JP2011025957A - コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】 封緘作業をより省力化でき、不正に開封されにくい、あるいは、簡単に組み立て・折り畳みできるなどの利点を有するコンテナなどを提供する。
【解決手段】 コンテナ1は、コンテナ本体20と蓋10と、を備える。蓋10の一方の短辺と、その辺と合うコンテナ本体20の側壁の部分との間に、蓋10と側壁とを係止する係止機構200が設けられており、蓋10のもう一方の短辺と、その辺と合うコンテナ本体20の側壁の部分との間に、蓋10とコンテナ本体20との封緘機構300が設けられている。係止機構200は、蓋10を、側壁から、該側壁と対向する側壁に寄る方向へ向けて引くことにより係止を解除する。蓋10を横引きするためには、係止機構200が形成されている側壁(係止側壁)と対向する側壁(封緘側壁)から前もって蓋を外しておく必要がある。すなわち、封緘側壁にだけ封緘を設けておけばよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、種々の物品(食品、部品や製品など)が収容されて保管・搬送されるコンテナに関する。特には、食品の配送(個人宅用、業務(外食、中食、給食等)用など)に使用されるような、蓋が不正に開かれたことが確認できる封緘機能を備えたコンテナに関する。
生鮮食品や加工食品、冷凍食品など様々な食材の、個人宅や店舗などへの配送においては、回収再使用されるコンテナが使用されている。特に、冷凍・冷蔵食品の場合には、断熱性を有する発泡樹脂製の保冷コンテナが一般に使用される場合が多い。さらに、コンテナ保管状態や帰り荷のボリュームを減らすことができる折り畳み式のコンテナも用いられる。特許文献1には、発泡樹脂よりも強度が高く、洗浄しやすい、発泡樹脂からなる内層部と、非発泡樹脂からなる外層部とからなる樹脂成形体で作製された折り畳み式のコンテナも開示されている。
留守宅や担当者が不在の店舗などへ配送する場合を考慮して、このようなコンテナには、不正に開封されることを防止するために、蓋とコンテナ本体とが、紐や、テープ、シール、ピンなどで封緘されるのが一般的である。紐やテープを切断したりシールを剥がすと、封緘が解除されたことが一目で分かるので、蓋が不正に開封されることを防ぐことができる。
特開2008−285185
本発明は、封緘作業をより省力化でき、不正に開封されにくい、あるいは、簡単に組み立て・折り畳みできるなどの利点を有するコンテナなどを提供することを目的とする。
本発明のコンテナは、 物品収容凹所を形成する底及び側壁を有するコンテナ本体と、該コンテナ本体の凹所を閉じる蓋と、を備えるコンテナであって、 前記蓋の一辺と、その辺と合う前記コンテナ本体の側壁の部分との間に、前記蓋と前記側壁とを係止する係止機構が設けられており、 該係止機構が、前記蓋を、前記側壁から、該側壁と対向する側壁に寄る方向へ向けて引くことにより係止を解除可能であることを特徴とする。
本発明においては、 前記蓋の、前記係止機構が設けられた辺と反対側の辺と、前記コンテナ本体の、前記係止機構が設けられた側壁(係止側壁)に対向する側壁に封緘機構が設けられていることが好ましい。
蓋を、係止機構が形成されている側壁(係止側壁)と対向する側壁に寄る方向に向けて引くためには、係止側壁と対向する側壁(封緘側壁)から前もって蓋を外しておく必要がある。すなわち、封緘側壁にだけ封緘を設けておけば、係止側壁に封緘を設けなくても、蓋が外されていないことの保証となる。したがって、封緘を1ヶ所に設ければコンテナの封ができるので、封緘作業を省力化できる。また、紐やピンなどの封緘具は使い捨てである。本発明によれば、封緘を1ヶ所に設ければよいので、封緘具が1個で済みコスト削減できる。
本発明においては、 前記蓋を閉じた状態では、前記係止機構が見えないことが好ましい。
この場合、係止機構が外側から見えないので、蓋を外すための手がかりを与えない。このためよりセキュリティー性が高まる。
本発明においては、 前記係止機構が、前記蓋の端部に形成された凸部又は凹部と、該凸部又は凹部と嵌合する、前記係止側壁の上面内部に形成された凹部又は凸部からなることとすれば、係止機構の構造を簡単にできる。
なお、凹部・凸部は、バネ付勢により凹状・凸状となるものでもよい。
本発明においては、 前記コンテナ本体と前記蓋とに、蓋閉時に互いに嵌合する位置決め溝と位置決め凸部が形成されており、 該位置決め溝と位置決め凹部とにより、蓋閉時に、前記蓋の前記蓋の前記コンテナ本体に対する平面内での位置決めがなされることが好ましい。
