面を覆うように配置され、少なくとも一点で前記基材に連結固定される、
    ことを特徴とする請求項1記載のかつら用ストッパ。
  3. 前記押さえ部材は、前記基材の端部を折り返して一体に形成される、
    ことを特徴とする請求項1記載のかつら用ストッパ。
  4. 前記挟持部材は、前記突出部に傾斜面を設けた、
    ことを特徴とする請求項1記載のかつら用ストッパ。
  5. 前記挟持部材は、前記突出部に曲面を設けた、
    ことを特徴とする請求項1記載のかつら用ストッパ。
  6. 前記押さえ部材は、ネジにより前記基材に連結固定される、
    ことを特徴とする請求項2記載のかつら用ストッパ。
  7. 前記押さえ部材は、溶着により前記基材に連結固定される、
    ことを特徴とする請求項2記載のかつら用ストッパ。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のかつら用ストッパを用い、前記かつら用ストッパを基布の装着者の頭皮側に設け、前記基布の表面側に人毛又は人工毛を植設して成る、ことを特徴とするかつら。
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