JP2011025904A - トーションバーの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】トーションビーム式サスペンション装置においてトーションビーム湾曲内側にトーションバーを用いない車両に対し、溶接すること無しにトーションバーを設置し車両の走行安定性を高める。
【解決手段】トーションビーム式サスペンション装置において左右トレーリングアームをつなぐトーションビームの上側平面部と下側平面部とよりなる実質的に車両前後方向に開いた湾曲面の内側に配置され両端にて左右トレーリングアームに固定されたトーションバーを備えていない装置に対し、トーションビーム本体に直接溶接すること無しにトーションバーを支持するブラケットとトーションバーの両端にトーションビームの湾曲と同じ湾曲のブラケットを溶接したトーションバーを用いてトーションバーを取り付けることにより車両の走行安定性を高める。
【選択図】図1
【解決手段】トーションビーム式サスペンション装置において左右トレーリングアームをつなぐトーションビームの上側平面部と下側平面部とよりなる実質的に車両前後方向に開いた湾曲面の内側に配置され両端にて左右トレーリングアームに固定されたトーションバーを備えていない装置に対し、トーションビーム本体に直接溶接すること無しにトーションバーを支持するブラケットとトーションバーの両端にトーションビームの湾曲と同じ湾曲のブラケットを溶接したトーションバーを用いてトーションバーを取り付けることにより車両の走行安定性を高める。
【選択図】図1
Description
本発明は、トーションビーム式サスペンション装置の左右トレーリングアームの中間位置に配するトーションビーム内のトーションバーの支持構造に関する。
例えば特開2000−94917号公報のようにトーションビーム式サスペンションは左右のトレーリングアームを捩じれ可能な部材によりトーションビームを形成しビームの内側に捩じれ可能な部材で形成されたバーを用いることで車体がロールする際にトーションビーム、トーションバーが捩れることにより車輪のバウンド、リバウンドを抑制する力を発生し、高速安定性を高めることができる。
特開2000−94917号
しかしながら上記従来の物は自動車製造時にトーションビーム両端にトーションバーが溶接されている構造が多く製造時にトーションバーが設けられていない車両はトーションビームのみで吸収する為、トーションバーが溶接されている車両に比べ、高速安定性が劣る問題があった。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載された発明によれば、トーションビーム式サスペンション装置において左右トレーリングアームをつなぐトーションビームの上側平面部と下側平面部とよりなる実質的に車両前後方向に開いた湾曲断面の内側に配置され両端にてトーションビームに固定されたねじれ可能な部材を用いたトーションバーを用いない装置に、トーションビーム本体に溶接すること無しにトーションバーをトーションビーム内に支持するブラケットを用い車体に支持することを特徴とするトーションバー支持手段が提案される。
請求項1の構成を用いれば、溶接する必要無しにトーションバーが後付け可能な為容易に構成することができる。
またトーションバーが設けられていない車両に関してもトーションバーの取り付けが可能になりトーションビームとトーションバーが捩れることにより車体ロール時に発生する車輪のバウンド、リバウンドを抑制する力を発生し、高速安定性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態であるトーションビーム式サスペンションの図である。左右一対の10トレーリングアームの間に形成された20トーションビームに30トーションバーを取り付け40ブラケットで固定することにより20トーションビームの両端に溶接すること無しに30トーションバーを取り付けることができ車両の高速安定性を高めることができる。
図2は従来のトーションビーム式サスペンションの図である。車両が製造された際から20トーションビーム内にトーションバーが装着されておらず、トーションバーを後付けする場合も、ビームの両端を加工しトーションバーを溶接する方法が主流であった。
発明を実施するにあたって30トーションバーの構造について表しているのが図3である。捩じれ可能な部材で形成された31バーを用い、両端にビームのU型湾曲と同じ湾曲を有する32ブラケットを有する。31はバネ鋼等の復元力を持つ部材を使用する。31バーの両端に形成される32ブラケットには33ボルト凹みを設ける。また、32ブラケットは取り付けを行う20トーションビームの湾曲と同じ湾曲を持たせる必要があり、20ビームが湾曲でなくV型などの形状を有する際は、32ブラケットも同様にV型などの形状を有する必要がある。
図4は30トーションバーを20トーションビームに固定する為の40ブラケットである。40ブラケットは41コの字ブラケット、42ナット、43ボルトで形成される。41コの字ブラケットで20トーションビームを挟むような形状になる。他にトーションビームの形状によってブラケットの形状も変化する。この40ブラケットで挟み込むことにより30トーションバーを支持することができる。
30トーションバー、40ブラケットを用いて20トーションビームに設置した図が図5である。20トーションビームの21U型湾曲部に沿うような形状をした32ブラケットを両端にもつことにより30トーションバーを固定することができる。20トーションビームの22上側平面部、23下側平面部を挟み込む形状をした41コの字ブラケットを用い、30トーションバーを固定することができる。32ブラケットは33ボルト凹みを有し、43ボルトで閉め込んでいくことによりしっかりと固定ができる。
上記により20トーションビームに溶接すること無しに30トーションバーを後付けすることが可能になり、トーションバー非装着車にもトーションバーを装着することが容易にできる為、車両の走行安定性、高速安定性を装着車のように高めることができる。
10・・・トレーリングアーム
20・・・トーションビーム
30・・・トーションバー
40・・・ブラケット
20・・・トーションビーム
30・・・トーションバー
40・・・ブラケット
Claims (1)
- トーションビーム式サスペンション装置において左右トレーリングアームをつなぐトーションビームの上側平面部と下側平面部とよりなる実質的に車両前後方向に開いた湾曲面の内側に配置され両端にてトーションビームに固定されたねじれ可能な部材を用いたトーションバーを用いない装置に、トーションビーム本体に溶接すること無しにトーションバーをトーションビーム内に支持するブラケットを用い車体に支持することを特徴とするトーションバー支持手段。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009189543A JP2011025904A (ja) | 2009-07-28 | 2009-07-28 | トーションバーの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009189543A JP2011025904A (ja) | 2009-07-28 | 2009-07-28 | トーションバーの支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011025904A true JP2011025904A (ja) | 2011-02-10 |
Family
ID=43635169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009189543A Pending JP2011025904A (ja) | 2009-07-28 | 2009-07-28 | トーションバーの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011025904A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102083811B1 (ko) * | 2018-09-28 | 2020-03-03 | (주)화신 | Ctba용 캠버각 조절장치 |
-
2009
- 2009-07-28 JP JP2009189543A patent/JP2011025904A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR102083811B1 (ko) * | 2018-09-28 | 2020-03-03 | (주)화신 | Ctba용 캠버각 조절장치 |
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