この場合、蓋に設けた係止部(凹部)と短側板に設けた係止部(凸部)の位置が合いやすいので、蓋とコンテナ本体とをしっかりと係止できる。
さらに、 前記位置決め溝と位置決め凸部とが、上下方向に延びる溝と凸条であり、 該溝又は凸条に形成されたR部、C部及び又はテーパにより、蓋閉時に、前記蓋が前記コンテナ本体に対して位置決めされるか、あるいは、前記蓋が係止機構が設けられた側壁(係止側壁)に寄せられることがさらに好ましい。
この場合、R部、C部又はテーパ部が、係止側壁に向かって下方に傾斜しているような形状とすることにより、蓋を閉じる際に自然に蓋が係止側壁方向に寄る。また、位置決め溝と位置決め溝と位置決め凸条との嵌合幅が、蓋を閉じるに従って徐々に狭くなるように形成することにより、楔効果が得られ、位置決め及び係止側壁への寄せを確実にできる。
本発明においては、 前記側壁が、 前記底板の一方の対向する辺に起立転倒自在に連結された一対の第1側板と、 前記底板の他方の対向する辺に起立転倒自在に連結された一対の第2側板と、 前記第1側板を起立させた後で前記第2側板と起立させた際に、前記第1側板と第2側板とを隅部で接続する接続手段と、を具備し、 前記第1側板と前記第2側板とに、該両側板を起立状態でロックするロック機構が設けられていることが好ましい。
この場合、 前記ロック機構が、 前記第2側板に取り付けられた、バネ機構により外方向(該第2側板の幅方向における外方向)に付勢されるロック部を有するロック部材と、 前記第1側板に設けられた、前記ロック部材のロック部が係合する突起と、を有し、 起立した前記第1側板に対して前記第2側板を回動させると、前記ロック部材のロック部が、前記バネ機構の収縮により前記突起を超えた後外方向に付勢されて前記突起に係合し、これにより起立した前記第1側板と第2側板とがロックされ、 前記バネ機構を収縮させることにより、前記ロック部材のロック部が前記突起から外れて、起立した前記第1側板と第2側板とのロックが解除されることとできる。
本発明によれば、起立させた第1側板に対して第2側板を回動することにより、自動的に両側板が起立した状態でロックされる。一方、ロック部材のバネ機構を収縮させるだけの簡単な作業で、ロックを解除できる。
また、本発明においては、 前記蓋の前記封緘機構が設けられた辺に、指が入れられる凹部を形成すれば、封緘を解除した後に、蓋の封緘機構が設けられた辺を持ち上げやすくなる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、蓋の一辺と、その辺と合うコンテナ本体の側壁の部分とに、蓋と側壁とを係止する係止機構を設けた。この係止機構は、蓋を、該側壁から、これと対向する側壁に寄る方向へ向けて引くことにより係止が解除されるものである。蓋を横引きするためには、係止機構が形成されている側壁(係止側壁)の反対側の側壁から、前もって蓋を外しておく必要がある。すなわち、係止側壁に封緘を設けなくても、蓋が外されていないことが保証できる。そのため、封緘機構を、係止側壁の反対側の側壁(封緘側壁)にのみ設ければよい。つまり、封緘を1ヶ所とできるので、封緘作業を省力化できる。さらに、封緘具が1個で済むので、コストを削減できる。
本発明の実施の形態に係るコンテナの外観斜視図である。 図1のコンテナの蓋の構造を示す図であり、図2(A)は平面図、図2(B)は左側面図、図2(C)は右側面図である。 図1のコンテナの蓋の一部の構造を示す正面図である。 図1のコンテナのコンテナ本体の外観斜視図である。 図1のコンテナのコンテナ本体の短側板を倒した状態を示す外観斜視図である。 図1のコンテナの長側板の一部の構造を示す図であり、図6(A)は正面図、図6(B)は平面図である。 図1のコンテナの蓋とコンテナ本体との係合機構を説明する図である。 図1のコンテナの蓋とコンテナ本体との封緘機構を説明する斜視図である。 図1のコンテナの両側板のロック機構を構成するロック部材の構造を示す図であり、図9(A)は正面図、図9(B)は平面図である。 図1のコンテナのロック機構が設けられ短側板の構造を示す正面図である。 図1のコンテナのロック機構を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
コンテナ1は、図4に示すように、物品収容凹所2を形成する底と側壁を有するコンテナ本体20を備える。また、図1に示すように、コンテナ本体20の凹所2を閉じる蓋10を備える。蓋10の一辺(図1の右上辺)と、その辺と合うコンテナ本体20の側壁との間には、蓋10とコンテナ本体20とを係止する係止機構200が設けられている(図7を参照しつつ詳細を後述する)。さらに、蓋10の、係止機構200が設けられた辺の反対側の辺(図1の左手前側の左辺)と、その辺と合うコンテナ本体の側壁との間には、封緘機構300が設けられている(図8を参照しつつ詳細を後述する)。つまり、本発明のコンテナ1は封緘機構300が1ヶ所にのみ設けられている。
この例では、係止機構200及び封緘機構300を対向する短辺に設けた例について説明するが、これらの機構を対向する長辺に設けることもできる。
コンテナ1の容量としては、食品輸送に適用する場合は、内容積は10〜50リットル程度が好ましい。コンテナ本体20と蓋10の厚さは10〜50mm程度である。
まず、図2、図3を参照して蓋10の構造を説明する。
図2(A)に示すように、蓋10は、平面形状が長方形で、所定の厚さを有する。蓋10の上面には、外縁に沿って高さの低い土手部11が形成されている。コンテナ積み重ね時、あるいは、蓋単体の積み重ね時には、この土手部11で囲まれた凹部内に、上に積み重ねられるコンテナ本体の下面に形成された下凸部、あるいは、蓋10の下面に形成された下凸部15(詳細後述)が嵌り込み、積み重ね時の安定を与える。また、土手部11の長辺の所定位置には凹部12が形成されており、この凹部12に、コンテナ本体20に蓋10をしたときに、蓋10をコンテナ本体20に留める留め部材13が取り付けられている。留め部材13には、弾性変形する係止片が設けられており、この係止片がコンテナ本体20に係止される。なお、この留め部材13は、折り畳んだコンテナ本体20に蓋10をしたときにも、蓋10とコンテナ本体20とを係止する。この例では、留め部材13は各長辺に2個ずつ取り付けられている。
図2(B)、(C)に示すように、蓋10の下面には、蓋10の輪郭よりも一回り小さい輪郭の、下方に突出する下凸部15が形成されている。
図2(C)に示すように、下凸部15の短辺側側面の一方には、内側に凹んだ凹部17が形成されている。この例では、凹部17はある程度の幅を有し、凹部17の上面は蓋10の裏面と同じ面であり、高さは下凸部15の半分程度である。また、凹部17は短辺側側面の2か所に形成されている。詳しくは後述するが、これらの凹部17には、蓋閉時にコンテナ本体20の短側板40に形成した凸部が係合し、蓋10とコンテナ本体20とを係止する係止機構200を構成する。
さらに、図2(B)に示すように、下凸部15のもう一方の短辺側側面にも、内に凹んだ溝部18が形成されている。ただし、この溝部18は、下凸部15の短辺側側面の全高さに渡って形成されている。この溝部18も、凹部17と同じ位置に形成されている。さらに、この溝部18が形成された短辺側側面の幅方向中央には、封緘機構300を構成する上シール部材80が取り付けられている。上シール部材80の構造については後述する。また、上シール部材80の周囲の側面には、凹部16が形成されている。
図3に示すように、下凸部15の長辺側側面の各々には、所定の幅を有し、下凸部15の高さと同じ高さの位置決め溝19が形成されている。この例では、位置決め溝19は、留め部材13が取り付けられた位置とほぼ同じ位置に形成されている。詳しくは後述するが、この位置決め溝19には、蓋閉時に、コンテナ本体20の長側板に形成された位置決め突部が嵌り込み、蓋のコンテナ本体に対する平面内での位置決めを行うとともに、蓋をコンテナ本体の係止機構200側に寄せるためのものである。図3に示すように、位置決め溝19は、ほぼ垂直な上側面19aと、上側面19aの下端から外に広がる下テーパ面19bとを有する。
次に、図4、図5を参照してコンテナ本体20を説明する。
コンテナ本体20は、底を構成する平面形状が長方形の底板30と、側壁を構成する一対の短側板40及び一対の長側板60と、からなる。起立した短側板40と長側板60とは隅部で接続機構(図示されず)で接続されている。短側板40及び長側板60は、底板30に折り畳み可能に連結している。折り畳む際は、まず、図5に示すように、短側板40を内側に折り畳み、その後、長側板60を、折り畳まれた短側板40に重ねるように折り畳む。
底板30について説明する。
底板30は、図1にも示すように、平面形状が長方形の底部31と、底部31上面の周囲から立ち上がった周壁部32とを有する。図4、図5に示すように、周壁部32の各短辺32Sには、短側板40が起倒自在に連結され、周壁部42の各長辺32Lには、長側板60が起倒自在に連結されている。なお、短辺側の周壁部32Sの高さは、長辺側の周壁部32Lよりもが低くなっている。これは、コンテナ本体20を折り畳む際に、先に短側板40を折り畳み、折り畳まれた短側板40の上に長側板60を折り畳むためである。
さらに、コンテナ本体20には、短側板40と長側板60とを起立させてロックするロック機構400が備えられている(詳細は図9、10、11を参照しつつ後述する)。
短側板40について説明する。
短側板40は、図4、図5に示すように、平面形状が略長方形の、ある程度の厚さを有する部材であり、幅は、底板30の周壁部32の短辺32Sの長さよりも、長側板60の厚さの2倍程度短くなっている。これは、折り畳み時に、側板の厚さによる側板同士の干渉を避けるためである。
図4の左手前側に示すように、短側板40の上端面41の外側には、同端面41よりも一段低い外側端面43が形成されている。同様に、図4の右上側に示すように、上端面41の内側にも、同端面41よりも一段低い内側端面42が形成されている。また、両方の短側板40(図4の右上側に示す)の、上端面41と内側端面42との間の垂直面44には、蓋閉時に、前述の、蓋10の下凸部15に形成した凹部17に係合する凸部45が形成されている。凸部45は、凹部17とほぼ同じ幅を有し、凸部45の上面は上端面41と同じ面であり、高さは垂直面44の高さの半分程度である。なお、凸部45は、凹部17の寸法・位置に合わせて形成され、上面は上端面41よりも低い位置でもよい。両者17、45を係合させることにより、蓋10の一方の短辺が一方の短側板40に係止される(係止機構200、詳細は図7を参照しつつ後述する)。
以降の説明において、係止機構200を構成する側の短側板を係止短側板40Aといい、係止短側板40Aと反対側であって、封緘機構300を構成する側の短側板を封緘短側板40Bという。また、短側板40と記する場合は、両方の短側板を示す。
図5にも示すように、短側板40の外面の両側縁には、内側に凹んだ段部47が形成されている。また、外面のほぼ中央には、持ち運び時に指先が入る凹部48が形成されている。この凹部48の上方には、ロック機構を構成するロック部材100を収容する凹部49が、短側板40の幅方向に渡って形成されている。さらに、短側板40の外面には上縁からこの凹部49に連通する溝51が形成されている。これは、ロック部材100を操作する際に指が入りやすくするためのものである。ロック部材100の構造については後述する。
また、短側板40の外面の上縁の幅方向中央には、封緘機構300を構成する下シール部材90が取り付けられている。下シール部材90は、蓋10の一方の短辺に取り付けられた上シール部材80(図2(B)参照)と係合する。下シール部材90の構造については後述する。この下シール部材90は、前述の凹部49に収容されたロック部材100を保持する作用も有する。
長側板60について、図6も参照して説明する。
長側板60は、平面形状が略長方形の、ある程度の厚さを有する部材であり、幅は、底板30の周壁部31の長辺の長さと等しい。
長側板60の上端面61の内側には、同端面61よりも低い内側端面62が形成されている。両側板40、60を起立させた状態においては、両側板の上端面41、61は同一面となり、内側端面42、62は同一面となる。そして、蓋閉時には、蓋10の下面に形成された下凸部15が、両側板40、60の内側端面42、62に乗り、下凸部15の外側の蓋10の下面が、両側板40、60の上端面41、61に乗る。
長側板60の上端面61と内側端面62との間の垂直面63には、所定の幅と、垂直面63と同じ高さを有する位置決め突条65が形成されている。この例では、位置決め突条65は、垂直面63の両側端部寄りの2か所に形成されている。前述のように、この位置決め突条65は、蓋閉時に、蓋10の下凸部15の長辺側側面に形成された位置決め溝19(図3参照)に係合し、蓋10のコンテナ本体20に対する平面内での位置決めを行うとともに、蓋10をコンテナ本体20の係止短側板40A側に寄せるためのものである。図6に示すように、位置決め突条65は、下方に広がる上テーパ面65aと、上テーパ面65aの下端から垂直に延びる下垂直面65bとを有する。
なお、位置決め突条65の形状は、係止短側板40A側に傾斜したR状やC状であってもよい。
長側板60の外面の両側端部には、底板30の周壁部32の短辺に沿ってやや張り出した張り出し部67が形成されている。図4に示すように、この張り出し部67には、組み立て時に、短側板40の側部に形成された段部47が当接し、両側板40、60が位置決めされる。
長側板60の外面の上端付近には、蓋10に取り付けられた留め部材13の係合片が係合する係合凹部71が形成されている。
また、図6に示すように、長側板60の内面の側端縁からやや内寄りの位置には、起立した長側板60と短側板40とをロックするロック部材100が係合するための突部73が形成されている。突部73は、ある程度の高さを有し、内側の側面は、長側板60の内面から斜め外方向に傾斜した傾斜面73aとなっており、外側の側面は、長側板60の内面にほぼ垂直な垂直面73bとなっている。この垂直面73bと、張り出し部67との間には所定のスキマが開いている。
蓋10、底板30、各短側板40及び各長側板60は、発泡樹脂からなる内層部と、この内層部を囲む、非発泡樹脂からなる表層部と、を有する樹脂成形体で作製される(特開2008−285185参照)。
表層部及び内層部を構成する樹脂としては、各種ポリオレフィンが挙げられる。具体的には、ポリエチレンもしくは密度の異なるポリエチレンのブレンド物、または、ポリプロピレン、ポリプロピレンと他のα−オレフィンとのランダム共重合体もしくはブロック共重合体、あるいは、これらのブレンド物、ポリエチレンとポリプロピレンの各種のブレンド物などが挙げられる。中でも、製造時に成形体の表層部と内層部をより一体化するため、表層部と内層部を構成する各ポリオレフィンの成分の20%以上が同一成分(ポリエチレン成分またはポリプロピレン成分)であるものが好ましい。
成分の20%以上が同一のポリオレフィンによって構成された成形体としては、例えば、ポリピロピレンによって内層部が構成され、ポリエチレンを20%以上含むポリエチレンとポリプロピレンのブレンド物によって表層部が構成されたものが挙げられる。
前述のような内層部と表層部とを成形する方法としては、各種の成形方法を使用することができる。例えば、表層部を構成する樹脂を分割金型の間に溶融状態で配置し、真空吸引することにより金型キャビティ面に密着させた後、予め作製した内層部を構成する板状の発泡形成体を分割金型の間に配置して型締することにより作製できる。表層部を構成する樹脂を分割金型の間に溶融状態で配置する方法としては、押出機からシート状に押し出す方法の他、予め押出成形された樹脂製シートを成形が可能な溶融状態となるまで再加熱することもできる。
次に、図7を参照して、蓋10とコンテナ本体20との係止機構200について説明する。
係止機構200は、前述のように、蓋10の下凸部15の一方の短辺側側面に形成された凹部17と、係止短側板40Aの上端面と内側端面との間の垂直面に形成された凸部45とにより構成される。
蓋10の凹部17が形成された短辺を、係止短側板40Aに係合させる際は、まず、図7(A)に示すように、蓋10を係止短側板40Aに対して斜めに保持し、蓋10の凹部17と係止短側板40Aの凸部45との短辺方向の位置を合わせ、凹部45に凸部17を突き合わせる。そして、突き合った凹部45と凸部17を中心にして、蓋10を図の時計方向に回動させる。すると、図7(B)に示すように、やがて、蓋10の下凸部15の側面に形成した位置決め溝19に、長側板40の上端面と内側端面との間の垂直面63に形成した位置決め突条65が入り込み始める。この際、まず、位置決め溝19の下テーパ面19bが、位置決め突条65の上テーパ面65aに当接する。さらに蓋10を回動させると、位置決め溝19の下テーパ側面19bが、位置決め突条65の上テーパ面65aに沿って下方にスライドする。位置決め突条65の上テーパ面65aは、係止短側板40Aの方向に向かって傾斜しているので、蓋10はこのテーパ側面65aに沿って係止短側板40Aの方向に寄せられる。
このように蓋10は係止短側板40A方向に寄せられながら回動し、やがて、突き合わされていた蓋10の凹部17と係止短側板40Aの凸部45とが嵌合する。同時に、凹部17が設けられた辺と反対側の辺においては、蓋10の溝部18に、封緘短側板40Bに形成された凸部45が嵌り込む。
そして、蓋10の位置決め溝19の上垂直面19aが、長側板60の位置決め突条65の下垂直面65bに沿ってスライドする。つまり、位置決め溝19と位置決め突条65は、最初は両方のテーパ側面19b、65a同士の、比較的広い幅内で嵌り合っていたが、その後、垂直面19a、65b同士の比較的狭い幅内で嵌り込むことになる。このように、両者の嵌合幅が徐々に狭まることにより楔効果が得られ、両者19、65が密に嵌合する。これにより、蓋10のコンテナ本体20に対する平面内での位置決めがなされる。そして、最終的に、図7(C)に示すように、蓋10の下凸部15が、両側板の内側端面42に乗り、蓋10の下凸部15の外周が、両側板の上端面41に乗る(蓋が閉じられる)。
次に、図8を参照して封緘機構300を説明する。
封緘機構300は、前述のように、蓋10の一方の短辺に取り付けられた上シール部材80と、短側板40に取り付けられた下シール部材90とで構成される。なお、下シール部材90は、両方の短側板40に取り付けられている。これは、後述するロック機構400を構成するロック部材100を、側板40に保持するためである。ただし、封緘機構として作用するのは、係止短側板40Aと反対側の封緘短側板40Bに取り付けられた下シール部材90である。
上シール部材80は樹脂成型品であり、蓋10の一方の短辺の中央に弾性によって取り付けられる。上シール部材80は、蓋10に係止される係止片81と、蓋10から垂下し、封緘具(紐やワイヤーなど)が取り付けられるシール片82とを有する。シール片82には、上下に貫通する貫通孔83が開けられている。シール片82の下端には、内方向に突き出た突部84が形成されている。
下シール部材90も樹脂成型品であり、封緘短側板40Bの上縁の中央に弾性によって取り付けられる。下シール部材90は、封緘短側板40Bの上縁に係止される上係止片91と、封緘短側板B40の持ち手用の凹部48の上縁に係止される下係止片92と、両係止片91、92間を延びるカバー片93と、上係止片91に設けられた、封緘具が取り付けられるシール片94と、を有する。シール片94には、上下に貫通する貫通孔95が開けられている。この貫通孔95は、上シール部材80のシール片82の貫通孔83と同軸上に位置する。
蓋10を閉じると、上シール部材80のシール片82の下端部に形成した突部84が、下シール部材90のシール片94の下方に嵌り込み、両シール部材80、90が係合する。そして、上シール部材80のシール片82に設けた貫通孔83と、下シール部材90のシール片94に設けた貫通孔95とに、紐やワイヤーなどの封緘具を通して、この封緘具の両端を固定する。これにより、蓋10と封緘短側板40B、すなわち、コンテナ本体20とが封緘される。
封緘を解除する際は、封緘具を破壊して上下のシール部材80、90から取り外す。その後、蓋10の上シール部材80の周囲に形成した凹部16に指を入れて、蓋10を持ち上げて、蓋10を外方向に引く。つまり、蓋10が係止短側板40Aから反対方向に引かれ、蓋10の凹部17から係止短側板40Aの凸部45が外れ、係止機構200が解除される。
また、下シール部材90のカバー片93は、封緘短側板40Bの外面凹部49に収容されたロック部材100を保持する作用を有する。
以上説明したように、本発明においては、蓋10の短辺の一方と、この短辺に合う短側板40A(係止短側板)に、蓋10とコンテナ本体20との係止機構200を形成した。さらに、蓋10の反対側の短辺と、この短辺に合う短側板40B(封緘短側板)に、蓋10とコンテナ本体20との封緘機構300を設けた。このような構造により以下の利点が得られる。
(1)蓋10が閉じられた状態では、蓋10の下凸部15が、側板40、60で囲まれた凹所に嵌合している。蓋10を開けるためには、下凸部15に形成した凹部17を係止短側板40Aの突部45から外す必要がある。このためには、蓋10の係止短側板40Aと反対側の端部を持ち上げて、蓋10を係止短側板40Aから反対方向にスライドさせる(横引きする)必要がある。そのためには、係止短側板40Aと反対側の封緘短側板40Bに形成した封緘機構300を開封する必要がある。つまり、封緘機構300を開封しない限り蓋を開けることができない。すなわち、係止短側板40Aに封緘機構300を設けなくても、蓋が外されていないことの保証となる。したがって、係止機構200が形成されている係止短側板40Aの反対側の封緘短側板40Bにのみ封緘を設ければ、つまり、封緘機構300を1ヶ所に設ければコンテナの封ができるので、封緘作業を省力化できる。また、封緘具が1個で済むのでコストを削減できる。
(2)蓋10が閉じられた状態においては、蓋10の短辺の一方と係止短側板40Aとの係止部(蓋10の下凸部15に形成した凹部17と係止短側板40Aに形成し突部45)は、コンテナの外側から見ることができない。このため、不正に蓋を開けようとしても、その手掛かりを与えないのでよりセキュリティ性が高まる。
(3)蓋10と長側板60とに、互いに嵌合する位置決め溝19と位置決め突条65を形成したので、両者を確実に係止できる。さらに、これらの位置決め溝19と位置決め突条65は、蓋を閉じる際に蓋を回動させると、蓋10が係止短側板40A方向に寄せられるような構造としたので、蓋10を係止短側板40Aに係止させやすくなる。
次に、起立した短側板40と長側板60とのロック機構400を説明する。
コンテナ本体20を組み立てる際は、まず、長側板60を回動して起立させる。その後、短側板40を回動させる。短側板40が完全に起立すると、ロック部材100により自動的に両側板40、60が起立した状態でロックされる。
ロック機構400は、両短側板40の外面に形成した凹部49に収容されたロック部材100と、両長側板60の内面に形成された突部73(図6参照)とにより構成される。
図9、図10を参照してロック部材の構造を説明する。
ロック部材100は、図10に示すように、長尺状のある程度の硬さを有する樹脂成型品であり、長さは、短側板40の幅とほぼ等しい。言い換えれば、ロック部材100の長さは、両長側板60を起立させた際に、両長側板60の内面間の距離にほぼ等しい。ロック部材100は、図10に示すように、短側板40の外面の凹部49にスライド可能に収容されている。そして、中央部は下シール部材90により、凹部49から外れたりねじれたりしないように保持されている。また、両端部は、短側板40の両側縁に取り外し可能に設けられたカバー部材53で保持されている。
図9に示すように、ロック部材100は、中央の波型バネ部101と、その両側のリング部103と、両端に配置されたロック部104と、リング部103とロック部104とを接続する接続部105とを有する。
波型バネ部101は、両リング部103及びロック部104を同バネ部に対して外方向に付勢している。
リング部103は、作業時に指を入れて互いに引き寄せて、波型バネ部101を圧縮させるためのものである。リング部103の内側の縁には、リング部103の内方向に張り出す張り出し部103aが形成されている。この張り出し部103aは、操作時に指を引っ掛けやすくするためのものである。さらに、両リング部103には、波型バネ部101の方向に延びるバネ片107が設けられている。これらのバネ片107は、リング部103を互いに引き寄せたときに下シール部材90に形成された突起(図示されず)に当接して弾性変形してバネ作用を生じる。
ロック部104は、略直方体状の形状であり、図9(B)に示すように、外側の側面は、内から外に向かって広がるテーパ面104aとなっている。図9(B)に示すように、ロック部104は、ロック部材100のその他の部分と同一直線状ではなく、やや内側をこれらの部分と平行に外方向に延びている。つまり、ロック部材100が短側板40の凹部49に収容された際に、ロック部材100の外側の面は短側板40の外面とほぼ同一面となるが、ロック部104は、短側板40の外面よりも内側に位置する。
前述のように、ロック部材100は、短側板40の幅とほぼ同じ長さである。短側板40の外面の両側縁には、内側に凹んだ段部47が形成されているため、図10に示すように、ロック部104は一部がこの段部47に突き出している。
各リング部103に指を挿入して、両リング部103を寄せると、波型バネ部101は収縮し、ロック部104は内方向に移動する。指を離すと、波型バネ部101はもとの形状に戻り、ロック部104は外方向へ移動する。
次に、このロック部材のロック作用を図11を参照して説明する。
コンテナ本体20を組み立てる際は、まず長側板60を回動して起立させる。その後、図11(A)に示すように、短側板40を回動する。そして、図11(B)に示すように、短側板40のロック部材100のロック部104が、長側板60の内面に形成された突部73に達すると、ロック部材100のロック部104のテーパ面104aが突部73のテーパ面73aに沿って乗り上げる。これにより、ロック部104が内方向に押される。ロック部材100の姿勢は保持されているので、このロック部104の内方向への移動は、波型バネ部101の収縮により吸収される。
さらに短側板40を回動させると、図11(C)に示すように、短側板40の段部47が長側板60の張り出し部67に当接するとともに、ロック部材100のロック部104が突部73から離れて、波型バネ部101により外方向に付勢され、突部73の垂直面73bと長側板60の張り出し部67との間に嵌り込む。これにより、短側板40と長側板60が起立状態でロックされる。このように、起立した長側板60に対して短側板40を回動させるだけで起立した両側板60、40をロックできる。
一方、折り畳み時は、ロック部材100の両リング部103を中央に寄せる。この際、指を短側板40の外面に形成した凹部51に沿わせると、リング部103をつかみやすい。すると、ロック部104が、長側板60の突部73と張り出し部67との間から抜け出し、ロックが解除される。このように、ワンタッチ式でロック機構400を解除できる。その後、短側板40が長側板60の突部73を過ぎるまで両リング部103を中央に寄せたまま短側板40を倒せばよい。
1 コンテナ 2 物品収容凹所
10 蓋 11 土手部
12 凹部 13 留め部材
15 下凸部 16 凹部
17 凹部 18 溝部
19 位置決め溝
20 コンテナ本体
30 底板 31 底部
32 周壁部
40A 係止短側板 40B 封緘短側板
41 上端面 42 内側端面
43 外側端面 44 垂直面
45 凸部 47 段部
48 凹部 49 凹部
51 溝
60 長側板 61 上端面
62 内側端面 63 垂直面
65 位置決め突条 67 張り出し部
71 係合凹部 73 突部
80 上シール部材 81 係合片
82 シール片 83 貫通孔
84 突部
90 下シール部材 91 上係止片
92 下係止片 93 カバー片
94 シール片 95 貫通孔
100 ロック部材 101 波型バネ部
103 リング部 104 ロック部
105 接続部 107 バネ片
200 係止機構
300 封緘機構
400 ロック機構

Claims (9)

  1. 物品収容凹所を形成する底及び側壁を有するコンテナ本体と、該コンテナ本体の凹所を閉じる蓋と、を備えるコンテナであって、
    前記蓋の一辺と、その辺と合う前記コンテナ本体の側壁の部分との間に、前記蓋と前記側壁とを係止する係止機構が設けられており、
    該係止機構が、前記蓋を、前記側壁から、該側壁と対向する側壁に寄る方向へ向けて引くことにより係止を解除可能であることを特徴とするコンテナ。
  2. 前記蓋の、前記係止機構が設けられた辺と反対側の辺と、前記コンテナ本体の、前記係止機構が設けられた側壁(係止側壁)に対向する側壁に封緘機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコンテナ。
  3. 前記蓋を閉じた状態では、前記係止機構が見えないことを特徴とする請求項1又は2に記載のコンテナ。
  4. 前記係止機構が、前記蓋の端部に形成された凸部又は凹部と、該凸部又は凹部と嵌合する、前記係止側壁の上面内部に形成された凹部又は凸部からなることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のコンテナ。
  5. 前記コンテナ本体と前記蓋とに、蓋閉時に互いに嵌合する位置決め溝と位置決め凸部が形成されており、
    該位置決め溝と位置決め凹部とにより、蓋閉時に、前記蓋の前記蓋の前記コンテナ本体に対する平面内での位置決めがなされることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンテナ。
  6. 前記位置決め溝と位置決め凸部とが、上下方向に延びる溝と凸条であり、
    該溝又は凸条に形成されたR部、C部及び又はテーパにより、蓋閉時に、前記蓋が前記コンテナ本体に対して位置決めされるか、あるいは、前記蓋が係止機構が設けられた側壁(係止側壁)に寄せられることを特徴とする請求項5に記載のコンテナ。
  7. 前記側壁が、
    前記底板の一方の対向する辺に起立転倒自在に連結された一対の第1側板と、
    前記底板の他方の対向する辺に起立転倒自在に連結された一対の第2側板と、
    前記第1側板を起立させた後で前記第2側板と起立させた際に、前記第1側板と第2側板とを隅部で接続する接続手段と、を具備し、
    前記第1側板と前記第2側板とに、該両側板を起立状態でロックするロック機構が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンテナ。
  8. 前記ロック機構が、
    前記第2側板に取り付けられた、バネ機構により外方向(該第2側板の幅方向における外方向)に付勢されるロック部を有するロック部材と、
    前記第1側板に設けられた、前記ロック部材のロック部が係合する突起と、
    を有し、
    起立した前記第1側板に対して前記第2側板を回動させると、前記ロック部材のロック部が、前記バネ機構の収縮により前記突起を超えた後外方向に付勢されて前記突起に係合し、これにより起立した前記第1側板と第2側板とがロックされ、
    前記バネ機構を収縮させることにより、前記ロック部材のロック部が前記突起から外れて、起立した前記第1側板と第2側板とのロックが解除されることを特徴とする請求項7に記載のコンテナ。
  9. 前記蓋の前記封緘機構が設けられた辺に、指が入れられる凹部が形成されていることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載のコンテナ。
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